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JP5469225B2 - 太陽電池及び太陽電池モジュール - Google Patents

太陽電池及び太陽電池モジュール Download PDF

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JP5469225B2 JP2012229791A JP2012229791A JP5469225B2 JP 5469225 B2 JP5469225 B2 JP 5469225B2 JP 2012229791 A JP2012229791 A JP 2012229791A JP 2012229791 A JP2012229791 A JP 2012229791A JP 5469225 B2 JP5469225 B2 JP 5469225B2
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Description

本発明は太陽電池に関し、特に結晶シリコン型太陽電池及び太陽電池モジュールに関する。
図1では従来の結晶シリコン型太陽電池が示されている。図示のように、該従来の結晶シリコン型太陽電池は、長手方向に沿って延伸する2つのバスバー電極11と、横断方向に沿って延伸する複数のフィンガー電極12とを備えている。これらのフィンガー電極12はダブルプリント技術で各フィンガー電極12がより高いアスペクト比を有して光電流の収集が向上するように形成されたので、より高い転換効率を得ることができる。ちなみに、プリント技術で電極を形成することに使用される導電材料は高価なので、通常では生産コストを減らす観点からバスバー電極11の形成にダブルプリント技術を使用しない。
バスバー電極11は、ダブルプリントにおける第1の印刷手順または第2の印刷手順において形成されることができる。
第1の印刷手順でバスバー電極11が形成される場合、第1の印刷手順に使用されるスクリーンパターンは、図2aに示されているように、第1の印刷手順でバスバー電極11及びフィンガー電極12の下部121を形成するために、バスバー電極11及びフィンガー電極12にそれぞれ対応するパターンが必須となる。続いて図2bに示されているように、電極12の下部121の上にそれぞれ設けられる上部122は第2の印刷手順において形成される。従って、各フィンガー電極12は各バスバー電極11よりも厚くなっている。ここで、スクリーン印刷の方向は前記横断方向に平行し、且つ前記長手方向と直交するので、各バスバー電極11は凹陥表面を有するようになる。最後に、図2cに示されているように、複数の上記太陽電池は、隣り合う2つの太陽電池間が導電ワイヤ13で互いに電気的接続されるように、他の部材と組み合わされて太陽電池モジュールになるようにパッケージされる。しかし、コストダウンを図るためバスバー電極11は通常細く設計されており、そしてフィンガー電極12はバスバー電極11より厚くなっているので、各導電ワイヤ13は対応のフィンガー電極12に溶接されている上、対応のバスバー電極11の上方に掛け渡されている。その結果、各導電ワイヤ13の溶接による接続は、バスバー電極11の箇所にて懸架されるため、接続強度が弱くなってしまう。従って、導電ワイヤ13が該太陽電池のパッケージ中で外れやすいという欠点が生じる。
一方、第2の印刷手順でバスバー電極11が形成される場合、図3aに示されているように、フィンガー電極12の下部121aはまず第1の印刷手順で形成される。続いて、図3bに示されているように、バスバー電極11及びフィンガー電極12の下部121aの上にそれぞれ設けられる上部122aは第2の印刷手順において形成される。図3cに示されているように、各導電ワイヤ13と対応のバスバー電極11との間を溶接により接続すると、接続強度が弱くなるという問題が同様に発生する可能性がある。更に、図4に示されているように、フィンガー電極12の下部121aは一定の厚さを持っているので、バスバー電極11のための印刷飽和度はその厚さに影響される。特に、図4に示されているように、バスバー電極が形成されるエリア111では、フィンガー電極12の下部121aの一端部120はスクリーン14が乗せられることに影響を与える恐れがある上、スキージ15によるスキージ圧にも影響を与えるので、エリア111を導電材料で万遍なく確実に塗布することができずに、バスバー電極のための印刷飽和度が足りないという問題が起こりやすい。
また、結晶シリコン型太陽電池の電極形成に使用されるダブルプリント技術については、非特許文献1を参考することができる。
M. Galiazzo、外4名、"DOUBLE PRINTING OF FRONT CONTACT AG IN c-Si SOLAR CELLS"、[online]、2010年10月19日、Applied Materials, Inc.、[2012年4月19 日検索]、インターネット〈URL:http://www.appliedmaterials.com/technologies/library/esatto-technology〉
上記のように、第1の印刷手順でバスバー電極11が形成される場合は、導電ワイヤ13が該太陽電池のパッケージ中で外れやすいという欠点があり、そして第2の印刷手順でバスバー電極11が形成される場合では、更にバスバー電極を確実にプリント形成できないという問題がある。
従って、従来の技術には更に改善する余地が残されている。
上記目的を達成すべく、本発明は太陽エネルギーを電力に変換する光電変換ユニットと、前記光電変換ユニットに配置されている電極ユニットとを備えている太陽電池であって、前記電極ユニットは、バスバー電極と、複数のフィンガー電極とを備えており、少なくとも1つの前記フィンガー電極は、前記バスバー電極と電気的接続されている第1の導電部と、前記第1の導電部と電気的接続されていると共に、前記第1の導電部から離れるように延伸し、且つ各前記第1の導電部及び前記バスバー電極よりも厚く形成されている第2の導電部とを有していることを特徴とする太陽電池を提供する。
また、本発明は複数の上記太陽電池と、隣り合う2つの前記太陽電池をそれぞれ電気的に接続する複数のワイヤユニットとを備える太陽電池モジュールであって、各前記ワイヤユニットは、対応している隣り合う2つの前記太陽電池における1つが有するバスバー電極に配置されていると共に、対応している隣り合う2つの前記太陽電池における他の1つと電気的に接続されている電気ワイヤを有していることを特徴とする太陽電池モジュールをも提供する。
上記構成により、本発明の太陽電池は、第1の導電部を有するので、バスバー電極の印刷飽和度を高めることができる。更に、電気ワイヤと溶接接続されるエリアも増えるので、パッケージ中で外れやすいという欠点を解決することができる。
従来の結晶シリコン型太陽電池の構成が示されている上面図。 従来の結晶シリコン型太陽電池の製造法が示されている説明図。 従来の結晶シリコン型太陽電池の製造法が示されている説明図。 従来の結晶シリコン型太陽電池の製造法が示されている説明図。 従来の結晶シリコン型太陽電池の製造法が示されている説明図。 従来の結晶シリコン型太陽電池の製造法が示されている説明図。 従来の結晶シリコン型太陽電池の製造法が示されている説明図。 従来の結晶シリコン型太陽電池におけるバスバー電極が第2の印刷手順において形成される様子が示されている説明図。 本発明の太陽電池の構成が示されている上面図。 本発明の太陽電池の構成が示されている一部断面図。 図5に示される太陽電池の構成が示されている一部上面図。 本発明の太陽電池モジュールの構成が示されている上面図。 本発明の太陽電池モジュールの構成が示されている一部断面図。 本発明の太陽電池の第1の実施形態の製造法が示されている説明図。 本発明の太陽電池の第1の実施形態の製造法が示されている説明図。 本発明の太陽電池の第1の実施形態の製造法が示されている説明図。 本発明の太陽電池が第1の印刷手順において形成される第1の導電パターンの説明図。 本発明の太陽電池が第2の印刷手順において形成される第2の導電パターンの説明図。 本発明の太陽電池の第2の実施形態の一部断面図。 本発明の太陽電池の第2の実施形態における電極ユニットの上面図。 本発明の太陽電池の第2の実施形態の製造法が示されている説明図。 本発明の太陽電池の第2の実施形態の製造法が示されている説明図。 本発明の太陽電池モジュールの第2の実施形態における電気ワイヤが形成される様子が示されている説明図。
図5、図6に示されているように、本発明の太陽電池2の第1の好ましい実施形態は、光電変換ユニット21と、電極ユニット22とを備えている。
光電変換ユニット21は受光面211と、受光面211の反対側にある背面212とを有している。この実施形態において、光電変換ユニット21は重なっている複数の層(図示せず)を備えている。例えば、基板と、基板に形成されたエミッタ層と、エミッタ層に形成された反射防止層と、基板の背面に形成されたパッシベーション層と、背面電界(BSF)構造とを備えている。この光電変換ユニット21におけるエミッタ層は光のイラジエーションでキャリアを生成することができる半導体材料から作成されたものである。従って、基板がp型半導体層である場合、エミッタ層はn型半導体層を使用する。また、基板がn型半導体層である場合、エミッタ層はp型半導体層を使用する。反射防止層は、光の反射を抑えて光の入射率を高めると共に、キャリアの表面再結合速度(SRV)を抑えるために、窒化ケイ素(SiNx)から作成されたものである。パッシベーション層及び背面電界構造は光電変換の効率を高めるためのものである。これら光電変換ユニット21の構造は本発明が改良する重点ではないので、以下では詳しい説明を省略する。
電極ユニット22は光電変換ユニット21の受光面211に配置されている。この実施形態において、電極ユニット22は第1の方向(Y方向)に沿って延伸する2つのバスバー電極23と、バスバー電極23を横断するように、第1の方向と直交する第2の方向(X方向)に沿って延伸する複数対のフィンガー電極24とを備えている。この複数対のフィンガー電極24は2つのグループに分けられ、仮想線(L)を中心に左右対称になるように配置され、且つ互いに電気的に接続されている。1対のフィンガー電極24が有する各グループは、バスバー電極23を両側から挟むように配置されていると共にバスバー電極23と電気的に接続され、且つ互いに一線に並んでいる。各対における各フィンガー電極24はそれぞれ対応するバスバー電極23と電気的に接続されている第1の導電部25と、第1の導電部25を介してバスバー電極23と電気的に接続され、且つバスバー電極23から離れるように延伸している第2の導電部26とを有している。この実施形態において、第1の導電部25は一定の厚さ(h2)を有し、そして第2の導電部26も一定の厚さ(h3)を有している上、第2の導電部26の厚さ(h3)は第1の導電部25の厚さ(h2)及び対応するバスバー電極23の厚さより大である。ここで、スクリーン印刷が第2の方向(X)に沿って行われたので、各バスバー電極23は凹面230を有している。即ち、各バスバー電極23の厚さは図6に示されているように、h1により表記される最小値を有している。このように各バスバー電極23の厚さはフィンガー電極24の第1の導電部25の厚さ(h2)と同等またはそれ以下である。
更に、各対における各フィンガー電極24は図7に示されているように、第1の導電部25は第2の導電部26と電気的に接続されている導電端部252と、導電端部252の反対側にあって、導電端部252とバスバー電極23との間に介在し、導電端部252とバスバー電極23とを電気的に接続しているバッファ端部251とを有している。バッファ端部251は、第1の方向(Y)において一定の幅(a)を有するように形成されている。このバッファ端部251の幅(a)は、第1の導電部25の最大幅でもある。第2の導電部26は第1の方向(Y)において一定且つ最大の幅(b)を有し、この第2の導電部26の幅(b)は第1の導電部25の最大幅(a)より小である。つまり、幅(a)>幅(b)の条件を満たしている。更に、幅(a)と幅(b)との差は0.2mm以下であることが好ましい。即ち、幅(a)−幅(b)≦0.2mmの条件を満たすことが好ましい。これはより好ましい条件であり、本発明はこの条件によって制限されるものではない。
第2の導電部26は更に下層部263と下層部263の上に重なっている上層部262とを備えている。この実施形態において、第1の導電部25が有する導電端部252及びバッファ端部251は第2の導電部26の下層部262の一端を包囲すると共に該一端と電気的に接続されている。更に、各バスバー電極23は第2の方向(x)において3mm以下の幅(c)を有している。即ち幅(c)≦3mmの条件を満たしている。更にまた、各対における各フィンガー電極24の第2の導電部26の間の最短距離を距離(d)とすると、対応するバスバー電極23の幅(c)との差が0.01mm以上であることが好ましい。即ち、距離(d)−幅(c)≧0.01mmの条件を満たすことが好ましい。
図8及び図9に示されているように、本発明の太陽電池モジュールは下板4と、第1の好ましい実施形態に示された複数の太陽電池2と、複数のワイヤユニット3と、透明上板5とを備えている。この複数の太陽電池2はワイヤユニット3により互いに直列接続されている。
各ワイヤユニット3は隣り合う2つの太陽電池2を電気的に接続している。この実施形態において、各ワイヤユニット3は2つの電気ワイヤ31を有し、各電気ワイヤ31はそれぞれ隣り合う2つの太陽電池2における一つが有する対応のバスバー電極23の上方に配置されていると共に、隣り合う2つの太陽電池2における一つが有するフィンガー電極24の第1の導電部25に直接に電気的に接続されている(図10c参照)。各電気ワイヤ31は幅(e)を有しており(図8参照)、この幅(e)は距離(d)以下である。即ち、幅(e)≦距離(d)の条件を満たしている。この実施形態においては、幅(e)=距離(d)、即ちワイヤユニット3の各電気ワイヤ31の互いに反対する両端がそれぞれ隣り合う2つの太陽電池2における一つが有する対応のフィンガー電極24の第2の導電部26の上層部262に当接している(図10c参照)が、これはより好ましい条件であり、本発明はこの条件によって制限されるものではない。従って、ワイヤユニット3における各電気ワイヤ31は隣り合う2つの太陽電池2における一つが有する対応のバスバー電極23に簡単且つ安定に溶接されることができ、そして図10cに示されているように、従来技術では起こりやすい溶接不安定の問題を避けることができる。更に、図9に示されているように、各ワイヤユニット3における各電気ワイヤ31は、隣り合う2つの太陽電池2における他の一つが有する背部電極(図示せず)に溶接されている。
図示のように、太陽電池2とワイヤユニット3との組み合わせが下板4と上板5との間に配置されている。また、ワイヤユニット3を太陽電池2に固定するために、パッケージ用粘着手段6が下板4と上板5との間に充満されている。パッケージ用粘着手段6は2枚の粘着膜(図示せず)が熔融されてなったものであり、該2枚の粘着膜は対応する下板4または上板5と、太陽電池2とワイヤユニット3とにより組み立てられたアセンブリとの間に配置されている。この実施形態においては、パッケージ用粘着手段6としてはエチレン酢酸ビニル(EVA)コポリマーが使用された。
図10a及び図10bは電極ユニット22が第1及び第2のスクリーン印刷手順により形成される様子が示されている説明図である。
第1のスクリーン印刷手順では、図11に示されている第1の導電パターン71が、第1の導電パターン71に対応するスクリーンパターンを有する第1のスクリーン(図示せず)により光電変換ユニット21の受光面211(図10a参照)に形成される。続いて、第1の導電パターン71を高温焼成して作成する。図10aに示されているように、第1の導電パターン71は、第1の方向(Y)に沿って延伸すると共に、電極ユニット22のバスバー電極23にそれぞれ対応している2つの第1のパターン部712と、第2の方向(X)に沿って延伸すると共に、フィンガー電極の第2の導電部の下層部263にそれぞれ対応している複数の第2のパターン部711と、フィンガー電極の第1の導電部25にそれぞれ対応している複数の第3のパターン部710と、を有している。従って、この実施形態においては、バスバー電極23と、第1の導電部25と、フィンガー電極の第2の導電部の下層部263は第1のスクリーン印刷手順にて共に形成される。
第3のパターン部710、例えばフィンガー電極の第1の導電部25のバッファ端部は、第1の導電パターン71の印刷飽和度を高めるために、第1の方向(Y)における幅がより広くなるように設計されている。即ち、バスバー電極23の印刷飽和度はこのようにして高められている。更に、電気ワイヤ31と溶接接続されるエリアも増えるようになる。
第2のスクリーン印刷手順では、図12に示されている第2の導電パターン72が、第1の導電パターン72に対応するスクリーンパターンを有する第2のスクリーン(図示せず)により第1の導電パターン71の上方に形成される。続いて、第2の導電パターン72を高温焼成して作成する。第2の導電パターン72は、第2の方向(X)に沿って延伸すると共に、第1の導電パターン71が有する第2のパターン部711にそれぞれ重なるように配置され、且つフィンガー電極の上層部262にそれぞれ対応している複数のパターン部721を有している。
図13aには本発明の第2の好ましい実施形態の太陽電池2が示されている。図示のように、この第2の好ましい実施形態は第1の好ましい実施形態の変化例である。第1の好ましい実施形態と異なって、フィンガー電極の第2の導電部26の下層部263は、第1のスクリーン印刷手順において、図12に示されている第2の導電パターン72に対応しているスクリーンパターンを使用することによって形成されているので、第2の導電パターン72は光電変換ユニット21の受光面211に形成されるようになり、即ち、第2の導電パターン72が有するパターン部721は図14aに示されているように、フィンガー電極の第2の導電部の下層部263に対応している。更に、バスバー電極23と第1の導電部25とフィンガー電極24の第2の導電部26の上層部262とは、第2のスクリーン印刷手順において、図10、図11に示されているバスバー電極23とフィンガー電極24の第2の導電部26の上層部262とフィンガー電極24の第1の導電部25とにそれぞれ対応している第1、第2、第3のパターン部712、711、710を有する第1の導電パターン71に対応しているスクリーンパターンを使用することによって共に形成される。従って、フィンガー電極24の第1の導電部25は一定でない厚さを有しており且つ、バスバー電極23より厚くなっている一方でフィンガー電極24の第2の導電部26より薄くなっている。
第2の好ましい実施形態では、電極ユニット22は、その製造方法が第1の好ましい実施形態と異なるが、その構造は第1の好ましい実施形態と同じである(図13b)。
また、本発明は複数の第2の好ましい実施形態の太陽電池2と、隣り合う2つの太陽電池2を電気的に接続する2つの電気ワイヤ31を備えている。各電気ワイヤ31は、隣り合う2つの太陽電池2における1つが有するバスバー電極23に対応して配置されていると共に、該1つが有するフィンガー電極24の第1の導電部25と電気的に接続されている(図14c参照)。
上記構成により、本発明の太陽電池は、第1の導電部を有するので、バスバー電極の印刷飽和度を高めることができる。更に、電気ワイヤと溶接接続されるエリアも増えてパッケージ中で外れやすいという欠点を解決することができる。
2 太陽電池
21 光電変換ユニット
211 受光面
212 背面
22 電極ユニット
23 バスバー電極
24 フィンガー電極
25 第1の導電部
251 バッファ端部
252 導電端部
26 第2の導電部
262 上層部
263 下層部
3 ワイヤユニット
31 電気ワイヤ
4 下板
5 透明上板
6 パッケージ用粘着手段
71 第1の導電パターン
710 第3のパターン部
711 第2のパターン部
712 第1のパターン部
72 第2の導電パターン
721 パターン部

Claims (15)

  1. 太陽エネルギーを電力に変換する光電変換ユニットと、
    前記光電変換ユニットに配置されている電極ユニットとを備えている太陽電池であって、
    前記電極ユニットは、バスバー電極と、複数のフィンガー電極とを備えており、
    少なくとも1つの前記フィンガー電極は、前記バスバー電極と電気的接続されている第1の導電部と、前記第1の導電部と電気的接続されていると共に、前記第1の導電部から離れるように延伸し、且つ各前記第1の導電部及び前記バスバー電極よりも厚く形成されている第2の導電部とを有していることを特徴とする太陽電池。
  2. 前記少なくとも1つの前記フィンガー電極が有する前記第2の導電部は、該フィンガー電極が有する前記第1の導電部を介して前記バスバー電極と電気的接続されていることを特徴とする請求項1に記載の太陽電池。
  3. 前記バスバー電極の厚さは、前記少なくとも1つの前記フィンガー電極が有する前記第1の導電部の厚さ以下であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の太陽電池。
  4. 前記少なくとも1つの前記フィンガー電極が有する前記第2の導電部は、第1のスクリーンプリント手順及び前記第1のスクリーンプリント手順後に実行される第2のスクリーンプリント手順によって形成されたものであり、前記少なくとも1つの前記フィンガー電極が有する前記第1の導電部は、前記第1のスクリーンプリント手順と前記第2のスクリーンプリント手順とのいずれかにおいて形成されることを特徴とする請求項3に記載の太陽電池。
  5. 前記バスバー電極と前記少なくとも1つの前記フィンガー電極が有する前記第1の導電部は、同じスクリーンプリント手順において形成されたものであることを特徴とする請求項3に記載の太陽電池。
  6. 前記少なくとも1つの前記フィンガー電極が有する前記第2の導電部は、下層部と該下層部の上に重なっている上層部とを有しており、
    前記少なくとも1つの前記フィンガー電極が有する前記第2の導電部が有する前記下層部と、前記バスバー電極と、前記少なくとも1つの前記フィンガー電極が有する前記第1の導電部は、同じスクリーンプリント手順において形成されたものであることを特徴とする請求項5に記載の太陽電池。
  7. 前記少なくとも1つの前記フィンガー電極が有する前記第2の導電部は、下層部と該下層部の上に重なっている上層部とを有しており、
    前記少なくとも1つの前記フィンガー電極が有する前記第2の導電部が有する前記上層部と、前記バスバー電極と、前記少なくとも1つの前記フィンガー電極が有する前記第1の導電部は、同じスクリーンプリント手順において形成されたものであることを特徴とする請求項5に記載の太陽電池。
  8. 前記少なくとも1つの前記フィンガー電極における前記第1の導電部の最大幅は、該前記フィンガー電極における第2の導電部の最大幅より大であることを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれか一項に記載の太陽電池。
  9. 前記少なくとも1つの前記フィンガー電極における前記第1の導電部の最大幅と、前記第2の導電部の最大幅との差は0.02mm以下であることを特徴とする請求項8に記載の太陽電池。
  10. 前記少なくとも1つの前記フィンガー電極における前記第2の導電部の一端部は、該フィンガー電極における前記第1の導電部と電気的に接続し、且つ該第1の導電部により囲まれていることを特徴とする請求項1〜請求項のいずれか一項に記載の太陽電池。
  11. 前記複数のフィンガー電極における2つのフィンガー電極は、前記バスバー電極を両側から挟むように配置されていると共に、前記第1の導電部及び前記第2の導電部を有しており、
    該2つのフィンガー電極がそれぞれ有する前記第2の導電部の間の最短距離と前記バスバー電極の幅との差は、0.01mm以上であることを特徴とする請求項1〜請求項10のいずれか一項に記載の太陽電池。
  12. 複数の、請求項1〜請求項11のいずれか一項に記載の太陽電池と、
    隣り合う2つの前記太陽電池をそれぞれ電気的に接続する複数のワイヤユニットとを備える太陽電池モジュールであって、
    各前記ワイヤユニットは、対応している隣り合う2つの前記太陽電池における1つが有するバスバー電極に配置されていると共に、対応している隣り合う2つの前記太陽電池における他の1つと電気的に接続されている電気ワイヤを有していることを特徴とする太陽電池モジュール。
  13. 各前記ワイヤユニットが有する前記電気ワイヤは、対応している隣り合う2つの前記太陽電池における前記1つが有する前記少なくとも1つの前記フィンガー電極の前記第1の導電部に直接に電気的に接続されていることを特徴とする請求項12に記載の太陽電池モジュール。
  14. 各前記ワイヤユニットが有する前記電気ワイヤは、対応している隣り合う2つの前記太陽電池における前記1つが有する前記少なくとも1つの前記フィンガー電極の前記第2の導電部に直接に電気的に接続されていないことを特徴とする請求項12に記載の太陽電池モジュール。
  15. 各前記ワイヤユニットが有する前記電気ワイヤの幅は、対応している隣り合う2つの前記太陽電池における前記1つが有する前記フィンガー電極の各前記第2の導電部の間の最短距離以下であることを特徴とする請求項12または請求項13に記載の太陽電池モジュール。
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