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JP5326507B2 - 固体撮像装置、固体撮像装置の駆動方法、及び電子機器 - Google Patents

固体撮像装置、固体撮像装置の駆動方法、及び電子機器 Download PDF

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Description

本発明は、固体撮像装置、固体撮像装置の駆動方法、及び当該固体撮像装置を備えた電子機器に関する。
固体撮像装置として、CMOS型の固体撮像装置が知られている。このCMOS型の固体撮像装置では、フォトダイオードと複数のMOSトランジスタとにより1画素が構成される。そして、複数の画素を所要のパターンに配列することにより、複数の画素を有する固体撮像装置が構成される。このフォトダイオードは、受光量に応じた信号電荷を生成し、蓄積する光電変換素子であり、複数のMOSトランジスタは、フォトダイオードからの信号電荷を転送するための素子である。
近年、CMOS型の固体撮像装置では、画素サイズの微細化が進められている。しかしながら、CMOS型の固体撮像装置では、各画素領域において、同一平面上にフォトダイオードや電荷読み出しトランジスタ等の複数のMOSトランジスタを配置するため、平面上の面積がそれぞれに必要になり、1画素の面積が増大してしまう傾向がある。このため、画素サイズの微細化が困難であり、また、微細化を行った場合には、フォトダイオードの面積が縮小してしまうことにより、飽和電荷量の低下や、感度の低下を招く等の問題があった。
下記特許文献1では、フォトダイオードの高濃度領域間で形成されたpn接合部を、半導体基板の内部に設ける構成が記載されている。ここでは、信号電荷を読み出すための電荷読み出しトランジスタのチャネル部分が、半導体基板面に対して深さ方向に形成され、また、読み出しトランジスタのゲート電極及びゲート絶縁膜の底部が、pn接合部の深さ以上の位置に形成されている。特許文献1では、このような構成を用いることにより、画素面積を縮小しても、フォトダイオードの面積を大きく維持でき、飽和電荷量を低下させることがない。
しかしながら、特許文献1の固体撮像装置では、1画素において、信号電荷を蓄積するフォトダイオード1個に対する完全転送可能なポテンシャルが決まってしまい、飽和電荷量(Qs)をある一定以上増加させることはできない。すなわち、画素サイズの微細化と、飽和電荷量(Qs)の向上が一度に可能とされる構成には至らない。
特開2005−223084号公報
上述の点に鑑み、本発明は、画素サイズの微細化が可能であると共に、飽和電荷量(Qs)が増加され、感度の向上が図られた固体撮像装置、及び固体撮像装置の駆動方法を提供するものである。また、その固体撮像装置を用いた電子機器を提供するものである。
上記課題を解決し、本発明の目的を達成するため、本発明の固体撮像装置は、半導体基板内の異なる深さに、第1導電型不純物領域と第2導電型不純物領域との接合面を有して複数形成されたフォトダイオードを有する。そして、ゲート絶縁膜、読み出しゲート電極、転送チャネル、フローティングディフュージョン領域とから構成される縦型トランジスタを有する。電荷読み出しゲート電極は、半導体基板の表面から深さ方向にゲート絶縁膜を介して形成されるものである。また、転送チャネルは、複数のフォトダイオードから読み出された信号電荷を転送するものである。また、フローティングディフュージョン領域は、転送チャネルにより転送された信号電荷を蓄積する領域である。さらに、本発明の固体撮像装置は、フォトダイオードへの電荷蓄積時に、複数のフォトダイオード間、及びフォトダイオードとフローティングディフュージョン領域との間を接続するオーバーフローパスを有する。
本発明の固体撮像装置では、信号電荷の蓄積時に、一方のフォトダイオードの飽和電荷量を超えた信号電荷は、オーバーフローパスを通って、他方のフォトダイオードや、フローティングディフュージョン領域に転送される。また、複数のフォトダイオードを有するので、全体の飽和電荷量を増加させることができる。さらに、複数のフォトダイオードは、半導体基板の深さ方向に形成されるので、画素サイズの微細化が可能とされる。
また、本発明の固体撮像装置の駆動方法は、まず、半導体基板内の深さ方向に複数形成されたフォトダイオードに光照射することにより、フォトダイオードに信号電荷を蓄積する。そして、信号電荷の蓄積時に、一方のフォトダイオードにおいて飽和電荷量を超えた分の信号電荷を、オーバーフローパスを介して、他のフォトダイオード、又はフローティングディフュージョン領域に転送する。信号電荷の蓄積が終了したら、複数のフォトダイオードに蓄積された信号電荷を同時にフローティングディフュージョン領域に転送する。
本発明の固体撮像装置の駆動方法では、信号電荷の蓄積時において、一方のフォトダイオードの飽和電荷量を超えた信号電荷を、他のフォトダイオード、またはフローティングディフュージョン領域へ転送することができる。これにより、フォトダイオード全体の飽和電荷量が向上し、ダイナミックレンジを大きくすることができる。
また、本発明の電子機器は、光学レンズと、固体撮像装置と、信号処理回路とを有する。そして、この固体撮像装置は、半導体基板内の異なる深さに、第1導電型不純物領域と第2導電型不純物領域との接合面を有して複数形成されたフォトダイオードを有する。そして、ゲート絶縁膜、読み出しゲート電極、転送チャネル、フローティングディフュージョン領域とから構成される縦型トランジスタを有する。電荷読み出しゲート電極は、半導体基板の表面から深さ方向にゲート絶縁膜を介して形成されるものである。また、転送チャネルは、複数のフォトダイオードから読み出された信号電荷を転送するものである。また、フローティングディフュージョン領域は、転送チャネルにより転送された信号電荷を蓄積する領域である。さらに、本発明の固体撮像装置は、フォトダイオードへの電荷蓄積時に、複数のフォトダイオード間、及びフォトダイオードとフローティングディフュージョン領域との間を接続するオーバーフローパスを有する。
信号処理回路は、固体撮像装置の出力信号を処理するものである。
本発明の電子機器では、固体撮像装置において、信号電荷の蓄積時に、一方のフォトダイオードの飽和電荷量を超えた信号電荷は、オーバーフローパスを通って、他方のフォトダイオードや、フローティングディフュージョン領域に転送される。また、複数のフォトダイオードを有するので、全体の飽和電荷量を増加させることができる。
本発明によれば、飽和電荷量(Qs)の増加や、感度の向上が図られ、画素サイズの微細化が容易な固体撮像装置を得ることができる。また、本発明によれば、飽和電荷量(Qs)や感度の向上が可能であり、画素サイズの微細化が可能な固体撮像装置を用いることにより、より高画質化された電子機器を得ることができる。
以下、図1〜図9を参照して本発明の実施の形態を説明する。
[固体撮像装置の全体構造]
まず、図1を用いて、以下に説明する第1の実施形態及び第2の実施形態が適用されるCMOS型の固体撮像装置、すなわち、CMOSイメージセンサの全体構造について説明する。
図1に示す固体撮像装置1は、Siからなる基板30上に配列された複数の画素2から構成される撮像領域3と、撮像領域3の周辺回路としての垂直駆動回路4と、カラム信号処理回路5と、水平駆動回路6と、出力回路7と、制御回路8等を有して構成される。
画素2は、光電変換素子であるフォトダイオードと、複数のMOSトランジスタとから構成され、基板30上に、2次元アレイ状に規則的に複数配列される。
撮像領域3は、2次元アレイ状に規則的に複数配列された画素2から構成される。そして、撮像領域3は、実際に光を受光し、光電変換によって生成された信号電荷を蓄積することのできる有効画素領域と、有効画素領域の周囲に形成され、黒レベルの基準になる光学的黒を出力するための黒基準画素領域とから構成される。
制御回路8は、垂直同期信号、水平同期信号及びマスタクロックに基づいて、垂直駆動回路4、カラム信号処理回路5、及び水平駆動回路6等の動作の基準となるクロック信号や制御信号などを生成する。そして、制御回路8で生成されたクロック信号や制御信号などは、垂直駆動回路4、カラム信号処理回路5及び水平駆動回路6等に入力される。
垂直駆動回路4は、例えばシフトレジスタによって構成され、撮像領域3の各画素2を行単位で順次垂直方向に選択走査する。そして、各画素2のフォトダイオードにおいて受光量に応じて生成した信号電荷に基づく画素信号を、垂直信号線を通してカラム信号処理回路5に供給する。
カラム信号処理回路5は、例えば、画素2の列毎に配置されており、1行分の画素2から出力される信号を画素列毎に黒基準画素領域(図示しないが、有効画素領域の周囲に形成される)からの信号によって、ノイズ除去や信号増幅等の信号処理を行う。カラム信号処理回路5の出力段には、水平選択スイッチ(図示せず)が水平信号線31とのあいだに設けられている。
水平駆動回路6は、例えばシフトレジスタによって構成され、水平走査パルスを順次出力することによって、カラム信号処理回路5の各々を順番に選択し、カラム信号処理回路5の各々から画素信号を水平信号線31に出力させる。
出力回路7は、カラム信号処理回路5の各々から水平信号線31を通して、順次に供給される信号に対し、信号処理を行って出力する。
以下に説明する固体撮像装置は、図1における固体撮像装置1を構成するものであり、特に有効撮像領域における画素の断面構成を示すものである。
〈第1の実施形態〉
[固体撮像装置の構成]
図2に本発明の第1の実施形態に係る固体撮像装置の概略断面構成を示す。図2は、1画素分の断面構成を示すものである。
[構成]
本実施形態例の固体撮像装置は、半導体基板10内の異なる深さに、第1導電型であるp型不純物領域と、第2導電型であるn型不純物領域との接合面を有して複数層、積層されて形成されたフォトダイオードと、縦型トランジスタTrと、オーバーフローパス21とを有する。
以下に、本実施形態例の固体撮像装置の構成を詳述する。
半導体基板10は、p型の不純物領域(p)からなる半導体材料で構成される。
フォトダイオードPDは、半導体基板10内に形成されたn型低濃度不純物領域(以下、n領域)11と、そのn領域11よりも表面側に順に積層された第1のn型不純物領域12、第1のp型高濃度不純物領域13、第2のn型不純物領域14、第2のp型高濃度不純物領域15とから構成される。そして、このフォトダイオードPDでは、第1のn型不純物領域12と第1のp型高濃度不純物領域13との接合面を有して第1のフォトダイオードPD1が構成される。また、第2のn型不純物領域14と第2のp型高濃度不純物領域15との接合面を有して第2のフォトダイオードPD2が形成される。このように、本実施形態例では、半導体基板10内の深さ方向に、第1のフォトダイオードPD1と第2のフォトダイオードPD2を有するフォトダイオードPDが構成されている。
縦型トランジスタは、ゲート絶縁膜17を介して形成された読み出しゲート電極18と、フローティングディフュージョン領域16と、転送チャネル20とにより構成される。
読み出しゲート電極18は、半導体基板10の表面から、第1のフォトダイオードPD1を構成する第1のp型高濃度不純物領域13に達する深さに、柱状に形成される。すなわち、この読み出しゲート電極18は、半導体基板10の表面から深さ方向に形成された第2のフォトダイオードPD2及び第1のフォトダイオードPD1にかけて、縦型に形成されている。図3に示す各層の平面構成からわかるように、本実施形態例においては、読み出しゲート電極18は画素を構成する第1のフォトダイオードPD1及び第2のフォトダイオードPD2の中心部に形成されている。また、ゲート絶縁膜17は、読み出しゲート電極18と半導体基板10との間、及び、半導体基板10の表面に延在して形成されている。
この柱状に形成された読み出しゲート電極18は、半導体基板10の表面側から第1のp型高濃度不純物領域13に達する深さに柱状に形成された溝部に、ゲート絶縁膜17を介して、ポリシリコンが埋め込まれることにより形成されるものである。ゲート絶縁膜17としては、シリコン酸化膜等を用いることができる。
フローティングディフュージョン領域16は、n型の高濃度不純物領(n)により構成され、半導体基板10の表面に形成される。
転送チャネル20は、n型の低濃度不純物領域(n)により構成され、ゲート絶縁膜17を介して半導体基板10内に形成される読み出しゲート電極18に沿う一部分に形成されている。そしてこの転送チャネル20は、フローティングディフュージョン領域16及び、第1及び第2のフォトダイオードPD1,PD2を構成する第1及び第2のn型不純物領域12,14に接するように形成されている。そして、第2のn型不純物領域14は、転送チャネル20領域において読み出しゲート電極18に、より近接するように設けられている。第2のn型不純物領域14が、読み出しゲート電極18とゲート絶縁膜17を介して完全に接触してしまうと、接合容量が大きくなり、信号電荷が転送チャネル20を転送される際に効率が下がる。しかしながら、第2のn型不純物領域14を、読み出しゲート電極18に接触させることなく、近接して構成することにより、第2のフォトダイオードPD2の飽和電荷量をさらに増加させることが可能である。
この縦型トランジスタTrでは、読み出しゲート電極18に正電圧が印加されることにより、転送チャネル20のポテンシャル(電位)が変化する。このため、フォトダイオードPDを構成する第1及び第2のフォトダイオードPD1,PD2に蓄積された信号電荷が、転送チャネル20内を転送されて、フローティングディフュージョン領域16に読み出される。
図4に、本実施形態例の固体撮像装置の第1のフォトダイオードPD1、第2のフォトダイオードPD2、及びフローティングディフュージョン領域16の不純物濃度を示す。図4の横軸は、半導体基板10表面からの深さであり、縦軸は、不純物濃度である。
図4に示すように、第1のフォトダイオードPD1を構成する第1のn型不純物領域(n)12の不純物濃度は、1017/cmである。第1のフォトダイオードPD1を構成する第1のp型高濃度不純物領域(p)13の不純物濃度は、1017〜1018/cmである。第2のフォトダイオードPD2を構成する第2のn型不純物領域(n)14の不純物濃度は、1017/cmである。第2のフォトダイオードPD2を構成する第2のp型高濃度不純物領域(p)15の不純物濃度は、1018〜1019/cmである。フローティングディフュージョン領域16を構成するn型の高濃度不純物領域(n)の不純物濃度は、1020/cm以上である。図4に示す不純物濃度は、対数表示であるため、第1のn型不純物領域12と、第2のn型不純物領域14のオーダーは同じであるが、実際には、第2のn型不純物領域14の不純物濃度の方が2倍程度濃い。
図4に示す不純物濃度分布とすることにより、第2のn型不純物領域14は完全空乏化される。第2のn型不純物領域14を完全空乏化できる不純物濃度分布とすることにより、第2のn型不純物領域14に蓄積される信号電荷が転送される際に、第2のn型不純物領域14を再び完全空乏化することができるので、信号電荷を全て転送することができる。このように、第2のn型不純物領域14を完全空乏化することにより、信号電荷の残留分が、次に蓄積される信号電荷に混じることがなくなり、残像を解消することができる。
また、図4に示す濃度分布にすることにより、半導体基板10の深さ方向に形成された第1及び第2のフォトダイオードPD1,PD2に蓄積された信号電荷の、フローティングディフュージョン領域16への読み出し効率を向上させることができる。
さらに、イオン注入により、複数層のp型不純物領域、n型不純物領域を形成する際には、半導体基板10の深い位置の不純物領域は広がり安く、濃度が薄くなる傾向にある。従って、本実施形態例のような不純物濃度分布は製造が容易である。
また、第2のフォトダイオードPD2を構成する第2のn型不純物領域14を、読み出しゲート電極18により近接するように形成することにより、読み出しゲート電極18に近いところの不純物濃度が濃くなる。このため、電子を読み出しゲート電極18に近いところにためることができ、転送が容易になる。
そして、本実施形態例では、この転送チャネル20は、オーバーフローパス21を兼ねるものである。オーバーフローパス21とは、フォトダイオードPDへの信号電荷の蓄積時において、一方のフォトダイオードの飽和電荷量を超えた分の信号電荷を他方のフォトダイオード、又はフローティングディフュージョン領域16に転送する為の経路として用いられるものである。すなわち、このオーバーフローパス21により、フォトダイオードPDへの信号電荷の蓄積時に、第1、第2のフォトダイオードPD1,PD2及びフローティングディフュージョン領域16は、電気的に接続される。
ここで、本実施形態例では、一方のフォトダイオードを第1のフォトダイオードPD1とすると、他方のフォトダイオードを第2のフォトダイオードPD2とみることができる。
半導体基板10の表面には、1画素を構成する他のMOSトランジスタのソース・ドレイン領域が、n型高濃度不純物領域(n)19により形成されている。このMOSトランジスタとしては、例えば、選択トランジスタ、リセットトランジスタ、増幅トランジスタ等が挙げられる。図2においては、1画素内に形成されるMOSトランジスタを構成するソース・ドレイン領域を代表的に1つだけ図示することとする。
本実施形態例の固体撮像装置は、裏面照射型の固体撮像装置として用いてもよいし、表面照射型の固体撮像装置として用いてもよい。図5に、裏面照射型の固体撮像装置とした場合の概略断面構成を示す。
図5に示すように、半導体基板10の表面側には、層間絶縁膜29を介して、所望の配線層を形成する。図5に示す例では、3層の配線1M〜3Mが形成されている。また、コンタクト部を介して、所望の配線同士が接続されている。
半導体基板10の裏面側には、フォトダイオードPDを構成するn領域11に接するように、p型の高濃度不純物領域25が形成される。さらに、半導体基板10の裏面側には、例えば、SiNからなるパッシベーション膜26、カラーフィルタ27、オンチップレンズ28が順に形成される。
[駆動方法]
以下に、本実施形態例の固体撮像装置を裏面照射型とした場合を例に、駆動方法を説明する。
まず、図5で示す固体撮像装置の裏面側、すなわち、オンチップレンズ28側から光Lを照射する。そうすると、オンチップレンズ28により集光された光は、カラーフィルタ27を介して、フォトダイオードPDに入射される。
そして、フォトダイオードPDに入射した光は、n領域11や、第1のフォトダイオードPD1、第2のフォトダイオードPD2において光電変換し、信号電荷が生成される。生成された信号電荷は、第1のフォトダイオードPD1を構成する第1のn型不純物領域12、又は、第2のフォトダイオードPD2を構成する第2のn型不純物領域14に蓄積される。本実施形態例の固体撮像装置では、読み出しゲート電極18の底部を、ゲート絶縁膜17を介して第1のp型高濃度不純物領域13に接触するように構成し、信号電荷の蓄積時に、読み出しゲート電極18に、負電圧を印加しておく。そうすることにより、ゲート絶縁膜17を介した読み出しゲート電極18の底部には、ホールがピン留めされる。このように、ホールがピン留めされる、ホールピニングが起こることにより、信号電荷の蓄積時において、読み出しゲート電極18及びゲート絶縁膜17底部から入る暗電流ノイズを第1のp型高濃度不純物領域13内に閉じ込めることができる。これにより、第1のフォトダイオードPD1、第2のフォトダイオードPD2に到達する暗電流を低減することができる。
図6A〜Eに、図2のP−P’線上に沿う電位分布図を示し、信号電荷の蓄積時において第1のn型不純物領域12、第2のn型不純物領域14で構成される電位の井戸に蓄積される信号電荷の様子を示す。本実施形態例の固体撮像装置では、図6A〜Eに示すように、半導体基板10の深い側に形成された第1のフォトダイオードPD1の方が、第2のフォトダイオードPD2よりもポテンシャルが高い。また、第1のフォトダイオードPD1で形成される電位の井戸は、第2のフォトダイオードPD2で形成される電位の井戸よりも浅い。
フォトダイオードPDにおける光電変換により生成された信号電荷は、図6Aに示すように、まず、第1のn型不純物領域12で構成される電位の井戸に蓄積される。そして、強い光が照射された場合には、生成される信号電荷は多くなり、第1のn型不純物領域12の飽和電荷量を超える。そうした場合に、図6Bに示すように、第1のn型不純物領域12で構成される電位の井戸からあふれた信号電荷eは、オーバーフローパス21を通って、第2のn型不純物領域14で構成される電位の井戸に転送される。このとき、図6A〜Eに示すようなポテンシャルを有するので、第1のn型不純物領域12の飽和電荷量を超える信号電荷eは、第2のn型不純物領域14に完全転送される。
そして、図6Cに示すように、第1のn型不純物領域12で構成される電位の井戸の飽和電荷量をも超えた信号電荷eは、フローティングディフュージョン領域16に転送される。そうすると、図6Dに示すように、フローティングディフュージョン領域16に転送された信号電荷eは、フローティングディフュージョン領域16に印加されたリセット電圧によりリセットされる。すなわち、本実施形態例では、第1及び第2のフォトダイオードPD1,PD2の飽和電荷量を超えた信号電荷eは、フローティングディフュージョン領域16に転送され、そこにおいて、リセットされる。
信号電荷の蓄積後、読み出しゲート電極18に、正電圧を印加する。そうすると、図6Eに示すように、オーバーフローパス21を兼ねる転送チャネル20の電位が深くなる。これにより、第1のn型不純物領域12、第2のn型不純物領域14に蓄積された信号電荷は、転送チャネル20を転送されフローティングディフュージョン領域16に同時に読み出される。
その後の駆動方法は、通常の固体撮像装置の駆動と同様である。すなわち、フローティングディフュージョン領域16に信号電荷が転送され、そのフローティングディフュージョン領域16の電圧変化を、図示しない増幅トランジスタで増幅して出力する。
本実施形態例の固体撮像装置では、半導体基板10の深さ方向に、第1及び第2のフォトダイオードPD1,PD2からなる2つのフォトダイオードが形成されている。そして、第1のフォトダイオードPD1、第2のフォトダイオードPD2、及びフローティングディフュージョン領域16との間には、信号蓄積時において、信号電荷の転送が可能な、オーバーフローパス21が形成されている。これにより、一方のフォトダイオードの飽和電荷量を超えてあふれた信号電荷は、他のフォトダイオードに蓄積される。このような構成により、フォトダイオードPD全体の飽和電荷量が増加する。このため、固体撮像装置の感度を向上させることが可能となる。
また、他のフォトダイオードによっても信号電荷があふれた場合には、フローティングディフュージョン領域16に転送され、リセット電圧の印加によりリセットされる。
そして、本実施形態例の固体撮像装置では、フォトダイオードPDの深さ方向に埋め込まれた読み出しゲート電極18を有する、縦型トランジスタTrが構成されている。これにより、半導体基板10の深さ方向に形成された第1及び第2のフォトダイオードPD1,PD2に蓄積された信号電荷を、フローティングディフュージョン領域16に完全転送することが可能となる。
本実施形態例の固体撮像装置では、第1のフォトダイオードPD1及び第2のフォトダイオードPD2からなる2つのフォトダイオードによって構成される例としたが、2つ以上のフォトダイオードを、所望の数だけ、複数積層させることが可能である。画素サイズを微細化した場合でも、複数のフォトダイオードを積層させることにより、飽和電荷量(Qs)を増加させることができ、感度を向上させることができる。このため、飽和電荷量の増加や、感度を向上させながらも、画素サイズの微細化が容易であり、本実施形態例の構造は、画素サイズの微細化に有利である。また、飽和電荷量の増加が可能であり、ダイナミックレンジを大きくすることができるので、コントラストの向上が図られる。
さらに、裏面照射型の固体撮像装置とした場合には、固体撮像装置を構成する複数の画素トランジスタが構成される側と、光入射側は、反対側とされる。表面照射型とする場合は、半導体基板10表面に開口面積が必要であるため、半導体基板10表面に形成される画素トランジスタの形成位置は、制限される。しかしながら、裏面照射型の固体撮像装置とする場合、光入射側に、画素トランジスタや配線等が配されないので、フォトダイオードPDの面積を拡大させることができ、画素サイズの縮小時において、デザインルールの影響を受けない。さらに、表面側のフォトダイオードを、半導体基板10の深くに形成可能であるので、半導体基板10表面の欠陥準位の影響を低減することができる。
本実施形態例の固体撮像装置では、読み出しゲート電極18及びゲート絶縁膜17の底部が、第1のp型高濃度不純物領域に達する深さに形成される例とした。しかしながら、読み出しゲート電極18は、第1のフォトダイオードPD1に蓄積された信号電荷を読み出すことが可能な深さにまで形成されればよい。例えば、第1のn型不純物領域12と第1のp型高濃度不純物領域13の接合面に達するように形成することもできる。しかしながら、読み出しゲート電極18と、n型不純物領域とが接する場合には、信号電荷の読み出し時に、結合容量が大きくなるため、読み出し効率が低下する。本実施形態例のように、読み出しゲート電極18及びゲート絶縁膜17の底部が、n型不純物領域と接触しないように構成することにより、読み出し効率を向上させることができる。
なお、本実施形態例では、図7に示すように、半導体基板10の深さ方向に形成されるフォトダイオードPDのうち、第2のn型不純物領域14を、第1の及び第2のp型高濃度不純物領域13,15と同様の距離だけ、読み出しゲート電極18から離して形成する例としてもよい。
〈第2の実形形態〉
[固体撮像装置の構成]
図8に、本発明の第2の実施形態に係る固体撮像装置の概略断面構成を示す。図8において、図2に対応する部分には同一符号を付し重複説明を省略する。
本実施形態例の固体撮像装置は、オーバーフローパス22を、第1のp型高濃度不純物領域13、及び第2のp型高濃度不純物領域15の一部に形成したn型不純物領域で構成する例である。このオーバーフローパス22は、第1及び第2のp型高濃度不純物領域13の一部にn型不純物をイオン注入することにより形成される。第1のp型高濃度不純物領域に形成されたn型不純物領域は、第1のn型不純物領域12と、第2のn型不純物領域14とを電気的に接続するものである。また、第2のp型高濃度不純物領域15に形成されたn型不純物領域は、第2のn型不純物領域14と、フローティングディフュージョン領域16とを電気的に接続するものである。
本実施形態例の固体撮像装置では、信号電荷の蓄積時に、第1のn型不純物領域12で構成される電位の井戸からあふれた信号電荷は、第1のp型高濃度不純物領域13に形成されたオーバーフローパス22を通って第2のn型不純物領域14に蓄積される。そして、第2のn型不純物領域14で構成される電位の井戸においてもあふれた信号電荷は、第2のp型高濃度不純物領域15に形成されたオーバーフローパス22を通って、フローティングディフュージョン領域16に転送され、ここにおいてリセットされる。
そして、信号電荷の蓄積後、読み出しゲート電極18に、正電圧を印加する。そうすると、第1の実施形態と同様、オーバーフローパス21を兼ねる転送チャネル20の電位が深くなる。これにより、第1のn型不純物領域12、第2のn型不純物領域14に蓄積された信号電荷は、転送チャネル20を転送されフローティングディフュージョン領域16に同時に読み出される。
本実施形態例の固体撮像装置においても、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。本実施形態例では、オーバーフローパス22をn型不純物領域で構成する例としたが、電荷信号の蓄積時において、あふれた信号電荷を転送することができる電位を有する領域であればよく、p型低不純物領域で構成することもできる。
本発明のオーバーフローパスの構成は、上述した第1の実施形態及び第2の実施形態におけるオーバーフローパスの構成に限定されるものではない。信号電荷の蓄積時において、複数のフォトダイオード間において、それぞれのフォトダイオードの飽和電荷量を超えてあふれた信号電荷を転送できる構成であればよい。
上述した固体撮像装置の実施形態例では、可視光の光量に応じた信号電荷を物理量として検知する単位画素が行列状に配置されてなるイメージセンサに適用した場合を例に挙げて説明した。しかしながら、本発明はイメージセンサへの適用に限られるものではなく、画素アレイ部の画素列ごとにカラム回路を配置してなるカラム方式の固体撮像装置全般に対して適用可能である。
また、本発明は、可視光の入射光量の分布を検知して画像として撮像する固体撮像装置への適用に限らず、赤外線やX線、あるいは粒子等の入射量の分布を画像として撮像する固体撮像装置に適用可能である。また、広義の意味として、圧力や静電容量など、他の物理量の分布を検知して画像として撮像する指紋検出センサ等の固体撮像装置(物理量分布検知装置)全般に対して適用可能である。
さらに、本発明は、画素アレイ部の各単位画素を行単位で順に走査して各単位画素から画素信号を読み出す固体撮像装置に限らない。例えば、画素単位で任意の画素を選択して、当該選択画素から画素単位で信号を読み出すX−Yアドレス型の固体撮像装置に対しても適用可能である。
なお、固体撮像装置はワンチップとして形成された形態であってもよいし、撮像部と、信号処理部または光学系とがまとめてパッケージングされた撮像機能を有するモジュール状の形態であってもよい。
また、本発明は、固体撮像装置への適用に限られるものではなく、撮像装置にも適用可能である。ここで、撮像装置とは、デジタルスチルカメラやビデオカメラ等のカメラシステムや、携帯電話機などの撮像機能を有する電子機器のことを言う。なお、電子機器に搭載される上記モジュール状の形態、即ちカメラモジュールを撮像装置とする場合もある。
〈第3の実施形態〉
[電子機器]
以下に、上述した本発明の固体撮像装置を、電子機器に用いた場合の実施形態を示す。以下の説明では、一例として、カメラに、第1の実施形態また、第2の実施形態で説明した固体撮像装置を用いる例を説明する。
図9に、本発明の第3の実施形態に係るカメラの概略断面構成を示す。本実施形態に係るカメラは、静止画撮影又は動画撮影可能なビデオカメラを例としたものである。
本実施形態に係るカメラは、固体撮像装置1と、光学レンズ110と、シャッタ装置111と、駆動回路112と、信号処理回路113とを有する。
光学レンズ110は、被写体からの像光(入射光)を固体撮像装置1の撮像面上に結像させる。これにより固体撮像装置1内に一定期間当該信号電荷が蓄積される。この光学レンズ110は、複数の光学レンズから構成される光学レンズ系としてもよい。
シャッタ装置111は、固体撮像装置1への光照射期間および遮光期間を制御する。
駆動回路112は、固体撮像装置1の転送動作およびシャッタ装置111のシャッタ動作を制御する駆動信号を供給する。駆動回路112から供給される駆動信号(タイミング信号)により、固体撮像装置1の信号転送を行なう。信号処理回路113は、各種の信号処理を行う。信号処理が行われた映像信号は、メモリなどの記憶媒体に記憶され、あるいはモニタに出力される。
従来は、画素サイズの微細化により、開口率の低下によるフォトダイオードの飽和電荷量が低下してしまい、電子機器の小型化と、高画質化とは相反する関係であった。しかしながら、本実施形態例のカメラでは、固体撮像装置において、飽和電荷量(Qs)の増加や、感度の向上を図りながらも、画素サイズの微細化可能である。このため、電子機器の小型化が可能であり、かつ、より高画質化された電子機器を得ることができる。すなわち、電子機器の小型化、高解像度化、高画質化が可能とされる。
上述した第1〜第3の実施形態に係る固体撮像装置では、本発明を、信号電荷が電子である固体撮像装置に適用して説明したが、その他、信号電荷が正孔である固体撮像装置にも適用できる。その場合には、第1導電型が、n型、第2導電型がp型として上述の例を実施することができる。
本発明の実施形態に係る固体撮像装置の全体構成を示す概略図である。 本発明の第1の実施形態に係る固体撮像装置の断面構成図である。 A〜D 第1の実施形態に係る固体撮像装置のそれぞれの断面に沿う平面を見たときの構成図である。 本発明の第1の実施形態に係る固体撮像装置の不純物濃度分布図である。 本発明の第1の実施形態に係る固体撮像装置を、裏面照射型に適用した場合の図である。 A〜D 図2のp−p’断面で見たときの電位と蓄積された信号電荷を模式的に示した図である。 第1の実施形態に係る固体撮像装置の他の例を示す。 本発明の第2の実施形態に係る固体撮像装置の断面構成図である。 本発明の第3の実施形態に係る電子機器(カメラ)の概略構成図である。
符号の説明
1・・固体撮像装置、2・・画素、3・・撮像領域、4・・垂直駆動回路、5・・カラム信号処理回路、6・・水平駆動回路、7・・出力回路、8・・制御回路、9・・垂直信号線、31・・水平信号線、10・・半導体基板、11・・n−領域、12・・第1のn型不純物領域、13・・第1のp型高濃度不純物領域、14・・第2のn型不純物領域、15・・第2のp型高濃度不純物領域、PD1・・第1のフォトダイオード、PD2・・第2のフォトダイオード、17・・ゲート絶縁膜、18・・読み出しゲート電極、20・・転送チャネル、21・・オーバーフローパス

Claims (10)

  1. 半導体基板内の異なる深さに、第1導電型不純物領域と第2導電型不純物領域との接合面を有して複数形成されたフォトダイオードと、
    前記半導体基板の表面から深さ方向にゲート絶縁膜を介して形成された縦型の電荷読み出しゲート電極と、前記複数のフォトダイオードから読み出された信号電荷を転送する転送チャネルと、前記転送チャネルにより転送された信号電荷を蓄積するフローティングディフュージョン領域とから構成される縦型トランジスタと、
    フォトダイオードへの電荷蓄積時に、前記複数のフォトダイオード間、及び前記フォトダイオードと前記フローティングディフュージョン領域との間を接続するオーバーフローパスと、
    を有する固体撮像装置。
  2. 前記転送チャネルは、オーバーフローパスを兼ねる
    請求項1記載の固体撮像装置。
  3. 前記複数のフォトダイオードは、前記半導体基板内に、第1導電型不純物領域及び第2導電型不純物領域を交互に複数積層することにより形成される
    請求項2記載の固体撮像装置。
  4. 前記転送チャネルは、第2導電型不純物領域で構成され、前記読み出しゲート電極に沿って、前記フローティングディフュージョン及び、前記フォトダイオードを構成する全ての第2導電型不純物領域に接するように形成される
    請求項3記載の固体撮像装置。
  5. 前記読み出しゲート電極底部のゲート絶縁膜は、前記半導体基板内に形成される最下層のフォトダイオードを構成する第1導電型不純物領域に接するように形成される
    請求項4記載の固体撮像装置。
  6. 前記オーバーフローパスは、前記フォトダイオードを構成する第1導電型不純物領域の一部に形成される
    請求項1記載の固体撮像装置。
  7. 前記半導体基板の裏面側に、カラーフィルタと、オンチップレンズとを有し、前記半導体基板の裏面側から光が入射される
    請求項1記載の固体撮像装置。
  8. 半導体基板内の深さ方向に複数形成されたフォトダイオードに光照射することにより、前記フォトダイオードに信号電荷を蓄積し、
    前記信号電荷の蓄積時に、一方のフォトダイオードにおいて飽和電荷量を超えた分の信号電荷を、オーバーフローパスを介して、他のフォトダイオード、又はフローティングディフュージョン領域に転送し、
    前記信号電荷の蓄積が終了したら、前記複数のフォトダイオードに蓄積された信号電荷を同時に前記フローティングディフュージョン領域に転送する
    固体撮像装置の駆動方法。
  9. 前記信号電荷の蓄積時に、前記フローティングディフュージョン領域に信号電荷が転送された場合は、前記フローティングディフュージョン領域にリセット電圧を印加することにより、前記フローティングディフュージョン領域に蓄積された信号電荷をリセットする
    請求項記載の固体撮像装置の駆動方法。
  10. 光学レンズと、
    半導体基板内の異なる深さに、第1導電型不純物領域と第2導電型不純物領域との接合面を有して複数形成されたフォトダイオードと、前記半導体基板の表面から深さ方向にゲート絶縁膜を介して形成された縦型の電荷読み出しゲート電極と、前記複数のフォトダイオードから読み出された信号電荷を転送する転送チャネルと、前記転送チャネルにより転送された信号電荷を蓄積するフローティングディフュージョン領域とから構成される縦型トランジスタと、フォトダイオードへの電荷蓄積時に、前記複数のフォトダイオード間、及び前記フォトダイオードと前記フローティングディフュージョン領域との間を接続するオーバーフローパスと、を有する固体撮像装置と、
    前記固体撮像装置の出力信号を処理する信号処理回路と
    を含む電子機器。
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