JP5302840B2 - 伸びと伸びフランジ性のバランスに優れた高強度冷延鋼板 - Google Patents
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質量%で(以下、化学成分について同じ。)、
C:0.1〜0.3%、
Si:1.0〜3.0%、
Mn:0.1〜5.0%、
P:0.1%以下、
S:0.1%以下、
N:0.01%以下、
Al:0.01〜1.00%
を含み、残部が鉄および不可避的不純物からなる成分組成を有し、
硬さ380超500Hv以下の焼戻しマルテンサイトが面積率で50%以上70%未満含み、残部が硬さ210〜300Hvのフェライトからなる組織を有し、
前記焼戻しマルテンサイト中におけるセメンタイト粒子の分布状態が、
円相当直径0.02μm以上0.1μm未満のセメンタイト粒子は、前記焼戻しマルテンサイト1μm2当たり20個以上で、
円相当直径0.1μm以上のセメンタイト粒子は、前記焼戻しマルテンサイト1μm2当たり1.5個以下である
ことを特徴とする伸びと伸びフランジ性のバランスに優れた高強度冷延鋼板である。
成分組成が、更に、
Cr:0.01〜1.0%、および/または
Mo:0.01〜1.0%
を含むものである請求項1に記載の伸びと伸びフランジ性のバランスに優れた高強度冷延鋼板である。
成分組成が、更に、
Cu:0.05〜1.0%、および/または
Ni:0.05〜1.0%
を含むものである請求項1または2に記載の伸びと伸びフランジ性のバランスに優れた高強度冷延鋼板である。
更に、
Ca:0.0005〜0.01%、および/または
Mg:0.0005〜0.01%
を含むものである請求項1〜3のいずれか1項に記載の伸びと伸びフランジ性のバランスに優れた高強度冷延鋼板である。
上述したとおり、本発明鋼板は、フェライトと焼戻しマルテンサイトからなる二相組織を有し、該焼戻しマルテンサイト中に析出したセメンタイト粒子の分布状態が同一である点で上記先行発明鋼板2と共通するが、以下の点で相違している。
上記先行発明鋼板2よりも伸びを改善するため、焼戻しマルテンサイトの面積率を上記先行発明鋼板2(70%以上)より小さい50%以上70%未満として、残部のフェライトの面積率を上記先行発明鋼板2より大きくする。また、フェライトの硬さを上昇させた(後述)ことにより、焼戻しマルテンサイトの硬さがより高くなっても伸びフランジ性の低下の度合いが小さくなるため、焼戻しマルテンサイトの硬さは、上記先行発明鋼板2(380Hv超450Hv以下)より高硬度側に広い380Hv超500Hv以下とする。
上記のように焼戻しマルテンサイトの面積率を小さくしたことによる引張強度の低下を補うため、残部のフェライトの硬さを上記先行発明鋼板2(発明例で130〜181Hv、比較例で最大208Hv)より高い210〜300Hvとする。
円相当直径0.1μm以上のセメンタイト粒子:焼戻しマルテンサイト1μm2当たり1.5個以下>
上記先行発明鋼板2と同様、焼戻しの際にマルテンサイト中に析出したセメンタイト粒子のサイズと存在数を制御することで、伸びと伸びフランジ性をともに向上させることができる。つまり、マルテンサイト中に適度に微細なセメンタイトの粒子を多量に分散させて、転位の増殖源として働かせることで加工硬化指数を大きくし、伸びの向上に寄与させつつ、伸びフランジ変形時において破壊の起点となる粗大なセメンタイト粒子の数を減少させることで、伸びフランジ性を改善することができる。
ここに、[%X]:成分元素Xの含有量(質量%)である。
ここに、HvF:フェライトの硬さ、VF:フェライトの面積率(%)、VM:マルテンサイトの面積率(%)である。
C:0.1〜0.3%
Cは、マルテンサイトの面積率およびマルテンサイト中に析出するセメンタイト量に影響し、強度および伸びフランジ性に影響する重要な元素である。0.1%未満では強度が確保できず、一方、0.3%超ではマルテンサイトの硬さが高くなりすぎて伸びフランジ性が確保できない。C含有量の範囲は、好ましくは0.12〜0.25%、さらに好ましくは0.14〜0.20%である。
Siは、固溶強化元素としてフェライト強化に寄与するとともに、焼戻し時におけるセメンタイト粒子の粗大化を抑制する効果を有し、粗大なセメンタイト粒子の生成を防止しつつ、適度に微細なセメンタイト粒子の数を増大させることで、伸びと伸びフランジ性の両立に寄与する有用な元素である。1.0%未満では、フェライト強化の効果が不足するとともに、焼戻し時における適度に微細なセメンタイト粒子の増加割合に対し、粗大なセメンタイト粒子の増加割合が過大となるため、伸びと伸びフランジ性を両立できず、一方、3.0%超では加熱時におけるオーステナイトの形成を阻害するため、マルテンサイトの面積率を確保できず、伸びフランジ性を確保できない。Si含有量の範囲は、好ましくは1.3〜2.7%、さらに好ましくは1.5〜2.5%である。
Mnは、上記Siと同様、焼戻し時におけるセメンタイトの粗大化を抑制する効果を有し、粗大なセメンタイト粒子の生成を防止しつつ、適度に微細なセメンタイト粒子の数を増大させることで、伸びと伸びフランジ性の両立に寄与するとともに、焼入れ性を確保するのに有用な元素である。0.1%未満では焼戻し時における適度に微細なセメンタイト粒子の増加割合に対し、粗大なセメンタイト粒子の増加割合が過大となるため、伸びと伸びフランジ性を両立できず、一方、5.0%超とすると焼入れ時(焼鈍加熱後の冷却時)にオーステナイトが残存し、伸びフランジ性を低下させる。Mn含有量の範囲は、好ましくは0.30〜2.5%、さらに好ましくは0.50〜2.0%である。
Pは不純物元素として不可避的に存在し、固溶強化により強度の上昇に寄与するが、 旧オーステナイト粒界に偏析し、粒界を脆化させることで伸びフランジ性を劣化させるので、0.1%以下とする。好ましくは0.05%以下、さらに好ましくは0.03%以下である。
Sも不純物元素として不可避的に存在し、MnS介在物を形成し、穴拡げ時に亀裂の起点となることで伸びフランジ性を低下させるので、0.1%以下とする。より好ましくは0.01%以下である。
Nも不純物元素として不可避的に存在し、歪時効により伸びと伸びフランジ性を低下させるので、低い方が好ましく、0.01%以下とする。
AlはNと結合してAlNを形成し、歪時効の発生に寄与する固溶Nを低減させることで伸びフランジ性の劣化を防止するとともに、固溶強化により強度向上に寄与する。0.01%未満では鋼中に固溶Nが残存するため、歪時効が起こり、伸びと伸びフランジ性を確保できず、一方、1.00%超では加熱時におけるオーステナイトの形成を阻害するため、マルテンサイトの面積率を確保できず、伸びフランジ性を確保できなくなる。
これらの元素は、セメンタイトの代わりに微細な炭化物として析出することで、伸びフランジ性の劣化を抑えつつ、析出強化量を高めるのに有用な元素である。各元素とも0.01%未満の添加では上記のような作用を有効に発揮しえず、一方、各元素とも1.0%を超える添加では析出強化が過剰となり、マルテンサイトの硬さが高くなりすぎ伸びフランジ性が低下してしまう。
これらの元素は、セメンタイトの成長を抑制することで、適度に微細なセメンタイトが得られやすくなり、伸びと伸びフランジ性のバランスを改善するのに有用な元素である。各元素とも0.05%未満の添加では上記のような作用を有効に発揮しえず、一方、各元素とも1.0%を超える添加では焼入れ時にオーステナイトが残存し、伸びフランジ性を低下させる。
これらの元素は、介在物を微細化し、破壊の起点を減少させることで、伸びフランジ性を向上させるのに有用な元素である。各元素とも0.0005%未満の添加では上記のような作用を有効に発揮しえず、一方、各元素とも0.01%を超える添加では逆に介在物が粗大化し、伸びフランジ性が低下する。
上記のような冷延鋼板を製造するには、まず、上記成分組成を有する鋼を溶製し、造塊または連続鋳造によりスラブとしてから熱間圧延を行なう。熱間圧延条件としては、仕上げ圧延の終了温度をAr3点以上に設定し、適宜冷却を行った後、450〜700℃の範囲で巻き取る。
焼鈍条件としては、前段の冷間圧延で加工硬化したフェライトの軟化を防止してフェライトの硬さを確保するため、上記先行発明鋼板2と異なり、焼鈍加熱温度:(Ac1+20℃)〜Ac3まで昇温速度1〜10℃/sで急速加熱し、焼鈍保持時間:300s以下と短時間保持した後、上記先行発明鋼板2と同じく、焼鈍加熱温度から直接Ms点以下の温度まで 50℃/s以上の冷却速度で急冷するのがよい。
焼鈍加熱時に、急速加熱し、二相域加熱温度に短時間保持することで、冷間圧延時に加工硬化されたフェライトの軟化を防止しつつ、所定量をオーステナイトに変態させ、その後の冷却時にオーステナイトから変態生成するマルテンサイトの面積率を50%以上70%未満確保するためである。
冷却中にオーステナイトからフェライトやベイナイト組織が形成されることを抑制し、マルテンサイト組織を得るためである。
焼戻し条件としては、上記焼鈍冷却後の温度から焼戻し加熱温度:500〜600℃まで10℃/s以上の平均加熱速度で加熱し、焼戻し保持時間:30s以内保持した後、10℃/s以上の平均冷却速度で冷却すればよい。
Claims (4)
- 質量%で(以下、化学成分について同じ。)、
C:0.1〜0.3%、
Si:1.0〜3.0%、
Mn:0.1〜5.0%、
P:0.1%以下、
S:0.1%以下、
N:0.01%以下、
Al:0.01〜1.00%
を含み、残部が鉄および不可避的不純物からなる成分組成を有し、
硬さ380超500Hv以下の焼戻しマルテンサイトが面積率で50%以上70%未満含み、残部が硬さ210〜300Hvのフェライトからなる組織を有し、
前記焼戻しマルテンサイト中におけるセメンタイト粒子の分布状態が、
円相当直径0.02μm以上0.1μm未満のセメンタイト粒子は、前記焼戻しマルテンサイト1μm2当たり20個以上で、
円相当直径0.1μm以上のセメンタイト粒子は、前記焼戻しマルテンサイト1μm2当たり1.5個以下である
ことを特徴とする伸びと伸びフランジ性のバランスに優れた高強度冷延鋼板。 - 成分組成が、更に、
Cr:0.01〜1.0%、および/または
Mo:0.01〜1.0%
を含むものである請求項1に記載の伸びと伸びフランジ性のバランスに優れた高強度冷延鋼板。 - 成分組成が、更に、
Cu:0.05〜1.0%、および/または
Ni:0.05〜1.0%
を含むものである請求項1または2に記載の伸びと伸びフランジ性のバランスに優れた高強度冷延鋼板。 - 更に、
Ca:0.0005〜0.01%、および/または
Mg:0.0005〜0.01%
を含むものである請求項1〜3のいずれか1項に記載の伸びと伸びフランジ性のバランスに優れた高強度冷延鋼板。
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