JP5381880B2 - 光走査光学装置 - Google Patents
光走査光学装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5381880B2 JP5381880B2 JP2010090005A JP2010090005A JP5381880B2 JP 5381880 B2 JP5381880 B2 JP 5381880B2 JP 2010090005 A JP2010090005 A JP 2010090005A JP 2010090005 A JP2010090005 A JP 2010090005A JP 5381880 B2 JP5381880 B2 JP 5381880B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical
- optical element
- small sphere
- lens
- holder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Laser Beam Printer (AREA)
- Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)
- Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
Description
光束を結像、成形及び/又は収差補正する光学素子と、
前記光学素子を保持する素子ホルダと、
前記光学素子を前記素子ホルダに弾性的に押圧する弾性部材と、
前記光学素子と前記素子ホルダとの間に回転自在に配置された小球と、
前記光学素子の取付け位置を調整する調整部材と、
前記小球を位置規制する位置規制部と、
を備え、
前記素子ホルダの底面に前記光学素子が前記小球を介して押圧される方向を第1の方向とし、該第1の方向に対して垂直でかつ前記調整部材による調整方向と平行な方向を第2の方向としたとき、前記素子ホルダの底面は前記第1の方向に対して垂直な面であり、かつ、前記位置規制部の前記小球と接触する部分は前記第2の方向に対して垂直であり、
前記光学素子と前記小球との静止摩擦力をF1、前記第2の方向における前記位置規制部と前記小球との静止摩擦力をF2、前記第1の方向における前記素子ホルダの底面と前記小球との静止摩擦力をF3としたとき、以下の関係式を満足すること、
F1>F2+F3
を特徴とする。
本発明の第2の形態である光走査光学装置は、
光束を結像、成形及び/又は収差補正する光学素子と、
前記光学素子を保持する素子ホルダと、
前記光学素子を前記素子ホルダに弾性的に押圧する弾性部材と、
前記光学素子と前記素子ホルダとの間に回転自在に配置された小球と、
前記光学素子の取付け位置を調整する調整部材と、
前記小球を前記素子ホルダと前記光学素子とが対向する第1の方向に対して垂直でかつ前記調整部材による調整方向と平行な第2の方向に位置規制する位置規制部と、
を備え、
前記位置規制部又は前記小球の表面に、摩擦力を低減する表面処理が施されており、
前記光学素子と前記小球との静止摩擦力をF1、前記第2の方向における前記位置規制部と前記小球との静止摩擦力をF2、前記第1の方向における前記素子ホルダの底面と前記小球との静止摩擦力をF3としたとき、以下の関係式を満足すること、
F1>F2+F3
を特徴とする。
本発明の一実施例である光走査光学装置は、図1に示すように、概略、レーザダイオード1、コリメータレンズ2、ミラー3,4、シリンダレンズ5、ポリゴンミラー10、レンズ11,12,13,14、ミラー15,16、レンズ17、防塵ガラス18にて構成されたもので、基本的な構成は周知である。レーザダイオード1から放射された光束は、ポリゴンミラー10によって主走査方向Yに等角速度で偏向され、光束の成形機能、fθ機能、結像機能などの少なくともいずれかを有するレンズ11,12,13によって主走査方向Yの収差を補正され、感光体20上で結像した状態で走査/露光する。ちなみに、各図において、矢印Xは光束の進行方向を示し、矢印Zは副走査方向を示す。
F1>F2+F3 …(1)
F1=A・μ1=2
F2+F3=2・A・μ2・μ3+A・μ3=1.8
となり、前記関係式(1)を満たす。
なお、本発明に係る光走査光学装置は前記実施例に限定するものではなく、その要旨の範囲内で種々に変更することができる。
11,12,13…レンズ
30…レンズホルダ
31,32,33…小球
34,36,38…位置決め座
35…摩擦低減部材
41,42,43…板ばね
44…ばね部材
45…ねじ部材
Y…主走査方向
Z…副走査方向
Claims (6)
- 光束を結像、成形及び/又は収差補正する光学素子と、
前記光学素子を保持する素子ホルダと、
前記光学素子を前記素子ホルダに弾性的に押圧する弾性部材と、
前記光学素子と前記素子ホルダとの間に回転自在に配置された小球と、
前記光学素子の取付け位置を調整する調整部材と、
前記小球を位置規制する位置規制部と、
を備え、
前記素子ホルダの底面に前記光学素子が前記小球を介して押圧される方向を第1の方向とし、該第1の方向に対して垂直でかつ前記調整部材による調整方向と平行な方向を第2の方向としたとき、前記素子ホルダの底面は前記第1の方向に対して垂直な面であり、かつ、前記位置規制部の前記小球と接触する部分は前記第2の方向に対して垂直であり、
前記光学素子と前記小球との静止摩擦力をF1、前記第2の方向における前記位置規制部と前記小球との静止摩擦力をF2、前記第1の方向における前記素子ホルダの底面と前記小球との静止摩擦力をF3としたとき、以下の関係式を満足すること、
F1>F2+F3
を特徴とする光走査光学装置。 - 前記位置規制部は、摩擦低減部材で形成されていること、又は、前記素子ホルダの壁部に貼着された摩擦低減部材であること、を特徴とする請求項1に記載の光走査光学装置。
- 前記位置規制部は前記素子ホルダとは別部材で構成されていること、を特徴とする請求項1又は請求項2に記載の光走査光学装置。
- 光束を結像、成形及び/又は収差補正する光学素子と、
前記光学素子を保持する素子ホルダと、
前記光学素子を前記素子ホルダに弾性的に押圧する弾性部材と、
前記光学素子と前記素子ホルダとの間に回転自在に配置された小球と、
前記光学素子の取付け位置を調整する調整部材と、
前記小球を前記素子ホルダと前記光学素子とが対向する第1の方向に対して垂直でかつ前記調整部材による調整方向と平行な第2の方向に位置規制する位置規制部と、
を備え、
前記位置規制部又は前記小球の表面に、摩擦力を低減する表面処理が施されており、
前記光学素子と前記小球との静止摩擦力をF1、前記第2の方向における前記位置規制部と前記小球との静止摩擦力をF2、前記第1の方向における前記素子ホルダの底面と前記小球との静止摩擦力をF3としたとき、以下の関係式を満足すること、
F1>F2+F3
を特徴とする光走査光学装置。 - 前記小球に対する表面処理は、前記光学素子の取付け位置調整方向には施されていないこと、を特徴とする請求項4に記載の光走査光学装置。
- 前記光学素子は少なくとも3個の前記小球で保持されており、前記弾性部材は前記小球で囲まれた領域の内側で前記光学素子を弾性的に押圧していること、を特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の光走査光学装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010090005A JP5381880B2 (ja) | 2010-04-09 | 2010-04-09 | 光走査光学装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010090005A JP5381880B2 (ja) | 2010-04-09 | 2010-04-09 | 光走査光学装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011221263A JP2011221263A (ja) | 2011-11-04 |
JP5381880B2 true JP5381880B2 (ja) | 2014-01-08 |
Family
ID=45038318
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010090005A Expired - Fee Related JP5381880B2 (ja) | 2010-04-09 | 2010-04-09 | 光走査光学装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5381880B2 (ja) |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3077379B2 (ja) * | 1992-05-08 | 2000-08-14 | 富士ゼロックス株式会社 | シリンドリカルレンズ保持構造 |
JPH07175000A (ja) * | 1993-12-20 | 1995-07-14 | Fuji Xerox Co Ltd | レンズ取付構造 |
JPH0829719A (ja) * | 1994-07-19 | 1996-02-02 | Seiko Epson Corp | 光走査装置 |
JPH11326801A (ja) * | 1998-05-15 | 1999-11-26 | Minolta Co Ltd | レーザー走査光学装置 |
JP2000075230A (ja) * | 1998-08-28 | 2000-03-14 | Minolta Co Ltd | レーザ走査光学装置 |
JP2002023091A (ja) * | 2000-07-06 | 2002-01-23 | Asahi Optical Co Ltd | 走査光学装置 |
JP2004012546A (ja) * | 2002-06-03 | 2004-01-15 | Ricoh Co Ltd | 光書込み装置および画像形成装置 |
JP4568649B2 (ja) * | 2005-07-13 | 2010-10-27 | 株式会社リコー | 光走査装置及び画像形成装置 |
JP4875896B2 (ja) * | 2006-01-11 | 2012-02-15 | 株式会社リコー | 光走査装置及びこれを備える画像形成装置並びにレンズ位置調整方法 |
-
2010
- 2010-04-09 JP JP2010090005A patent/JP5381880B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2011221263A (ja) | 2011-11-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10247902B2 (en) | Motor and apparatus using the same | |
JP6627780B2 (ja) | レンズユニット | |
JP6528360B2 (ja) | レンズユニット、画像読取装置及び画像形成装置 | |
JP5381880B2 (ja) | 光走査光学装置 | |
JP6115105B2 (ja) | 走査光学装置 | |
JP2014032408A (ja) | 構造組立体、光走査装置、及び、画像形成装置 | |
JP6056418B2 (ja) | 光走査装置及び画像形成装置 | |
JP2011197081A (ja) | 光走査光学装置 | |
WO2013047174A1 (ja) | 光学素子、その保持構造、及び、光学装置 | |
US7937983B2 (en) | Curved surface forming apparatus, optical scanning apparatus, and image forming apparatus | |
JP2010276860A (ja) | 画像形成装置における走査光学系 | |
JP3470670B2 (ja) | 光走査装置 | |
JP2007127793A (ja) | レーザ走査光学装置 | |
JP3100761B2 (ja) | 温度補償された走査光学系 | |
JP2021051181A (ja) | レンズ鏡筒及びレンズ鏡筒の調芯方法 | |
JP5252775B2 (ja) | ミラー部材 | |
JP2007140335A (ja) | レーザ走査光学装置 | |
JP2013072949A (ja) | 走査光学装置 | |
JP5310778B2 (ja) | レーザ走査光学装置 | |
JP2011221323A (ja) | レーザ走査光学装置 | |
JP5365592B2 (ja) | 光走査光学装置 | |
JP4617979B2 (ja) | 光学ユニット、画像形成装置及びホルダの製造方法 | |
JP2008070657A (ja) | 光学走査デバイス、画像形成装置、及び、光学素子支持部材 | |
JPH03171110A (ja) | レーザビーム走査光学装置 | |
JP2021092742A (ja) | レンズ保持機構 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20121018 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20130417 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130528 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130529 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130724 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20130724 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130903 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130916 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |