JP5394718B2 - 顕微観察装置 - Google Patents
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このため、細胞画像を取得する顕微観察装置としては、マイクロプレートなどの容器の下方より観察する倒立顕微鏡型の光学配置を採用し、さらに視野位置変更、焦点合わせ、撮像などの画像取得に係わる一連の動作を自動化したものが望まれる。
一方、レーザ光束の径を瞳径の小さな高倍率の対物レンズに合わせて最適化すると、瞳径の大きな低倍率の対物レンズに切り換えた場合に焦点検出の精度が悪化する。
しかし、制御回路を介して焦点検出用光源のパワーを変化させる方法では、瞳径の小さい対物レンズを用いたときに、レーザ光のパワーが大きくなり過ぎ、対物レンズを外したときに、高出力のレーザ光が外部に出力されるなどの安全上の問題が生じるおそれがある。
本件出願人は、本発明に先立ち、透明基板における焦点合わせの対象となっていない側の表面からの反射光による悪影響を排除しながら、透明基板における焦点合わせの対象となっている側の表面からの反射光量を高い検出感度で検出して、この焦点合わせの対象となっている側の表面に焦点合わせを行うことを目的として、特願2007−316857号に記載の発明の焦点検出装置を想出した。
そこで、特願2007−316857号に記載の発明の焦点検出装置について説明する。
顕微鏡本体51は、被検物54を載置するXYステージ55を備えている。XYステージ55の下方には、対物レンズ56と、ハーフミラー57,70と、結像レンズ58と、CCDカメラ59とを備えている。XYステージ55は、水平面内(紙面に対して垂直な平面内)を移動可能に構成されている。対物レンズ56は、駆動部60を介して光軸方向に移動可能に構成されている。
被検物54は、公知の複数ウェルを有するポリスチレン等の光透過性部材で製作されたマイクロプレート54aを容器として使用し、培養液54b中で培養された細胞をマイクロプレート54aの底面部54a1の表面54a11に公知の技術によって固定化したものである。マイクロプレート54aの底面部54a1は、本発明における透明基板に相当する。なお、被検物54に用いる細胞は、さらに解析する項目に応じて適切な方法によって染色された細胞でもかまわない。また、使用する容器として、ここではプラスチック製のものを例示したが、底面にガラスを貼り付けたガラスボトムプレートでもかまわない。
焦点検出装置53は、対物レンズ56と、ハーフミラー57と、焦点検出ユニット53’とからなり、焦点検出ユニット53’は、顕微鏡本体51におけるハーフミラー57の反射光路上に配置され、λ/4板65と、レンズ63と、偏光ビームスプリッタ64と、マスク手段66と、偏光ビームスプリッタ64の透過光路上に配置された、焦点合わせ用の点光源67と、偏光ビームスプリッタ64の反射光路上に配置された、外乱光遮光部材68と、光検出器69とを備えている。焦点合わせ用の点光源67は、レーザダイオードで構成されていて、被検物54の透明基板(マイクロプレート54aの底面部54a1)に対して合焦信号を生成するための照明光を発するようになっている。外乱光遮光部材68は、後述するマスク手段66を通過し対物レンズ56を介して被検物54を照射し被検物54で反射されて光検出器69側へ向かう光のうち、所定の光路を外れた外乱光を遮光するように、光軸X2に沿う第2の仮想平面(図9では光軸X2を含む紙面に垂直な平面)で分割したときの一方の領域に設けられている。なお、外乱光遮光部材68は、所定の光路を外れた外乱光が殆ど発生しない場合には、その配置を省略してもよい。
光検出器69は、2分割フォトダイオードで構成されている。2分割フォトダイオードは、2つの受光部69a,69bを有している。2つの受光部69a,69bは、光軸X2に沿う仮想平面(図9では光軸X2を含む紙面に垂直な平面)を挟んで対称に配置されている。
第1の遮光部66aは、点光源67から発せられた照明光の光束のうち光軸X1に沿う第1の仮想平面(図9では光軸X1を含む紙面に垂直な平面)で分割したときの一方の領域を通る光束を遮光する形状及び大きさに形成されている。なお、本実施形態では、第1の遮光部66aは、矩形形状をしているが、この一方の片側部分の光束を遮光することができる形状であればどのような形状でもよい。
第2の遮光部66bは、光検出器69における一方の受光部と相似形状(ここでは矩形)に形成され、且つ、透明基板(マイクロプレート54aの底面部54a1)における第1又は第2の表面(底面部54a1の表面54a11又は表面54a12)のうち、一方の表面近傍に対物レンズ56の焦点が位置するときに、一方の表面からの反射光が2つの受光部69a,69bに入射するとともに他方の表面からの反射光が、例えば図11に示すように、第2の仮想平面で分割したときの一方の領域におけるその一方の領域に配置された受光部(図11の例では受光部69a)を外れた領域を通るように、点光源67から発せられた照明光の光束のうち光軸X1に沿う第1の仮想平面で分割したときの他方の領域を通る一部の光束を遮光するように構成されている。
すなわち、レーザダイオード67から発してマイクロプレート54aの底面部54a1で反射された光のうち、目的表面54a11で反射された光は、対物レンズ58を透過した後、受光素子69である2分割フォトディテクター上の結像点71に結像する。一方、目的表面54a11に対向する表面54a12で反射された光は、結像点71よりも遠い結像点73で結像する。
すなわち、レーザダイオード67から発してマイクロプレート54aの底面部54a1で反射された光のうち、目的表面54a12で反射された光は、対物レンズ58を透過した後、受光素子69である2分割フォトディテクター上の結像点73’に結像する。一方、目的表面54a12に対向する表面54a11で反射された光は、結像点73’よりも近い結像点71’で結像する。
即ち、図9の発明においては第2の遮光部66bによって遮光される分、第2の遮光部66bを設けない場合に比べて、マスク手段66を透過したときの光量が少なくなる。ところで、第2の遮光部66bで遮光される領域を通る光は、第2の遮光部66bを設けない場合には外乱光として焦点合わせに影響を与える光である。ここで、この第2の遮光部66bで遮光される領域を通る光を目的表面からの反射光となるべき光として用いることができるようにすれば、目的としない側の表面からの反射光を減らすことができるとともに、目的表面からの反射光が2分割フォトディテクターに入射する強度を強くすることができるので、より高精度な焦点合わせを行うことができるようになる。
また、対物レンズの瞳径は、一般に低倍率になるほど大きく、高倍率になるにしたがって小さくなるので、照明用光源からの光束の位置を調整できるようにすることにより、本件出願人は、瞳径の小さい高倍率の対物レンズから瞳径の大きい低倍率の対物レンズに切り換えたときに、点光源からの光束を図8の焦点検出装置におけるマスク手段66を介して遮光される領域に入らない位置を通るように位置調整可能な本発明を導出するに至った。
図1は本発明の第一実施形態にかかる顕微観察装置に備わる焦点検出装置の概略構成を示す説明図である。図2は図1の焦点検出装置におけるマスク手段で遮光されない照明光束が、光束入射位置調節手段を介して、対物レンズの瞳位置における入射位置を対物レンズの瞳径に応じた瞳内の所定位置に調節される状態を示す説明図で、(a)は上方から見た図、(b)は側方から見た図である。図3は図1の焦点検出装置に用いられている光束入射位置調節手段の構成を示す分解斜視図である。図4は光束入射位置調節手段による光束入射位置調節の原理説明図である。図5は光束入射位置調節手段による光束入射位置調節の一数値例を示す説明図である。図6は光束入射位置調節手段を構成するプリズムの屈折率n=1.51として径が2mmの光束のマージナル光線が対物レンズの瞳位置において光軸から4mmの位置に入射するようにする場合における、光束入射位置調節手段を構成するプリズムの傾斜面間の間隔と、光軸とプリズムの傾斜面とのなす角度との関係を示すグラフである。なお、説明の便宜上、図1では光束入射位置調節手段を光軸周りに90度回転させた状態で示してある。
焦点検出用光源1は、例えば、レーザダイオードなどの点光源で構成されていて、被検物としての透明基板(例えば、マイクロプレートの表面部又は底面部)Sの目的表面S1に対して合焦信号を生成するための照明光を発するようになっている。
コリメートレンズ2は、焦点検出用光源1からの光を平行光束に変換する。
マスク手段3は、点光源1から発せられた照明光の光束のうち光軸X1に沿う仮想平面(図1では光軸X1を含む紙面に垂直な平面)で分割したときの一方の領域を通る光束を遮光することが可能な形状及び大きさに形成されている。本実施形態では、マスク手段3は矩形形状に形成されている。なお、この一方の領域の光束を遮光することができる形状であればどのような形状でもよい。
偏光ビームスプリッタ5は、入射光のうちS偏光又はP偏光のいずれか一方の直線偏光成分を透過し、他方の直線偏光成分を反射する。
λ/4板6は、偏光ビームスプリッタ5の透過光路上に配置されており、偏光ビームスプリッタ5からの一方の直線偏光を円偏光に変換し、また、対物レンズ7からの円偏光を直線偏光を他方の直線偏光に変換する。
光検出器9は、2分割フォトダイオードで構成されている。2分割フォトダイオードは、2つの受光部9a,9bを有している。2つの受光部は、光軸X2に沿う仮想平面(図1では光軸X2を含む紙面に垂直な平面)を挟んで対称に配置されている。
第1のプリズム4aと第2のプリズム4bは、傾斜面4a2と傾斜面4b1とが互いに対向した状態で配置され、傾斜面4a2,4b1の間隔を調節可能に構成されている。
また、第1のプリズム4aと第2のプリズム4bは、焦点検出用光束を光軸X1に対称に分離するとともに、傾斜面4a2,4b1の間隔を調節することによって、分離した2つの光束の間隔を調節するように構成されている。
なお、ここでは、光束入射位置調節手段4は、瞳径の大きい対物レンズに切り換えたとき、被検物としての透明基板(例えば、マイクロプレートの底面部)Sにおける2つの表面のうち目的表面S1近傍に対物レンズ7の焦点が位置するとき、目的表面S1からの反射光が2分割フォトダイオードの2つの受光部に入射するとともに他方の表面からの反射光が第2の仮想平面で分割したときの一方の領域における当該領域に配置された受光部を外れた領域を通るような対物レンズ7の瞳10内の所定位置に、対物レンズ7の瞳10の位置における焦点検出用光束の入射位置を調節可能に構成されている(図2(a))。
α=π/2−θ
β=sin-1[nsin(π/2−θ)]
l=dsinθ
l/l1=cosβ よってl1=l/cosβ
γ=β−α
=β−(π/2−θ)
=β+θ−(π/2)
と表すことができる。
h2=l1sinγ
=l1sin[β+θ−(π/2)]
=(l/cosβ)sin[β+θ−(π/2)]
=(dsinθ/cosβ)sin[β+θ−(π/2)]
よって、
d=h2(cosβ/sinθ)sin[β+θ−(π/2)]
となる。
図5の例では、第1のプリズム4a、第2のプリズム4bの屈折率n=1.51、傾斜第1のプリズム4aの出射面(傾斜面)4a2と光軸X1とのなす角度が60度である。第1のプリズム4aの出射面(傾斜面)4a2と第2のプリズム4bの入射面4b1との間隔を0.74mmあけると、径が2mmの光束のマージナル光線が対物レンズ7の瞳10の位置において光軸から4mmの位置に入射することができるようになっている。
そこで、対物レンズ7の瞳10の径が10mmであるような場合、図5に示すように構成された光束入力位置調節手段4のプリズム4a,4bの傾斜面4b2,4b1の間隔を調節することで、入射光束をノイズとはならない好適な位置に調節できる。
図7は本発明の第二実施形態にかかる顕微観察装置に備わる焦点検出装置の概略構成を側方からみた説明図で、(a)は瞳径の大きな対物レンズを用いた場合における、光束入射位置調節手段による光束入射位置の調節状態を示す図、(b)は透明基板の焦点合わせの対象になっている側の表面で反射された光と焦点合わせの対象となっていない側の表面で反射された光に関し、(a)の状態での2分割フォトディテクターとの位置関係を示す図であり、(c)は瞳径の小さな対物レンズを用いた場合における、光束入射位置調節手段による光束入射位置の調節状態を示す図である。
第二実施形態の焦点検出装置では、光束入射位置調節手段4は、互いの上下を逆向きにして配置された、頂角の等しい2つのプリズム4a’,4b’で構成されている。
第1のプリズム4a’は、入射側が平面4a1’、出射側が傾斜面4a2’で構成されている。
第2のプリズム4b’は、入射側が傾斜面4a2’に平行な傾斜面4b1’、出射側が平面4b2’で構成されている。
また、第1のプリズム4a’と第2のプリズム4b’は、傾斜面4a2’,4b1’の間隔を調節することによって、焦点検出用光束を光軸X1と垂直な方向にシフトするように構成されている。
そして、光束入射位置調節手段4は、第1のプリズム4aと第2のプリズム4bの間隔を調整することにより、対物レンズ7の瞳10の位置における焦点検出用光束の入射位置を対物レンズ7の瞳10の径に応じた瞳10内の所定位置に調節することができるようになっている。
その他の構成は、第一実施形態の焦点検出装置と略同じである。
そこで、瞳径の大きい対物レンズを用いた場合には、図7(a)に示すように、プリズム4a’とプリズム4b’との間隔を広げて、焦点検出用光束の対物レンズ7の瞳10位置での入射位置を、瞳10内における光軸X1から離れた所定位置(ノイズとはならない好適な位置)に調節する。
このとき、図7(b)に示すように、透明基板の焦点合わせの対象になっている側の表面で反射された光は、ほぼ点に近い状態に集光して2分割フォトディテクターに入射し、2分割フォトディテクターの双方の受光部で均等な光量が検出される。一方、焦点合わせの対象となっていない側の表面で反射された光は、結像しない状態で2分割フォトディテクター側に向かうが、この光のうち2分割フォトディテクターに入射しうる領域の光は、そのすべてが、2分割フォトディテクターから外れた位置を通る。
一方、瞳径の小さい対物レンズを用いた場合には、図7(c)に示すように、プリズム4a’とプリズム4b’との間隔を狭めて、焦点検出用光束の対物レンズ7の瞳10位置での入射位置を、瞳10内に入るように調節する。
しかも、第二実施形態の焦点検出装置によれば、入射光束位置調節手段を構成するプリズムが一種類で済みしかも形状が単純であるため、その分、構成を簡単化できコスト低減に寄与できる。
図8(a)は本発明の第三実施形態にかかる顕微観察装置に備わる焦点検出装置の概略構成を示す説明図、(b)は透明基板の焦点合わせの対象になっている側の表面で反射された光と焦点合わせの対象となっていない側の表面で反射された光に関し、焦点検出装置内の光検出器である2分割フォトディテクターとの位置関係を示す図である。
第三実施形態の焦点検出装置では、光束入射位置調節手段4が、入射側が平面4a1”、出射側が光軸X1に対称な円錐形状に凹んだ傾斜面4a2”で構成された第1の円錐レンズ4a”と、入射側が第1の円錐レンズ4a”の傾斜面4a2”の凹んだ円錐形状に一致する、光軸X11に対称な円錐形状に突出した傾斜面4b1”、出射側が平面4b2”で構成された第2の円錐レンズ4b”とで構成されている。
そして、光束入射位置調節手段4は、焦点検出用光束を光軸を中心とした同心円状に変形し、円錐レンズ4a”,4b”の傾斜面4a2”,4b1”の間隔を大きくすることによって、変形した光束を光軸X1から離れる方向にシフトするようになっている。
その他の構成は、第一実施形態の焦点検出装置と略同じである。
したがって、図8(b)に示すように、透明基板の焦点合わせの対象になっている側の表面で反射された光は、ほぼ点に近い状態に集光して2分割フォトディテクターに入射し、2分割フォトディテクターの双方の受光部で均等な光量が検出される。一方、焦点合わせの対象となっていない側の表面で反射された光は、結像しない状態で2分割フォトディテクター側に向かうが、この光のうち2分割フォトディテクターに入射しうる領域の光は、そのすべてが、2分割フォトディテクターから外れた位置を通る。
その他の作用効果は、第一実施形態の焦点検出装置と略同じである。
そこで、上記各実施形態の焦点検出装置においても、マスク手段3とともに、図9の焦点検出装置において示したマスク手段66(図10)をマスク手段3と切り換え可能に備えておき、瞳径の小さい対物レンズを用いた場合には、マスク手段3からマスク手段66に切り換えるようにするのが好ましい。そのようにすれば、瞳径の小さい対物レンズを用いたときに、焦点合わせ信号に悪影響を及ぼすことなく、高精度な焦点合わせを行うことができるようになる。
そのようにすれば、光束入射位置調節手段4を構成する光学部材を小さくすることができ、光束入射位置調節手段4の配置スペースを小さくすることができる。
2 コリメートレンズ
3 マスク手段
4 光束入射位置調節手段
4a,4a’ 第1のプリズム
4a1,4a1’,4a1” 平面
4a2 光軸に対称なV字形状に凹んだ傾斜面
4a2’ 傾斜面
4a2” 光軸に対称な円錐形状に凹んだ傾斜面
4b,4b’ 第2のプリズム
4b1 第1のプリズム4aの傾斜面4a2のV字形状に一致する光軸に対称なV字形状に突出した傾斜面
4b1’ 傾斜面4a2’に平行な傾斜面
4b2,4b2’ 平面
5 偏光ビームスプリッタ
6 λ/4板
7 対物レンズ
8 結像レンズ
9 光検出器
9a,9b 受光部
10 入射瞳
51 顕微鏡本体
52 落射照明装置
53 焦点検出装置
53’ 自動焦点検出ユニット
54 被検物
54a マイクロプレート
54a1 底面部
54a11,54a12 底面部4a1の表面
54b 培養液
55 XYステージ
56 対物レンズ
57,70 ハーフミラー
58 結像レンズ
59 CCDカメラ
60 駆動部
61 光源
62,63 レンズ
64 偏光ビームスプリッタ
65 λ/4板
66 マスク手段
66a 第1の遮光部
66b 第2の遮光部
67 点光源
68 外乱光遮光部材
69 光検出器
69a,69b 受光部
S 被検出表面を有する透明基板
S1 目的表面
Claims (2)
- 瞳径の異なる複数の対物レンズを切り換え可能に有する倒立型顕微鏡と、前記倒立型顕微鏡の焦点を検出する焦点検出装置と、を備えた顕微観察装置において、
前記倒立型顕微鏡は、前記対物レンズを介して底面部が透明基板からなる容器を含む被検物を照明する観察用照明光を発する光源と、前記被検物からの光が導かれるCCDカメラと、を備え、
前記焦点検出装置は、前記対物レンズを介して被検物の目的表面に対して合焦信号を生成するための合焦信号生成用照明光を発する焦点検出用光源と、前記合焦信号を検出するための光検出器と、前記瞳径の異なる複数の対物レンズの各々の瞳径に合わせて、調光がされていない前記合焦信号生成用照明光の光束の前記対物レンズの瞳位置における入射位置を、前記透明基板の内側表面と外側表面のうちの一方の表面近傍に前記対物レンズの焦点が位置するときに、該一方の表面からの反射光が前記光検出器の受光部に入射するとともに他方の表面からの反射光が該受光部を外れた領域を通るような該対物レンズの瞳内の所定位置に、調節可能な光学部材からなる光束変更手段と、を備えたことを特徴とする顕微観察装置。 - 前記目的表面は、前記透明基板の内側表面であることを特徴とする請求項1に記載の顕微観察装置。
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