JP5364556B2 - tire - Google Patents
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Description
本発明は、タイヤサイド部に装飾部を備えたタイヤに関する。 The present invention relates to a tire provided with a decorative portion on a tire side portion.
従来、タイヤのサイド部に複数の直線若しくは曲線のリッジを並列に配列してなるサイド装飾帯を設けることが広く行われている。
例えば特許文献1には、第1リッジ内に第2リッジを形成してサイド装飾帯とする例が開示されている。また、特許文献2には、第1リッジのみで構成された第1装飾要素と、第1リッジ内に第2リッジを配置してなる第2装飾要素と、を有するサイド装飾帯を形成する例が開示されている。
2. Description of the Related Art Conventionally, a side decoration band formed by arranging a plurality of straight or curved ridges in parallel on a side portion of a tire has been widely used.
For example,
しかし、特許文献1では、タイヤのサイド部の凹凸を目立たなくさせる効果が得られるものの、光の当たり方によるシルエットの変化が乏しく、見る人に与えるインパクトが弱い。また、特許文献2では、2種類の装飾要素の組合せで光の反射状態を異ならせて外観性を向上させる効果が得られるが、リッジ高さの変化による明暗の強弱の変化に乏しい。
本発明は、上記事実を考慮して、サイド部の凹凸を目立たなくさせるとともに、サイド部の外観性を更に向上させたタイヤを提供することを課題とする。
However, in
In view of the above facts, an object of the present invention is to provide a tire that makes the unevenness of the side portion inconspicuous and further improves the appearance of the side portion.
請求項1に記載の発明は、タイヤサイド部に装飾部を有し、前記装飾部は複数個の装飾要素を有し、前記装飾要素は、装飾要素輪郭を形成する第1リッジを備え、前記第1リッジで囲われた領域内が平滑面である装飾要素Aと、前記第1リッジ内に配置された第2リッジを備えた装飾要素Bと、前記装飾要素Bに比べて前記第2リッジの配置及び前記第2リッジの延在方向が異なる装飾要素Cと、の組合せを含み、前記装飾要素Aと、前記装飾要素Bと、前記装飾要素Cとが、タイヤ周方向及びタイヤ径方向に周期的に形成されている。
Invention of
請求項1に記載の発明では、装飾要素A〜Cが互いに隣接する場合、装飾要素同士が第1リッジの一部を共有している場合であっても、装飾要素A〜Cが複数組み合わせられていることになる。 In the first aspect of the present invention, when the decorative elements A to C are adjacent to each other, even if the decorative elements share a part of the first ridge, a plurality of decorative elements A to C are combined. Will be.
請求項1に記載の発明では、このような装飾要素A〜Cが複数組合せられてなる装飾部がタイヤサイド部に備えられているので、この装飾部が設けられたタイヤ部分の凹凸を目立たなくさせることができる。そして、装飾要素Bと装飾要素Cとでは第2リッジの配置が異なっているので、光(太陽光、環境光など)の反射の仕方の違いによる陰影の差を効果的に演出することができ、タイヤサイド部の外観性(意匠性)を格段に向上させたタイヤとすることができる。 In the first aspect of the present invention, the tire side portion is provided with a decorative portion formed by combining a plurality of such decorative elements A to C, so that the unevenness of the tire portion provided with the decorative portion is inconspicuous. Can be made. And since the arrangement of the second ridge is different between the decorative element B and the decorative element C, it is possible to effectively produce the difference in shadow due to the difference in the way of reflecting light (sunlight, ambient light, etc.). In addition, the tire can be a tire in which the appearance (designability) of the tire side portion is remarkably improved.
請求項1に記載の発明は、前記装飾要素Aでは、前記第1リッジ内の領域が平滑面である。
これにより、装飾要素Aを構成する第1リッジ内の領域では光の反射率が高くしかも光の反射角度が均一であり、装飾要素B及び装飾要素Cでは効果的にシルエットが視認される。
According to one aspect of the present invention, in the decorative element A, a region within the first ridge is smooth surface.
Thereby, in the area | region in the 1st ridge which comprises the decoration element A, the reflectance of light is high and the reflection angle of light is uniform, and the silhouette is visually recognized effectively in the decoration element B and the decoration element C.
請求項1に記載の発明は、前記装飾要素Bと前記装飾要素Cとでは、前記第2リッジの延在方向が互いに異なる。
これにより、装飾要素Bと装飾要素Cとで、光の反射方向の違いによる明度(影の濃淡)の差を効果的に演出することができる。
In the first aspect of the present invention, the extending direction of the second ridge is different between the decorative element B and the decorative element C.
Thereby, the difference of the brightness (shading of the shadow) by the difference in the reflection direction of light can be effectively produced by the decoration element B and the decoration element C.
請求項2に記載の発明は、前記装飾要素Bと前記装飾要素Cとでは、前記第2リッジのピッチが互いに異なる。
これにより、装飾要素Bと装飾要素Cとで、ピッチ差が異なることによる陰影の差を効果的に演出することができる。このことは、タイヤサイド部への光の入射量が少ないときに装飾要素Bと装飾要素Cとの明度差を充分に視認させる上で、特に有効である。
In the invention according to
Thereby, the difference in shadow by the difference in pitch between the decorative element B and the decorative element C can be effectively produced. This is particularly effective in sufficiently viewing the brightness difference between the decorative element B and the decorative element C when the amount of light incident on the tire side portion is small.
請求項3に記載の発明は、前記タイヤ側面に、標章を表示する標章部を備え、前記装飾要素Aと前記装飾要素Bとが前記標章部の周囲の少なくとも一部に配置されている。
これにより、標章部の視認性が向上、すなわち標章の視認性が向上する。
Invention of Claim 3 is provided with the mark part which displays a mark on the said tire side surface, and the said decoration element A and the said decoration element B are arrange | positioned in at least one part of the circumference | surroundings of the said mark part. Yes.
Thereby, the visibility of a mark part improves, ie, the visibility of a mark improves.
請求項4に記載の発明は、前記標章部のうち前記標章を除いた周囲領域にはリッジが配列され、前記標章が平滑面で表示されている。
これにより、標章の視認性が更に向上するとともに、標章を見た人に与えるインパクトが大きい。なお、装飾部が2つ以上形成され、標章部のタイヤ周方向両側にこの装飾部が配置されていることが、視認性の重要度が高い標章をより際立たせる観点上で好ましい。
According to a fourth aspect of the present invention, ridges are arranged in a peripheral area excluding the mark in the mark portion, and the mark is displayed on a smooth surface.
Thereby, the visibility of the mark is further improved and the impact on the person who has seen the mark is great. It is preferable that two or more decorative portions are formed and the decorative portions are arranged on both sides in the tire circumferential direction of the mark portion from the viewpoint of making the mark having a high degree of visibility more conspicuous.
本発明によれば、サイド部の凹凸を目立たなくさせるとともに、サイド部の外観性を更に向上させたタイヤとすることができる。 ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this invention, while making the unevenness | corrugation of a side part inconspicuous, it can be set as the tire which further improved the external appearance property of the side part.
以下、実施形態を挙げ、本発明の実施の形態について説明する。なお、第2実施形態以下では、既に説明した構成要素と同様のものには同じ符号を付して、その説明を省略する。 Hereinafter, embodiments will be described and embodiments of the present invention will be described. In the second and subsequent embodiments, the same components as those already described are denoted by the same reference numerals, and description thereof is omitted.
[第1実施形態]
まず、第1実施形態について説明する。図1は、本実施形態に係る空気入りタイヤ10の側面図である。図1、図2に示すように、空気入りタイヤ10のサイド部14には0、装飾要素A1と装飾要素B1と装飾要素C1とが複数組み合わされてなる円弧状のサイド装飾帯16(図1、図2参照)が形成されている。サイド装飾帯16は、タイヤ中心軸CE(図1参照)を挟んで対称位置に配置されるように2つ形成されている。
[First Embodiment]
First, the first embodiment will be described. FIG. 1 is a side view of a
そして、一方のサイド装飾帯16と他方のサイド装飾帯16とに両端部でそれぞれ隣接するように、円弧状の標章部30がサイド部14に形成されている。従って、標章部30もタイヤ中心軸CEを挟んで対称位置に配置されるように2つ形成されている。標章32は、平滑面で表示された例えば「ABCDEFGH」の文字で表示されている。そして、標章部30のうち標章32を除いた周囲領域36には多数のリッジ34が配列されている。
An arc-
図2に示すように、サイド装飾帯16では、装飾要素A1と装飾要素B1と装飾要素C1とが周期的に複数組み合わされている。このサイド装飾帯16は、タイヤ中心軸を挟んで対称位置に配置されるように2つ形成されている。
装飾要素A1は、長手方向がタイヤ周方向Uである菱形状の平滑面領域44の輪郭を形成する第1リッジ46のみで形成されている。なお、平滑面領域44での反射光としては、平滑面領域44の法線方向から光が入射したときの反射光が最も明るく視認され易い。
As shown in FIG. 2, in the side
The decorative element A1 is formed only by the
装飾要素B1は、紙面左上がりの平行四辺形状の領域の輪郭を形成する第1リッジ46と、紙面左上方向に延びるように第1リッジ46内に配列された第2リッジ49と、で構成される。なお、第2リッジ49の表面での反射光としては、該表面の法線方向から光が入射したときの反射光が最も明るく視認され易い。
The decorative element B1 includes a
装飾要素C1は、紙面右上がりの平行四辺形状の領域の輪郭を形成する第1リッジ46と、紙面右上方向に延びるように第1リッジ46内に配列された第2リッジ49と、で構成されている。本実施形態では、装飾要素B1と装飾要素C1とでは、第2リッジ49の延在方向が90°異なっている。
装飾要素A1〜C1は、重なり合う部分を互いに共有した構造となっている。また、本実施形態では、第2リッジ49の高さは第1リッジ46に比べて低い。
The decorative element C1 includes a
The decorative elements A1 to C1 have a structure in which overlapping portions are shared with each other. In the present embodiment, the height of the
装飾要素A1は、タイヤ周方向Uに並んで配列されている。装飾要素B1及び装飾要素C1は、タイヤ周方向Uに交互に配列されている。そして、装飾要素A1がタイヤ周方向Uに配列された第1装飾要素列54と、装飾要素B1及び装飾要素C1がタイヤ周方向Uに配列された第2装飾要素列56とは、タイヤ半径方向Rに交互に配列されている。また、第2装飾要素列56をタイヤ半径方向両側から挟む第1装飾要素列54同士では、装飾要素A1のタイヤ周方向長さの半分だけタイヤ周方向Uに互いにずれるように配置されている。そして、第1装飾要素列54をタイヤ半径方向両側から挟む第2装飾要素列56同士では、装飾要素B1や装飾要素C1のタイヤ周方向長さだけタイヤ周方向Uに互いにずれるように配置されている。
The decorative elements A1 are arranged side by side in the tire circumferential direction U. The decorative element B1 and the decorative element C1 are alternately arranged in the tire circumferential direction U. The first
なお、このように装飾要素A1、装飾要素B1、及び、装飾要素C1を配置することの概念を図3に説明する。図3に示すように、本実施形態では、装飾要素A1〜C1は、3つで正六角形をそれぞれ構成する同形状の菱形状とされている。従って、装飾要素A1〜C1は、広角が120°で挟角が60°の菱形状である。 The concept of arranging the decorative element A1, the decorative element B1, and the decorative element C1 in this way will be described with reference to FIG. As shown in FIG. 3, in this embodiment, the decoration elements A1 to C1 are three rhombuses having the same shape, each of which constitutes a regular hexagon. Therefore, the decorative elements A1 to C1 have a rhombus shape with a wide angle of 120 ° and an included angle of 60 °.
また、装飾要素A1では第1リッジ46内に平滑面領域44が形成されるように、装飾要素B1には第2リッジ内49が配列されるように、装飾要素C1にも第2リッジ49が配列されるように(ただし、装飾要素C1の第2リッジ49は、装飾要素B1の第2リッジ49とは延在方向が90°異なるように配列される)、第1リッジ46、第2リッジ49、及び、平滑面領域44の配置位置を予め設定し、第1リッジ46、第2リッジ49、及び、平滑面領域44を組み合わせている。
このような構成により、サイド装飾帯16には、装飾要素A1、装飾要素B1、及び、装飾要素C1が周期的に配置されている。
In addition, the decorative element A1 has the
With such a configuration, the decorative element A1, the decorative element B1, and the decorative element C1 are periodically arranged on the side
以上説明したように、本実施形態ではサイド装飾帯16がサイド部14に形成されている。このサイド装飾帯16には、装飾要素A1と装飾要素B1と装飾要素C1とがタイヤ周方向U及びタイヤ半径方向Rに周期的に配置されている。そして、装飾要素A1の第1リッジ46内は平滑面領域44とされ、装飾要素B1の第1リッジ46内には第2リッジ49が配列され、装飾要素C1には、装飾要素B1の第2リッジ49と90°の角度をなす第2リッジ49が配列されている。従って、サイド装飾帯16では3種類の互いに異なる階調(グラデーション)が視認される。これにより、装飾要素A〜Cで、光の反射方向の違いによる明度(影の濃淡)の差を効果的に演出することができる。そして、平滑面領域44では反射率が高くて反射方向が同一方向である。従って、光沢の濃淡が明瞭でしかも高級感を与えることができ、外観性(意匠性)が向上した空気入りタイヤ10とすることができる。このことは、サイド装飾帯16にワックスを塗ったときに特に顕著となる。
As described above, the side
そして、第1リッジ46の高さは、第2リッジ49よりも高い。従って、第1リッジ46は装飾模様の外枠としての役割を果たし、第2リッジ49は視認性を向上させる役割を果たすので、外観性が更に向上している。なお、このようにリッジ寸法を異ならせるには、バイト加工やエッチング処理などでリッジを形成する際に加工深さを異ならせることで実現される。
The height of the
また、サイド装飾帯16では、装飾要素A1と装飾要素B1と装飾要素C1とが周期的に連続して形成されているので、これにより、サイド装飾帯16が形成されている部位の凹凸を目立たなくさせることができる。
そして、装飾要素A1〜C1の各外縁を形成している第1リッジ46は互いに同形状であり、リッジ高さも互いに同じである。これにより、サイド装飾帯16に均一性、規則性が顕著に現れ、サイド装飾帯16の凹凸を目立たなくさせる上で更なる効果が得られる。また、光の入射角度が短時間に変化する状況(特にタイヤが回転する状況)で、装飾要素A1、装飾要素B1、及び、装飾要素C1からの反射光が一定時間毎に連続的に視認され、サイド装飾部の均一性、規則性が強く視認される。
Further, in the side
The
また、装飾要素B1と装飾要素C1とでは、第2リッジ49の延在方向が90°異なる。従って、装飾要素A1〜C1を視認できる程度の回転速度で空気入りタイヤ10が回転したときに影の濃淡が規則的に変化するので、サイド部14の外観性(意匠性)が更に向上する。
Further, the extending direction of the
また、本実施形態では、空気入りタイヤ10は標章部をサイド部14に備えており、この標章部30は、標章32を表示するとともに、両端で装飾要素A1と装飾要素B1とにそれぞれ隣接している。従って、標章部30の視認性が向上、すなわち標章32の視認性が向上している。
Moreover, in this embodiment, the
更に、標章32が平滑面で表示され、標章部30のうち標章32を除いた周囲領域36にはリッジ34(例えば直線状や曲線状のリッジ)が配列されている。これにより、標章32の視認性が更に向上するとともに、標章32を見た人に与えるインパクトが大きい。そして、サイド装飾帯16が2つ形成され、標章部30のタイヤ周方向両側にこのサイド装飾帯16が配置されているので、視認性の重要度が高い標章32をより際立たせることができる。
Further, the
以下、第1リッジ46、第2リッジ49、これらの配置間隔などの好適な具体例を示す。
Hereinafter, preferred specific examples of the
図4は、図2の矢視4−4から見た断面図である。図4に示すように、装飾要素B1を構成する第1リッジ46は断面台形状である。第1リッジ46の頂部を形成する平面46Fの幅B1は最大で0.2mmとされている。また、サイド装飾帯16の法線方向Nに対する第1リッジ46の斜面(側壁)46Sがなす角度α1は45°である。第1リッジ46の高さh1は0.2mmである(なお、h1は0.15〜0.35mmの範囲内であることが好ましい)。また、タイヤ半径方向Rに延びてサイド装飾帯16と標章部30とを仕切る仕切りリッジ38(図1参照)の高さは0.4mmである。
4 is a cross-sectional view as seen from the direction 4-4 in FIG. As shown in FIG. 4, the
第2リッジ49も断面台形状である。第2リッジ49の頂部を形成する平面49Fの幅B2も最大で0.2mmとされている。また、サイド装飾帯16の法線方向Nに対する第2リッジ49の斜面49Sがなす角度α2は35°である。第2リッジ49の高さh2は0.15mmである(なお、h2は0.1〜0.3mmの範囲内であることが好ましい)。また、隣り合う第2リッジ49同士の間隔d2は0.6mmである。
The
図5は、図2の矢視5−5から見た断面図である。図5に示すように、装飾要素C1を構成する第1リッジ46、第2リッジ49の断面寸法は、それぞれ、装飾要素B1を構成する第1リッジ46及び第2リッジ49と同じである。ただし、隣り合う第2リッジ49同士の間隔d3は0.8mmである。
FIG. 5 is a cross-sectional view taken along the line 5-5 in FIG. As shown in FIG. 5, the cross-sectional dimensions of the
このように、第1リッジ46の斜面46Sと第2リッジ48の斜面48Sとで傾斜角度が異なること(α1とα2が異なること)により、第1リッジ46には装飾模様の外枠としての役割を、第2リッジ49には模様の視認性を向上させる役割を、更に明確に果たさせることができる。そして、h1>h2、α1>α2の関係になっていることにより、このことが更に顕在化している。
As described above, the
また、装飾要素B1に配列された第2リッジ49のピッチ(隣り合う第2リッジ49同士の間隔d2)よりも、装飾要素C1に配列された第2リッジ49のピッチ(隣り合う第2リッジ49同士の間隔d3)のほうが広い。従って、装飾要素B1のほうが装飾要素C1に比べて第2リッジ49が高い密度で配列されている。これにより、装飾要素B1と装飾要素C1とで、ピッチ差が異なることによる陰影の差を効果的に演出することができる。このことは、タイヤ側面への光の入射量が少ないときに、装飾要素B1と装飾要素C1との明度差を充分に視認させる上で、特に有効である。
Further, the pitch of the
なお、これらの寸法がここに例示した値の±50%の範囲内、好ましくは±30%の範囲内であれば、視認性や耐久性などで充分な効果を奏することができる。 In addition, if these dimensions are within a range of ± 50% of the values exemplified here, and preferably within a range of ± 30%, sufficient effects can be obtained in terms of visibility and durability.
[第2実施形態]
次に、第2実施形態について説明する。図6に示すように、本実施形態に係る空気入りタイヤのサイド部には、第1実施形態に比べ、装飾要素C1(図2参照)に代えて装飾要素C2を配置したサイド装飾帯66が形成されている。
装飾要素C2では、第1実施形態で説明した装飾要素C1に比べ、第2リッジ49の延在方向が装飾要素B1の第2リッジ49と同方向とされている。
本実施形態によっても、サイド装飾帯66では3種類の互いに異なる階調(グラデーション)が視認され、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
[Second Embodiment]
Next, a second embodiment will be described. As shown in FIG. 6, a side
In the decorative element C2, the extending direction of the
Also according to this embodiment, three different gradations (gradations) are visually recognized on the
10 空気入りタイヤ(タイヤ)
14 サイド部(タイヤサイド部)
16 サイド装飾帯(装飾部)
30 標章部
32 標章
34 リッジ
36 周囲領域
44 平滑面領域(領域)
46 第1リッジ
49 第2リッジ
66 サイド装飾帯(装飾部)
A1 装飾要素(装飾要素A)
B1 装飾要素(装飾要素B)
C1 装飾要素(装飾要素C)
C2 装飾要素(装飾要素C)
10 Pneumatic tire (tire)
14 Side part (tire side part)
16 Side decoration band (decoration part)
30
46
A1 decoration element (decoration element A)
B1 decoration element (decoration element B)
C1 decoration element (decoration element C)
C2 decoration element (decoration element C)
Claims (4)
前記装飾部は複数個の装飾要素を有し、
前記装飾要素は、装飾要素輪郭を形成する第1リッジを備え、前記第1リッジで囲われた領域内が平滑面である装飾要素Aと、前記第1リッジ内に配置された第2リッジを備えた装飾要素Bと、前記装飾要素Bに比べて前記第2リッジの配置及び前記第2リッジの延在方向が異なる装飾要素Cと、の組合せを含み、
前記装飾要素Aと、前記装飾要素Bと、前記装飾要素Cとが、タイヤ周方向及びタイヤ径方向に周期的に形成されている、タイヤ。 Has a decorative part on the tire side,
The decorative portion has a plurality of decorative elements,
The decorative element comprises a first ridge forming a decorative element outline, the decoration element A is enclosed within a region in the first ridge is smooth plane, a second ridge positioned before Symbol the first ridge seen containing a decorative element B having a said a decorative element B decorative elements extending direction of arrangement and the second ridge of the second ridge compared different C, and combinations,
A tire in which the decorative element A, the decorative element B, and the decorative element C are periodically formed in a tire circumferential direction and a tire radial direction .
前記装飾要素Aと前記装飾要素Bとが前記標章部の周囲の少なくとも一部に配置されている、請求項1又は2に記載のタイヤ。The tire according to claim 1 or 2, wherein the decorative element A and the decorative element B are arranged at least at a part around the mark portion.
前記標章が平滑面で表示されている、請求項3に記載のタイヤ。The tire according to claim 3, wherein the mark is displayed on a smooth surface.
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