JP5457228B2 - インクジェット記録装置およびインクジェット記録方法 - Google Patents
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Description
また、記録媒体の搬送方向後端に対応する吸着面の開口率を中央部の開口率と同じにしているので、搬送体から記録媒体の後端が浮くことを防止することができる。特に、搬送体が曲面搬送体であり、記録媒体の剛性が高い場合に有効である。
本発明の請求項2は、前記目的を達成するために、記録媒体上にインクを打滴し、画像を形成するインクジェットヘッドと、前記インク打滴後の記録媒体を搬送する搬送体と、該記録媒体を保持する保持手段と、該記録媒体を負圧吸引するための複数の吸着穴と、該吸着穴から吸引する吸着手段と、を有する搬送手段と、前記搬送体と前記記録媒体を、前記画像が形成された印字面側から加熱する加熱手段と、を有し、前記記録媒体を吸引する吸着面の前記吸着穴のピッチ間隔が、該記録媒体に対応する該吸着面の中央部から端部にいくに従い広くなり、開口率が小さくなり、前記記録媒体の搬送方向先端に対応する前記吸着面の開口率が、該吸着面の中央部の開口率と同じであることを特徴とするインクジェット記録装置を提供する。
請求項2によれば、記録媒体の搬送方向先端に対応する箇所の吸着面の開口率を中央部の開口率と同じにしているので、記録媒体の先端に発生する弛みを防止することができる。特に、搬送体が曲面搬送体であり、記録媒体の剛性が低い場合に有効である。
本発明の請求項3は、記録媒体上にインクを打滴し、画像を形成するインクジェットヘッドと、前記インク打滴後の記録媒体を搬送する搬送体と、該記録媒体を保持する保持手段と、該記録媒体を負圧吸引するための複数の吸着穴と、該吸着穴から吸引する吸着手段と、を有する搬送手段と、前記搬送体と前記記録媒体を、前記画像が形成された印字面側から加熱する加熱手段と、を有し、前記記録媒体の紙目方向が前記記録媒体の搬送方向と垂直な場合には、前記記録媒体を吸引する吸着面の前記吸着穴のピッチ間隔が、前記記録媒体に対応する前記吸着面の中央部から搬送方向端部に向って広くなり、開口率が小さくなることを特徴とするインクジェット記録装置を提供する。
請求項3によれば、吸着穴のピッチ間隔を、記録媒体の搬送方向において中央部から端部に向って広くしているので、カックルを記録媒体の搬送方向に分散させることができる。
本発明の請求項17は、前記目的を達成するために、記録媒体上にインクを打滴し、画像を形成するインク吐出工程と、前記インク打滴後の記録媒体を搬送体に載せ、保持しながら該搬送体から吸着穴を通して吸引し、該記録媒体を搬送する搬送工程と、前記搬送体と前記記録媒体を、前記画像が形成された印字面側から加熱する加熱工程と、を有し、前記記録媒体を吸引する吸着面の前記吸着穴のピッチ間隔が、該記録媒体に対応する該吸着面の中央部から端部にいくに従い広くなり、開口率が小さくなり、前記記録媒体の搬送方向先端に対応する前記吸着面の開口率が、該吸着面の中央部の開口率と同じであることを特徴とするインクジェット記録方法を提供する。
本発明の請求項18は、前記目的を達成するために、記録媒体上にインクを打滴し、画像を形成するインク吐出工程と、前記インク打滴後の記録媒体を搬送体に載せ、保持しながら該搬送体から吸着穴を通して吸引し、該記録媒体を搬送する搬送工程と、前記搬送体と前記記録媒体を、前記画像が形成された印字面側から加熱する加熱工程と、を有し、前記記録媒体の紙目方向が前記記録媒体の搬送方向と垂直な場合には、前記記録媒体を吸引する吸着面の前記吸着穴のピッチ間隔が、前記記録媒体に対応する前記吸着面の中央部から搬送方向端部に向って広くなり、開口率が小さくなることを特徴とするインクジェット記録方法を提供する。
まず、本発明のインクジェット記録装置の全体構成を説明する。
給紙部10は、記録媒体22を描画部14に供給する機構である。給紙部10には、給紙トレイ50が設けられ、この給紙トレイ50から記録媒体22が一枚ずつ処理液付与部12に給紙される。
処理液付与部12は、記録媒体22の記録面に処理液を付与する機構である。処理液は、描画部14で付与されるインク中の色材(顔料)を凝集または析出させる色材凝集剤を含んでおり、この処理液とインクとが接触することによって、インクは色材と溶媒との分離が促進される。なお、処理液のより詳細な説明については後述する。
図1に示すように、描画部14は、描画ドラム70と、この描画ドラム70の外周面に対向する位置に近接配置されたインクヘッド72M,72K,72C,72Yで構成される。インクヘッド72M,72K,72C,72Yはそれぞれ、マゼンダ(M)、黒(K)、シアン(C)、イエロー(Y)の4色のインクに対応しており、描画ドラム70の回転方向に上流側から順に配置される。
乾燥部16は、色材凝集作用により分離された溶媒に含まれる水分を乾燥させる工程であり、乾燥ドラム76と、この乾燥ドラム76の外周面に対向する位置に配置された第1のIRヒータ78、温風噴出しノズル80、第2のIRヒータ82で構成される。第1のIRヒータ78は、温風噴出しノズル80に対して、乾燥ドラム76の回転方向(図1において反時計回り方向)の上流側に設けられ、第2のIRヒータ82は温風噴出しノズル80の下流側に設けられる。
a≦0.25×t であり、
図14(b)の場合、0<h≦0.5×t
図14(c)の場合、0<h≦0.35×t
図14(d)、(e)の場合、0<h≦0.25×t
を満たすように吸着穴のエッジ部を設けることが好ましい。
露光硬化部18は、紫外線光源88及びインラインセンサ90で構成される。紫外線光源88及びインラインセンサ90は、露光硬化ドラム84の周面に対向する位置に配置され、露光硬化ドラム84の回転方向の上流側から順に配置される。
図1に示すように、露光硬化部18に続いて排出部20が設けられている。排出部20は、排出トレイ92を備えており、この排出トレイ92と露光硬化部18の露光硬化ドラム84との間に、これらに対接するように渡し胴94、搬送ベルト96、張架ローラー98が設けられている。記録媒体22は、渡し胴94により搬送ベルト96に送られ、排出トレイ92に排出される。
次に、第1の中間搬送部24の構造について説明する。なお、第2の中間搬送部26、第3の中間搬送部28は、第1の中間搬送部24と同様の構成であり、その説明を省略する。
図15は、インクジェット記録装置1のシステム構成を示す要部ブロック図である。インクジェット記録装置1は、通信インターフェース120、システムコントローラ122、プリント制御部124、処理液付与制御部126、第1中間搬送制御部128、ヘッドドライバ130、第2中間搬送制御部132、乾燥制御部134、第3中間搬送制御部136、露光硬化制御部138、インラインセンサ90、エンコーダ91、モータドライバ142、メモリ144、ヒータドライバ146、画像バッファメモリ148、吸引制御部149等を備えている。
本発明におけるインク組成物は、顔料を含んでなり、必要に応じて、更に分散剤や界面活性剤、その他の成分を用いて構成することができる。
本発明におけるインク組成物は、色材成分として顔料の少なくとも一種を含有する。顔料としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、有機顔料、無機顔料のいずれであってもよい。顔料は、水に殆ど不溶であるか又は難溶である顔料であることが、インク着色性の点で好ましい。
本発明のインク組成物は、分散剤の少なくとも1種を含有することができる。前記顔料の分散剤としては、ポリマー分散剤、又は低分子の界面活性剤型分散剤のいずれでもよい。また、ポリマー分散剤は、水溶性の分散剤、又は非水溶性の分散剤のいずれでもよい。
本発明におけるインク組成物は、ポリマー粒子の少なくとも一種を含有することができる。このポリマー粒子は、後述の処理液又はこれを乾燥させた領域と接触した際に分散不安定化して凝集しインクを増粘させることによりインク組成物を固定化する機能を有し、インク組成物の記録媒体への定着性及び画像の耐擦過性をより向上させることができる。
本発明におけるインク組成物は、ポリマー粒子として、自己分散性ポリマー粒子の少なくとも一種を含有することが好ましい。この自己分散性ポリマーは、後述の処理液又はこれを乾燥させた領域と接触した際に分散不安定化して凝集しインクを増粘させることによりインク組成物を固定化する機能を有し、インク組成物の記録媒体への定着性及び画像の耐擦過性をより向上させることができる。また、自己分散性ポリマーは、吐出安定性及び前記顔料を含む系の液安定性(特に分散安定性)の観点からも好ましい樹脂粒子である。
本発明におけるインク組成物は、活性エネルギー線により重合する水溶性の重合性化合物の少なくとも一種を含有することができる。
本発明におけるインク組成物は、後述の処理液に含有するとともにあるいは含有せずに、活性エネルギー線により前記重合性化合物の重合を開始する開始剤の少なくとも1種を含有することができる。光重合開始剤は、1種単独で又は2種以上を混合して、あるいは増感剤と併用して使用することができる。
本発明におけるインク組成物は、水溶性有機溶媒の少なくとも1種を含有することができる。水溶性有機溶媒は、乾燥防止、湿潤あるいは浸透促進の効果を得ることができる。乾燥防止には、噴射ノズルのインク吐出口においてインクが付着乾燥して凝集体ができ、目詰まりするのを防止する乾燥防止剤として用いられ、乾燥防止や湿潤には、水より蒸気圧の低い水溶性有機溶媒が好ましい。また、浸透促進には、紙へのインク浸透性を高める浸透促進剤として用いることができる。
インク組成物は、水を含有するものであるが、水の量には特に制限はない。中でも、水の好ましい含有量は、10〜99質量%であり、より好ましくは30〜80質量%であり、更に好ましくは50〜70質量%である。
本発明におけるインク組成物は、上記成分以外にその他の添加剤を用いて構成することができる。その他の添加剤としては、例えば、乾燥防止剤(湿潤剤)、褪色防止剤、乳化安定剤、浸透促進剤、紫外線吸収剤、防腐剤、防黴剤、pH調整剤、表面張力調整剤、消泡剤、粘度調整剤、分散剤、分散安定剤、防錆剤、キレート剤等の公知の添加剤が挙げられる。
処理液は、既述のインク組成物中の成分を凝集させる凝集剤を少なくとも含み、必要に応じて、更に他の成分を用いて構成することができる。インク組成物とともに処理液を用いることで、インクジェット記録を高速化でき、高速記録しても濃度、解像度の高い描画性(例えば細線や微細部分の再現性)に優れた画像が得られる。
本発明のインクジェット記録方法は、記録媒体に上に画像を記録するものである。
次に実施例を挙げて本発明を更に具体的に説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
図1に示すインクジェット記録装置によりベタ画像を描画し、形成後のサンプルについて吸着穴の凹み、穴部の画像強度、カックルの発生を確認した。吸着シートは、厚さ:0.4mm、開口率、吸着穴の径、および、穴ピッチは表1に示す条件で試験を行った。なお、開口率を中央部と端部で変更させた例については、平均穴径:0.8mm、平均穴ピッチ0.8mmとなるようにした。また、エッジ部の形状は、図14(a)に示す形状の吸着穴を用いた。吸引圧は40kPaで行った。記録媒体には、OKトップコート104gsm、菊半裁サイズ(636×469mm)を用いた。実施例においては、記録媒体の長辺が幅方向、短辺が搬送方向となるように記録媒体を搬送したため、比較例1〜3は紙目が縦目(紙目が搬送方向に垂直)、横目(紙目が搬送方向と平行)の両方で行った。実施例1、比較例4〜6は紙目が横目、実施例2、比較例7〜9は紙目が縦目の記録媒体を用いて試験を行った。インクの打滴量は5plで行った。
出力された記録媒体のベタ画像部の吸着穴部分の凹みの視認性を目視で評価した。
◎ :視認されない
○ :ほとんど視認されない
○△:一部でわずかに視認されるが許容内
△ :視認される
× :顕著に視認される
<穴部の画像強度>
出力されたサンプルのベタ画像部の吸着穴部分を含む領域に、セロハンテープ(ニチバン製)を貼り付けて吸着穴部の画像の密着性を評価した。
○:剥がしたテープへの画像付着がない
△:剥がしたテープへの吸着穴部分の画像付着が一部ある
×:剥がしたテープへの吸着穴部分の画像付着が顕著にある
<カックル>
出力された記録媒体のベタ画像部分のカックル度合いを目視評価した。
○ :カックルが許容内
△ :カックルが許容外になる場合がある
△×:カックルが許容外
× :カックルが顕著で、問題外
図16に示すように、開口率が一定である比較例1〜3は、開口率が低い比較例では、中央部のカックルの成長を抑止できず、開口率の高い比較例では、端部のカックルを分散しきれないので、カックルが確認された。開口率を中央部を低くし、端部を高くした比較例4及び比較例7についても同様にカックルが確認された。また、穴径を変更することで開口率を変更した比較例5、6、8、9では、吸着穴の穴径の大きい部分で記録媒体に凹みが確認された。なお、穴径が0.8mmであったので、エッジ部の形状の影響は見られなかった。
図1に示すインクジェット記録装置により、3種類の記録媒体にベタ画像を描画し、画像部分の吸着凹みの評価を行った。吸着シートは、厚さ:0.4mm、穴ピッチ:0.8mmで一定とし、図2(b)または図2(c)に示すような各領域で段階的に開口率が小さくなるように、穴径を0.2〜2.0mmの範囲で変更した。図17中の開口率は各領域における開口率である。インク打滴量は、5plであり、吸着穴のエッジ部の形状は、図14(a)に示す形状の吸着穴を用いた。吸引圧は40kPaで行った。
図1に示すインクジェット記録装置により、ベタ画像を描画し、吸着凹みの評価を行った。吸着シートは、厚さ:0.4mm、穴ピッチ:0.8mmで一定とし、図2(b)または図2(c)に示すような各領域で段階的に開口率が小さくなるように、穴径を1.2mm、1.6mmで変更した。また、エッジ部の形状が、図14(a)、図14(b)、図14(e)に示す吸着穴を用いて試験を行い、D1:吸着穴の径、h:径がD2からD1になるまでの深さ、a:(D2−D1)/2は、図18に示す条件で行った(図14(a)については、a、hともに0である)。記録媒体として、OKトップコート(坪量:73.3gsm)を用い、インク打滴量は5plで行った。
Claims (20)
- 記録媒体上にインクを打滴し、画像を形成するインクジェットヘッドと、
前記インク打滴後の記録媒体を搬送する搬送体と、該記録媒体を保持する保持手段と、該記録媒体を負圧吸引するための複数の吸着穴と、該吸着穴から吸引する吸着手段と、を有する搬送手段と、
前記搬送体と前記記録媒体を、前記画像が形成された印字面側から加熱する加熱手段と、を有し、
前記記録媒体を吸引する吸着面の前記吸着穴のピッチ間隔が、該記録媒体に対応する該吸着面の中央部から端部にいくに従い広くなり、開口率が小さくなり、
前記記録媒体の搬送方向後端に対応する前記吸着面の開口率が、該吸着面の中央部の開口率と同じであることを特徴とするインクジェット記録装置。 - 記録媒体上にインクを打滴し、画像を形成するインクジェットヘッドと、
前記インク打滴後の記録媒体を搬送する搬送体と、該記録媒体を保持する保持手段と、該記録媒体を負圧吸引するための複数の吸着穴と、該吸着穴から吸引する吸着手段と、を有する搬送手段と、
前記搬送体と前記記録媒体を、前記画像が形成された印字面側から加熱する加熱手段と、を有し、
前記記録媒体を吸引する吸着面の前記吸着穴のピッチ間隔が、該記録媒体に対応する該吸着面の中央部から端部にいくに従い広くなり、開口率が小さくなり、
前記記録媒体の搬送方向先端に対応する前記吸着面の開口率が、該吸着面の中央部の開口率と同じであることを特徴とするインクジェット記録装置。 - 記録媒体上にインクを打滴し、画像を形成するインクジェットヘッドと、
前記インク打滴後の記録媒体を搬送する搬送体と、該記録媒体を保持する保持手段と、該記録媒体を負圧吸引するための複数の吸着穴と、該吸着穴から吸引する吸着手段と、を有する搬送手段と、
前記搬送体と前記記録媒体を、前記画像が形成された印字面側から加熱する加熱手段と、を有し、
前記記録媒体の紙目方向が前記記録媒体の搬送方向と垂直な場合には、前記記録媒体を吸引する吸着面の前記吸着穴のピッチ間隔が、前記記録媒体に対応する前記吸着面の中央部から搬送方向端部に向って広くなり、開口率が小さくなることを特徴とするインクジェット記録装置。 - 前記吸着穴のピッチ間隔が、前記記録媒体に対応する前記吸着面の中央部から幅方向端部に向って広くなっていることを特徴とする請求項3に記載のインクジェット記録装置。
- 前記吸着穴のピッチ間隔が、前記記録媒体に対応する前記吸着面の中央部が最も開口率が高いことを特徴とする請求項3または4に記載のインクジェット記録装置。
- 前記吸着穴の配置が六方最密配置であり、所定の間隔を設けて該吸着穴を配置することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
- 前記吸着穴の形状が真円または楕円形状であることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
- 前記吸着穴のエッジ部が曲面であることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
- 前記吸着穴のエッジ部に、該吸着穴より大きく相似形の溝を有することを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
- 前記記録媒体の種類により吸引手段による吸引圧力を制御する制御手段を備えることを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
- 前記吸着面の開口率が、線形に減少するように前記吸着穴を配置することを特徴とする請求項1から10のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
- 前記吸着面は複数の領域に分割され、前記開口率が領域毎に段階的に減るように配置していることを特徴とする請求項1から10のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
- 前記吸着面の開口率が一定である領域間は、開口率が線形に減少することを特徴とする請求項12に記載のインクジェット記録装置。
- 前記吸着面の中央部10〜70%の領域は開口率が一定であることを特徴とする請求項11から13のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
- 前記記録媒体を前記印字面側から前記搬送体表面に押圧するための記録媒体抑え手段を有することを特徴とする請求項1から14のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
- 記録媒体上にインクを打滴し、画像を形成するインク吐出工程と、
前記インク打滴後の記録媒体を搬送体に載せ、保持しながら該搬送体から吸着穴を通して吸引し、該記録媒体を搬送する搬送工程と、
前記搬送体と前記記録媒体を、前記画像が形成された印字面側から加熱する加熱工程と、を有し、
前記記録媒体を吸引する吸着面の前記吸着穴のピッチ間隔が、該記録媒体に対応する該吸着面の中央部から端部にいくに従い広くなり、開口率が小さくなり、
前記記録媒体の搬送方向後端に対応する前記吸着面の開口率が、該吸着面の中央部の開口率と同じであることを特徴とするインクジェット記録方法。 - 記録媒体上にインクを打滴し、画像を形成するインク吐出工程と、
前記インク打滴後の記録媒体を搬送体に載せ、保持しながら該搬送体から吸着穴を通して吸引し、該記録媒体を搬送する搬送工程と、
前記搬送体と前記記録媒体を、前記画像が形成された印字面側から加熱する加熱工程と、を有し、
前記記録媒体を吸引する吸着面の前記吸着穴のピッチ間隔が、該記録媒体に対応する該吸着面の中央部から端部にいくに従い広くなり、開口率が小さくなり、
前記記録媒体の搬送方向先端に対応する前記吸着面の開口率が、該吸着面の中央部の開口率と同じであることを特徴とするインクジェット記録方法。 - 記録媒体上にインクを打滴し、画像を形成するインク吐出工程と、
前記インク打滴後の記録媒体を搬送体に載せ、保持しながら該搬送体から吸着穴を通して吸引し、該記録媒体を搬送する搬送工程と、
前記搬送体と前記記録媒体を、前記画像が形成された印字面側から加熱する加熱工程と、を有し、
前記記録媒体の紙目方向が前記記録媒体の搬送方向と垂直な場合には、前記記録媒体を吸引する吸着面の前記吸着穴のピッチ間隔が、前記記録媒体に対応する前記吸着面の中央部から搬送方向端部に向って広くなり、開口率が小さくなることを特徴とするインクジェット記録方法。 - 前記吸着穴のピッチ間隔が、前記記録媒体に対応する前記吸着面の中央部から幅方向端部に向って広くなっていることを特徴とする請求項18に記載のインクジェット記録方法。
- 前記記録媒体の種類により、吸引圧力を制御する制御工程を有することを特徴とする請求項18または19に記録のインクジェット記録方法。
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