JP5303927B2 - スイッチング電源回路 - Google Patents
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Description
一般にスイッチング電源回路は、上記したオン駆動電圧の低下時に出力電圧を極力目標値に維持するための機能を有することが多い。従って、このような第2補助電圧を出力する機能と、前述した第1補助電圧を出力する機能とを一つの補助電圧付与回路により実現することにより、回路構成を簡単化することができる。
これに対し、電圧制御回路がスタンバイ状態である期間、制御信号により、第1トランジスタはオフ駆動され、第2トランジスタは活性領域でオン動作するように駆動される。スタンバイ状態において、チャージポンプ回路の出力電流のほとんどは、この第2トランジスタを介して電源出力端子へと流れる。このため、第2トランジスタの活性領域でのオン状態およびチャージポンプ回路の電流出力能力により、チャージポンプ回路からMOSトランジスタのゲートに与えられる第1補助電圧の電圧値が決定される。従って、第2トランジスタの特性を考慮し、チャージポンプ回路24に与えられる第2のクロック信号の周波数を設定することにより、電源出力端子に現れる出力電圧を目標値より低い電圧値にすることができる。
図1に示すスイッチング電源回路11は、車両に搭載されたバッテリ12から入力される電圧VB(例えば14V)を、所定の出力電圧Vo(例えば5V)に降圧して出力するものである。このスイッチング電源回路11は、Nチャネル型のMOSトランジスタM11と、MOSトランジスタM11を駆動する駆動回路13と、駆動回路13を制御する電圧制御回路14と、還流用のダイオードD11と、平滑用のリアクトルL11およびコンデンサC11と、MOSトランジスタM11のゲートに後述する各補助電圧を付与する補助電圧付与回路15とから構成されている。
まず、ブートストラップ回路23の動作について説明する。MOSトランジスタM11がオフでありダイオードD11がオンしている期間、ノードN13の電圧が−VF(VFはダイオードD11の順方向電圧)になるため、バッテリ12からダイオードD12を介してコンデンサC12に対する充電が行われる。これにより、コンデンサC12は、ほぼ電圧VBに充電された状態となる。その後、MOSトランジスタM11がオンされる(ダイオードD11はオフする)と、ノードN13の電圧がほぼ電圧VBとなるため、ノードN12の電圧は、ノードN13の電圧にコンデンサC12の充電電圧が加算された値(≒2×VB)になる。このように昇圧されたノードN12の電圧(オン駆動電圧に相当)がゲートに与えられることでMOSトランジスタM11はオン駆動されるようになっている。
Vc2=2+VT(M11)[V] …(1)
ただし、VT(M11)はトランジスタM11のしきい値電圧である。
スタンバイ状態において、トランジスタT12を活性領域でオン動作させることにより、補助電圧付与回路15からノードN11に与えられる補助電圧Vc2が約4Vに維持される。この結果、MOSトランジスタM11は、出力電圧Voを2Vに維持するようにソースフォロア動作を行う。スタンバイ状態から通常状態に切り替わる際には、ゲート電圧が約4Vの状態からMOSトランジスタM11のスイッチング動作が再開されるため、出力電圧Voの立ち上がりが早くなり、起動時間を短くすることができる。
スタンバイ状態における補助電圧Vc2の電圧値は約4Vに限らず、出力電圧Voを目標出力電圧よりも低い電圧値に維持できる電圧値であればよい。また、必要とするスタンバイ状態での電力消費低減効果と、スタンバイ状態から通常状態に切り替わる際の起動時間の短縮効果に応じて適宜変更すればよい。
補助電圧付与回路15は、補助電圧Vc2のみ出力可能であればよい。すなわち、発振回路25およびスイッチS12を設けず、チャージポンプ回路24を発振回路26から出力されるクロック信号CK2により常時駆動させるようにしてもよい。
第1および第2のクロック信号を、それぞれ発振回路25、26により生成する構成としたが、生成するクロック信号を大きく変更することが可能な一つの発振回路を用いて、第1および第2のクロック信号を生成する構成としてもよい。その場合には、スタンバイ信号Sbの電圧レベルに応じて上記発振回路の発振周波数を変更すればよい。従って、スイッチS12を設けなくてもよい。
Claims (3)
- 電源入力端子と電源出力端子との間の電源供給経路に介在するNチャネル型のMOSトランジスタと、前記MOSトランジスタをオン/オフするためのオン/オフ駆動電圧を前記MOSトランジスタのゲートに出力する駆動回路と、前記駆動回路を制御して前記電源出力端子における出力電圧を目標値に制御する電圧制御回路とを備え、前記電源入力端子に与えられる入力電圧を降圧して前記電源出力端子から出力する降圧型のスイッチング電源回路において、
前記電圧制御回路は、外部から与えられる状態切替信号に従い、前記駆動回路を制御して前記MOSトランジスタのスイッチング動作を行う通常状態と、前記スイッチング動作を停止するスタンバイ状態とに切り替え可能に構成され、
前記電圧制御回路が前記スタンバイ状態である期間、前記電源出力端子に前記目標値より低い電圧が現れるような電圧値を持つ第1補助電圧を前記MOSトランジスタのゲートに付与する補助電圧付与回路を備え、
前記補助電圧付与回路は、前記電圧制御回路が前記通常状態であり且つ前記オン駆動電圧が前記MOSトランジスタをオンできない電圧値まで低下している期間、前記オン駆動電圧に代えて前記MOSトランジスタを十分にオン可能な電圧値を持つ第2補助電圧を前記MOSトランジスタのゲートに付与することを特徴とするスイッチング電源回路。 - 前記補助電圧付与回路は、クロック信号を生成する発振回路と、前記クロック信号の供給を受けて前記各補助電圧を生成するチャージポンプ回路とを備え、
前記発振回路は、前記電圧制御回路が前記通常状態であり且つ前記オン駆動電圧が前記MOSトランジスタをオンできない電圧値まで低下している期間、第1のクロック信号を生成し、前記電圧制御回路が前記スタンバイ状態である期間、前記第1のクロック信号の周波数よりも低い周波数の第2のクロック信号を生成し、
前記チャージポンプ回路は、前記第1のクロック信号が供給されると前記第2補助電圧を生成し、前記第2のクロック信号が供給されると前記第1補助電圧を生成することを特徴とする請求項1記載のスイッチング電源回路。 - 前記駆動回路は、前記電源入力端子と前記MOSトランジスタのゲートとの間に介在する第1トランジスタと、前記MOSトランジスタのゲート・ソース間に介在する第2トランジスタとを備え、
前記電圧制御回路が通常状態である期間、前記電圧制御回路から出力される制御信号により、前記第1および第2トランジスタのいずれか一方がオン駆動され、
前記電圧制御回路がスタンバイ状態である期間、前記電圧制御回路から出力される制御信号により、前記第1トランジスタはオフ駆動され、前記第2トランジスタは活性領域でオン動作するように駆動されることを特徴とする請求項2記載のスイッチング電源回路。
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