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JP5386232B2 - 紫外線照射装置 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体ウエハの表面に貼付けられた紫外線硬化型の保護テープを剥離処理する前に、保護テープに紫外線を照射してその接着力を低減する紫外線照射装置に関する。
半導体ウエハ(以下、単に「ウエハ」という)を薄型加工する手段として、研削や研磨などの機械的方法、またはエッチングを利用した化学的方法などを利用してウエハの裏面を加工してその厚みを薄くしている。また、これらの方法を利用してウエハを加工する際、配線パターンの形成されたウエハ表面を保護するために、その表面に保護テープが貼付けられる。保護テープが貼付けられて研磨処理されたウエハは、リングフレームに支持用の粘着テープを介して裏面から接着保持される。その後、リングフレームに保持されたウエハの表面から保護テープを剥離除去する。
この保護テープを剥離除去する方法としては、保護テープの表面に接着力の強い剥離テープを貼付け、その剥離テープを剥離することでウエハ表面から保護テープと一体にして剥離除去するものが知られている(特許文献1を参照)。
また、保護テープとしては紫外線硬化型のものが使用されており、剥離前に紫外線が照射され、その接着力が弱められている。当該紫外線を照射する装置としては、ガイドレールに沿って往復移動可能に構成された吸着テーブルに保護テープ付きにウエハを吸着保持し、往復移動させる間に上方に縦横に複数個の紫外線発光ダイオードを配列して構成した紫外線照射装置から保護テープに紫外線を照射している。(特許文献2を参照)。
特開平5−63077号公報 特開2006−40944号公報
しかしながら、上記従来方法では次のような問題がある。
すなわち、上記した紫外線照射装置は、吸着テーブルをガイドレール上で往復移動させなければならないので、設置面積が大きくなるといった問題がある。
また、ガイドレール上をインラインで移動してゆくウエハの全域の照度が一定になるように、ウエハの直径を超える範囲までに紫外線発光ダイオードを縦横に複数個配列して配備する必要がある。したがって、紫外線発光ダイオードの個数が多くなり装置が大型化し、かつ、重量が重くなるといった問題もある。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであって、装置を小型化し、従来からの保護テープ剥離装置に組み込むことができて安価に構成することのできる紫外線照射装置を提供することを主たる目的とする。
この発明は、このような目的を達成するために、次のような構成をとる。
すなわち、半導体ウエハの表面に貼付けられた紫外線硬化型の保護テープに紫外線を照射する紫外線照射装置であって、
前記保護テープが貼付けられた半導体ウエハを載置保持する保持テーブルと、
前記保持テーブルを回転駆動させる駆動手段と、
少なくとも前記半導体ウエハの半径方向に配列した複数個の紫外線発光ダイオードと、
複数個の前記紫外線発光ダイオードと対向する位置に回転移動するとともに、半導体ウエハの載置位置まで下降し、各紫外線発光ダイオードの照度を測定するセンサと、
前記紫外線発光ダイオードごとに高さを変更させる昇降駆動機構と、
前記センサの検出結果に基づいて、保護テープ表面の単位面積当たりの積算光量が一定になるように、昇降駆動機構を作動させて各紫外線発光ダイオードの高さ調節する高さ制御部とを備え、
前記保護テープ付きの半導体ウエハを載置保持した保持テーブルを回転させながら紫外線発光ダイオードから保護テープ表面に向けて紫外線を照射したとき、当該保護テープの紫外線の照射領域における積算光量が一定になるように構成した
ことを特徴とする。
(作用・効果) この構成によれば、少なくともウエハの半径方向に沿って複数個の紫外線発光ダイオードを列配、例えば1列のみを配列し、保持テーブルを回転させることにより、ウエハ表面に貼付けられた保護テープ全域において紫外線の積算光量を一定にすることができる。すなわち、保持テーブルをガイドレールに沿って往復移動させる必要もなければ、ウエハの直径を超える範囲まで縦横に複数個の紫外線発光ダイオードをマトリックス状に配備する必要がないので、装置構成を小型化できる。
なお、保持テーブルを回転させた場合、中心から外方に向かうにつれて回転周速度が速くなるので、上記構成において保護テープの全域において紫外線の積算光量が一定になるように、次のように構成することが好ましい。
た、この構成によれば、ウエハの中心よりも高さが低く保護テープ表面までの距離が短くなった外方の部分における紫外線の照度が高くなる。すなわち、紫外線強度も高くなる。さらに、センサによって測定した照度に基づいて、保護テープ表面の単位面積当たりの紫外線の積算光量がより精度よく調節される。したがって、紫外線照射時の環境変化に関わらず、常に安定した状態で保護テープに紫外線の照射が可能になる。
さらに、上記各構成において、前記保護テープの周縁部に照射する補助用の紫外線発光ダイオードを備えることが好ましい。
保護テープをウエハに貼り付けた場合、ウエハの周縁部に紫外線硬化型の粘着剤がはみ出ていることがある。従来装置を用いて当該粘着剤を硬化させる場合、硬化を妨げる要因である酸素を除去するために、チャンバー内に窒素をパージして紫外線を照射している。しかしながら、強度の高い紫外線を粘着剤に直接に照射することにより、窒素をパージせずとも硬化可能であることが分かった。
そこで、この構成によれば、保護テープ全面に照射した紫外線の強度よりも高い紫外線をウエハエッジ部分に照射が可能となる。つまり、全ての粘着剤を略同等に硬化させ、その接着力を低減することができる。したがって、後工程での保護テープ剥離処理時に、ウエハエッジ部分の粘着剤の未硬化が起因して発生する破損やウエハエッジへの粘着剤の残渣をなくすことができる。
本発明の紫外線照射装置によれば、小型で安価に構成しつつも、保護テープ全域における紫外線の積算光量を一定にすることができる。
半導体ウエハマウント装置の全体を示す斜視図である。 紫外線照射装置の正面である。 紫外線照射装置の平面図である。 紫外線の照度変化と積算光量を示す図である。 剥離機構の動作を示す斜視図である。 紫外線照射装置の別実施例を示す正面図である。 紫外線照射装置の別実施例を示す正面図である。 紫外線照射装置の別実施例を示す正面図である。 遮光板のスリットを通して紫外線を照射したときの説明図である。 紫外線照射装置の別実施例を示す正面図である。 紫外線照射装置の別実施例を示す正面図である。 紫外線照射装置の別実施例を示す正面図である。 紫外線照射装置の別実施例のダイオードの配列を示す平面図である。 紫外線照射装置の別実施例を示す正面図である。
以下、図面を参照して本発明の紫外線照射装置を備えた半導体ウエハマウント装置の実施例を説明する。
図1は、この発明の一実施例に係り、半導体ウエハマウント装置の全体構成を示した破断斜視図である。
この半導体ウエハマウント装置1は、バックグラインド処理を施した半導体ウエハW(以下、単に「ウエハW」という)を多段に収納するカセットCが装填されるウエハ供給部2と、ロボットアーム4と押圧機構5とを備えたウエハ搬送機構3と、ウエハWの位置合わせをするアライメントステージ7と、アライメントステージ7に載置されたウエハWに向けて紫外線を照射する紫外線照射装置14と、ウエハWを吸着保持するチャックテーブル15と、リングフレームfが多段に収納されたリングフレーム供給部16と、リングフレームfをダイシング用テープである粘着テープDTに移載するリングフレーム搬送機構17と、粘着テープDTをリングフレームfの裏面から貼り付けるテープ処理部18と、粘着テープDTが貼り付けられたリングフレームfを昇降移動させるリングフレーム昇降機構26と、粘着テープDTが貼り付けられたリングフレームfにウエハWを貼り合わせて一体化したマウントフレームMFを作製するマウントフレーム作製部27と、作製されたマウントフレームMFを搬送する第1マウントフレーム搬送機構29と、ウエハWの表面に貼り付けられた保護テープPTを剥離する剥離機構30と、剥離機構30で保護テープPTが剥離されたマウントフレームMFを搬送する第2マウントフレーム搬送機構35と、マウントフレームMFの方向転換および搬送を行うターンテーブル36と、マウントフレームMFを多段に収納するマウントフレーム回収部37とから構成されている。
ウエハ供給部2には図示されていないカセット台が備えられている。このカセット台に、保護テープPTがパターン面(以下、適宜に「表面」という)に貼付けられたウエハWを多段に収納したカセットCが載置されるようになっている。このとき、ウエハWはパターン面を上向きにした水平姿勢を保っている。
ウエハ搬送機構3は、図示しない駆動機構によって旋回および昇降移動するように構成されている。つまり、後述するロボットアーム4のウエハ保持部や、押圧機構5に備わった押圧プレート6の位置調整を行うとともに、ウエハWをカセットCからアライメントステージ7に搬送するようになっている。
ウエハ搬送機構3のロボットアーム4は、その先端に図示しない馬蹄形をしたウエハ保持部を備えている。また、ロボットアーム4は、カセットCに多段に収納されたウエハW同士の間隙をウエハ保持部が進退可能に構成されている。なお、ロボットアーム先端のウエハ保持部には吸着孔が設けられており、ウエハWを裏面から真空吸着して保持するようになっている。
ウエハ搬送機構3の押圧機構5は、その先端にウエハWと略同形状をした円形の押圧プレート6を備えており、この押圧プレート6がアライメントステージ7に載置されたウエハWの上方に移動するように、アーム部分が進退可能に構成されている。
押圧機構5は、後述するアライメントステージ7の保持テーブル8にウエハWが載置されたときに、吸着不良が発生した場合に作動するようになっている。具体的には、ウエハWに反りが発生してウエハWを吸着保持できないとき、押圧プレート6がウエハWの表面を押圧し、反りを矯正して平面状態にする。この状態で保持テーブル8がウエハWを裏面から真空吸着するようになっている。
アライメントステージ7は、載置されたウエハWをその周縁に備えられたオリエンテーションフラットやノッチなどに基づいて位置合わせを行うとともに、ウエハWの裏面全体を覆って真空吸着する保持テーブル8と、保持テーブル8と回転させるモータMとが備えられている。
アライメントステージ7は、ウエハWを載置して位置合わせを行う初期位置と、後述するテープ処理部18の上方に多段に配備されたチャックテーブル15とリングフレーム昇降機構26との中間位置とにわたってウエハWを吸着保持した状態で搬送移動できるように構成されている。つまり、アライメントステージ7は、ウエハWの反りを矯正して平面状態に保持したまま次の工程まで搬送する。
紫外線照射装置9は、初期位置にあるアライメントステージ7の上方に位置している。紫外線照射装置9は、ウエハWの表面に貼付けられた紫外線硬化型粘着テープである保護テープPTに向けて紫外線を照射する。つまり、紫外線の照射によって保護テープPTの粘着剤を硬化させて、その接着力を低減させるようになっている。その構造が図2および図3に示されている。
すなわち、紫外線照射装置9には、アライメントステージ7の中心側の基部から外方に伸びる支持板10に沿って複数個の紫外線発光ダイオード11(以下、単に「ダイオード11」という)が所定間隔をおいて1次元アレー状に配備して構成した紫外線照射ユニット12と、紫外線照射ユニット12と対向する下方の位置に移動して紫外線の照度を測定する照度センサ13とが備えられている。
紫外線照射ユニット12の各ダイオード11は、パワーアンプ14を備えている。当該パワーアンプ14は、照度センサ13により測定された測定結果に基づいて、制御装置56の演算処理部57によって算出された出力電圧に変更されるように構成されている。つまり、保持テーブル8の回転速度から求まるウエハ半径方向の各紫外線照射位置における回転周速度と各照射部位における紫外線強度から求まる積算光量が、図4に示されるように、保護テープ表面の全域において一定になるように、各ダイオード11の出力電圧が調節される。
照度センサ13は、個別の照度センサを連続して配列あるいはダイオード11を等間隔の配列で構成してもよいし、ラインセンサで構成してもよい。当該照度センサ13の紫外線受光部がウエハ中心までおよぶ位置になるように、中心から僅かにずれた図中右寄りの位置で昇降可能に、かつ、回転可能な軸心Zに取り付けられている。すなわち、アライメントステージ7の保持テーブル8がウエハWを受け取り、位置合わせのために回転するときのウエハ表面の高さで、かつ、紫外線照射ユニット12に対向する位置で紫外線の照度を測定できるように構成されている。
図1に戻り、チャックテーブル15は、ウエハWの表面を覆って真空吸着できるようにウエハWと略同一形状の円形をしており、テープ処理部18の上方の待機位置からウエハWをリングフレームfに貼り合わせる位置にわたって昇降移動するようになっている。つまり、チャックテーブル15は、保持テーブル8によって反りを矯正されて平面状態に保持されたウエハWと当接し、吸着保持するようになっている。
また、チャックテーブル15は、後述する粘着テープDTが裏面から貼付けられたリングフレームfを吸着保持するリングフレーム昇降機構26の開口部に収まってウエハWがリングフレームfの中央の粘着テープDTに近接する位置まで降下するようになっている。このとき、チャックテーブル15とリングフレーム昇降機構26とは、図示しない保持機構によって保持されている。
リングフレーム供給部16は底部に滑車が設けられたワゴン状のものであって、装置本体内に装填されるようになっている。また、その上部が開口して内部に多段に収納されているリングフレームfをスライド上昇させて送り出すようになっている。
リングフレーム搬送機構17は、リングフレーム供給部16に収納されているリングフレームfを上側から1枚ずつ順番に真空吸着し、図示しないアライメントステージと、粘着テープDTを貼り付ける位置とにリングフレームfを順番に搬送するようになっている。また、リングフレーム搬送機構17は、粘着テープDTの貼付の際、粘着テープDTの貼付位置でリングフレームfを保持する保持機構としても作用している。
テープ処理部18は、粘着テープDTを供給するテープ供給部19、粘着テープDTにテンションをかける引張機構20、粘着テープDTをリングフレームfに貼り付ける貼付ユニット21、リングフレームfに貼り付けられた粘着テープDTを裁断するカッター機構24、カッター機構24によって裁断された後の不要なテープをリングフレームfから剥離する剥離ユニット23、および裁断後の不要な残存テープを回収するテープ回収部25とを備えている。
引張機構20は、粘着テープDTを幅方向の両端から挟み込んで、テープ幅方向にテンションをかけるようになっている。つまり、柔らかい粘着テープDTを用いると、テープ供給方向に加わるテンションによって、その供給方向に沿って粘着テープDTの表面に縦皺が発生してしまう。この縦皺を回避してリングフレームfに粘着テープDTを均一に貼り付けるために、テープ幅方向側からテンションをかけている。
貼付ユニット21は、粘着テープDTの上方に保持されたリングフレームfの斜め下方(図1では左斜め下)の待機位置に配備されている。この貼付ユニット21に設けられた貼付ローラ22は、粘着テープDTの貼付位置にリングフレーム搬送機構17によってリングフレームfが搬送および保持され、テープ供給部19からの粘着テープDTの供給が開始されると同時に、テープ供給方向の右側の貼付開始位置に移動する。
貼付開始位置に到達した貼付ローラ22は、上昇して粘着テープDTをリングフレームfに押圧して貼付け、貼付開始位置から待機位置方向に転動して粘着テープDTを押圧しながらリングフレームfに貼付けるようになっている。
剥離ユニット23は、カッター機構24によって裁断された粘着テープDTの不要な部分をリングフレームfから剥離するようになっている。具体的には、リングフレームfへの粘着テープDTの貼付けおよび裁断が終了すると、引張機構20による粘着テープDTの保持が開放される。次いで、剥離ユニット23が、リングフレームf上をテープ供給部19側に向かって移動し、裁断後の不要な粘着テープDTを剥離する。
カッター機構24は、リングフレームfが載置された粘着テープDTの下方に配備されている。粘着テープDTが貼付ユニット21によってリングフレームfに貼付けられると、引張機構20による粘着テープDTの保持が開放され、このカッター機構24が上昇する。上昇したカッター機構24は、リングフレームfに沿って粘着テープDTを裁断する。
リングフレーム昇降機構26は、リングフレームfに粘着テープDTを貼付ける位置の上方の待機位置にある。このリングフレーム昇降機構26は、リングフレームfに粘着テープDTの貼付処理が終了すると降下し、リングフレームfを吸着保持する。このとき、リングフレームfを保持していたリングフレーム搬送機構17は、リングフレーム供給部16の上方の初期位置に戻る。
また、リングフレーム昇降機構26はリングフレームfを吸着保持すると、ウエハWとの貼り合わせ位置へと上昇する。このとき、ウエハWを吸着保持したチャックテーブル15もウエハWの貼合わせ位置まで降下する。
マウントフレーム作製部27は、周面が弾性変形可能な貼付ローラ28を備えている。貼付ローラ28は、リングフレームfの裏面に貼付けられている粘着テープDTの非接着面を押圧しながら転動するようになっている。
第1マウントフレーム搬送機構29は、リングフレームfとウエハWとが一体形成されたマウントフレームMFを真空吸着して剥離機構30に移載するようになっている。
剥離機構30は、ウエハWを載置して移動させる図示されていない剥離テーブル、剥離テープTsを供給するテープ供給部31、剥離テープTsの貼付けと剥離を行う剥離ユニット32、剥離された剥離テープTsと保護テープPTを回収するテープ回収部34などとから構成されている。
図5に示すように、テープ供給部31は、原反ローラから導出した剥離テープTsを剥離ユニット32の下端部に案内供給するようになっている。また、テープ回収部34は、剥離ユニット32から送り出された剥離テープTsを上方に導いて巻き取り回収するようになっている。
剥離ユニット32には、剥離テープTsの貼付け部材および剥離部材として先端が先鋭なエッジ部材41と、エッジ部材41の先端部で折り返された剥離テープTsをテープ回収部34に向けて案内する送り出しガイドローラ42とが備えられている。
図1にもどり、第2マウントフレーム搬送機構35は、剥離機構30から払い出されたマウントフレームMFを真空吸着してターンテーブル36に移載するようになっている。
ターンテーブル36は、マウントフレームMFの位置合わせおよびマウントフレーム回収部37への収納を行うように構成されている。つまり、第2マウントフレーム搬送機構35によってターンテーブル36上にマウントフレームMFが載置されると、ウエハWのオリエンテーションフラットや、リングフレームfの位置決め形状などに基づいて位置合わせを行う。またマウントフレーム回収部37へのマウントフレームMFの収納方向を変更するために、ターンテーブル36は旋回するようになっている。また、ターンテーブル36は、収納方向が定まるとマウントフレームMFを図示しないプッシャーによって押出してマウントフレーム回収部37にマウントフレームMFを収納するようになっている。
マウントフレーム回収部37は、図示されていない昇降可能な載置テーブルに載置されており、この載置テーブルが昇降移動することによって、プッシャーによって押出されたマウントフレームMFをマウントフレーム回収部37の任意の段に収納できるようになっている。
次に、上述の実施例装置について一巡の動作を説明する。
先ず、半導体ウエハマウント装置1の各駆動機構の設定条件が操作パネルなどを介して制御装置56に設定入力される。例えば、本実施例の場合、保護テープPTの種類などが入力される。当該種類が入力されると予め記憶装置にデータベース化された対応する紫外線照射の積算光量が読み出される。また、同時に照度センサ14の駆動機構を作動させて測定位置に移動させる。
移動が完了すると保持テーブル8を回転させながら紫外線照射ユニット12を作動させて初期測定を行う。各ダイオード11と対向する位置の照度センサ12により測定された測定結果が、制御装置56に送られる。制御装置56の演算処理部57は、予め決められている保持テーブル8の回転速度から半径方向に並ぶダイオード11と対向する位置の回転周速度を求め、各照射位置における保護テープPTへの紫外線の積算光量が一定で、かつ、最少時間で保護テープPTの粘着剤を硬化可能な出力電圧を各ダイオード11のパワーアンプ13ごとに求める。なお、測定が完了した照度センサ14は、測定領域から外れた上方の待機位置に戻る。
紫外線照射条件が決まると、ロボットアーム4を作動させ、ウエハ保持部がカセットCの隙間に挿入される。ウエハWは下方から吸着保持されて1枚ずつ取り出される。取り出されたウエハWは、アライメントステージ7に搬送される。
ロボットアーム4によってウエハWが保持テーブル8に載置され、裏面から吸着保持される。このとき、図示しない圧力計によってウエハWの吸着レベルが検出され、正常動作時の圧力値に関連して予め定められた基準値とを比較される。
吸着異常が検知された場合は、押圧プレート6によりウエハWが表面から押圧され、反りの矯正された平面状態でウエハWが吸着保持される。また、ウエハWは、オリエンテーションフラットやノッチに基づいて位置合わせが行なわれる。
このとき、ウエハWのオリエンテーションフラットやノッチを検出するときの保持テーブル8の回転動作時に、出力が個々に変更されたダイオード11を備えた紫外線照射ユニット12から保護テープPTに向けて紫外線が照射される。これによって、保護テープPTの紫外線照射部位ごとに照射強度が異なるものの、照射域に全体において紫外線の積算光量が一定にされ、粘着剤の接着力が均一に低減される。
アライメントステージ7上で位置合わせ、および、紫外線照射が終了すると、ウエハWは保持テーブル8に吸着保持されたままアライメントステージ7ごと次のマウントフレーム作製部27へと搬送される。つまり、アライメントステージ7は、チャックテーブル15とリングフレーム昇降機構26との中間位置に移動する。
アライメントステージ7が所定の位置で待機すると、上方に位置するチャックテーブル15が降下し、チャックテーブル15の底面がウエハWに当接して真空吸着を開始する。チャックテーブル15の真空吸着が開始すると、保持テーブル8側の吸着保持が開放され、ウエハWはチャックテーブル15に反りを矯正して平面保持した状態のまま受け取られる。ウエハWを受け渡したアライメントステージ7は初期位置へと戻る。
次に、リングフレーム供給部16に多段に収納されたリングフレームfが、リングフレーム搬送機構17によって上方から1枚ずつ真空吸着されて取り出される。取り出されたリングフレームfは、図示しないアライメントステージで位置合わせが行なわれたのち、粘着テープDTの上方の粘着テープ貼り付け位置に搬送される。
リングフレームfがリングフレーム搬送機構17によって保持されて粘着テープDTの貼付位置にあると、テープ供給部19から粘着テープDTの供給が開始される。同時に貼付ローラ22が貼付開始位置に移動する。
貼付け開始位置に貼付ローラ22が到達すると、粘着テープDTの幅方向の両端を引張機構20が保持し、テープ幅方向にテンションをかける。
次いで貼付ローラ22が上昇し、粘着テープDTをリングフレームfの端部に押圧して貼り付ける。リングフレームfの端部に粘着テープDTを貼付けると、貼付ローラ22は待機位置であるテープ供給部19側に向かって転動する。このとき、貼付ローラ22は、粘着テープDTを非接着面から押圧しながら転動し、リングフレームfに粘着テープDTを貼付けてゆく。貼付ローラ22が貼付位置の終端に到達すると、引張機構20による粘着テープDTの保持が開放される。
同時にカッター機構24が上昇し、リングフレームfに沿って粘着テープDTを裁断する。粘着テープDTの裁断が終了すると、剥離ユニット23がテープ供給部19側に向かって移動し、不要な粘着テープDTを剥離する。
次いでテープ供給部19が作動して粘着テープDTを繰り出すとともに、裁断された不要部分のテープは、テープ回収部25へと送り出される。ことのとき、貼付ローラ22は、次のリングフレームfに粘着テープDTを貼り付けるように、貼付開始位置に移動する。
粘着テープDTが貼付けられたリングフレームfは、リングフレーム昇降機構26によってフレーム部が吸着保持されて上方へ移動する。このとき、チャックテーブル15も降下する。つまり、チャックテーブル15とリングフレーム昇降機構26とは、互いにウエハWを貼り合わせる位置まで移動する。
各機構15、26が所定位置に到達すると、それぞれが図示しない保持機構によって保持される。次いで、貼付けローラ28が粘着テープDTの貼付開始位置に移動し、リングフレームf底面に貼付けられている粘着テープDTの非接着面を押圧しながら転動し、粘着テープDTをウエハWに貼り付けてゆく。その結果、リングフレームfとウエハWとが一体化されたマウントフレームMFが作製される。
マウントフレームMFが作製されると、チャックテーブル15とリングフレーム昇降機構26とは、上方に移動する。このとき、図示しない保持テーブルがマウントフレームMFの下方に移動し、マウントフレームMFがこの保持テーブルに載置される。載置されたマウントフレームMFは、第1マウントフレーム搬送機構29によって吸着保持され、剥離テーブル38に移載される。
マウントフレームMFが載置された剥離テーブルは、剥離ユニット32の下方に向かって前進移動する。この過程において、光センサで保護テープPTの前端縁が検知され、この時の剥離テーブルの位置がパルスモータの予め判っている光センサからエッジ部材41の先端位置までの距離だけ剥離テーブルが検知位置から前進移動するようにパルスモータが作動制御される。ここで剥離テーブルの前進移動が一旦停止される。つまり、保護テープPTの前端縁がエッジ部材41の先端の直下位置に到達すると前進移動が自動的に一旦停止される。
剥離テーブルが一旦停止されると、パルスモータが作動制御されて可動ブロックが下降され、エッジ部材41がテープ供給部31から供給される剥離テープTsを巻き掛けた状態で降下される。つまり、エッジ部材41の先端で剥離テープTsが保護テープPTの前端上面に所定の押圧力で押し付けられて貼付けられる。
保護テープPTの前端への保護テープPTの貼付けが完了すると、剥離テーブルは、エッジ部材41で剥離テープTsを保護テープPTに押圧した状態で再び前進移動を開始するとともに、この移動速度と同調した速度で剥離テープTsがテープ回収部34に向けて巻き取られてゆく。これによって、エッジ部材41がウエハWの表面の保護テープPTに剥離テープTsを押圧しながら貼付けてゆく。これと同時に、貼付けた剥離テープTsを剥離しながら保護テープPTを一緒にウエハWの表面から剥離してゆく。
エッジ部材41が下降作動した剥離テープ貼付け開始位置からウエハ直径に相当する距離だけ前進するようパルスモータが作動制御された時点、換言すると、エッジ部材41が保護テープPTの後端縁に到達して保護テープPTが完全にウエハの表面から剥離された時点でエッジ部材41が上昇制御されて、剥離ユニット32は初期状態に復帰する。
保護テープPTの剥離処理が終了したマウントフレームMFは、剥離テーブルによって第2マウントフレーム搬送機構35の待機位置まで移動する。
そして、剥離機構30から払い出されたマウントフレームMFは、第2マウントフレーム搬送機構35によってターンテーブル36に移載される。移載されたマウントフレームMFは、オリエンテーションフラットやノッチによって位置合わせが行なわれるとともに、収納方向の調節が行なわれる。位置合わせおよび収納方向が定まるとマウントフレームMFは、プッシャーによって押出されてマウントフレーム回収部37に収納される。
以上のように、ウエハWの中心側から外方に向けてダイオード11を1次元アレー状に配列し、ウエハWの外方に向かうにつれて各ダイオード11の出力を高め、かつ、回転周速度との関係からそれらの出力を調節することにより、保護テープPTの紫外線の照射される全域において積算光量を一定にすることができる。したがって、保護テープPTの剥離時に粘着剤の硬化むらにより発生するウエハ表面への粘着剤の残渣をなくすことができる。
また、ウエハWの直径を超える範囲までダイオード11を縦横の2次元アレー状に配備する必要がなく、かつ、保持テーブル8を所定の位置で回転させるだけでよいので、装置の小型化が可能になる。
この発明は、上記実施形態に限られることはなく、下記のように変形実施することができる。
(1)上記実施例では、半導体ウエハマウント装置1を作動させる前に、照度センサ14を利用して各ダイオード11の出力を調節していたが、適当な処理枚数、あるいは、すべてウエハWに対してアライメント前に照度を測定し、各ダイオード11の出力を調節してもよい。
(2)上記実施例装置では、紫外線照射ユニット12と照度センサ14を一体に構成していたが、分離した構成であってもよい。
(3)上記実施例装置では、保護テープPTの表面から各ダイオード11までの高さを一定にしつつ、出力の調節により紫外線の積算光量を一定にしていたが、出力を一定にしつつ、保護テープPTの表面からダイオードまでの高さを調節してもよい。
例えば、図6に示すように、ウエハWの外方に向かうにつれて回転周速度が速くなるのに伴い、中心側と同じ紫外線の積算光量を得るために、ウエハWの外方に向かうにつれて保護テープPTからダイオード11までの高さが低くなるように配備する。
また、別実施例として、図7に示すように、各ダイオード11をアクチュエータ60によって高さ変更可能に調節する。この構成の場合、照度センサ14を測定位置に移動させ、各ダイオードの出力を一定にして紫外線を照射し、保持テーブル8の回転と紫外線の強度から求まる積算光量が照射領域の全てにおいて一定となる照度が得られる高さに、各アクチュエータ60を操作してダイオード11を移動させる。これらの構成によっても、上記実施例と同じ効果が得られる。
(4)上記各実施例において、図8に示すように、紫外線照射ユニット12とウエハWとの間に、ウエハWの中心から外方に向けて広がる扇状のスリット61の形勢された遮光板62を配備してもよい。
この構成によれば、回転周速度の遅い中心側では開口面積の狭いスリットにより、図9に示すように、紫外線のスポットSPの径が絞られ、その反面、速度の速くなるウエハWの外方では開口面積が広げられているので、保護テープPTの紫外線照射の全域において積算光量を一定にすることができる。
(5)図10に示すように、ウエハWの外方に向かうにつれて紫外線の透過率が高くなるフィルタ63を紫外線照射ユニット12と保持テーブル8の間に配備してもよい。例えば、フィルタ63のみを配備してもよいし、上記実施例の遮光板62のスリット61部分にフィルタ63を備えた構成であってもよい。
(6)図11に示すように、タイミングコントローラ64により各ダイオード11のパワーアンプ13のオン・オフ切替えのタイミングを調節し、保護テープPTの全域における積算光量が一定になるように構成してもよい。つまり、回転周速度の遅い中心側に比べてウエハWの外方に向かうにつれてダイオード11の点灯時間が長くなるように調節する。
(7)ウエハWの中心から外方に向かうにつれてダイオード11の配列間隔を狭くするように配備して構成してもよい。すなわち、図12に示すように、回転周速度の速い外方において、ダイオード11の配列間隔を狭くすることにより放射状に広がる紫外線のスポット形状を重ね合わせて紫外線の強度が増すようにする。
また、ダイオード11ごとに連結されたアクチュエータ、あるいは個別の駆動機構などを介してガイドに沿って各ダイオード11が半径方向に沿って移動可能に構成してもよい。この構成によれば、ダイオード同士の間隔を任意に変更できるとともに、ウエハWのサイズが変更された場合にも有効に機能する。
(8)上記各実施例装置では、1次元アレー状にダイオード11を配列して構成した紫外線照射ユニット12を例にとって説明したが、次のように構成してもよい。すなわち、上記各実施例において、図13に示すように、扇状にダイオード11を配列して紫外線照射ユニット12を構成してもよい。
(9)上記各実施例装置では、ウエハWの上方にのみダイオード11を配備していたが、図14に示すように、ウエハWのエッジ方向から紫外線を照射するダイオード11aを配備した構成であってもよい。例えば、アライメントステージ7ごとチャンバー内に収納し窒素パージしながら紫外線を照射する場合は、ウエハWの最外周側にあるダイオード11と略同じ出力でダイオード11aからウエハエッジに向けて紫外線を照射するように構成すればよい。
窒素パージすることなく大気解放状態で紫外線を照射する場合、大気中の酸素が粘着剤の硬化を阻害するので、ウエハWの表面よりも強い紫外線を照射するよう調節する。
この構成によれば、全ての粘着剤を均一に硬化させ、その接着力を低減することができる。したがって、後工程での保護テープ剥離処理時に、ウエハエッジ部分の粘着剤の未硬化が起因して発生する破損やウエハエッジへの粘着剤の残渣をなくすことができる。
8 … 保持テーブル
9 … 紫外線照射装置
11 … 紫外線発光ダイオード
12 … 紫外線照射ユニット
14 … 照度センサ
56 … 制御装置
57 … 演算処理部
W … 半導体ウエハ
PT … 保護テープ

Claims (2)

  1. 半導体ウエハの表面に貼付けられた紫外線硬化型の保護テープに紫外線を照射する紫外線照射装置であって、
    前記保護テープが貼付けられた半導体ウエハを載置保持する保持テーブルと、
    前記保持テーブルを回転駆動させる駆動手段と、
    少なくとも前記半導体ウエハの半径方向に配列した複数個の紫外線発光ダイオードと、
    複数個の前記紫外線発光ダイオードと対向する位置に回転移動するとともに、半導体ウエハの載置位置まで下降し、各紫外線発光ダイオードの照度を測定するセンサと、
    前記紫外線発光ダイオードごとに高さを変更させる昇降駆動機構と、
    前記センサの検出結果に基づいて、保護テープ表面の単位面積当たりの積算光量が一定になるように、昇降駆動機構を作動させて各紫外線発光ダイオードの高さ調節する高さ制御部とを備え、
    前記保護テープ付きの半導体ウエハを載置保持した保持テーブルを回転させながら紫外線発光ダイオードから保護テープ表面に向けて紫外線を照射したとき、当該保護テープの紫外線の照射領域における積算光量が一定になるように構成した
    ことを特徴とする紫外線照射装置。
  2. 請求項1に記載の紫外線照射装置において、
    前記保護テープの周縁部に照射する補助用の紫外線発光ダイオードを備えた
    ことを特徴とする紫外線照射装置。
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