JP5398815B2 - 永久磁石同期モータの駆動装置、空気調和装置、換気扇の駆動装置、洗濯機、自動車及び車両 - Google Patents
永久磁石同期モータの駆動装置、空気調和装置、換気扇の駆動装置、洗濯機、自動車及び車両 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5398815B2 JP5398815B2 JP2011266982A JP2011266982A JP5398815B2 JP 5398815 B2 JP5398815 B2 JP 5398815B2 JP 2011266982 A JP2011266982 A JP 2011266982A JP 2011266982 A JP2011266982 A JP 2011266982A JP 5398815 B2 JP5398815 B2 JP 5398815B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- voltage
- short
- permanent magnet
- synchronous motor
- inverter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Control Of Ac Motors In General (AREA)
- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
- Stopping Of Electric Motors (AREA)
Description
そのため、誘起電圧定数が大きい永久磁石同期モータを用いた場合、大きな回生電圧が発生し、電動機の駆動装置を構成する素子が耐圧破壊を起こし、発煙や発火に至る恐れがある。
そこで、従来のブラシレスモータの保護装置に、リレーなどの開閉器によりモータとインバータを切り離すことで、回生電圧に対して素子を保護する技術がある(例えば、特許文献1参照)。
本発明はかかる問題を解決するためになされたもので、永久磁石同期モータが強制的に回転させられた場合に生じる回生電圧を部品点数の増加なしに抑制して低コスト化できる永久磁石同期モータの駆動装置、空気調和装置、換気扇の駆動装置、洗濯機、自動車及び車両を得ることを目的とする。
図1は本発明の実施の形態1に係る永久磁石同期モータの駆動装置のブロック図、図2は同永久磁石同期モータの駆動装置のインバータの三相ブリッジの回路図、図3は同永久磁石同期モータの駆動装置のインバータの短絡動作状態の回路図、図4は同永久磁石同期モータの駆動装置のインバータの開放動作状態の回路図、図5は同永久磁石同期モータの駆動装置のインバータの短絡及び開放動作のフローチャート(直流電圧検出手段を用いた場合)、図6は同永久磁石同期モータの駆動装置のインバータの短絡および開放動作による直流電圧波形図、図7は同永久磁石同期モータの駆動装置のインバータの開放、間欠短絡、開放動作時のスイッチング波形を示す説明図、図8は同永久磁石同期モータの駆動装置のインバータの短絡および開放動作時間の比率制御を示すブロック図、図9は同永久磁石同期モータの駆動装置のコントローラの内部構成を示すブロック図である。
モータ駆動装置20は、インバータ40と、インバータ40を駆動制御するインバータ制御手段50と、永久磁石同期モータ30の線間を短絡するようにインバータ40を制御する短絡手段60と、永久磁石同期モータ30の線間を開放するようにインバータ40を制御する開放手段70と、短絡手段60と開放手段70とを交互に動作させる間欠短絡手段80と、直流電源10の直流電圧を検出する直流電圧検出手段90とを有して構成されている。
インバータ40は、直流電源10の正側に接続される還流ダイオード110が並列接続された3つのIGBTスイッチング素子100aと、直流電源10の負側に接続される還流ダイオード110が並列接続された3つのIGBTスイッチング素子100bとを有し、それぞれが直列に接続された構成となっており、正側と負側の中性点が永久磁石同期モータ30の各相に接続されている。
ここで、直流電源10の3つの正側スイッチング素子100aを上アーム、3つの負側スイッチング素子100bを下アームとして以下、説明する。
インバータ制御手段50は、直流電圧検出手段90の出力に基づいて、回生電圧を抑制するようにインバータ40を制御する。
即ち、永久磁石同期モータ30が駆動停止させられてインバータ40の上アームの3つの正側スイッチング素子100aと下アームの3つの負側スイッチング素子100bが全てオフのとき(このときを開放状態という)に、永久磁石同期モータ30が強制的に回転させられると回生電圧が発生する。
この回生電圧により上アームと下アームの還流ダイオード110に電流が流れて整流され、直流電圧が直流電源10に印加される。その直流電源10に印加される直流電圧を直流電圧検出手段90が検出し、その検出した直流電圧をインバータ制御手段50に出力している。
そして、インバータ制御手段50では、直流電圧検出手段90が検出する回生電圧に基づく直流電圧の出力が低下して第2の閾値である開放閾値を下回った際に(ステップS3)、図4に示すように、インバータ40のいままでオンしていた上アーム100aを全てオフさせ、もしくはいままでオンしていた下アーム100bを全てオフさせることで前述の短絡状態を解除し、結局上アーム100a及び下アーム100bを全てオフにして開放状態にする(ステップS4)。
このように、インバータ40と永久磁石同期モータ30の線間が短絡及び開放動作を繰り返すことで、永久磁石同期モータ30が強制的に回転させられた場合に生じる回生電圧をインバータ40の耐圧以下に抑制可能となり、インバータ40を構成するスイッチング素子などの耐圧破壊を保護することができる。
そのため、短絡動作を開始する短絡閾値と、開放動作を開始する開放閾値の二つの閾値を略同一の値にせず、また短絡閾値と開放閾値の関係を短絡閾値>開放閾値とすることで短絡および開放動作が頻繁に起こることを抑え、ノイズの発生を少なくできるため、ノイズによる誤動作のない信頼性の高い永久磁石同期モータの駆動装置を得ることができる。
但し、短絡閾値と開放閾値はノイズ等が発生しないようにある程度電圧差を持たせたほうがよい。そのときの直流電圧波形を図6に示す。
永久磁石同期モータ30を構成する永久磁石は大きな電流が流れると、磁力が低下して性能が劣化するおそれがある。
そこで、永久磁石同期モータ30の線間が開放動作から短絡動作に移行する前に、間欠短絡手段80により短絡と開放とを短時間のうちに交互に動作させて間欠短絡動作を行わせ、短絡する時間を徐々に長くしながら間欠的に短絡動作を行った後、短絡手段60により短絡動作を行うことで瞬間的に流れる電流を抑制することができる。
図7は、短絡、間欠短絡、開放動作へ移行する際のインバータ40の上アーム100aもしくは下アーム100bのスイッチング波形を示す。また、図7に示すように、間欠短絡動作時間tを任意に設計できるものとする。
また、間欠短絡手段80はタイマー等で時間の経過と共に短絡時間を徐々に長くするよう制御したり、PWM を用いて徐々にDutyを上げて短絡時間を長くするようにしても良い。
それは、例えば、図8に示すように直流電圧指令値を正、直流電圧検出手段90で検出した出力を負として加算器119で加算し、その偏差をコントローラ120の入力とし、偏差をなくすように短絡及び開放動作時間の比率を制御する。
この場合、開放動作時間を0に設定し、短絡動作時間だけ制御するようにすれば、前記短絡手段60と同様に機能し、逆に短絡動作時間を0に設定し、開放動作時間だけ制御するようにすれば、前記開放手段70として機能し、開放動作時間と短絡動作時間を一定の比率に設定すれば、間欠短絡手段80として機能することになる。
コントローラ120は、図9に示すように、例えば、比例動作、積分動作及び微分動作を行なうPID制御器などを用いてもよい。もちろん、偏差をなくすように制御できればよいので、他の制御器でも代用できることは言うまでもない。
また、例えばPID制御器の比例動作、積分動作及び微分動作のゲインを変えて応答を調整することにより、徐々に短絡及び開放動作時間の比率を変化させていき、前述の間欠短絡手段と等価な効果を得ることが出来る。
これにより、開放から短絡状態への移行時における瞬間的な電流を抑制することが可能となり、永久磁石同期モータ30の磁力低下を抑え、信頼性の高い永久磁石同期モータの駆動装置を得ることができる。
インバータ40は図3に示すようにIGBTスイッチング素子100a、100bとなっているが、MOSFETなどの他のスイッチング素子でも問題はない。
また、インバータ40は図3に示すように三相ブリッジ回路となっているが、二相の場合や複数のブリッジ回路で構成される場合も短絡および開放動作をするようにインバータ制御手段50で制御信号を入力することで同様の結果が得られることはいうまでもない。
これにより、例えば直流電源10が異常で短絡動作する閾値異常の電圧を供給した場合など、何らかの原因で短絡状態が停止できない場合や短絡状態が長時間(数秒〜数十分など)続く動作において、永久磁石同期モータ30が高温となり、永久磁石同期モータ30の巻線抵抗増加による省エネ性能低下や永久磁石同期モータ30の永久磁石の磁力が弱まり易い状態となるのを防ぐことができる。
これにより、永久磁石同期モータ30が高温となり、省エネ性能低下や永久磁石同期モータ30の永久磁石の磁力が弱まり易い状態となるのを防ぐことができる。
図10は本発明の実施の形態2に係る永久磁石同期モータの駆動装置のブロック図である。
図10において、10は直流電源、20はモータ駆動装置、30は永久磁石同期モータ、40はインバータ、50はインバータ制御手段、60は短絡手段、70は開放手段、80は間欠短絡手段である。
そして、インバータ40と永久磁石同期モータ30との間に、インバータ40が出力する交流電圧を検出する交流電圧検出手段130が設けられている。
この実施の形態2は、実施の形態1の図1に示す直流電圧検出手段90が交流電圧検出手段130に置き換わったもので、その他の構成は同じである。
つまり、インバータ制御手段50に取り込まれる物理量が直流電圧から交流電圧となり、第1の閾値と第2の閾値が交流の電圧値となることのみが実施の形態1の説明で異なる点であり、インバータ40やインバータ制御手段50での動作は同様となるため、重複する説明は省略する。
図11は本発明の実施の形態3に係る永久磁石同期モータの駆動装置のブロック図である。
図11において、10は直流電源、20はモータ駆動装置、30は永久磁石同期モータ、40はインバータ、50はインバータ制御手段、60は短絡手段、70は開放手段、80は間欠短絡手段、140は永久磁石同期モータ30の回転速度を検出する回転速度検出手段である。
この実施形態3は、実施の形態1の図1に示す直流電圧検出手段90が回転速度検出手段140に置き換わったもので、その他の構成は同じである。
つまり、インバータ制御手段50に取り込まれる物理量が直流電圧から回転速度となり、第1の閾値と第2の閾値が回転速度となることのみが実施の形態1の説明で異なる点であり、インバータ40やインバータ制御手段50での動作は同様となるため重複する説明は省略する。
図12は本発明の実施の形態4に係る永久磁石同期モータの駆動装置のブロック図、図13は同永久磁石同期モータの駆動装置のもう1つのブロック図である。
図12において、10は直流電源、20はモータ駆動装置、30は永久磁石同期モータ、40はインバータ、50はインバータ制御手段、60は短絡手段、70は開放手段、80は間欠短絡手段、90は直流電圧検出手段、130は交流電圧検出手段、140は回転速度検出手段である。
しかし、各検出手段が何らかの原因で機能しなくなると同時に短絡、間欠短絡、開放動作することができず、永久磁石同期モータ30が強制的に回転させられた場合に生じる回生電圧を抑制できなくなり、十分な安全性を確保できない。
そこで、図12に示すように三つの検出手段90、130、140を同時に使用し、故障していない少なくとも1つの検出手段の出力に基づいてインバータ制御手段50が短絡手段60と開放手段70を動作させて短絡と開放を行うようにすることで、より高い信頼性でインバータ回路40の保護が可能となる。
また、インバータ制御手段50が短絡手段60と、間欠短絡手段80と、開放手段70を動作させて短絡と間欠短絡と開放を行うようにすることで、より高い信頼性でインバータ回路40の保護が可能となると共に、間欠短絡動作を行うことにより、開放動作から短絡動作に移行する際の瞬間的に流れる電流を抑制することができる。
この場合、1つの検出手段の出力が用いられれば、他の検出手段の出力は用いないようにしている。
さらに、インバータ制御手段50が短絡手段60と、間欠短絡手段80と、開放手段70を動作させて短絡と間欠短絡と開放を行うようにすることで、より高い信頼性でインバータ回路40の保護が可能となると共に、間欠短絡動作を行うことにより、開放動作から短絡動作に移行する際の瞬間的に流れる電流を抑制することができる。
この場合も、1つの検出手段の出力が用いられれば、他の検出手段の出力は用いないようにしている。
このように、インバータ40の入力側に生じる直流電圧と出力側に生じる回転速度又は交流電圧の双方の出力を共に検出するようにしたのは、永久磁石同期モータ30が外部から強制的に回転させられることにより、直流電圧の昇圧、回転速度の増大又は交流電圧の昇圧が生じるからである。
そこで、上記のような電源装置150(コンバータなど)や電気機器160(圧縮機など)の異常動作や緊急停止などが原因で起こりうる直流電圧の昇圧に対しては短絡動作させないことでモータ駆動装置の通常動作を妨げることなく、より高い信頼性でインバータ回路40の保護が可能となる。
さらに、インバータ制御手段50が短絡手段60と、間欠短絡手段80と、開放手段70を動作させて短絡と間欠短絡と開放を行うようにすることで、より高い信頼性でインバータ回路40の保護が可能となると共に、間欠短絡動作を行うことにより、開放動作から短絡動作に移行する際の瞬間的に流れる電流を抑制することができる。
Claims (11)
- 直流電源の直流電圧を入力とし、永久磁石同期モータに電圧を出力するインバータと、
前記インバータの入力側に現れる直流の回生電圧を検出する直流電圧検出手段と、
前記インバータが出力する電圧を制御するインバータ制御手段を備え、
前記インバータ制御手段は、回生運転時に、
前記直流電圧検出手段が検出した回生電圧と予め設定した直流電圧指令値の偏差に基づいて、前記インバータと前記永久磁石同期モータの線間を開放させる時間と短絡させる時間の比率を可変とし、
前記直流電圧検出手段が検出した回生電圧が短絡電圧閾値を超える場合に、前記開放させる時間と前記短絡させる時間との比率を、0及び1以外の値であって徐々に前記短絡させる時間を長くする値とする間欠短絡動作をし、その後に前記開放させる時間の比率を0とする短絡動作をし、
前記直流電圧検出手段が検出した回生電圧が、前記短絡電圧閾値よりも小さい開放電圧閾値を下回った場合に、前記短絡させる時間の比率を0とする開放動作をする
ことを特徴とする永久磁石同期モータの駆動装置。 - 直流電源の直流電圧を入力とし、永久磁石同期モータに電圧を出力するインバータと、
前記永久磁石同期モータから出力される交流の回生電圧を検出する交流電圧検出手段と、
前記インバータが出力する電圧を制御するインバータ制御手段を備え、
前記インバータ制御手段は、回生運転時に、
前記交流電圧検出手段が検出した回生電圧と予め設定した交流電圧指令値の偏差に基づいて、前記インバータと前記永久磁石同期モータの線間を開放させる時間と短絡させる時間の比率を可変とし、
前記交流電圧検出手段が検出した回生電圧が短絡電圧閾値を超える場合に、前記開放させる時間と前記短絡させる時間との比率を、0及び1以外の値であって徐々に前記短絡させる時間を長くする値とする間欠短絡動作をし、その後に前記開放させる時間の比率を0とする短絡動作をし、
前記交流電圧検出手段が検出した減少する回生電圧が、前記短絡電圧閾値よりも小さい開放電圧閾値を下回った場合に、前記短絡させる時間の比率を0とする開放動作をする
ことを特徴とする永久磁石同期モータの駆動装置。 - 直流電源の直流電圧を入力とし、永久磁石同期モータに電圧を出力するインバータと、
前記永久磁石同期モータの回転速度を検出する回転速度検出手段と、
前記インバータが出力する電圧を制御するインバータ制御手段を備え、
前記インバータ制御手段は、回生運転時に、
前記回転速度検出手段が検出した回生時の出力と予め設定した回転速度指令値の偏差に基づいて前記インバータと前記永久磁石同期モータの線間を開放させる時間と短絡させる時間の比率を可変とし、
前記回転速度検出手段が検出した回転速度が短絡速度閾値を超える場合に、前記開放させる時間と前記短絡させる時間との比率を、0及び1以外の値であって徐々に前記短絡させる時間を長くする値とする間欠短絡動作をし、その後に前記開放させる時間の比率を0とする短絡動作をし、
前記回転速度検出手段が検出した回転速度が、前記短絡速度閾値よりも小さい開放速度閾値を下回った場合に、前記短絡させる時間の比率を0とする開放動作をする
ことを特徴とする永久磁石同期モータの駆動装置。 - 直流電源の直流電圧を入力とし、永久磁石同期モータに電圧を出力するインバータと、
前記インバータの入力側に現れる直流の回生電圧を検出する直流電圧検出手段と、
前記永久磁石同期モータから出力される交流の回生電圧を検出する交流電圧検出手段と、
前記永久磁石同期モータの回転速度を検出する回転速度検出手段と、
前記インバータが出力する電圧を制御するインバータ制御手段を備え、
前記インバータ制御手段は、回生運転時に、
前記直流電圧検出手段、前記交流電圧検出手段及び前記回転速度検出手段のいずれか一つの検出手段が検出した回生時の出力と予め設定した指令値の偏差に基づいて、前記インバータと前記永久磁石同期モータの線間を開放させる時間と短絡させる時間の比率を可変とし、
前記一つの検出手段が検出した出力が短絡出力閾値を超える場合に、前記開放させる時間と前記短絡させる時間との比率を、0及び1以外の値であって徐々に前記短絡させる時間を長くする値とする間欠短絡動作をし、その後に前記開放させる時間の比率を0とする短絡動作をし、
前記一つの検出手段が検出した出力が、前記短絡出力閾値よりも小さい開放出力閾値を下回った場合に、前記短絡させる時間の比率を0とする開放動作をする
ことを特徴とする永久磁石同期モータの駆動装置。 - 直流電源の直流電圧を入力とし、永久磁石同期モータに電圧を出力するインバータと、
前記インバータの入力側に現れる直流の回生電圧を検出する直流電圧検出手段と、
前記永久磁石同期モータから出力される交流の回生電圧を検出する交流電圧検出手段と、
前記永久磁石同期モータの回転速度を検出する回転速度検出手段と、
前記インバータが出力する電圧を制御するインバータ制御手段を備え、
前記インバータ制御手段は、回生運転時に、
前記直流電圧検出手段、前記交流電圧検出手段及び前記回転速度検出手段の三つの手段のうち、予め選択された二つの手段が検出した二つの回生時の出力のいずれかと予め設定した指令値の偏差に基づいて、前記インバータと前記永久磁石同期モータの線間を開放させる時間と短絡させる時間の比率を可変とし、
前記予め選択された二つの手段のうちの一方が検出した出力が第1の短絡出力閾値を超える場合、又は他方の検出した増大する出力が第2の短絡出力閾値を超える場合に、前記開放させる時間と前記短絡させる時間との比率を、0及び1以外の値であって徐々に前記短絡させる時間を長くする値とする間欠短絡動作をし、その後に前記開放させる時間の比率を0とする短絡動作をし、
前記予め選択された二つの手段のうちの一方が検出した出力が前記第1の短絡出力閾値よりも小さい第1の開放出力閾値を下回った場合、又は前記他方が検出した出力が前記第2の短絡出力閾値よりも小さい第2の開放出力閾値を下回った場合に前記短絡させる時間の比率を0とする開放動作をする
ことを特徴とする永久磁石同期モータの駆動装置。 - 前記インバータ制御手段はアナログ回路、またはデジタル回路、またはマイコンにより実現する
ことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の永久磁石同期モータの駆動装置。 - 請求項1〜6に記載の永久磁石同期モータの駆動装置を搭載した
ことを特徴とする空気調和装置。 - 請求項1〜6に記載の永久磁石同期モータの駆動装置を搭載した
ことを特徴とする換気扇の駆動装置。 - 請求項1〜6に記載の永久磁石同期モータの駆動装置を搭載した
ことを特徴とする洗濯機。 - 請求項1〜6に記載の永久磁石同期モータの駆動装置を搭載した
ことを特徴とする自動車。 - 請求項1〜6に記載の永久磁石同期モータの駆動装置を搭載した
ことを特徴とする車両。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011266982A JP5398815B2 (ja) | 2008-04-23 | 2011-12-06 | 永久磁石同期モータの駆動装置、空気調和装置、換気扇の駆動装置、洗濯機、自動車及び車両 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008112771 | 2008-04-23 | ||
JP2008112771 | 2008-04-23 | ||
JP2011266982A JP5398815B2 (ja) | 2008-04-23 | 2011-12-06 | 永久磁石同期モータの駆動装置、空気調和装置、換気扇の駆動装置、洗濯機、自動車及び車両 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008224963A Division JP4989591B2 (ja) | 2008-04-23 | 2008-09-02 | 永久磁石同期モータの駆動装置、空気調和装置、換気扇の駆動装置、洗濯機、自動車及び車両 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012050333A JP2012050333A (ja) | 2012-03-08 |
JP5398815B2 true JP5398815B2 (ja) | 2014-01-29 |
Family
ID=41454579
Family Applications (3)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008224963A Active JP4989591B2 (ja) | 2008-04-23 | 2008-09-02 | 永久磁石同期モータの駆動装置、空気調和装置、換気扇の駆動装置、洗濯機、自動車及び車両 |
JP2011266982A Active JP5398815B2 (ja) | 2008-04-23 | 2011-12-06 | 永久磁石同期モータの駆動装置、空気調和装置、換気扇の駆動装置、洗濯機、自動車及び車両 |
JP2011266903A Active JP5474034B2 (ja) | 2008-04-23 | 2011-12-06 | 永久磁石同期モータの駆動装置、空気調和装置、換気扇の駆動装置、洗濯機、自動車及び車両 |
Family Applications Before (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008224963A Active JP4989591B2 (ja) | 2008-04-23 | 2008-09-02 | 永久磁石同期モータの駆動装置、空気調和装置、換気扇の駆動装置、洗濯機、自動車及び車両 |
Family Applications After (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011266903A Active JP5474034B2 (ja) | 2008-04-23 | 2011-12-06 | 永久磁石同期モータの駆動装置、空気調和装置、換気扇の駆動装置、洗濯機、自動車及び車両 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (3) | JP4989591B2 (ja) |
Families Citing this family (40)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4989591B2 (ja) * | 2008-04-23 | 2012-08-01 | 三菱電機株式会社 | 永久磁石同期モータの駆動装置、空気調和装置、換気扇の駆動装置、洗濯機、自動車及び車両 |
FR2956379B1 (fr) | 2010-02-17 | 2012-08-24 | Technofan | Appareil de ventilation pour aeronef |
JP5857394B2 (ja) | 2010-09-15 | 2016-02-10 | 日産自動車株式会社 | インバータ装置及びインバータ制御方法 |
JP5433608B2 (ja) | 2011-03-03 | 2014-03-05 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | 電力変換装置 |
JP5618899B2 (ja) * | 2011-05-13 | 2014-11-05 | 日立アプライアンス株式会社 | モータ制御装置および空気調和機 |
JP5831060B2 (ja) * | 2011-09-08 | 2015-12-09 | 株式会社ジェイテクト | モータ制御装置及び車両用操舵装置 |
JP5923822B2 (ja) * | 2012-02-09 | 2016-05-25 | ミネベア株式会社 | ブラシレスモータの駆動制御装置 |
CN104145418B (zh) | 2012-03-07 | 2017-07-21 | 三菱电机株式会社 | 空调机 |
JP5998548B2 (ja) * | 2012-03-14 | 2016-09-28 | 富士電機株式会社 | 電力変換装置 |
JP6361018B2 (ja) * | 2014-02-24 | 2018-07-25 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | インバータ装置およびこれを備えた洗濯機 |
WO2015050068A1 (ja) | 2013-10-01 | 2015-04-09 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | 電力変換装置 |
JP2015094590A (ja) * | 2013-11-08 | 2015-05-18 | 日本無線株式会社 | レーダ空中線の輻射器回転数制御装置 |
JP2015144543A (ja) * | 2013-12-27 | 2015-08-06 | ダイキン工業株式会社 | モータ駆動装置 |
JP6405687B2 (ja) * | 2014-04-24 | 2018-10-17 | 株式会社デンソー | モータ制御装置及びモータ制御方法 |
CN104155564B (zh) * | 2014-08-28 | 2017-01-25 | 西安科技大学 | 无刷直流电机逆变器单管开路故障的诊断和定位方法 |
WO2016076429A1 (ja) * | 2014-11-14 | 2016-05-19 | アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 | インバータ制御装置及び車両用制御装置 |
DE102015201543A1 (de) * | 2015-01-29 | 2016-08-04 | Zf Friedrichshafen Ag | Ansteuerungsverfahren zur Stillstandssicherung einer elektrischen Maschine |
JP6314863B2 (ja) * | 2015-02-03 | 2018-04-25 | 株式会社デンソー | 電子制御装置 |
JP6455309B2 (ja) * | 2015-05-15 | 2019-01-23 | 日産自動車株式会社 | インバータ制御装置及びインバータ制御方法 |
JP6578789B2 (ja) * | 2015-07-28 | 2019-09-25 | 株式会社デンソー | 回転電機の制御装置 |
CN105958871A (zh) | 2016-03-09 | 2016-09-21 | 广东美的制冷设备有限公司 | 空调器及其压缩机的停机控制方法和装置 |
JP6324426B2 (ja) * | 2016-03-10 | 2018-05-16 | 三菱電機株式会社 | モータ駆動装置 |
CN107204730A (zh) * | 2016-03-18 | 2017-09-26 | 日立江森自控空调有限公司 | 电动机控制装置、空调机、压缩机以及制冷循环装置 |
JP2018042294A (ja) * | 2016-09-05 | 2018-03-15 | 日立ジョンソンコントロールズ空調株式会社 | 電力変換装置及びこれを備える空気調和機 |
JP6305495B1 (ja) | 2016-11-14 | 2018-04-04 | 三菱電機株式会社 | インバータ制御装置及びインバータ制御方法 |
JP6793597B2 (ja) * | 2017-05-10 | 2020-12-02 | 日立グローバルライフソリューションズ株式会社 | 洗濯機 |
JP6946758B2 (ja) * | 2017-06-08 | 2021-10-06 | 株式会社デンソー | 電動機制御装置 |
JP6411701B1 (ja) * | 2017-10-18 | 2018-10-24 | 日立ジョンソンコントロールズ空調株式会社 | 電力変換装置および冷凍空調機器 |
DE102019200181A1 (de) * | 2018-01-15 | 2019-07-18 | Continental Teves Ag & Co. Ohg | Verfahren zur Ansteuerung, Ansteuerschaltung, Bremssystem und Verwendung |
CN108565839A (zh) * | 2018-03-08 | 2018-09-21 | 精进电动科技股份有限公司 | 一种电机控制器的igbt驱动电路及电机控制器 |
CN108964572B (zh) * | 2018-06-28 | 2021-07-23 | 同济大学 | 一种用于电机主动短路控制的方法及系统 |
JP7089449B2 (ja) * | 2018-09-18 | 2022-06-22 | 東芝ライフスタイル株式会社 | 洗濯機のインバータ装置 |
WO2020095390A1 (ja) * | 2018-11-07 | 2020-05-14 | 三菱電機株式会社 | モータ駆動装置およびそれを用いた空気調和機 |
CN109905068A (zh) * | 2019-03-13 | 2019-06-18 | 阳光电源股份有限公司 | 电机控制器及其主动短路电路和方法 |
JP2020162254A (ja) * | 2019-03-26 | 2020-10-01 | 日本電産株式会社 | インバータ装置 |
CN113346804B (zh) * | 2020-03-02 | 2023-06-13 | 广东威灵电机制造有限公司 | 电机控制方法、电机控制装置、电机系统和存储介质 |
CN113346805B (zh) * | 2020-03-02 | 2022-05-20 | 广东威灵电机制造有限公司 | 电机控制方法、电机控制装置、电机系统和存储介质 |
JP7424172B2 (ja) | 2020-04-01 | 2024-01-30 | 富士電機株式会社 | モータ駆動装置、モータ駆動方法、およびモータ駆動プログラム |
JP7392570B2 (ja) * | 2020-05-21 | 2023-12-06 | 富士電機株式会社 | インバータ装置 |
DE112021007710T5 (de) | 2021-07-30 | 2024-03-14 | Fanuc Corporation | Motorantriebsvorrichtung mit überspannungsschutzschaltung |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0732627B2 (ja) * | 1987-02-19 | 1995-04-10 | 松下電器産業株式会社 | ブラシレスモ−タの保護装置 |
JPH07106073B2 (ja) * | 1989-04-19 | 1995-11-13 | 株式会社日立製作所 | モータの減速装置およびこれに用いられるモータ駆動回路あるいはミシンの制御装置 |
JPH04165976A (ja) * | 1990-10-29 | 1992-06-11 | Toshiba Corp | モータの駆動装置 |
JP4409144B2 (ja) * | 2002-03-22 | 2010-02-03 | パナソニック株式会社 | 洗濯機 |
JP4479422B2 (ja) * | 2004-08-31 | 2010-06-09 | パナソニック株式会社 | 洗濯機のモータ制御装置 |
JP2006197750A (ja) * | 2005-01-14 | 2006-07-27 | Mitsubishi Electric Engineering Co Ltd | モータ駆動制御装置 |
JP2007037382A (ja) * | 2005-07-29 | 2007-02-08 | Yaskawa Electric Corp | モータ制御装置およびその制御方法 |
DE102006003254A1 (de) * | 2006-01-24 | 2007-07-26 | Robert Bosch Gmbh | Verfahren zum Abschalten einer elektrischen Maschine im Falle einer Störung |
JP4989591B2 (ja) * | 2008-04-23 | 2012-08-01 | 三菱電機株式会社 | 永久磁石同期モータの駆動装置、空気調和装置、換気扇の駆動装置、洗濯機、自動車及び車両 |
-
2008
- 2008-09-02 JP JP2008224963A patent/JP4989591B2/ja active Active
-
2011
- 2011-12-06 JP JP2011266982A patent/JP5398815B2/ja active Active
- 2011-12-06 JP JP2011266903A patent/JP5474034B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2012050332A (ja) | 2012-03-08 |
JP2009284747A (ja) | 2009-12-03 |
JP2012050333A (ja) | 2012-03-08 |
JP5474034B2 (ja) | 2014-04-16 |
JP4989591B2 (ja) | 2012-08-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5398815B2 (ja) | 永久磁石同期モータの駆動装置、空気調和装置、換気扇の駆動装置、洗濯機、自動車及び車両 | |
JP5967299B2 (ja) | 電力変換装置及びその制御方法 | |
KR101277812B1 (ko) | 전력 변환 장치 | |
JP5630474B2 (ja) | インバータ | |
JP4752772B2 (ja) | 交流電動機の巻線切替装置及びその巻線切替システム | |
JP5077348B2 (ja) | モータ駆動装置、モータ装置、および集積回路装置 | |
JP5098599B2 (ja) | 空気調和機の圧縮機用ブラシレスモータ駆動装置 | |
JP5070799B2 (ja) | モータ駆動用インバータ制御装置とそれを備えた機器 | |
JP5396920B2 (ja) | 三相交流電動機駆動システムの巻線切替装置 | |
JP2004125209A (ja) | 空気調和機 | |
EP3672066A1 (en) | Control circuit for electric tool | |
JP7001895B2 (ja) | 電力変換器の制御回路 | |
JP2009100558A (ja) | モータ駆動用インバータ制御装置 | |
JP6250090B2 (ja) | 交流回転機の制御装置及び制御方法 | |
JP2019118245A (ja) | モータ制御装置 | |
JP4839700B2 (ja) | 発電機制御装置、および冷凍サイクル装置 | |
JP4561376B2 (ja) | インバータ回路及びモータ制御装置 | |
JP6244482B2 (ja) | モータ駆動装置 | |
CN112219350B (zh) | 马达驱动装置、马达驱动装置的控制装置、马达驱动装置的控制方法以及空气调节机 | |
JP6762175B2 (ja) | モータ制御装置および空気調和機 | |
WO2023079672A1 (ja) | モータ駆動装置及び冷凍サイクル適用機器 | |
CN112868155B (zh) | 电源电路、包括该电源电路的马达驱动电路以及包括该电源电路或该马达驱动电路的冷冻装置 | |
JP2009303322A (ja) | 制御装置一体型の三相電動機 | |
JP6851495B2 (ja) | 電動機制御装置 | |
JP4465762B2 (ja) | インバータ装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20111206 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130626 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130702 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130902 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130924 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20131022 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5398815 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |