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JP5465188B2 - 紙葉類取扱装置 - Google Patents

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JP5465188B2
JP5465188B2 JP2010548449A JP2010548449A JP5465188B2 JP 5465188 B2 JP5465188 B2 JP 5465188B2 JP 2010548449 A JP2010548449 A JP 2010548449A JP 2010548449 A JP2010548449 A JP 2010548449A JP 5465188 B2 JP5465188 B2 JP 5465188B2
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Description

本発明は、紙葉類を収納しかつ収納された紙葉類を排出できる収納排出装置を、鑑別装置に対して着脱可能に取り付ける紙葉類取扱装置に関するものである。
下記特許文献1は、紙幣を装置内外へ出し入れする接客部と、紙幣の真偽・金種・汚損などの判別や計数を行う複数の小型鑑別部と、多数枚の紙幣を収納する複数の金庫と、損券・リジェクト券・非還流券などを収納するリジェクト金庫と、入金時認識された紙幣を集積し金庫へ紙幣を収納したり、出金時指定された枚数の紙幣を一枚ずつ金庫より繰り出しを行う複数の一時保留部と、接客部・小型鑑別部・リジェクト金庫・一時保留部の各部間で紙幣を一枚ずつ搬送するシリアル搬送部とを有し、シリアル搬送部は、正逆双方向に紙幣を搬送可能な双方向搬送路と、一定方向のみに紙幣を搬送可能な単方向搬送路とを組み合わせた紙幣自動取扱装置を示す。しかしながら、特許文献1に示される紙幣自動取扱装置では、複数の単方向搬送路を介して各金庫と双方向搬送路とを接続しなければならないため、搬送路の構造が複雑となり、装置自体が大型化する難点がある。また、接客部から取外して、金庫を個別に回収できない不便がある。
また、下記特許文献2は、紙幣を収納する収納室と、収納室の内部又は外部に紙幣を搬送する搬送路を有する紙幣搬送部とを備える紙幣収納装置を示す。紙幣が移動する方向の一方の側を支点として開閉できる紙幣搬送部に設けられるドアを閉鎖すると、搬送路を形成でき、ドアを開放すると、搬送路を構成する空間に外部から進入することができる。しかしながら、特許文献2に示される紙幣収納装置も、複雑な構造の紙幣搬送部のため、装置を小型化できない上、何れのスタッカも着脱可能に紙幣収納装置に取り付けることができない欠陥がある。
特開平4−158494号公報 図1 特開平11−339100号公報 図1、図8、図28、図46、図47
本発明は、入口から挿入される紙葉類を収納しかつ収納された紙葉類を排出できる収納排出装置を、鑑別装置に着脱可能に装着できる紙葉類取扱装置を提供することを目的とする。また、本発明は、軽量化される収納排出装置を備える小型の紙葉類取扱装置を提供することを目的とする。
本発明の紙葉類取扱装置は、鑑別装置(2)と、鑑別装置(2)に着脱可能に取り付けられる還流庫(50)に設けられる収納排出装置(3)と、鑑別装置(2)に取り付けられて鑑別装置(2)と収納排出装置(3)との間で還流搬送通路(6)に沿って紙葉を搬送する主搬送装置(4)とを備える。収納排出装置(3)は、主搬送装置(4)を通じて鑑別装置(2)から供給される紙葉を還流庫(50)内に収納すると共に、主搬送装置(4)により還流庫(50)内に収容される紙葉を一枚ずつ取り出して鑑別装置(2)に搬送する還流搬送装置(5)とを備える。主搬送装置(4)は、収納排出装置(3)の還流搬送装置(5)を駆動する還流モータ(70)と、還流庫(50)と還流搬送通路(6)との間で搬送される紙葉を案内する開放位置と還流庫(50)と還流搬送通路(6)との間の紙葉の搬送を阻止する閉鎖位置との間で移動可能な偏向レバー(38)と、開放位置と閉鎖位置との間で偏向レバー(38)を移動するアクチュエータ(250)とを備える。還流搬送装置(5)と主搬送装置(4)の還流モータ(70)との駆動接続を分離することにより、還流庫(50)と鑑別装置(2)とを還流搬送通路(6)で分離して、還流庫(50)を鑑別装置(2)から前方より取り出すことができる。
収納排出装置(3)に設けられる還流搬送装置(5)により、鑑別装置(2)から供給される紙葉を還流庫(50)内に収納し、還流庫(50)内に既に収納される紙葉を還流庫(50)から排出して、主搬送装置(4)により紙葉を鑑別装置(2)に搬送しかつ払い出すことができる。この場合に、収納排出装置(3)の還流搬送装置(5)に分離可能に駆動接続される還流モータ(70)により、還流搬送装置(5)を作動するため、駆動源を収納排出装置(3)に設ける必要がなく、収納排出装置(3)を軽量に製造することができる。還流庫(50)を鑑別装置(2)に装着すると、収納排出装置(3)の還流搬送装置(5)は、主搬送装置(4)に設けられる還流モータ(70)に自動的に駆動接続され、主搬送装置(4)の動作に連動して又は系統的かつ組織的に還流搬送装置(5)を作動することができる。また、鑑別装置(2)に対して着脱可能に取り付けられる還流庫(50)を鑑別装置(2)から分離して、還流庫(50)のみを個別に回収して、紙葉を収集・集計することができる。また、前方より還流庫(50)を取り外すと、主搬送装置(4)に直接アクセスすることができ、保守、点検及び修理を容易に行うことができる。
本発明では、軽量で簡素な機構を有し、前方より開放できる保守管理の容易な収納排出装置を備える小型で信頼性の高い紙葉類取扱装置を得ることができる。
紙幣鑑別収納払出装置に適用した本発明による紙葉類取扱装置の実施の形態を示す断面図 図1に示す紙幣鑑別装置に着脱自在に装着される収納排出装置の斜視図 図2に示す収納排出装置の偏向レバーを閉鎖位置に移動した状態を示す斜視図 図1に示す紙幣鑑別装置の主搬送装置の駆動系を示す断面図 図1に示す紙幣鑑別装置の保管庫内に紙幣を搬送する駆動系を示す断面図 主搬送装置に設けられる還流モータを収納排出装置の還流搬送装置に分離可能に駆動接続する状態を示す断面図 還流庫と還流搬送通路とを偏向レバーにより閉鎖して、保管庫に紙幣を搬送する状態を示す断面図 還流庫と還流搬送通路とを連絡可能に開放状態にある偏向レバーを示す断面図 図10の紙面直角方向に見た紙幣の取込状態を示す収納排出装置の部分断面図 収納排出装置上に供給した紙幣を示す断面図 押込装置により紙幣を収納排出装置内に押込む状態を示す断面図 図11の紙面直角方向に見た断面図 紙幣の取込完了状態を示す収納排出装置の部分断面図 鑑別装置から収納排出装置内に紙幣を取込む状態を示す断面図 底板を上昇して収納排出装置から紙幣を鑑別装置に排出する状態を示す断面図 繰出しローラと供給ローラを回転して収納排出装置から紙幣を鑑別装置に排出する状態を示す断面図 収納排出装置に紙幣を収納する動作シーケンスを示すフローチャート 収納排出装置から紙幣を排出する動作シーケンスを示すフローチャート 紙幣鑑別装置に使用する電気回路構成を示すブロック図 図9に示すリフタの他の実施の形態を示す断面図 図20に示すリフタの内部を示す斜視図 図20に示すリフタにより底板を移動する状態を示す斜視図
(1)・・紙幣鑑別収納払出装置(紙葉類取扱装置)、 (2)・・鑑別装置、 (3)・・収納排出装置、 (4)・・主搬送装置、 (5)・・還流搬送装置、 (6)・・還流搬送通路、 (10)・・鑑別センサ、 (11)・本体フレーム・、 (20)・・入口、 (20a)・・入口センサ、 (21)・・出口、 (21a)・・通過センサ、 (22)・・鑑別搬送装置、 (22a)・・鑑別搬送通路、 (22b)・・搬送ベルト、 (22c)・・プーリ、 (22d)・・アイドルローラ、 (23)・・搬送モータ、 (24)・・スタックモータ、 (24a)・・歯車、 (26)・・歯車、 (30)・・ケーシング、 (31)・・上還流庫、 (32)・・下還流庫、 (33,33a,33b)・・供給ローラ、 (33c,33d)・・アイドルローラ、 (34,34a,34b)・・繰出しローラ、 (35a,35b)・・従動歯車、 (36a,36b)・・中間ギア、 (38)・・偏向レバー、 (38a)・・上偏向レバー(第1の偏向レバー)、 (38b)・・下偏向レバー(第2の偏向レバー)、 (38e)・・上レバーエンド、 (38f)・・下レバーエンド、 (39)・・レバー、 (39a)・・切欠部、 (39b)・・ハンドル、 (40)・・主搬送ベルト、 (41,43,44,45)・・プーリ、 (42)・・歯車、 (46,47,48)・・アイドルローラ、 (49,49a,49b)・・ピンチローラ、 (50)・・還流庫、 (51)・・保管庫、 (55a,55b)・・底板、 (56a,56b)・・押込部材、 (57,57a,57b)・・支持板、 (58)・・ローラ、 (59a,59b)・・スプリング、 (60)・・第1の歯車列(第1の動力伝達手段)、 (61,62,63,64,65)・・歯車、 (66,67)・・プーリ、 (68)・・ベルト、 (69)・・第2の歯車列(第2の動力伝達手段)、 (70)・・還流モータ、 (70a)・・上還流モータ、 (70b)・・下還流モータ、 (71a,71b)・・ピニオン、 (72a,72b,74a,74b,75a,75b)・・歯車、 (76,76a,76b)・・駆動歯車、 (80)・・リフタモータ、 (81)・・回転板、 (81a)・・ピン、 (82)・・リフトレバー、 (82a)・・軸、 (82b)・・切欠部、 (82c)・・長孔、 (83)・・ロッド、 (83a)・・ピン、 (83b)・・切欠部、 (90)・・ピン、 (180)・・リフタ、 (251)・・上ソレノイド(第1のアクチュエータ)、 (252)・・下ソレノイド(第2のアクチュエータ)、 (255)・・上レバーローラ、 (256)・・下レバーローラ、
紙幣鑑別収納払出装置に適用した本発明による紙葉類取扱装置の実施の形態を図1〜図22について説明する。これらの図面では、図示する同一の部分には同一の符号を付する。
本発明の実施の形態による紙幣鑑別収納払出装置は、フレーム(2a)を有する鑑別装置(2)と、鑑別装置(2)のフレーム(2a)に対して着脱可能に取り付けられる収納排出装置(3)と、鑑別装置(2)のフレーム(2a)に固定されかつ鑑別装置(2)と収納排出装置(3)との間で紙幣を搬送する主搬送装置(4)とを備える。
鑑別装置(2)は、紙葉類としての紙幣を鑑別装置(2)内に挿入する入口(20)と、鑑別装置(2)から紙幣を排出する出口(21)と、入口(20)と出口(21)との間で紙幣を搬送する鑑別搬送通路(22a)と、鑑別搬送通路(22a)に沿って紙幣を搬送する鑑別搬送装置(22)と、鑑別装置(2)内に設けられる第2の歯車列(69)を介して保管庫(51)に設けられる第2の歯車列(第2の動力伝達手段)(69)を駆動するスタックモータ(24)と、挿入され又は払い出される紙幣を検出する入口センサ(20a)と、鑑別装置(2)から排出される紙幣を検出する出口センサ(21a)とを備える。鑑別搬送装置(22)は、搬送モータ(23)と、搬送モータ(23)により回転駆動されて、鑑別搬送通路(22a)に沿って紙幣を搬送する搬送ベルト(22b)と、搬送ベルト(22b)が捲回される複数のプーリ(22c)と、搬送ベルト(22b)に接触して紙幣を搬送し又は搬送ベルト(22b)の方向を変換する複数のアイドルローラ(22d)とを備える。また、搬送モータ(23)は、第1の歯車列(第1の動力伝達手段)(60)及び歯車(26)を介して主搬送ベルト(40)を駆動して、主搬送装置(4)内の還流搬送通路(6)に沿って紙幣を移動する。紙幣の光学的特徴又は磁気的特徴を検出する鑑別センサ(10)が鑑別搬送通路(22a)に沿って設けられる。図4に示すように、搬送モータ(23)の回転駆動力は、搬送モータ(23)の駆動軸に固定される歯車(23a)から第1の歯車列(第1の動力伝達手段)(60)に伝達されると共に、図5に示すように、スタックモータ(24)の回転駆動力は、スタックモータ(24)の駆動軸に固定される歯車(24a)から保管庫(51)に設けられる第2の歯車列(69)に伝達される。
鑑別装置(2)の出口(21)は、鑑別装置(2)内に形成される鑑別搬送通路(22a)及び主搬送装置(4)内に形成される還流搬送通路(6)に接続される。鑑別装置(2)の下流側に配置される主搬送装置(4)は、図4に示すように、搬送装置(2)の歯車列(60)に順次駆動連結される歯車(26)と、歯車(26)に噛合う歯車(42)と、歯車(42)に固定されるプーリ(41)と、プーリ(41)及びプーリ(43,44,45)に捲回される主搬送ベルト(40)とを備える。主搬送ベルト(40)は、主搬送ベルト(40)を押圧するアイドルローラ(46,47,48)にも捲回される。
図2及び図3に示すように、収納排出装置(3)を鑑別装置(2)内に装着するとき、主搬送ベルト(40)に対して分離可能に押圧されるピンチローラ(49,49a,49b)は、収納排出装置(3)に回転可能に支持される。ピンチローラ(49,49a,49b)は、アイドルローラ(46,47,48)に対応する位置に取り付けられる。鑑別搬送通路(22a)の出口(21)から主搬送装置(4)の還流搬送通路(6)に供給される紙幣は、主搬送ベルト(40)とピンチローラ(49)との間に挟持されて、主搬送ベルト(40)の移動により還流搬送通路(6)に沿って収納排出装置(3)又は保管庫(51)に向って確実に搬送される。
上還流庫(31)及び下還流庫(32)の垂直方向下方に隣り合って配置される保管庫(51)は、上還流庫(31)及び下還流庫(32)に収納されない金種の紙幣を単独で又は混合して排出不能に収納する。図5に示すように、鑑別装置(2)内の第2の歯車列(69)に噛合う歯車(61)は、歯車(62)に駆動力を伝達する。歯車(62)に固定されるプーリ(66)に捲回されるベルト(68)は、プーリ(67)にも捲回される。歯車(65)が固定されるプーリ(67)の回転により歯車(65)を介して歯車(63)及び歯車(63)に噛合う歯車(64)が回転される。保管庫(51)内に回転可能に取り付けられる歯車(64)には、図示しないベルトが捲回される図示しないプーリが固定され、主搬送装置(4)を通過した紙幣は、保管庫(51)内に供給される。図1に示す搬送装置(4)内で搬送される保管すべき紙幣の先端が、通過検出センサ(203)を通過すると、その検出信号により図19に示す鑑別搬送制御装置(200)からスタックモータ(24)に駆動信号が付与される。スタックモータ(24)が回転すると、保管庫(51)内のベルト(図示せず)が駆動され、保留紙幣を保管庫(51)の内部に搬送する。その後、スタックモータ(24)を逆転駆動することにより、スタック機構(図示せず)を動作し、保留紙幣が保管庫(51)内に収納される。
本発明の実施の形態では、入口(20)から鑑別装置(2)を通り供給される紙幣を収納しかつ鑑別装置(2)を通り収納する紙幣を入口(20)に排出する単一又は複数の還流搬送装置(5)と、排出可能に紙幣を収納する還流庫(50)とを収納排出装置(3)に設け、収納排出装置(3)の還流搬送装置(5)に分離可能に駆動接続される還流モータ(70)を主搬送装置(4)に設けることを企図する。この場合に、主搬送装置(4)に設けられる還流モータ(70)を一方向に回転させて、還流搬送装置(5)を駆動することにより、鑑別装置(2)から供給される紙幣を収納排出装置(3)内に収納し、還流モータ(70)を他方向に回転させて、還流搬送装置(5)を逆転して、鑑別装置(2)を通り収納排出装置(3)内に収納される紙幣を入口(20)に排出することができる。また、図6に示すように、還流搬送装置(5)は、主搬送装置(4)に設けられる駆動歯車(76)に分離可能に噛合う従動歯車(35)と、従動歯車(35)により駆動されて収納排出装置(3)内で紙幣を移動させる供給ローラ(33)及び繰出しローラ(34)とを備え、駆動歯車(76)は、主搬送装置(4)内で還流モータ(70)により駆動される。このように、還流搬送装置(5)は、還流モータ(70)により駆動されるが、収納排出装置(3)を鑑別装置(2)から取り出すときに、還流搬送装置(5)を還流モータ(70)から分離することができ、収納排出装置(3)を軽量に形成することができる。
収納排出装置(3)を作動する際に、還流搬送装置(5)の作動により、鑑別装置(2)から供給される紙幣を収納排出装置(3)内に収納し、収納排出装置(3)内に既に収納される紙幣を収納排出装置(3)から排出して、主搬送装置(4)により紙幣を鑑別装置(2)に搬送しかつ払い出すことができる。この場合に、駆動源を収納排出装置(3)に設ける必要がなく、収納排出装置(3)の還流搬送装置(5)に分離可能に駆動接続される還流モータ(70)により、還流搬送装置(5)を作動するため、収納排出装置(3)を軽量に製造することができる。収納排出装置(3)を鑑別装置(2)に装着すると、収納排出装置(3)の還流搬送装置(5)は、主搬送装置(4)に設けられる還流モータ(70)に自動的に駆動接続され、主搬送装置(4)の動作と連動して又は系統的かつ組織的に還流搬送装置(5)を作動することができる。また、鑑別装置(2)のフレーム(2a)に対して着脱可能に取り付けられる収納排出装置(3)を鑑別装置(2)から分離して、収納排出装置(3)のみを個別に回収して、紙幣を収集・集計することができる。また、鑑別装置(2)のフレーム(2a)から前方より収納排出装置(3)を取り外すと、主搬送装置(4)に直接アクセスすることができ、保守、点検及び修理を容易に行うことができる。このように、本発明では、軽量で簡素な機構を有する収納排出装置を備える小型で信頼性の高い紙幣類取扱装置を得ることができる。
また、本発明では、図示のように、鑑別装置(2)のフレーム(2a)内に着脱自在に装着されかつ収納排出装置(3)を形成する金属製又は樹脂製のケーシング(30)と、ケーシング(30)内の上段に形成される上還流庫(第1の還流庫)(31)を有する第1の収納排出装置と、上還流庫(31)の垂直方向下段に隣接する下還流庫(第2の還流庫)(32)を有する第2の収納排出装置とが還流庫(50)に設けられる。上還流庫(31)は、特定種の紙幣を排出可能に収納し、下還流庫(32)は、上還流庫(31)に対して垂直方向に隣り合って配置されて他種の紙幣を排出可能に収納する。
還流搬送装置(5)は、図6〜図9に示すように、上還流庫(31)及び下還流庫(32)を有する還流庫(50)を備える。上還流庫(31)及び下還流庫(32)の各々は、還流搬送通路(6)から紙幣を取り込む供給ローラ(33a,33b)と、上還流庫(31)及び下還流庫(32)の各々から還流搬送通路(6)に紙幣を払い出す繰出しローラ(34a,34b)と、紙幣の収納空間(86a,86b)を形成する支持板(57a,57b)と、支持板(57a,57b)内で紙幣を支持する底板(55a,55b)と、上方に支持板(57)の上方に配置されて、支持板(57)が上方に移動するとき収容空間(86a,86b)内に紙幣を押込む押込部材(56a,56b)とを備える。本明細書では、それぞれ一対の上還流庫(31)及び下還流庫(32)、供給ローラ(33a,33b)と、繰出しローラ(34a,34b)と、底板(55a,55b)と、支持板(57a,57b)と、押込部材(56a,56b)と、収容空間(86a,86b)とを代表して、それぞれ還流庫(50)、供給ローラ(33)、繰出しローラ(34)、底板(55)、支持板(57)、押込部材(56)、収容空間(86)と表す。
上還流庫(31)と下還流庫(32)とにそれぞれ設けられる供給ローラ(33a,33b)は、図1に示すように、搬送ベルト(40)に接触して、供給ローラ(33a,33b)と搬送ベルト(40)との間に紙幣が挟持されて、紙幣が搬送される。上還流庫(31)と下還流庫(32)の供給ローラ(33a,33b)と繰出しローラ(34a,34b)は、対応する還流モータ(70a,70b)により同時に駆動される。
図1〜図3、図7及び図8並びに図16〜図18に示すように、収納排出装置(3)は、鑑別装置(2)から供給される紙幣を上還流庫(31)に案内すると共に、上還流庫(31)から排出される紙幣を鑑別装置(2)に向って案内する開放位置と、案内を阻止する閉鎖位置との間で移動可能な上偏向レバー(第1の偏向レバー)(38a)と、下還流庫(32)から排出される紙幣を鑑別装置(2)に向って案内する開放位置と、案内を阻止する閉鎖位置との間で移動可能な下偏向レバー(第2の偏向レバー)(38b)とを備える。本明細書では、上偏向レバー(38a)と下偏向レバー(38b)とを総称的に偏向レバー(38)として表す。閉鎖位置にある上偏向レバー(38a)と下偏向レバー(38b)は、鑑別搬送通路(22a)に突出せず、他の還流庫への紙幣の収納、他の還流庫からの紙幣の排出及び保管庫(51)への紙幣の搬送を阻害しない。上偏向レバー(38a)は、開放位置と閉鎖位置との間で軸(38c)周りに回動可能に支持され、下偏向レバー(38b)は、開放位置と閉鎖位置との間で軸(38d)周りに回動可能に支持される。
図7及び図8に示すように、主搬送装置(4)は、開放位置と閉鎖位置との間で上偏向レバー(38a)を移動させる上ソレノイド(第1のアクチュエータ)(251)と、開放位置と閉鎖位置との間で下偏向レバー(38b)を移動させる下ソレノイド(第2のアクチュエータ)(252)と、主搬送装置(4)に取り付けられる軸(260)周りに回動可能に取り付けられて上ソレノイド(251)により作動される上中間レバー(253)(図7)と、主搬送装置(4)に取り付けられる軸(261)周りに回動可能に取り付けられて下ソレノイド(252)により作動される下中間レバー(254)(図7)と、上中間レバー(253)を非作動位置に付勢して、上偏向レバー(38a)を閉鎖位置に付勢する上スプリング(257)と、下中間レバー(254)を非作動位置に付勢して、下偏向レバー(38b)を閉鎖位置に付勢する下スプリング(258)とを備える。上偏向レバー(38a)に接触する上レバーローラ(255)が上中間レバー(253)の下端に取り付けられ、下偏向レバー(38b)に接触する下レバーローラ(256)が下中間レバー(254)の下端に取り付けられる。本明細書では、上ソレノイド(251)と下ソレノイド(252)、上中間レバー(253)と下中間レバー(254)、上スプリング(257)と下スプリング(258)、上レバーローラ(255)と下レバーローラ(256)をそれぞれ総称的にソレノイド(261)、中間レバー(262)、スプリング(263)及びレバーローラ(264)と表す。
上ソレノイド(251)が励磁されると、上スプリング(257)の弾力に抗して上中間レバー(253)が軸(260)周りに時計方向に揺動するので、上レバーローラ(255)は、上レバーエンド(38e)を上還流庫(31)の内部へと押込む。これにより、上偏向レバー(38a)が時計方向に揺動して、上偏向レバー(38a)が閉鎖位置から開放位置に移動し、上偏向レバー(38a)の先端が搬送通路(21)内に突出する。上ソレノイド(251)が消磁されると、上スプリング(257)の弾力により上中間レバー(253)が軸(260)周りに反時計方向に揺動するので、上レバーローラ(255)は、上レバーエンド(38e)から離間し、上偏向レバー(38a)は、図示しないスプリングの弾力により反時計方向に揺動して、上偏向レバー(38a)が開放位置から閉鎖位置に移動し、上偏向レバー(38a)の先端が搬送通路(21)外に離間する。
同様に、下ソレノイド(252)が励磁されると、下スプリング(258)の弾力に抗して下中間レバー(254)が軸(261)周りに時計方向に揺動するので、下レバーローラ(256)は、下レバーエンド(38f)を下還流庫(32)の内部へと押込む。これにより、下偏向レバー(38b)が時計方向に揺動して、下偏向レバー(38b)が閉鎖位置から開放位置に移動し、下偏向レバー(38b)の先端が搬送通路(21)内に突出する。下ソレノイド(252)が消磁されると、下スプリング(258)の弾力により下中間レバー(254)が軸(261)周りに反時計方向に揺動するので、下レバーローラ(256)は、下レバーエンド(38f)から離間し、下偏向レバー(38b)は、図示しないスプリングの弾力により反時計方向に揺動して、下偏向レバー(38b)が開放位置から閉鎖位置に移動し、下偏向レバー(38b)の先端が搬送通路(21)外に離間する。このように、上偏向レバー(38a)と下偏向レバー(38b)は、上ソレノイド(251)と下ソレノイド(252)により閉鎖位置と開放位置との間で個別に回動される。また、上偏向レバー(38a)の上レバーエンド(38e)と上レバーローラ(255)とは、単に接触し、下偏向レバー(38b)の下レバーエンド(38f)と下レバーローラ(256)とは単に接触するため、上ソレノイド(251)に対して上偏向レバー(38a)を分離でき、下ソレノイド(252)に対して下偏向レバー(38b)を分離できる。上偏向レバー(38a)及び下偏向レバー(38b)は、それぞれ上還流庫(31)及び下還流庫(32)内に紙幣を案内する。本明細書では、上レバーエンド(38e)と下レバーエンド(38f)を総称的にレバーエンド(38g)と表す。
図6に示すように、上還流庫(31)の搬送モータ(70a)の出力軸に固定されたピニオン(71a)と、ピニオン(71a)に噛合う歯車(72a)と、歯車(72a)に固定されて一体に回転する歯車(74a)と、歯車(74a)に噛合う歯車(75a)と、歯車(75a)に噛合う駆動歯車(76a)とを備える第1の駆動歯車列(91a)が主搬送装置(4)に設けられる。同様に、下還流庫(32)の搬送モータ(70b)の出力軸に固定されたピニオン(71b)と、ピニオン(71b)に噛合う歯車(72b)と、歯車(72b)に固定されて一体に回転する歯車(74b)と、歯車(74b)に噛合う歯車(75b)と、歯車(75b)に噛合う駆動歯車(76b)とを備える第2の駆動歯車列(91b)が主搬送装置(4)に設けられる。
また、駆動歯車(76a)に分離可能に噛合う中間歯車(35a)と、中間歯車(35a)に噛合う歯車(36a)と、歯車(36a)に噛合う歯車(37a)とを備える第1の被駆動歯車列(92a)が上還流庫(31)に設けられる。また、上供給ローラ(33a)は、中間歯車(35a)に一体に形成され、上繰出しローラ(34a)は、歯車(37a)に一体に形成される。同様に、駆動歯車(76b)に分離可能に噛合う中間歯車(35b)と、中間歯車(35b)に噛合う歯車(36b)と、歯車(36b)に噛合う歯車(37b)とを備える第2の被駆動歯車列(92b)が下還流庫(32)に設けられる。また、下供給ローラ(33b)は、中間歯車(35b)に一体に形成され、上繰出しローラ(34b)は、歯車(37b)に一体に形成される。
下方位置と上方位置との間で還流庫(50,31,32)を垂直方向に移動するリフタ(180)が鑑別装置(2)のフレーム(2a)の側壁に取り付けられる。リフタ(180)は、図9に示すように、鑑別装置(2)に取り付けられるリフタモータ(80)と、リフタモータ(80)により回転される回転板(81)と、回転板(81)の中心軸から偏心する位置に設けられるピン(81a)と、ピン(81a)が係合する切欠部(82b)が形成されかつ軸(82a)周りに揺動可能なリフトレバー(82)と、リフトレバー(82)の端部に形成される長孔(82c)に嵌合されるピン(83a)が端部に固定されるロッド(83)と、ロッド(83)の切欠部(83b)に嵌合されるローラ(58)が取り付けられる収納排出装置(3)の支持板(57)と、軸(55c)に対し回動可能に取り付けられる底板(55)と、支持板(57)の上方に固定される押込部材(56)とを備える。支持板(57)は、スプリング(59a)を介して固定される底板(55)に接続される。即ち、底板(55)は、軸(55c)により上還流庫(31)内に回転可能に取り付けられる上底板(第1の底板)(55a)と、支持板(57a)の上方にそれぞれ固定される押込部材(56a)と、軸(55d)により下還流庫(32)内に回転可能に取り付けられる下底板(第2の底板)(55b)と、支持板(57)の上方に固定される押込部材(56b)とを備える。
リフトモータ(80)が正転すると、回転板(81)を介して軸(82a)周りにリフトレバー(82)が時計方向に回転するので、ロッド(83)が上昇する。このため、図9に示す下方位置から図11に示す上方位置に支持板(57)も固定される押込部材(56,56a,56b)に向ってロッド(83)と共に上昇する。上昇する支持板(57,57a,57b)によりスプリング(59a)がその弾性力に抗して伸張される。従って、図10に示すように、供給ローラ(33,33a,33b)から紙幣が支持板(57,57a,57b)上に供給された状態で、支持板(57,57a,57b)がロッド(83)と共に上昇すると、図12に示すように、紙幣が押込部材(56,56a,56b)により、スプリング(59a)の弾力に抗して、支持板(57,57a,57b)内に強制的に底板(55,55a,55b)上に収容される。その後、リフトモータ(80)が更に一方向に回転すると、リフトレバー(82)が回転して、ロッド(83)が下降するため、支持板(57)もロッド(83)と共に下降する。そこで、図13に示すように、スプリング(59a)がその弾性力により収縮して、紙幣の両縁部は、底板(55)上に配置される。
次に、図17に示すフローチャートについて紙幣の収納動作を説明する。ステップ100のスタートからステップ101に進み、入口センサ(20a)は、入口(20)に挿入される紙幣により、オンに切り換えられたか否かを検出する。入口(20)に紙幣が挿入されると、入口センサ(20a)がオンとなり、入口センサ(20a)の検出信号は、CPUにより構成される識別搬送制御装置(200)に送出され、識別搬送制御装置(200)は、搬送モータ(23)を正転する(ステップ102)。このため、鑑別搬送通路(22a)に沿って紙幣が移動し、鑑別センサ(10)は、移動する紙幣の光学的特性又は磁気的特性を検出して、識別搬送制御装置(200)に検出信号を送信する。識別搬送制御装置(200)は、鑑別センサ(10)の検出信号を受信して、紙幣が真札か否か判断(ステップ103)し、真札と判断すると、次に鑑別センサ(10)の検出信号から紙幣の金種を判定する(ステップ104)。上還流庫(31)と下還流庫(32)内には、異なる金種の紙幣が収納されるので、識別搬送制御装置(200)は、上ソレノイド(251)か又は下ソレノイド(252)の何れかを選択的に駆動(ステップ105)して、上偏向レバー(38a)又は下偏向レバー(38b)を選択的に閉鎖位置から開放位置に回動される。次に、識別搬送制御装置(200)は、上還流モータ(70a)又は下還流モータ(70b)のうち、紙幣の金種に対応する還流モータ(70)を正転する(ステップ106)。その後、識別搬送制御装置(200)は、通過センサ(21a)からの検出信号を受信することにより、紙幣が通過センサ(21a)を通過したか否か判断(ステップ107)し、更に、紙幣が通過センサ(21a)を通過した後に一定時間経過したか否か判断する(ステップ108)。これにより、紙幣がその金種に対応する偏向レバー(38)を通過して、図10に示すように、対応する上還流庫(31)又は下還流庫(32)の支持板(57a,57b)上に供給されるので、識別搬送制御装置(200)は、駆動した対応する上ソレノイド(251)又は下ソレノイド(252)をオフに切り換えて、上偏向レバー(38a)又は下偏向レバー(38b)を開放位置から閉鎖位置に回動させる(ステップ109)と共に、駆動した上還流モータ(70a)又は下還流モータ(70b)を停止する(ステップ110)。
その後、識別搬送制御装置(200)は、リフタモータ(80)を作動して(ステップ111)、図9に示す下方位置から図11に示す上昇位置にロッド(83)が移動される。ステップ112では、第1のリフタセンサ(84)がオンになり、第1のリフタセンサ(84)の検出信号を識別搬送制御装置(200)が受信したか否か判断する。ステップ112で、第1のリフタセンサ(84)がオンになり、次に、第2のリフタセンサ(85)がオンになると、支持板(57a,57b)が図10に示す下方位置から図12に示す上方位置に移動して、押込部材(56a,56b)により紙幣が図12に示すように、支持板(57,57a,57b)内に強制的に底板(55,55a,55b)上に収容される。ステップ113からステップ114に進み、識別搬送制御装置(200)は、更にリフタモータ(80)を作動させ、図11から図9に示す下方位置にロッド(83)が戻る初期位置で、第1のリフタセンサ(84)でロッド(83)の下降を検出して、リフタモータ(80)を停止させた後に、紙幣の収納動作を終了する。収納動作が終了する状態では、紙幣の両縁部は、図13に示すように、底板(55)上に収納される。
ステップ103にて識別搬送制御装置(200)が真札と判断できないとき、ステップ130から116に進み、搬送モータ(23)を逆転すると、紙幣が入口(20)に向って戻される。紙幣が入口(20)に戻されて、入口センサ(20a)がオンになる(ステップ117)と、識別搬送制御装置(200)は、搬送モータ(23)の作動を停止する(ステップ118)。その後、操作者が紙幣を入口(20)から抜き取る(ステップ119)と、紙幣の返却動作が完了する。
続いて、図18に示すフローチャートについて紙幣の払出動作を説明する。ステップ121のスタートからステップ122に進み、識別搬送制御装置(200)は、払出動作の事前準備として、搬送モータ(23)を逆転させ、ステップ123では、払い出すべき金種の紙幣を収納する上還流庫(31)又は下還流庫(32)に対応する上ソレノイド(251)又は下ソレノイド(252)をオンにする。これにより、対応する偏向レバー(38)が閉鎖位置から開放位置に回動する。この状態で、リフタモータ(80)を正転する(ステップ124)と、ステップ125にて第1のリフタセンサ(84)がオンとなり、ステップ126にて第2のリフタセンサ(85)がオンになる。その後、ステップ127にて第2のリフタセンサ(85)の一定時間のオン状態を確実に検出して、リフタモータ(80)の作動を停止して(ステップ128)、図11に示すように、ロッド(83)を上昇位置に保持することにより、図15に示すように、底板(55)を傾斜状態に保持する。この状態では、上還流庫(31)と下還流庫(32)内にそれぞれ収容される最上部の紙幣は、繰出しローラ(33)に当接して、払出の準備が完了する。更に、図16に示すように、繰出しローラ(33,34a,34b)及び供給ローラ(33,33a,33b)を回転することにより、上還流庫(31)と下還流庫(32)から紙幣を還流搬送通路(6)に取り出すことができる。
次に、ステップ(129)にて金種に対応する還流モータ(70,70a,70b)を逆転すると、偏向レバー(38)が既に開放位置に回動され、搬送モータ(23)が逆転するので、所定の金種の紙幣は、円滑に対応する還流庫(50)から排出される(ステップ130)。その後、ステップ131にて通過センサ(21a)が通過中か否か判断し、通過センサ(21a)のオフ検出信号が識別搬送制御装置(200)に送出されると、識別搬送制御装置(200)は、通過開始後一定時間経過したか否か判断し(ステップ132)、一定時間経過すると、識別搬送制御装置(200)は、払い出す金種に対応する還流モータ(70)の作動を停止する(ステップ133)。
続いて、識別搬送制御装置(200)は、ステップ134にて通過センサ(21a)が紙幣の通過を表わすオン検出信号を識別搬送制御装置(200)に送出したか否か判断する。通過センサ(21a)が紙幣の通過を検出すると、ステップ135に移行し、識別搬送制御装置(200)は、金種対応還流モータ(70,70a,70b)を正転する。これは、既に、還流庫(50)から排出された紙幣の直下にある後続の紙幣が続けて、還流庫(50)から排出されるため、後続の紙幣を還流庫(50)内に戻す必要がある。還流モータ(70,70a,70b)を正転した後、一定時間経過すると、ステップ136からステップ137に進み、金種対応還流モータ(70)の作動を停止し、ステップ138にて金種対応アクチュエータ(ソレノイド)(251,252)をオフに切り換えて、ステップ139に進む。ステップ139では、識別搬送制御装置(200)は、再度出金指令信号を受信したか否か判断し、出金指令信号を受信すると、再び、ステップ129に進み、出金指令信号を受信しなければ、リフタモータ(80)を正転(ステップ140)して、図9に示す下方位置にロッド(83)を戻した後、識別搬送制御装置(200)は、ステップ141にて第1のリフタセンサ(84)及び第2のリフタセンサ(85)がオフした後、一定時間経過したか否か判断する。一定時間経過すると、識別搬送制御装置(200)は、リフタモータ(80)の作動を停止して、紙幣の払出動作を終了する。
収納排出装置(3)の還流庫(50)を鑑別装置(2)及び主搬送装置(4)から分離すると、還流庫(50)内に設けられる中間歯車(35,35a,35b)は、主搬送装置(4)内に設けられる駆動歯車(76,76a,76b)から分離すると共に、還流庫(50)内に設けられる供給ローラ(33,33a,33b)及びピンチローラ(49,49a,49b)は、主搬送装置(4)内に設けられる搬送ベルト(40)との接触が解除される。
図2及び図3に示すように、収納装置(3)の側壁(3a)に揺動可能に取り付けられるレバー(39)の先端に設けられる切欠部(39a)が本体フレーム(11)に立設されるピン(90)に係合し、収納装置(3)を本体フレーム(11)に固定することができる。レバー(39)に設けられるハンドル(39b)を手前に倒すことにより、レバー(39)が揺動し、ピン(90)に係合する切欠部(39a)がピン(90)から開放され、収納装置(3)を本体フレーム(11)から取外すことができる。
逆に、鑑別装置(2)内に収納排出装置(3)を取り付けると、還流庫(50)内に設けられる中間歯車(35,35a,35b)は、主搬送装置(4)内に設けられる駆動歯車(76,76a,76b)に自動的に噛合い、供給ローラ(33,33a,33b)及びピンチローラ(49,49a,49b)は、主搬送装置(4)内に設けられる搬送ベルト(40)に自動的に接触する。このように、上還流庫(31)の第1の還流搬送装置(53)に分離可能に駆動接続される第1の還流モータ(71)と、下還流庫(32)の第2の還流搬送装置(54)に分離可能に駆動接続される第2の還流モータ(72)とが主搬送装置(4)に設けられる。
図20〜図22は、図9に示すリフタの他の実施の形態を示す。図示のリフタ(180)は、鑑別装置(2)に取り付けられるリフタモータ(80)と、リフタモータ(80)の出力軸に固定される駆動歯車(210)と、駆動歯車(210)と一体に回転するロータリエンコーダ(201)と、エンコーダ(201)の回転によりパルスを発生するエンコーダセンサ(202)と、駆動歯車(210)に噛み合う第1の従動歯車(203)と、第1の従動歯車(203)と同一の軸に固定されて一体に回転する第2の従動歯車(204)と、第2の従動歯車(204)に順次噛み合う第1、第2及び第3の中間歯車(205,206,207)と、第3の中間歯車(207)に噛み合うリフタピニオン(208)と、リフタピニオン(208)に噛み合って、リフタピニオン(208)の回転により垂直方向に移動するラックギア(209)とを備える。ラックギア(209)の移動により、図9に示す支持板(57,57a,57b)及び底板(55,55a,55b)と同様に、図22に示す支持板(57,57a,57b)も図10に示す下方位置から図12に示す上方位置に移動し、図12に示す上方位置から図13に示す下方位置に移動して、紙幣を支持板(57,57a,57b)内に収納することができる。また、図22に示す底板(55,55a,55b)も水平状態と傾斜状態との間で回動して、図15に示すように、上還流庫(31)と下還流庫(32)内にそれぞれ収容される最上部の紙幣は、繰出しローラ(33)に当接して、払出の準備が完了する。更に、図16に示すように、繰出しローラ(33,34a,34b)及び供給ローラ(33,33a,33b)を回転することにより、上還流庫(31)と下還流庫(32)から紙幣を還流搬送通路(6)に取り出すことができる。ロータリエンコーダ(201)を備えるため、ロータリエンコーダ(201)が発生するパルス数を計数して、リフタモータ(80)を所望の位置で停止し、駆動しかつ逆転することができる。
本実施の形態では、主搬送ベルト(40)を使用して、紙幣を還流搬送通路(6)に沿って搬送する例を示すが、主搬送ベルト(40)の代わりに又は主搬送ベルト(40)に加えて、主搬送ローラと供給ローラ(33a,33b)又は/及び主搬送ローラとピンチローラ(49,49a,49b)とを使用することもできる。
紙幣鑑別収納払出装置の実施の形態について説明したが、本発明は、紙幣鑑別装置、紙幣識別装置、クーポン受収装置等の紙幣取扱装置に紙幣を収納し又はこれから紙幣を払い出す構造に適する。

Claims (13)

  1. 鑑別装置と、鑑別装置に着脱可能に取り付けられる還流庫に設けられる収納排出装置と、鑑別装置に取り付けられて鑑別装置と収納排出装置との間で還流搬送通路に沿って紙葉を搬送する主搬送装置とを備え、
    収納排出装置は、主搬送装置を通じて鑑別装置から供給される紙葉を還流庫内に収納すると共に、主搬送装置により還流庫内に収容される紙葉を一枚ずつ取り出して鑑別装置に搬送する還流搬送装置とを備え、
    主搬送装置は、収納排出装置の還流搬送装置を駆動する還流モータと、還流庫と還流搬送通路との間で搬送される紙葉を案内する開放位置と還流庫と還流搬送通路との間の紙葉の搬送を阻止する閉鎖位置との間で移動可能な偏向レバーと、開放位置と閉鎖位置との間で偏向レバーを移動するアクチュエータとを備え、
    還流搬送装置と主搬送装置の還流モータとの駆動接続を分離することにより、還流庫と鑑別装置とを還流搬送通路で分離して、還流庫を鑑別装置から前方より取り出すことを特徴とする紙葉類取扱装置。
  2. 還流搬送装置は、還流搬送通路から還流庫に紙葉を取り込みかつ還流庫から排出される紙葉を還流搬送通路に排出する供給ローラと、
    還流庫から還流搬送通路に紙葉を払い出す繰出しローラとを備え、
    供給ローラと繰出しローラとを分離可能に還流モータに駆動接続した請求項1に記載の紙葉類取扱装置。
  3. 主搬送装置は、還流搬送通路に沿って配置される主搬送ベルト又は主搬送ローラを備え、
    供給ローラは、還流搬送装置に回転可能に支持されかつ還流搬送通路に沿って主搬送ベルト又は主搬送ローラに分離可能に押圧され、
    鑑別装置から搬送される紙葉は、主搬送ベルト又は主搬送ローラと供給ローラとの間に挟持されて、還流搬送通路に沿って搬送され、
    還流庫を鑑別装置から取り外すとき、供給ローラが主搬送ベルト又は主搬送ローラから分離する請求項2に記載の紙葉類取扱装置。
  4. 還流庫は、回転可能に支持されかつ還流搬送通路に沿って主搬送ベルト又は主搬送ローラに分離可能に押圧されるピンチローラを備え、
    鑑別装置から搬送される紙葉は、主搬送ベルト又は主搬送ローラとピンチローラとの間に挟持されて、還流搬送通路に沿って搬送され、
    還流庫を鑑別装置から取り外すとき、ピンチローラが主搬送ベルトから分離する請求項3に記載の紙葉類取扱装置。
  5. 鑑別装置は、鑑別装置に設けられる入口内に挿入される紙葉を鑑別搬送通路に沿って搬送する鑑別搬送装置を備え、
    主搬送装置は、鑑別搬送通路に沿って搬送される紙葉を還流搬送通路に沿って収納排出装置に搬送し、
    還流モータを一方向に回転するとき、還流搬送装置は、還流搬送通路に沿って搬送される紙葉を収納排出装置の還流庫内に搬送する請求項1に記載の紙葉類取扱装置。
  6. 還流モータを他方向に回転するとき、還流搬送装置は、還流庫から還流搬送通路に紙葉を取出し、
    主搬送装置は、還流搬送通路に取り出される紙葉を鑑別搬送通路に搬送し、
    鑑別搬送装置は、鑑別搬送通路に搬送される紙葉を入口に搬送する請求項5に記載の紙葉類取扱装置。
  7. 収納排出装置は、還流庫から垂直方向に離間して配置されかつ主搬送装置により還流搬送通路に沿って搬送される紙葉を受取って排出不能に紙葉を収納する保管庫を備える請求項5に記載の紙葉類取扱装置。
  8. 還流庫は、紙葉を収納する収納空間の上方に配置される支持板と、
    支持板の下方に配置され、紙葉が繰出しローラに接触する接触位置と紙葉が繰出しローラから離間する離間位置との間で移動可能な底板と、
    離間位置から接触位置に底板を移動させて収納空間内の紙葉を繰出しローラに接触させるリフタとを備え、
    繰出しローラを回転させて、支持板の下方から還流搬送通路に紙葉を移動して、紙葉を繰出しローラに接触させる請求項7に記載の紙葉類取扱装置。
  9. リフタは、リフタモータと、リフタモータの作動により垂直方向に移動可能でかつ支持板に駆動連結されるロッドとを備え、
    ロッドの垂直方向への移動により、支持板上に支持される紙葉を還流庫内に収容すると共に、接触位置に底板を移動して、紙葉を繰出しローラに接触させる請求項8に記載の紙葉類取扱装置。
  10. リフタは、リフタモータと、リフタモータにより回転されるリフタピニオンと、リフタピニオンに噛み合ってリフタピニオンの回転時に垂直方向に移動するラックギアとを備え、
    ラックギアの垂直方向への移動により、支持板上に支持される紙葉を還流庫内に収容すると共に、接触位置に底板を移動して、紙葉を繰出しローラに接触させる請求項8に記載の紙葉類取扱装置。
  11. 還流搬送装置は、主搬送装置内の還流モータにより駆動される駆動歯車に分離可能に駆動連結される従動歯車と、
    主搬送装置に設けられる主搬送ベルト又は主搬送ローラと、
    主搬送ベルト又は主搬送ローラに対して分離可能に押圧されかつ従動歯車により駆動されて還流庫内で紙葉を移動させる供給ローラと、
    還流庫から還流搬送通路に紙幣を払い出す繰出しローラとを備え、
    還流モータの駆動により駆動歯車及び従動歯車を介して供給ローラと繰出しローラとを回転する請求項1に記載の紙葉類取扱装置。
  12. 搬送モータの正転時に、鑑別装置の鑑別搬送通路から還流搬送通路に紙葉を搬送し、
    還流モータの正転時に、供給ローラと繰出しローラを正転して、還流搬送通路から還流庫に紙葉を搬送する請求項1に記載の紙葉類取扱装置。
  13. 還流モータの逆転時に、繰出しモータ及び供給ローラを逆転して、還流庫から還流搬送通路に紙葉を取出し、
    搬送モータを逆転して、還流搬送通路から鑑別装置の鑑別搬送通路に紙葉を搬送する請求項12に記載の紙葉類取扱装置。
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