JP5446196B2 - 光学部品、バックライトユニット及び表示装置 - Google Patents
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Description
本発明は、プリズムアレイ又はレンズアレイの輝度ムラを低減することを目的とする。
図1に示す光学部品10は、光透過層3と複数の第1凸部1と複数の第2凸部2とを含んでいる。この光学部品10の光透過層3側の主面は、背面又は光入射面である。他方、この光学部品10の凸部1及び2側の主面は、前面又は光射出面である。
図2乃至図4は、第1凸部の配置の例を概略的に示す平面図である。図5乃至図7は、第1凸部の形状の例を概略的に示す平面図である。
図8では、第2凸部2は、回折格子を構成している。なお、回折格子の格子定数は、凸部1のピッチと比較して遥かに小さい。従って、図8には、凸部2を表示していない。
光学部品10の材料としては、例えば、プラスチックなどの樹脂を使用することができる。この樹脂としては、例えば、ポリエステル樹脂、アクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリスチレン樹脂、MS(スチレン−メチルメタクリレート共重合体)樹脂、ポリメチルペンテン樹脂及びシクロオレフィンポリマーなどの熱可塑性樹脂、又は、ポリエステルアクリレート、ウレタンアクリレート及びエポキシアクリレートなどのオリゴマー若しくはアクリレートを含んだ放射線硬化性樹脂を使用することができる。
図13は、図1に示す光学部品を含んだ表示装置の一例を概略的に示す断面図である。
光源8の各々は、紙面の奥行き方向に延びた複数の線光源、例えば蛍光灯又は冷陰極管(CCFL)である。光源8は、光学素子30を間に挟んで液晶表示パネル50の背面と向き合っている。
図14は、図1に示す光学部品を含んだ表示装置の他の例を概略的に示す断面図である。図14に示す表示装置100は、以下の構成を採用したこと以外は、図13を参照しながら説明した表示装置100と同様である。即ち、この表示装置100では、光学素子30は光学部品10を2つ含んでいる。これら光学部品10は、一方の光学部品10が他方の光学部品10と表示パネル50との間に位置し、且つ、凸部1及び2が表示パネル50と向き合うように配置されている。このように、表示装置100においては、光学部品10を複数使用してもよい。
図15は、比較例に係る光学部品の光学的機能を概略的に示す図である。図16は、図11に示す光学部品の光学的機能を概略的に示す図である。図17は、図10に示す光学部品の光学的機能を概略的に示す図である。
<光学部品の製造>
押出成形用シリンダの円筒面に銅鍍金を施し、この鍍金面を滑らかに加工した。このシリンダをレーザ製版機に搭載し、樹脂にカーボンを分散させてなるラッカーを、スプレーコータを用いて鍍金面上に5μmの厚さに塗布した。この塗膜に波長が1060nmのレーザビームを照射した。レーザビームは、三角格子の格子点に対応した位置に照射した。塗膜の照射部ではラッカーのアブレーションを生じ、その結果、三角格子状に配列した円形の開口が形成された。
表1に示す光学部品の各々を図13に示す表示装置100に組み込んで、正面輝度と輝度ムラとを評価した。ここでは、拡散板5としては住友化学社製のRM721を使用し、液晶表示パネル50としてはシャープ社製のLC−32GX5を使用した。そして、表示装置100を1時間点灯した後、これに白色画像を表示させ、画面中心部の輝度をトプコン社製の輝度測定装置BM−7を用いて正面方向から測定した。この輝度を正面輝度とした。また、表示ムラに関しては、表示装置100に白色画像を表示させ、正面方向であって、画面から2m離れた位置から、輝度ムラの程度を目視によって確認した。これらの結果を、表1に纏める。
以下に、当初の特許請求の範囲に記載していた発明を付記する。
[1]第1及び第2主面を備え、前記第1主面には、間に隙間を空けて規則的に又は不規則に配列し、各々がレンズ又はプリズムを構成している複数の第1凸部と、前記隙間を埋めており、各々が前記第1凸部と比較して高さがより低いレンズ又はプリズムを構成している複数の第2凸部とが設けられていることを特徴とする光学部品。
[2]第1及び第2主面を備え、前記第1主面には、間に隙間を空けて規則的に又は不規則に配列し、各々がレンズ又はプリズムを構成している複数の第1凸部と、前記隙間を埋めており、光散乱構造又は回折構造を構成している複数の第2凸部とが設けられていることを特徴とする光学部品。
[3]前記複数の第1凸部の各々はレンズを構成していることを特徴とする項1又は2に記載の光学部品。
[4]前記複数の第1凸部は規則的に配列していることを特徴とする項1乃至3の何れか1項に記載の光学部品。
[5]前記複数の第1凸部は不規則に配列していることを特徴とする項1乃至3の何れか1項に記載の光学部品。
[6]前記複数の第1凸部は前記第1主面に平行な方向に延びた形状を有している第1凸部を複数含み、これら第1凸部の長さ方向は前記第1主面に平行な一方向に揃っていることを特徴とする項1乃至5の何れか1項に記載の光学部品。
[7]透明材料と、前記透明材料中に分散し、前記透明材料とは屈折率が異なる複数の透明粒子とを含んだことを特徴とする項1乃至6の何れか1項に記載の光学部品。
[8]項1乃至7の何れか1項に記載の光学部品と、前記光学部品を前記第2主面側から照明する光源とを具備したことを特徴とするバックライトユニット。
[9]項8に記載のバックライトユニットと、前記光学部品を間に挟んで前記光源と向き合った表示パネルとを具備したことを特徴とする表示装置。
Claims (6)
- 第1及び第2主面を備え、前記第1主面には、間に隙間を空けて規則的に又は不規則に配列し、各々が半球レンズを構成している複数の第1凸部と、前記隙間を埋めており、各々が前記第1凸部と比較して高さがより低いプリズムを構成している複数の第2凸部とが設けられており、前記複数の第1凸部が前記第1主面に占める面積比は、70乃至80%の範囲内であり、前記第2凸部は四角錐形状であることを特徴とする光学部品。
- 前記複数の第1凸部は規則的に配列していることを特徴とする請求項1に記載の光学部品。
- 前記複数の第1凸部は不規則に配列していることを特徴とする請求項1に記載の光学部品。
- 透明材料と、前記透明材料中に分散し、前記透明材料とは屈折率が異なる複数の透明粒子とを含んだことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の光学部品。
- 請求項1乃至4の何れか1項に記載の光学部品と、
前記光学部品を前記第2主面側から照明する光源と
を具備したことを特徴とするバックライトユニット。 - 請求項5に記載のバックライトユニットと、前記光学部品を間に挟んで前記光源と向き合った表示パネルとを具備したことを特徴とする表示装置。
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