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JP5381880B2 - 光走査光学装置 - Google Patents

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Description

本発明は、光走査光学装置、特に、電子写真方式による複写機、プリンタなどの画像形成装置に画像書込み手段として搭載される光走査光学装置に関する。
近年、レーザプリンタなどの画像形成装置では画像形成の高精細化によって、光(レーザ)走査光学装置に求められる仕様値が高まり、レンズやミラーなどの光学素子に関してその取付けに高精度な位置決めが要求されている。これにより、光学素子の取付け位置を調整する調整部材を追加するとともに、光学素子を多軸方向の位置決め座へ載置し、3次元的に精度よく位置決めを行う必要が生じている。
また、位置決めの際、手作業による調整では、位置決め座への押圧力調整位置にばらつきが生じる。そこで、従来から、光学素子を複数方向に位置決め座へ精度よく当接させるために、一定の押圧力で光学素子を押圧する弾性部材を設けていた。しかし、光学素子を複数方向から押圧すると、ある方向の押圧力による摩擦力が他の方向の押圧を阻害してしまう可能性があるため、ばね力量のバランス調整及び摩擦力の低減を行うことで光学素子の取付け位置を安定させる技術が提案されている。とりわけ、結像用レンズなどは光束を通過させるための表面を高精度化させた有効域を持たない側面はすり面となっていることが多いため、結像用レンズとこれを保持するホルダ(装置のハウジングの一部がホルダである場合もある)との摩擦力が非常に大きく、なおかつ、ばらつきやすい。この摩擦力が原因となって結像用レンズの位置調整及び熱膨張時にレンズの位置ずれや歪みが発生しやすくなっている。それゆえ、結像用レンズとホルダとの摩擦力の低減を図ることは重要である。
例えば、特許文献1には、ハウジングに設けた溝とレンズとの間に球体中間部材を挟み込むことが記載されている。レンズの熱膨張によりハウジングとレンズの相対位置に変動が生じた際に球体中間部材が転がることによってハウジングとレンズとの摩擦力を低減させ、レンズやハウジングに歪みを生じさせることなくレンズをハウジング上で保持することができる。
ところで、特許文献1に記載のように、球体中間部材を自由に転がらせることで摩擦力を低減させようとすると、球体中間部材の位置決めが不十分となってしまう。それゆえ、ハウジングの座面精度が不足していると球体中間部材が動いた際に、レンズが傾いたり、弾性押圧部材と球体中間部材の相対位置がずれることによって球体中間部材のレンズ保持箇所と弾性部材のレンズ押圧箇所が大きくずれることになる。これでは、レンズが弾性部材の押圧力で歪んだり、レンズを複数個所で押圧している場合には押圧力のバランスが崩れてレンズと球体中間部材の間に浮きやこじれが発生してしまうおそれがある。
また、球体中間部材の移動量を弾性部材の押圧力のバランスが崩れない範囲に規制すると、球体中間部材がハウジングと接する箇所が増えることになるため、球体中間部材とハウジングとの間での摩擦力が増加してしまい、球体中間部材が回転しなくなり、摩擦力低減機能を失ってしまう可能性がある。
一方、特許文献2には、転がりの発生しないシート状の平滑面部材をレンズユニットと、これを押圧する板ばねとの間に挟み込むことが記載されている。平滑部材にて位置調整時の摩擦力を点減し、こじれなどの誤差を点減させる。しかし、フィルムなどの物性値が大きく異なる異部材を挟み込むと、線膨張係数の差による熱膨張誤差や、剛性不足によるフィルムの歪みによって、レンズの取付け位置がずれるなどの問題が発生してしまう。
特開平11−326801号公報 特開2007−25014号公報
そこで、本発明の目的は、光学素子の初期取付け位置の精度向上、及び、組立て後の温度変化時の光学素子の位置ずれや歪みを低減させた光走査光学装置を提供することにある。
本発明の第1の形態である光走査光学装置は、
光束を結像、成形及び/又は収差補正する光学素子と、
前記光学素子を保持する素子ホルダと、
前記光学素子を前記素子ホルダに弾性的に押圧する弾性部材と、
前記光学素子と前記素子ホルダとの間に回転自在に配置された小球と、
前記光学素子の取付け位置を調整する調整部材と、
前記小球を位置規制する位置規制部と、
を備え、
前記素子ホルダの底面に前記光学素子が前記小球を介して押圧される方向を第1の方向とし、該第1の方向に対して垂直でかつ前記調整部材による調整方向と平行な方向を第2の方向としたとき、前記素子ホルダの底面は前記第1の方向に対して垂直な面であり、かつ、前記位置規制部の前記小球と接触する部分は前記第2の方向に対して垂直であり、
前記光学素子と前記小球との静止摩擦力をF1、前記第2の方向における前記位置規制部と前記小球との静止摩擦力をF2、前記第1の方向における前記素子ホルダの底面と前記小球との静止摩擦力をF3としたとき、以下の関係式を満足すること、
F1>F2+F3
を特徴とする。
本発明の第2の形態である光走査光学装置は、
光束を結像、成形及び/又は収差補正する光学素子と、
前記光学素子を保持する素子ホルダと、
前記光学素子を前記素子ホルダに弾性的に押圧する弾性部材と、
前記光学素子と前記素子ホルダとの間に回転自在に配置された小球と、
前記光学素子の取付け位置を調整する調整部材と、
前記小球を前記素子ホルダと前記光学素子とが対向する第1の方向に対して垂直でかつ前記調整部材による調整方向と平行な第2の方向に位置規制する位置規制部と、
を備え、
前記位置規制部又は前記小球の表面に、摩擦力を低減する表面処理が施されており、
前記光学素子と前記小球との静止摩擦力をF1、前記第2の方向における前記位置規制部と前記小球との静止摩擦力をF2、前記第1の方向における前記素子ホルダの底面と前記小球との静止摩擦力をF3としたとき、以下の関係式を満足すること、
F1>F2+F3
を特徴とする。
前記光走査光学装置においては、光学素子と素子ホルダとの間に回転自在に挿入された摩擦力低減用の小球を位置規制部で規制することにより、光学素子を素子ホルダに取り付ける際の位置調整時や取付け後の熱膨張時に光学素子の位置変動が生じても、小球が過度に移動することはない。そして、前記関係式を満足することにより、小球の移動範囲を規制しつつ、光学素子の位置変動に応じた小球の回転を阻害することはないので、光学素子の初期取付け位置の精度が向上し、組立て後の温度変化時の光学素子の位置ずれや歪みが低減する。
本発明によれば、光学素子の初期取付け位置の精度が向上し、組立て後の温度変化時の光学素子の位置ずれや歪みを低減させることができる。
本発明の一実施例である光走査光学装置を示す概略斜視図である。 前記光走査光学装置の要部を示す概略平面図である。 光学素子の位置調整機構を示す概略平面図である。 光学素子を保持する小球とその位置決め座を示し、(A)は第1例を示す斜視図、(B)は第2例を示す斜視図である。 光学素子が位置変動する際の力関係を示す説明図である。 図5の状態からさらに光学素子に力が加わって光学素子が位置変動する際の力関係を示す説明図である。 小球の位置決め座の第3例を示す断面図である。 小球の位置決め座の第4例を示し、(A)は平面図、(B)は正面図である。 弾性部材の変形例を示す断面図である。 光学素子の位置調整機構の変形例を示す概略平面図である。
以下、本発明に係る光走査光学装置の実施例について添付図面を参照して説明する。なお、各図において、共通する部品、部分は同じ符号を付し、重複する説明は省略する。
(光走査光学装置の概略構成、図1参照)
本発明の一実施例である光走査光学装置は、図1に示すように、概略、レーザダイオード1、コリメータレンズ2、ミラー3,4、シリンダレンズ5、ポリゴンミラー10、レンズ11,12,13,14、ミラー15,16、レンズ17、防塵ガラス18にて構成されたもので、基本的な構成は周知である。レーザダイオード1から放射された光束は、ポリゴンミラー10によって主走査方向Yに等角速度で偏向され、光束の成形機能、fθ機能、結像機能などの少なくともいずれかを有するレンズ11,12,13によって主走査方向Yの収差を補正され、感光体20上で結像した状態で走査/露光する。ちなみに、各図において、矢印Xは光束の進行方向を示し、矢印Zは副走査方向を示す。
レンズ11,12,13は、主走査方向Yに延在する長尺状をなし、図2に示すように、レンズホルダ30上に一つのユニットとして一体的に組み付けられている。レンズ11,12,13はその底面がX−Y平面に平坦な取付け基準面とされている。レンズホルダ30は、各レンズ11,12,13の取付け基準面をX−Y平面上で3点で保持する小球31,32,33を有している。各レンズ11,12,13は、それぞれ小球31,32,33上に載置された状態で、板ばね41,42,43によって上方から副走査方向Zに弾性的に押圧されている。
各レンズ11,12,13は、以下に説明する位置調整の後にレンズホルダ30との間の適宜箇所に接着剤を充填し、硬化させた状態で固定される。接着剤としては紫外線硬化型又は可視光硬化型のものを使用することが好ましい。
ここで、レンズ12について、保持機構及び位置調整機構について図3及び図4を参照して説明する。なお、他のレンズ11,13についても同じ機構を備えて、レンズ12に関する以下の説明が妥当する。
図3に示すように、レンズ12は一端がばね部材44によって矢印Y’方向に光軸中心部に向かって弾性的に付勢されており、他端をレンズホルダ30の突起部39に螺着したねじ部材45によって押圧されている。従って、ねじ部材45を進退させることによりレンズ12は小球32上で主走査方向Yに位置調整される。この位置調整は、実際に前記レーザダイオード1を発光させながら感光体20と等価位置で光束を観察しながら行われる。それゆえ、位置調整は高精度に行うことが可能である。
レンズ12はガラス製あるいは透明な樹脂製であり、レンズホルダ30はアルミダイキャスト製あるいは高剛性の樹脂製である。小球32は、例えば、アルミダイキャスト製であって、レンズ12とレンズホルダ30との間に配置されている。具体的には、図4(A)に示すように、レンズホルダ30上に形成した、略円形状の位置決め座34、あるいは、円形状の位置決め座34に頭部を突出させた状態(図5、図6参照)で転動自在に収容されている。位置決め座34は、小球32を主走査方向Yに位置規制する位置規制部材として機能するものであり、その内周面には摩擦低減部材35が貼着されている。摩擦低減部材35は、例えば、PETからなるフィルムであることが好ましい。
そして、レンズ12と小球32との静止摩擦力をF1、主走査方向Yにおける摩擦低減部材35と小球32との静止摩擦力をF2、副走査方向Zにおける位置決め座34の底面(小球32は位置決め座34の底面と接触しており、該底面とはレンズホルダ30の材質そのものである)と小球32との静止摩擦力をF3としたとき、各静止摩擦力は以下の関係式(1)を満足している。
F1>F2+F3 …(1)
関係式(1)に関して、レンズ12、小球32、摩擦低減部材35、板ばね42及び位置決め座34の関係を詳述する。
レンズ12と小球32の静止摩擦係数をμ1、小球32と摩擦低減部材35の静止摩擦係数をμ2、小球32とレンズホルダ30の静止摩擦係数をμ3、板ばね42による副走査方向Zの押圧力をAとする。この場合、レンズ12がねじ部材45によって主走査方向Yに移動調整され、小球32が摩擦低減部材35に接触した瞬間に、レンズ12及び小球32に作用する力関係を図5に示す。
板ばね42は押圧力Aでレンズ12を副走査方向Zに押圧している。レンズ12の下面はすり面であることから摩擦係数が大きく、μ1>μ3が常時成立している。このとき、レンズ12と小球32との間には、摩擦力A・μ3が作用しており、小球32の回転力となっているが、レンズホルダ30の摩擦力A・μ3及び垂直抗力2・A・μ3によって力量の釣り合いが保たれているため、小球32はその場で静止し続ける。
続いて、さらにねじ部材45からレンズ12へ加わる力を増加させて、再度レンズ12が主走査方向Yに動き出す瞬間の力関係を図6に示す。このとき、小球32はレンズ12及びレンズホルダ30との摩擦力により2・A・μ3の力で摩擦低減部材35に押圧される。
よって、摩擦低減部材35と小球32の摩擦力F2は、2・A・μ2・μ3となり、仮に、μ1が0.2、μ2が0.1、μ3が0.15であると、
F1=A・μ1=2
F2+F3=2・A・μ2・μ3+A・μ3=1.8
となり、前記関係式(1)を満たす。
つまり、小球32はレンズ12の移動に追随してその場で回転するため、レンズ12と小球32との間に摺動が発生することはない。即ち、レンズ12を移動調整する際の抵抗力は、小球32と摩擦低減部材35との摩擦力F2及び小球32とレンズホルダ30の摩擦力F3のみとなる。このため、レンズ12の下面であるすり面の粗さがばらついていて小球32に対する摩擦係数が大きく変動していても、その影響を受けることなく安定した調整、保持を行うことができる。また、摩擦低減部材35の表面粗さを選択することによって静止摩擦力F2を自由に調整することができ、レンズ12の位置調整時に発生する抗力を低減させることができる。
さらに、小球32は、位置決め座34及び摩擦低減部材35によって主走査方向Yに位置決めされているため、レンズ12を位置調整する際に過度な移動が生じることがない。小球32が板ばね42の押圧力によってレンズ12が変形しない位置に留まるようにすれば、レンズ12に歪みやこじれを生じることを抑制できる。この利点は、板ばね42が3個の小球32で囲まれた領域の内側でレンズ12を弾性的に押圧するように構成することで達成できる。
次に、位置決め座の第3例を図7に示す。この位置決め座36は、レンズホルダ30とは別体の摩擦低減部材(例えば、POM)にて形成されており、ねじ37にてレンズホルダ30上に固定されている。小球32は位置決め座36に形成した穴36aに収容/保持されている。穴36aの内壁面が小球32の位置規制部として機能する。
前記位置決め座36とすることにより、レンズホルダ30の表面形状が簡略化され、レンズホルダ30が小球32と接触する部分の表面粗さを高精度に加工することができる。それゆえ、静止摩擦力F3及び静止摩擦係数μ3を低減させることができ、レンズ12の位置調整時に発生する抗力をさらに低減することができる。
また、位置決め座の第4例を図8に示す。この位置決め座38は、レンズホルダ30の表面に4本の角柱38aを突設したもので、小球32は角柱38aの間に収容/保持されている。また、小球32には摩擦力を低減する表面処理が、図8でクロスの斜線を付した部分に施されている。表面処理とは、鏡面仕上げや摩擦力低減処理(例えば、アルマイト処理)をすることなどをいう。表面処理が施された部分は、4隅の角柱38aに当接する部分であり、取付け位置調整方向(主走査方向Y)には施されていない。
これにて、位置調整時において、小球32は摩擦力が低減された表面処理部分が規制部材である角柱38aに当接するため、静止摩擦力F3及び静止摩擦係数μ3を低減させることができ、レンズ12の位置調整時に発生する抗力をさらに低減することができる。しかも、小球32の表面処理部分は、取付け位置調整方向(主走査方向Y)には施されていないために、レンズホルダ30の表面及びレンズ12の底面に接触することはなく、レンズ12の位置精度に影響を与えることはない。
なお、前記板ばね42による押圧方向は、必ずしも副走査方向Zである必要はない。即ち、板ばね42は押圧力がレンズ12と小球32をレンズホルダ30の表面に押しつけるための分力を有していればよい。また、板ばね42と調整時のばね部材44を一体的に構成してもよい。図9にこのような変形例を示す。板ばね46は、レンズ12の端部傾斜面12aに圧接し、小球32を介してレンズ12をレンズホルダ30に弾性的に押圧し、かつ、ねじ部材45に対してレンズ12を押圧している。
また、レンズ12の調整方向は、主走査方向Y以外の場合もあり得る。例えば、図10に示すように、レンズ12をX−Y平面上で矢印C方向に位置調整する形態もあり得る。この場合、レンズ12は一端部にてピン47で位置決めされ、他端部にてねじ部材45とばね部材48とで挟着されている。レンズ12はピン47を支点としてX−Y平面上で回転可能であり、ねじ部材45の進退により矢印C方向に位置調整される。小球32は板ばね42の押圧点の直下に配置され、レンズ12を保持している。
(他の実施例)
なお、本発明に係る光走査光学装置は前記実施例に限定するものではなく、その要旨の範囲内で種々に変更することができる。
特に、光源光学系、走査光学系の構成、配置などは任意である。レンズホルダの詳細な構造、形状なども任意であり、レンズホルダは装置のハウジングとは独立して設けることなく、ハウジングに一体的に形成されたホルダ部分であってもよい。
以上のように、本発明は、光走査光学装置に有用であり、特に、熱変形時での光学性能の劣化を極力抑えることができる点で優れている。
1…レーザダイオード
11,12,13…レンズ
30…レンズホルダ
31,32,33…小球
34,36,38…位置決め座
35…摩擦低減部材
41,42,43…板ばね
44…ばね部材
45…ねじ部材
Y…主走査方向
Z…副走査方向

Claims (6)

  1. 光束を結像、成形及び/又は収差補正する光学素子と、
    前記光学素子を保持する素子ホルダと、
    前記光学素子を前記素子ホルダに弾性的に押圧する弾性部材と、
    前記光学素子と前記素子ホルダとの間に回転自在に配置された小球と、
    前記光学素子の取付け位置を調整する調整部材と、
    前記小球を位置規制する位置規制部と、
    を備え、
    前記素子ホルダの底面に前記光学素子が前記小球を介して押圧される方向を第1の方向とし、該第1の方向に対して垂直でかつ前記調整部材による調整方向と平行な方向を第2の方向としたとき、前記素子ホルダの底面は前記第1の方向に対して垂直な面であり、かつ、前記位置規制部の前記小球と接触する部分は前記第2の方向に対して垂直であり、
    前記光学素子と前記小球との静止摩擦力をF1、前記第2の方向における前記位置規制部と前記小球との静止摩擦力をF2、前記第1の方向における前記素子ホルダの底面と前記小球との静止摩擦力をF3としたとき、以下の関係式を満足すること、
    F1>F2+F3
    を特徴とする光走査光学装置。
  2. 前記位置規制部は、摩擦低減部材で形成されていること、又は、前記素子ホルダの壁部に貼着された摩擦低減部材であること、を特徴とする請求項1に記載の光走査光学装置。
  3. 前記位置規制部は前記素子ホルダとは別部材で構成されていること、を特徴とする請求項1又は請求項2に記載の光走査光学装置。
  4. 光束を結像、成形及び/又は収差補正する光学素子と、
    前記光学素子を保持する素子ホルダと、
    前記光学素子を前記素子ホルダに弾性的に押圧する弾性部材と、
    前記光学素子と前記素子ホルダとの間に回転自在に配置された小球と、
    前記光学素子の取付け位置を調整する調整部材と、
    前記小球を前記素子ホルダと前記光学素子とが対向する第1の方向に対して垂直でかつ前記調整部材による調整方向と平行な第2の方向に位置規制する位置規制部と、
    を備え、
    前記位置規制部又は前記小球の表面に、摩擦力を低減する表面処理が施されており、
    前記光学素子と前記小球との静止摩擦力をF1、前記第2の方向における前記位置規制部と前記小球との静止摩擦力をF2、前記第1の方向における前記素子ホルダの底面と前記小球との静止摩擦力をF3としたとき、以下の関係式を満足すること、
    F1>F2+F3
    を特徴とする光走査光学装置。
  5. 前記小球に対する表面処理は、前記光学素子の取付け位置調整方向には施されていないこと、を特徴とする請求項4に記載の光走査光学装置。
  6. 前記光学素子は少なくとも3個の前記小球で保持されており、前記弾性部材は前記小球で囲まれた領域の内側で前記光学素子を弾性的に押圧していること、を特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の光走査光学装置。
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