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JP5334602B2 - カラーキャリブレーションシステム - Google Patents

カラーキャリブレーションシステム Download PDF

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JP5334602B2 JP2009012733A JP2009012733A JP5334602B2 JP 5334602 B2 JP5334602 B2 JP 5334602B2 JP 2009012733 A JP2009012733 A JP 2009012733A JP 2009012733 A JP2009012733 A JP 2009012733A JP 5334602 B2 JP5334602 B2 JP 5334602B2
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Description

本発明は、表示装置のカラーキャリブレーションシステムに関するものである。
視環境におけるカラーマッチングを目的として、従来より、測色器を用いた表示装置のカラーキャリブレーションが実施されている。従来のカラーキャリブレーションシステムでは、予め設定された白色点(輝度・色度)又は使用者が所望する白色点を目標値として用いて、使用者自身が調整操作を行うものがある。当該カラーキャリブレーションシステムの場合には、使用者が視環境における照明の色温度、照度や紙の色などディスプレイ単独では管理できない諸条件との整合を、予め取ることが必要である。
また、照明光と表示装置ディスプレイとにおいて、それぞれで観測される光の分光分布は、その形状が大きく異なる。したがって、専用の測色器を用いて、CIE−XYZ色空間の三刺激値などにおける測色値を、照明光と表示装置ディスプレイにおいて一致させても、実際の見えが必ずしも一致するとは限らない。
したがって、使用者は、限られた情報とツールを用いて目標値を設定し、幾度かのキャリブレーションを繰り返すことで、視環境におけるカラーマッチングを実施していた。また、上述したカラーキャリブレーションシステムでは、環境に応じた最適な調整目標値が分からないため、正確なカラーマッチングが困難であった。つまり、上述したカラーキャリブレーションシステムでは、カラーマッチングを実施することが、極めて煩雑であり、困難であった。当該の問題の解決策として、たとえば特許文献1が考案されている。
特許文献1に係る技術では、環境光が照射された基準となる白色を有する基準物体を、測色器を用いて測色する。そして、当該測色器による測色結果を、カラーキャリブレーションの目標値としている。
特開2006−349835号公報
特許文献1に係る技術では、白色の基準物体によって反射率や分光分布が異なる場合があり、また一般的にモニタの分光分布とも形状が大きく異なる。このため、専用の測色器による測色結果を用いてカラーマッチング処理を実施したとしても、正確なカラーマッチングが実現できるとは限らない。
さらに、安定したカラーキャリブレーションを継続するためには、基準物体を常に管理する必要がある。また、物体色を測色できる測色器も限られており、安価な接触型の測色器では正確に測色できない場合がある。
つまり、特許文献1では、カラーキャリブレーションの精度の問題およびカラーキャリブレーションの実現が困難であるという問題があった。
ところで、安定したキャリブレーションを実施するためには、不定期に電源の入り切りを繰り返す表示装置の輝度や色味等の表示状態が、キャリブレーションを行なう時に安定していることが重要である。しかしながら、カラーキャリブレーションのオペレータである使用者が、当該表示装置の安定状態を把握することは極めて困難である。
そこで、本発明は、カラーキャリブレーションを精度良く、かつ簡便に実施することができるカラーキャリブレーションシステムを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明に係る請求項1に記載のカラーキャリブレーションシステムは、環境光の色温度および照度を検出するカラーセンサが配設されている表示装置と、マイコンと、前記表示装置の表示画面を外部から測色する測色器とを、備えており、前記マイコンは、予め設定されている計算式と、前記カラーセンサによって検出された環境光の検出結果とを用いて、目標値を算出し、前記測色器による測色結果と前記目標値とが一致するように、前記表示装置のカラーキャリブレーションを自動的に実施する。
また、前記表示装置は、二つの温度センサと制御部とを備えており、一方の前記温度センサは、前記表示装置の第一の箇所に配設され、他方の前記温度センサは、動作中において、前記第一の箇所よりも温度が高くなる第二の箇所に設置され、前記制御部は、前記一方の温度センサの検出結果と前記他方の温度センサの検出結果との差分値の時間的変動量と、予め定められているしきい値とに基づいて、前記カラーキャリブレーションを行うか否かを判断する。
さらに、前記表示装置は、外部から内部への空気の取入れが可能な通気部と、画像表示を行う液晶部とを、さらに備えており、前記第一の箇所は、前記通気部付近であり、前記第二の箇所は、前記表示装置内部側における、前記液晶部の中央部である。
本発明の請求項1に記載のカラーキャリブレーションシステムでは、マイコンは、予め設定されている計算式と、カラーセンサによって検出された環境光の検出結果とを用いて、目標値を算出する。そして、マイコンは、測色器による測色結果と目標値とが一致するような、表示装置のカラーキャリブレーションが自動的が可能となる。
したがって、カラーキャリブレーションを精度良く、かつ簡便に実施することができる。
実施の形態1に係るカラーキャリブレーションシステムの構成を示す図である。 マトリクス補正係数または第一のマトリクス補正係数の算出の方法を説明するための図である。 実施の形態2に係るカラーキャリブレーションシステムの構成を示す図である。 実施の形態2に係るカラーキャリブレーションシステムの動作を説明するための図である。 実施の形態2に係るカラーキャリブレーションシステムの動作を説明するための図である。 実施の形態3に係るカラーキャリブレーションシステムの構成を示す図である。 実施の形態3に係るカラーキャリブレーションシステムの構成を示す図である。 第二のマトリクス補正係数の算出の方法を説明するための図である。 実施の形態4に係るカラーキャリブレーションシステム(特に表示装置)の構成を示す図である。 実施の形態4に係るカラーキャリブレーションシステム(特に表示装置)の構成を示す図である。
以下、この発明をその実施の形態を示す図面に基づいて具体的に説明する。
<実施の形態1>
本実施の形態に係る、カラーマッチングを目的とした表示装置のカラーキャリブレーションシステム100の構成を、図1に示す。
図1に示すように、カラーキャリブレーションシステム100は、コンピュータ11、表示装置12、測色器13および通信手段16を備えている。ここで、本実施の形態では、RGBカラーセンサ12cの測定結果を、「検出結果」と称する。これに対して、測色器13の測定結果を、「測色結果」と称する。
コンピュータ11には、カラーキャリブレーションやカラープロファイル作成を行なうアプリケーションソフト11aがインストールされる。また、コンピュータ11は、通信インターフェース11bを備えている。
通信インターフェース11bには、測色器13の測色結果を受信できるように、当該測色器13と接続されている。また、通信インターフェース11bは、表示装置12側の通信インターフェース12dとの双方向通信が可能なように、当該通信インターフェース12dと接続されている。
なお、コンピュータ11には、当該コンピュータ11に対する操作が可能なキーボード15(マウスを含む)が接続されている。
また、表示装置12は、画像表示部12a、マイコン12b、RGBカラーセンサ(RGBカラーフィルタ方式センサ)12cおよびインターフェース12dを備えている。表示装置12は、カラーマネージメントの対象となるRGB原色の発光バランスを調整して、白色点調整を行うことができる。
画像表示部12aには、表示画像(白色やカラーパッチなども含む)が表示される。なお、当該画像表示部12aは、カラーキャリブレーション中において、コンピュータ11の表示部として機能させることもできる。
マイコン12bは、アプリケーションソフト11aに従って、予め設定されている計算式とRGBカラーセンサ12cの検出結果とを用いて、目標値を算出する。さらに、マイコン12bは、アプリケーションソフト11aに従って、コンピュータ11を介して送信される測色器13による測色結果と、上記目標値とが一致するように、カラーキャリブレーションを自動的に実施する。
RGBカラーセンサ12cは、アプリケーションソフト11aに従って動作するマイコン12bの制御の下、測定を実施する。RGBカラーセンサ12cは、照明を含めた不確定な環境光の色温度および照度を検出することができる。当該RGBカラーセンサ12cは、当該センサ12cの測定結果をRGB値として出力する。RGBカラーセンサ12cは、表示装置12において、画像表示部12a付近に配設される。
通信インターフェース12dは、通信手段16を介して、コンピュータ11側の通信インターフェース11bと、双方向通信可能に接続されている。
測色器13は、カラーキャリブレーション中において、画像表示部12aに対面して配置される。そして、当該測色器13は、画像表示部12aに表示された表示画像を外部から測色することができる。
次に、本実施の形態に係るカラーキャリブレーションシステム100の動作について説明する。
まず、コンピュータ11にインストールされているアプリケーションソフト11aに従って、マイコン12bは、RGBカラーセンサ12cを制御する。当該制御により、表示装置12に配設されたRGBカラーセンサ12cは、照明を含めた環境光14の色温度及び照度を検出する。当該検出結果は、RGB値信号として、RGBカラーセンサ12cから出力される。そして、RGBカラーセンサ12cは、当該検出結果(RGB値)を、マイコン12bへと送信する。
次に、マイコン12bでは、インストールされたアプリケーションソフトに従って、予め設定されている計算式(式1)と、受信した検出結果(RGBカラーセンサ12cから送信された検出結果)とを用いて、目標値を算出する。ここで、式1の計算式は下記の通りである。
Figure 0005334602
ここで、式1の左辺は、マイコン12bで算出される上記目標値である。当該目標値は、XYZ三刺激値行列として算出される。また、式1の右辺の第一項は、マトリクス補正係数行列である。また、式1の右辺の第二項は、RGBカラーセンサ12cから送信された上記検出結果であるRGB値行列である。
なお、上記マトリクス補正係数行列は、予めマイコン12bに設定されている。マトリクス補正係数行列は、所定の色温度サンプルのRGBカラーセンサ12cによる計測結果と、所定の色温度サンプルの基準測色器(図示せず)によるXYZ計測結果とを用いて、カラーキャリブレーション実施前に計算される。当該基準測色器は、三刺激値XYZを測定することができる。当該マトリクス補正係数行列の算出方法を具体的に説明する。
まず、色温度サンプル(異なる色温度の蛍光灯サンプル)として、サンプル1、サンプル2およびサンプル3を用意する。そして、RGBカラーセンサ12cを用いて、各サンプル1〜3を測定する。他方、基準測色器を用いて、各サンプル1〜3を測定する。当該RGBカラーセンサ12cの測定結果(RGB値)および基準測色器の測定結果(XYZ三刺激値)を、図2に例示する。
図2の例では、サンプル1のRGBカラーセンサ12cによる測定結果は、「R1,G1,B1」である。サンプル2のRGBカラーセンサ12cによる測定結果は、「R2,G2,B2」である。サンプル3のRGBカラーセンサ12cによる測定結果は、「R3,G3,B3」である。これに対して、サンプル1の基準測色器による測定結果は、「X1,Y1,Z1」である。サンプル2の基準測色器による測定結果は、「X2,Y2,Z2」である。サンプル3の基準測色器による測定結果は、「X3,Y3,Z3」である。
次に、下記に示す式2,3,4と図2に示した各測定結果とを用いて、マトリクス補正係数行列の各行列要素を求める。
Figure 0005334602
Figure 0005334602
Figure 0005334602
当該計算後のマトリクス補正係数行列は、カラーキャリブレーション実施前に、マイコン12bに設定される。
さて、本実施の形態の動作の説明に話を戻し、マイコン12bは、予め設定されているマトリクス補正係数と、RGBカラーセンサ12cから送信された上記検出結果とを用いて、式1により、目標値を算出する。
当該算出された目標値は、マイコン12bから、通信インターフェース12dを介して、通信インターフェース11bへと送信される。当該通信インターフェース11bが受信した当該目標値は、コンピュータ11にインストールされているアプリケーションソフトに設定される。
一方で、測色器13は、画像表示部12aに表示される画像を随時測色する。当該測色結果は、通信インターフェース11b、通信手段16および通信インターフェース12dを介して、表示装置12側のマイコン12bに随時送信される。
マイコン12bでは、コンピュータ11にインストールされているアプリケーションソフト11aに従って、受信した測色器13による測色結果と、算出した目標値とが一致するように、カラーキャリブレーションを自動的に実施する。
本実施の形態は上記のように構成されているので、特別な測定装置を必要としない。さらに、RGBカラーセンサ12cを用い不確定な環境光14を検出することで、専門的な知識がない使用者であっても環境光14の種類や色温度を容易に特定できる。さらに、当該検出結果から目標値を算出し、当該目標値と測色器13の測色結果とが一致するように、白色点および輝度を自動調整する。したがって、カラーキャリブレーションを精度良く、かつ簡便に実施することができる。
なお、上記では、マイコン12bが目標値の算出やカラーキャリブレーションの実施等を担っていた。しかし、たとえば、コンピュータ11側において上記目標値の算出を行い、マイコン12bがカラーキャリブレーションの実施を担うようにしても良い。
また、上記では、目標値をXYZ三刺激値として求めたが、当該目標値としてCIE色度xy値を採用しても良い。
<実施の形態2>
本実施の形態に係る、カラーマッチングを目的とした表示装置のカラーキャリブレーションシステム200の構成を、図3に示す。
図3に示すように、カラーキャリブレーションシステム200は、コンピュータ11、表示装置12、測色器13および通信手段16を備えている。
コンピュータ11には、カラーキャリブレーションやカラープロファイル作成を行なうアプリケーションソフト11aがインストールされる。また、コンピュータ11は、通信インターフェース11bを備えている。
通信インターフェース11bには、測色器13の測色結果を受信できるように、当該測色器13と接続されている。また、通信インターフェース11bは、表示装置12側の通信インターフェース12dとの双方向通信が可能なように、当該通信インターフェース12dと接続されている。
なお、コンピュータ11には、当該コンピュータ11に対する操作が可能なキーボード15(マウスを含む)が接続されている。
また、表示装置12は、画像表示部12a、マイコン12bおよびインターフェース12dを備えている。表示装置12は、カラーマネージメントの対象となるRGB原色の発光バランスを調整して、白色点調整を行うことができる。
画像表示部12aには、表示画像(白色やカラーパッチなども含む)が表示される。なお、当該画像表示部12aは、カラーキャリブレーション中において、コンピュータ11の表示部として機能させることもできる。
マイコン12bは、コンピュータ11にインストールされたアプリケーションソフト11aに従って、動作する。また、マイコン12bは、照明の種類、色温度の種類および照度の種類の組み合わせに対応した目標値を、例えばテーブルとして記憶されている。
なお、本実施の形態では、マイコン12bが当該テーブルを記憶・設定する構成について言及するが、表示装置12は、当該テーブルを記憶・設定するメモリを別途備えていても良い。当該メモリを備える構成の場合には、マイコン12bは当該メモリからテーブルを参照し、必要なデータの読出し等を実施する。
照明の種類としては、たとえば、蛍光灯、白色灯、LED、電球、日光などを採用できる。また、照明の種類が蛍光灯の場合には、色温度の種類としては、たとえば、温白色、白色、昼光色、昼白色などを採用できる。また、照度の種類としては、たとえば、暗め、普通、明るめ、かなり明るめなどを採用できる。
図4に、マイコン12bに記憶・設定されるテーブルの一例を示す。なお、本実施の形態では、図4に示すように、照明の種類として蛍光灯が選択された場合にのみ、色温度の種類の選択も可能となる。つまり、本実施の形態では、照明の種類として蛍光灯が選択された場合には、照明の種類と色温度の種類と照度の種類の組み合わせに応じて、目標値T1〜T16が決定されている。他方、照明の種類として蛍光灯以外が選択された場合には、照明の種類と照度の種類の組み合わせに応じて、目標値T17〜T32が決定されている。
また、マイコン12bは、測色器13による測色結果と目標値とが一致するように、カラーキャリブレーションを自動的に実施する。
通信インターフェース12dは、通信手段16を介して、コンピュータ11側の通信インターフェース11bと、双方向通信可能に接続されている。
測色器13は、カラーキャリブレーション中において、画像表示部12aに対面して配置される。そして、当該測色器13は、画像表示部12aに表示された表示画像を外部から測色することができる。
次に、本実施の形態に係るカラーキャリブレーションシステム200の動作について説明する。
まず、使用者が、キーボード15等を用いて、コンピュータ11に対してカラーキャリブレーション処理開始の操作を行う。すると、コンピュータ11にインストールされているアプリケーションソフト11aが起動する。
そして、当該アプリケーションソフトに従って、マイコン12bは、コンピュータ11の表示部(本実施の形態では、表示装置12)に、図5に示す選択メニューを表示させる。
当該表示部には、図5に示すように、照明の種類、色温度の種類、および照度の種類が、選択可能に表示させる。ここで、本実施の形態では、上記のように、色温度の種類は、照明の種類として蛍光灯が選択された場合にのみ、選択可能に表示される。
表示部に上記選択メニューが表示されると、使用者は、キーボード15等を用いて、照明の種類、色温度の種類および照度の種類の各々を選択する。
次に、当該選択メニューにおいて選択された、照明の種類、色温度の種類および照度の種類の組み合わせに応じて、マイコン12bは、所定のテーブルから当該組み合わせに対応した所定の目標値T1〜T32を読み出す。
たとえば、図4を参照して、選択メニューにおいて、照明の種類として「蛍光灯」が選択され、色温度の種類として「白色」が選択され、照度の種類として「普通」が選択されたとする。この場合には、マイコン12bに格納されている図4に例示するテーブルから、目標値T8が読み出される。
また、選択メニューにおいて、照明の種類として「白熱灯」が選択され、照度の種類として「暗め」が選択されたとする。この場合には、記憶部11cに格納されている図4に例示するテーブルから、目標値T17が読み出される。
さて、マイコン12bが図4に例示するテーブルから一つの所定の目標値T1〜T32を読み出す一方で、測色器13は、画像表示部12aに表示される画像を随時測色している。当該測色結果は、通信インターフェース11b、通信手段16および通信インターフェース12dを介して、表示装置12側のマイコン12bに随時送信される。
マイコン12bでは、コンピュータ11にインストールされているアプリケーションソフト11aに従って、受信した測色器13による測色結果と、読み出した所定の目標値とが一致するように、カラーキャリブレーションを自動的に実施する。
以上のように、本実施の形態では、図4に例示するテーブルをマイコン12bが格納しており、図5に例示する選択メニューにおける選択操作により、一の目標値を決定する。したがって、特別な機器を要することなく、専門的な知識がない使用者であっても、カラーキャリブレーションを精度良く、かつ簡便に実施することができる。
<実施の形態3>
本実施の形態に係る、カラーマッチングを目的とした表示装置のカラーキャリブレーションシステム300の構成を、図6,7に示す。
ここで、図6は、表示装置61にプリズム(または反射鏡)6が取り付けられている状態を示す構成図である。これに対して、図7は、表示装置61にプリズム(または反射鏡)6が取り外されている状態を示す構成図である。
図6,7に示すように、カラーキャリブレーションシステム300は、コンピュータ62、表示装置61、プリズム(または反射鏡)6および通信手段16を備えている。
ここで、以後、プリズム6または反射鏡6を、プリズム等6と称することとする。
また、本実施の形態では、図7に示すように、プリズム等6を介さず環境光14を直接、RGBカラーセンサ61eにて測定する結果を、「検出結果」と称する。これに対して、図6に示すように、プリズム等6を介して画像表示部6aから出射される光を間接的に、RGBカラーセンサ61eにて測定する結果を、「測色結果」と称する。
コンピュータ62には、カラーキャリブレーションやカラープロファイル作成を行なうアプリケーションソフト62aがインストールされる。また、コンピュータ62は、通信インターフェース62bを備えている。
通信インターフェース62bは、表示装置61側の通信インターフェース61dとの双方向通信が可能なように、当該通信インターフェース61dと接続されている。
なお、図6,7では図示を省略しているが、コンピュータ62には、当該コンピュータ62に対する操作が可能なキーボード(マウスを含む)が接続されている。
また、表示装置61は、画像表示部61a、マイコン61b、インターフェース61dおよびRGBカラーセンサ(RGBカラーフィルタ方式センサ)61eを備えている。表示装置61は、カラーマネージメントの対象となるRGB原色の発光バランスを調整して、白色点調整を行うことができる。
ここで、図6,7に示したように、プリズム等6は、表示装置61に対して取外し自在である。当該取り付け状態において、プリズム等6は、画像表示部61aからの光を入射し、RGBカラーセンサ61eに対して当該入射した光を出射する。当該プリズム等6は、表示装置61に取り付けられている状態において、RGBカラーセンサ61eには環境光14が入射されないように、当該環境光14を遮断する。つまり、プリズム等6が表示装置61に取り付けられている状態において、RGBカラーセンサ61eには、画像表示部61aに表示された画像の光であり、プリズム等6等を介し、プリズム等6から出力される光のみが入力される。
画像表示部61aには、表示画像(白色やカラーパッチCPなども含む)が表示される。なお、当該画像表示部61aは、カラーキャリブレーション中において、コンピュータ62の表示部として機能させることもできる。
RGBカラーセンサ61eは、表示装置61において、画像表示部61a付近に配設される。RGBカラーセンサ61eは、照明を含めた不確定な環境光14の色温度および照度を検出することができる。また、RGBカラーセンサ61eは、画像表示部61aに表示される画像の光の色温度および照度を間接的に測色することができる。
具体的に、RGBカラーセンサ61eは、表示装置61にプリズム等6が取り付けられていない状況において、環境光14を検出する(当該検出の結果が、上記「検出結果」である)。また、RGBカラーセンサ61eは、表示装置61にプリズム等6が取り付けられている状況において、当該プリズム等6を介して入力される画像表示部61aの表示画面を測色する(当該測色の結果が、上記「測色結果」である)。当該RGBカラーセンサ61eは、当該センサ61eの測定結果をRGB値として出力する。
マイコン61bでは、コンピュータ62にインストールされているアプリケーションソフト62aに従って、目標値を算出する。ここで、当該目標値は、マイコン61bに予め設定されている第一の計算式と、表示装置61に配設されているRGBカラーセンサ61eの検出結果とを用いて、算出される。ここで、当該検出結果とは、上記の通り、表示装置61にプリズム等6が取り付けられていない状況における、RGBカラーセンサ61eによる環境光14の検出結果のことである。
マイコン61bには、第一の計算式の他に、第二の計算式も予め設定されている。ここで、第二の計算式とは、RGBカラーセンサ61eの測色結果であるRGB値を、XYZ三刺激値に変換する式である。
また、コンピュータ62にインストールされているアプリケーションソフト62aに従って、マイコン61bは、RGBカラーセンサ61eによる測色結果と目標値とを用いて、カラーキャリブレーションを自動的に実施する。具体的に、マイコン61bは、RGBカラーセンサ61eによる測色結果を、第二の計算式を用いてXYZ三刺激値に変換する。そして、マイコン61bは、当該変換後のXYZ三刺激値と目標値とが一致するように、カラーキャリブレーションを自動的に実施する。
通信インターフェース61dは、通信手段16を介して、コンピュータ62側の通信インターフェース62bと、双方向通信可能に接続されている。
次に、本実施の形態に係るカラーキャリブレーションシステム300の動作について説明する。
まず、図7に示すように、表示装置61に対してプリズム等6が取り付けられていない状況をつくる。そして、当該プリズム等6が取り付けられていないことをシステム300に認識させるための操作を、ユーザがキーボード等を用いて施す。なお、表示装置61にセンサ(図示せず)が別途配設されており、当該センサがプリズム等6の取り付けの有無を自動検知するように構成しても良い。
次に、コンピュータ62にインストールされているアプリケーションソフト62aに従って、マイコン61bは、RGBカラーセンサ61eを制御する。当該制御により、表示装置61に配設されたRGBカラーセンサ61eは、照明を含めた環境光14の色温度及び照度を検出する。ここで、図7に示すように、当該環境光14の検出は、プリズム等6を介さず、直接実施されている。当該検出結果は、RGB値信号として、RGBカラーセンサ61eから出力される。そして、RGBカラーセンサ61eは、マイコン61bへと、当該検出結果を送信する。
マイコン61bでは、コンピュータ62にインストールされたアプリケーションソフト62aに従って、目標値を算出する。ここで、当該目標値の算出は、マイコン61bがプリズム等6の取り付け無しを認識した状態で実施される。また、当該目標値は、マイコン61bにおいて予め設定されている第一の計算式(式11)と、受信した検出結果(RGBカラーセンサ61eから送信された検出結果)とを用いて、算出される。ここで、式11の第一の計算式は下記の通りである。
Figure 0005334602
ここで、式11の左辺は、マイコン61bで算出される上記目標値である。当該目標値は、XYZ三刺激値行列として算出される。また、式11の右辺の第一項は、第一のマトリクス補正係数行列である。また、式11の右辺の第二項は、RGBカラーセンサ61eから送信された上記検出結果であるRGB値行列である。
なお、上記第一のマトリクス補正係数行列は、予めマイコン61bに設定されている。第一のマトリクス補正係数行列は、所定の色温度サンプルのRGBカラーセンサ61eによる計測結果と、所定の色温度サンプルの基準測色器(図示せず)によるXYZ計測結果とを用いて、カラーキャリブレーション実施前に計算される。当該基準測色器は、三刺激値XYZを測定することができる。当該第一のマトリクス補正係数行列の算出方法を具体的に説明する。
まず、色温度サンプル(異なる色温度の蛍光灯サンプル)として、サンプル1、サンプル2およびサンプル3を用意する。そして、RGBカラーセンサ61eを用いて、各サンプル1〜3を直接測定する(つまり、プリズム等6を介さずに測定する)。他方、基準測色器を用いて、当該各サンプル1〜3を直接測定する。当該RGBカラーセンサ61eの測定結果(RGB値)および基準測色器の測定結果(XYZ三刺激値)を、図2に例示する。
図2の例では、サンプル1のRGBカラーセンサ61eによる測定結果は、「R1,G1,B1」である。サンプル2のRGBカラーセンサ61eによる測定結果は、「R2,G2,B2」である。サンプル3のRGBカラーセンサ61eによる測定結果は、「R3,G3,B3」である。これに対して、サンプル1の基準測色器による測定結果は、「X1,Y1,Z1」である。サンプル2の基準測色器による測定結果は、「X2,Y2,Z2」である。サンプル3の基準測色器による測定結果は、「X3,Y3,Z3」である。
次に、下記に示す式12,13,14と図2に示した各測定結果とを用いて、第一のマトリクス補正係数行列の各行列要素を求める。
Figure 0005334602
Figure 0005334602
Figure 0005334602
当該計算後の第一のマトリクス補正係数行列は、カラーキャリブレーション実施前に、マイコン61bに設定される。
さて、本実施の形態の動作の説明に話を戻し、マイコン61bは、予め設定されている第一のマトリクス補正係数と、RGBカラーセンサ61eから送信された上記検出結果とを用いて、式11により、目標値を算出する。
さて次に、図6に示すように、表示装置11にプリズム等6を取り付ける。そして、当該プリズム等6が取り付けられていることをシステム300に認識させるための操作を、ユーザがキーボード等を用いて施す。なお、上記の通り、表示装置61にセンサ(図示せず)が別途配設されており、当該センサがプリズム等6の取り付けの有無を自動検知するように構成しても良い。
次に、コンピュータ62にインストールされているアプリケーションソフト62aに従って、マイコン61bは、RGBカラーセンサ61eを制御する。当該制御により、RGBカラーセンサ61eは、プリズム等6が表示装置61に取り付けられていることを認識した上で、画像表示部61aに表示される画像を随時測色する。図6に示すように、画像表示装置61に表示されて画像の光は、プリズム等6に入射する。そして、当該入射した光は、プリズム等6内で反射する。当該反射後の光は、プリズム等6から出射され、RGBカラーセンサ61eへと入力される。
当該RGBカラーセンサ61eによる測色結果(RGB値)は、マイコン61bへと送信される。
コンピュータ62にインストールされているアプリケーションソフト62aに従って、マイコン61bは、当該測色結果を、予め設定されている第二の計算式(式15)を用いて、XYZ三刺激値に変換する。ここで、式15の第二の計算式は下記の通りである。
Figure 0005334602
ここで、式15の左辺は、変換後のXYZ三刺激値行列である。また、式15の右辺の第一項は、第二のマトリクス補正係数行列である。また、式15の右辺の第二項は、RGBカラーセンサ61eの測色結果であるRGB値行列である。
なお、上記第二のマトリクス補正係数行列は、予めマイコン61bに設定されている。第二のマトリクス補正係数行列は、画像表示部61aに表示されるカラーパッチCPのRGBカラーセンサ61eによる間接的な計測結果と、当該カラーパッチCPの基準測色器(図示せず)による直接的なXYZ計測結果とを用いて、カラーキャリブレーション実施前に計算される。当該基準測色器は、三刺激値XYZを測定することができる。当該第二のマトリクス補正係数行列の算出方法を具体的に説明する。
まず、サンプル1、サンプル2およびサンプル3を含むカラーパッチCPを画像表示部61aに表示させる。さらに、表示装置61にプリズム等6を取り付ける。そして、RGBカラーセンサ61eを用いて、各サンプル1〜3を間接的に測定する(つまり、プリズム等6を介して測定する)。他方、基準測色器を用いて、当該各サンプル1〜3を直接測定する(つまり、プリズム等6を介さず測定する)。当該RGBカラーセンサ61eの測定結果(RGB値)および基準測色器の測定結果(XYZ三刺激値)を、図8に例示する。
図8の例では、サンプル1のRGBカラーセンサ61eによる測定結果は、「R1’,G1’,B1’」である。サンプル2のRGBカラーセンサ61eによる測定結果は、「R2’,G2’,B2’」である。サンプル3のRGBカラーセンサ61eによる測定結果は、「R3’,G3’,B3’」である。これに対して、サンプル1の基準測色器による測定結果は、「X1’,Y1’,Z1’」である。サンプル2の基準測色器による測定結果は、「X2’,Y2’,Z2’」である。サンプル3の基準測色器による測定結果は、「X3’,Y3’,Z3’」である。
次に、下記に示す式16,17,18と図8に示した各測定結果とを用いて、第二のマトリクス補正係数行列の各行列要素を求める。
Figure 0005334602
Figure 0005334602
Figure 0005334602
当該計算後の第二のマトリクス補正係数行列は、カラーキャリブレーション実施前に、マイコン61bに設定される。
さて、本実施の形態の動作の説明に話を戻す。コンピュータ62にインストールされているアプリケーションソフト62aに従って、マイコン61bは、式15によりXYZ三刺激値に変換されたRGBカラーセンサ61eの測色結果と、既に算出した上記目標値とが一致するように、カラーキャリブレーションを自動的に実施する。
本実施の形態は上記のように構成されているので、特別な測定装置を必要としない。さらに、RGBカラーセンサ61eを用い不確定な環境光14を検出することで、専門的な知識がない使用者であっても環境光14の種類や色温度を容易に特定できる。さらに、当該検出結果から目標値を算出し、当該目標値とRGBカラーセンサ61eの測色結果とが一致するように、白色点および輝度を自動調整する。したがって、カラーキャリブレーションを精度良く、かつ簡便に実施することができる。また、表示装置61に対して着脱自在のプリズム等6を備えることにより、実施の形態1で説明した測色器13の構成を省略することができる。
なお、上記では、マイコン61bが目標値の算出や、RGBカラーセンサ61eの測色結果のXYZ三刺激値への変換処理や、カラーキャリブレーションの実施等を担っていた。しかし、たとえば、コンピュータ62側において上記目標値の算出を行い、マイコン61bが、RGBカラーセンサ61eの測色結果のXYZ三刺激値への変換処理やカラーキャリブレーションの実施を担うようにしても良い。
また、上記では、目標値をXYZ三刺激値として求めたが、当該目標値としてCIE色度xy値を採用しても良い。
<実施の形態4>
実施の形態1乃至3で説明したカラーキャリブレーションは、表示装置12,61の輝度や色温度が安定した状態で実施される必要がある。本実施の形態では、表示装置12,61の輝度や色温度が安定した状態で、カラーキャリブレーションを実施することができるカラーキャリブレーションシステムを提供する。
本実施の形態に係るカラーキャリブレーションシステムでは、表示装置は、実施の形態1乃至3に係る表示装置12,61の構成に加えて、二つの温度センサTs1,Ts2を備えている。
なお、後述する、温度センサTs1,Ts2の測定結果に基づくカラーキャリブレーションの実施・不実施の判定は、制御部が行う。本実施の形態では、表示装置が当該制御部も備えている。しかし、本実施の形態では、実施の形態1乃至3に係るマイコン12b,61bが、当該制御部の機能も有することとする。
表示装置12,61内に、二つの温度センサTs1,Ts2が配設される様子を図9に例示する。ここで、本実施の形態では、一方の温度センサTs1は、表示装置12,61内の第一の箇所に配設される。これに対して、他方の温度センサTs2は、表示装置12,61内の第二の箇所に配設されている。ここで、第二の箇所は、表示装置12,61の動作中において、第一の箇所よりも温度高い。
ここで、表示装置12,61の輝度や色温度が安定した状態で実施される必要がある。したがって、表示装置12,61の動作中における、第一の箇所の温度と第二の箇所の温度の差は、高いほど好ましい。
図10では、表示装置12,61の画像表示部12a,61aは、液晶モジュール部で構成されている。また、図10では、表示装置12,61は、当該表示装置の外部から内部への空気の取入れが可能な通気部50を備えている。図10に示すように、一方の温度センサTs1が配設される第一の箇所は、動作中の表示装置12,61内における最も温度が低くなる箇所である、表示装置12,61内における通気部50付近である。また、他方の温度センサTs2が配設される第二の箇所は、動作中の表示装置12,61内における最も温度が高くなる箇所である、表示装置12,61内における、平面視における液晶モジュール部12a,61aの中央部である。
次に、本実施の形態における動作について説明する。
制御部であるマイコン12b,61bは、ある時間間隔(たとえば5秒間隔)で、温度センサTs1,Ts2の検出結果を取得する。
カラーキャリブレーション開始の命令を、コンピュータ11,62側からマイコン12b,61が受信する。すると、マイコン12b,61bは、当該命令受信後より、一方の温度センサTs1から取得した検出温度と、他方の温度センサTs2から取得した検出温度との差分を、計算する。ここで、当該検出温度の差分は、当然、同じ時期に、マイコン12b,61bが各温度センサTs1,Ts2から受信した各検出温度を用いて実施する。
さて、マイコン12b,61bが上記命令を受信直後(時刻t1とする)に、マイコン12b,61bは、一方の温度センサTs1から検出温度T1を受信し、他方の温度センサTs2から検出温度T2を受信したとする。
すると、マイコン12b,61bは、当該検出温度T2と当該検出温度T1との差分(T2−T1)を計算する。
上記の通り、マイコン12,61bは、ある時間間隔(たとえば5秒間隔)で、各温度センサTs1,Ts2から検出温度を随時取得している。そこで、マイコン12,61bは、時刻t1から例えば5秒経過後の時刻t2において、一方の温度センサTs1から検出温度T11を受信し、他方の温度センサTs2からは検出温度T12を受信したとする。次に、マイコン12b,61bは、当該検出温度T12と当該検出温度T11との差分(T12−T11)を計算する。
次に、マイコン12b,61bは、一方の温度センサTs1の検出結果と他方の温度センサTs2の検出結果との差分値の時間的変動量と、しきい値とに基づいて、カラーキャリブレーションを行うか否かを判断する。ここで、当該しきい値は、マイコン12,61bに予め定められている。
具体的に、マイコン12b,61bは、今回の検出温度差分と前回(今回直前の前回)の検出温度差分との、差分の絶対値をする。上記の場合には、マイコン12b,61bは、|(T12−T11)−(T2−T1)|(=時間変動量)を、計算する。そして、マイコン12b,61bは、当該計算後の結果(時間変動量)が、しきい値より大きいか否かを判断する。数式化すると、マイコン12b,61bは、|(T12−T11)−(T2−T1)|>しきい値を、計算する。換言すれば、マイコン12b,61bは、表示装置12,61がウォームアップ状態であるか、ウォームアップ状態後の安定状態であるかを判別する。
もし、時間的変動量がしきい値より大きい場合(時間変動量>しきい値であり、換言すれば、第一、二の箇所における温度の時間変動が大きい場合)には、マイコン12b,61bは、カラーキャリブレーションを実行しないと判断する。
これに対して、時間的変動量がしきい値以下の場合(時間変動量≦しきい値であり、換言すれば、第一、二の箇所における温度の時間変動が比較的小さい場合)には、マイコン12b,61bは、カラーキャリブレーションを実行すると判断する。
さて、マイコン12b,61bが、上記のように、カラーキャリブレーションを実施しないと判断した後の動作について説明する。
当該カラーキャリブレーションを実施しないと判断したときには、マイコン12b,61bは、通信手段16を介して、コンピュータ11,62に対して当該判断内容を送信する。
すると、コンピュータ11,62は、アプリケーションソフトウェア11a,62aに従って、当該コンピュータ11,62の表示部(たとえば、表示装置12,61と兼用)上に、次のメッセージを表示する。つまり、表示装置12,61がウォームアップ中であり、カラーキャリブレーション実施が不適切な状況であるので、カラーキャリブレーションを現時点で実施せず、待機状態である旨を、コンピュータ11,62は表示部に表示する。当該表示部は、カラーキャリブレーションを実施しないと判断した結果を、外部に通知する通知手段であると把握できる。
一方で、上記カラーキャリブレーションを実施しなと判断した後においても、マイコン12b,61bは、ある時間間隔(たとえば5秒間隔)で、各温度センサTs1,Ts2から検出温度を、順次取得する。
そして、マイコン12b,61bは、時間的変動量がしきい値以下(時間変動量≦しきい値であり、表示装置12,61の安定状態)となるまで、最新の各温度センサTs1,Ts2の検出温度差分と当該最新直前の各温度センサTs1,Ts2の検出温度差分との、差分の絶対値を計算し続ける。
そして、ある時間経過後に、マイコン12b,61bが、時間的変動量がしきい値以下(時間変動量≦しきい値)となることを検出したとする。当該検出は、表示装置12,61のウォームアップ完了後の安定状態を意味するので、そのときには、マイコン12b,61bは、当該検出後に、カラーキャリブレーションを自動的に実行する(つまり、実施の形態1乃至3で説明したカラーキャリブレーションを実施する)。
以上のように、本実施の形態に係るカラーキャリブレーションシステムでは、制御部であるマイコン12b,61bは、一方の温度センサTs1の検出結果と他方の温度センサTs2の検出結果との差分値の時間的変動量と、しきい値とに基づいて、カラーキャリブレーションを行うか否かを判断している。
したがって、本実施の形態に係るカラーキャリブレーションは、表示装置12,61のウォームアップ状態または安定状態の検出が可能となり、常に表示装置12,61のカラーキャリブレーションを、当該表示装置12,61の安定状態において実施することができる。
また、本実施の形態では、図10に示したように、一方の温度センサTs1は、動作中の表示装置12,61内において最も温度が上昇しない、通気部50付近に配設されている。また、他方の温度センサTs2は、動作中の表示装置12,61内において最も温度が上昇する、液晶モジュール部12a,61aの中央部に配設されている。
したがって、表示装置12,61がウォームアップ状態であるか、または安定状態であるかの判断をより精度良く行うことができる。つまり、カラーキャリブレーション精度が向上する。
なお、本願発明の活用例として、家庭用のディスプレイを含むコンピュータ装置に適用できる。また、測色計等を用いた色調整装置の調整目標点の決定等において、一部産業用のディスプレイの調整にも応用可能である。
11,62 コンピュータ、11a,62a アプリケーションソフト、11b,62b (コンピュータ側)インターフェース、12,61 表示装置、12a,61a 画像表示装部(液晶モジュール部)、12b,61b マイコン、12c,61e RGBカラーセンサ、12d,61d (表示装置側)インターフェース、13 測色器、14 環境光、6 プリズムまたは反射鏡、16 通信手段、50 通気部、Ts1 一方の温度センサ、Ts2 他方の温度センサ、100,200,300 カラーキャリブレーションシステム。

Claims (8)

  1. 環境光の色温度および照度を検出するカラーセンサが配設されている表示装置と、
    マイコンと、
    前記表示装置の表示画面を外部から測色する測色器とを、
    備えており、
    前記マイコンは、
    予め設定されている計算式と、前記カラーセンサによって検出された環境光の検出結果とを用いて、目標値を算出し、
    前記測色器による測色結果と前記目標値とが一致するように、前記表示装置のカラーキャリブレーションを自動的に実施し、
    前記表示装置は、
    二つの温度センサと、
    制御部とを、備えており、
    一方の前記温度センサは、
    前記表示装置の第一の箇所に配設され、
    他方の前記温度センサは、
    動作中において、前記第一の箇所よりも温度が高くなる第二の箇所に設置され、
    前記制御部は、
    前記一方の温度センサの検出結果と前記他方の温度センサの検出結果との差分値の時間的変動量と、予め定められているしきい値とに基づいて、前記カラーキャリブレーションを行うか否かを判断し、
    前記表示装置は、
    外部から内部への空気の取入れが可能な通気部と、
    画像表示を行う液晶部とを、さらに備えており、
    前記第一の箇所は、
    前記通気部付近であり、
    前記第二の箇所は、
    前記表示装置内部側における、前記液晶部の中央部である、
    ことを特徴とするカラーキャリブレーションシステム。
  2. 前記カラーセンサは、
    測定結果をRGB値として出力するRGBカラーセンサであり、
    前記計算式は、
    Figure 0005334602
    である、
    ここで、
    前記計算式の左辺は、
    前記目標値であるXYZ三刺激値行列であり、
    前記計算式の右辺の第一項は、
    マトリクス補正係数行列であり、
    前記計算式の右辺の第二項は、
    前記検出結果であるRGB値行列である、
    ことを特徴とする請求項1に記載のカラーキャリブレーションシステム。
  3. 前記マトリクス補正係数行列は、
    所定の色温度サンプルの前記カラーセンサによるRGB計測結果と、前記所定の色温度サンプルの基準測色器によるXYZ計測結果とを用いて、前記カラーキャリブレーション実施前に計算され、
    前記マイコンには、
    前記計算後の前記マトリクス補正係数行列が設定される、
    ことを特徴とする請求項2に記載のカラーキャリブレーションシステム。
  4. 記マイコンは、
    照明の種類および照度の種類の組み合わせに対応した目標値を記憶する記憶部を、備えており、
    所定の表示部に、前記照明の種類および前記照度の種類を、選択可能に選択メニューとして表示させ、
    前記選択メニューにおいて選択された、前記照明の種類および前記照度の種類の組み合わせに応じて、前記記憶部から当該組み合わせに対応した所定の前記目標値を読み出し、
    前記読み出した前記所定の目標値と前記測色器による測色結果とが一致するように、カラーキャリブレーションを自動的に実施する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のカラーキャリブレーションシステム。
  5. 記表示装置に対して取外し自在なプリズムまたは反射鏡を、
    さらに備えており、
    前記マイコンは、
    前記プリズムまたは前記反射鏡が取り付けられていない状況において前記カラーセンサによって検出された環境光の検出結果と、予め設定されている第一の計算式とを用いて、目標値を算出し、
    前記カラーセンサは、
    前記プリズムまたは前記反射鏡が取り付けられている状況において、前記プリズムまたは前記反射鏡を介して入力される前記表示装置の表示画面を測色し、
    前記マイコンは、
    前記カラーセンサの前記測色の結果と前記目標値とを用いて、カラーキャリブレーションを自動的に実施する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のカラーキャリブレーションシステム。
  6. 前記制御部は、
    前記時間的変動量が、前記しきい値より大きい場合には、前記カラーキャリブレーションを実行しないと判断する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のカラーキャリブレーションシステム。
  7. 前記制御部が前記カラーキャリブレーションを実行しないと判断したときに、当該判断の結果を外部に通知する通知手段を、さらに備えている、
    ことを特徴とする請求項6に記載のカラーキャリブレーションシステム。
  8. 前記制御部が前記カラーキャリブレーションを実行しないと判断した後において、前記制御部が、前記時間的変動量が前記しきい値以下となることを検出したとき、前記マイコンは、当該検出後に、前記カラーキャリブレーションを実行する、
    ことを特徴とする請求項7に記載のカラーキャリブレーションシステム。
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