JP5325441B2 - 電動工具駆動用のモータ駆動制御装置 - Google Patents
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Description
また、電動工具には、前記作動スイッチを所定のON状態に維持させるためのロック手段を備えており、作動スイッチを所定のON状態に維持させたまま作業に集中することができるようになっている。
ところで、電動工具を使用中に例えば停電やコンセントが抜ける等の原因により電動工具への通電が遮断され、一旦電動工具が停止する場合がある。この場合に、作動スイッチを所定のON状態に維持させたままであると、停電復旧時やコンセントを再投入することにより、電動工具が不測に動き出してしまうという不都合があった。
上記構成によれば、電動工具を駆動させるためには、メインスイッチをON操作するとともにオンスイッチをON操作しなければ、電動モータを駆動させることができないことから、安全性を高めることができるものの、2つのスイッチを操作しなければならず、スイッチ操作が面倒であった。
また、メインスイッチをON操作し、オンスイッチがOFFの状態で有る場合には、電動モータは作動しないものの、その状態では、制御部への電力供給が行われる構成であるため、メインスイッチをOFFにしていない間中は、制御部(マイクロコンピュータ)が例えばノイズ等の影響を受けて誤動作してしまう虞れがあった。
更に、前記交流電源に代えて直流電源としてのバッテリを用いる場合には、例えばメインスイッチがONの状態でオンスイッチがOFF状態で作業を終了し、しかもバッテリを電動工具本体から抜かないで電動工具を収納しておくと、制御部(マイクロコンピュータ)に通電されている状態であることから、バッテリの放電が進むだけでなく、制御部(マイクロコンピュータ)が前述のようにノイズ等の影響を受けて誤動作してしまう虞れがあった。
上記特許文献2では、1つの作動スイッチのみをONすることによって、特許文献1のようなスイッチ操作が面倒になるようなことがないものの、制御部としてのマイクロコンピュータにて、作動スイッチがONの状態になっていることを作業者が気付いていない場合に、交流電源に接続された場合でも電動モータが動くことがないように阻止することができるようにしている。つまり、作動スイッチのON−OFF操作に無関係に、電源が制御部(マイクロコンピュータ)に常時接続されている構成にしているため、特許文献1と同様に、制御部(マイクロコンピュータ)が前述のように誤動作してしまうことや、交流電源に代えて直流電源としてのバッテリを用いる場合のバッテリの放電などの不都合を解消することができないものであった。
上記のように電源部と制御部とで構成される閉ループ中に、作動スイッチを介在することによって、作動スイッチがOFF状態では、電源部から制御部へ電力が供給されることはない。また、電力が供給されている状態においては、作動スイッチをON−OFF操作するだけで、電動モータの駆動及び停止を直ちに行うことができる。そして、電源部から電動モータへの電力が断たれている状態で作動スイッチが所定のON状態にあるときに、該電源部からの電力が復帰しても、制御部の阻止手段にて電動モータの駆動が阻止されることになる。
しかも、作動スイッチの切り替え操作だけで、電動モータの駆動及び停止を直ちに行えるから、操作性の向上をも図ることができる。
さらには、電源部から電動モータへの電力が断たれている状態で作動スイッチが所定のON状態にあるときに、該電源部からの電力が復帰しても、制御部の阻止手段にて電動モータの駆動が阻止されることから、作業者が気付かない状態で電動モータが突然動き出すことがなく、信頼性の高い商品にすることができる。
このモータ駆動制御装置は、電動工具駆動用の電動モータ1と、この電動モータ1に電力を供給するための電源部を構成するバッテリ2と、このバッテリ2からの電力により電動モータ1を駆動するためのON−OFF操作可能な作動スイッチ3と、作動スイッチ3が所定のON状態でかつ電源部2から電動モータ1への電力が断たれている状態にあるときに、電源部2からの電力が復帰しても電動モータ1の駆動を阻止する阻止手段4を備えた制御部としてのマイクロコンピュータ5とを備えている。
前記ボリュームコントローラ7は、抵抗からなるボリューム7Aと、トリガスイッチ3の操作に連動して該ボリューム7A上を摺動することにより基準電圧を任意の比に分圧し、その分圧された電圧をマイクロコンピュータ5へ出力するための可動電極7Bとを備えている。
更にトリガスイッチ3が引かれることによって、図2(c)に示すように可動電極7Bが摺動してそのときの電圧が0Vになる。この電圧をマイクロコンピュータ5の位置検出手段8にて検出し、その検出結果に基づいてマイクロコンピュータ5から電動モータ1を速く駆動するように(例えば最高速度で駆動するように)PWM制御信号を後述するスイッチング素子12へ出力している。
まず、バッテリ2からの電力がマイクロコンピュータ5へ供給されているかどうかを判断する(ステップS1)。電力が供給されている場合には、ボリュームコントローラ7の電圧値を読み込み(ステップS2)、その電圧値が0Vであるか否かを判断する(ステップS3)。つまり、電圧値が0Vである場合には、前述したようにロック手段11にてトリガスイッチ3が最大操作位置に保持されている(ロックON状態である)と判断して、前記阻止手段4を作動させて、電動モータ1の駆動を阻止することにより電動モータ1を停止させている(ステップS4)。それと同時にLED13を点滅させる(ステップS5)。そして、LED13を点滅させながら、バッテリ2からの電力がマイクロコンピュータ5へ供給されているかどうかを判断し(ステップS6)、電力供給されている場合には、LED13の点滅を続行し、電力供給が停止すると、電動モータ1の駆動制御(駆動を阻止する制御)を終了する。尚、前記電力供給が停止する場合は、トリガスイッチ3を最大操作位置から操作開始位置(接点6が開放となる位置)まで戻す、又はバッテリ2を取り外す、あるいはバッテリ2が消耗して電力供給ができなくなった状態のいずれかである。
Claims (5)
- 電動工具駆動用の電動モータと、該電動モータに電力を供給するための電源部と、該電源部からの電力により前記電動モータを駆動するためのON−OFF操作可能な作動スイッチと、該作動スイッチが所定のON状態でかつ前記電源部から前記電動モータへの電力が断たれている状態にあるときに、該電源部からの電力が復帰しても該電動モータの駆動を阻止する阻止手段を備えた制御部とを備えた電動工具駆動用のモータ駆動制御装置であって、
前記電源部と前記制御部とで構成される閉ループ中に、前記作動スイッチを介在し、前記作動スイッチが、設定されたストロークを操作可能に構成されたトリガスイッチからなり、該トリガスイッチは、該スイッチの操作位置に応じて前記電動モータの回転数を制御するためのボリュームコントローラを備え、前記阻止手段が、前記ボリュームコントローラからのボリューム位置から前記トリガスイッチの操作位置を検出する操作位置検出手段と、該操作位置検出手段により検出された操作位置に基づいて、前記作動スイッチが所定のON状態であると判断する判断手段とを備えていることを特徴とする電動工具駆動用のモータ駆動制御装置。 - 前記位置検出手段が、前記トリガスイッチの操作位置に応じて変動する前記ボリュームコントローラの電圧値を検出する手段であり、その検出された電圧値から前記作動スイッチが所定のON状態であることを判断することを特徴とする請求項1記載の電動工具駆動用のモータ駆動制御装置。
- 前記トリガスイッチの前記所定のON状態となる操作位置で該トリガスイッチを固定するためのロック手段を備えていることを特徴とする請求項1又は2記載の電動工具駆動用のモータ駆動制御装置。
- 前記制御部にて前記阻止手段を作動させて前記電動モータの駆動が阻止されていることを作業者に報知するための報知手段を備えていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の電動工具駆動用のモータ駆動制御装置。
- 前記報知手段が、前記制御部により点灯又は点滅作動される発光ダイオードから構成されている請求項4記載の電動工具駆動用のモータ駆動制御装置。
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