JP5300349B2 - モータ制御装置およびモータ地絡検出方法 - Google Patents
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Description
図1は、本発明の実施の形態1にかかるモータ制御装置の構成を示すブロック図である。より詳細には、実施の形態1にかかる地絡検出手段を電流制御のみを行うモータ制御装置に適用した場合の適用例を示す図である。図1に示すように、実施の形態1にかかるモータ制御装置は、交流直流変換部2、インバータ部3、電流検出部4、電流制御部5、および地絡検出部14を備えている。モータ制御装置の入力端には、三相交流電源1が接続され、出力端には、制御対象であるモータ6が接続されている。また、モータ6には、モータ6の可動子に関する位置・速度情報(モータの位置情報もしくは速度情報、またはモータを構成する磁極の位置情報もしくは速度情報など:以下「可動子位置・速度情報」という)を検出する検出部7が接続されており、検出部7が検出した可動子位置・速度情報の少なくとも一つは、モータ制御に必要な情報として、モータ制御装置に入力される構成となっている。
・モータ極数:8
・電源周波数:50Hz
・モータ回転数:200r/min
・地絡相:W相
・負荷なし
・モータ極数:8
・電源周波数:50Hz
・モータ回転数:200r/min
・地絡相:W相
・負荷あり
fev:電源周波数[Hz]
V:モータ回転数(r/min)
p:モータ極数
fn1:第1の地絡時周波数成分
fev:電源周波数[Hz]
V:モータ回転数(r/min)
p:モータ極数
fn2:第2の地絡時周波数成分
fev:電源周波数[Hz]
V:モータ回転数(r/min)
p:モータ極数
fn:第1,第2の地絡時周波数成分
(1)地絡時にモータが停止している場合は、三相交流電源の電源周波数成分が発生する。
(2)地絡時にモータが回転している場合は、2つの周波数成分が発生する。
(3)上記2つの周波数成分のうち、1つはモータ回転数が上昇するにつれて周波数が増加する成分(地絡時周波数成分1)である。
(4)もう1つの周波数成分は、モータ回転数が上昇するにつれて周波数が減少する成分(地絡時周波数成分2)である。
(5)地絡時周波数成分2は、周波数が減少した後、0Hzを境に周波数が増加しているが、マイナスの値にはなれない周波数成分が0Hzの線を境に、上部に折り返されて生じたのである。
(6)なお、図7に示したシミュレーション波形は、図12のモータ回転数200r/minのときの値に対応している。
つぎに、実施の形態2にかかるモータ制御装置について説明する。図16は、本発明の実施の形態2にかかるモータ制御装置の構成を示すブロック図である。実施の形態1のモータ制御装置が電流制御のみを行う構成であったのに対し、本実施の形態のモータ制御装置は、電流制御に加えて速度制御を行う制御部が付加されている。なお、図1と同一または同等の部分については、同一符号を付して示し、重複する内容は適宜省略した説明とする。
つぎに、実施の形態3にかかるモータ制御装置について説明する。図17は、本発明の実施の形態3にかかるモータ制御装置の構成を示すブロック図である。実施の形態2のモータ制御装置が、電流制御および速度制御を行う構成であったのに対し、本実施の形態のモータ制御装置は、さらに位置制御を行う制御部が付加されている。なお、図1または図16と同一または同等の部分については、同一符号を付して示し、重複する内容は適宜省略した説明とする。
2 交流直流変換部
3 インバータ部
4 電流検出部
4a,4b,4c 電流検出器
5 電流制御部
6 モータ
7 検出部
8 電流制御器
9 電流制御器
10 d,q軸→U,V,W相変換部
11 PWM波形生成部
12 U,V,W相→d,q軸変換部
13a,13b,31,34 減算器
14 地絡検出部
15 アース
16 地絡抵抗
17,18,19,27,28,29 交流電圧端子
20 平滑コンデンサ
21,22 直流電圧母線
23,24,25,26 直流電圧端子
35 地絡検出部
36 周波数抽出部
37 地絡診断部
38,39 フィルタ部
40 折点周波数算出部
41,42 周波数算出部
43,44a,44b,45,46a,46b 比較器
47,48,49,50,51 論理積回路
D1〜D6 整流用ダイオード
D7 還流ダイオード
S1〜S6 スイッチング素子
Claims (8)
- 交流電源から供給される電力に基づいて交流駆動されるモータを制御するモータ制御装置において、
前記モータに流れる電流を検出する電流検出部と、
前記モータの可動子の位置または速度に関する情報を検出する検出部と、
UVW三相座標系の出力値をdq2軸座標系の出力値に変換する第1の変換部、およびdq2軸座標系の出力値をUVW三相座標系の出力値に変換する第2の変換部を有し、前記電流検出部が検出したUVW三相座標系による検出値、および前記検出部が検出した可動子位置・速度情報に基づいて前記モータの駆動に必要な電流を制御する電流制御部と、
前記第1の変換部と前記第2の変換部との間の電流フィードバックループに流れる信号の周波数成分に基づいて前記モータの地絡の有無を検出する地絡検出部と、
を備えたことを特徴とするモータ制御装置。 - 前記地絡検出部への入力信号として、前記電流フィードバックループ内のq軸電流フィードバック成分、q軸電流偏差成分、d軸電流フィードバック成分、d軸電流偏差成分のうちの少なくとも一つを用いることを特徴とする請求項1に記載のモータ制御装置。
- 前記可動子位置・速度情報は、前記モータの位置情報もしくは速度情報、または前記モータを構成する磁極の位置情報もしくは速度情報であることを特徴とする請求項1または2に記載のモータ制御装置。
- 前記地絡検出部は、前記周波数抽出部が抽出した1または複数の信号を監視し、その監視結果に基づいて前記モータの地絡の有無を診断する地絡診断部を備えることを特徴とする請求項4に記載のモータ制御装置。
- 交流電源から供給される電力に基づいて交流駆動されるモータを制御するモータ制御装置において、
前記モータに流れる電流を検出する電流検出部と、
前記モータの可動子の位置または速度に関する情報を検出する検出部と、
前記検出部が検出した可動子速度情報に基づいて前記可動子の速度を制御する速度制御部と、
UVW三相座標系の出力値をdq2軸座標系の出力値に変換する第1の変換部、およびdq2軸座標系の出力値をUVW三相座標系の出力値に変換する第2の変換部を有し、前記電流検出部が検出したUVW三相座標系による検出値、前記検出部が検出した可動子位置・速度情報、および前記速度制御部が生成した電流指令に基づいて前記モータの駆動に必要な電流を制御する電流制御部と、
前記検出部と前記電流制御部との間の速度フィードバックループに流れる信号の周波数成分に基づいて前記モータの地絡の有無を検出する地絡検出部と、
を備えたことを特徴とするモータ制御装置。 - 交流電源から供給される電力に基づいて交流駆動されるモータを制御するモータ制御装置において、
前記モータに流れる電流を検出する電流検出部と、
前記モータの可動子の位置または速度に関する情報を検出する検出部と、
前記検出部が検出した可動子位置情報に基づいて前記可動子の位置を制御する位置制御部と、
前記検出部が検出した可動子速度情報に基づいて前記可動子の速度を制御する速度制御部と、
UVW三相座標系の出力値をdq2軸座標系の出力値に変換する第1の変換部、およびdq2軸座標系の出力値をUVW三相座標系の出力値に変換する第2の変換部を有し、前記電流検出部が検出したUVW三相座標系による検出値、前記検出部が検出した可動子位置・速度情報、前記速度制御部が生成した電流指令、および前記位置制御部が生成した位置指令に基づいて前記モータの駆動に必要な電流を制御する電流制御部と、
前記検出部と前記位置制御部との間の位置フィードバックループに流れる信号の周波数成分、または前記検出部と前記速度制御部との間の速度フィードバックループに流れる信号の周波数成分に基づいて前記モータの地絡の有無を検出する地絡検出部と、
を備えたことを特徴とするモータ制御装置。 - 交流電源から供給される電力に基づいて交流駆動されるモータに流れる電流を検出する電流検出部と、前記モータの可動子の位置または速度に関する情報を検出する検出部と、UVW三相座標系の出力値をdq2軸座標系の出力値に変換する第1の変換部、およびdq2軸座標系の出力値をUVW三相座標系の出力値に変換する第2の変換部を有し、前記電流検出部が検出したUVW三相座標系による検出値、および前記検出部が検出した可動子位置・速度情報に基づいて前記モータの駆動に必要な電流を制御する電流制御部と、を備えたモータ制御装置に適用され、前記モータに生起する可能性のある地絡を検出するモータ地絡検出方法であって、
前記第1の変換部と前記第2の変換部との間の電流フィードバックループに流れる信号の周波数成分を抽出する周波数抽出ステップと、
前記周波数抽出ステップによって抽出された周波数成分に特定の周波数成分が含まれているか否かを診断することにより前記モータの地絡の有無を検出する地絡検出ステップと、
を含むことを特徴とするモータ地絡検出方法。
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