JP5367457B2 - Dishwasher - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、食器類の洗浄を行う食器洗浄機に関するものである。 The present invention relates to a dishwasher for cleaning dishes.
従来、このような分野の技術として、例えば特開平7−124093号公報に記載された食器洗浄機が知られている。この食器洗浄機は、洗浄室を形成するハウジングと、ハウジングに形成された開口部から出し入れ自在に回転するドアと、開口部の側縁に沿って設けられ、開閉時におけるドアの側方の移動を規制する樹脂製の規制部材と、ドアの側面に設けられ、ドアの開閉時に規制部材と摺動する弧状の突起部と、を備えている。この食器洗浄機では、ドアの開閉時に規制部材と突起部とが点接触の状態で擦れ合うので、規制部材とドアとが直接的に面接触の状態で擦れ合う場合と比べて、擦れ跡を小さくすることができるので、良好な外観を得ることができる。 Conventionally, as a technique in such a field, for example, a dishwasher described in Japanese Patent Application Laid-Open No. 7-124093 has been known. This dishwasher is provided along the side edge of the opening that opens and closes the housing that forms the washing chamber, the door that rotates freely through the opening formed in the housing, and the side edge of the opening. A resin-made restricting member, and an arc-shaped protrusion provided on the side surface of the door and sliding with the restricting member when the door is opened and closed. In this dishwasher, when the door is opened and closed, the restricting member and the protruding portion rub against each other in a point contact state, so that the rubbing trace is reduced as compared with the case where the restricting member and the door rub against each other directly in a surface contact state. Therefore, a good appearance can be obtained.
ところで、前述したような食器洗浄機では、洗浄時にドアとハウジングとの隙間から洗浄水が漏れ出ることを防止する必要がある。しかしながら、漏洩防止のためにドアの上方や側方の隙間をパッキンで封止すると、部品点数が増加して構造が複雑化してしまう。さらには、ドア開閉時の障害となるため、ドアの側方にパッキンを設けることは難しいという問題があった。 By the way, in the dishwasher as described above, it is necessary to prevent the washing water from leaking from the gap between the door and the housing during washing. However, if the gap above and to the side of the door is sealed with packing to prevent leakage, the number of parts increases and the structure becomes complicated. Furthermore, there is a problem that it is difficult to provide packing on the side of the door because it becomes an obstacle when the door is opened and closed.
本発明は、洗浄水の漏洩防止を図ることができる食器洗浄機を提供することを目的とする。 An object of this invention is to provide the dishwasher which can aim at the leakage prevention of washing water.
本発明は、洗浄室を形成するハウジングと、ハウジングに形成された開口部から出し入れ自在に回動するドアと、を有する食器洗浄機において、ドアの上縁部に沿って設けられ、閉鎖状態のドアの上縁部とハウジングとの隙間を封止するシール部材と、開口部の側縁に沿って設けられ、ドアの側方の移動を規制する規制部材と、を備え、規制部材は、シール部材側から流れ込む洗浄水を洗浄室内に案内する案内部を有し、規制部材の上端とシール部材の端部とが対向するように配置され、案内部は、規制部材の上端に形成されると共にシール部材側から流れ出た洗浄水を受け入れる落し込み凹部と、落し込み凹部内の洗浄水を洗浄室内に案内する樋面と、を有していることを特徴とする。 The present invention relates to a dishwasher having a housing that forms a washing chamber and a door that pivots freely through an opening formed in the housing. A seal member that seals a gap between the upper edge portion of the door and the housing, and a restriction member that is provided along a side edge of the opening and restricts lateral movement of the door. A guide portion that guides cleaning water flowing from the member side into the cleaning chamber, and is arranged so that the upper end of the restriction member and the end portion of the seal member face each other; the guide portion is formed at the upper end of the restriction member; It has a drop recess for receiving the wash water flowing out from the seal member side, and a flange surface for guiding the wash water in the drop recess into the wash chamber .
本発明の食器洗浄機によれば、シール部材によりドアの上縁部とハウジングとの隙間が封止され、洗浄水の漏洩が防止される。そして、洗浄水がシール部材を伝って側方に流れ出たとしても、規制部材の案内部によって洗浄室内に案内されるので、ドアの側面を伝った洗浄水の漏洩防止が図られる。しかも、規制部材に案内部を形成することで、新たな部材を追加することなく漏洩防止を図ることが可能となり、結果として部品点数の削減及び構造の簡素化を図ることができる。このことは、食器洗浄機の低コスト化に有利である。 According to the dishwasher of the present invention, the gap between the upper edge portion of the door and the housing is sealed by the sealing member, and leakage of washing water is prevented. Even if the cleaning water flows sideways through the seal member, it is guided into the cleaning chamber by the guide portion of the regulating member, so that leakage of the cleaning water along the side surface of the door can be prevented. Moreover, by forming the guide portion on the regulating member, it is possible to prevent leakage without adding a new member, and as a result, it is possible to reduce the number of parts and simplify the structure. This is advantageous for reducing the cost of the dishwasher.
また、このような構成を採用すると、案内部を有する規制部材を簡素な形状とすることができ、これによって規制部材の低コスト化すなわち食器洗浄機の低コスト化を図ることができる。 In addition, when such a configuration is adopted, the regulating member having the guide portion can be formed into a simple shape, thereby reducing the cost of the regulating member, that is, reducing the cost of the dishwasher.
また、ドアの側面に設けられた突起部は、ドアの閉鎖時に規制部材に沿って延在すると共に、規制部材に対して側方で並置されていると好適である。
このような構成によれば、洗浄水がドアの側面やハウジングの内壁に沿って流れ込んできても、突起部と規制部材との協働によって、洗浄水の流れを確実に妨げることができる。
In addition, it is preferable that the protrusion provided on the side surface of the door extends along the restricting member when the door is closed and is juxtaposed laterally with respect to the restricting member.
According to such a configuration, even if the cleaning water flows along the side surface of the door or the inner wall of the housing, the flow of the cleaning water can be reliably prevented by the cooperation between the protrusion and the regulating member.
また、シール部材は、ドアの閉鎖時にハウジングと当接するストッパ部と、ストッパ部から突出すると共に、ドアの閉鎖時にドアの上縁部とハウジングとの隙間を閉塞する舌片と、を有し、舌片は、ハウジングに対する当接時において、ハウジングに湾曲した状態で押し付けられると好適である。 The seal member has a stopper portion that contacts the housing when the door is closed, and a tongue that protrudes from the stopper portion and closes a gap between the upper edge of the door and the housing when the door is closed, The tongue piece is preferably pressed against the housing in a curved state at the time of contact with the housing.
このような構成によれば、ストッパ部と舌片とが一つの部材として成形されることで、ストッパ部と隙間を閉塞するパッキン等(舌片)とを別体で組付けた場合と比べて、部材の組み付け誤差が発生し難く、これによってストッパ部がハウジングに当接するタイミングと舌片がハウジングに当接するタイミングとを一定に保つことができる。その結果、舌片の過剰な湾曲やハウジングに対する密着力の低下を避けることができるので、シール部材の長寿命化及び信頼性の向上が図られる。 According to such a configuration, the stopper portion and the tongue piece are formed as one member, so that the stopper portion and the packing or the like (tongue piece) that closes the gap are assembled separately. Assembling errors of the members hardly occur, so that the timing at which the stopper portion comes into contact with the housing and the timing at which the tongue piece comes into contact with the housing can be kept constant. As a result, it is possible to avoid excessive bending of the tongue piece and a decrease in the adhesion force to the housing, so that the life of the seal member can be extended and the reliability can be improved.
本発明によれば、洗浄水の漏洩防止を図ることができる。 According to the present invention, it is possible to prevent leakage of cleaning water.
以下、図面を参照しつつ本発明に係る食器洗浄機の好適な実施形態について詳細に説明する。 Hereinafter, a preferred embodiment of a dishwasher according to the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
図1〜図4に示すように、食器洗浄機1は、ステンレス製の筐体からなる洗浄機本体2と、この洗浄機本体2内に形成された洗浄室Sの開閉を行うステンレス製のドア5,6と、を備えている。この食器洗浄機1は、いわゆる同時ドアオープンタイプと呼ばれるものであり、左右のドア5,6を連動させて同時に開閉させることができる。この食器洗浄機1では、トレイに配列した食器類を、左右のドア5,6が開放された状態で洗浄室Sに搬入及び搬出することができる。
As shown in FIGS. 1 to 4, the dishwasher 1 includes a washing machine
洗浄機本体2は、下側に位置して機械室を包囲する第1のハウジング3と、上側に位置して洗浄室Sを形成する第2のハウジング4と、から構成されている。この機械室には、洗浄用ポンプ、濯ぎ用ポンプ、濯ぎ用貯湯タンクなど(いずれも図示せず)が収容されている。機械室部3は、4本の脚3aによって支持されている。第1のハウジング3の上部には、洗浄室Sの一部を形成する槽部7が設けられ、槽部7の下部には、洗浄水を貯めるための洗浄タンク8が設けられている。
The cleaning machine
槽部7の内部には、放射状に延びる3本のアームを有する下側洗浄ノズル9と、一直線状に延びる2本のアームを有する下側濯ぎノズル10とが同一軸線上において回転自在に配置されている。下側洗浄ノズル9及び下側濯ぎノズル10は、二重構造の配管11を介して洗浄タンク8や濯ぎ用貯湯タンク(図示せず)に接続されている。
Inside the
また、洗浄室Sの上部には、放射状に延びる3本のアームを有する上側洗浄ノズル12と、一直線状に延びる2本のアームを有する上側濯ぎノズル13とが同一軸線上において回転自在に配置されている。上側洗浄ノズル12及び上側濯ぎノズル13は、二重構造の配管14を介して洗浄タンク8や濯ぎ用貯湯タンクに接続されている。このような上下2段のノズル構成によって、洗浄室S内の食器類に対する高い洗浄効率及びすすぎ効率が得られる。
An
略門形状の第2のハウジング4は、一対のサイドパネル15,16と、サイドパネル15,16の上端を連結する天板17と、からなる。第2のハウジング4の左右には、矩形状の開口部18,19が形成されており、略フード状のドア5,6によって、これらの開口部18,19が開閉される。
The substantially gate-shaped
図1〜図5に示すように、ドア5は、開口部18から出し入れ自在に回転するいわゆるラウンドドアである。ドア5は、取っ手20が設けられた主面21と一対の側面22,23とによって略フード状に形成されている。
As shown in FIGS. 1 to 5, the
一方の側面22の裏側には、主面21と反対側に突出する板状の第1の連結部24が固定されている。この第1の連結部24には、ドア5を回転可能にする第1の回転軸25の一端がネジを介して固定され、この第1の回転軸25の他端側は、サイドパネル15を貫通して歯車45に固定されている。
A plate-like first connecting
また、他方の側面23の裏側には、主面21と反対側に突出する板状の第3の連結部28が固定されている。この第3の連結部28には、ドア5を回転可能にする第3の回転軸(図示せず)の一端を回転自在に支持するための軸孔が形成されている。第3の回転軸の他端は、サイドパネル16に固定されている。
In addition, a plate-like third connecting
また、側面22には、ドア5とサイドパネル15との隙間から洗浄水が漏れ出ることを防止するための断面L字形状の突起部26が固定されている。この突起部26は、ステンレス製の部材であり、溶接によってドア5に固定されている。長手方向で略くの字状に形成されている突起部26は、ドア閉鎖時に上下方向に沿って延在する上側突起部26aと、この上側突起部26aの下端からドア5の奥側に向かって斜め下方に延在する下側突起部26bと、からなる。この下側突起部26bは、ドア開放時にその下端が第2のハウジング4内に入り込むように配置されている。洗浄時に突起部26に付着した洗浄水は、下側突起部26bに沿って流下した後、開口18から離れた位置でその下端から槽部7へと落下する。
In addition, a
また、ドア5の側面22の略中央には、ドア開放時にドア6の端部と当接することでドアの開き過ぎを防止するための樹脂製のストッパ27が設けられている。なお、側面23にも同様の突起部及びストッパ(図示せず)が設けられている。
Also, a
ドア6は、ドア5と同様の構成を有するラウンドドアである。ドア6は、取っ手30が設けられた主面31と一対の側面32,33とによって略フード状に形成されている。一方の側面32の裏側には、主面31と反対側に突出する板状の第2の連結部34が固定されている。この第2の連結部34には、ドア6を回転可能にする第2の回転軸35の一端がネジを介して固定され、この第2の回転軸35の他端側は、サイドパネル15を貫通して歯車46に固定されている。
The
また、他方の側面33の裏側には、主面31と反対側に突出する板状の第4の連結部38が設けられている。この第4の連結部38には、ドア5を回転可能にする第4の回転軸(図示せず)の一端を回転自在に支持するための軸孔が形成されている。第4の回転軸の他端は、サイドパネル16に固定されている。また、ドア6の側面32,33には、突起部26と同様の構成を有する突起部(図示せず)が設けられている。
Further, on the back side of the
サイドパネル15の表面上には、ドア5,6を連動して同時に開閉するための連動機構40が配置されている。連動機構40は、第1の回転軸25の端部に固定されるL字状の第1の回動アーム41と、第1の回動アーム41の端部に固定された第1の歯車45と、第2の回転軸35の端部に固定されるL字状の第2の回動アーム42と、第2の回動アーム42の端部に固定されて、第1の歯車45に噛合する第2の歯車46と、を備えている。
On the surface of the
第1の回動アーム41とサイドパネル15の上端とは、ドア5を開放する方向に付勢するための引張りスプリング43で連結されている。第1の回動アーム41の端部及びサイドパネル15の上端には、3個横並びでフック孔41a,15aが形成され、引張りスプリング43の両端のフックを掛け変えることにより、引張りスプリング43の弾性力を適宜変更することができ、これによってドア5,6の開閉力を適宜変更することができる。
The
同様に、第2の回動アーム42とサイドパネル15の上端とは、ドア6を開放する方向に付勢するための引張りスプリング44で連結されている。第2の回動アーム42の端部及びサイドパネル15の上端には、3個横並びでフック孔42a,15bが形成され、引張りスプリング44の両端のフックを掛け変えることにより、引張りスプリング44の弾性力を適宜変更することができ、これによってドア5,6の開閉力を適宜変更することができる。
Similarly, the second
また、第1の回転軸25に固定された第1の歯車45と第2の回転軸35に固定された第2の歯車46とが噛み合うことで、ドア5とドア6とが連動して、ドア5,6の同時開閉が行われる。さらに、サイドパネル15には、ドア5,6の開閉を検出するドア開閉検出部48が設けられている。ドア開閉検出部48は、第2の回動アーム42の下端に取り付けられた可動側のマグネット48Aと、サイドパネル15の表面に取り付けられた固定側の検知器48Bとから構成されている。このドア開閉検出部48では、マグネット48Aが検知器48Bから離れることで、ドア5,6の開放状態が検知される。
Further, the
なお、第2のハウジング4のサイドパネル15上には、連動機構40及びドア開閉検出部48を覆うようにアウターパネル(図示せず)が取り付けられる。また、第2のハウジング4の内側には、略門形状のインナーパネル49が第2のハウジング4に沿って設けられ、インナーパネル49と第2のハウジング4との間にドア5,6が配置されている。
An outer panel (not shown) is attached on the
図5〜図7及び図9に示すように、ドア5には、ゴムなどの弾性材料からなるシール部材50がドア5の上縁部Aに沿って固定されている。シール部材50は、ドア閉鎖時にドア5の上縁部Aと第2のハウジング4との隙間を封止するものである。このシール部材50は、上縁部Aより長い全長を有し、その端部B1,B2はドア5の上縁部Aの側方に突出している。
As shown in FIGS. 5 to 7 and 9, a
シール部材50は、断面略L字状のストッパ部51と、ストッパ部51の上端から斜め上方に突出する舌片52と、からなる。ストッパ部51は、ドア5の上縁部Aに沿って延在する板状の固定部51aと、ドア閉鎖時に第2のハウジング4に当接される厚肉部51bと、によって断面略L字状に形成されている。この固定部51a上には、断面L字状の抑え板53が配置されている。この抑え板53とシール部材50とは、ネジ穴51cに挿入されたネジ54がドア5に螺合されることで固定されている。固定部51aに沿って延在する抑え板53の両端には、洗浄水がシール部材50の側方から流れ出ることを防ぐための立て板部53bが形成されている。
The
第2のハウジング4の天板17には、ドア閉鎖時にストッパ部51の厚肉部51bと当接させるために開口部18の幅方向に延在する当接片17aが内側に突出するように形成されている。ストッパ部51は、ドア閉鎖時に第2のハウジング4の当接片17aに当接してドア5の閉鎖方向への回転を止めるストッパとしての機能と、ドア5の回転を止めると同時にドア5の上縁部Aと第2のハウジング4の当接片17aとの隙間Hを閉塞する機能とを有する。
The
さらに、舌片52が当接片17aに当接して、ドア5の上縁部Aと第2のハウジング4の当接片17aとの隙間Hを閉塞している。この舌片52は、ストッパ部51の上端からドア5の径方向に突出している。
Further, the
このシール部材50では、ドア閉鎖時に舌片52が当接部17aに対して上向きに反るように湾曲した状態で押し付けられて、当接面17aと密着することで、ドア5の上縁部Aと第2のハウジング4との隙間Hが閉塞される。しかも、ドア5の位置が多少ずれたとしても、斜め上方に突出した舌片52が追従して変形することで、確実な隙間の閉塞が達成され、これによってシール部材50の信頼性の向上が図られる。
In the sealing
さらに、ストッパ部51と舌片52とが一つの部材として成形されることで、ストッパ部51と隙間を閉塞するパッキン等とを別体で設けた場合と比べて、部材の組み付け誤差が発生し難く、しかも舌片52の直近にストッパ部51が位置するので、ストッパ部51が第2のハウジング4に当接するタイミングと舌片52が第2のハウジング4に当接するタイミングとを一定に保つことができる。その結果、舌片52の過剰な湾曲や第2のハウジング4に対する密着力の低下を避けることができるので、シール部材50の長寿命化及び信頼性の向上が図られる。なお、ドア6の上縁部にも、シール部材50と同様の構成を有するシール部材55が固定されている。
Further, since the
図4及び図8に示すように、上下方向に延在する樹脂製の規制部材56にはネジ孔56aが形成され、規制部材56は、規制部材56のネジ穴56aに挿入されたネジ(図示せず)がサイドパネル15の側縁(開口部18の側縁W1側)に螺合されることで固定されている。また、サイドパネル16の側縁(開口部18の側縁W2側)には、規制部材56と同様の構成を有する樹脂製の規制部材57が固定されている。規制部材56と規制部材57とは、ドア5の側方の移動を規制することで、ドア5の横ずれを防止するためのものであり、ドア5とサイドパネル15,16との間隔を調整する。以下、説明の簡略化のため、規制部材56に関してのみ説明を行い、規制部材57に関する説明を省略する。
As shown in FIGS. 4 and 8, a
図9〜図11に示すように、規制部材56は、その上端Cがシール部材50の端部B1と対向すると共に、ドア閉鎖時に側方で上側突起部26aと並列するように開口部18の側縁W1に沿って配置されている。規制部材56は、シール部材50の端部B1側から流れ込む洗浄水を洗浄室Sに案内する案内部58を有している。この案内部58は、シール部材50の端部B1から流れ出た洗浄水を受け入れる落し込み凹部59と、落し込み凹部59内の洗浄水を洗浄室S内に案内する樋面60と、から構成される。
As shown in FIGS. 9 to 11, the upper end C of the restricting
規制部材56の上端Cに形成されている落し込み凹部59は、シール部材50側の第1の内壁面59aと、第1の内壁面59aに直交する第2の内壁面59bと、サイドパネル15の内面と、によって囲まれ、内側が開放されている。樋面60は、落し込み凹部59に連通して上下方向に沿って形成されている。また、樋面60は、サイドパネル15の内面に対して垂直に形成されている。この樋面60の下端は、機械室部3の槽部7近辺に達している。
The
このように構成された案内部58では、矢印Pに示すように、シール部材50の端部B1から流れ出た洗浄水は落し込み凹部59へと流れ込む。その後、洗浄水は樋面60を流下してその下端から槽部7へと落ち込み、槽部7の底面を伝って洗浄タンク8に流れ込む。なお、サイドパネル15,16のドア6側にも、ドア6の側方の移動を規制するための一対の樹脂製の規制部材(図示せず)及び規制部材63(図2参照)が設けられている。
In the
この食器洗浄機1によれば、シール部材50によりドア5の上縁部Aと第2のハウジング4との隙間が封止され、洗浄水の漏洩が防止される。そして、洗浄水がシール部材50を伝って側方に流れ出たとしても、案内部58によって洗浄室S内に案内されるので、ドア5とハウジング4との隙間からの洗浄水の漏洩防止が図られる。しかも、規制部材56に案内部58を形成することで、新たな部材を追加することなく漏洩防止を図ることが可能となり、結果として部品点数の削減及び構造の簡素化を図ることができる。このことは、食器洗浄機1の低コスト化に有利である。
According to this dishwasher 1, the gap between the upper edge portion A of the
さらに、案内部58を落し込み凹部59と樋面60とから構成することで、規制部材56の形状の簡素化を図ることができる。このことは、規制部材56の低コスト化すなわち食器洗浄機1の低コスト化に有利である。
Further, by forming the
また、図11に示すように、ドア5に固定された突起部26とサイドパネル15に固定された規制部材56とは、突起部26の洗浄室S側の起立面26cと規制部材56の樋面60とがドア閉鎖時において側方で一直線状に並列するように配置されている。
Further, as shown in FIG. 11, the
このような構成によれば、矢印Nに示すように、洗浄水がドア5の側面22に沿って流れ込んできても、起立面26cに衝突し、流れの向きが側方に変えられて、その勢いで、起立面26cと樋面60との間にほとんど入り込むことなく、サイドパネル15に沿って洗浄室Sへと戻される。同じく、矢印Mに示すように、洗浄水がサイドパネル15の内面に沿って流れ込んできても、樋面60に衝突し、流れの向きが側方に変えられて、その勢いで、起立面26cと樋面60との間にほとんど入り込むことなく、ドア5の側面22に沿って洗浄室Sへと戻される。
According to such a configuration, as shown by the arrow N, even if the cleaning water flows along the
さらに、図8及び図11に示すように、ドア閉鎖時にドア5の側面22と対向する規制部材56の第1の側面61は、樋面60に対して垂直に形成されている。この第1の側面61は、ドア開放時に外に露出する。また、第1の側面61は、開口部18の一部を形成している。
Furthermore, as shown in FIGS. 8 and 11, the
また、第1の側面61は、外側に向かうほど段階的にドア5の側面22に近づくように形成されている。第1の側面61は、サイドパネル15の内面に対して垂直な段差面61aを有している。この段差面61aは、上側突起部26aより外側に形成され、樋面60よりドア5側に形成されている。また、外に露出する規制部材56の第2の側面62は、サイドパネル15の内面に対して垂直に形成されている。
Moreover, the
この規制部材56は、樋面60から開口部18側に向かうほど段階的に厚くなるように形成されており、起立面26cと樋面60との隙間に入り込んだ僅かな洗浄水は規制部材56の段差面61aに衝突して流れが妨げられる。すなわち、規制部材56をこのような形状にすることで、ドア5の側面22とサイドパネル15の内面との間に生じる隙間を段階的に狭めて、隙間をいわゆるラビリンス化することができ、洗浄水の漏洩防止に寄与している。
The restricting
本発明は、前述した実施形態に限定されないことは言うまでもない。例えば食器洗浄機1は、同時ドアオープンタイプのものに限られず、少なくとも一つのラウンドドアを備えるものであれば本発明を好適に適用できる。 It goes without saying that the present invention is not limited to the embodiment described above. For example, the dishwasher 1 is not limited to the simultaneous door open type, and the present invention can be suitably applied as long as it includes at least one round door.
また、規制部材56に形成される案内部58は、前述したものに限られない。例えば落し込み凹部がなく樋面のみからなる構成であってもよく、パイプ状の流路部を有する構成であっても良い。
Moreover, the
また、突出部26と規制部材56との協働による隙間のラビリンス構造は種々のものが採用可能である。
Various labyrinth structures for the gap formed by the cooperation between the projecting
1…食器洗浄機、2…洗浄機本体、3…第1のハウジング、4…第2のハウジング、5,6…ドア、18,19…開口部、26…突起部、26a…上部突起部、50…シール部材、51…ストッパ部、52…舌片、56,57,63…規制部材、58…案内部、59…落し込み凹部、60…樋面、A…ドアの上縁部、B1,B2…シール部材の端部、S…洗浄室、W1,W2…開口部の側縁。
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 ... Tableware washing machine, 2 ... Washing machine main body, 3 ... 1st housing, 4 ... 2nd housing, 5,6 ... Door, 18, 19 ... Opening part, 26 ... Projection part, 26a ... Upper projection part, DESCRIPTION OF
Claims (3)
前記ドアの上縁部に沿って設けられ、閉鎖状態の前記ドアの上縁部と前記ハウジングとの隙間を封止するシール部材と、
前記開口部の側縁に沿って設けられ、前記ドアの側方の移動を規制する規制部材と、を備え、
前記規制部材は、前記シール部材側から流れ込む洗浄水を前記洗浄室内に案内する案内部を有し、
前記規制部材の上端と前記シール部材の端部とが対向するように配置され、
前記案内部は、前記規制部材の前記上端に形成されると共に前記シール部材側から流れ出た洗浄水を受け入れる落し込み凹部と、前記落し込み凹部内の洗浄水を前記洗浄室内に案内する樋面と、を有していることを特徴とする食器洗浄機。 In a dishwasher having a housing that forms a washing chamber, and a door that pivots freely through an opening formed in the housing,
A seal member provided along an upper edge of the door, and sealing a gap between the upper edge of the door in a closed state and the housing;
A regulating member that is provided along a side edge of the opening and regulates lateral movement of the door;
The regulating member has a guide portion that guides cleaning water flowing from the seal member side into the cleaning chamber ,
The upper end of the restriction member and the end of the seal member are arranged to face each other,
The guide portion is formed at the upper end of the restricting member and receives a wash recess that receives the wash water flowing out from the seal member side, and a flange surface that guides the wash water in the drop recess into the wash chamber. A dishwasher, characterized by comprising:
前記舌片は、前記ハウジングに対する当接時において、前記ハウジングに湾曲した状態で押し付けられることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の食器洗浄機。 The seal member includes a stopper that abuts the housing when the door is closed, and a tongue that protrudes from the stopper and closes the gap between the upper edge of the door and the housing when the door is closed. And having
The dishwasher according to claim 1 or 2 , wherein the tongue piece is pressed against the housing in a curved state at the time of contact with the housing.
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