JP5320711B2 - Power generator - Google Patents
Power generator Download PDFInfo
- Publication number
- JP5320711B2 JP5320711B2 JP2007237692A JP2007237692A JP5320711B2 JP 5320711 B2 JP5320711 B2 JP 5320711B2 JP 2007237692 A JP2007237692 A JP 2007237692A JP 2007237692 A JP2007237692 A JP 2007237692A JP 5320711 B2 JP5320711 B2 JP 5320711B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fuel
- power generation
- gas
- flow path
- combustion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/30—Hydrogen technology
- Y02E60/50—Fuel cells
Landscapes
- Fuel Cell (AREA)
Abstract
Description
本発明は、発電装置に関する。 The present invention relates to a power generator.
近年では、携帯電話機、ノート型パーソナルコンピュータ、デジタルカメラ、腕時計、PDA(Personal Digital Assistance)、電子手帳等といった小型電子機器がめざましい進歩・発展を遂げている。電子機器の電源として、アルカリ乾電池、マンガン乾電池といった一次電池又はニッケル−カドミウム蓄電池、ニッケル−水素蓄電池、リチウムイオン電池といった二次電池が用いられている。今日では、一次電池及び二次電池の代替えのために、高いエネルギー容量を実現できる燃料電池についての研究・開発が盛んに行われている。 In recent years, small electronic devices such as mobile phones, notebook personal computers, digital cameras, watches, PDAs (Personal Digital Assistance), and electronic notebooks have made remarkable progress and development. As power sources for electronic devices, primary batteries such as alkaline dry batteries and manganese dry batteries, or secondary batteries such as nickel-cadmium storage batteries, nickel-hydrogen storage batteries, and lithium ion batteries are used. Today, research and development of fuel cells capable of realizing a high energy capacity are actively carried out as an alternative to primary batteries and secondary batteries.
燃料電池は、燃料と大気中の酸素とを電気化学的に反応させて化学エネルギーを電気エネルギーに変換するものである。従来の燃料電池はセパレータと膜電極接合体とを交互に積層することでスタック化されており、二つのセパレータに挟持された膜電極接合体を1つの発電セルとしている。膜電極接合体は固体高分子電解質膜の両面にガス拡散層を積層したものであり、セパレータは両面に流路を形成したものであり、セパレータの一方の面に形成された流路にはアノードガスが流れ、他方の面に形成された流路にはカソードガスが流れる。
このようなスタック化された燃料電池においては、配管の継手部や樹脂部等にガスシールを行うものの、一体で作られた配管等に比べて気体が漏れ易い。そこで、燃料電池から漏れ出た気体を冷却用のファンなどで空気を送って発電システム内に篭らないようにしている(例えば、特許文献1参照)。
In such a stacked fuel cell, although gas sealing is performed on a joint portion or a resin portion of a pipe, gas is likely to leak as compared with an integrally formed pipe or the like. In view of this, gas leaked from the fuel cell is sent by a cooling fan or the like so as not to enter the power generation system (see, for example, Patent Document 1).
しかしながら、上記特許文献1では、冷却用のファンなどで発電システム内に空気を送って上述の気体が篭らないようにしているのみで、漏れ出た気体を除去してそのまま排出させないような具体的な対策が望まれている。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、燃料電池から漏れ出した気体をそのまま排出させることなく確実に除去することのできる発電装置を提供することを目的としている。
However, in the above-mentioned
The present invention has been made in view of the above circumstances, and an object of the present invention is to provide a power generator that can reliably remove the gas leaking from the fuel cell without exhausting it as it is.
上記課題を解決するため、請求項1の発明は、
筐体内に収容されて、燃料を用いて発電を行う発電セルと、
前記燃料を貯留する燃料貯留部と、前記燃料貯留部から前記燃料を前記発電セルに送出した後に、前記発電セルから生成される生成物を放熱させる放熱部と、前記放熱部によって凝縮した液体と凝縮しない気体とを分離する気液分離膜と、前記気液分離膜によって分離した液体を回収する液体回収部と、を有する燃料容器と、
前記凝縮しない気体が前記発電セルの周囲を流れるように設けられた流路と、
前記流路を流れた前記凝縮しない気体を燃焼する第1燃焼部と、
を備え、
前記凝縮しない気体は、前記流路の上流側から下流側に流れて、
前記発電セルは、前記流路内において、前記流路の上流側端部と下流側端部との間に配置され、
前記第1燃焼部は、前記流路の下流側端部に設けられていることを特徴とする。
In order to solve the above problems, the invention of
A power generation cell housed in a housing and generating power using fuel;
A fuel storage section for storing the fuel, a heat dissipation section for radiating a product generated from the power generation cell after the fuel is sent from the fuel storage section to the power generation cell, and a liquid condensed by the heat dissipation section, A fuel container having a gas-liquid separation membrane that separates a gas that does not condense, and a liquid recovery unit that recovers the liquid separated by the gas-liquid separation membrane;
A flow path provided so that the non-condensing gas flows around the power generation cell ;
A first combustion section for burning the non-condensed gas that has flowed through the flow path;
With
The non-condensing gas flows from the upstream side of the flow path to the downstream side,
The power generation cell is disposed in the flow path between the upstream end and the downstream end of the flow path,
The first combustion section is provided at a downstream end of the flow path.
好ましくは、前記第1燃焼部は、前記気体を燃焼させる燃焼触媒と、前記燃焼触媒の両面を挟む不燃性網とを備える。 Preferably, the first combustion unit includes a combustion catalyst that combusts the gas and a noncombustible net that sandwiches both surfaces of the combustion catalyst.
好ましくは、前記第1燃焼部は、前記筐体の外部との排気口を兼ねている。 Preferably, the first combustion unit also serves as an exhaust port with the outside of the housing.
好ましくは、前記燃料が供給されて前記燃料の改質反応を起こすことによって改質ガスを生成し、前記改質ガスを前記発電セルに供給する改質器が、前記筐体内において、前記流路の外側の空間に配置され、 Preferably, a reformer that generates a reformed gas by causing a reforming reaction of the fuel when supplied with the fuel and supplies the reformed gas to the power generation cell is provided in the casing in the flow path. Placed in the space outside
前記筐体内において、前記流路の外側の空間内の気体を燃焼する第2燃焼部を、さらに備える。 The housing further includes a second combustion section for burning the gas in the space outside the flow path.
好ましくは、前記第2燃焼部は、前記気体を燃焼させる燃焼触媒と、前記燃焼触媒の両面を挟む不燃性網とを備える。 Preferably, the second combustion unit includes a combustion catalyst that combusts the gas, and a noncombustible net that sandwiches both surfaces of the combustion catalyst.
好ましくは、前記気液分離膜によって分離した気体を前記第1燃焼部で燃焼させる。 Preferably, the gas separated by the gas-liquid separation membrane is burned in the first combustion section.
本発明によれば、燃料電池から漏れ出した気体をそのまま外に排出させることなく、確実に除去することができる。 According to the present invention, the gas leaking from the fuel cell can be reliably removed without being discharged to the outside as it is.
以下に、本発明を実施するための最良の形態について図面を用いて説明する。但し、以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい種々の限定が付されているが、発明の範囲を以下の実施形態及び図示例に限定するものではない。 The best mode for carrying out the present invention will be described below with reference to the drawings. However, although various technically preferable limitations for implementing the present invention are given to the embodiments described below, the scope of the invention is not limited to the following embodiments and illustrated examples.
[第一の実施の形態]
図1は、燃料容器1の分解斜視図、図2(a)は、金属板6の下面図、(b)は、容器本体2の上面図、図3(a)は、切断線IIIA−IIIAに沿って切断した際の矢視断面図、(b)は、切断線IIIB−IIIBに沿って切断した際の矢視断面図、図4(a)は、燃料容器1の上面図、(b)は、切断線IVB−IVBに沿って切断した際の矢視断面図である。
燃料容器1は、内部空間が形成された容器本体2と、容器本体2の内側に収容された燃料貯留部4と、容器本体2の外側上面に外装された金属板(放熱部)6と、容器本体2に取り付けられた気液分離膜8と、を備える。
容器本体2は全体として箱状を成しており、容器本体2の内側に空間が形成されている。容器本体2は透明又は半透明な部材であって、例えばポリエチレン、ポリプロピレン、ポリカーボネート、アクリル等の材料からなる。なお、容器本体2がABSといった不透明な樹脂からなるものでも良いし、金属からなるものでも良い。
[First embodiment]
1 is an exploded perspective view of the
The
The
容器本体2の下面左端部には、係合部28が設けられている。係合部28は容器本体2の下面から下方に突出し、係合部28を左右方向に見て係合部28はT字型を成している。
An
容器本体2の内側には、燃料貯留部4が収容されている。燃料貯留部4は袋状を成しており、容器本体2の内部空間がこの燃料貯留部4によって燃料貯留部4の内側の燃料貯留空間41と、燃料貯留部4の外側であって容器本体2の内側の液体回収空間(液体回収部)21とに区画されている。これにより、燃料貯留空間41と液体回収空間21が燃料貯留部4によって仕切られている。
A
液体回収空間21は、燃料貯留部4の外側であって容器本体2内の空間部分とされている。また、液体回収空間21には予め液体99が少量注入されている。なお、予め貯留されている液体99は水であっても良いし、水以外の液体であっても良いし、更には液体99の代わりに吸湿性の塩化カルシウム等の薬剤を含む固体が液体回収空間21に収容されていても良い。
The
燃料貯留部4内には燃料49が貯留されている。燃料貯留部4が可撓性を有しており、内部の燃料49の量の増減に応じて燃料貯留部4が収縮し、燃料貯留部4の内容積が増減する。
A
燃料49は、液体状の化学燃料又は液体状の化学燃料と水の混合液である。化学燃料としては、メタノール、エタノール等のアルコール類やジメチルエーテル等のエーテル類、ガソリンといった化学組成に水素原子を含む化合物である。
燃料貯留部4には燃料排出管42が連結され、この燃料排出管42が容器本体2の右壁22を貫通して容器本体2の外に突出している。燃料排出管42には逆止弁(図示しない)が嵌め込まれている。この逆止弁は燃料排出管42を通って燃料貯留部4の内から外に不要に燃料が排出するのを阻止するものであり、この逆止弁に挿入材が挿入されることによって逆止弁が開き、これにより燃料貯留部4の内の燃料が燃料排出管42を通って外へ流れるのが許容される。具体的には、この逆止弁は可撓性・弾性を有する材料をダックビル状に形成したダックビル弁であり、この逆止弁はそのダックビル状の先端を燃料貯留部4の内側に向けた状態で燃料排出管42に嵌め込まれている。
The
A
容器本体2の右壁22には、後述の発電モジュール200に燃料49が供給されることによって生成された生成物が導入される生成物導入路23が形成されている。生成物導入路23の一端24が容器本体2の右端面において開口するとともに、生成物導入路23がその開口から右壁22の内部を通って容器本体2の上面に至って、生成物導入路23の他端25が容器本体2の上面において開口している。生成物導入路23には逆止弁が設けられており、その逆止弁によって他端25から一端24に向かった流体の流れが阻止され、その逆の流れは許容される。生成物導入路23に設けられた逆止弁は、燃料排出管42に設けられた逆止弁と同様のものを使用することができる。
また、容器本体2の右壁22には、生成物導入路23から導入された生成物のうち凝縮しなかった気体をさらに発電モジュール200で燃焼させるために排出させる気体排出路31が形成されている。気体排出路31の一端32が容器本体2の上面において開口するとともに、気体排出路31がその開口から上面の内部を通って容器本体2の右壁22に至って、気体排出路31の他端33が容器本体2の右壁22において開口している。気体排出路31には逆止弁が設けられており、その逆止弁によって他端33から一端32に向かった流体の流れが阻止され、その逆の流れは許容される。気体排出路31に設けられた逆止弁は、燃料排出管42に設けられた逆止弁と同様のものを使用することができる。
Formed on the
Further, the
容器本体2の上面左端部には、小孔27及び矩形状の排気孔部26が形成されている。小孔27及び排気孔部26は容器本体2の上壁を貫通して液体回収空間21まで通じている。
A
排気孔部26に気液分離膜8が設けられ、排気孔部26が気液分離膜8によって閉塞されている。気液分離膜8は、その膜の表面に接触される液体に対してその膜の厚み方向への透過させない液体遮断性を有するとともに、その膜の表面に接触される気体に対してその膜の厚み方向へ透過させる気体透過性を有する。気液分離膜8としては、疎水性多孔質膜が好適であり具体的には、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリアクリロニトリル、ポリメチルメタクリレート、セルロースアセテートやセルローストリアセテートなどのセルロース系樹脂、ポリエーテルスルホンやポリスルホンなどのポリスルホン系樹脂等からなるものが挙げられる。
The gas /
金属板6の熱伝導率は容器本体2の熱伝導率よりも高く、金属板6には、熱伝導率の高い熱伝導性の金属を使用することが好ましい。例えば、金属板6には、アルミニウム(熱伝導率237W/m・K)、銅(熱伝導率398W/m・K)、マグネシウム(熱伝導率156W/m・K)その他単体金属(チタン、SUS等)やこれらの合金を使用することができる。また、その熱伝導率が低くければ、樹脂からなるものでも良い。
The heat conductivity of the
金属板6の下面であって容器本体2の外側上面に対向する面には、気体を液体回収空間
21に流入させる第一の流路61が第一の溝部として凹設されている。第一の流路61は、金属板6の右端部から左端部にかけて葛折り状に蛇行した形状を成している。
A
金属板6の下面左端部には凹部63が凹設されている。また、金属板6の下面には、第二の流路62が第二の溝部として凹設され、第二の溝部の左端部が凹部63に連通しており、金属板6の右端部へと直線状に延在している。第一の流路61と第二の流路62とは交差しておらず、互いに独立している。
A
金属板6はその下面を容器本体2の上面に対向させた状態で、容器本体2の上面に貼着され、これによって第一の溝部及び第二の溝部である第一の流路61、第二の流路62が容器本体2の上面によって蓋をされる。そして、第一の流路61の右端部が生成物導入路23の他端25に重なり、第一の流路61が生成物導入路23を介して外部に通じ、第一の流路61の左端部が小孔27に重なり、液体回収空間21に通じている。金属板6の凹部63は容器本体2の換気孔部26に重なり、第二の流路62が凹部63を介して排気孔部26に通じている。そして、排気孔部26を閉塞した気液分離膜8は凹部63に収まっている。また、第二の流路62の左端部が排気孔部26に重なり、液体回収空間21に通じ、右端部が気体排出路31の一端32に重なり、第二の流路62が気体排出路31を介して容器外部に通じている。
The
次に、上述の燃料容器1の動作について説明する。
燃料容器1において、燃料貯留部4内の燃料49内は、燃料排出管42を介して後述の発電モジュール200に供給される。よって、燃料貯留部4内の燃料49が減少するにつれて燃料貯留空間41の体積が小さくなるので、逆に液体回収空間21の容積が大きくなり、その容積分の水等の液体99を回収することができる。
Next, the operation of the above-described
In the
発電モジュール200では、供給された燃料49から生成物(水蒸気その他の気体を含む)が生成される。発電モジュール200で生成された生成物が生成物導入路23に導入され、第一の流路61を生成物導入路23側から小孔27へと流れる。
In the
生成物が第一の流路61を流れている間、生成物の熱が金属板6に吸収され、さらに金属板6から外部に放熱される。これにより生成物が放熱され、生成物中の水蒸気が凝縮して液化する。生成物が生成物導入路23側から小孔27へと流れるので、金属板6の右から金属板6の左に向かうにつれて温度が低くなる温度勾配が金属板6に生じる。
While the product flows through the
第一の流路61を流れた生成物が凝縮した水とともに小孔27を通って液体回収空間21に導入される。凝縮した水は、液体回収空間21に貯留される。液体回収空間21に導入された生成物中のうち凝縮しなかった水蒸気はさらに液体99によって冷却されて液化するので、液体回収空間21の容積を抑えながら効率的に水回収を促進している。
The product flowing through the
液体回収空間21に導入された生成物のうち凝縮しなかった気体は気液分離膜8を通過し、水等の液体は気液分離膜8を通過せずに液体99として液体回収空間21に貯留される。気液分離膜8を通過した気体は、第二の流路62を凹部63から気体排出路31側へと流れ、気体排出路31を通って後述の発電モジュール200内のフード506へと流れる。
Of the products introduced into the
図5は、上記燃料容器1と発電モジュール200とを備えた発電装置300の概略構成を示した図で、(a)は発電装置300の上面図、(b)は切断線V−Vに沿って切断した際の矢視断面図である。
発電装置300は、上述の燃料容器1と、燃料容器1から供給された燃料によって発電する発電モジュール200とから構成され、発電モジュール200の発電セル220で発電するとともに、発電セル220で生成された生成物を燃料容器1の第一の流路61で凝縮し、凝縮された液体を液体回収空間21で回収する一方、凝縮されなかった気体を発電モジュール200内の発電セル220の周囲に送った後に、発電セル220から漏れ出た極微量の水素や一酸化炭素及びメタノール蒸気等の可燃性気体を掃引して第一の燃焼部91において燃焼させる。
発電モジュール200は、燃料容器1の燃料貯留部4から供給された燃料及び水から水素を生成する反応装置210と、水素の電気化学反応により電気エネルギーを生成する発電セル220と、発電セル220から漏れ出た気体を発電セル220の周囲で燃焼させる第一の燃焼部91と、後述する反応装置210の改質器212や流路基板504から漏れ出た気体を改質器212の周囲で燃焼させる第二の燃焼部92と、発電した電力を蓄積する二次電池241、空気ポンプP2等を備え、これらが筐体501内に収容されている。また、筐体501内には、燃料容器1が着脱自在に収容されている。
5A and 5B are diagrams showing a schematic configuration of a
The
The
筐体501は、内部に複数の空洞を有する矩形箱状をなし、筐体501内には図5(a)中、前面501b側に燃料容器1が筐体501の長手方向に沿って設けられ、筐体501の背面501c側で筐体501の左端部側から順に二次電池241、反応装置210、発電セル220が設けられている。さらに、燃料容器1の右側には、前面501bから背面501c側にかけて燃料容器インターフェース503が設けられ、燃料容器インターフェース503の右側には、前面501bから背面501c側にかけて空気ポンプP2が設けられている。また、二次電池241、反応装置210、発電セル220、燃料容器インターフェース503及び空気ポンプP2の背面には筐体501の長手方向内壁面に沿って流路基板504が設けられている。これら燃料容器1、二次電池241、反応装置210、発電セル220、燃料容器インターフェース503及び空気ポンプP2は、筐体501の空洞を形成する内壁面によってそれぞれ区画されて収容されている。
また、この筐体501は、燃料容器1を差し込んで筐体501の内部に収容できるように、上面501d、左側面及び前面501bの一部が開口している。また、筐体501の内部の空洞を形成する底部の左端部には、燃料容器1の底面に形成された係合部28(図1参照)に係合するレール部405(後述の図8(b)参照)が形成されている。よって、燃料容器1は金属板6が上面となるようにして、左側の開口から右方向へスライド移動させるとともに、係合部28をレール部405に係合させることによって筐体501内の空間に燃料容器1が装着される。
The
In addition, the
流路基板504には、多数の流路(図示しない)が形成されており、流路を介して、燃料容器1から燃料が反応装置210に送られる。具体的には後述する図7に示すように、まず、気化器211に送られて、気化器211で気化された燃料が改質器212に送られ、その後、改質器212で反応することにより生成された改質ガスが一酸化炭素除去器214に送られる。一酸化炭素除去器214で一酸化炭素が除去された改質ガスが発電セル220に送られて、さらに発電セル220で後述する化学反応により電力が生成された後の水を主成分とする生成物が排出される。そして、その中に含まれている水素及び極々微量の一酸化炭素を触媒燃焼器213で燃焼して改質に必要なエネルギーを供給するとともに、生成物を無害化した後、カソードの生成物と合流され、この生成物中の凝縮した液体が燃料容器1で回収されるとともに、凝縮されなかった気体がフード506の第一及び第二の傾斜板506a,506b間に配置された発電セル220の周囲に送られて発電セル220を冷却するようになっている。
A large number of flow paths (not shown) are formed in the
フード506は、発電セル220の右端面側に設けられて筐体501の上面501dから底面501aにかけて発電セル220の右端面に向けて傾斜する第一の傾斜板506aと、発電セル220の左端面側に設けられて筐体501の上面から下面にかけて反応装置210側(発電セル220の左端面から離れる向き)に向けて傾斜する第二の傾斜板506bと、を備えている。そして、第一及び第二の傾斜板506a,506b、筐体501の上面501d及び底面501a、流路基板504、燃料容器1と発電セル220とを区画する筐体501の内壁面501eによって発電セル220の周囲が囲まれている。
The
また、流路基板504に形成されて、フード506内に連通する連通穴504aを通って燃料容器1で回収された生成物のうち放熱により凝縮しなかった気体が送り込まれるようになっている。さらに、フード506内を形成する筐体501の底面501aで、反応装置210と発電セル220との間には、筐体501の外部に連通する排気口505が形成されている。
排気口505には第一の燃焼部91が設けられている。
Further, a gas which is formed in the
A
図6(a)は、第一の燃焼部91の平面図、図6(b)は、第一の燃焼部91の側断面図である。
第一の燃焼部91は、水素燃焼触媒911と、水素燃焼触媒911の上下両面を挟む不燃性網912と、を備えている。水素燃焼触媒911は、水素ガス・メタノールガスといった可燃性ガスの燃焼を起こさせる触媒成分(例えば、白金、パラジウム)を含むものであり、ミクロな担体(例えば、アルミナ)に触媒成分を担持させたもの(例えば、白金−アルミナ系触媒、パラジウム−アルミナ系触媒)でも良いし、担体よりもマクロな支持体(アルミニウム支持体、ステンレス鋼支持体、セラミック支持体、ガラス支持体)に触媒を担持させたものでも良いし、触媒成分を固めたもの(例えば、白金系触媒、パラジウム系触媒)でも良い。
水素燃焼触媒911の具体的な形状は、網状であっても良いし、シート状又は板状であっても良いし、複数の球状の集合体であっても良い。水素燃焼触媒911が網状の場合、網状支持体に触媒成分を担持させたものを水素燃焼触媒911として用いる。水素燃焼触媒911がシート状又は板状の場合、シート状支持体又は板状支持体に触媒成分を塗りつけたもの又は触媒成分をシート状又は板状に固めたものを水素燃焼触媒911として用いる。水素燃焼触媒911が球状集合体の場合、複数の球状支持体に触媒成分を付けたもの又は触媒成分を球状に固めたものの集合体を用いる。なお、図6に示す水素燃焼触媒911は、網状の場合を示している。
不燃性網912は具体的には金属からなる金網であり、二枚の金網の間に水素燃焼触媒911が挟み込まれている。水素燃焼触媒911が不燃性網912によって覆われることによって、水素燃焼触媒911による燃焼により生じた炎が不燃性網912よりも外に燃え上がらないようになっている。
なお、水素燃焼触媒911の代わりに電熱線といったヒータを設けて、そのヒータの熱によって水素ガスを燃焼させても良い。
そして、このような不燃性網912と水素燃焼触媒911とを備える第一の燃焼部91が、排気口505に嵌め込まれている。
FIG. 6A is a plan view of the
The
The specific shape of the
The
Note that a heater such as a heating wire may be provided instead of the
And the
また、筐体501内で反応装置210の改質器212と二次電池241との間には、第二の燃焼部92が設けられている。第二の燃焼部92は、流路基板504の壁面から改質器212と二次電池241との間に延出するように設けられており、水素燃焼触媒と、水素燃焼触媒の上下両面を挟む不燃性網と、を備えている。なお、水素燃焼触媒及び不燃性網は、上述した第一の燃焼部91の水素燃焼触媒911及び不燃性網912と同様のものである。
In addition, a
さらに、筐体501の底面501aには、下方に突出する脚部502,502が左右に形成されている。脚部502,502は、後述するように電子機器400(図8参照)に使用した場合に、筐体501の底面501aと電子機器400を設置した設置面との間に空間が形成されるようになっている。したがって、排気口505が設置面によって塞がれることがなく、熱がこもるのを防止できる。
また、筐体501内に収容された燃料容器1は、金属板6が筐体501の内部の空洞の上面開口から露出し、外気に直接触れるため、放熱性が良く水回収率が高く、外部への水漏れが防止される。金属板6からの放熱による温度は発電セル220の動作温度より十分低く、金属板6によって液化される水等の液体の量も燃料容器1の容器本体の容量の一部に過ぎないので、例えば後述の電子機器400のCPUの放熱による熱量より十分小さいため安全である。
Furthermore,
Further, the
次に、発電装置300の機能面について説明する。図7は、発電装置300の概略構成を示したブロック図である。
発電装置300は、上述のように燃料容器1と、発電モジュール200とを備え、発電モジュール200は、燃料容器1から供給された燃料と水から水素を生成する反応装置210と、水素の電気化学反応により電気エネルギーを生成する発電セル220と、を備えている。また、発電モジュール200は、反応装置210で生成された水素を加湿して発電セル220のアノードに供給する第一の加湿器221、発電セル220のカソードに供給する空気を加湿する第二の加湿器222を備えている。発電セル220の電解質膜は、第一の加湿器221及び第二の加湿器222によって加湿された空気及び改質ガスにより加湿されており、電解質膜内の水素イオンが移動しやすい状態となっている。第一の加湿器221及び第二の加湿器222への水の供給の開始時期は、発電セル220が発電を開始する直前が好ましく、水供給期間は、発電セル220が発電している間供給されていてもよく、また発電セル220が発電する際に生じる水と排出される水がバランスするのであれば、発電を開始する直前のみであってもよい。
さらに、発電モジュール200は、二次電池241、DC/DCコンバータ240及び制御部230等を備えている。
Next, functional aspects of the
The
Furthermore, the
反応装置210は、燃料容器1から供給された燃料と水を気化させて燃料ガス(気化された燃料と水蒸気の混合気)を生成する気化器211と、化学反応式(1)に示すように気化器211から供給された燃料ガスを改質して改質ガスを生成する改質器212と、改質器212を加熱して化学反応式(1)の反応を良好に行うために必要な温度に設定する燃料触媒器213と、化学反応式(1)についで逐次的に起こる化学反応式(2)によって微量に副成される一酸化炭素COを、化学反応式(3)に示すように酸化させて除去する一酸化炭素除去器214と、を備えている。また、気化器211、触媒燃焼器213及び一酸化炭素除去器214を加熱する電気ヒータとして機能するとともにこれらの温度を測定する温度計としても機能するヒータ兼温度計(図示しない)とを備えている。
CH3OH+H2O→3H2+CO2・・・(1)
H2+CO2→H2O+CO・・・(2)
2CO+O2→2CO2・・・(3)
The
CH 3 OH + H 2 O → 3H 2 + CO 2 (1)
H 2 + CO 2 → H 2 O + CO (2)
2CO + O 2 → 2CO 2 (3)
第一の加湿器221は、一酸化炭素除去器214で一酸化炭素が除去された改質ガスを、水によって加湿して発電セル220のアノードに供給する。
第二の加湿器222は、空気ポンプP2から供給された空気を水によって加湿して、発電セル220のカソードに供給する。
The
The
発電セル220は、触媒微粒子を担持したアノードと、触媒微粒子を担持したカソードと、アノードとカソードとの間に介在されたフィルム状の固体高分子電解質膜とセパレーターをユニット化した燃料電池である。発電セル220のアノードには、一酸化炭素除去器214を通った改質ガスが供給され、発電セル220のカソードには、後述の空気ポンプP2によって外部から空気が供給される。アノードにおいては、改質ガス中の水素が、電気化学反応式(4)に示すように、アノードの触媒微粒子の作用を受けて水素イオンと電子とに分離する。水素イオンは固体高分子電解質膜を通じてカソードに伝導し、電子はアノードにより電気エネルギー(発電電力)として取り出される。カソードにおいては、電気化学反応式(5)に示すように、カソードに移動した電子と、空気中の酸素と、固体高分子電解質膜を通過した水素イオンとが反応して水が生成される。そして、アノードで未反応の水素を含むオフガスは触媒燃焼器213に送られ、カソードで生成された水や未反応の空気は生成物として燃料容器1に送られるようになっている。
H2→2H++2e−・・・(4)
2H++1/2O2+2e−→H2O・・・(5)
The
H 2 → 2H + + 2e − (4)
2H + + 1 / 2O 2 + 2e − → H 2 O (5)
発電セル220の周囲には、上述のフード506が設けられている。フード506は、第二のバルブV2を介して燃料容器1の第一の流路61及び液体回収空間21に繋がっており、燃料容器1に送られた生成物のうちの第一の流路61で凝縮されずに、かつ、液体回収空間21で回収されなかった気体が、再度、第二の流路62を介して、フード506内に送り込まれて発電セル220が冷却されるようになっている。そして、発電セル220を冷却した後、発電セル220から漏れ出た極微量の気体を掃引するとともに、上述した筐体501の底面501aに形成された排気口505に設けられた第一の燃焼部91の水素燃焼触媒911に接する。気体中の水素や一酸化炭素は空気中の酸素を用いて燃焼されて除去され、水蒸気が排気口505から排出される。
また、改質器212や流路基板504等から漏れ出た気体は、改質器212の周囲に設けられた第二の燃焼部92の水素燃焼触媒に接し、改質器211の周囲の酸素を用いて燃焼され除去される。
The above-described
Further, the gas leaking from the
また、発電装置300は、燃料容器1、反応装置210及び発電セル220等の他に、燃料容器1内の燃料を気化器211に供給する燃料ポンプP1と、外気から発電装置300中に空気を導入する空気ポンプP2とを備えている。また、空気ポンプP2には、エアフィルタが設けられている。
燃料ポンプP1には、第一のバルブV1が接続され、第一のバルブV1には第一の流量計F1が接続されている。第一のバルブV1は、燃料ポンプP1と気化器211との間に設けられており、その開閉動作で燃料ポンプP1から気化器211への燃料の流通を遮断又は許容するようになっている。第一の流量計F1は第一のバルブV1と気化器211との間に設けられており、第一のバルブV1を通過した燃料の流量を測定するようになっている。
また、燃料ポンプP1と燃料容器1との間には、燃料容器1と発電モジュール200とを連結する燃料容器インターフェース503及び燃料容器1に貯蔵された燃料の残量検出を行う燃料残量センサS1が設けられている。燃料残量センサS1は、燃料貯留部4に貯蔵された燃料の残量を測定し、その測定結果となる電気信号を制御部230に出力する。
In addition to the
A first valve V1 is connected to the fuel pump P1, and a first flow meter F1 is connected to the first valve V1. The first valve V <b> 1 is provided between the fuel pump P <b> 1 and the
Between the fuel pump P1 and the
発電セル220のカソードと燃料容器1の第一の流露61との間には、第二のバルブV2が接続されている。第二のバルブV2は、その開閉動作で、発電セル220のカソードまたは触媒燃焼器213から第一の流路61への生成物(水、水蒸気を含む気体、オフガス等)の流通を遮断又は許容するようになっている。
A second valve V <b> 2 is connected between the cathode of the
空気ポンプP2には、第三のバルブV3、第四のバルブV4及び第二の加湿器222が接続されている。第三のバルブV3は、空気ポンプP2と触媒燃焼器213との間に設けられており、第三のバルブV3と触媒燃焼器213との間には第二の流量計F2が設けられている。そして、第三のバルブV3は、その開閉動作で、空気ポンプP2から触媒燃焼器213への空気の流通を遮断又は流量調整を行なうようになっている。第四のバルブは、空気ポンプP2と一酸化炭素除去器214との間に設けられており、第四のバルブV4と一酸化炭素除去器214との間には第三の流量計F3が設けられている。そして、第四のバルブV4は、その開閉動作で、空気ポンプP2から一酸化炭素除去器214への空気の流通を遮断又は流量調整を行なうようになっている。
A third valve V3, a fourth valve V4, and a
制御部230には、燃料ポンプP1及び空気ポンプP2がドライバD1,D2を介して電気的に接続されている。制御部230は、例えば汎用のCPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等から構成され
ているもので、燃料ポンプP1及び空気ポンプP2に制御信号を送信し、燃料ポンプP1及び空気ポンプP2の各ポンピング動作(送出量の調整を含む。)を制御するようになっている。
A fuel pump P1 and an air pump P2 are electrically connected to the
また、制御部230には、第一〜第四のバルブV1〜V4がドライバD11〜D14を介して電気的に接続され、また、第一の流量計F1〜第三の流量計F3も電気的に接続されている。制御部230は、第一の流量計F1〜第三の流量計F3の測定結果を受けて燃料及び水の流量を認識することができるとともに、第一〜第四のバルブV1〜V4の開閉動作(開き量の調整を含む。)を制御することができるようになっている。
Further, the
さらに、制御部230には、気化器211、触媒燃焼器213及び一酸化炭素除去器214をそれぞれ加熱する電気ヒータがドライバD21を介して電気的に接続されている。制御部230は、電気ヒータの発熱量とその停止とを制御するとともに、温度によって変化する電気ヒータの抵抗値等の電気的特性を計測することによって気化器211、触媒燃焼器213及び一酸化炭素除去器214の各反応器の温度を検出することができるようになっている。電気ヒータは、反応装置210の起動時に気化器211、触媒燃焼器213及び一酸化炭素除去器214を加熱し、触媒燃焼器213が安定して加熱できるようになったら、停止あるいは熱量を低減させてもよい。
Furthermore, an electric heater for heating the
また、制御部230には、燃料残量センサS1が電気的に接続されている。制御部230は、燃料残量センサS1で測定された残量が所定量未満であれば、発電装置300を起動しない又は動作を停止し、残量が所定量以上であれば、発電装置300を起動する又は動作を維持するよう制御している。
Further, the remaining fuel amount sensor S1 is electrically connected to the
発電セル220には、DC/DCコンバータ240が接続されており、DC/DCコンバータ240には外部機器(負荷)が接続されている。DC/DCコンバータ240は発電セル220から出力された電圧を外部電子機器の規格に応じて所定の電圧に変換して外部電子機器に出力する装置であり、制御部230に接続され、制御部230は発電セル220からDC/DCコンバータ240に入力される入力電力を検出することができるようになっている。
さらに、DC/DCコンバータ240には2次電池241が接続されている。そして、例えば発電セル220で得た余剰の電気エネルギーを蓄え、発電セル220での電気エネルギーが不足している場合に発電セル220の補助として外部電子機器に電力を供給できるようになっている。制御部230や、各ドライバD1,D2、D11〜D14,D21、燃料残量センサS1、反応装置210の電気ヒータは、起動時において、DC/DCコンバータ240を介して2次電池241の出力の一部によって電気的に駆動され、発電セル220の出力が定常状態になったら、DC/DCコンバータ240を介して発電セル220の出力の一部によって電気的に駆動される。
A DC /
Further, a
上記構成を具備する発電装置300は、例えば、デスクトップ型パーソナルコンピュータ、ノート型パーソナルコンピュータ、携帯電話機、PDA(Personal Digital Assistant)、電子手帳、腕時計、デジタルスチルカメラ、デジタルビデオカメラ、ゲーム機器、遊技機、家庭用電気機器その他の電子機器(外部電子機器)内に備え付けられるものであり、外部電子機器を作動させるための電源として用いられる。
The
次に、発電装置300の動作について説明する。
発電装置300が作動し、制御部230がドライバD1,D2を介して燃料ポンプP1及び空気ポンプP2を作動させ、さらにドライバD21を介して電気ヒータを発熱させる。ここで、発電装置300の作動は、外部電子機器から通信用端子、通信用電極を介して制御部230に作動信号が入力されることによって開始する。
Next, the operation of the
The
発電装置300の作動中、制御部230は、各電気ヒータからフィードバックされた温度のデータに基づき、各電気ヒータが所定温度になるように温度制御を行う。
燃料ポンプP1が作動すると、燃料容器1の燃料貯留部4内の燃料が燃料排出管11から第一のバルブV1、第一の流量計F1を介して反応装置210の気化器211に向けて送られる。さらに、第一及び第二の加湿器221,222に外部から水が送られる。
空気ポンプP2が作動すると、外気の空気が第三のバルブV3を介して触媒燃焼器213に送られ、第四のバルブV4を介して一酸化炭素除去器214に送られる。また、空気ポンプP2の作動により、外気の空気が第二の加湿器222に送られる。ここで、制御部230は、各流量計F1〜F3からフィードバックされた流量のデータに基づき、所定の流量となるように各バルブV1〜V4を制御する。
During the operation of the
When the fuel pump P1 is activated, the fuel in the
When the air pump P2 is activated, the outside air is sent to the
気化器211では、供給された燃料が加熱されて気化(蒸発)し、メタノール及び水(水蒸気)の混合気となって改質器212に供給される。
改質器212では、気化器211から供給された混合気中のメタノールと水蒸気が触媒により反応して二酸化炭素及び水素が生成される(上記化学反応式(1)参照))。また、改質器212では、化学反応式(1)についで逐次的に一酸化炭素が生成される(上記化学反応式(2)参照)。そして、改質器212で生成された一酸化炭素、二酸化炭素及び水素等からなる混合気が一酸化炭素除去器214に供給される。
In the
In the
一酸化炭素除去器214では、改質器212から供給された改質ガス中の一酸化炭素と、第四のバルブV4から供給された空気に含まれる酸素とが反応して二酸化炭素が生成される(上記化学反応式(3)参照)。
In the
このように、反応装置210の気化器211、改質器212及び一酸化炭素除去器214を経た燃料から水素と二酸化炭素が生成される。反応装置210で生成された改質ガス(水素及び二酸化炭素等)は、第一の加湿器221に供給される。第一の加湿器221は、中空糸膜の一方に外部から供給された水を通流するとともに他方に改質ガスを通流し中空糸膜を介して水分子を移動させることで、改質ガスを加湿した後、発電セル220のアノードに供給する。
発電セル220のアノードに供給された改質ガス中の水素が上記化学反応式(4)に示すように水素イオンと電子とに分離する。
Thus, hydrogen and carbon dioxide are produced from the fuel that has passed through the
Hydrogen in the reformed gas supplied to the anode of the
一方、空気ポンプP2を介して第二の加湿器222に空気が供給される。第二の加湿器222は、中空糸膜の外側に外部から供給された水を通流するとともに内側に空気を通流し中空糸膜を介して水分子を移動させることで、空気を加湿した後、発電セル220のカソードに供給する。
発電セル220のカソードに供給された空気は、空気中の酸素が上記化学反応式(5)に示すように水素イオンと電子と反応し、水が生成される。
On the other hand, air is supplied to the
In the air supplied to the cathode of the
ここで、アノード側では未反応の水素はオフガスとして触媒燃焼器213に送られて燃焼されて、改質反応及び蒸発のエネルギーとして利用された後、燃料容器1の第一の流路61に送られる。そして、第一の流路61で凝縮された後、水は液体回収空間21で回収され、気体は気液分離膜8から放出されて、第二の流路62を介して、フード506内に送り込まれた後、発電セル220から漏れ出た気体を掃引するとともに、漏れ出た気体中の水素や一酸化炭素が第一の燃焼部91で燃焼されて除去される。
カソード側では、供給された空気が副生成物である水とともに排出され、燃料容器1の第一の流路61に送られる。そして、上記と同様にして第一の流路61で凝縮されて液体となった水は液体回収空間21で回収され、液体とならなかった気体は気液分離膜8を介して放出されて、第二の流路62を介して、フード506内に送り込まれた後、発電セル220から漏れ出た気体を掃引するとともに、気体中の水素や一酸化炭素が第一の燃焼部91で燃焼されて除去される。
なお、反応装置210の改質器212や流路基板504等から漏れ出た気体は、第二の燃焼部92で燃焼されて気体中の水素や一酸化炭素が除去される。
Here, on the anode side, unreacted hydrogen is sent to the
On the cathode side, the supplied air is discharged together with water as a by-product, and is sent to the
Note that the gas leaked from the
そして、発電セル220によって生成された電気エネルギーは、DC/DCコンバータ240に供給され、DC/DCコンバータ240によって直流電流の所定電圧に変換され、外部電子機器に供給されるとともに二次電池241にも充電される。外部電子機器は、供給された電気エネルギーにより動作する。
The electric energy generated by the
次に、上記発電装置300を電子機器400に適用した場合を説明する。特に、携帯型の電子機器であって、ノート型パーソナルコンピュータに適用した場合である。図8(a)
は、電子機器400の上面図、(b)は(a)における電子機器400を前側から見た際の前面図、(c)は(a)における電子機器400を左側から見た際の左側面図である。なお、以下の説明において、前面及び背面、左右方向とは、図8(a)から見た場合を基準に説明する。
電子機器400は、CPU、RAM、ROM、その他の電子部品から構成された演算処理回路を内蔵した本体401と、本体401に対して着脱自在の発電装置300とを備える。
発電装置300は、上述した図5に示すように、筐体501内に収納自在な燃料容器1と、燃料容器1の燃料を用いて発電を行う発電モジュール200とを備え、生成した電気エネルギーを本体401に供給することにより本体401を駆動する。なお、燃料容器1及び発電モジュール200の構成や動作は上述と同様のためその説明を省略する。
Next, a case where the
(B) is a front view when the
The
As shown in FIG. 5 described above, the
本体401は、キーボードを備え付けた下筐体402と、液晶等のディスプレイパネルを備え付けた上筐体403とを備える。上筐体403は下筐体402にヒンジ406で結合されており、上筐体403を下筐体402に重ねてキーボードにディスプレイパネルを相対させた状態で本体401を折り畳むことができるように構成されている。
発電装置300は、下筐体402の前側で露出した形で電子機器400に電力を供給するように下筐体402に連結されている。発電装置300は下筐体402から取り外し自在に設定されているので、電子機器400は発電装置300及び発電装置300と同サイズ、同型状のリチウムイオンバッテリのいずれに対しても装着可能であり、これらから出力される電力によって動作することが可能である。
The
The
以上のように、発電装置300の筐体501内には、発電セル220の外側を流れる気体を燃焼させる第一及び第二の燃焼部91,92が設けられているので、発電セル220や改質器212、流路基板504等から漏れ出て筐体501内を流れる気体を第一及び第二の燃焼部91,92で確実に燃焼させて除去することができる。
特に、発電セル220の周囲はフード506で囲まれて、フード506を形成する筐体501の底面501aに筐体501の外部に連通する排気口505が形成され、排気口505に第一の燃焼部91が設けられており、発電セル220で生成された生成物のうち、燃料容器1に一旦送られて凝縮しなかった気体がフード506内に再度送り込まれるように構成されているので、この送り込まれた気体によって発電セル220の周囲の気体を掃引して第一の燃焼部91を通して排出させることにより、発電セル220から漏れ出た気体中の水素や一酸化炭素を第一の燃焼部91で燃焼させて確実に除去することができる。
また、第二の燃焼部92は改質器212の近傍に設けられているので、改質器212や流路基板504からの気体の漏れにも対応することができる。
さらに、第一及び第二の燃焼部91,92はそれぞれ水素燃焼触媒911を備え、水素燃焼触媒911は網状に形成されているので、触媒面積を広く、かつ、圧力損失を低く抑えることができる。
As described above, the first and
In particular, the periphery of the
In addition, since the
Furthermore, since the first and
[第二の実施の形態]
上記第一の実施の形態では、発電セル220で生成された生成物のうち、放熱により凝縮しなかった気体を、フード506内に送り込んで発電セル220の冷却及び掃引に使用していたが、第二の実施の形態では発電セル220Aの冷却及び掃引をしない場合である。
[Second Embodiment]
In the first embodiment, among the products generated in the
図9は、燃料容器1Aの分解斜視図、図10は、燃料容器1Aと発電モジュール200Aとを備えた発電装置300Aの概略成を示した図で、(a)は発電装置300Aの上面図、(b)は切断線X−Xに沿って切断した際の矢視断面図である。
なお、図9及び図10において、第一の実施の形態と同様の構成部分については同様の数字に英字Aを付してその説明を省略する。
図9に示すように、第二の実施の形態における燃料容器1Aは、第一の実施の形態の燃料容器1とは異なり、金属板6Aの左端部には開口65Aが形成され、開口65Aは金属板6Aの下面から上面にまで貫通している。さらに、金属板6Aの下面であって容器本体2Aの外側上面に対向する面に、気体を液体回収空間21Aに流入させる第一の流路61Aが第一の溝部として凹設されている。第一の流路61Aは、金属板6Aの右端部から左端部にかけて葛折り状に蛇行した形状を成している。
FIG. 9 is an exploded perspective view of the
In FIG. 9 and FIG. 10, the same numerals are given to the same components as those in the first embodiment, and the description thereof will be omitted.
As shown in FIG. 9, the
金属板6Aはその下面を容器本体2Aの上面に対向させた状態で、容器本体2Aの上面に貼着され、これによって第一の溝部である第一の流路61Aが容器本体2Aの上面によって蓋をされる。そして、第一の流路61Aの右端部が生成物導入路23Aの他端に重なり、第一の流路61Aが生成物導入路23Aを介して外部に通じ、第一の流路61Aの左端部が小孔27Aに重なり、液体回収空間21Aに通じている。金属板6Aの開口65Aは容器本体2Aの換気孔部26Aに重なっている。そして、排気孔部26Aを閉塞した気液分離膜8Aは開口65Aに収まっている。
このように、第二の実施の形態の燃料容器1Aは第一の実施の形態の燃料容器1と異なり、第二の流路62がなく、第一の流路61Aを通過して凝縮された液体は液体回収空間21Aに回収され、凝縮しなかった気体は液体回収空間21Aから気液分離膜8Aを通過して、外部に排出されるようになっている。
The
Thus, unlike the
また、図10に示すように、発電セル220Aの周囲には第一の実施の形態のようなフード506が設けられておらず、筐体501Aの上面で発電セル220Aの近傍に吸排気口507Aが設けられ、さらに、筐体501の下面で反応装置210Aの改質器212Aと二次電池241Aとの間にも吸排気口508Aが形成されている。そして、これら吸排気口507A,508Aに第三の燃焼部93A及び第四の燃焼部94Aが設けられている。さらに、流路基板504Aの壁面から発電セル220Aと改質器212Aとの間に延出するように第五の燃焼部95Aが設けられている。第三〜第五の燃焼部93A〜95Aは、第一の実施の形態の第一の燃焼部91と同様に水素燃焼触媒と不燃性網とを備えた構成である。
発電セル220Aの周囲から漏れ出た気体中の水素や一酸化炭素は、発電セル220Aの周囲の空気によって、筐体501Aの上面及び下面の吸排気口507A,508Aに設けられた第三及び第四の燃焼部93A,94Aによって燃焼される。また、発電セル220Aと改質器212Aとの間に設けられた第五の燃焼部95Aによっても燃焼されるようになっている。一方、燃焼後の水蒸気は、二つの吸排気口507A,508Aを介して外部に排出される。
なお、第二の実施の形態における発電装置300Aも、図8に示すような電子機器400に適用することができる。
Further, as shown in FIG. 10, the
The hydrogen and carbon monoxide in the gas leaked from the periphery of the
Note that the
以上のように、筐体501Aの上面501bA及び底面501aAで発電セル220Aの近傍に形成された吸排気口507A,508Aに、それぞれ第三及び第四の燃焼部93A,94Aが設けられているので、発電セル220Aから漏れ出た気体を第三及び第四の燃焼部93A,94Aによって燃焼させて、水素や一酸化炭素を確実に除去することができる。
また、第五の燃焼部95Aは改質器212Aの近傍に設けられているので、改質器212Aや流路基板504Aからの気体の漏れにも対応することができる。
さらに、第三〜第五の燃焼部93A〜95Aはそれぞれ水素燃焼触媒を備え、水素燃焼触媒は網状に形成されているので、触媒面積を広く、かつ、圧力損失を低く抑えることができる。
As described above, the third and
Further, since the
Furthermore, since the third to
なお、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、第一の実施の形態において、発電セル220及び反応装置210で排出された気体のうち、燃料容器1で放熱させて凝縮しなかった気体を、発電装置220の冷却や掃引に使用するとしたが、従来のようにファン等を使用して冷却及び掃引しても良い。
また、上記実施の形態では、固体高分子型燃料電池の場合について説明したが、本発明はこれに限ることはなく、固体酸化物型燃料電池や他の種類の燃料電池についても適用することができる。
In addition, this invention is not limited to the said embodiment, In the range which does not deviate from the summary, it can change suitably.
For example, in the first embodiment, among the gases discharged from the
In the above embodiment, the case of a solid polymer fuel cell has been described. However, the present invention is not limited to this, and can be applied to a solid oxide fuel cell and other types of fuel cells. it can.
1,1A 燃料容器
4,4A 燃料貯留部
6,6A 金属板(放熱部)
8,8A 気液分離膜
21,21A 液体回収空間(液体回収部)
91 第一の燃焼部
92 第二の燃焼部
93A 第三の燃焼部
94A 第四の燃焼部
95A 第五の燃焼部
212,212A 改質器
220,220A 燃料電池
300,300A 発電装置
501,501A 筐体
507A,508A 吸排気口
911 水素燃焼触媒
1,
8,8A Gas-
91
Claims (6)
前記燃料を貯留する燃料貯留部と、前記燃料貯留部から前記燃料を前記発電セルに送出した後に、前記発電セルから生成される生成物を放熱させる放熱部と、前記放熱部によって凝縮した液体と凝縮しない気体とを分離する気液分離膜と、前記気液分離膜によって分離した液体を回収する液体回収部と、を有する燃料容器と、
前記凝縮しない気体が前記発電セルの周囲を流れるように設けられた流路と、
前記流路を流れた前記凝縮しない気体を燃焼する第1燃焼部と、
を備え、
前記凝縮しない気体は、前記流路の上流側から下流側に流れて、
前記発電セルは、前記流路内において、前記流路の上流側端部と下流側端部との間に配置され、
前記第1燃焼部は、前記流路の下流側端部に設けられていることを特徴とする発電装置。 A power generation cell housed in a housing and generating power using fuel;
A fuel storage section that stores the fuel, a heat dissipation section that dissipates a product generated from the power generation cell after the fuel is sent from the fuel storage section to the power generation cell, and a liquid condensed by the heat dissipation section, A fuel container having a gas-liquid separation membrane that separates a gas that does not condense, and a liquid recovery unit that recovers the liquid separated by the gas-liquid separation membrane;
A flow path provided so that the non-condensing gas flows around the power generation cell ;
A first combustion section for burning the non-condensed gas that has flowed through the flow path;
With
The non-condensing gas flows from the upstream side of the flow path to the downstream side,
The power generation cell is disposed in the flow path between the upstream end and the downstream end of the flow path,
The first combustion section is provided at a downstream end of the flow path.
前記筐体内において、前記流路の外側の空間内の気体を燃焼する第2燃焼部を、さらに備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の発電装置。 A reformer, which is supplied with the fuel to generate a reformed gas by causing a reforming reaction of the fuel and supplies the reformed gas to the power generation cell, is provided outside the flow path in the casing. Placed in space,
The power generator according to any one of claims 1 to 3, further comprising a second combustion section that burns a gas in a space outside the flow path in the housing.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007237692A JP5320711B2 (en) | 2007-09-13 | 2007-09-13 | Power generator |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007237692A JP5320711B2 (en) | 2007-09-13 | 2007-09-13 | Power generator |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009070676A JP2009070676A (en) | 2009-04-02 |
JP5320711B2 true JP5320711B2 (en) | 2013-10-23 |
Family
ID=40606718
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007237692A Expired - Fee Related JP5320711B2 (en) | 2007-09-13 | 2007-09-13 | Power generator |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5320711B2 (en) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102009052863A1 (en) * | 2009-11-02 | 2011-05-12 | Baxi Innotech Gmbh | A fuel cell assembly |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005285694A (en) * | 2004-03-30 | 2005-10-13 | Nissan Motor Co Ltd | Solid polymer fuel cell and fuel cell system |
JP4654631B2 (en) * | 2004-08-13 | 2011-03-23 | 三菱マテリアル株式会社 | Solid oxide fuel cell |
JP2006252953A (en) * | 2005-03-10 | 2006-09-21 | Fujitsu Ltd | Fuel cell device and electronic apparatus |
JP2007157531A (en) * | 2005-12-06 | 2007-06-21 | Nissan Motor Co Ltd | Fuel cell system |
JP2008021598A (en) * | 2006-07-14 | 2008-01-31 | Ngk Spark Plug Co Ltd | Fuel cell system |
-
2007
- 2007-09-13 JP JP2007237692A patent/JP5320711B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2009070676A (en) | 2009-04-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN100463273C (en) | Fuel reforming plant and fuel cell system | |
US8980489B2 (en) | Fuel cell type power generation device, electronic apparatus and treatment method of fuel | |
JP2007200867A (en) | Reaction device, power generation device, and electronic equipment | |
JP5011775B2 (en) | Fuel cell power generator | |
JP5320711B2 (en) | Power generator | |
JP2008063190A (en) | Reactor and electronic apparatus | |
JP5223169B2 (en) | Fuel container and power generation system | |
JP5103754B2 (en) | Fuel cell device | |
JP5151345B2 (en) | Fuel container and power generation system | |
JP4631623B2 (en) | Reactor | |
JP4752559B2 (en) | Fuel cell system | |
JP4590928B2 (en) | Vaporizer | |
JP2007070182A (en) | Reaction device | |
JP2009217968A (en) | Power generation apparatus, and electronic equipment | |
JP5168750B2 (en) | Vaporizer, reactor and power generator | |
JP4552915B2 (en) | Reforming apparatus and power generation system | |
JP2008171707A (en) | Reactor and power generating device equipped with it, as well as operation method of reactor | |
JP4305432B2 (en) | Reactor | |
JP5151138B2 (en) | Liquid recovery apparatus and electronic device | |
JP5277815B2 (en) | Fuel cell device | |
JP2008059844A (en) | Fuel cell system | |
JP5413617B2 (en) | Fuel cell system | |
JP4586700B2 (en) | Reactor | |
JP5082533B2 (en) | Reactor | |
JP5229269B2 (en) | Reactor |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100906 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20100906 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120814 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20121015 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130402 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130531 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130618 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130701 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |