JP5460099B2 - 耐食性と衝撃曲げ靭性に優れた高強度鋼管およびその製造方法 - Google Patents
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EF=N1/N2 …(1)
ここで、
EF:圧延板のフェライト結晶粒展伸度。
N1:圧延方向および板厚方向に平行な断面(L断面)の顕微鏡視野において板厚方向の一定長さXの線分によって切断される結晶粒の数。ただし顕微鏡視野および線分の長さXはN1が10以上となるように設定する。
N2:前記視野において圧延方向の前記長さXの線分によって切断される結晶粒の数。
[1]質量%で、C:0.1〜0.2%、Si:1.5%以下、Mn:1.5超え〜2.5%、P:0.005〜0.03%、S:0.005%以下、Cu:0.05〜0.5%、酸可溶Al:0.005〜0.1%、残部Feおよび不可避的不純物からなる化学組成。
[2]質量%で、C:0.03〜0.2%、Si:1.5%以下、Mn:1.5超え〜2.5%、P:0.005〜0.03%、S:0.005%以下、Cu:0.05〜0.5%、酸可溶Al:0.005〜0.1%であり、Ti:0.15%以下、Nb:0.15%以下の1種以上を含有し、残部Feおよび不可避的不純物からなり、TiとNbの合計含有量が0.03%以上である化学組成。
(i)衝撃曲げ靭性の向上にはPを低減することが極めて有効である。
(ii)Pを低減した場合であっても、P含有量を0.005〜0.03質量%の狭い含有量範囲に厳密にコントロールすることにより、Cu添加による耐食性向上効果を十分に得ることが可能である。
(iii)Mn含有量を1.5質量%を超える量としたうえで、C含有量を0.1%以上と高めに規定することが好ましい。
(iv)あるいは、C含有量の下限を0.03質量%まで緩和させる場合は、Mn含有量を1.5質量%を超える量としたうえで、Ti、Nbの1種以上を適量含有させることが望ましい。
本発明はこのような新たな知見に基づいて完成したものである。
以下、本発明を特定するための事項について説明する。
化学組成における「%」は特に断らない限り「質量%」を意味する。
本発明の鋼管は、加工硬化した組織を有し、かつフェライト結晶粒が長手方向に伸びた繊維状組織を呈するものである。具体的には、前記(1)式により定まるフェライト結晶粒展伸度EFが5.0以上の未焼鈍冷延鋼板を造管用の素材として用いたものである。発明者らの検討によれば、前述の化学組成を有するとともに、このような繊維状組織を長手方向に持つ鋼管において、衝撃曲げ靭性が顕著に改善されることがわかった。なお、造管に供する未焼鈍冷延鋼板は、マトリクスがフェライト単相であるか、またはフェライト相+50体積%以下の第2相からなるものである。第2相の量が多くなりすぎるとフェライト結晶粒展伸度を5.0以上とすることによる衝撃曲げ靱性の改善効果が十分に発揮できない場合がある。第2相は、マルテンサイト、ベイナイト、パーライト等であるが、パーライトが多量に生成すると強度および衝撃曲げ靭性の低下を招くので、マトリクス中のパーライトの存在量は10体積%以下に抑えられていることが望ましい。
本発明に従えば、鋼管としての長手方向の引張強さが980N/mm2以上という高強度を有するものを得ることが可能である。これはいわゆる100キロ級の高強度鋼管であり、自動車をはじめとする各種機械構造物において特に高強度を必要とする部材に適したものである。
本発明の高強度鋼管は、上記のように成分組成が調整された鋼を溶製し、熱間圧延、スケール除去処理(例えば酸洗)、冷間圧延、溶接造管の工程により製造することができる。
熱間圧延工程では、熱延仕上温度を(Ar3点−20℃)以上とする。Ar3点より低温になるとフェライト+オーステナイトの2相混合組織となる。このような混合組織で圧延すると、変形抵抗が板の内部で不均一となって熱延鋼帯の板厚精度が低下しやすいが、(Ar3点−20℃)以上であればフェライト相の量が比較的少ないため、板厚精度を一般的な許容範囲に収めることが可能である。しかし、熱延仕上温度が(Ar3点−20℃)を下回ると圧延方向の板厚変動が大きく変動するいわゆるゲージハンチングが生じやすくなる。このため熱延仕上温度はAr3点以上とすることがより好ましい。熱延仕上温度があまり高いと動的再結晶が起こりやすくなり、過度に動的再結晶が起こると熱延板でのフェライト結晶粒の展伸度を安定して2.0以上とすることが難しくなる。検討の結果、熱延仕上温度を(Ar3点+50℃)以下の範囲とすることがより効果的である。
冷間圧延工程では、冷間圧延率を40〜80%とする。冷延率40%未満では鋼管にしたときの前記(1)式により定まるフェライト結晶粒展伸度EFを安定して5.0以上とすることが難しくなる。また、引張強さ980N/mm2以上を狙う場合には強度不足となりやすい。一方、冷延率が80%を超える場合は、冷延パス回数が著しく増加し、製造コストの大幅な増大を招く場合がある。
フェライト結晶粒展伸度が5.0以上の冷延鋼板をそのまま未焼鈍の状態で溶接造管に供する。その際、圧延方向すなわちフェライト結晶粒が伸びている方向が管の長手方向となるように造管する。造管は、所定幅の鋼帯をロールフォーミングによって円筒状に成形していき、鋼帯の両エッジ部同士を付き合わせて溶接する一般的な溶接造管方法が適用できる。溶接は高周波溶接、プラズマ溶接、TIG溶接などが挙げられるが、高周波溶接による電縫鋼管とすることが好ましい。このようにして得られた鋼管は、優れた衝突曲げ靱性を呈する。
なお、本発明例のものはいずれも熱延鋼板における結晶粒展伸度EFが2.0以上であった。また、本発明例のものはいずれもマトリクスはフェライト相が70体積%以上を占めており、第2相はベイナイトまたはマルテンサイトからなり、パーライトの量は10体積%以下であった。
鋼管から長さ900mmの試料を採取し、これを−30℃に冷却した後、直ちに、300mmの間隔で固定された2箇所の支持治具の上に水平に置き、114kgの重錘を落下距離300mmにて試料鋼管の支持治具間の中央位置に落下・衝突させた。支持治具はR=30mmの逆U字型断面を有し、重錘は衝突部に先端R=25mmのポンチを有している。溶接ビード位置は上端から0°の位置になるようにした。試験後、湾曲した試験片の側面に裂け疵が発生しておらず、かつ溶接部に割れが認められないものを○(衝突曲げ靭性;良好)、それ以外のものを×(衝突曲げ靭性;不良)と評価した。
鋼管から長さ150mmの試料を切り出し、切断端面および鋼管内面側に塗装を施してシールした後、溶接ビード部を上面にして75°に立掛けた状態で促進腐食試験に供した。腐食試験の条件は、「塩水噴霧:4h→乾燥:8h」の12hを1サイクルとする条件とし50サイクルまで実施した。腐食試験後にシールを除去し、鋼管外面の最大侵食深さを測定した。なお、塩水噴霧は、35℃、0.5%の濃度のNaCl水溶液を用いた。また、乾燥は湿度60%で、20℃に調整した外気を導入して行った。試験後の試料を光学顕微鏡で観察し、最大侵食深さが0.2mm以下のものを○(耐食性良好)、0.2mmを超えるものを×(耐食性不良)と評価した。
これらの結果を表2に示す。
Claims (6)
- 質量%で、C:0.01〜0.2%、Si:1.5%以下、Mn:2.5%以下、P:0.005〜0.03%、S:0.005%以下、Cu:0.05〜0.5%、酸可溶Al:0.005〜0.1%、残部Feおよび不可避的不純物からなる化学組成を有し、マトリクスがフェライト単相である金属組織、またはマトリクスがフェライト相+50体積%以下の第2相からなり、前記第2相はマルテンサイト、ベイナイト、パーライトを意味し、マトリクス中のパーライトの存在量が10体積%以下である金属組織を有し、かつ下記(1)式により定まるフェライト結晶粒展伸度EFが5.0以上である未焼鈍冷延鋼板を圧延方向が長手方向となるように溶接造管してなる耐食性と衝撃曲げ靭性に優れた高強度鋼管。
EF=N1/N2 …(1)
ここで、
EF:圧延板のフェライト結晶粒展伸度。
N1:圧延方向および板厚方向に平行な断面(L断面)の顕微鏡視野において板厚方向の一定長さXの線分によって切断される結晶粒の数。ただし顕微鏡視野および線分の長さXはN1が10以上となるように設定する。
N2:前記視野において圧延方向の前記長さXの線分によって切断される結晶粒の数。 - さらにTi:0.15%以下、Nb:0.15%以下の1種以上を含有する請求項1に記載の高強度鋼管。
- 質量%で、C:0.1〜0.2%、Si:1.5%以下、Mn:1.5超え〜2.5%、P:0.005〜0.03%、S:0.005%以下、Cu:0.05〜0.5%、酸可溶Al:0.005〜0.1%、残部Feおよび不可避的不純物からなる化学組成を有し、マトリクスがフェライト単相である金属組織、またはマトリクスがフェライト相+50体積%以下の第2相からなり、前記第2相はマルテンサイト、ベイナイト、パーライトを意味し、マトリクス中のパーライトの存在量が10体積%以下である金属組織を有し、かつ下記(1)式により定まるフェライト結晶粒展伸度EFが5.0以上である未焼鈍冷延鋼板を圧延方向が長手方向となるように溶接造管してなる耐食性と衝撃曲げ靭性に優れた引張強さ980N/mm2以上の高強度鋼管。
EF=N1/N2 …(1)
ここで、
EF:圧延板のフェライト結晶粒展伸度。
N1:圧延方向および板厚方向に平行な断面(L断面)の顕微鏡視野において板厚方向の一定長さXの線分によって切断される結晶粒の数。ただし顕微鏡視野および線分の長さXはN1が10以上となるように設定する。
N2:前記視野において圧延方向の前記長さXの線分によって切断される結晶粒の数。 - 化学組成が、質量%で、C:0.03〜0.2%、Si:1.5%以下、Mn:1.5超え〜2.5%、P:0.005〜0.03%、S:0.005%以下、Cu:0.05〜0.5%、酸可溶Al:0.005〜0.1%であり、Ti:0.15%以下、Nb:0.15%以下の1種以上を含有し、残部Feおよび不可避的不純物からなり、TiとNbの合計含有量が0.03%以上である請求項3に記載の高強度鋼管。
- さらにNi:1%以下、Cr:1%以下、Mo:0.3%以下、V:0.3%以下、Zr:0.3%以下の1種以上を含有する化学組成を有する請求項1〜4のいずれかに記載の高強度鋼管。
- 請求項1〜5のいずれかに記載の化学組成を有するスラブを熱間圧延したのち、スケール除去処理、冷間圧延、溶接造管の工程により鋼管を製造するに際し、熱間圧延において熱延仕上温度を(Ar3点−20℃)以上、仕上圧延最終パス終了後、巻取までの平均冷却速度を20〜100℃/秒、巻取温度を450〜650℃として下記(1)式により定まるフェライト結晶粒展伸度EFが2.0以上の熱延鋼板を作り、冷間圧延において圧延率を40〜80%として、マトリクスがフェライト単相である金属組織、またはマトリクスがフェライト相+50体積%以下の第2相からなり、前記第2相はマルテンサイト、ベイナイト、パーライトを意味し、マトリクス中のパーライトの存在量が10体積%以下である金属組織を有し、かつ同フェライト結晶粒展伸度EFが5.0以上の冷延鋼板を作り、溶接造管において未焼鈍のままの冷延鋼板をその圧延方向が管の長手方向となるように造管する高強度鋼管の製造方法。
EF=N1/N2 …(1)
ここで、
EF:圧延板のフェライト結晶粒展伸度。
N1:圧延方向および板厚方向に平行な断面(L断面)の顕微鏡視野において板厚方向の一定長さXの線分によって切断される結晶粒の数。ただし顕微鏡視野および線分の長さXはN1が10以上となるように設定する。
N2:前記視野において圧延方向の前記長さXの線分によって切断される結晶粒の数。
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