JP5444412B2 - 加工処理の評価を行うための情報を表示する表示部を備えた数値制御装置 - Google Patents
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Description
本発明は、加工処理の評価を行うための情報を表示する表示部を備えた数値制御装置に関する。
数値制御(NC)装置は、所定の加工プログラムに従って工作機械の複数の駆動軸を駆動することによって、所望の加工処理を実行するために利用される。このような数値制御装置においては、加工プログラムに含まれていて補間処理を行う前における各駆動軸の指令位置(以下、「プログラム位置」と称する)及び工作機械の機械構成情報(例えば工作機械における加工点の相対的位置など)から加工プログラム上の指令座標(以下、「プログラム座標」と称する)が算出される。そして、直線又は曲線など任意の選択形状に従って各座標点を接続することによって加工プログラム上の軌跡(以下、「プログラム軌跡」と称する)が生成される。
そして、得られたプログラム軌跡及び速度指令その他加工条件に基づいて補間処理が実行され、補間処理後の指令座標(以下、「指令座標」と称する)が算出される。また、補間処理後の各指令座標を任意の選択形状に従って接続することによって補間処理後の指令軌跡(以下、「指令軌跡」と称する)が生成される。このように、プログラム軌跡と指令軌跡との間には、速度指令その他の加工条件に応じて定まる補間処理が介在するため、補間処理前後の軌跡が必ずしも一致しない。その結果、所望の加工形状が得られない場合がある。特許文献1及び特許文献2は、軌跡データを表示する表示部を備えた数値制御装置を開示している。しかしながら、従来の加工処理の評価手法は、補間処理後の指令軌跡と工具の実軌跡との間の形状誤差を比較するものであって、主として駆動軸の動作を制御するために数値制御装置に設定されるパラメータの調整効果を確認するためのものであった。したがって、誤差が生じる要因が、補間処理又は加工プログラムにある場合、それらの情報から原因を判別し、対策を施すことは困難であった。
本発明は、補間処理の前後における指令の変化を考慮して加工処理の精度を評価できるように必要な情報を表示する表示部を備えた数値制御装置を提供することを目的とする。
本願の1番目の発明によれば、加工プログラムに従って工作機械の複数の駆動軸を駆動することによって、加工点の動作を制御する数値制御装置であって、前記加工プログラムから各駆動軸に対する位置情報であるプログラム位置を取得するプログラム位置取得部と、前記加工プログラム並びに前記加工プログラム及びパラメータによって指定される加工条件に基づいて生成される、各駆動軸の指令位置を取得する指令位置取得部と、前記プログラム位置及び前記工作機械の機械構成情報に基づいて、前記プログラム位置に対応する前記加工点の座標であるプログラム座標を算出するプログラム座標算出部と、前記プログラム座標を記憶するプログラム座標記憶部と、前記指令位置及び前記工作機械の前記機械構成情報に基づいて、前記指令位置に対応する前記加工点の座標である指令座標を算出する指令座標算出部と、前記指令座標を記憶する指令座標記憶部と、前記プログラム座標及び前記指令座標を互いに対比可能なように表示する表示部と、を備えることを特徴とする、数値制御装置が提供される。
1番目の発明において、表示部は、補間処理前の指令座標であるプログラム座標と、補間処理後の指令座標である指令座標とを互いに対比可能なように表示する。それにより、操作者は、補間処理の前後において座標がどのように変化したかを視覚的に確認できるようになる。したがって、操作者は、補間処理に起因して加工形状に誤差が生じているか否かを判別できる。
本願の2番目の発明によれば、1番目の発明において、各駆動軸の位置を検出することによって各駆動軸の実位置を取得する実位置取得部と、前記実位置及び前記工作機械の前記機械構成情報に基づいて、前記実位置に対応する前記加工点の座標である実座標を算出する実座標算出部と、前記実座標を記憶する実座標記憶部と、をさらに備えており、前記表示部が、前記実座標を前記プログラム座標及び前記指令座標に対して互いに対比可能なようにさらに表示することを特徴とする、数値制御装置が提供される。
2番目の発明において、表示部は、プログラム座標及び指令座標に加えて、工具が実際に通過した実座標を対比可能なように表示する。したがって、加工形状に誤差が生じている場合に、操作者は、誤差の発生が加工プログラム、設定パラメータ又は補間処理などのいずれの要因によるものなのかを正確に判別できる。
本願の3番目の発明によれば、1番目の発明において、前記プログラム座標の間を所定の形状に従って接続することによりプログラム軌跡を生成するプログラム軌跡生成部と、前記指令座標の間を所定の形状に従って接続することにより指令軌跡を生成する指令軌跡生成部と、をさらに備えており、前記表示部が、前記プログラム軌跡及び前記指令軌跡を互いに対比可能なようにさらに表示することを特徴とする、数値制御装置が提供される。
3番目の発明において、表示部は、プログラム座標及び指令座標に加えて、プログラム軌跡及び指令軌跡を対比可能なように表示する。このように補間処理前後の軌跡が表示されるので、操作者は補間処理前後の指令の変化を容易に確認できる。
本願の4番目の発明によれば、3番目の発明において、各駆動軸の位置を検出することによって各駆動軸の実位置を取得する実位置取得部と、前記実位置及び前記工作機械の前記機械構成情報に基づいて、前記実位置に対応する前記加工点の座標である実座標を算出する実座標算出部と、前記実座標を記憶する実座標記憶部と、前記実座標の間を所定の形状に従って接続することにより実軌跡を生成する実軌跡生成部をさらに備えており、前記表示部が、前記実軌跡を前記プログラム軌跡及び前記指令軌跡に対して互いに対比可能なようにさらに表示することを特徴とする、数値制御装置が提供される。
4番目の発明において、表示部は、プログラム座標及び指令座標並びにプログラム軌跡及び指令軌跡に加えて、実座標及び実軌跡を対比可能なように表示する。したがって、加工形状に誤差が生じている場合に、操作者は、誤差の発生が加工プログラム、設定パラメータ又は補間処理などのいずれの要因によるものなのかを正確かつ容易に判別できる。
本願の5番目の発明によれば、加工プログラムに従って工作機械の複数の駆動軸を駆動することによって、加工点の動作を制御する数値制御装置であって、前記加工プログラムから各駆動軸に対する位置情報であるプログラム位置を取得するプログラム位置取得部と、前記加工プログラム並びに前記加工プログラム及びパラメータによって指定される加工条件に基づいて生成される、各駆動軸の指令位置を取得する指令位置取得部と、前記プログラム位置及び前記工作機械の機械構成情報に基づいて、前記プログラム位置に対応する前記加工点の座標であるプログラム座標を算出するプログラム座標算出部と、前記プログラム座標を記憶するプログラム座標記憶部と、前記指令位置及び前記工作機械の前記機械構成情報に基づいて、前記指令位置に対応する前記加工点の座標である指令座標を算出する指令座標算出部と、前記指令座標を記憶する指令座標記憶部と、前記プログラム座標の間を所定の形状に従って接続することによりプログラム軌跡を生成するプログラム軌跡生成部と、前記指令座標の間を所定の形状に従って接続することにより指令軌跡を生成する指令軌跡生成部と、前記プログラム軌跡及び前記指令軌跡を互いに対比可能なように表示する表示部と、を備えることを特徴とする、数値制御装置が提供される。
5番目の発明において、表示部は、プログラム軌跡及び指令軌跡を対比可能なように表示する。したがって、操作者は補間処理前後の指令の変化を容易に確認できる。
本願の6番目の発明によれば、5番目の発明において、各駆動軸の位置を検出することによって各駆動軸の実位置を取得する実位置取得部と、前記実位置及び前記工作機械の前記機械構成情報に基づいて、前記実位置に対応する前記加工点の座標である実座標を算出する実座標算出部と、前記実座標を記憶する実座標記憶部と、前記実座標を所定の形状に従って接続することにより実軌跡を生成する実軌跡生成部と、をさらに備えており、前記表示部が、前記実軌跡を前記プログラム軌跡及び前記指令軌跡に対して互いに対比可能なようにさらに表示することを特徴とする、数値制御装置が提供される。
6番目の発明において、表示部は、プログラム軌跡及び指令軌跡に加えて、実軌跡を対比可能なように表示する。したがって、加工形状に誤差が生じている場合に、操作者は、誤差の発生が加工プログラム、設定パラメータ又は補間処理などのいずれの要因によるものなのかを正確かつ容易に判別できる。
本願の7番目の発明によれば、3番目又は5番目の発明において、外部入力装置によって選択される、前記プログラム軌跡上の第1の選択点と、前記指令軌跡上の第2の選択点との間の距離を算出する距離算出部をさらに備えており、前記表示部が前記距離をさらに表示することを特徴とする、数値制御装置が提供される。
7番目の発明において、表示部は、プログラム軌跡又は指令軌跡からそれぞれ選択される2つの選択点の間の距離をさらに表示する。それにより、操作者は、補間処理前後における軌跡の誤差を定量的に把握できるようになる。
本願の8番目の発明によれば、4番目又は6番目の発明において、前記プログラム軌跡、前記指令軌跡及び前記実軌跡から外部入力装置によって選択される第1の軌跡上の第1の選択点と、前記第1の軌跡とは別個の第2の軌跡上の第2の選択点との間の距離を算出する距離算出部をさらに備えており、前記表示部が前記距離をさらに表示することを特徴とする、数値制御装置が提供される。
8番目の発明において、表示部は、プログラム軌跡、指令軌跡及び実軌跡のうちの任意の2つの軌跡から選択される2つの選択点の間の距離をさらに表示する。それにより、操作者は、任意の2つの軌跡の間の誤差を定量的に把握できるようになる。
本願の9番目の発明によれば、3番目又は5番目の発明において、外部入力装置によって選択される、前記プログラム軌跡及び前記指令軌跡のうちの一方の軌跡上の選択点から他方の軌跡と交差するまで延びる垂線に沿った距離を算出する距離算出部をさらに備えており、前記表示部は、前記垂線及び前記距離をさらに表示することを特徴とする、数値制御装置が提供される。
9番目の発明において、表示部は、プログラム軌跡及び指令軌跡のうちの一方の軌跡上の選択点から他方の軌跡と交差するまで垂線を描いたときのその垂線の長さを2つの軌跡の間の距離として表示する。それにより、操作者は、任意の2つの軌跡の間の誤差を定量的に把握できるようになる。
本願の10番目の発明によれば、4番目又は6番目の発明において、前記プログラム軌跡、前記指令軌跡及び前記実軌跡から外部入力装置によって選択される第1の軌跡上の選択点から、前記第1の軌跡とは別個の第2の軌跡と交差するまで延びる垂線に沿った距離を算出する距離算出部をさらに備えており、前記表示部は、前記垂線及び前記距離をさらに表示することを特徴とする、数値制御装置が提供される。
10番目の発明において、表示部は、プログラム軌跡、指令軌跡及び実軌跡のうちの任意の軌跡上の選択点から他の任意の軌跡と交差するまで垂線を描いたときのその垂線の長さを2つの軌跡の間の距離としてさらに表示する。それにより、操作者は、任意の2つの軌跡の間の誤差を定量的に把握できるようになる。
本発明によれば、操作者は、表示部によって表示される情報に基づいて、補間処理の前後における指令の変化を考慮しながら加工処理の精度を正確に評価できる。さらに、本発明によれば、操作者は、指令と実際の挙動との間の差異に基づいて加工処理の精度を正確に評価できる。また、本発明によれば、本発明の加工形状に誤差が生じているような場合において、操作者が誤差発生の要因を分析することを容易にする。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を説明する。図1は、本発明の第1の実施形態に係る数値制御装置10の構成を示すブロック図である。数値制御装置10は、数値制御部20と、プログラム位置取得部22と、プログラム座標算出部24と、プログラム座標記憶部26と、指令位置取得部32と、指令座標算出部34と、指令座標記憶部36と、を備えている。数値制御装置10は、加工プログラム及びパラメータに従って、工作機械の加工点の移動経路、送り速度その他の加工手順を数値情報からなる指令として送出することによって、工作機械の動作を制御する。
数値制御部20は、加工プログラムに従って、図示されない工作機械、例えば旋盤又はマシニングセンタなどの駆動軸に動力を伝達する電動機60を駆動する制御指令を作成する。加工プログラムは、CAD/CAM等のソフトウェアにおいて作成された被加工物の形状に基づいて生成されたGコードなどの所定のフォーマットに従って記述された各種情報、例えば各駆動軸の指令位置及び速度を含んでいる。さらに、加工プログラムには、例えば座標点の間を接続して軌跡を生成する際に用いられる形状データなどの情報が含まれる。数値制御部20は、加工プログラムによって指定される各駆動軸における補間処理前の指令位置であるプログラム位置を読込む。数値制御部20は、このプログラム位置と、機械構成情報とに基づいて、補間処理前の指令座標であるプログラム座標を算出する。機械構成情報は、工作機械における加工点、例えば工具先端の相対的位置を表す。すなわち、プログラム座標は、加工プログラムによって指定される補間処理前の加工点の指令座標を表す。
そして、数値制御部20は、加工プログラムによって指定される形状データに従って、各座標点の間を直線又は曲線、例えば円弧などによって接続して補間処理前の指令軌跡であるプログラム軌跡を生成する。数値制御部20は、プログラム軌跡と、加工プログラムによって指定される指令速度と、パラメータによって指定される加減速時定数等に基づいて、補間処理を実行し、各駆動軸の指令パルスを作成する。各駆動軸の指令パルスを作成するために、制御周期毎に移動されるべき補間処理後の加工点の指令座標が算出される。
数値制御部20は、算出された補間処理後の指令座標に基づいて、制御周期毎に必要な移動量を分配することによって各駆動軸に対する指令パルスを作成する。指令パルスは、図示されないサーボ制御部を介して電動機60を駆動する電流指令に変換される。なお、図1その他の図面において、簡単のために1つのみの電動機60が示されているものの、例えば5軸制御の場合は5つの電動機60が設けられ、それぞれ独立して数値制御部20によって制御される。電動機60には、検出器62、例えばエンコーダが取付けられていて、電動機60の位置及び速度を検出できるようになっている。
プログラム位置取得部22は、数値制御部20からプログラム位置を取得する。プログラム座標算出部24は、数値制御部20において算出される方法と同様に、プログラム位置と、機械構成情報とに基づいて、プログラム座標を算出する。或いは、プログラム座標算出部24は、数値制御部20において算出された結果を読出してプログラム座標を取得してもよい。こうして算出又は取得されたプログラム座標は、プログラム座標記憶部26に格納される。
指令位置取得部32は、補間処理後の指令位置を数値制御部20から取得する。具体的には、指令位置取得部32は、電動機60を駆動するために数値制御部20において作成された指令パルスの振幅を積算した積算値に検出単位(単位パルス当りの移動量)を乗算した値を指令位置として取得する。指令座標算出部34は、指令位置取得部32によって取得された指令位置と、機械構成情報とに基づいて、プログラム座標と同様に算出される。指令座標算出部34において算出された指令座標は、指令座標記憶部36に格納される。
前述したように、指令座標は、速度等の加工条件に応じて決定される。例えば指令速度が比較的大きい場合、指令座標の間の間隔が大きくなる。また、指令速度が比較的小さい場合、指令座標の間の間隔が小さくなる。したがって、これら座標間を直線で接続すると、生成される軌跡は指令速度に応じて変化することになる。このことは、加工形状の誤差を発生する要因になり得る。
そこで、本実施形態に係る数値制御装置10は、プログラム座標記憶部26からプログラム座標を、かつ指令座標記憶部36から指令座標を読出す表示部50をさらに備えている。表示部50は、表示信号を送出してモニタ(図示)などを介してプログラム座標及び指令座標を表示する。
図2は、図1の数値制御装置10によって実行される表示処理の過程を説明するためのフローチャートである。先ず、数値制御装置10は、プログラム位置取得部22を動作させて数値制御部20からプログラム位置を取得する(ステップS11)。プログラム位置は、数値制御部20において読込まれる加工プログラムに含まれる指令位置(補間処理前の指令位置)である。数値制御装置10は、続いて指令位置取得部32を動作させて指令位置を取得する(ステップS12)。指令位置は、数値制御部20によって作成される指令パルスから算出される。次いで、数値制御装置10は、プログラム座標算出部24を動作させて、プログラム座標を算出する(ステップS13)。プログラム座標は、ステップS11において取得されたプログラム位置と、機械構成情報とに基づいて算出される。算出されたプログラム座標は、プログラム座標記憶部26に格納される。数値制御装置10は、さらに指令座標算出部34を動作させて、指令座標を算出する(ステップS14)。指令座標は、ステップS12において取得された指令位置と、機械構成情報とに基づいて算出される。算出された指令座標は、指令座標記憶部36に格納される。最後に、数値制御装置10は、表示部50を動作させて、プログラム座標及び指令座標をモニタ等に表示する(ステップS15)。
図9は、第1の実施形態に係る数値制御装置10の表示部50による表示例を示す図である。図中の黒色の円は、ステップS13において取得されるプログラム座標の位置を表している。また、図中の黒色の正方形は、ステップS14において取得される指令座標の位置を表している。図9に示されるように、本実施形態における表示部50によれば、プログラム座標及び指令座標が重ねて表示されており、プログラム座標と指令座標とを互いに対比可能なようになっている。操作者は、表示部50によって表示されるモニタ画像を確認することによって、加工形状に誤差が発生している場合に、誤差の原因が補間処理に在るか否かを判別できる。
続いて、前述した実施形態とは異なる本発明の他の実施形態について説明する。以下の説明において、既に述べた内容と重複する事項については説明を適宜省略する。また、同一又は対応する構成要素には同一の参照符号が使用される。
図3は、本発明の第2の実施形態に係る数値制御装置12の構成を示すブロック図である。この数値制御装置12は、第1の実施形態に係る数値制御装置10の構成に加えて、実位置取得部42と、実座標算出部44と、実座標記憶部46と、をさらに備えている。
実位置取得部42は、電動機60の検出器62によって検出される電動機60の位置、すなわち駆動軸の実位置を取得する。或いは、数値制御部20からの位置フィードバックを積算した積算値に検出単位(単位パルス当りの移動量)を乗算することによって駆動軸の位置を算出してもよい。実座標算出部44は、実位置取得部42によって取得又は算出される実位置と、機械構成情報とに基づいて、加工点の実座標を算出する。実座標記憶部46は、実座標算出部44によって算出された実座標を記憶する。
図4は、図3の数値制御装置12によって実行される表示処理の過程を説明するためのフローチャートである。ステップS21〜S24までの処理は、図2に関連して説明した第1の実施形態におけるステップS11〜S14までの処理と同様であるため説明を省略する。本実施形態においては、ステップS24に続いて、数値制御装置12は、実位置取得部42を動作させ、実位置を検出器62から取得するか、又は数値制御部20を介して実位置を算出する(ステップS25)。続いて、数値制御装置12は、実座標算出部44を動作させて、実座標を算出する(ステップS26)。ステップS26において算出された実座標は、実座標記憶部46に格納される。最後に、数値制御装置12は、表示部52を動作させて、プログラム座標、指令座標及び実座標をモニタ等を介して表示する(ステップS27)。
図10は、第2の実施形態に係る数値制御装置12の表示部52による表示例を示す図である。図中の黒色の円は、ステップS23において取得されるプログラム座標の位置を表している。また、図中の黒色の正方形は、ステップS24において取得される指令座標の位置を表している。図中の黒色の三角形は、ステップS26において取得される実座標の位置を表している。図10に示されるように、本実施形態における表示部52によれば、プログラム座標及び指令座標に加えて実座標が重ねて表示されており、プログラム座標、指令座標及び実座標を互いに対比可能なようになっている。操作者は、表示部52によって表示されるモニタ画像を確認することによって、加工形状に誤差が発生している場合に、誤差の原因が補間処理、加工プログラムその他設定パラメータのいずれに存するかを一度に分析できる。
図5は、本発明の第3の実施形態に係る数値制御装置14の構成を示すブロック図である。数値制御装置14は、第1の実施形態に係る数値制御装置10の構成に加えて、プログラム軌跡生成部28と、指令軌跡生成部38と、をさらに備えている。プログラム軌跡生成部28は、プログラム座標記憶部26に格納されたプログラム座標の間を、加工プログラムによって指定される所定の形状、例えば直線又は曲線、例えば円弧によって接続することによってプログラム軌跡を生成する。
一方、指令軌跡生成部38は、指令座標記憶部36に格納された指令座標の間を所定の形状、例えば直線又は曲線、例えば円弧によって接続することによって指令軌跡を生成する。
図6は、図5の数値制御装置14によって実行される表示処理の過程を説明するためのフローチャートである。ステップS31〜ステップS34までの処理は、図2に関連して説明した第1の実施形態におけるステップS11〜S14までの処理と同様であるため説明を省略する。本実施形態においては、ステップS34に続いて、数値制御装置14は、プログラム軌跡生成部28を動作させてプログラム軌跡を生成する(ステップS35)。さらに、数値制御装置14は、指令軌跡生成部38を動作させて指令軌跡を生成する(ステップS36)。数値制御装置14は、表示部54を動作させて、プログラム座標及び指令座標をモニタ等に表示する(ステップS37)。また、数値制御装置14は、表示部54を動作させて、プログラム軌跡及び指令軌跡をモニタ等に表示する(ステップS38)。
図11は、第3の実施形態に係る数値制御装置14の表示部54による表示例を示す図である。図中の実線は、ステップS35において生成されたプログラム軌跡を表している。また、図中の破線は、ステップS36において生成された指令軌跡を表している。図11に示されるように、本実施形態における表示部54によれば、プログラム座標及び指令座標に加えてプログラム軌跡及び指令軌跡が重ねて表示されている。それにより、プログラム軌跡及び指令軌跡を互いに対比可能なようになっている。操作者は、表示部52によって表示されるモニタ画像を確認することによって、加工形状に誤差が発生している場合に、誤差の原因が補間処理に在るか否かを容易に判別できる。
図7は、本発明の第4の実施形態に係る数値制御装置16の構成を示すブロック図である。数値制御装置16は、第3の実施形態に係る数値制御装置14の構成に加えて、実位置取得部42と、実座標算出部44と、実座標記憶部46と、実軌跡生成部48と、をさらに備えている。実位置取得部42、実座標算出部44及び実座標記憶部46の作用については、第2の実施形態に係る数値制御装置12と同様であるため説明を省略する。
実軌跡生成部48は、実座標記憶部46に格納された実座標の間を所定の形状、例えば直線又は曲線、例えば円弧によって接続することによって実軌跡を生成する。
図8は、図7の数値制御装置16によって実行される表示処理の過程を説明するためのフローチャートである。ステップS41〜ステップS46までの処理は、図6に関連して説明した第3の実施形態におけるステップS31〜S36までの処理と同様であるため説明を省略する。本実施形態において、数値制御装置16は、ステップS46に続いて、ステップS47において実位置を取得するとともにステップS48において実座標を算出する。ステップS47及びステップS48における処理は、図4に関連して説明した第2の実施形態におけるステップS25及びステップS26の処理と同様であるため説明を省略する。数値制御装置16は、次いで実軌跡生成部48を動作させて実軌跡を生成する(ステップS49)。数値制御装置16は、続いて表示部56を動作させて、プログラム座標、指令座標及び実座標をモニタ等に表示する(ステップS50)。さらに、数値制御装置16は、表示部56を動作させて、プログラム軌跡、指令軌跡及び実軌跡をモニタ等に表示する(ステップS51)。
図12は、第4の実施形態に係る数値制御装置16の表示部56による表示例を示す図である。図中の実線は、ステップS45において生成されたプログラム軌跡を表している。図中の破線は、ステップS46において生成された指令軌跡を表している。また、図中の点線は、ステップS49において生成された実軌跡を表している。図12に示されるように、本実施形態における表示部56によれば、プログラム座標、指令座標及び実座標に加えてプログラム軌跡、指令軌跡及び実軌跡が重ねて表示される。それにより、各座標と各軌跡を互いに対比可能なようになっている。操作者は、表示部56によって表示されるモニタ画像を確認することによって、加工形状に誤差が発生している場合に、誤差の原因が補間処理、加工プログラムその他設定パラメータのいずれに存するかを一度にかつ容易に分析できる。
図13は、本発明の第1の変形例に係る数値制御装置の表示部による表示例を示す図である。本変形例に係る数値制御装置は、外部入力装置によって選択される軌跡上の任意の選択点の間の距離を算出する距離算出部をさらに備えている。外部入力装置は、例えばマウス又はキーボードなどの周知の入力装置であり得る。図13において、例えばプログラム軌跡上の選択点Aと、指令軌跡上の選択点Bとが選択された場合、選択点Aと選択点Bとの間の直線距離0.0104mmが表示部によってモニタ画面に表示される。また、プログラム軌跡上の選択点Cと、指令軌跡上の選択点Dが選択された場合、選択点Cと選択点Dとの間の直線距離0.0119mmが表示部によってモニタ画面に表示される。
このように任意の選択点の間の距離を表示することによって、操作者は2つの軌跡の間の誤差を定量的に把握できるようになる。このような定量的な情報は、加工プログラムを編集したり、サーボ制御部の調整を行ったりする際に利用される。また、ここではプログラム軌跡及び指令軌跡を表示する場合を例示して説明したものの、実軌跡をさらに表示する別の実施形態にも同様に適用できる。この場合、プログラム軌跡、指令軌跡及び実軌跡から選択される第1の軌跡上の第1の選択点と、前記第1の軌跡とは別個の第2の軌跡上の第2の選択点との間の距離が算出されて、その距離がモニタ画面に表示される。
図14は、本発明の第2の変形例に係る数値制御装置の表示部による表示例を示す図である。本変形例に係る数値制御装置は、外部入力装置によって選択される軌跡上の任意の選択点から他の軌跡と交差するまで延びる垂線に沿った距離を算出する距離算出部をさらに備えている。外部入力装置は、例えばマウス又はキーボードなどの周知の入力装置であり得る。図14において、例えばプログラム軌跡上の選択点Eが選択された場合、選択点Eを通るプログラム軌跡の接線T1に対して直行する方向に選択点Eから垂線が形成される。そして、選択点Eと、この垂線が指令軌跡と交差する交差点Fとの間の直線距離0.0104mmが表示部によってモニタ画面に表示される。また、例えば指令軌跡上の選択点Gが選択された場合は、選択点Gを通る指令軌跡の接線T2に対して直交する方向に垂線が形成される。そして、選択点Gと、この垂線がプログラム軌跡と交差する交差点Hとの間の直線距離0.0143mmが表示部によってモニタ画面に表示される。
このように任意の選択点から延びる垂線によって接続される軌跡間の距離を表示することによって、操作者は2つの軌跡の間の誤差を定量的に把握できるようになる。このような定量的な情報は、加工プログラムを編集したり、サーボ制御部の調整を行ったり際に利用される。また、ここではプログラム軌跡及び指令軌跡を表示する場合を例示して説明したものの、実軌跡をさらに表示する別の実施形態にも同様に適用できる。この場合、プログラム軌跡、指令軌跡及び実軌跡から選択される第1の軌跡上の選択点から、第1の軌跡とは別個の第2の軌跡と交差するまで延びる垂線に沿った距離が算出されて、その距離がモニタ画面に表示される。
本発明の他の変形例として、例えば図5に関連して説明した第3の実施形態に係る数値制御装置14において、表示部54がプログラム軌跡及び指令軌跡のみを表示するように変更されてもよい。すなわち、この場合はプログラム座標及び指令座標はモニタ画面に表示されない。同様に、図7に関連して説明した第4の実施形態に係る数値制御装置16において、表示部56がプログラム軌跡、指令軌跡及び実軌跡のみを表示するように変更されてもよい。この場合は、プログラム座標、指令座標及び実座標はモニタ画面に表示されない。このような変形例においても、操作者はなお2つ又は3つの軌跡の間の誤差を視覚的に容易に認識できる。
以上、本発明の種々の実施形態を説明したが、本明細書において明示的又は暗示的に開示される実施形態の特徴を任意に組合せることによっても本発明を実施できることは当業者に自明である。また、図9〜図14において、各座標又は各軌跡を互いに重ねて表示する例が示されるものの、本発明はこの態様に限定されない。すなわち、各座標又は各軌跡を互いに対比可能な態様で表示できればよく、例えばプログラム座標と指令座標とを並べて表示してもよい。
10 数値制御装置
12 数値制御装置
14 数値制御装置
16 数値制御装置
20 数値制御部
22 プログラム位置取得部
24 プログラム座標算出部
26 プログラム座標記憶部
28 プログラム軌跡生成部
32 指令位置取得部
34 指令座標算出部
36 指令座標記憶部
38 指令軌跡生成部
42 実位置取得部
44 実座標算出部
46 実座標記憶部
48 実軌跡生成部
50 表示部
52 表示部
54 表示部
56 表示部
60 電動機
12 数値制御装置
14 数値制御装置
16 数値制御装置
20 数値制御部
22 プログラム位置取得部
24 プログラム座標算出部
26 プログラム座標記憶部
28 プログラム軌跡生成部
32 指令位置取得部
34 指令座標算出部
36 指令座標記憶部
38 指令軌跡生成部
42 実位置取得部
44 実座標算出部
46 実座標記憶部
48 実軌跡生成部
50 表示部
52 表示部
54 表示部
56 表示部
60 電動機
Claims (10)
- 加工プログラムに従って工作機械の複数の駆動軸を駆動することによって、加工点の動作を制御する数値制御装置であって、
前記加工プログラムから各駆動軸に対する位置情報であるプログラム位置を取得するプログラム位置取得部と、
前記加工プログラム並びに前記加工プログラム及びパラメータによって指定される加工条件に基づいて生成される、各駆動軸の指令位置を取得する指令位置取得部と、
前記プログラム位置及び前記工作機械の機械構成情報に基づいて、前記プログラム位置に対応する前記加工点の座標であるプログラム座標を算出するプログラム座標算出部と、
前記プログラム座標を記憶するプログラム座標記憶部と、
前記指令位置及び前記工作機械の前記機械構成情報に基づいて、前記指令位置に対応する前記加工点の座標である指令座標を算出する指令座標算出部と、
前記指令座標を記憶する指令座標記憶部と、
前記プログラム座標及び前記指令座標を互いに対比可能なように表示する表示部と、を備えることを特徴とする、数値制御装置。 - 各駆動軸の位置を検出することによって各駆動軸の実位置を取得する実位置取得部と、
前記実位置及び前記工作機械の前記機械構成情報に基づいて、前記実位置に対応する前記加工点の座標である実座標を算出する実座標算出部と、
前記実座標を記憶する実座標記憶部と、をさらに備えており、
前記表示部が、前記実座標を前記プログラム座標及び前記指令座標に対して互いに対比可能なようにさらに表示することを特徴とする、請求項1に記載の数値制御装置。 - 前記プログラム座標の間を所定の形状に従って接続することによりプログラム軌跡を生成するプログラム軌跡生成部と、
前記指令座標の間を所定の形状に従って接続することにより指令軌跡を生成する指令軌跡生成部と、をさらに備えており、
前記表示部が、前記プログラム軌跡及び前記指令軌跡を互いに対比可能なようにさらに表示することを特徴とする、請求項1に記載の数値制御装置。 - 各駆動軸の位置を検出することによって各駆動軸の実位置を取得する実位置取得部と、
前記実位置及び前記工作機械の前記機械構成情報に基づいて、前記実位置に対応する前記加工点の座標である実座標を算出する実座標算出部と、
前記実座標を記憶する実座標記憶部と、
前記実座標の間を所定の形状に従って接続することにより実軌跡を生成する実軌跡生成部をさらに備えており、
前記表示部が、前記実軌跡を前記プログラム軌跡及び前記指令軌跡に対して互いに対比可能なようにさらに表示することを特徴とする、請求項3に記載の数値制御装置。 - 加工プログラムに従って工作機械の複数の駆動軸を駆動することによって、加工点の動作を制御する数値制御装置であって、
前記加工プログラムから各駆動軸に対する位置情報であるプログラム位置を取得するプログラム位置取得部と、
前記加工プログラム並びに前記加工プログラム及びパラメータによって指定される加工条件に基づいて生成される、各駆動軸の指令位置を取得する指令位置取得部と、
前記プログラム位置及び前記工作機械の機械構成情報に基づいて、前記プログラム位置に対応する前記加工点の座標であるプログラム座標を算出するプログラム座標算出部と、
前記プログラム座標を記憶するプログラム座標記憶部と、
前記指令位置及び前記工作機械の前記機械構成情報に基づいて、前記指令位置に対応する前記加工点の座標である指令座標を算出する指令座標算出部と、
前記指令座標を記憶する指令座標記憶部と、
前記プログラム座標の間を所定の形状に従って接続することによりプログラム軌跡を生成するプログラム軌跡生成部と、
前記指令座標の間を所定の形状に従って接続することにより指令軌跡を生成する指令軌跡生成部と、
前記プログラム軌跡及び前記指令軌跡を互いに対比可能なように表示する表示部と、を備えることを特徴とする、数値制御装置。 - 各駆動軸の位置を検出することによって各駆動軸の実位置を取得する実位置取得部と、
前記実位置及び前記工作機械の前記機械構成情報に基づいて、前記実位置に対応する前記加工点の座標である実座標を算出する実座標算出部と、
前記実座標を記憶する実座標記憶部と、
前記実座標を所定の形状に従って接続することにより実軌跡を生成する実軌跡生成部と、をさらに備えており、
前記表示部が、前記実軌跡を前記プログラム軌跡及び前記指令軌跡に対して互いに対比可能なようにさらに表示することを特徴とする、請求項5に記載の数値制御装置。 - 外部入力装置によって選択される、前記プログラム軌跡上の第1の選択点と、前記指令軌跡上の第2の選択点との間の距離を算出する距離算出部をさらに備えており、
前記表示部が前記距離をさらに表示することを特徴とする、請求項3又は5に記載の数値制御装置。 - 前記プログラム軌跡、前記指令軌跡及び前記実軌跡から外部入力装置によって選択される第1の軌跡上の第1の選択点と、前記第1の軌跡とは別個の第2の軌跡上の第2の選択点との間の距離を算出する距離算出部をさらに備えており、
前記表示部が前記距離をさらに表示することを特徴とする、請求項4又は6に記載の数値制御装置。 - 外部入力装置によって選択される、前記プログラム軌跡及び前記指令軌跡のうちの一方の軌跡上の選択点から他方の軌跡と交差するまで延びる垂線に沿った距離を算出する距離算出部をさらに備えており、
前記表示部は、前記垂線及び前記距離をさらに表示することを特徴とする、請求項3又は5に記載の数値制御装置。 - 前記プログラム軌跡、前記指令軌跡及び前記実軌跡から外部入力装置によって選択される第1の軌跡上の選択点から前記第1の軌跡とは別個の第2の軌跡と交差するまで延びる垂線に沿った距離を算出する距離算出部をさらに備えており、
前記表示部は、前記垂線及び前記距離をさらに表示することを特徴とする、請求項4又は6に記載の数値制御装置。
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