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JP5463523B1 - ロールペーパー保持切断装置 - Google Patents

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JP5463523B1
JP5463523B1 JP2013172064A JP2013172064A JP5463523B1 JP 5463523 B1 JP5463523 B1 JP 5463523B1 JP 2013172064 A JP2013172064 A JP 2013172064A JP 2013172064 A JP2013172064 A JP 2013172064A JP 5463523 B1 JP5463523 B1 JP 5463523B1
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Abstract

【課題】 従来のロールペーパー保持切断装置では、切断後に掴み代と成るペーパー端が確保され露出される場合であっても、ペーパー端は垂れ下がっていた。
卓上での使用にとって、ペーパー端が「垂れ下がる」ことは、小型化、使い易さには適さない。更に、ペーパーを引き出して切断する動作方向が下方向でなく、水平又は上方向が適している。
【解決手段】
本願発明は、ロールペーパーの滑らかな引き出しが可能である保持器と、ペーパー切断後、掴み代であるペーパー端が露出する切断装置と、上記ペーパー端を前方へガイドするする案内手段を備え、ペーパー端を掴み易く、引き出し及び切断が容易な小型のロールペーパー保持切断装置を提供する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、ロールペーパーを引き出し切断する装置であって、主として卓上に置いて用いるロールペーパー保持切断装置に関する。
従来ロールペーパーは、容器に収容され、又はロール中心部の穴を用いて回転可能に支持され、壁面に取り付けられて使用されることが多い。
ペーパーを引き出しての切断には、蓋の自由端(先端)に設けられたカッターに依ることが一般的である。しかし切断の際、蓋に取り付けられたカッターは軽く動くので、ペーパーが不必要に繰り出され、片手では切り難いとの難点がある。さらに、切断後のペーパー端部は蓋やカッターの内面に隠れており、次回の引き出しの掴み代が露出していなくて使い難いとの難点もある。
また、卓上での使用を目的とする小型の装置においては、引き出し、切断時とも、ペーパーを下方向へ引く動作は適切でない。
前記難点、「ペーパーの切断」と「次回の掴み代」を解決しようとする発明として、「特開2001−37674」や「特開2008−36201」を挙げることができる。これ等の発明は何れも、壁等に固定し、または卓上に置いての使用を前提としている。
前者の発明は、壁面に固定して使用するロールペーパーホルダーを卓上用とするため、支柱(支持脚)を設けたもので、小型化の考慮はされていない。ペーパーを切断する時には、下方向に引くようになっており、小型化を妨げる一因とも推認される。
また、機序から判断して、十分な掴み代が確保できるとも思えない。
後者の発明では、卓上型の実施例として、ロールペーパーを収容する箱型のホルダーが示されている。この発明においても、切断時には概ね下方向に引いており、卓上面までの距離が短く使い難さは否めない。
また、掴み代を確保するため、カッターである「紙切り部」がホルダーの前方へ、掴み代に相当する長さだけ突き出している。従って、カッターは使用者に対して最も手前にあり、危険な感じを与える懼れが危惧される。
本願発明は、後記の特許文献3の発明(未公開、出願人は本願発明者と同じ)の切断装置を採用し、卓上に載置しての使用ができるように改良したロールペーパー保持切断装置を提供するものである。以下に、特許文献3の概略を記述する。
図1、図2および図3は、特許文献3に基づく一つの設計例である。
図1は正面図(一部断面)であり、図2は側断面図、図3はペーパー切断時の様子を説明する断面図である。何れの図においても、ペーパー、ヘーパーロールは仮想線(2点鎖線)で示されている。図2、図3の上半分がペーパーロールを支持する保持具111、下半分がペーパーをカットする切断装置120である。
右側板114に固定されたペーパーロール支持軸112には、ペーパーロール100(仮想線・網掛けで図示)の中央の穴が挿入され、ペーパーロール100を支持している。113はペーパーロールの抜け防止の留め板で、ペーパーロール支持軸112の先端に固着されている。通常、右側板114を壁に固定して用いられる。
右側板114の下方位置には、A幅板122とB幅板123が固着されている。上記のA、B両幅板122、123の横長さ(幅)は、ペーパーロール100の幅(通常114mm)より少し長くなっている。右側板114と反対の、上記のA、B両幅板122、123の端部には、左側板121が固着されている。
A幅板122の下方には転向軸129が、上方にはストッパー受け130が設けられている。切断板124は切断板ボス127、切断板軸126によって右側板114と左側板121の間で、軽く回動できるように取り付けられている。
切断板124の上端は、ストッパー128であり、ストッパー128の内側面には滑り止め材が貼付されている。滑り止め材は無くても良い。
切断板124の下端には鈍なカッター125が設けられている。
通常、図2のように、ペーパー101(仮想線で図示)は、ストッパー受け130の外側(図2での右側)を通り、転向軸129の内側(図2の左側)を通って垂れ下がり、ペーパー端102が露出している。
ペーパー端102を掴み、必要な長さのペーパーを引出した後に、ペーパーを手前、前方の概ね水平方向に引き、ペーパー101とカッター125とを絡ませ、切断板124を回動させる。更にやや上向きに引くとストッパー128がストッパー受け130に当接する。(図3参照)
この状態のまま、ペーパーを斜め横方向に引いて切断する。直後に、切断板124は重力によって回動し、カッター125が転向軸129に近接する元の位置に復帰する。同時にペーパー端102が下方へ垂れ下がり露出し、図2の状態に戻る。
ペーパーの引き出し抵抗が十分大きければ、ペーパー101をストッパー受け130の内側(図2の左側)を通るようにしても良い。この場合、当初のペーパーセットがやや容易になる。
本願発明において、特許文献3を応用している部分は、転向軸129、切断板124、カッター125、ストッパー128、ストッパー受け130等で構成される切断方法と切断後にペーパー端が露出する機能を担う切断装置である。
引き出し・切断についての前記難点に対処する幾つかの発明を下記に示す。本願発明は、特に特許文献3に関連している。
特開2001−37674 特開2008−36201 特願2012−158374
以下において、ロールペーパーの円筒状に巻かれている部分をロールまたはペーパーロール、そこから巻き戻された部分を単にペーパー、ペーパーの端であって掴み代に該当する部分をペーパー端としている。
また、ロールを回動可能に支持・保持する機能部分を保持具とし、切断後、掴み代が確保されるように切断する機能部分を切断装置としている。
本発明は、ペーパーを引出し切断すると同時に、引出しの為の掴み代となるペーパー端が露出するロールペーパー保持切断装置であって、主に卓上に載置して用いることに特徴がある。卓上に載置するため、ペーパー端は垂れ下がるのではなく、ペーパー端部をガイドする案内手段の上に露出する。卓上での使用なので、ペーパーを下方向に引く方法は採用できない。さらに、ペーパー、ペーパーロールの初期のセットが容易である事、カッターは危険な感じを与えない事、コンパクトな設計が可能な事等を勘案したロールペーパー保持切断装置を提供する。
なお、壁面等に固定して用いる事も可能である。
本発明は、前記課題を解決するため、以下の解決手段を採っている。
即ち、請求項1に記載のように、
ペーパーの滑らかな引出しと卓上に置いての使用を可能とするペーパーロール保持具と、ペーパーが切断されると同時に引き出しの掴み代となるペーパー端が露出する切断装置と、上記ペーパー端を傾斜して露出させるための、上記保持具に固定された案内手段を備えたことを特徴とするロールペーパー保持切断装置。
請求項2に記載のように、
ペーパーを挿通セットする際、前記案内手段と前記切断装置との間が、上記切断装置の側方を軸として、左右のうちの片方が開閉可能であることを特徴とする請求項1のロールペーパー保持切断装置。
請求項3に記載のように、
前記案内手段の上に露出している前記ペーパー端が引き込まれ隠れることを防ぐため、ペーパーを上記案内手段に押しつける逆行防止手段を備えたことを特徴とする請求項1および請求項2に記載のロールペーパー保持切断装置。
本発明のロールペーパー保持切断装置は、小型であって卓上に置いて使用することが可能であることを一つの特長としている。簡単な構成、機構であって、ペーパーロール、ペーパーの初期セットが容易であり、ペーパーの引き出しが簡単である。必要な長さのペーパーを引き出し切断すると同時に、掴み代と成るペーパー端が案内手段の上に形成され露出する等の特長がある。
用法においては、折り畳まれて紙箱に収容されているティシュペーパーと競合するが、ロールペーパーの方が安価であり、任意の長さ(大きさ)に切って使用できるので無駄が無い事など効果は大きい。
図1〜3は特許文献3に絡む説明図、図4〜15は第1実施例、図16〜19は第2実施例の説明図である。
後述のように、本願発明の各実施例では、案内手段は傾斜した板「斜め板」を採用している。この「図面の簡単な説明」のセクションにおいては、図の実感との違和感が無いように、案内手段(斜め板)と表記する。
特許文献3に基づく装置の正面図。 側断面図。通常状態。 側断面図(部分)。ペーパーを切断する説明図。 第1実施例の左側面図。 右側面図(部分)。蝶番17の取り付け状態を示す。 平面図。ペーパー41のセットを容易にする為の蓋2の形に特徴。 正面図。ペーパー端42を掴み易くする為の切欠き9a、10aを明示。 図6の矢視A−A断面図。ペーパーロール支持軸6、蓋2、案内手段(斜め板)10、ストッパー受け11、転向軸24、幅板23、切断板25等の配置。 図8の矢視B−B断面図。右支持板8、右板21、左支持板13、左板22等の配置。 図9に対して、ペーパーロール40、ペーパー41を追加。切断装置20は開放状態。 図10の矢視C−C図(一部断面図)。 側断面図。ペーパー端42を引き、ペーパーを引出している図。 側断面図。ペーパー端42を上に引き、切断寸前の図。 側断面図。ペーパーを切断した直後の図。通常状態に復帰している。 引き出されたペーパーの逆行を防ぐ逆行防止手段。 第2実施例の左側面図(一部断面図)。保持具50、切断装置65、L型留め具61、案内手段(斜め板)57、蓋53等の配置。 側断面図。蓋53を開放した状態。 側断面図。ペーパー端78を引き上げた切断直前の図。 斜視図。案内手段(斜め板)57、斜め板切り欠き57a、切断板124等の配置。
以下の各実施例における案内手段は、傾斜した板「斜め板」を採用しているので、案内手段を単に斜め板と表記する。
各図の構成要素の符号は、他の図との対応を図るために、一部重複して付している。
第1実施例は図4〜図15に示している。
図4の右側を前面としているので、図4は左側面図である。ペーパーロール40(網掛け)、ペーパー41、ペーパー端42は仮想線(細い2点鎖線)で示している。
図5は右側面図(部分)であり、特に蝶番17、蝶番留め釘18による切断装置20と保持具1との取り付けの様子を示している。
図6は平面図(上から見た図)である。蓋2の形状は長方形ではなく、回動可能に支持する部分の幅は、蓋2の最大幅、換言すれば右支持板8と左支持板13との間隔の約半分である。これは、ペーパーロール40から巻き戻されたペーパー41を切断装置20と保持具1との間への挿通セットを容易にする為である。
図7は正面図(前から見た図)である。中央下方に見える空間は斜め板10の切欠き10aおびその下方にある台板9の切欠き9aであり、ペーパー端42(図7には示していない)を掴み易くするものである。
図8は側断面図である。関連するほとんどの要素の配置状態が明示されている。
保持具1について図4〜図8を用いて述べる。
台板9には、右支持板8及び左支持板13が、ペーパーロール40の幅(約114mm)より少し広い間隔(全幅)で、垂直に固定されている。右支持板8にはペーパーロール支持棒6が片持ち梁状に水平に固定されている。ペーパーロール支持棒6の他端には、ペーパーロール40の抜け止めとして、留め板7が固着されている。
右支持板8の上方位置には蓋支持棒4が片持ち梁様に固着され、その他端には軸棒接合板5が固定されている。蓋2を回動可能に支持する蓋軸3は右支持板8と軸棒接合板5で支えられている。既述のように蓋2の支持部の幅は、ペーパー41のセットを容易にするため、全幅の約半分である。
右支持板8と左支持板13の間に、斜め板10が固定されている。斜め板10の表面の延長上方に近接して、ストッパー受け11が、ストッパー受け軸12によって回動可能に取り付けられている。ストッパー受け11は、ストッパー28を受け止めると同時に、ペーパー41の流動方向を滑らかに変える機能も担っている。従って、回動可能なローラが良いが、ペーパーとの摩擦が少なければ回動できない軸でも良いし、斜め板10の上縁を滑らかに仕上げて一体としても良い。
既述ではあるが、図7〜8に示されるように、斜め板10には切欠き10aを、台板9には切欠き9aが設けられ、斜め板10の上に露出するペーパー端42を掴み易くしている。
図8、図9等に示すように、切断装置20の骨格は右板21、左板22を幅板23で連結固定して構成されている。
図5の右側面図に示すように、右支持板8と切断装置20の右板21には蝶番17が、蝶番留め釘18によって固定されている。従って、右支持板8に対して右板21即ち切断装置20は、ペーパー41の挿通セットを容易にする目的で、開閉が可能となっている。(図10〜11参照)
図4、図6に示すように、左板22には、軸ピン16によってL型留め具15が回動可能に取り付けられている。L型留め具15は左支持板13に設けられた留めピン14に係留されると切断装置20は保持具1と、即ち左右支持板13、8と一体様になり閉ざされる。
図8に示される断面図(ペーパー、ペーパーロールは描かれていない)において、切断装置20の幅板23の延長下方には転向軸24が右板21、左板22に固定されている。転向軸24の表面は低摩擦が良く、右板21、左板22に回動可能に支持されるローラであっても良い。
図8などに示されるように、幅板23の延長上方に、右板21、左板22に支持された切断板軸27を設け、切断板ボス26を介して切断板25が滑らかな回動ができるように支持されている。
切断板25の下方端にはカッター30が設けられている。カッター30は鋭利なものではなく、滑らかな鋸歯状の凹凸がある樹脂、木であっても良い。
切断板25の上方端はストッパー28であり、内面側に滑り止め29が貼付されている。滑り止め29、ストッパー28がストッパー受け11に当接すると、切断板25はそれ以の回動ができない。また、ストッパー28と滑り止め29(ストッパー受け11)の間のペーパー41は、更なる引き出しが制限され容易に切断される。滑り止め29は無くても良い。
図9は図8に示す矢視B−B断面図である。
保持具1と切断装置20の合わせ面(線)が示されている。
ペーパーロール支持軸6、ストッパー受け11、転向軸24、幅板23、切断板軸27、滑り止め28等が互いに平行であることも示されている。
右支持板8と右板21、左支持板13と左板22は相対応して密着している事が示されている。
図10は、図9に対してペーパーロール40(網掛け、不透明)及びペーパー41(一部)を描き加えたものである。また、切断装置20は開いた状態を示している。保持具1と切断装置20の間の空間43にペーパー41を通しセットする。
図11は図10の矢視C−C断面図(一部)であり、図8に対してヘーパーロール40をセットし、切断装置20を開きペーパー41をセットした状態に描き直したものである。切断装置20を閉じれば通常の状態になる。
図12はヘーパー端42を、ほぼ水平方向、矢印44方向に引き出している図である。ペーパー41とカッター30は、まだ接触していない。
図13は、ペーパー端42を上方向、矢印45の方向へ引きカッター30とペーパー41が接触し絡み合い、切断板25が回動した状態である。ストッパー28(滑り止め29)がペーパー41を挟んでストッパー受け11に当接している。
ペーパー41も切断板25もそれ以上には動かない。この時、ペーパー端42を斜め上横方向に引くとペーパー41はカッター30で切断される。
図14に示すように、ペーパー41が切断されると、切断板25が重力等により回動し、カッター30と転向軸24が近接した元の状態に復帰する。同時にペーパー端42が斜め板10の上に露出する。復帰力は、重力に限らず、ばね等の弾性体を用いても良い。
斜め板10に沿って露出しているペーパー端42が、風などに依って逆行し、内部に隠れてしまう事がある。
図15はペーパー端42の逆行を防ぐ逆行防止手段を示している。
図15(a)は図11の、図15(b)は図14のそれぞれに、逆行防止手段を構成する弾性板46を描き加えたものである。図15(c)は弾性板46近辺を拡大表示したものである。
上記の弾性板46の一端は、幅板23に接着されている固定端48である。固定端48の境界位置は、塑性的に折り曲げられている。従って、自然状態の弾性板46の自由端(押圧部)48は幅板23から十分離れている。
なお、図15(c)の仮想線Dは保持具1と切断装置20との合わせ面である。
図15(b)や(c)に示すように、切断手段20が閉じられたとき、弾性板46の自由端48はペーパー41を斜め板10の表面に軽く押し付けることになる。
以上のような弾性板46による押圧は、ペーパー41の引き出しには支障ないが、ペーパー41の逆行(引き込み)に対しては、自由端(押圧部)48は自励的(正帰還的)に食い込む様な作用となり、逆行を防止する。
以上の逆行防止手段は、常に必要なものではなく、扇風機などの風がある場所での使用には有効である。
第2実施例について、図16〜図19を用いて述べる。
第2実施例も保持具50と切断装置65から成っている。
ペーパーロール76の支持は軸支持型ではなく箱型である。本願発明での支持具の型はいずれでもよい。
支持具が箱型の場合、引き出し抵抗は第1実施例の軸支持型よりやや大きい。ペーパーロール76は消耗に伴い軽くなるので引き出し抵抗は変化する。適宜、ペーパーロール76の中心の穴に重錘を入れるなどの策を講じても良い。
図16は左側面図(一部断面図)である。54は、「へ」の字形に曲折した蓋53を開閉自在に支持する蓋軸であり左側板51、右側板52に支持されている。蓋53を閉状態に保つ留め具は必要であるが、L型留め具、磁石、面ファスナーなど一般的なもので良く、図示は省略している。
底板55、左側板51、右側板52、前板56、案内手段である斜め板57は一体状に固定されている。従って、保持具50は後面に蓋53がある容器状となる。
切断装置65は第1実施例の切断装置20と同じである。
保持具50の左側板51にL型留め具61が軸ピン62で回動可能に取り付けられている。L型留め具61は、切断装置65の左板67に設けられた留めピン60に係留され、保持具50と切断装置65の閉状態が保たれる。第1実施例と比べ、留めピン60と軸ピン62の位置が逆であるが、格別な理由、差異は無い。
図17はペーパーロール76をも含めた側断面図である。
斜め板57の下方端には、ペーパー端78を掴み易くするための切欠き57aが設けられている。第1実施例と同様に、斜め板57の延長上方にストッパー受け58が設けられている。
右板66、左板67(図19参照)を幅板68で連結固定し切断装置65の骨格としている。
幅板68の延長下方に、右板66、左板67に挟まれて、ペーパー77が流れ出る方向を変える転向軸69が設けられている。
幅板68と転向軸69を一体化し、幅板68の下端を滑らかに仕上げて転向軸69の機能を担わせても良い。また、転向軸69はペーパー77の引き出し抵抗を減らすために、回動自在な構造としても良い。このことは、第1実施例においても同様である。
幅板68の上方位置において、左右板67、66の間に、切断板軸71が取り付けられている。切断板70は、切断板70に固定された切断板ボス72に切断板軸71を通して、軽く回動できるように支持されている。
切断板70の下端には、鈍なカッター75が設けられている。手指が触れても安全なカッターが望ましい。(第1実施例参照)
切断板70の上端は、内面側に滑り止め74を貼付したストッパー73である。滑り止め74は無くても良いが、有れば、ペーパー77の引出しをより確実に停止する。
右側板52側には、第1実施例の図5に示したような蝶番(第2実施例としての図示省略)が取り付けられており、第1実施例の図10、図11と同様に、切断装置65は開閉可能になっている。
蓋53を開け、ペーパーロール76を挿入の後、第1実施例ように切断装置65を開き、ペーパー77を挿通セットする。ヘーパー端78が斜め板57の上に十分出ているようにセットしてから、切断装置65を閉じ、L型留め具61で係留する。その後、蓋53を閉じる。(図17参照)
図18について、使用方法を述べる。
先ず、ペーパー端78を掴み、ほぼ水平に必要な長さを引き出す。その後、引く方向を矢印63のように上向きにすると、ペーパー77とカッター75が絡み合い切断板70が回動し傾斜する。ストッパー73(滑り止め74)は、ストッパー受け58との間にペーパー77を挟んで当接する。切断板70等はこれ以上には回動しない。
上記状態を保ちながら、やや斜め横にペーパーを引くと、ペーパーは切断される。「やや斜め横に引く」の意味は、ペーパーの全幅を同時に切断するのではなく、ペーパーの右または左端から順々に切る様子を示す。定規様のもので紙を押し付けて引き切る場合や、「はさみ」での切り方と同様である。
切断後、切断板70は重力等で回動し、転向軸69とカッター75が近接した元の位置に戻る。ペーパー端78は斜め板57の上に露出、更にそこから少しはみ出し状態になり掴み代となる。
図19は前左上方向から見た斜視図である。蓋53の形状を示すため、開放した状態で描いている。斜め板57の中央にある斜め板の切欠き57aは、ペーパー端78を掴み易くするためである。
既述のように、これらの実施例における案内手段は「斜め板」とされているが、板に限定されるものではない。棒を縦又は横に並べたものや網目の板様のものでも良い。
また、転向軸についても、回動可能なローラであっても良いし、切断装置の幅板の下端を転向軸として機能させても良い。
符号1〜48は第1実施例。
1 保持具
6 ペーパーロール支持棒
8 右支持板
9 台板
10 斜め板(案内手段)
11 ストッパー受け
13 左支持板
20 切断装置
21 右板
22 左板
23 幅板
24 転向軸
25 切断板
28 ストッパー
30 カッター
40 ペーパーロール
41 ペーパー
42 ペーパー端
46 弾性板
D 保持具1と切断装置20との合わせ面(図15(c)参照)。
符号50〜78は第2実施例。
50 保持具
51 左側板
52 右側板
53 蓋
55 底板
56 前板
57 斜め板(案内手段)
58 ストッパー受け
65 切断装置
66 右板
67 左板
68 幅板
69 転向軸
70 切断板
73 ストッパー
75 カッター
78 ペーパー端
符号100〜130は特許文献3の設計例。
111 保持具
114 右側板
120 切断装置
121 左側板
124 切断板
125 カッター
128 ストッパー
129 転向軸
130 ストッパー受け

Claims (3)

  1. ペーパーの滑らかな引出しと卓上に置いての使用を可能とするペーパーロール保持具と、
    ペーパーが切断されると同時に引き出しの掴み代となるペーパー端が露出する切断装置と、
    上記ペーパー端を傾斜して露出させるための、上記保持具に固定された案内手段を備えたことを特徴とするロールペーパー保持切断装置。
  2. ペーパーを挿通セットする際、前記案内手段と前記切断装置との間が、上記切断装置の側方を軸として、左右のうちの片方が開閉可能であることを特徴とする請求項1のロールペーパー保持切断装置。
  3. 前記案内手段の上に露出している前記ペーパー端が引き込まれ隠れることを防ぐため、ペーパーを上記案内手段に押しつける逆行防止手段を備えたことを特徴とする請求項1および請求項2に記載のロールペーパー保持切断装置。
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