JP5458745B2 - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents
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Description
1.半導体装置の構成
2.半導体装置の製造方法
3.その他の半導体装置の構造
本発明の一実施形態に係る半導体装置の構成について図面を参照して詳細に説明する。本実施形態の半導体装置は、トランジスタとキャパシタとが形成された半導体装置である。また、トランジスタ及びキャパシタを有する画素部をマトリクス状に配置することによって、半導体装置1を液晶表示装置として構成することができる。
トランジスタ2は、ゲート電極45bがゲート配線用膜12を介して不図示の走査線と接続し、ソース電極46aが不図示の信号線と接続し、ドレイン電極46bがキャパシタ3を介して不図示の画素電極と接続している。これにより、トランジスタ2は、画素電極への電圧を制御するスイッチング素子として機能する。
これにより、保護層45aは、上部電極19とともに、誘電体層18の端部を挟むように構成される。また、保護層45aは、ゲート配線用膜12に接続するために延在して形成されているゲート電極45bと、ゲート配線用膜12に接続するためのコンタクトホールが形成されているSiO2絶縁膜13との間に対応して形成されている。
[2−1.ポリシリコン膜の成膜]
図5(A)に示すように、基板11上に裏面遮光膜であり、かつゲート配線に用いられるゲート配線用膜12を成膜加工する。その後、CVD法によって、SiO2絶縁膜13を成膜する。このSiO2絶縁膜13は、ゲート配線とトランジスタ電極との層間膜の役目を果たす。
図5(B)に示すように、CVD法により、ゲート酸化膜15を成膜する。
図5(C)に示すように、フォトリソグラフィ技術を用いて、接続用開口22を形成するための開口を有するレジスト23を形成する。その後、WETエッチング技術により、キャパシタ領域の一部に接続用開口22(コンタクト)を形成する。接続用開口22を形成した後、当該接続用開口22に対してインプラントを行う。その後、後処理としてレジスト23を除去する。
図5(D)に示すように、フォトリソグラフィ技術を用いて、インプラントを行うためのレジスト24を形成する。その後、キャパシタ領域にインプラントを行う。これにより、第1導電膜14の低抵抗化を図ることができる。その後、後処理としてレジスト24を除去する(図5(E)参照)。
図6(A)に示すように、ゲート酸化膜15及び第1導電膜14の一部に第2導電膜16を成膜する。また、この第2導電膜16は、この後のDRYエッチングの工程の際に、ゲート酸化膜15を保護するためにも用いられる。
図6(B)に示すように、リソグラフィ技術とDRYエッチング技術を用いて、キャパシタ領域にゲート酸化膜15をストッパとして、第2導電膜16をエッチングする。
図6(C)に示すように、LPCVD法やPVD法を用いて、例えばシリコン窒化膜などの高誘電膜を成膜する。このシリコン窒化膜は、凹部開口21の内周面を含む下部電極17上に形成される。その後、リソグラフィ技術とDRYエッチング技術を用いて、キャパシタ領域以外のシリコン窒化膜を除去する。これにより、誘電体層18を形成することができる。
図6(D)に示すように、リソグラフィ技術とDRYエッチング技術を用いて、トランジスタ領域周辺のSiO2絶縁膜13をエッチングし、ゲート配線用膜12の一部を露出させる。この露出部分と後述のゲート電極45bとが接続することにより、トランジスタ2のゲート電極とゲート配線用膜12とを接続させることができる。
図6(E)に示すように、のちにゲート電極45b及び上部電極19となるポリシリコン膜またはドープドポリシリコン膜を成膜し、リソグラフィ技術とDRYエッチング技術を用いて、キャパシタ領域とトランジスタ領域の境界部分等の不必要な部分のポリシリコン膜またはドープドポリシリコン膜を除去する。これにより、ゲート電極45bと上部電極19を形成することができる。
以下、本実施形態の変形例について説明する。図7は、本変形例の半導体装置の平面図である。図8は、同半導体装置の断面図である。図7及び図8に示すように、半導体装置1’では、キャパシタ領域が複数の領域に分断されている。そのため、各キャパシタ領域ごとに、接続用開口22が形成されている。本変形例では、複数の接続用開口22が形成されるために凹凸構造を形成するための領域は少なくなるが、半導体装置の設計上の汎用性を高めることができる。
2 トランジスタ
3 キャパシタ
4 画素部
14 第1導電膜
15 ゲート酸化膜
16 第2導電膜
22 接続用開口
1’ 半導体装置
Claims (6)
- 第1導電膜と、絶縁膜と、第2導電膜とが順次積層され、前記第1導電膜表面の一部が底面として露出する凹部開口を有する下部電極と、
前記凹部開口の内周面を含む前記下部電極上に形成された誘電膜と、
前記凹部開口内を含む前記誘電膜上に形成され、前記下部電極と対向する上部電極と、を有するキャパシタを備え、
前記第1導電膜と前記第2導電膜とが前記絶縁膜の接続用開口を介して接続されている半導体装置。 - 前記凹部開口は、平面視で蛇行状に形成された請求項1に記載の半導体装置。
- 前記第1導電膜は、不純物がドープされたポリシリコンからなる請求項1又は請求項2に記載の半導体装置。
- 前記第2導電膜は、ポリシリコンまたは不純物がドープされたポリシリコンからなる請求項1〜3のいずれか1項に記載の半導体装置。
- 前記キャパシタと、トランジスタとを有する画素部をマトリクス状に形成した請求項1〜4のいずれか1項に記載の半導体装置。
- 基板上に第1の下部電極として第1導電膜を形成する工程と、
前記第1導電膜上に絶縁膜を形成する工程と、
前記絶縁膜上に第1凹部開口を形成して、前記第1導電膜表面の一部を露出させる工程と、
前記第1凹部開口を含む前記絶縁膜上に第2導電膜を形成し、前記第1凹部開口を介して前記第1導電膜と前記第2導電膜とを接続して下部電極を形成する工程と、
前記絶縁膜及び前記第2導電膜を選択的にエッチングし、前記絶縁膜から前記第2導電膜にかけて第2凹部開口を形成して、前記第1導電膜表面の一部を露出させる工程と、
前記第2凹部開口の内周面を含む前記下部電極上に誘電膜を形成する工程と、
前記第2凹部開口を含む前記誘電膜上に上部電極を形成する工程とを有し、前記下部電極と前記誘電膜と前記上部電極とにより構成されるキャパシタを有する半導体装置の製造方法。
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