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JP5327719B2 - 無線タグ、通信装置、システムおよび方法 - Google Patents

無線タグ、通信装置、システムおよび方法 Download PDF

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Description

本発明は、RFID(Radio Frequency Identification)技術による無線タグに関する。
RFID技術を利用した無線タグは、無線タグをリーダにかざすことにより商品に対する決済を行う決済サービスや、無線タグをリーダにかざすことによりそのリーダの場所に関連した情報を提供する情報提供サービスなど、様々な分野に普及している。
無線タグを利用した技術が、例えば、特許文献1に記載されている。文献1に記載の無線タグは、検出装置との無線通信をON/OFFするためのスイッチを具備する。この無線タグは、建物のドアに設置される。検出装置は、来訪者による上記スイッチの押下により無線タグから発信される電波信号を検知したとき、室内の呼び鈴を駆動する。
特開2005−117124号公報
上記特許文献1に記載の技術によれば、無線タグに設けたスイッチを呼び鈴の遠隔ボタンとして利用することができる。しかしながら、同文献の技術は、単に、無線タグのスイッチが押下されたときに呼び鈴を鳴動させるという制御に限定されることから、種々の用途やサービスに対する無線タグの汎用性が乏しい。
そこで、本発明は、無線タグを用いたサービスをユーザが選択的に利用できるようにするための技術を提供することにある。
本発明に係る無線タグは、リーダ・ライタから発信されたアクセス信号を受信するアンテナと、前記アンテナが受信したアクセス信号をデコードするデコード部と、ユーザ操作に対応したユーザ操作信号の入力を検知する検知部と、前記アクセス信号を受信すると、前記デコードされたアクセス信号に応じた第1の処理を実行し、前記第1の処理の実行に続いて、前記デコードされたアクセス信号と、前記アクセス信号を受信するときに得られるユーザ操作信号との組み合わせに応じて第2の処理を実行するか否かを決定する制御部と、を備えることを特徴とする。
本発明に係る通信装置は、上記無線タグと、前記無線タグの検知部に対しユーザ操作信号を入力するキー部とを備えることを特徴とする。
本発明に係るシステムは、上記通信装置と、該通信装置の無線タグの関連プログラムを実行する前記アクセス信号を発信するリーダ・ライタとを備えることを特徴とする。
本発明に係る無線タグの動作方法は、リーダ・ライタから発信されたアクセス信号をアンテナで受信し、前記受信したアクセス信号をデコーダでデコードし、ユーザ操作に対応したユーザ操作信号の入力を検知部で検知し、前記アクセス信号を受信すると、前記デコードされたアクセス信号に応じた第1の処理を実行し、前記第1の処理の実行に続いて、前記デコードされたアクセス信号と、前記アクセス信号を受信するときに得られるユーザ操作信号との組み合わせに応じて第2の処理を実行するか否かを決定することを、制御部で行うことを特徴とする。
本発明によれば、無線タグを用いたサービスをユーザが選択的に利用することができる。
本発明の第1の実施形態の構成例を示すブロック図である。 第1の実施形態の動作例を示すフローチャートである。 第1の実施形態の第1の具体例のブロック図である。 第1の具体例のシーケンス図である。 第1の具体例における応答メッセージに関する説明図である。 第1の実施形態の第2の具体例のブロック図である。 第2の具体例のシーケンス図である。 第1の実施形態の第3の具体例のブロック図である。 第3の具体例のシーケンス図である。 第3の具体例における応答メッセージに関する説明図である。 第1の実施形態の第4の具体例のブロック図である。 第4の具体例のシーケンス図である。 本発明の第2の実施形態の構成例を示すブロック図である。 本発明の第3の実施形態の構成例を示すブロック図である。 第3の実施形態における機能フラグ対応テーブルの説明図である。 第3の実施形態における応答メッセージの説明図である。 第3の実施形態におけるキー機能テーブルの説明図である。 第3の実施形態のシーケンス図である。 本発明の第4の実施形態の構成例を示すブロック図である。 第4の実施形態のシーケンス図である。 第4の実施形態におけるキー機能設定要求信号の説明図である。 第4の実施形態におけるキー設定時の表示に関する説明図である。
符号の説明
1:無線タグ、11:入力部、12:検知部、13:無線タグ制御部、14:アンテナ、15:デコード部
≪第1の実施形態≫
図1は、本発明にかかる無線タグの第1の実施形態のブロック図である。無線タグ1は、RFID技術を用いた無線通信媒体であり、入力部11,検知部12,無線タグ制御部13,アンテナ14,デコード部15,メモリ16を備える。
入力部11は、ユーザ操作に対応した信号を検知部12に入力する。この入力部11は、例えば、ボタン,キー,タッチセンサなどにより実現することができる。検知部12は、入力部11により入力された信号を検知する。アンテナ14は、リーダ・ライタ(図示せず)との間で無線信号を発信及び受信する。デコード部15は、アンテナ14が受信したリーダ・ライタからのアクセス信号をデコードする。
無線タグ制御部13は、CPUのような制御デバイスによって実現されるものであり、検知部12の検知結果とデコード部15のデコード結果との組み合わせに応じた処理を実行する。メモリ16は、CPUを無線タグ制御部13として機能させるためのプログラムやデータを記憶する。
図2に示すフローチャートに沿って、無線タグ1の基本動作を説明する。ユーザが無線タグ1をリーダ・ライタにかざすと、アンテナ14がリーダ・ライタからのアクセス信号を受信する(ステップS20)。デコード部15は、そのアクセス信号をデコード処理する(ステップS21)。この間、検知部12が、入力部11に対しどのようなユーザ操作が行われているかを検知する(ステップS22)。例えば、入力部11がボタンであれば、そのボタンが押下されているか否かを検知し、タッチセンサであれば、パネルの何れの部分に触れられているかを検知する。
無線タグ1は、並行して得られた上記のデコード結果とユーザ操作の検知結果との組み合わせに応じた処理を実行する(ステップS23)。従って、無線タグ1は、デコード結果が同じであっても、検知結果が異なる場合、それぞれで異なる処理を実行し得る。
本実施形態によれば、リーダ・ライタから発信した1種類のアクセス信号に対し、無線タグ1に複数の種類の処理を選択的に実行させることが可能となる。
(具体例1)
図3に、図1の実施形態に基づく第1の具体例の構成を示す。本具体例のシステム1001は、無線タグ2とリーダ・ライタ3とを備える。
無線タグ2は、ボタン21,ボタン押下検知部22,無線タグ制御部23,アンテナ24,デコード部25,メモリ26を備える。このうち、アンテナ24,デコード部25,メモリ26は、前述の実施形態のもの(図1)と同様である。
ボタン21は、前述の入力部(11)に対応し、ユーザ操作により押下されると、その旨を示す信号を入力する。ボタン押下検知部22は、前述の検知部(12)に対応し、ボタン21が押下されているか否かを検知する機能を有する。
無線タグ制御部23は、ボタン押下検知部22の検知結果と、デコード部25のデコード結果との組み合わせに応じて応答メッセージを生成する。そして、生成した応答メッセージをエンコードしてリーダ・ライタ3へ返信する機能を有する。無線タグ制御部23が生成する応答メッセージは、後述するリーダ・ライタ3におけるサービスAP34の起動に関連付けられている。すなわち、リーダ・ライタ3が何れのサービスAP34を起動するかは、無線タグ2からの応答メッセージに依存する。
リーダ・ライタ3は、アンテナ31,リーダ・ライタ制御部32,メモリ33を備える。メモリ33には、無線タグ2のユーザに対しサービスを提供するためのアプリケーションプログラム(サービスAP)34やデータが格納されている。サービスAP34は、特定のアプリケーションを実行するためのプログラムに限らず、複数のアプリケーションプログラムの集合体であってもよい。リーダ・ライタ制御部32は、無線タグ2に対し送信するアクセス信号を生成する機能や、サービスAP34を起動する機能を有する。
図4に示すシーケンスに沿って、上記システム1001の動作を説明する。ここでは、リーダ・ライタ3から無線タグ2へのアクセス信号が、データの読み取りを要求する信号(読み取り要求信号)であることを想定する。この信号が発信されるケースとしては、例えば、無線タグ2に記録されているユーザの識別情報や課金情報などのデータを、リーダ・ライタ3により読み取るというケースが考えられる。
システム1001において、リーダ・ライタ3のリーダ・ライタ制御部32が読み取り要求信号を発信すると(ステップS41)、その信号を受信した無線タグ2のデコード部25が、受信信号のデコード処理を行う。
無線タグ制御部23は、上記のデコード処理の結果を認識する(ステップS42)。この場合のデコード結果は、リーダ・ライタ3からの信号が、読み取り要求信号であることを示すものとなる。また、無線タグ制御部23は、現時点でボタン21が押下されているか否かを示す検知結果をボタン押下検知部22から取得する(ステップS43)。
無線タグ制御部23は、読み取り要求信号により指定されたデータをメモリ26から読み取る(ステップS44)。そして、読み取ったデータとサービス利用フラグとを含む応答メッセージを生成する(ステップS45)。図5に応答メッセージを例示する。応答メッセージ51のサービス利用フラグ52には、ボタン押下検知部22の検知結果、すなわちボタン21が押下されているか否かを表す値が設定される。本例では、ボタン21が押下されている場合は“1”が設定され、押下されていない場合には“0”が設定される。
無線タグ制御部23は、応答メッセージ(51)をアンテナを介してリーダ・ライタ3へ通知する(ステップS46)。
リーダ・ライタ制御部32は、アンテナを介して応答メッセージ(51)を受信すると、そのメッセージに含まれるサービス利用フラグ(52)に対応したサービスAP34を起動する(ステップS47)。例えば、フラグの値が“0”、すなわち無線タグ2のボタン21が押下されていない場合は、会計サービスだけを行うサービスAP34を起動する。また、ボタン21が押下されていることでフラグの値が“1”である場合は、会計サービスに加えて支払明細書のメール送信サービスも行うサービスAP34を起動する。
なお、上記のような支払明細書のメール送信サービスを行う場合、ユーザにメールアドレスを問い合わせるようにしても良いが、上記ステップS44においてメモリ26から読み出すデータに、ユーザのメールアドレスを含ませておけば、ユーザにメールアドレスを問い合わせる手間を省ける。
上述した動作は、リーダ・ライタ3が無線タグ2に対して、アクセス信号として読み取り要求信号を送信した場合の動作であるが、アクセス信号は、他の種別の信号であってもよい。その場合も、デコード部25のデコード結果とボタン押下検知部22の検知結果との組み合わせに応じた内容の応答メッセージが、無線タグ2からリーダ・ライタ3へ通知される。
また、応答メッセージの生成方法は、上記の例に制限されるものではない。例えば、ボタン21が押下されているか否かによってメモリ26の異なる領域からデータを読み出し、読み出したデータを応答メッセージの特定のフィールドに設定するようにしても良い。
上記のシステム1001によれば、アクセス信号を発信したリーダ・ライタ3に対し、無線タグ2が、ボタン21の操作状況に応じた応答メッセージを返信する。よって、リーダ・ライタ3は、現時点のユーザの意向に沿ったサービスAP34を起動することができる。
(具体例2)
図6に、図1の実施形態に基づく第2の具体例の構成を示す。本具体例のシステム1002は、無線タグ6とリーダ・ライタ7とを備える。本具体例の無線タグ6と、前述のシステム1001の無線タグ2(図3)との差異は、無線タグ制御部23の代わりに無線タグ制御部61を備えた点と、メモリ26にサービスAP62が格納されている点である。
無線タグ制御部61は、デコード部25のデコード結果とボタン押下検知部22の検知結果との組み合わせに応じて、サービスAP62を起動するか否かを制御する。サービスAP62は、後述するリーダ・ライタ7からの書き込み要求を受けたときに、付加的に実行するプログラムである。
図7に示すシーケンスに沿って、上記システム1002の動作を説明する。ここでは、リーダ・ライタ7から無線タグ6へのアクセス信号が、データの書き込みを要求する信号(書き込み要求信号)であることを想定する。この信号が発信されるケースとしては、例えば、店舗や駅の改札などで、リーダ・ライタ7から無線タグ6に対し、ユーザに発生した課金情報を書き込むというケースが考えられる。
システム1002において、リーダ・ライタ7のリーダ・ライタ制御部71が読み取り要求信号を発信すると(ステップS71)、その信号を受信した無線タグ6のデコード部25が、受信信号のデコード処理を行う。
無線タグ制御部61は、上記のデコード処理の結果を認識する(ステップS72)。この場合のデコード結果は、リーダ・ライタ3からの信号が、書き込み要求信号であることを示すものとなる。また、無線タグ制御部61は、現時点でボタン21が押下されているか否かを示す検知結果をボタン押下検知部22から取得する(ステップS73)。
無線タグ制御部61は、リーダ・ライタ7からの書き込み要求信号に含まれていたデータをメモリ26に書き込み(ステップS74)、その後、書き込み完了通知をリーダ・ライタ7へ送信する(ステップS75)。
無線タグ制御部61は、ボタン押下検知部22の検知結果を判別、すなわち上記の書き込み要求を受けたときのボタン21の操作状況を判別する。その結果、ボタン21が押下されていた場合、無線タグ制御部61は、サービスAP62を起動する(ステップS76)。ボタン21が押下されていない場合は、サービスAP62が起動されない。
サービスAP62としては、例えば、ステップS74で書き込まれたデータを画面表示や音声出力するようなプログラムを適用することができる。その他、例えば、路線の経路検索や駅情報の検索などを実行するサービスAP62であってもよい。この場合、駅の改札機としてのリーダ・ライタ7が、乗車券機能を持つ無線タグ6に対し課金情報を書き込むという状況が考えられる。その際、無線タグ6のボタン21が押下されている場合は、無線タグ6が、課金情報の書き込みに続いて、経路検索などのサービスAP62を実行することになる。
起動したサービスAP62は、ユーザに対しサービスを提供するうえで前述のステップS74で書き込まれたデータが必要な場合には、無線タグ制御部61に対して読み込み要求を出力する(ステップS77)。この要求を受けた無線タグ制御部61は、メモリ26から該当のデータを読み込み(ステップS78)、それをサービスAP62へ供給する(ステップS79)。
上記のシステム1002によれば、無線タグ6がリーダ・ライタ7からアクセス信号を受けたときに、経路検索のような付加的なサービスを現時点のユーザの意向に応じて提供することができる。
(具体例3)
図8に、図1の実施形態に基づく第3の具体例の構成を示す。本具体例のシステム1003は、無線タグ8とリーダ・ライタ3とを備える。リーダ・ライタ3は、前述のシステム1001(図3)のものと同様である。本具体例の無線タグ8には、複数のボタン21-1〜21-nおよびボタン押下検知部22-1〜22-nが設けられている。
ボタン21-1〜21-nおよびボタン押下検知部22-1〜22-nは、それぞれシステム1001におけるボタン21およびボタン押下検知部22と同様の機能を持つ。無線タグ制御部81は、デコード部25のデコード結果と、ボタン21-1〜21-nに関するボタン押下検知部22-1〜22-nの検知結果との組み合わせに応じた内容の応答メッセージを生成し、それをリーダ・ライタ3へ返信する。
図9に示すシーケンスに沿って、上記システム1003の動作を説明する。ここでは、前述のシステム1001の動作(図4)と同様に、リーダ・ライタ3から無線タグ8へのアクセス信号が、データの読み取り要求信号であることを想定する。
システム1003において、リーダ・ライタ3のリーダ・ライタ制御部32が読み取り要求信号を発信すると(ステップS91)、その信号を受信した無線タグ8のデコード部25が、受信信号のデコード処理を行う。
無線タグ制御部81は、上記のデコード処理の結果を認識する(ステップS92)。また、無線タグ制御部81は、ボタン押下検知部22-1〜22-nから、ボタン21-1〜21-nがそれぞれ押下されているか否かに関する検知結果を取得する(ステップS93-1〜S93-n)。これにより、無線タグ制御部81は、ボタン21-1〜21-nのうち何れのボタンが押下されているかを判別する。
無線タグ制御部81は、読み取り要求信号により指定されたデータをメモリ26から読み取る(ステップS94)。そして、読み取ったデータとサービス利用フラグとを含む応答メッセージを生成する(ステップS95)。図10に応答メッセージを例示する。応答メッセージ101には、ボタン押下検知部22-1〜22-nの各検知結果に対応したサービス利用フラグ102-1〜102-nが設定される。具体的には、前述の応答メッセージ51(図5)と同様に、ボタンが押下されているか否かに応じて“1”あるいは“0”が設定される。
無線タグ制御部23は、応答メッセージ(101)をアンテナを介してリーダ・ライタ3へ通知する(ステップS96)。
リーダ・ライタ制御部32は、アンテナを介して応答メッセージ(101)を受信すると、そのメッセージに含まれるサービス利用フラグ(102-1〜102-n)に対応したサービスAP34を起動する(ステップS47)。なお、無線タグ8において複数のボタンが押下された場合は、対応する複数のサービスについてのサービスAP34を起動する。
上記のシステム1003によれば、ユーザは、複数のサービスの中から所望のものを簡便に指定することができる。また、現時点でユーザが希望するサービスが複数であっても、それらをリーダ・ライタ3に対し一括的に通知することができる。
(具体例4)
図11に、図1の実施形態に基づく第4の具体例の構成を示す。本具体例のシステム1004は、無線タグ2aとリーダ・ライタ3とを備える。リーダ・ライタ3は、前述のシステム1001(図3)のものと同様である。本具体例の無線タグ2aと、システム1001の無線タグ2との差異は、ボタン21の代わりに指紋センサ27を備える点と、ボタン押下検知部22の代わりに指紋認証部28を備える点である。
指紋センサ27は、センサ面に接触した指の指紋情報を取得し、それをユーザ操作に対応した信号として入力する。指紋認証部28は、指紋センサ27から入力された指紋情報と、予めメモリ26に登録されているユーザの指紋情報との対比により、ユーザの正当性を判断する指紋認証を行う。
無線タグ制御部23aは、デコード部25のデコード結果と、指紋認証部28の認証結果との組み合わせに応じた内容の応答メッセージをリーダ・ライタ3に通知する。
図12のシーケンスに沿って、上記システム1004の動作を説明する。この動作は、前述のシステム1001の動作(図4)に準じたものである。本具体例の動作と、システム1001のそれとの差異は、ボタン押下検知部22からボタンの押下状況を取得すること(S43)に代えて、指紋認証部28から指紋の認証結果を取得することである(ステップS123)。
無線タグ制御部23aは、メモリ26から読み出したデータと、指紋の認証結果に応じたサービス利用フラグとを含む応答メッセージを生成する(ステップS125)。フラグには、例えば、指紋の認証結果が成功である場合に“1”を設定し、認証に失敗した場合は“0”を設定すればよい。システム1004におけるその他の処理(S121,S122,S126,S127)は、前述したシステム1001の処理(S41,S42,S46,S47)と同様である。
なお、上記のシステム1004の動作は、システム1001の動作に準じたものであったが、これに代えてシステム1002の動作(図7)に準じたものとしてもよい。その場合も、システム1001においてボタンの押下状況を取得すること(S43)に代えて、指紋の認証結果を取得すること(S123)に置き換えればよい。
上記のシステム1004によれば、無線タグ2を使用するユーザが正当なユーザである場合のみ、サービスを利用できるという制約を設けることができる。
≪第2の実施形態≫
図13に、本発明にかかる通信装置の実施形態の構成を示す。本実施形態は、無線タグ2bを具備する携帯電話装置130である。携帯電話装置130は、通話を制御する携帯電話制御部131,テンキーや通話キー等のキー部132,LCDのような表示部133,マイクロフォン134,スピーカ135,アンテナ136,無線タグ2bを備える。
無線タグ2bは、前述の第1の実施形態における具体例の無線タグ2(図3)に準じたものであるが、ボタン21を具備しない。また、ボタン押下検知部22の代わりにキー押下検知部22bを備える点、このボタン押下検知部22bがキー部132におけるユーザ操作を検知する点が無線タグ2と異なる。
キー押下検知部22bは、検知部として機能するものであり、携帯電話装置130のキー部132の特定のキーが押下されているか否かを検知する。無線タグ制御部23bは、デコード部25のデコード結果と、キー押下検知部22bの検知結果との組み合わせに応じた処理を実行する。
動作に関し、本実施形態の無線タグ2bと、前述の無線タグ2との差異は、ボタン押下検知部22がボタン21の操作状況を検知することに代えて、キー押下検知部22bが携帯電話装置130のキー部132の操作状況を検知する点ある。
本実施形態の無線タグ2bの構成は、無線タグ2に準じたものとしたが、これに代えて、図6に示す無線タグ6あるいは図8に示す無線タグ8に準じた構成としてもよい。その場合も、無線タグ2bは、ボタン21やボタン21-1〜21-nは具備せず、キー押下検知部22bによりキー部132の操作状況を検知する。
また、図11に示すような無線タグ2aを、指紋センサを備える携帯電話装置に内蔵するようにしても良い。この場合の無線タグは指紋センサ27を具備せず、携帯電話装置の指紋センサからの指紋データを指紋認証部28が受け取る。
本実施形態によれば、ユーザが普段持ち歩く携帯電話装置130に本発明に係る無線タグを搭載することができる。これにより、携帯電話装置130のユーザに対し、携帯電話サービスのみでなく、無線タグによる種々のサービスを提供することができる。
≪第3の実施形態≫
図14に、本発明に係る通信装置の他の実施形態の構成を示す。本実施形態は、無線タグ(8a)を具備する携帯電話装置(130a)が、キーに割り当てる機能をユーザが設定できるようにしたものである。
本実施形態の携帯電話装置130aは、前述の携帯電話装置130(図13)と比較して、無線タグ2bに代えて無線タグ8aを備える点に差異がある。この無線タグ8aは、前述したシステム1003の無線タグ8(図8)に準じたものであるが、ボタン21-1〜21-nは具備しない。
無線タグ8aのキー押下検知部22-1a〜22-3aのそれぞれには、キー部132の異なるキーが割り当てられている。キー押下検知部22-1a〜22-3aは、それぞれに割り当てられているキーの操作状態を検知する。携帯電話装置130aのメモリ26には、キー機能設定AP261、キー機能テーブル262および機能フラグ対応テーブル263が格納されている。
キー機能設定AP261は、キー部132におけるユーザ操作とサービスの付加機能との対応関係をキー機能テーブル262に登録するためのアプリケーションプログラムである。
図15に、機能フラグ対応テーブル263の構成例を示す。機能フラグ対応テーブル263には、サービスの種別ごとに、そのサービスの付加的な機能およびフラグの値が設定される。
図16に、携帯電話装置130aがリーダ・ライタに対し通知する応答メッセージの例を示す。図示の例は、店舗Aでの会計時に携帯電話装置130aの無線タグ8aから店舗Aのリーダ・ライタへ通知される応答メッセージ161-1である。応答メッセージ161-1には、図15の機能フラグ対応テーブル263において、「店舗A会計」に関し登録されている全てのサービス利用フラグ162-1-1〜162-1-nが設定される。また、仮に、サービスがモバイル乗車券に関するものである場合は、サービス利用フラグ162-2-1〜162-2-kが応答メッセージに設定されることになる。
図17に、キー機能テーブル262の構成例を示す。図示のテーブルには、キー部132の「キー1」,「キー2」,「キー3」に対する、サービス種別「店舗A会計」及び「モバイル乗車券」の各機能の割り当てが登録されている。例えば、「店舗A会計」のサービスを利用する際、上記キーのいずれも押下されていない場合、無線タグ8aは会計処理のみ行う。また、「店舗A会計」の際の「キー1」の押下は、会計処理に加え、ユーザが支払明細書のメール送信サービスを希望していることを表す。
キー機能テーブル262の取り扱いは、「モバイル乗車券」についても同様である。この「モバイル乗車券」の際に、例えば、2つの「キー1」及び「キー3」が押下された場合は、乗車券の課金処理に加え、ユーザが「経路検索」及び「お薦めスポット案内」の両方を希望していることを表す。
ユーザは、キー部132にサービスの付加機能を割り当てる場合、先ず、キー部132から無線タグ8aに対し、キー機能設定AP261の起動を指示する。無線タグ制御部81aは、指示されたキー機能設定AP261を実行し、キー部132の特定のキーにサービスの付加機能を割り当てるためのGUIを表示部133に表示する。これにより、ユーザは、表示されたGUIを用いて、特定キーに付加機能を割り当てていく。
上記のGUIとしては、例えば、機能と、その機能が属するサービス種別との組み合わせに対し、キーの選択肢が表示されるというGUIを用いることができる。そして、ユーザの割り当て結果を、無線タグ制御部81aが図17に示すような形態でキー機能テーブル262に登録する。
図18に示すシーケンスに沿って、本実施形態の動作を説明する。ここでは、便宜上、携帯電話装置130aに対して、図3のリーダ・ライタ3から読み取り要求が発信されたケースを想定する。
リーダ・ライタ3のリーダ・ライタ制御部32が、携帯電話装置130aの無線タグ8aへのアクセス信号として、読み取り要求信号を送信する(ステップS181)。この読み取り要求信号には、ユーザに提供するサービス「店舗A会計」を示す情報が含まれているとする。
無線タグ8aが上記の読み取り要求信号を受信すると、それをデコード部25によりデコード処理する。無線タグ制御部81aは、デコード結果として、受信した信号が読み取り要求信号であり、且つ、サービス種別が「店舗A会計」であることを認識する(ステップS182)。また、無線タグ制御部81aは、キー押下検知部22-1a〜22-3aから、キー部132の操作状況に関する検知結果を取得する(ステップS183〜S185)。
無線タグ制御部81aは、上記のデコード結果と、キー押下検知部22-1a〜22-3aの検知結果との組み合わせを用いて、キー機能テーブル262及び機能フラグ対応テーブル263から該当の情報を読み取る(ステップS186)。これにより、リーダ・ライタ3への応答メッセージに設定すべきサービス利用フラグの値を決定する。
いま、例えば、キー押下検知部22-1a〜22-3aの検知結果が、「キー1」のみが押下されていることを示す場合、無線タグ制御部81aは、ユーザが希望する付加機能として、図17のテーブル262より「支払明細書メール送信」を認識する。次に、図15のテーブル263より、「店舗A会計」のレコードから「支払明細書メール送信」の「サービス利用フラグ162-1-m」を認識する。その結果、図16に示すように、応答メッセージ161-1において、サービス利用フラグ162-1-mのみに“1”を設定し、それ以外のフラグには“0”を設定すると決定する。
無線タグ制御部81aは、リーダ・ライタ3からの読み取り要求により指定されたデータをメモリ26から読み出す(ステップS187)。そして、読み出したデータと、上記のように決定したサービス利用フラグの値とを含む応答メッセージを生成し(ステップS188)、生成した応答メッセージをリーダ・ライタ3へ通知する(ステップS189)。
携帯電話装置130aからの応答メッセージがリーダ・ライタ3に届くと、リーダ・ライタ制御部32は、そのメッセージに含まれるサービス利用フラグに対応したサービスAP34を起動する(ステップS190)。例えば、図16の応答メッセージ161-1を受信した場合、リーダ・ライタ制御部32は、サービス利用フラグ162-1-mが“1”であることを認識する。そして、店舗Aの会計処理に加え、支払い明細書のメール送信サービスを実行するためのサービスAP34を起動する。
本実施形態によれば、キー機能設定AP261を利用して、キー部132に対する、サービスの付加機能の割り当てをユーザが任意に設定することができる。
≪第4の実施形態≫
図19に、本発明にかかるシステムの実施形態の構成を示す。本実施形態は、携帯電話装置に搭載された無線タグに対し、キーとサービスの付加機能との関連付けをリーダ・ライタから行えるようにしたものである。
システム4000の携帯電話装置130cが具備する無線タグ2cと、前述の無線タグ2b(図13)との相違点は、無線タグ2cにキー機能設定AP261がない点である。
無線タグ2cは、リーダ・ライタ3からアクセス信号としてキー機能設定要求信号を受信した場合、無線タグ制御部23cにより、その要求に応じたキー割り当て情報をキー機能テーブル262に登録する。また、登録内容、すなわちキーとそのキーに割り当てた機能とを、表示部133に表示する機能を有する。
図20に示すシーケンスに沿って、上記システム4000の動作を説明する。リーダ・ライタ制御部32が、アクセス信号としてキー機能設定要求信号を携帯電話装置130cに送信したとする(ステップS201)。
図21に、キー機能設定要求信号の構成例を示す。図示のキー機能設定要求信号において、信号種別フィールド211には、その信号がキー機能設定要求信号であることを示す情報が設定される。他方のキー機能設定情報フィールド212には、サービスの種別,そのサービスの付加機能,及び、その機能を割り当てるべきキーの情報が設定される。図示のキー機能設定情報フィールド212は、サービス種別「店舗A会計」の付加機能である「明細書メール送付」を「キー1」に割り当てることを示している。
上記のキー機能設定要求信号が無線タグ8cに届くと、デコード部25がそれをデコード処理する。無線タグ制御部23cは、デコーダ結果を認識すると(ステップS202)、認識したキー機能設定要求のキー機能設定情報フィールド(212)の内容をキー機能テーブル262に登録する(ステップS203)。また、無線タグ制御部23は、その登録内容を表示部133に表示する(ステップS204)。
図22に、キー機能テーブル262の登録内容が携帯電話装置130cの表示部133に画面表示された状態を示す。この画面を閲覧したユーザは、「キー1」,「キー2」,「キー3」にそれぞれ「経路検索」,「到着時アラーム」,「お薦めスポット案内」という付加機能が割り当てられたことを確認することができる。
本実施形態によれば、ユーザが携帯電話装置130cをリーダ・ライタ3にかざすだけで、キーに対する、サービスの付加機能の割り当てを無線タグ8cに登録することができる。
本発明の実施は、上記形態に限定されるものではなく、本願の請求の範囲内において、適宜変更が可能である。例えば、本発明は、無線タグあるいはリーダ・ライタが実行するコンピュータプログラム、又は、そのプログラムを記憶した記録媒体として実施することができる。
また、無線タグを携帯電話装置のような通信装置に搭載する場合に、無線タグが実行するサービスAPとして、携帯電話装置に実装されたアプリケーションプログラムを利用してもよい。また、サービスAPは無線タグ内、リーダ・ライタ内、携帯電話装置内への実装に制限されることなく、ネットワークを介して他のサーバ上に配備されてもよい。
また、ボタンのような入力デバイスを複数備える無線タグに関し、予め各ボタンに優先度を設定し、その設定内容をメモリに登録しておいてもよい。この場合、押下された複数のボタンのうち最も優先度の高いボタンに対応するサービスのみを提供するといった制御が可能となる。また、リーダ・ライタへの応答メッセージに設定するフラグは、最も優先度の高いボタンに対応するサービス利用フラグを“1”とし、それ以外のサービス利用フラグを“0”とすればよい。
本出願は、2007年7月26日に日本出願された特願2007−194454を基礎とする優先権を主張し、その開示の内容を全て本明細書に取り込むものである。

Claims (10)

  1. リーダ・ライタから発信されたアクセス信号を受信するアンテナと、
    前記アンテナが受信したアクセス信号をデコードするデコード部と、
    ユーザ操作に対応したユーザ操作信号の入力を検知する検知部と、
    前記アクセス信号を受信すると、前記デコードされたアクセス信号に応じた第1の処理を実行し、前記第1の処理の実行に続いて、前記デコードされたアクセス信号と、前記アクセス信号を受信するときに得られるユーザ操作信号との組み合わせに応じて第2の処理を実行するか否かを決定する制御部と、を備えることを特徴とする無線タグ。
  2. 前記第2の処理は、前記第1の処理の結果を受けて実行される処理である請求項1に記載の無線タグ。
  3. 前記アクセス信号は、前記無線タグに対する書き込み要求信号であって、
    前記制御部が実行する前記第1の処理は、前記書き込み要求信号に含まれるデータを無線タグが有するメモリに書き込む処理であって、前記第2の処理は、前記書き込まれたデータを用いて実行される処理である請求項1又は2に記載の無線タグ。
  4. 前記検知部は、入力デバイスからの前記ユーザ操作信号を検知することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の無線タグ。
  5. 前記入力デバイスはボタン、キー又はタッチセンサであることを特徴とする請求項4に記載の無線タグ。
  6. 前記入力デバイスとして指紋センサを備え、
    前記検知部は前記指紋センサから取得した指紋データを含むユーザ操作信号を検知し、当該指紋データを用いて認証処理を実行し、
    前記制御部は、前記認証処理の結果によって応答メッセージを生成することを特徴とすることを特徴とする請求項4記載の無線タグ。
  7. 請求項1から4のいずれか1項に記載の無線タグと、前記無線タグの検知部に対しユーザ操作信号を入力するキー部とを備えることを特徴とする通信装置。
  8. 前記キー部は、1つ又は複数の入力デバイスを有し、
    前記無線タグは、前記入力デバイスによるユーザ操作と前記キー部からのユーザ指示に基づくプログラムとを関連付ける関連プログラムを含み、前記無線タグのメモリにその関連を記録することを特徴とする請求項7に記載の通信装置。
  9. 請求項8に記載の通信装置と、該通信装置の無線タグの関連プログラムを実行する前記アクセス信号を発信するリーダ・ライタとを備えることを特徴とするシステム。
  10. リーダ・ライタから発信されたアクセス信号をアンテナで受信し、
    前記受信したアクセス信号をデコーダでデコードし、
    ユーザ操作に対応したユーザ操作信号の入力を検知部で検知し、
    前記アクセス信号を受信すると、前記デコードされたアクセス信号に応じた第1の処理を実行し、前記第1の処理の実行に続いて、前記デコードされたアクセス信号と、前記アクセス信号を受信するときに得られるユーザ操作信号との組み合わせに応じて第2の処理を実行するか否かを決定することを、制御部で行うことを特徴とする無線タグの動作方法。
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