JP5305883B2 - 画像処理装置及び画像処理方法並びに画像処理方法を実行するプログラム - Google Patents
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Description
その技術を用いれば低解像度の画像から高解像度の画像への変換が可能となり、従来と同じデバイスで高解像度な画像を得ることが可能となる(非特許文献1)。
このため、読み取られる画素の位置を主走査方向に微小(サブピクセル)にずらして原稿画像を読み取ることが出来ないという問題がある。
前記補正手段にて補正され、異なる色の画像データである複数フレーム分の画像データを構成する複数の画素から複数の画素値を取得して、該複数の画素値を用いて高解像度のモノクロ画像データを構成する1つの画素の画素値を生成する補間処理を行う超解像処理を実行することで、前記ラインセンサで読み取った画像データの解像度より高解像度のモノクロ画像データを得る超解像度度変換手段と、前記複数のラインセンサを用いて取得したそれぞれの画像データの信号値を取得する信号値取得手段とを有し、前記信号値取得手段にて、全ての画像データの信号値が類似していると判定された領域の文字部分に前記超解像度変換を行うことを特徴とする画像処理装置。
本発明の実施の形態について説明する。本実施例ではカラースキャナとモノクロプリンタによって構成されるMFPを対象に、原稿画像の読み取り位置が少しずつ異なる複数のフレーム分の画像データを取得し、無彩色部に対して高解像度画像を作成する手法について説明する。
画像読み取り部101はオートドキュメントフィーダーを含むスキャナである。束状のあるいは一枚の原稿画像を図示しない光源で照射し、原稿反射像をレンズでCCDセンサ等の固体撮像素子上に結像し、固体撮像素子からラスター状の画像読み取り信号をイメージ情報として得る。
MFPのコピー機能を実行した際はこの画像信号をデータ処理装置105で記録信号へ画像処理し、記録装置103に順次出力して紙上に画像を形成する。
この際、データ処理装置105では画像読み取り部101から受け取ったRGBデータをモノクロのデータに置き換える。
記録装置103は、データ処理装置105で処理されたデータを黒の色材を用いて画像形成して出力する。
また、記憶装置102は、画像読み取り部101で取り込んだ画像データ等を保存することが可能な領域である。
これを用いることでPC等から画像データを受け取り、データ処理装置105で処理を行って記録装置103にて画像データの出力を行うことが可能となる。
図13(a)が、読み取り装置で読み取られる画像とする。
この画像に対して、例えば1200dpiで読み取った場合の、画素構成を図13(b)に示す。
図13(b)において、1301で示した格子は読み取った解像度で構成する画素データを示すものとする。
つまり画素間の距離nは、解像度1200dpiで読み取った場合、ラインセンサを構成する画素センサ距離に相当する。
図13(c)において、読み取り装置が同一画像サイズの画像を300dpiの解像度で読み取った場合の画素構成を示す。
図13(b)と同様、1302で示した格子は読み取った解像度で構成する画素データを示すものとする。
したがって、1200dpiでの画素間の距離nを基準とすると、300dpiでの読み取りが行われた場合の画素間の距離は粗くなり、4nとなる。
この技術を用いれば、元々の読み取りデバイスが持つ解像度がそれほど高くなくても、高解像度デバイスと同等の読み取り画像を構成することが出来るようになる。
それは、まず読み取り装置のセンサ解像度で読み取られた原稿画像の画像データを基準に、読み取られる位置が主走査方向及び/又は副走査方向に微小にずれている原稿画像の画像データが複数画面(フレーム)分必要になる。
この読み取り位置のずれは、整数倍の位置ずれをオフセット補正した結果残る、1画素未満のずれであってもよい。
また、この位相がずれることを「位相がずれる」と言い、読み取り画素のずれを「位相ずれ」と言う。
また、ここで使用する低解像度とは、300dpiに限られてはおらず、装置が通常の印刷で出力する画像の解像度のことを表す。
そして、ここでいう主走査方向とは、原稿台上に設置された原稿画像をスキャナで読み取る際、原稿画像に対して光源が移動する方向に対して垂直な方向である。
同様に、副走査方向とは、光源の移動方向と平行な方向である。
そして、図3の矢印(B)に示すように、この読み取られた原稿画像の縦方向を「副走査方向」という。
しかしこの場合は、位相ずれを持つ方向のみ高解像度化が図られることになる。
図14(a)は、図13(a)の原稿画像を300dpiの解像度で原稿画像を読み取ったの画素構成を示す図である。
図3と同様、矢印(A)で示す方向を主走査方向、矢印(B)で示す方向を副走査方向である。
この図は原稿画像図13(a)と同一である。
この読み取り画像図14(b)が、超解像度処理を行う1フレーム目対象画像データとなり、これが基準画像データとなる。
この場合、読み取られた画像データである図14(d)の位相が原稿画像とは異なり、図中に示す主走査左方向にΔx、副走査上方向にΔyずれたものとなる。
この読み取り画像データである図14(d)が、超解像度処理を行う2フレーム目の対象画像データとなる。
この場合、読み取られた画像データである図14(f)の位相が原稿画像とは異なり、図中に示す主走査左方向にΔx’、副走査上方向にΔy’ずれたものとなる。
この読み取り画像データである図14(f)が、超解像度処理を行う3フレーム目の対象画像となる。
図15に3フレーム分の低解像度画像データから高解像度画像を構成する概念を示す。
基準画像データである図15(a)と図15(b)、図15(c)・・・と、それぞれ異なる位相ずれを有する複数フレーム分の低解像度画像データに対して、超解像度処理を用いると図15(d)の画像データが得られることを示している。
この際行われる超解像度処理に関して図16、17を用いてさらに詳細に説明する。
同様に、対象低解像度画像データF2、F3についてもずれ量um2、vm2及びum3、vm3と表される。
同様に、対象低解像度画像データF2、F3についてもずれ量um2、vm2及びum3、vm3と表される。
しかし、本実施例のエリアセンサによる読み取りにおいては主走査方向と副走査方向に対して1画素未満の位相ずれが生じている。この微小なずれを利用することで前述したように画像の高解像度化が可能となる。
そして、周辺画素のデータ値に所定の重み付けを加えた値を平均化して、以下の式により生成画素のデータ値を得る。
f(x,y)=[|x1―x|{|y1−y|f(x0,y0)+|y−y0|f(x0,y1)}+|x−x0|{|y1−y|f(x,y0)+|y−y0|f(x1,y1)}]/|x1−x0||y1−y0|
以上の処理を各生成画素位置について繰り返すことにより、例えば、図16に示す解像度が2倍の超解像度画像を得ることができる。
なお、解像度は2倍に限らず、種々の倍率とすることができる。
また、補間処理に複数の低解像度画像データのデータ値を用いるほど、高精細な超解像度画像を得ることができる。
図2(a)は本実施例で使用する画像読み取り部101内にある固体撮像素子であるラインセンサを示した図である。
201は赤のカラーフィルタ、202は緑のカラーフィルタ、203は青のカラーフィルタを持つラインセンサであり、それぞれから主走査1ライン分のデータが得られる。
201からは赤の画像データ(以下、R画像データ)、202からは緑の画像データ(以下、G画像データ)、203からは青の画像データ(以下、B画像データ)が得られ、これらを合わせてRGBのカラー画像データが得られる。
センサの長辺方向である207は主走査方向、センサの短辺方向である208は副走査方向を示している。
光源が平行走査されることで得る1ライン分の画像データとしての反射光は、図2(a)に示すセンサの横方向(長辺方向)に平行に集光される。
また、この際の、実際に存在するわずかな傾斜は補正され、可能な限り傾斜を減らすよう補償される。
このように原稿画像の出力を実現するためのセンサの設置位置をセンサの「基準となる設置位置」とする。
したがって、副走査方向にR画像データとG画像データとB画像データ間でずれが生じる。
つまり位相ずれが生じている。
一般的にはオフセット補正等の画像処理によって、1画素単位での位相ずれを補正して減らすように補償される。
つまり、図2(a)の示す長辺方向と、図2(b)の示す長辺方向が平行ではない。よって主走査方向と図2(b)の長辺方向も平行ではない。
204は赤のカラーフィルタ、205は緑のカラーフィルタ、206は青のカラーフィルタを持つ斜めに傾けたラインセンサである。
このラインセンサを用いて原稿をスキャンした例を図3に示す。
302〜304は1フレームの画像データとして表現され、302はRチャンネル、303はGチャンネル、304はBチャンネルとして設定される。
ラインセンサが斜めに傾いており、かつセンサ同士は間隔を空けて配置されているため、302〜304で示すようにチャンネルごとに主走査方向と副走査方向に対して位相がずれたフレーム画像データが得られる。
つまり副走査方向に位相がずれたフレーム画像データが得られる。
したがって、図2(c)に示すように、ラインセンサを設定してもよい。
これは図2(a)のように設置されたラインセンサそれぞれを、長辺方向に水平にサブピクセル単位でずらしている。
この場合も、図2(b)と同様に、1回の原稿画像の走査で、短辺方向に隣接したセンサが読み取る位置のずれが主走査方向及び副走査方向に1画素未満であるフレーム画像データを得ることができる。
つまり、複数のラインセンサからなるセンサにおいて、
原稿画像に対して相対的に走査位置が平行に移動することによって、
短辺方向に隣接したラインセンサが読み取る位置のずれが主走査方向及び副走査方向に1画素未満であるフレーム画像データを得ることができればよい。
また、原稿画像読取時の副走査方向の読取回数を多くし、単位時間あたりのサンプリング回数を増やすことで、ラインセンサの短辺方向において得られるフレーム画像データの取得数を増やすことができる。
まず、ステップS602にてラインセンサ601を斜めに配置する。
このときの、基準となる設置位置からラインセンサが傾いた角度を傾斜角度θとする。
角度の算出方法についてはどのようなものであっても問題はない。
例えば、このラインセンサ含んだ複合機を組み立てる工程において、エリアセンサを実装した時点で傾斜角度θは取得出来る値である。
この傾斜角度θは、実装された機器固有の値として複合機内部の記憶領域に保持されるものである。この記憶領域から傾斜角度θを取得してもよい。
本実施例では600dpiの解像度で原稿画像のスキャンを実行し、超解像度処理を用いて解像度1200dpiの画像データを取得することを想定している。この例に限らず、超解像度処理を用いて解像度を向上させるものであればどのような形式でも問題はない。
このままでは図3の302〜304のようにフレーム画像データが斜めになってしまう。
そこでステップS703にて角度情報704を用いてアフィン変換を行って、フレーム画像データを走査方向に対する傾き分回転させる。これによりフレーム画像データの傾きを補正する。
この無彩色文字判定信号707とは、予め1200dpiの画素数のデータが、用意されており、各画素に対して無彩色文字である部分に対してビットを立てることで形成される。
また、無彩色文字判定信号についてもどのようなものであっても問題はない。
すると各フレーム画像データの黒い文字部の信号値は非常に類似したものとなる。
ここでいう類似は、例えば次のように判定される。
画像の黒い部分から検出されたR画像データ402の信号値とG画像データ403の信号値がどれほど類似しているかを判定するには、G画像データの信号値に対するR画像データの信号値の割合が90〜110%の範囲にあるかどうかを判定する。
90〜110%の範囲にある場合、R画像データの信号値とG画像データの信号値は類似していると判定される。
この原稿画像をカラースキャナで読み込み、R画像データ502、G画像データ503、B画像データ504に分割する。
すると無彩色の場合と異なり、各フレーム画像データの信号値は異なったものになる。
ただし、マゼンタの場合はR画像データ502とB画像データ504は類似した値となる。
そこで無彩色判定を利用して信号値が類似している画素だけを対象に超解像度処理を行う。
本実施例では特に無彩色の文字部分に対して処理を行っているが、無彩色であればどの画素に対して処理を行っても問題はない。
例えば本実施例のように600dpiのスキャナで取り込んで1200dpiのデータを作る際には1200dpiに解像度を変換する。
ここでの解像度変換は例えば線形変倍など、どのようなものであっても問題は無い。
そしてステップS710にて解像度変換後の画像データから1つの画素を抽出する。
600dpiの無彩色文字判定信号の場合は線形補間によって解像度変換を行い、1200dpiまで拡張する。
本実施例の例では解像度変換として線形補間を用いているが、どのようなものであっても問題はない。
全ての画素に対して処理を行った場合は処理を終了する。
次に各チャンネルの信号値の比較結果に基づいて超解像度処理を行う実施例について説明する。
実施例1では無彩色部を対象に超解像度処理を行うか否かを切り替えた。
本実施例では判定結果ではなくR画像データ・G画像データ・B画像データの信号値を比較することで超解像度処理を実行するか否かを切り替える手法について説明する。
実施例1と同様に600dpiの解像度でスキャンを実行し、超解像度処理を用いて解像度1200dpiの画像データを取得することを想定している。
もちろん、実施例1と同様に超解像度処理を用いて解像度を向上させるものであればどのような形式でも問題はない。
実施例1と同様にラインセンサが斜めに傾いているため、角度情報804を用いてステップS803にてアフィン変換を行いフレーム画像データの傾斜を補正し、傾斜が減少するように補償する。
そして次にステップS816にて分割したフレーム画像データに対して解像度変換を行う。
ここでの解像度変換は例えば線形変倍など、どのようなものであっても問題は無い。
そしてステップS806にて解像度変換後のフレーム画像データから1つの画素を抽出する。
実施例1と同様に600dpiの解像度で原稿画像のスキャンを実行する場合は線形補間によって解像度変換を行い、1200dpiまで拡張する。
ここでG画像データ811はR画像データ・G画像データ・B画像データ815と同じデータである。実施例1と同様に代表値としてG画像データを用いたが、他のチャンネルのフレーム画像データや複数のチャンネルの信号を混ぜ合わせたフレーム画像データを用いても問題はない。
実施例1では無彩色のように全てのチャンネルが取得したフレーム画像データの信号値が類似した場合のみ超解像度を実施した。
有彩色では全てのチャンネルが取得した画像データの信号値は類似しないが、2つのフレーム画像データの信号値が類似する場合がある。
このとき、それぞれのフレーム画像データは、例えば前述した判定方法で類似しているかどうか判定される。
このような類似した信号値がないか、各フレーム画像データの信号値取得を行って調査し、類似している信号値を持つフレーム画像データを選別する。
そしてステップS808にて2枚以上類似した信号値を有するフレーム画像データがあると判定された場合は、ステップS809に進む。ここで、この信号値が類似していると選別されたフレーム画像データを用いて前述したプロセスにて高解像度変換である超解像度変換処理を行う。この結果、装置の有するセンサの解像度よりも高解像のモノクロ画像データを出力する。
2フレーム以上類似したフレーム画像データが無いと判定された場合はステップS810にて解像度変換後G画像データ814からG信号を抽出する。
そしてステップS812にて全ての画素に対して処理を行ったかを調査し、全ての画素に対して処理を行っていない場合はステップS806に戻り処理を繰り返す。全ての画素に対して処理を行った場合は処理を終了する。
特に本実施例では、無彩色部分だけでなく特定の有彩色に対しても超解像度処理を行い、解像度を向上させることが可能となる。
次に特定のチャンネルのフレーム画像データを基準画像データとして、基準画像データの信号値と信号値が類似している画像データを探して超解像度処理を行う実施例について説明する。
先の実施例では無彩色判定結果やそれぞれの画像データの信号値を比較して超解像度処理を実行した。
本実施例では先の実施例とは異なるラインセンサを用いる。
図10(a)は本実施例で使用するセンサの例である。1001は赤のカラーフィルタ、1002は緑のカラーフィルタ、1003は青のカラーフィルタであり、201〜203と同様である。
また、先の実施例と同様にセンサの長辺方向である1009は主走査方向、センサの短辺方向である1010は副走査方向を示している。
ラインセンサ1004ではカラーフィルタがついていないため、グレースケールのフレーム画像データが取り込まれる。
ラインセンサを基準となる設置位置に対して斜めに取り付ける処理について先の実施例と同様であるため省略する。
先の実施例と同様に600dpiの解像度でスキャンを実行し、超解像度処理を用いて解像度1200dpiの画像データを取得することを想定している。
もちろん、実施例1と同様に超解像度処理を用いて解像度を向上させるものであればどのような形式でも問題はない。
そして次にステップS1116にて分割したフレーム画像データに対して解像度変換を行う。
ここでの解像度変換は例えば線形変倍など、どのようなものであっても問題は無い。
そしてステップS1108にて解像度変換後のフレーム画像データから1つの画素を抽出する。
実施例1と同様に600dpiの場合は線形補間によって解像度変換を行い、1200dpiまで拡張する。
ここではR画像データ・G画像データ・B画像データ1106の中で解像度変換後、基準画像とされるBk画像データ1115と信号値が類似したものが選別される。このとき、それぞれのフレーム画像データは、例えば前述した判定方法で類似しているかどうか判定される。
この比較方法と選別基準についてはどのようなものであっても問題はない。
類似したフレーム画像データがあると判定された場合、ステップS1111にてBk画像データ及び選別されたフレーム画像データを用いて、前述したプロセスにて高解像度変換である超解像度変換処理を行う。そして、装置の有するセンサの解像度よりも高解像のモノクロ画像データを出力する。
全ての画素に対して処理を行った場合は処理を終了させる。
また、先の実施例と同様に図2に示す3種類のラインセンサを用いて、その中から基準となるチャンネルのフレーム画像データ選択を行っても問題は無い。
次にラインセンサを斜めに傾けないで超解像度処理を行う実施例について説明する。
図9の901は原稿である。
原稿画像901を赤のカラーフィルタを持つラインセンサ201で取り込んだフレーム画像データが902である。
同様に、原稿画像901を緑のカラーフィルタを持つラインセンサ202で取り込んだフレーム画像データが903である。
また、原稿画像を青のカラーフィルタを持つラインセンサ203で取り込んだフレーム画像データが904となる。
これら、902〜904のフレーム画像データはラインセンサが斜めに傾けられていないため主走査方向に対して位相は同じである。
一般的には、この間隔がもたらす読み取り位置のずれである位相ずれを、オフセット補正等の画像処理で補正をする。
これにより、1画素単位での位相ずれを補正している。
実際、このサブピクセルの位相ずれが微小なら無視して処理することが可能である。
すると、この副走査方向に残る微小な位相ずれを用いて超解像度処理を行うことが可能になる。
そのため、副走査方向に対してのみ解像度を向上させることが可能となる。
先の実施例と同様に600dpiの解像度でスキャンを実行し、超解像度処理を用いて1200dpiの画像データを取得することを想定している。
もちろん、実施例1と同様に超解像度処理を用いて解像度を向上させるものであればどのような形式でも問題はない。
特に副走査方向に限定することでラインセンサを斜めに傾けた取り付けやアフィン変換などの回路が必要なくなるため、従来のMFPとほぼ同じの構成・コストで高解像度な画像データを取得することが可能となる。
前述した実施形態の機能を実現するように前述した実施形態の構成を動作させるプログラムを記憶媒体に記憶させ、該記憶媒体に記憶されたプログラムをコードとして読み出し、コンピュータにおいて実行する処理方法も上述の実施形態の範疇に含まれる。また、前述のプログラムが記憶され格納された記憶媒体はもちろんそのプログラム自体も上述の実施形態に含まれる。
Claims (13)
- 異なる色を読み取る複数のラインセンサを有し、該複数のラインセンサを構成する各ラインセンサは、原稿画像をスキャンして1ラインずつ画像データを取得することで、該ラインセンサに対応する1色のフレーム画像データを取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された複数分のフレーム画像データのうち、隣接したラインセンサそれぞれによるフレーム画像データの読み取り位置が、1画素未満ずれるように、前記複数フレーム分の画像データを補正する補正手段と、
前記補正手段にて補正され、異なる色の画像データである複数フレーム分の画像データを構成する複数の画素から複数の画素値を取得して、該複数の画素値を用いて高解像度のモノクロ画像データを構成する1つの画素の画素値を生成する補間処理を行う超解像処理を実行することで、前記ラインセンサで読み取った画像データの解像度より高解像度のモノクロ画像データを得る超解像度度変換手段と、
前記複数のラインセンサを用いて取得したそれぞれの画像データの信号値を取得する信号値取得手段とを有し、
前記信号値取得手段にて、全ての画像データの信号値が類似していると判定された領域の文字部分に前記超解像度変換を行うこと
を特徴とする画像処理装置。 - 前記異なる色の画像データを得る複数のラインセンサは、赤のカラーフィルタがついたラインセンサ、青のカラーフィルタがついたラインセンサ、緑のカラーフィルタがついたラインセンサで構成されることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
- 前記異なる色の画像データを得る複数のラインセンサは、赤のカラーフィルタを有したラインセンサ、青のカラーフィルタを有したラインセンサ、緑のカラーフィルタを有したラインセンサ、カラーフィルタを有していないラインセンサで構成されることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
- 前記補正手段とは、オフセット補正であり、
前記複数のラインセンサが設置されている位置の間隔によって副走査方向に生じる原稿画像の読み取り位置の1画素以上のずれを補償し、
前記原稿画像の読み取り位置が副走査方向に1画素未満ずれている複数フレーム分の画像データを出力することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 - 前記複数のラインセンサは基準となる位置に対して傾いて設置され、前記補正手段とは、角度補正であり、前記複数の画像データをそれぞれ回転して傾きを補償するように補正することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
- 異なる色を読み取る複数のラインセンサを有し、該複数のラインセンサを構成するラインセンサは隣接するラインセンサと原稿画像の読み取り位置が1画素未満ずれ、該複数のラインセンサを構成する各ラインセンサは、原稿画像をスキャンして1ラインずつ画像データを取得することで、該ラインセンサに対応する1色のフレーム画像データを取得する取得手段と、
前記取得手段が取得し、異なる色の画像データである複数フレーム分の画像データを構成する複数の画素から複数の画素値を取得して、該複数の画素値を用いて高解像度のモノクロ画像データを構成する1つの画素の画素値を生成する補間処理を行う超解像処理を実行することで、前記ラインセンサが読み取った画像データの解像度より高解像度のモノクロ画像データを得る超解像度変換手段と、
前記複数のラインセンサを用いて取得したそれぞれの画像データの信号値を取得する信号値取得手段とを有し、
前記信号値取得手段にて、全ての画像データの信号値が類似していると判定された領域の文字部分に前記超解像度変換を行うこと
を特徴とする画像処理装置。 - 異なる色を読み取る複数のラインセンサを有し、該複数のラインセンサを構成する各ラインセンサは、原稿画像をスキャンして1ラインずつ画像データを取得することで、該ラインセンサに対応する1色のフレーム画像データを取得する取得ステップと、
前記取得ステップにより取得された複数分のフレーム画像データのうち、隣接したラインセンサそれぞれによるフレーム画像データの読み取り位置が、1画素未満ずれるように、前記複数フレーム分の画像データを補正する補正ステップと、
前記補正ステップにて補正され、異なる色の画像データである複数フレーム分の画像データを構成する複数の画素から複数の画素値を取得して、該複数の画素値を用いて高解像度のモノクロ画像データを構成する1つの画素の画素値を生成する補間処理を行う超解像処理を実行することで、前記ラインセンサで読み取った画像データの解像度より高解像度のモノクロ画像データを得る超解像度変換ステップと、
前記複数のラインセンサを用いて取得したそれぞれの画像データの信号値を取得する信号値取得ステップとを有し、
前記信号値取得ステップにて、全ての画像データの信号値が類似していると判定された領域の文字部分に前記超解像度変換を行うことを特徴とする画像処理方法。 - 前記異なる色の画像データを得る複数のラインセンサは、赤のカラーフィルタがついたラインセンサ、青のカラーフィルタがついたラインセンサ、緑のカラーフィルタがついたラインセンサで構成されることを特徴とする請求項7に記載の画像処理方法。
- 前記異なる色の画像データを得る複数のラインセンサは、赤のカラーフィルタを有したラインセンサ、青のカラーフィルタを有したラインセンサ、緑のカラーフィルタを有したラインセンサ、カラーフィルタを有していないラインセンサで構成されることを特徴とする請求項7に記載の画像処理方法。
- 前記補正ステップでは、画像データに対してオフセット補正を行い、
前記複数のラインセンサが設置されている位置の間隔によって副走査方向に生じる原稿画像の読み取り位置の1画素以上のずれを補償し、
前記原稿画像の読み取り位置が副走査方向に1画素未満ずれている複数フレーム分の画像データを出力することを特徴とする請求項7に記載の画像処理方法。 - 前記複数のラインセンサは基準となる位置に対して傾いて設置され、前記補正ステップでは、角度補正を行い、前記画像データを回転して傾きを補償するように補正することを特徴とする請求項7に記載の画像処理方法。
- 異なる色を読み取る複数のラインセンサを有し、該複数のラインセンサを構成するラインセンサは隣接するラインセンサと原稿画像の読み取り位置が1画素未満ずれ、該複数のラインセンサを構成する各ラインセンサは、原稿画像をスキャンして1ラインずつ画像データを取得することで、該ラインセンサに対応する1色のフレーム画像データを取得する取得ステップと、
前記取得ステップが取得し、異なる色の画像データである複数フレーム分の画像データを構成する複数の画素から複数の画素値を取得して、該複数の画素値を用いて高解像度のモノクロ画像データを構成する1つの画素の画素値を生成する補間処理を行う超解像処理を実行することで、前記ラインセンサが読み取った画像データの解像度より高解像度のモノクロ画像データを得る超解像度変換ステップと、
前記複数のラインセンサを用いて取得したそれぞれの画像データの信号値を取得する信号値取得ステップとを有し、
前記信号値取得ステップにて、全ての画像データの信号値が類似していると判定された領域の文字部分に前記超解像度変換を行うこと
を特徴とする画像処理方法。 - 請求項7乃至12に記載の画像処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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