JP5375223B2 - 回路構成体、及び電気接続箱 - Google Patents
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Description
前記合成樹脂部材は、前記回路構成体と前記導電部材とを積層した状態でモールド成形してなることが好ましい。
本発明の実施形態1を、図1ないし図17を参照しつつ説明する。本実施形態は、車載用の電気接続箱10であって、電源(図示せず)と、ランプ、ホーン等の車載電装品(図示せず)との間に配設されて、車載電装品のスイッチングを実行する。この電気接続箱10は、合成樹脂製のケース11内に回路構成体12を収容してなる。なお、以下の説明においては、図4における左側を表側とし、右側を裏側として説明する。
図4に示すように、ケース11は、表側(図4における左側)に開口するケース本体13と、このケース本体13の開口を表側から塞ぐカバー14と、を備える。図2に示すように、ケース本体13は、表裏方向(図2における上下方向)から見て略五角形状をなしている。
図2に示すように、回路構成体12は、回路基板17と、回路基板17の表面18に実装された半導体リレー19と、を有する。回路基板17の表面18には、プリント配線技術により導電路(図示せず)が形成されている。回路基板17は、表裏方向(図2における上下方向)から見て、略矩形状をなしている。
図4に示すように、回路基板17の裏面(特許請求の範囲に記載の一方の面に相当)21には、金属板材からなる第1導電部材(特許請求の範囲に記載の導電部材に相当)22が積層されている。第1導電部材22は、銅、銅合金等の金属板材に鍛造、鋳造、プレス加工、切削加工、圧延加工等を実行することにより所定の形状に形成される。なお、回路基板17の線膨張率と、第1導電部材22の線膨張率とは異なっている。
図4に示すように、第1導電部材22のうち回路基板17の開口部24に対応する位置には、第1導電部部材の表面(回路基板17側の面であって、図4における左側面)に、金属板材からなる第2導電部材32が積層されている。第2導電部材32は、銅、銅合金等の金属板材に鍛造、鋳造、プレス加工、切削加工、圧延加工等を実行することにより所定の形状に形成される。第1導電部材22と第2導電部材32との間には、絶縁性の合成樹脂材からなる第2絶縁部33が介されている。第2絶縁部33は、第1導電部材22と第2導電部材32とをモールド成形することにより形成される。
上述したように、コネクタ部15にはコネクタ端子16がコネクタ部15と一体にモールド成形されており、コネクタ端子16の一方の端部はコネクタ部15内に位置して配されている。図4に示すように、コネクタ端子16の他方の端部は、裏側(図4における右側)に向けて曲げ形成されると共に裏側に向けてコネクタ部15から突出している。
続いて、本実施形態の製造工程の一例について説明する。まず、金属板材を鍛造、鋳造、プレス加工等、任意の手法により加工して、第1導電部材22を形成する(図10参照)。次いで、図13に示すように、図13の下側に位置する金型40(以下、下型40と記載する。)の上面(図13における上面)に、第1導電部材22を載置する。下型40の上面には、第1導電部材22を収容するためのキャビティ41が形成されている。また、キャビティ41の底面には、上方(図13における上方)に突出する突出台42が形成されている。この突出台42の上面には、上方に突出する位置決め突起43が形成されている。
続いて、本実施形態の作用、効果について説明する。本実施形態によれば、回路基板17と、第1導電部材22とは、基板側貫通孔25及び導電部材側貫通孔26において、その内部に配された第1絶縁部23によって、積層状態で組み付けられる。これにより、回路基板17と、第1導電部材22とは、両部材17,22が全面に亘って固定されている場合に比べて、その板面に平行な方向について、相対的に変位可能になっている。このため、周囲の温度変化によって、回路基板17及び第1導電部材22が、その板面に平行な方向について延びても、回路基板17の延びた方向についての長さ寸法と、第1導電部材22の延びた方向についての長さ寸法との差を、回路基板17及び第1導電部材22の板面に平行な方向に逃がすことができる。この結果、回路構成体12が反ることを抑制できる。
次に、本発明の実施形態2を、図18を参照しつつ説明する。本実施形態においては、回路基板17には基板側貫通孔50が形成されている。基板側貫通孔50の表側(図18における左側)の開口部はやや径大に形成されている。また、第1導電部材22には、基板側貫通孔50に整合する位置に、導電部材側貫通孔51が形成されている。導電部材側貫通孔51の裏側(図18における右側)の開口部はやや径大に形成されている。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)第2導電部材32は省略してもよい。
(2)基板側貫通孔25及び導電部材側貫通孔26の断面形状は、円形状に限らず、三角形状、長方形状等の多角形状としてもよく、また、長円形状、楕円形状等、必要に応じて任意の形状とすることができる。
(3)本実施形態においては、基板側貫通孔25の内径と、導電部材側貫通孔26の内径とは実質的に同じ寸法とされたが、これに限られず、異なる寸法としてもよい。
(4)第2絶縁部33としては、絶縁性の接着剤、絶縁性の接着シート、絶縁性の粘着シート等、必要に応じて任意の絶縁性の材料を用いることができる。
(5)本実施形態においては、1つの第1導電部材22が回路基板17に組み付けられる構成としたが、これに限られず、複数の第1導電部材22が回路基板17に組み付けられる構成としてもよい。
(6)本実施形態においては、電子部品として半導体リレー19を用いたが、これに限られず、機械式リレー、抵抗、コンデンサ等、必要に応じて任意の素子を用いることができる。
11…ケース
12…回路構成体
17…回路基板
22…第1導電部材(導電部材)
23…第1絶縁部(合成樹脂部材)
25,50…基板側貫通孔
26,51…導電部材側貫通孔
52…樹脂ピン
Claims (3)
- 回路基板と、金属板材からなると共に前記回路基板の一方の面に積層された導電部材と、を備えた回路構成体であって、
前記回路基板には基板側貫通孔が形成されており、前記導電部材には前記回路基板に積層された状態で前記基板側貫通孔に対応する位置に導電部材側貫通孔が形成されており、前記基板側貫通孔及び前記導電部材側貫通孔の内部には前記基板側貫通孔及び前記導電部材側貫通孔を貫通して前記回路基板と前記導電部材とを積層状態で組み付ける合成樹脂部材が配されており、
前記合成樹脂部材は、前記回路構成体と前記導電部材とを積層した状態でモールド成形してなり、
前記回路基板には開口部が貫通して形成されており、前記導電部材は前記開口部を塞ぐように配設されており、前記開口部内には前記導電部材の少なくとも一部が配されていることを特徴とする回路構成体。 - 回路基板と、金属板材からなると共に前記回路基板の一方の面に積層された導電部材と、を備えた回路構成体であって、
前記回路基板には基板側貫通孔が形成されており、前記導電部材には前記回路基板に積層された状態で前記基板側貫通孔に対応する位置に導電部材側貫通孔が形成されており、前記基板側貫通孔及び前記導電部材側貫通孔の内部には前記基板側貫通孔及び前記導電部材側貫通孔を貫通して前記回路基板と前記導電部材とを積層状態で組み付ける合成樹脂部材が配されており、
前記合成樹脂部材は、前記基板側貫通孔及び前記導電部材側貫通孔の内部に挿通された樹脂ピンであり、
前記回路基板には開口部が貫通して形成されており、前記導電部材は前記開口部を塞ぐように配設されており、前記開口部内には前記導電部材の少なくとも一部が配されていることを特徴とする回路構成体。 - ケース内に、請求項1または請求項2に記載の回路構成体を収容してなることを特徴とする電気接続箱。
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