JP5364406B2 - 開き扉を備えた引戸装置 - Google Patents
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Description
本発明のより具体的な目的の1つは、扉体側に通線を行なうことなく、開口部閉鎖時かつ火災時等の非常時にロック手段を自動的に解除して開き扉の開放を可能とすることにある。
避難用開口を備え、建物開口部の幅方向に移動して当該建物開口部を開閉する扉体と、前記避難用開口を開閉するように前記扉体に設けられた開き扉と、を備えた引戸装置において、
前記扉体に設けられ、前記開き扉に係脱可能であり、通常時には付勢手段により係止状態が保持されているロック手段と、
前記扉体の戸先側に位置して設けられ、第1の位置と第2の位置の間で移動可能であり、通常時の第1の位置において前記扉体から突出する突出部位を備えている作動手段と、
前記扉体に設けられ、作動手段が第1の位置から第2の位置に移動することでロック手段が解除状態となるように、前記作動手段の作動を前記ロック手段に伝動する伝動手段と、
建物開口部の枠体の戸先側に位置して設けられ、閉鎖移動中の扉体が全閉状態に接近した時あるいは全閉状態において第1の位置にある作動手段の前記突出部位を押し込むことで作動手段を第2の位置へと移動させる押圧手段と、を有する開き扉を備えた引戸装置、である。
1つの態様では、前記防火自動引戸装置は、自動閉鎖装置を備えており、火災時に防災盤からの作動信号に基づいて、自動閉鎖装置が作動して(主電源が切られた後に)扉体が自動閉鎖して全閉状態となる。
前記押圧手段は、火災時に生成される作動信号に基づいて下方に突出して前記突出部位を下方に押し込むものである。
1つの態様では、押圧手段は、火災時に防災盤からの作動信号に基づいて作動する電磁レリーズによって下方に突出するように構成される。
横方向に移動する第1部材が第2部材に当接した時に、横方向の力を縦方向に変換しながら第1部材の横方向の移動を許容しつつ第1部材を縦方向に移動させるような、第1部材と第2部材の当接部の具体的な形状は当業者に適宜設計し得る。
1つの態様では、当接部の一方に傾斜面を形成することで、扉体(突出部位)の戸先側への移動を許容しつつ、作動手段(突出部位)を下動させる。より具体的な態様では、前記突出部位あるいは前記押圧手段のいずれかの当接部は、戸先側に向かって上側から下側に傾斜状に延出するガイド部である。
請求項3に記載したものでは、自動閉鎖装置を作動させるための作動信号、押圧手段を作動させるための作動信号のタイミングの制御を厳格に行なうことなく、防災信号と連動して、火災時等の非常時にのみ、扉体内の開き扉を開放させることが可能となる。
第1実施形態について図2に基づいて説明する。扉体1の上框12の戸先側部位には、ロック手段としてのラッチ15が下側に位置する第1の位置と上側に位置する第2の位置との間で上下方向に移動可能に設けてある。ラッチ15の下端部が係止部15Aとなっており、ラッチ15が第1の位置にある時に、開き扉8の上框82の戸先側部位に形成した凹状のラッチ受け16にラッチ15の下端の係止部15Aが係止するようになっている。ラッチ15の上端と扉体1の上端面120との間に位置して付勢手段としてのコイルスプリング17が設けてあり、コイルスプリング17がラッチ15を下向きに押圧することで、通常時には、ラッチ15は第1の位置を維持しており、ロック手段は係止状態にある。
第2実施形態について図3に基づいて説明する。同一の構成要素については、図2と図3との間で共通の参照番号を付与してある。扉体1の戸先側縦框10の上側部位には、ロック手段としてのラッチ15´が設けてあり、ラッチ15´は、開き扉8の戸先側縦框80の上側部位に形成した凹状のラッチ受け16´に対して係脱可能となっている。ラッチ15´は、第1の姿勢と第2の姿勢の間で回転可能となっており、ロック手段は、ラッチ15´が第1の姿勢にある時に係止状態にあり、ラッチ15´が第2の姿勢にある時に解除状態にある。通常時には、図示しない付勢手段(スプリング)によって、ラッチ15´の第1の姿勢が保持されている。
第3実施形態について図4に基づいて説明する。同一の構成要素については、図2及び図3と図4との間で共通の参照番号を付与する。第3実施形態は、第1実施形態に対して、ロック手段、作動手段、伝動手段が設けられる部位が、上框12の戸先側部位から戸先側縦框10の上側部位に変わった態様であり、ロック手段、作動手段、伝動手段の構成要素は基本的に同じである。
第4実施形態について図5に基づいて説明する。同一の構成要素については、既述の実施形態に係る図面(図2乃至図4)と図5との間で共通の参照番号を付与する。第4実施形態は、第2実施形態に対して、ロック手段、作動手段、伝動手段が設けられる部位が変わった態様であり、ロック手段、作動手段、伝動手段の構成要素は基本的に同じである。
8 開き扉
15、15´ ラッチ
150 ラック
16、16´ラッチ受け
17 コイルスプリング
18 作動部
180 ラック
19 ピニオン
19´ 伝動手段
20 突出部位
Claims (4)
- 避難用開口を備え、建物開口部の幅方向に移動して当該建物開口部を開閉する扉体と、前記避難用開口を開閉するように前記扉体に設けられた開き扉と、を備えた引戸装置において、
前記扉体に設けられ、前記開き扉に係脱可能であり、通常時には付勢手段により係止状態が保持されているロック手段と、
前記扉体の戸先側に位置して設けられ、第1の位置と第2の位置の間で移動可能であり、通常時の第1の位置において前記扉体から突出する突出部位を備えている作動手段と、
前記扉体に設けられ、作動手段が第1の位置から第2の位置に移動することでロック手段が解除状態となるように、前記作動手段の作動を前記ロック手段に伝動する伝動手段と、
建物開口部の枠体の戸先側に位置して設けられ、閉鎖移動中の扉体が全閉状態に接近した時あるいは全閉状態において第1の位置にある作動手段の前記突出部位を押し込むことで作動手段を第2の位置へと移動させる押圧手段と、
を有する開き扉を備えた引戸装置。 - 前記突出部位は、前記扉体の戸先側において扉体の上端面から上方に突出しており、
前記押圧手段は、火災時に生成される作動信号に基づいて下方に突出して前記突出部位を下方に押し込むものである、
請求項1に記載の開き扉を備えた引戸装置。 - 前記突出部位と前記押圧手段の互いに当接する部位の形状の組み合わせは、前記扉体の閉鎖移動時に、下方に突出した押圧手段に前記突出部位が当接した時に、前記押圧手段と前記突出部位とが当接しながら、前記扉体の閉鎖移動に伴って前記作動手段が下方に移動するような形状となっている、請求項2に記載の開き扉を備えた引戸装置。
- 前記突出部位は、前記扉体の戸先側端面から側方に突出しており、前記押圧手段は、前記枠体の戸先側縦枠である、
請求項1に記載の扉装置。
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JP2009067615A JP5364406B2 (ja) | 2009-03-19 | 2009-03-19 | 開き扉を備えた引戸装置 |
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2009
- 2009-03-19 JP JP2009067615A patent/JP5364406B2/ja active Active
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