JP5372279B2 - 表示装置 - Google Patents
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Description
本発明はエッジライト方式の表示装置に関する。
液晶パネルを表示パネルとして備える液晶表示装置は、薄形で軽量である上、消費電力が小さいことから、近年、テレビジョン受像機、コンピュータ及び携帯端末用の画像表示装置として広く採用されている。
液晶表示装置の構成部材である液晶パネルは、自ら発光しないので、液晶表示装置は、CRT(Cathode Ray Tube)などの自発光型の表示装置とは異なり、面上の光源部を必要とする。
この光源部の一つの方式として、エッジライト方式がある。エッジライト方式は、液晶パネルの裏側に導光板及び導光板を支持するカバーを配し、導光板の側面側に光源を配する方式である。エッジライト方式は、導光板の側面から入光した光を、導光板内を拡散させながら導光板の一面から出光する。そのため、拡散板の裏側に光源が配される直下ライト方式に比べて表示装置の表裏厚さを薄くすることが可能となる利点がある。
エッジライト方式では、近年、従来の冷陰極管より小型なLED(Light Emitting Diode)が光源として使われるようになっている。光源として用いるLEDは白色発光のLEDである。白色LEDは、LED毎に色度又は明るさなどの発光特性にばらつきがある。そこで、製造された白色LEDを特性値毎に、複数グループに分けて管理を行なっている。各グループのことをランクという。白色LEDを実装する場合、ランクの異なる白色LEDを組み合わせて実装すると表示品位が悪化するため、ランクを合わせてLED基板に実装する必要がある。
また、取付けて使用していたLED基板が故障した為に交換修理(所謂,メンテナンス)するような場合には、故障したLED基板に実装されている白色LEDと同じランクの白色LEDが実装されたLED基板を、製造された多数枚のLED基板のうちから探し出すことは労力がかかる作業である。
このような問題を解決するために特許文献1に記載の表示装置においては、LED基板が製造される毎に、これに装着する複数の白色LEDのランクを各LED基板の表面又は白色LEDの側面に記録している。LED基板が故障した場合、この故障したLED基板に記録されているバーコードを読み取ることでそのLED基板に実装された白色LEDのランクを取得することが記載されている。
しかし、近年、表示の輝度を上げるために、白色LEDは高密度で実装されるため、白色LED実装面(LED基板表面)にバーコード等のランク情報を記載するのは困難である。また、表示装置の薄型化に伴い白色LEDも小型化しているため、白色LEDの側面にランク情報を記載するのも困難である。そのため、ランク情報はLED基板の裏面(白色LED実装面の反対面)に記載せざるを得ない。
一方、白色LEDを高輝度で発光するよう駆動した場合、高温となるため、他の部品に影響を与えるばかりでなく、熱により白色LED自身が破損する場合がある。そのため、白色LEDを光源として使用する場合は、放熱構造を設けることが必須である。放熱の一方法としてLED基板の裏面に、アルミニウム等の金属製の放熱体を貼り付けることが行われている。
従って、LED基板が放熱体に取り付けられた場合、ランク情報が放熱体で隠れることとなる。ランク情報を確認するためには、LED基板から放熱体を取り外す必要があるが、LED基板は薄く剛性が低いため破損することがあった。
本発明は、上述のごとき事情に鑑みてなされたものであり、白色LEDのランク情報を放熱体から取り外すこと無く容易に確認することが可能な表示装置等を提供することを目的とする。
本発明に係る表示装置は、表側に画像を表示する表示パネルへ光を供給する発光素子が一面に実装してある基板と、該基板を固定してある放熱体とを備える表示装置において、前記基板の他面には前記発光素子に関する情報が記載してあり、前記放熱体は前記基板の前記情報の記載位置以外の部分を固定してあり、前記基板は、前記情報の記載位置では前記放熱体より露出していることを特徴とする。
本発明にあっては、表側に画像を表示する表示パネルへ光を供給する発光素子が一面に実装してある基板と、該基板を固定してある放熱体とを備える表示装置において、発光素子を実装した基板には、前記発光素子に関する情報が記載され、前記放熱体は前記基板の前記情報の記載位置以外の部分を固定してあり、前記基板は、前記情報の記載位置では前記放熱体より露出しているので、放熱体から光源モジュールを取り外すこと無く、該光源モジュールの情報を参照することが可能となる。
本発明に係る表示装置は、前記発光素子に電源を供給する導線と接続されるコネクタが前記基板の一面に取り付けてあり、前記コネクタの固定位置に対応した基板の他面に前記情報が記載されてあることを特徴とする。
本発明にあっては、コネクタの固定位置に対応した基板の他面に情報を記載することとしたので、コネクタを目印として情報の記載位置を容易に特定することが可能となる。
本発明に係る表示装置は、前記情報は、前記基板の端部に記載されてあることを特徴とする。
本発明にあっては、基板の端部に情報を記載することとしたので、情報の記載位置を容易に特定することが可能となる。
本発明によれば、発光素子を実装した基板には、前記発光素子に関する情報が記載され、その記載位置に対応した放熱体には開口部が設けてあるので、放熱体から光源モジュールを取り外すこと無く、該光源モジュールの情報を参照することが可能となる。
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づき具体的に説明する。ここでは、表示装置を備える液晶テレビジョン(以下、「液晶テレビ」と記す)を例とする。
実施の形態1
図1は本実施の形態1における液晶テレビの外観を示す斜視図である。この液晶テレビは、液晶パネル1(表示パネル)、フロントキャビネット6、リアキャビネット12、スタンド15、チューナ部16、画像処理部17、電源制御部18を含む。液晶パネル1は略直方体状をなし、表側に画像を表示する。フロントキャビネット6は矩形状の枠体であり、液晶パネル1の周縁を表側から覆っている。リアキャビネット12は液晶パネル1の裏側を覆っている。スタンド15は、液晶テレビ1をテーブル等の平面に立てて載置するためのものである。
図1は本実施の形態1における液晶テレビの外観を示す斜視図である。この液晶テレビは、液晶パネル1(表示パネル)、フロントキャビネット6、リアキャビネット12、スタンド15、チューナ部16、画像処理部17、電源制御部18を含む。液晶パネル1は略直方体状をなし、表側に画像を表示する。フロントキャビネット6は矩形状の枠体であり、液晶パネル1の周縁を表側から覆っている。リアキャビネット12は液晶パネル1の裏側を覆っている。スタンド15は、液晶テレビ1をテーブル等の平面に立てて載置するためのものである。
チューナ部16は、テレビジョン放送を受信し、放送信号を取り出す。画像処理部17は、放送信号から画像情報を取り出す。取り出された画像情報を基に液晶パネル1に画像が表示される。電源制御部18は、所定電圧の電力を液晶テレビの各部に供給する。
以下の説明においては、液晶テレビの液晶パネル1が設けられた側を表側と呼び、表側の反対側を裏側と呼び、液晶パネル1に向かって左右をそれぞれ左側、右側と呼ぶこととする。また、液晶パネル1に向かって上下をそれぞれ上側、下側と呼ぶこととする。
また、液晶テレビの各構成要素の説明においては、特に記載がない限り、各構成要素が組み付けられた状態での方向を記述する。
図2は液晶テレビの要部を示す縦断面図である。図2では液晶テレビの表側を下にして描いている。本実施の形態1の液晶テレビは、液晶パネル1の裏側に、表側からレンズ系シート群7、裏側から光反射シート8で挟んだ導光板2を配している。導光板2の長手方向側面に対向して、ベース基板31(基板)に白色LED30(発光素子)が実装された光源モジュール3が配されている。光源モジュール3は、ヒートスプレッタ4(放熱体)の導光板2と平行な面41に固定されている。さらに、ヒートスプレッタ4は、保持枠体5の導光板2と平行な面(載置部)に固定されている。液晶パネル1表側の保持枠体5と液晶パネル1等の裏側のバックライトシャーシ9とにより、液晶パネル1、ヒートスプレッタ4等は挟まれ、ネジ61によりフロントキャビネット6に固定されている。
導光板2はアクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂、メタクリル樹脂、環状ポリオレフィン等の合成樹脂製であり、略直方形に形成されている。
バックライトシャーシ9は、金属板、例えば鋼板を略長方形状に形成してある。バックライトシャーシ9は、液晶テレビの裏側から、液晶パネル1、導光板2、光源モジュール3などを覆う。
保持枠体5と液晶パネル1とが接触する部分には、弾性部材13が設けられ、液晶パネル1を確実に固定すると共に、保持枠体5により液晶パネル1の表面が傷つくことを防止している。フロントキャビネット6は、保持枠体5を覆う。
以上のように構成された液晶テレビにおいて、白色LED30が発した光は、導光板2の側縁から入る。導光板2の裏側には光反射シート8があるため、導光板2の裏側方向に進んだ光は光反射シート8に反射される。光反射シート8で反射した光が、液晶パネル1を裏側から照射する。液晶パネル1が制御され、液晶パネル1の表側に画像が表示される。
図3は光源モジュール3の部分斜視図である。図3Aは光源モジュールの表面を上から見た光源モジュール3の部分斜視図である。図3Bは光源モジュールの裏面を光源モジュール3の下側から見た部分斜視図である。図4は裏側下から見たヒートスプレッタ4の部分斜視図である。図5は図4のV−V線における断面図である。図6は裏側上から見た光源モジュール3及びヒートスプレッタ4の部分斜視図である。図7は裏側上から見た光源モジュール3が載置されたヒートスプレッタ4の部分斜視図である。図8は保持枠体5を左裏側上方から見た斜視図である。
光源モジュール3は、図3Aに示すように、複数の白色LED30と、該白色LED30を実装する短冊状のベース基板31と、コネクタ32を含む。白色LED30は、ベース基板31の一面に長手方向に沿って並置されている。白色LED30は、駆動回路(図示しない)により駆動され、発光する。白色LED30の駆動電流は、コネクタ32にて接続されるケーブルにより供給される。コネクタ32は、ベース基板31の一端に固定されている。コネクタ32はベース基板31の長手方向と交差する方向にアダプタ挿入口が設けられている。コネクタ32の端子はベース基板31に設けられた導線の一方と接続され、導線の他方は、白色LED30の端子に接続されることにより、白色LED30に電力が供給される。
図3Bに示すように、ベース基板31の他面であって、コネクタ32の設置位置の反対側に、ランク情報34(発光素子に関する情報)が記載されている。ランク情報34は、例えば、バーコード、2次元コード、ピクトグラム又は英数字から構成された文字列である。ランク情報34は、光源モジュール3に搭載されている白色LED30のランクを表す情報である。ランク情報34は、ランクに対応する識別情報(ID、製造番号、ロット番号等)、ランクに対応する白色LED30の発光特性情報(色度、輝度など)、またはランクに対応する識別情報及び白色LED30の発光特性情報である。
ヒートスプレッタ4は、図4に示すように棒状の部材であり、図5に示すように断面が略コの字状である。図2のように取り付けられた場合に上側となる上側部分41には、図7に示すように光源モジュール3が載置される。図4及び図6に示すように、ヒートスプレッタ4の端部には矩形状の窓部46(開口部)が設けてある。窓部46は、ヒートスプレッタ4と光源モジュール3とをネジ330でネジ穴33、47を介して固定した場合に、ベース基板31に裏面に記載されたランク情報34が露出する位置に形成してある。図6に示すように、上側部分41にはネジ穴47が設けられている。光源モジュール3は、ネジ穴33及びネジ穴47にネジを通すことにより、ヒートスプレッタ4に固定される。なお、図7においては、ネジを省略している。なお、窓部46は矩形状に限らず、円形状、楕円状、四角形を除く多角形状でも良い。
図4に示すように、ヒートスプレッタ4の表側部分42は下側部分43と連なっている。下側部分43は不連続であり、数箇所切断されている。切断されている下側部分43の間には、表側部分42と連続して下方向に伸びている板状の結合部44が形成してある。結合部44はヒートスプレッタ4の両端部にも形成されている。結合部44に設けられたネジ穴45を通るネジ61により、ヒートスプレッタ4は保持枠体5に固定される。
ヒートスプレッタ4は、熱伝導率の高い金属、例えばアルミニウムにより形成され、白色LED30に発生した熱を伝導し放散させる。ヒートスプレッタ4の上側部分41の一面は、光源モジュール3と接し、他面は保持枠体5と接している。
図8に示すように、保持枠体5は、それぞれ金属板、例えば、鋼板により形成した、下側の部材51、左側の部材52、上側の部材53、右側の部材54をネジにより結合した、矩形枠状である。保持枠体5は、液晶パネル1、導光板2などを保持する。
図9は保持枠体5を構成する部材のうち下側部分の部材51裏側を左側面から見た斜視図である。図9の下側が、液晶テレビの表側である。図10は図9のX−X断線における断面図である。図11は、ヒートスプレッタ4が載置されている保持枠体5の下側部分の部材51裏側を左側面から見た部分斜視図である。
部材51は、載置部としての液晶パネル1と平行な下側から上側に伸びる板状部分51a、それに連なり表側に伸びている板状部分51bを備えている。さらに部材51は、それに連なり上側に伸びている板状部分51c、それに連なり裏側、すなわち導光板2の液晶パネル1と接する面に向かって突出している部分51d、それに連なり上側に伸びている板状部分51eを備えている。部材51は、左右方向の両端に、板状部分51eから更に上側に伸びている短冊状の連結部51g及び、裏側に突出している連結部51fを備えている。
図11に示すように、部材51の板状部分51a、51bがヒートスプレッタ4と接触する部分である。部材51に設けられているネジ穴51hは、部材51にバックライトシャーシ9、ヒートスプレッタ4を固定するためのネジが通る穴である。
部材51の連結部51gは、部材51と保持枠体5を構成する他の部材52又は54とをネジにより連結させるためのものである。
次に、本実施の形態1に係る液晶テレビの組み立て方法について、説明する。以下の説明において液晶テレビは表側を下にして組み立てている。
まず、フロントキャビネット6に、保持枠体5を載せる。保持枠体5の内縁部分に、液晶パネル1の外縁分が接触するように液晶パネル1を載せる。さらに液晶パネル1の上に、レンズ系シート群7、導光板2、光反射シート8を載せる。また、光源モジュール3を固定したヒートスプレッタ4を、保持枠体5の部材51の導光板2の側縁と平行な面に載せる。さらに、バックライトシャーシ9を載せて、フロントキャビネット6にネジ61で固定する。保持枠体5に載せられたヒートスプレッタ4は、保持枠体5及びバックライトシャーシ9に挟まれる形でネジ止めされる。
チューナ部16、画像処理部17、電源制御部18をバックライトシャーシ9に固定し、リアキャビネット12を被せ、フロントキャビネット6とネジで固定する。
図12は本実施の形態1における液晶テレビの分解斜視図である。フロントキャビネット6、保持枠体5、ヒートスプレッタ4、及びバックライトシャーシ9がネジ61で固定される様子を示している。フロントキャビネット6には保持枠体5が載せられている。光源モジュール3が固定されたヒートスプレッタ4は、保持枠体5に載置される。バックライトシャーシ9は、ヒートスプレッタ4及び保持枠体5を挟んで、フロントキャビネット6と固定される。
なお、チューナ部16、画像処理部17、電源制御部18、及びリアキャビネット12は省略している。
次に、白色LED30のランク情報34を参照する場合について、説明する。ランク情報を参照する場合には、まず、液晶テレビよりリアキャビネット12を外す。次に、チューナ部16、画像処理部17、電源制御部18をバックライトシャーシ9より取り外す。さらに、図12に示すようにネジ61を外し、バックライトシャーシ9を外す。この状態で、ヒートスプレッタ4は保持枠体5から取り外し可能となる。
図13は、光源モジュール3及びヒートスプレッタ4を下側から見た部分斜視図である。図14は光源モジュール3が載置されたヒートスプレッタ4を下側から見た部分斜視図である。
図13Aに示すように、コネクタ32の裏側の位置に当たるベース基板31の端部には、ランク情報34が記載されている。図13Bに示すように、ヒートスプレッタ4には窓部46が、設けられている。
図14に示すように、ヒートスプレッタ4に窓部46を設けたことにより、光源モジュール3をヒートスプレッタ4から取り外すこと無く、該光源モジュール3のランク情報34を容易に参照することが可能となる。ランク情報34がランクに対応する識別情報のみの場合は、ランク識別情報と白色LED30の発光特性情報とが対応付けられたデータベースを検索することにより発光特性情報を取得する。
上述したように、修理・点検で光源モジュール3のランク情報34を確認する際に、光源モジュール3をヒートスプレッタ4から取り外すことに起因するベース基板31の損傷を防ぐことが可能となる。
また、ランク情報34の記載箇所をコネクタ32に対応したベース基板31の裏面としたので、コネクタ32を目印として、ランク情報34の記載箇所を容易に特定することが可能となる。
さらにまた、ランク情報34の記載箇所をベース基板31の端部としたので、ランク情報34の記載箇所を容易に特定することが可能となる。
なお、ランク情報は、バーコード、2次元コード、ピクトグラム又は英数字から構成された文字列が記載されるものとしたが、ランク情報を表すものであれば、他のものでも良い。ランク情報を記載したシールをベース基板31に貼り付けても良い。可視光下では肉眼で見えないが、紫外線を照射すると光る蛍光インク又は蛍光塗料で記載しても良い。また、基板の表面を加工し、表面の凹凸パターンで表しても良い。
ランクに対応した白色LED30の特性情報は、色度、輝度などとしたが、それに限られず、相対色温度、演色性、発光効率を含めても良い。さらに、発光特性に限られず、電気的特性(定格電圧、消費電流など)を含めても良い。
ヒートスプレッタ4の形状については、上記のものに限られず、以下に示す形状を採用することも可能である。
変形例1
上述の実施の形態1では、ヒートスプレッタ4の長手方向の寸法は、光源モジュール3の長手方向の寸法の略2倍としてある。そのため、ヒートスプレッタ4の長手方向に伸びる面の略全面に2つの光源モジュール3が搭載されていた。本変形例1ではヒートスプレッタ4が上述のものより短くしてある。図15は光源モジュール3が載置されたヒートスプレッタ4を側面から見た部分斜視図である。コネクタ32が取り付けられている光源モジュール3の端部がヒートスプレッタ4より突出するようにしてある。コネクタ32部分の発熱は少ないため、コネクタ32に対応する部分にはヒートスプレッタがない構造としてある。
上述の実施の形態1では、ヒートスプレッタ4の長手方向の寸法は、光源モジュール3の長手方向の寸法の略2倍としてある。そのため、ヒートスプレッタ4の長手方向に伸びる面の略全面に2つの光源モジュール3が搭載されていた。本変形例1ではヒートスプレッタ4が上述のものより短くしてある。図15は光源モジュール3が載置されたヒートスプレッタ4を側面から見た部分斜視図である。コネクタ32が取り付けられている光源モジュール3の端部がヒートスプレッタ4より突出するようにしてある。コネクタ32部分の発熱は少ないため、コネクタ32に対応する部分にはヒートスプレッタがない構造としてある。
変形例1では、ヒートスプレッタ4において光源モジュール3のコネクタ32に対応する部分をなくすことにより、部材の削減を図ることが可能となる。また、光源モジュール3のコネクタ32の反対面にあるランク情報34が読み取りやすくなるという利点がある。その他の点については、上述の実施形態と同様であるので、説明を省略する。
変形例2
上述の実施の形態1では、光源モジュール3のコネクタ32の反対面にランク情報34を記載してある。ヒートスプレッタ4に窓部46を設け、光源モジュール3をヒートスプレッタ4から取り外すことなくランク情報34の読み取りを可能としている。
上述の実施の形態1では、光源モジュール3のコネクタ32の反対面にランク情報34を記載してある。ヒートスプレッタ4に窓部46を設け、光源モジュール3をヒートスプレッタ4から取り外すことなくランク情報34の読み取りを可能としている。
変形例2では、ランク情報34の読み取りがより容易にするために、窓部46をヒートスプレッタ4の複数面に渡るようにする。図16は光源モジュール3が載置されたヒートスプレッタ4を側面から見た部分斜視図である。光源モジュール3のコネクタ32の反対面にはランク情報34が記載されている。光源モジュール3がヒートスプレッタ4に取り付けられている場合であっても、ランク情報34が読み取り可能であるように、ヒートスプレッタ4には窓部46が設けられている。本変形例2ではランク情報34が記載されている面のみならず、ヒートスプレッタ4の他の面にも窓部46がつながっており、複数面に渡るようにしてある。窓部46がヒートスプレッタ4の複数面に渡っていることにより、ヒートスプレッタ4に取り付けられた光源モジュール3のランク情報34を読み取りやすくなる。ランク情報34がバーコード、二次元バーコードなど読み取り機で読み取らないと、記載内容が判明しない場合は、特に有効である。
変形例3
上述の実施の形態1では、ヒートスプレッタ4に窓部46を設けている。窓部46を設ける際には、ヒートスプレッタ4の該当する面の一部を取り除いている。変形例3では窓部46を設けるために切り出す板状部分を取り除くのではなく、一部分をヒートスプレッタ3本体に接続したままとする。図17は光源モジュール3が載置されたヒートスプレッタ4を側面から見た部分斜視図である。窓部46を設けるために切り出した板状部分46aはヒートスプレッタ4と接続された状態で内部に折り込まれている。
上述の実施の形態1では、ヒートスプレッタ4に窓部46を設けている。窓部46を設ける際には、ヒートスプレッタ4の該当する面の一部を取り除いている。変形例3では窓部46を設けるために切り出す板状部分を取り除くのではなく、一部分をヒートスプレッタ3本体に接続したままとする。図17は光源モジュール3が載置されたヒートスプレッタ4を側面から見た部分斜視図である。窓部46を設けるために切り出した板状部分46aはヒートスプレッタ4と接続された状態で内部に折り込まれている。
図11に示したように、ヒートスプレッタ4は保持枠体5を構成する部材51と結合されるため、部材51の切り出した板状部分46aと対応する位置に、切り出した板状部分46aと嵌合する孔を設けることとする。
変形例3では、窓部46を形成するために切り出した板状部分46aを完全に取り除くのではなく、一部分をヒートスプレッタ4本体に接続したままとするため、切り出した板状部分46aも光源モジュール3に発生した熱を放熱する役目を担う。また、部材51の切り出した板状部分46aと対応する位置に、切り出した板状部分46aと嵌合する孔を設け、当該孔と切り出した板状部分46aが嵌合するので、組み立て時にヒートスプレッタ4の位置決めをすることが可能となる。
変形例4
上述の実施の形態1、変形例3では、光源モジュール3がヒートスプレッタ4に取り付けられた状態で、光源モジュール3に記載したランク情報34が見ることが可能とするように、ヒートスプレッタ4に窓部46を設けている。変形例4では窓部46ではなく、ヒートスプレッタ4の先端を切り欠く構成とする。図18は光源モジュール3が載置されたヒートスプレッタ4を側面から見た部分斜視図である。ヒートスプレッタ4の先端をU字形状となるよう切り欠いた切り欠き部48が形成してある。切り欠き部48を形成したことにより、光源モジュール3に記載されたランク情報34を読み取ることが可能となる。一方、変形例1と異なり、ヒートスプレッタ4の先端部分に部材が残っているので、光源モジュール3の先端部分もヒートスプレッタ4で保持することが可能となる。
上述の実施の形態1、変形例3では、光源モジュール3がヒートスプレッタ4に取り付けられた状態で、光源モジュール3に記載したランク情報34が見ることが可能とするように、ヒートスプレッタ4に窓部46を設けている。変形例4では窓部46ではなく、ヒートスプレッタ4の先端を切り欠く構成とする。図18は光源モジュール3が載置されたヒートスプレッタ4を側面から見た部分斜視図である。ヒートスプレッタ4の先端をU字形状となるよう切り欠いた切り欠き部48が形成してある。切り欠き部48を形成したことにより、光源モジュール3に記載されたランク情報34を読み取ることが可能となる。一方、変形例1と異なり、ヒートスプレッタ4の先端部分に部材が残っているので、光源モジュール3の先端部分もヒートスプレッタ4で保持することが可能となる。
なお、切り欠き部48の形状はU字形状としたが、それに限らず、刺股形状、フォーク形状としても良い。
上述の説明において、ヒートスプレッタ4に搭載される光源モジュール3の数は、特に言及していないが、1つであっても複数であっても良い。複数の場合は、コネクタ32の位置を考慮すると、2つとするのが好適である。その場合、光源モジュール3は、左右対称な構成とする。すなわち、ヒートスプレッタ4に2つの光源モジュール3が固定された場合、ヒートスプレッタ4の長手方向中央、短手方向を軸として線対称となるように構成する。図6に示したように、一方の光源モジュール3は、液晶テレビの左側にコネクタ32が位置する。それと対称となる他方の光源モジュールは、液晶テレビの右側にコネクタが位置することとなる。
ヒートスプレッタ4と保持枠体5とはネジ止めされるものとしたが、それに限らず、接着剤、両面テープで固定しても良い。
また、ヒートスプレッタ4から保持枠体5へ伝導する熱量を増やすために、シリコン、アクリル樹脂、カーボンファイバなどから形成された熱伝導性シート(熱伝導体)をヒートスプレッタ4と保持枠体5との間に介在させる構造としても良い。さらにまた、ヒートスプレッタ4とバックライトシャーシ9との間に熱伝導性シートを介在させても良い。
上述の説明において、ヒートスプレッタ4はアルミニウム製としたが、それに限られず、熱伝導性の良い材質であれば良い。例えば、鉄又はステンレスである。より効率良く熱を放散する観点からは、銀や銅なども好ましいが、コスト、強度及び加工の容易さを考慮すると、アルミニウム、鉄、又はステンレスを用いることが好ましい。
保持枠体5及びバックライトシャーシ9は鋼板より構成されるものとしたが、白色LED30の熱をより良く放散させるために、アルミニウム、鉄、又はステンレスを用いても良い。
なお、上述した実施の形態はすべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上述した意味ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 液晶パネル
2 導光板
3 光源モジュール
30 白色LED
31 ベース基板
32 コネクタ
34 ランク情報
4 ヒートスプレッタ
46 窓部
5 保持枠体
51a、51b 板状部分(載置部)
6 フロントキャビネット
9 バックライトシャーシ
12 リアキャビネット
2 導光板
3 光源モジュール
30 白色LED
31 ベース基板
32 コネクタ
34 ランク情報
4 ヒートスプレッタ
46 窓部
5 保持枠体
51a、51b 板状部分(載置部)
6 フロントキャビネット
9 バックライトシャーシ
12 リアキャビネット
Claims (3)
- 表側に画像を表示する表示パネルへ光を供給する発光素子が一面に実装してある基板と、
該基板を固定してある放熱体と
を備える表示装置において、
前記基板の他面には前記発光素子に関する情報が記載してあり、
前記放熱体は前記基板の前記情報の記載位置以外の部分を固定してあり、
前記基板は、前記情報の記載位置では前記放熱体より露出していること
を特徴とする表示装置。 - 前記発光素子に電源を供給する導線と接続されるコネクタが前記基板の一面に取り付けてあり、
前記コネクタの固定位置に対応した基板の他面に前記情報が記載されてあること
を特徴とする請求項1に記載の表示装置。 - 前記情報は、前記基板の端部に記載されてあること
を特徴とする請求項1又は2に記載の表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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