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JP5361607B2 - 文字情報表示装置 - Google Patents

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Description

この発明は、例えば、電車内の案内板に次の到着駅などを示す文字列を表示する文字情報表示装置に関するものである。
以下の特許文献1には、複数の文字情報を切り換えながら表示する文字情報表示装置が開示されている。
この文字情報表示装置は、ある文字情報を表示する第1の画面と、ある文字情報を表示する第2の画面とを交互に表示する装置であり、第1の画面と第2の画面の表示時間Tは、次の式(1)を算出することで設定している。
T=D×a×f (1)
ただし、Dは画面内の文字数、aは視認性に係る定数(表示文字を平均的な人間が視認するのに必要な1文字当りの時間(分)を示す定数)である。
fはデータ量及び視認性以外の画面表示時間に影響するファクタ(係数)であり、ユーザにより設定される。
例えば、ファクタfとして、文字情報表示装置を取り巻く周辺の環境に起因する係数(例えば、装置周辺の照度、装置周辺に存在する人間の数)が設定される。
これにより、文字数が多い画面ほど、表示時間が長くなるように設定されるが、画面内の文字が難解な漢字であっても、簡単な平仮名であっても、同列に扱われる。
したがって、画面内の文字数が同じであれば、多くの難解な漢字を含む画面の表示時間と、難解な漢字を含まない画面の表示時間が同じになる。
このため、例えば、後者の画面内の文字情報を把握するのに丁度良い表示時間が設定された場合、前者の画面内の文字情報を正確に把握するのに十分な表示時間が確保されないことになる。
逆に、前者の画面内の文字情報を把握するのに丁度良い表示時間が設定された場合、後者の画面内の文字情報を把握するには長すぎる表示時間が設定されることになる。
このような文字情報表示装置を、電車内の案内板に文字情報を表示する装置に適用する場合が考えられるが、近年、様々な言語圏の人々が鉄道を利用する機会が増える傾向にあるため、例えば、案内板に次の到着駅を表示する場合には、より多くの言語で次の到着駅を案内することが求められる。例えば、日本語(漢字)→日本語(平仮名)→ローマ字→韓国語→中国語の順番で次の到着駅を表示する。
しかし、言語が異なると、次の到着駅を表す文字の個数や複雑度などが異なるため、次の到着駅を把握するのに要する時間が異なる。このため、限られている駅間の時間中に、多くの言語で次の到着駅を案内するには、各言語による次の到着駅の表示時間を適正に設定する必要がある。
特開平4−324494号公報(段落番号[0010]から[0011]、図4)
従来の文字情報表示装置は以上のように構成されているので、画面内の文字数が同じであれば、多くの難解な漢字を含む画面の表示時間と、難解な漢字を含まない画面の表示時間が同じになる。このため、限られている駅間の時間中に、多くの言語で次の到着駅などを案内する装置には適用することが困難である課題があった。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、表示対象の文字列毎に、読み取りに要する適正な表示時間を設定することができる文字情報表示装置を得ることを目的とする。
この発明に係る文字情報表示装置は、文字コード入力手段により入力された文字コードから表示対象の文字列を構成している文字を特定して、その文字の属性を判別する文字属性判別手段と、文字属性判別手段により判別された文字の属性を勘案して、表示対象の文字列が、読み取りが容易な文字列であるのか、読み取りが困難な文字列であるのかを判定する読取困難性判定手段と、読取困難性判定手段により読み取りが容易な文字列であると判定された場合、表示対象の文字列の表示時間を基準の表示時間に設定し、読取困難性判定手段により読み取りが困難な文字列であると判定された場合、表示対象の文字列の表示時間を基準の表示時間より長い時間に設定する表示時間設定手段とを設け、文字属性判別手段は、表示対象の文字列を構成している文字が表意文字である場合、その文字の属性として、文字列を構成している文字の画数を特定するとともに、その文字列を構成している全ての文字の総画数を特定し、読取困難性判定手段は、表示対象の文字列を構成している文字の中に、文字属性判別手段により特定された画数が所定の画数を超えている文字が含まれておらず、かつ、文字属性判別手段により特定された総画数が所定の総画数を超えていなければ、表示対象の文字列は読み取りが容易な文字列であると判定し、表示対象の文字列を構成している文字の中に、文字属性判別手段により特定された画数が所定の画数を超えている文字が含まれている場合、あるいは、文字属性判別手段により特定された総画数が所定の総画数を超えている場合、表示対象の文字列は読み取りが困難な文字列であると判定し、文字列表示手段が表示時間設定手段により設定された表示時間中、表示対象の文字列を表示するようにしたものである。
文字情報表示装置。
この発明によれば、文字コード入力手段により入力された文字コードから表示対象の文字列を構成している文字を特定して、その文字の属性を判別する文字属性判別手段と、文字属性判別手段により判別された文字の属性を勘案して、表示対象の文字列が、読み取りが容易な文字列であるのか、読み取りが困難な文字列であるのかを判定する読取困難性判定手段と、読取困難性判定手段により読み取りが容易な文字列であると判定された場合、表示対象の文字列の表示時間を基準の表示時間に設定し、読取困難性判定手段により読み取りが困難な文字列であると判定された場合、表示対象の文字列の表示時間を基準の表示時間より長い時間に設定する表示時間設定手段とを設け、文字属性判別手段は、表示対象の文字列を構成している文字が表意文字である場合、その文字の属性として、文字列を構成している文字の画数を特定するとともに、その文字列を構成している全ての文字の総画数を特定し、読取困難性判定手段は、表示対象の文字列を構成している文字の中に、文字属性判別手段により特定された画数が所定の画数を超えている文字が含まれておらず、かつ、文字属性判別手段により特定された総画数が所定の総画数を超えていなければ、表示対象の文字列は読み取りが容易な文字列であると判定し、表示対象の文字列を構成している文字の中に、文字属性判別手段により特定された画数が所定の画数を超えている文字が含まれている場合、あるいは、文字属性判別手段により特定された総画数が所定の総画数を超えている場合、表示対象の文字列は読み取りが困難な文字列であると判定し、文字列表示手段が表示時間設定手段により設定された表示時間中、表示対象の文字列を表示するように構成したので、表示対象の文字列毎に、読み取りに要する適正な表示時間を設定することができる効果がある。
この発明の実施の形態1による文字情報表示装置を示す構成図である。 この発明の実施の形態1による文字情報表示装置の文字属性判別部2及び読取困難性判定部3を示す構成図である。 この発明の実施の形態1による文字情報表示装置の表示時間設定部4を示す構成図である。 この発明の実施の形態1による文字情報表示装置の文字列表示部5を示す構成図である。 この発明の実施の形態1による文字情報表示装置の文字属性判別部2の処理内容を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態1による文字情報表示装置の読取困難性判定部3の処理内容を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態1による文字情報表示装置の表示時間設定部4及び文字列表示部5の処理内容を示すフローチャートである。 日本語(漢字)及び中国語における各種の文字の親密度の一例を示す説明図である。 韓国語における二重音字の一例を示す説明図である。 硬音が含まれている韓国語の文字列の一例を示す説明図である。 日本語(漢字)と日本語(平仮名)の併記表記の一例を示す説明図である。 韓国語と中国語の併記表記の一例を示す説明図である。 文字の個数が閾値N以上である場合のローマ字の文字列の表示形態の一例を示す説明図である。 各言語の文字列を順番に表示する表示形態の一例を示す説明図である。 一部の言語の文字列を併記する表示形態の一例を示す説明図である。 各言語の文字列に対するユーザの認知時間の実験結果を示す説明図である。 各言語の文字列を表示する3D表示部品の一例を示す説明図である。 現在表示中の文字列から次表示の文字列に徐々に移り変わるアニメーション表示の一例を示す説明図である。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1による文字情報表示装置を示す構成図である。
この実施の形態1の文字情報表示装置は、電車内の案内板に次の到着駅や通過駅や終着駅などを示す文字列を多言語で表示する装置に適用する例を説明する。
ただし、この文字情報表示装置は、電車内の案内板に文字列を表示する装置に限るものではなく、例えば、駅、空港、店舗、街頭、キャンパス、オフィスなどで文字情報を表示する装置(デジタルサイネージ)であれば適用することができる。
図1において、文字コード入力部1は表示対象の文字列を構成している文字の文字コード(例えば、JISコード、シフトJISコード、EUCコード、Unicodeなど)を入力するインタフェースである。
例えば、文字情報表示装置がLANやインターネットなどのネットワークに接続される場合、文字コード入力部1はネットワークインタフェース機器で構成され、ネットワーク経由で文字コードを入力する。
また、文字コード入力部1がキーボードやマウスなどのマンマシンインタフェースで構成される場合、ユーザが文字コード入力部1を操作して、文字コードを入力する。
なお、文字コード入力部1は文字コード入力手段を構成している。
文字属性判別部2は例えばCPUを実装している半導体集積回路やワンチップマイコンなどから構成されており、文字コード入力部1により入力された文字コードから表示対象の文字列(例えば、次の到着駅を示す文字列)を構成している文字を特定して、その文字の属性を判別する処理を実施する。なお、文字属性判別部2は文字属性判別手段を構成している。
読取困難性判定部3は例えばCPUを実装している半導体集積回路やワンチップマイコンなどから構成されており、文字属性判別部2により判別された文字の属性を勘案して、表示対象の文字列が、読み取りが容易な文字列であるのか、読み取りが困難な文字列であるのかを判定する処理を実施する。なお、読取困難性判定部3は読取困難性判定手段を構成している。
表示時間設定部4は例えばCPUを実装している半導体集積回路やワンチップマイコンなどから構成されており、読取困難性判定部3により読み取りが容易な文字列であると判定された場合、表示対象の文字列の表示時間を基準の表示時間T1に設定し、読取困難性判定部3により読み取りが困難な文字列であると判定された場合、表示対象の文字列の表示時間を基準の表示時間より長い時間T2に設定する処理を実施する。なお、表示時間設定部4は表示時間設定手段を構成している。
文字列表示部5は例えばCPUを実装している半導体集積回路やワンチップマイコンなどから構成されており、表示時間設定部4により設定された表示時間中、表示対象の文字列をディスプレイ6に表示する処理を実施する。
ディスプレイ6は例えば電車の開閉扉の上部付近に設置される掲示板であり、文字列表示部5によって文字列が表示される。
なお、文字列表示部5及びディスプレイ6から文字列表示手段が構成されている。
図1では、文字情報表示装置の構成要素である文字コード入力部1、文字属性判別部2、読取困難性判定部3、表示時間設定部4、文字列表示部5及びディスプレイ6のそれぞれが専用のハードウェアで構成されているものを想定しているが、文字情報表示装置がコンピュータで構成される場合、文字コード入力部1、文字属性判別部2、読取困難性判定部3、表示時間設定部4及び文字列表示部5の処理内容を記述しているプログラムをコンピュータのメモリに格納し、当該コンピュータのCPUが当該メモリに格納されているプログラムを実行するようにしてもよい。
図2はこの発明の実施の形態1による文字情報表示装置の文字属性判別部2及び読取困難性判定部3を示す構成図である。
図2において、言語種別判定部11は文字コード入力部1により入力された文字コードを参照して、表示対象の文字列を構成している文字の言語を判別する処理を実施する。
例えば、文字コードが○○〜△△の範囲なら、文字の言語が日本語(漢字)であると判別し、▽▽〜□□の範囲なら、文字の言語が日本語(平仮名)であると判別し、☆☆〜◇◇の範囲なら、文字の言語がローマ字、または、英語であると判別する。ただし、この実施の形態1では、説明の便宜上、☆☆〜◇◇の範囲なら、文字の言語がローマ字であると判別するものとする。
また、◎◎〜■■の範囲なら、文字の言語が韓国語であると判別し、★★〜●●の範囲なら、文字の言語が中国語であると判別する。
文字画数格納部12は各種の文字の画数を記録しているデータベースである。
文字画数特定部13は言語種別判定部11により判別された文字の言語が日本語(漢字)又は中国語(文字が表意文字)である場合、文字画数格納部12を参照して、その文字の画数(文字の属性)を特定する処理を実施する。
総画数特定部14は言語種別判定部11により判別された文字の言語が日本語(漢字)又は中国語である場合、文字画数格納部12を参照して、表示対象の文字列を構成している全ての文字の総画数(文字の属性)を特定する処理を実施する。
文字親密度格納部15は各種の文字(日本語(漢字)及び中国語の文字)の親密度(文字に対する親しみ易さの度合を示す指標)を記録しているデータベースである。
文字親密度特定部16は言語種別判定部11により判別された文字の言語が日本語(漢字)又は中国語である場合、文字親密度格納部15を参照して、その文字の親密度を特定する処理を実施する。
文字個数特定部17は言語種別判定部11により判別された文字の言語が日本語(平仮名)(文字が表音文字)である場合、表示対象の文字列を構成している文字の個数を特定する処理を実施する。
文字列親密度格納部18は各種の文字列(日本語(平仮名)で構成されている文字列)の親密度を記録しているデータベースである。
文字列親密度特定部19は言語種別判定部11により判別された文字の言語が日本語(平仮名)である場合、文字列親密度格納部18を参照して、表示対象の文字列の親密度を特定する処理を実施する。
文字複雑度特定部20は言語種別判定部11により判別された文字の言語が英語又は韓国語である場合、文字の属性として、表示対象の文字列に対する視覚的な複雑度を特定する処理を実施する。
発音難易度特定部21は言語種別判定部11により判別された文字の言語が韓国語である場合、文字の属性として、表示対象の文字列の発音の難易度(文字列に対する発音の難しさの度合を示す指標)を特定する処理を実施する。
第1の読取困難性判定部31は表示対象の文字列を構成している文字の中に、文字画数特定部13により特定された画数が閾値P(例えば、P=15)を超えている文字が含まれていなければ、表示対象の文字列は読み取りが容易な文字列であると判定し、表示対象の文字列を構成している文字の中に、文字画数特定部13により特定された画数が閾値Pを超えている文字が含まれていれば、表示対象の文字列は読み取りが困難な文字列であると判定する。
第2の読取困難性判定部32は総画数特定部14により特定された総画数が閾値M(例えば、M=35)を超えていなければ、表示対象の文字列は読み取りが容易な文字列であると判定し、総画数特定部14により特定された総画数が閾値Mを超えていれば、表示対象の文字列は読み取りが困難な文字列であると判定する。
第3の読取困難性判定部33は表示対象の文字列を構成している文字の中に、文字親密度特定部16により特定された親密度が閾値S1より低い文字が含まれていなければ、表示対象の文字列は読み取りが容易な文字列であると判定し、表示対象の文字列を構成している文字の中に、文字親密度特定部16により特定された親密度が閾値S1より低い文字が含まれていれば、表示対象の文字列は読み取りが困難な文字列であると判定する。
第4の読取困難性判定部34は文字個数特定部17により特定された個数が閾値N(例えば、平仮名の場合はN=8、ローマ字の場合はN=15、韓国語の場合はN=8)より少なければ、表示対象の文字列は読み取りが容易な文字列であると判定し、文字個数特定部17により特定された個数が閾値N以上であれば、表示対象の文字列は読み取りが困難な文字列であると判定する。
第5の読取困難性判定部35は文字列親密度特定部19により特定された親密度が閾値S2以上であれば、表示対象の文字列は読み取りが容易な文字列であると判定し、文字列親密度特定部19により特定された親密度が閾値S2より低ければ、表示対象の文字列は読み取りが困難な文字列であると判定する。
第6の読取困難性判定部36は文字複雑度特定部20により特定された視覚的な複雑度が閾値Cより低ければ、表示対象の文字列は読み取りが容易な文字列であると判定し、文字複雑度特定部20により特定された視覚的な複雑度が閾値C以上であれば、表示対象の文字列は読み取りが困難な文字列であると判定する。
第7の読取困難性判定部37は発音難易度特定部21により特定された発音の難易度が閾値Dより低ければ、表示対象の文字列は読み取りが容易な文字列であると判定し、発音難易度特定部21により特定された発音の難易度が閾値D以上であれば、表示対象の文字列は読み取りが困難な文字列であると判定する。
ただし、第1〜第7の読取困難性判定部31〜37は、自己が適用する言語の文字の文字コードが入力された場合に限り、判定処理を実施し、適用外の言語の文字の文字コードが入力された場合、判定処理を実施しない。
例えば、第1の読取困難性判定部31は、言語種別判定部11により判別された文字の言語が日本語(漢字)又は中国語であれば、判定処理を実施するが、文字の言語が日本語(平仮名)、ローマ字又は韓国語であれば、判定処理を実施しない。
総合判定部38は第1〜第7の読取困難性判定部31〜37のうち、判定処理が実施された読取困難性判定部の全ての判定結果が、表示対象の文字列は読み取りが容易な文字列である旨を示していれば、最終的に、表示対象の文字列は読み取りが容易な文字列であると判定する。一方、少なくとも1つの読取困難性判定部の判定結果が、表示対象の文字列は読み取りが困難な文字列である旨を示していれば、最終的に、表示対象の文字列は読み取りが困難な文字列であると判定する。
図3はこの発明の実施の形態1による文字情報表示装置の表示時間設定部4を示す構成図である。
図3において、判定結果入力部41は読取困難性判定部3における総合判定部38の最終的な判定結果を入力する処理を実施する。
表示時間設定処理部42は判定結果入力部41により入力された判定結果が、読み取りが容易な文字列である旨を示していれば、表示対象の文字列の表示時間を基準の表示時間T1(例えば、2秒)に設定し、判定結果入力部41により入力された判定結果が、読み取りが困難な文字列である旨を示していれば、表示対象の文字列の表示時間を基準の表示時間T1の2倍の表示時間T2に設定する処理を実施する。
ここでは、基準の表示時間T1の2倍の表示時間T2に設定する例を示しているが、基準の表示時間T1より長い表示時間であれば、必ずしも2倍の表示時間T2に限るものではない。
図4はこの発明の実施の形態1による文字情報表示装置の文字列表示部5を示す構成図である。
図4において、表示時間入力部51は表示時間設定部4の表示時間設定処理部42により設定された表示時間T1又はT2を入力する処理を実施する。
表示形態設定部52は全ての言語の文字列の表示時間がT1であれば、各言語の文字列を順番に表示する表示形態を採用し、一部の言語の文字列の表示時間がT2である場合、一部の言語の文字列を併記する表示形態を採用する。
表示処理部53は表示形態設定部52により各言語の文字列を順番に表示する表示形態が採用された場合、例えば、日本語(漢字)→日本語(平仮名)→ローマ字→韓国語→中国語の順番で、表示時間T1ずつ、各言語の文字列をディスプレイ6に表示する処理を実施する。
一方、表示形態設定部52により一部の言語の文字列を併記する表示形態が採用された場合、例えば、日本語(漢字)の表示時間がT2であれば、日本語(漢字)と日本語(平仮名)を併記し、また、韓国語の表示時間がT2であれば、韓国語と中国語を併記することにして、(日本語(漢字)+日本語(平仮名))→ローマ字→(韓国語+中国語)の順番で、各言語の文字列をディスプレイ6に表示する処理を実施する。
この場合、(日本語(漢字)+日本語(平仮名))と(韓国語+中国語)の表示時間をT2、ローマ字の表示時間をT1にする。
図5はこの発明の実施の形態1による文字情報表示装置の文字属性判別部2の処理内容を示すフローチャートである。
図6はこの発明の実施の形態1による文字情報表示装置の読取困難性判定部3の処理内容を示すフローチャートである。
図7はこの発明の実施の形態1による文字情報表示装置の表示時間設定部4及び文字列表示部5の処理内容を示すフローチャートである。
次に動作について説明する。
文字コード入力部1は、表示対象の文字列として、例えば、次の到着駅を示す文字列を入力する場合、次の到着駅を示す文字列を構成している文字の文字コード(例えば、JISコード、シフトJISコード、EUCコード、Unicodeなど)を入力する。
例えば、次の到着駅が東京駅であり、次の到着駅を多言語(例えば、日本語(漢字)、日本語(平仮名)、ローマ字、韓国語、中国語)で表示する場合、各言語での文字列を構成する文字の文字コードを順番に入力する。
例えば、言語が日本語(漢字)であれば、“東”、“京”の文字コードを入力し、言語が日本語(平仮名)であれば、“と”、“う”、“き”、“ょ”、“う”の文字コードを入力し、言語がローマ字であれば、“t”、“o”、“k”、“y”、“o”の文字コードを入力する。
文字属性判別部2は、文字コード入力部1により文字コードが入力されると、その文字コードから次の到着駅を示す文字列を構成している文字を特定して、その文字の属性(例えば、文字の画数、全文字の総画数、文字の親密度、文字の個数、文字列の親密度、文字の複雑度、発音の難易度)を判別する。
以下、文字属性判別部2の処理内容を具体的に説明する。
文字属性判別部2の言語種別判定部11は、文字コード入力部1から文字コードを受けると(図5のステップST1)、その文字コードを参照して、次の到着駅を示す文字列を構成している文字の言語を判別する(ステップST2)。
例えば、文字コードが○○〜△△の範囲なら、文字の言語が日本語(漢字)であると判別し、▽▽〜□□の範囲なら、文字の言語が日本語(平仮名)であると判別し、☆☆〜◇◇の範囲なら、文字の言語がローマ字であると判別する。
また、◎◎〜■■の範囲なら、文字の言語が韓国語であると判別し、★★〜●●の範囲なら、文字の言語が中国語であると判別する。
ここでは、文字コードを参照して、文字の言語を判別している例を示しているが、これは一例に過ぎず、例えば、文字コード入力部1により文字コードの他に、文字の言語を識別する言語識別情報が入力される場合には、その言語識別情報を参照して、文字の言語を判別するようにしてもよい。
文字画数特定部13は、言語種別判定部11が文字列を構成している文字の言語を判別すると、その文字の言語が日本語(漢字)又は中国語(文字が表意文字)である場合(ステップST3)、文字画数格納部12を参照して、その文字の画数(文字の属性)を特定する(ステップST4)。
即ち、文字画数格納部12には、日本語(漢字)及び中国語における各種の文字の画数が記録されているので(各文字コードに対応する文字の画数が記録されている)、文字画数特定部13が、文字コード入力部1により入力された文字コードをキーにして、文字画数格納部12から文字の画数を検索する。
例えば、文字が“東”であれば8画が検索され、文字が“京”であれば8画が検索される。
総画数特定部14は、文字の言語が日本語(漢字)又は中国語である場合(ステップST3)、文字画数格納部12を参照して、文字列を構成している全ての文字の総画数(文字の属性)を特定する(ステップST5)。
例えば、文字列が“東京”である場合、上述したように、文字“東”の画数が8画、文字“京”の画数が8画であるので、各文字の画数の総和を算出することで総画数(16画=8画+8画)を求める。
文字親密度特定部16は、文字の言語が日本語(漢字)又は中国語である場合(ステップST3)、文字親密度格納部15を参照して、その文字の親密度(文字の属性)を特定する(ステップST6)。
即ち、文字親密度格納部15には、図8に示すように、日本語(漢字)及び中国語における各種の文字の親密度(文字に対する親しみ易さの度合を示す指標)が記録されているので(各文字コードに対応する文字の親密度が記録されている)、文字親密度特定部16が、文字コード入力部1により入力された文字コードをキーにして、文字親密度格納部15から文字の親密度を検索する。
図8の例では、親密度が高い文字ほど、高い数値の親密度が付与され、親密度が最高の文字には7.00が設定されている。
なお、各文字コードに対応する文字の親密度が記録されているデータベースは、例えば、以下の非特許文献に開示されている。
NTTデータベースシリーズ「日本語の語彙特性」第1期、NTTコミュニケーショ
ン科学基礎研究所 監修
ここでは、文字親密度特定部16が文字の言語が日本語(漢字)又は中国語である場合に、その文字の親密度を特定するものについて示したが、例えば、次の到着駅が“お茶の水”のように、日本語(平仮名)が含まれている場合には、平仮名である“の”の親密度も特定するようにする。したがって、図8の文字親密度格納部15には、平仮名の親密度も含まれているものとする。
文字個数特定部17は、言語種別判定部11により判別された文字の言語が日本語(平仮名)、ローマ字又は韓国語(文字が表音文字)である場合(ステップST3)、文字列を構成している文字の個数(文字の属性)を特定する(ステップST7)。
即ち、文字個数特定部17は、文字コード入力部1により入力された文字コードの個数を計数することで、文字列を構成している文字の個数を特定する。
例えば、文字列が“とうきょう”である場合、5個の文字コードが入力されるので、文字の個数が5個であると特定する。
文字列親密度特定部19は、文字の言語が日本語(平仮名)である場合(ステップST8)、文字列親密度格納部18を参照して、次の到着駅を示す文字列の親密度(文字の属性)を特定する(ステップST9)。
即ち、文字列親密度格納部18には、日本語(平仮名)における各種の文字列の親密度が記録されているので(例えば、“とうきょう”、“おちゃのみず”の新密度が記録されている)、文字列親密度特定部19が文字コード入力部1により入力された文字コードに対応する文字から構成されている文字列の親密度を特定する。
なお、次の到着駅を示す文字列の親密度が文字列親密度格納部18に登録されていない場合には、その文字列を構成する文字の親密度を特定し、例えば、各文字の親密度の平均値や、各文字の親密度の最小値などを文字列の親密度として代用する。
文字複雑度特定部20は、言語種別判定部11により判別された文字の言語がローマ字又は韓国語である場合(ステップST8)、次の到着駅を示す文字列に対する視覚的な複雑度(文字の属性)を特定する(ステップST10)。
例えば、文字列の中に二重音字が含まれている場合、文字列に対する視覚的な複雑度が高いものと判断し、その文字列の複雑度として、後述する視覚的な複雑度の閾値Cより大きな値を与える。
一方、文字列の中に二重音字が含まれていない場合、文字列に対する視覚的な複雑度が低いものと判断し、その文字列の複雑度として、閾値Cより小さな値を与える。
ここで、ローマ字における二重音字は、アルファベット2字を組み合わせることで、それぞれの文字が持っていなかった新たな音を示すものが該当し、例えば、ch、ts、gh、ph、sh、ai、eu、owなどが二重音字である。
また、韓国語における二重音字は、図9に示すように、2つの子音を組み合わせたものが該当する。
発音難易度特定部21は、言語種別判定部11により判別された文字の言語が韓国語である場合(ステップST11)、次の到着駅を示す文字列の発音の難易度(文字列に対する発音の難しさの度合を示す指標)を特定する(ステップST12)。
例えば、文字列の中に硬音の文字が含まれている場合(図10(b)を参照)、文字列の発音の難易度が高いものと判断し、その文字列の発音の難易度として、後述する発音の難易度の閾値Dより大きな値を与える。
一方、文字列の中に硬音の文字が含まれていない場合(図10(a)を参照)、文字列の発音の難易度が低いものと判断し、その文字列の発音の難易度として、閾値Dより小さな値を与える。
ここで、硬音は、音声学において、調音器官の筋肉の緊張(テンス)を伴う音のことであり、硬音は発音が難しい音である。硬音に対する弛緩(ラックス)した音は軟音と呼ばれる。
日本語では、促音が硬音に相当する。ただし、促音の前に、その子音と同じ閉音節子音を伴うため、発音のリズムでは、促音そのものに、ワンテンポ与えられているように聞こえる。
第1の読取困難性判定部31は、文字画数特定部13が文字列を構成している文字の画数を特定すると、各文字の画数を閾値Pと比較する(図6のステップST21)。
第1の読取困難性判定部31は、次の到着駅を示す文字列を構成している文字の中に、文字画数特定部13により特定された画数が閾値Pを超えている文字が含まれていなければ、その文字列は読み取りが容易な文字列であると判定する(ステップST22)。
一方、次の到着駅を示す文字列を構成している文字の中に、文字画数特定部13により特定された画数が閾値Pを超えている文字が含まれていれば、その文字列は読み取りが困難な文字列であると判定する(ステップST23)。
第2の読取困難性判定部32は、総画数特定部14が文字列を構成している全ての文字の総画数を特定すると、その総画数を閾値Mと比較する(ステップST24)。
第2の読取困難性判定部32は、その総画数が閾値Mを超えていなければ、次の到着駅を示す文字列は読み取りが容易な文字列であると判定する(ステップST25)。
一方、総画数が閾値Mを超えていれば、次の到着駅を示す文字列は読み取りが困難な文字列であると判定する(ステップST26)。
第3の読取困難性判定部33は、文字親密度特定部16が文字列を構成している文字の親密度を特定すると、各文字の親密度を閾値S1と比較する(ステップST27)。
第3の読取困難性判定部33は、次の到着駅を示す文字列を構成している文字の中に、文字親密度特定部16により特定された親密度が閾値S1より低い文字が含まれていなければ、その文字列は読み取りが容易な文字列であると判定する(ステップST28)。
一方、次の到着駅を示す文字列を構成している文字の中に、文字親密度特定部16により特定された親密度が閾値S1より低い文字が含まれていれば、その文字列は読み取りが困難な文字列であると判定する(ステップST29)。
第4の読取困難性判定部34は、文字個数特定部17が文字列を構成している文字の個数を特定すると、その個数を閾値Nと比較する(ステップST30)。
第4の読取困難性判定部34は、文字の個数が閾値Nより少なければ、次の到着駅を示す文字列は読み取りが容易な文字列であると判定する(ステップST31)。
一方、文字の個数が閾値N以上であれば、次の到着駅を示す文字列は読み取りが困難な文字列であると判定する(ステップST32)。
第5の読取困難性判定部35は、文字列親密度特定部19が文字列の親密度を特定すると、その親密度を閾値S2と比較する(ステップST33)。
第5の読取困難性判定部35は、文字列の親密度が閾値S2以上であれば、その文字列は読み取りが容易な文字列であると判定する(ステップST34)。
一方、文字列の親密度が閾値S2より低ければ、その文字列は読み取りが困難な文字列であると判定する(ステップST35)。
第6の読取困難性判定部36は、文字複雑度特定部20が文字列の視覚的な複雑度を特定すると、その視覚的な複雑度を閾値Cと比較する(ステップST36)。
第6の読取困難性判定部36は、文字列の視覚的な複雑度が閾値Cより低ければ、その文字列は読み取りが容易な文字列であると判定する(ステップST37)。
一方、文字列の視覚的な複雑度が閾値C以上であれば、その文字列は読み取りが困難な文字列であると判定する(ステップST38)。
第7の読取困難性判定部37は、発音難易度特定部21が文字列の発音の難易度を特定すると、その発音の難易度を閾値Dと比較する(ステップST39)。
第7の読取困難性判定部37は、その発音の難易度が閾値Dより低ければ、その文字列は読み取りが容易な文字列であると判定する(ステップST40)。
一方、発音の難易度が閾値D以上であれば、その文字列は読み取りが困難な文字列であると判定する(ステップST41)。
総合判定部38は、第1〜第7の読取困難性判定部31〜37のうち、判定処理が実施された読取困難性判定部の全ての判定結果が、次の到着駅を示す文字列は読み取りが容易な文字列である旨を示していれば(ステップST42)、最終的に、次の到着駅を示す文字列は読み取りが容易な文字列であると判定する(ステップST43)。
なお、文字の言語が日本語(漢字)又は中国語である場合、第1〜第3の読取困難性判定部31,32,33だけが判定処理を実施するので、第1〜第3の読取困難性判定部31,32,33の判定結果が、読み取りが容易な文字列である旨を示していれば、最終的に、次の到着駅を示す文字列は読み取りが容易な文字列であると判定する。
また、文字の言語が日本語(平仮名)である場合、第4及び第5の読取困難性判定部34,35だけが判定処理を実施するので、第4及び第5の読取困難性判定部34,35の判定結果が、読み取りが容易な文字列である旨を示していれば、最終的に、次の到着駅を示す文字列は読み取りが容易な文字列であると判定する。
また、文字の言語がローマ字である場合、第4及び第6の読取困難性判定部34,36だけが判定処理を実施するので、第4及び第6の読取困難性判定部34,36の判定結果が、読み取りが容易な文字列である旨を示していれば、最終的に、次の到着駅を示す文字列は読み取りが容易な文字列であると判定する。
また、文字の言語が韓国語である場合、第4,第6及び第7の読取困難性判定部34,36,37だけが判定処理を実施するので、第4,第6及び第7の読取困難性判定部34,36,37の判定結果が、読み取りが容易な文字列である旨を示していれば、最終的に、次の到着駅を示す文字列は読み取りが容易な文字列であると判定する。
総合判定部38は、第1〜第7の読取困難性判定部31〜37のうち、少なくとも1つの読取困難性判定部の判定結果が、次の到着駅を示す文字列は読み取りが困難な文字列である旨を示していれば(ステップST42)、最終的に、表示対象の文字列は読み取りが困難な文字列であると判定する(ステップST44)。
なお、文字の言語が日本語(漢字)又は中国語である場合、第1〜第3の読取困難性判定部31,32,33だけが判定処理を実施するので、第1〜第3の読取困難性判定部31,32,33の判定結果のいずれかが、読み取りが困難な文字列である旨を示していれば、最終的に、次の到着駅を示す文字列は読み取りが困難な文字列であると判定する。
また、文字の言語が日本語(平仮名)である場合、第4及び第5の読取困難性判定部34,35だけが判定処理を実施するので、第4及び第5の読取困難性判定部34,35の判定結果のいずれかが、読み取りが困難な文字列である旨を示していれば、最終的に、次の到着駅を示す文字列は読み取りが困難な文字列であると判定する。
また、文字の言語がローマ字である場合、第4及び第6の読取困難性判定部34,36だけが判定処理を実施するので、第4及び第6の読取困難性判定部34,36の判定結果のいずれかが、読み取りが困難な文字列である旨を示していれば、最終的に、次の到着駅を示す文字列は読み取りが困難な文字列であると判定する。
また、文字の言語が韓国語である場合、第4,第6及び第7の読取困難性判定部34,36,37だけが判定処理を実施するので、第4,第6及び第7の読取困難性判定部34,36,37の判定結果のいずれかが、読み取りが困難な文字列である旨を示していれば、最終的に、次の到着駅を示す文字列は読み取りが困難な文字列であると判定する。
表示時間設定部4は、読取困難性判定部3の総合判定部38が、読み取りが容易な文字列であると判定すると、その文字列の表示時間を基準の表示時間T1に設定し、読み取りが困難な文字列であると判定すると、その文字列の表示時間を基準の表示時間より長い時間T2に設定する。
即ち、表示時間設定部4の判定結果入力部41は、読取困難性判定部3における総合判定部38の最終的な判定結果を入力する(ステップST51)。
表示時間設定部4の表示時間設定処理部42は、判定結果入力部41により入力された判定結果が、読み取りが容易な文字列である旨を示していれば(ステップST52)、次の到着駅を示す文字列の表示時間を基準の表示時間T1(例えば、2秒)に設定する(ステップST53)。
一方、判定結果入力部41により入力された判定結果が、読み取りが困難な文字列である旨を示していれば(ステップST52)、次の到着駅を示す文字列の表示時間を基準の表示時間T1の2倍の表示時間T2に設定する(ステップST54)。
文字列表示部5は、表示時間設定部4が文字列の表示時間を設定すると、その設定された表示時間中、次の到着駅を示す文字列をディスプレイ6に表示する。
以下、文字列表示部5の処理内容を具体的に説明する。
文字列表示部5の表示時間入力部51は、表示時間設定部4の表示時間設定処理部42により設定された表示時間T1又はT2を入力する(ステップST55)。
表示形態設定部52は、全ての言語(日本語(漢字)、日本語(平仮名)、ローマ字、韓国語、中国語)の文字列の表示時間がT1であれば(ステップST56)、各言語の文字列を順番に表示する表示形態を採用する(ステップST57)。
例えば、日本語(漢字)→日本語(平仮名)→ローマ字→韓国語→中国語の順番で、表示時間T1ずつ、各言語の文字列を表示する表示形態を採用する。
表示形態設定部52は、一部の言語の文字列の表示時間がT2である場合、一部の言語の文字列を併記する表示形態を採用する(ステップST58)。
即ち、日本語(漢字)又は日本語(平仮名)の少なくとも一方の表示時間がT2であれば、図11に示すように、表示時間T2で、日本語(漢字)と日本語(平仮名)を併記する表示形態を採用する。
また、韓国語又は中国語の少なくとも一方の表示時間がT2であれば、図12に示すように、表示時間T2で、韓国語と中国語を併記する表示形態を採用する。
なお、表示形態設定部52は、文字の言語がローマ字である場合、文字個数特定部17により特定された文字の個数が閾値Nより少なければ、ローマ字の文字列を一行に表示する形態を採用するが、文字の個数が閾値N以上である場合には、文字列の可読性を高めるために、図13に示すように、文字列を複数に区切って(例えば、文字列を構成している単語毎に区切る)、区切りの先頭の文字を他の文字より大きく表示する。このとき、文字列を二行に分けて表示してもよいし、ハイフンで区切りを接続するようにしてもよい。
表示処理部53は、表示形態設定部52が各言語の文字列を順番に表示する表示形態を採用すると、例えば、図14に示すように、日本語(漢字)→日本語(平仮名)→ローマ字→韓国語→中国語の順番で、表示時間T1ずつ、各言語の文字列をディスプレイ6に表示する(ステップST59)。
表示処理部53は、表示形態設定部52が一部の言語の文字列を併記する表示形態を採用すると、一部の言語の文字列を併記した形態で、各言語の文字列を順番にディスプレイ6に表示する(ステップST60)。
例えば、日本語(漢字)と日本語(平仮名)を併記し、韓国語と中国語を併記する場合、図15に示すように、(日本語(漢字)+日本語(平仮名))→ローマ字→(韓国語+中国語)の順番で、各言語の文字列をディスプレイ6に表示する。
この場合、(日本語(漢字)+日本語(平仮名))と(韓国語+中国語)の表示時間をT2、ローマ字の表示時間をT1にする。
以上で明らかなように、この実施の形態1によれば、文字コード入力部1により入力された文字コードから表示対象の文字列を構成している文字を特定して、その文字の属性を判別する文字属性判別部2と、文字属性判別部2により判別された文字の属性を勘案して、表示対象の文字列が、読み取りが容易な文字列であるのか、読み取りが困難な文字列であるのかを判定する読取困難性判定部3と、読取困難性判定部3により読み取りが容易な文字列であると判定された場合、表示対象の文字列の表示時間を基準の表示時間に設定し、読取困難性判定部3により読み取りが困難な文字列であると判定された場合、表示対象の文字列の表示時間を基準の表示時間より長い時間に設定する表示時間設定部4とを設け、文字列表示部5が表示時間設定部4により設定された表示時間中、表示対象の文字列をディスプレイ6に表示するように構成したので、表示対象の文字列毎に、読み取りに要する適正な表示時間を設定することができるようになり、その結果、限られている駅間の時間中に、多くの言語で次の到着駅などを案内することができる効果を奏する。
なお、この実施の形態1では、各言語(日本語(漢字)、日本語(平仮名)、ローマ字、韓国語、中国語)の文字列の基準の表示時間が一律にT1であるものを示したが、各言語の文字列毎に、基準の表示時間が異なっていてもよい。
具体的には、例えば、日本語(漢字)の基準の表示時間が3秒、日本語(平仮名)の基準の表示時間が2秒、ローマ字の基準の表示時間が2秒、韓国語の基準の表示時間が2秒、中国語の基準の表示時間が3秒のように設定されていてもよい。
この実施の形態1では、文字の言語が日本語(漢字)又は中国語である場合に判定処理を実施する第1〜第3の読取困難性判定部31,32,33が搭載されているものを示したが、第1〜第3の読取困難性判定部31,32,33の少なくとも一つが搭載されていれば、判定精度は多少劣化するが、小さなハードウェア規模で、文字の言語が日本語(漢字)又は中国語である場合に対処することができる。
この実施の形態1では、文字の言語が日本語(平仮名)である場合に判定処理を実施する第4〜第5の読取困難性判定部34,35が搭載されているものを示したが、第4〜第5の読取困難性判定部34,35の少なくとも一つが搭載されていれば、判定精度は多少劣化するが、小さなハードウェア規模で、文字の言語が日本語(平仮名)である場合に対処することができる。
この実施の形態1では、文字の言語がローマ字である場合である場合に判定処理を実施する第4及び第6の読取困難性判定部34,36が搭載されているものを示したが、第4,第6の読取困難性判定部34,36の少なくとも一つが搭載されていれば、判定精度は多少劣化するが、小さなハードウェア規模で、文字の言語がローマ字である場合に対処することができる。
この実施の形態1では、文字の言語が韓国語である場合に判定処理を実施する第4,第6及び第7の読取困難性判定部34,36,37が搭載されているものを示したが、第4,第6,第7の読取困難性判定部34,36,37の少なくとも一つが搭載されていれば、判定精度は多少劣化するが、小さなハードウェア規模で、文字の言語が韓国語である場合に対処することができる。
ここで、図16は各言語の文字列に対するユーザの認知時間の実験結果を示す説明図である。
図16からも明らかなように、文字の属性(例えば、文字の画数、全文字の総画数、文字の親密度、文字の個数、文字列の親密度、文字の複雑度、発音の難易度)が異なると、ユーザの文字列の認知時間が変化し、上述したように、文字の属性に応じて、文字列の表示時間を適正に設定すれば、限られている駅間の時間中に、多くの言語で次の到着駅などを案内することができる。
この実施の形態1では、閾値P,M,S1,N,S2,C,Dは、図16のユーザの認知時間と駅間の走行時間が考慮されて適宜設定されているが、例えば、文字の親密度に係る閾値S1と、文字列の親密度に係る閾値S2に関しては、文字情報表示装置が使用される地域等を考慮して設定するようにしてもよい。
即ち、例えば、北海道の“真駒内”の駅名は、北海道に在住のユーザにとっては親密度が高いと考えられるが、北海道以外に在住のユーザにとっては親密度が低いと考えられるので、文字情報表示装置が北海道で使用される場合には、閾値S1,S2を高い値に設定し、文字情報表示装置が北海道以外で使用される場合には、閾値S1,S2を低い値に設定する。
実施の形態2.
上記実施の形態1では、表示時間設定部4の表示処理部53が、各言語の文字列を順番に表示する際、各言語の文字列を静止画として取り扱い、静止画を順番に切り換える方式を示したが、現在表示中の文字列から次表示の文字列に徐々に移り変わるアニメーション表示の方式を用いるようにしてもよい。
この場合、表示時間設定部4の表示処理部53は、図17に示すように、各言語の文字列を表示する3D表示部品を構築する(3D表示部品の構築方法は公知の技術であるため詳細な説明を省略する)。
表示処理部53は、3D表示部品を構築すると、図中の矢印の方向に、3D表示部品を回転させることで(3D表示部品の回転方法も公知の技術であるため詳細な説明を省略する)、図18に示すように、各言語の文字列を順番に表示することができる。
以上で明らかなように、この実施の形態2によれば、文字列の表示を切り換える際、現在表示中の文字列から次表示の文字列に徐々に移り変わるアニメーション表示を用いるように構成したので、スムーズな表示の移り変わりを実現することができる効果を奏する。
1 文字コード入力部(文字コード入力手段)、2 文字属性判別部(文字属性判別手段)、3 読取困難性判定部(読取困難性判定手段)、4 表示時間設定部(表示時間設定手段)、5 文字列表示部(文字列表示手段)、6 ディスプレイ(文字列表示手段)、11 言語種別判定部、12 文字画数格納部、13 文字画数特定部、14 総画数特定部、15 文字親密度格納部、16 文字親密度特定部、17 文字個数特定部、18 文字列親密度格納部、19 文字列親密度特定部、20 文字複雑度特定部、21 発音難易度特定部、31 第1の読取困難性判定部、32 第2の読取困難性判定部、33 第3の読取困難性判定部、34 第4の読取困難性判定部、35 第5の読取困難性判定部、36 第6の読取困難性判定部、37 第7の読取困難性判定部、38 総合判定部、41 判定結果入力部、42 表示時間設定処理部、51 表示時間入力部、52 表示形態設定部、53 表示処理部。

Claims (8)

  1. 表示対象の文字列を構成している文字の文字コードを入力する文字コード入力手段と、上記文字コード入力手段により入力された文字コードから表示対象の文字列を構成している文字を特定して、上記文字の属性を判別する文字属性判別手段と、上記文字属性判別手段により判別された文字の属性を勘案して、表示対象の文字列が、読み取りが容易な文字列であるのか、読み取りが困難な文字列であるのかを判定する読取困難性判定手段と、上記読取困難性判定手段により読み取りが容易な文字列であると判定された場合、表示対象の文字列の表示時間を基準の表示時間に設定し、上記読取困難性判定手段により読み取りが困難な文字列であると判定された場合、表示対象の文字列の表示時間を基準の表示時間より長い時間に設定する表示時間設定手段と、上記表示時間設定手段により設定された表示時間中、表示対象の文字列を表示する文字列表示手段とを備え、
    上記文字属性判別手段は、表示対象の文字列を構成している文字が表意文字である場合、上記文字の属性として、上記文字列を構成している文字の画数を特定するとともに、上記文字列を構成している全ての文字の総画数を特定し、
    上記読取困難性判定手段は、表示対象の文字列を構成している文字の中に、上記文字属性判別手段により特定された画数が所定の画数を超えている文字が含まれておらず、かつ、上記文字属性判別手段により特定された総画数が所定の総画数を超えていなければ、表示対象の文字列は読み取りが容易な文字列であると判定し、表示対象の文字列を構成している文字の中に、上記文字属性判別手段により特定された画数が所定の画数を超えている文字が含まれている場合、あるいは、上記文字属性判別手段により特定された総画数が所定の総画数を超えている場合、表示対象の文字列は読み取りが困難な文字列であると判定することを特徴とする文字情報表示装置。
  2. 表示対象の文字列を構成している文字の文字コードを入力する文字コード入力手段と、上記文字コード入力手段により入力された文字コードから表示対象の文字列を構成している文字を特定して、上記文字の属性を判別する文字属性判別手段と、上記文字属性判別手段により判別された文字の属性を勘案して、表示対象の文字列が、読み取りが容易な文字列であるのか、読み取りが困難な文字列であるのかを判定する読取困難性判定手段と、上記読取困難性判定手段により読み取りが容易な文字列であると判定された場合、表示対象の文字列の表示時間を基準の表示時間に設定し、上記読取困難性判定手段により読み取りが困難な文字列であると判定された場合、表示対象の文字列の表示時間を基準の表示時間より長い時間に設定する表示時間設定手段と、上記表示時間設定手段により設定された表示時間中、表示対象の文字列を表示する文字列表示手段とを備え、
    上記文字属性判別手段は、表示対象の文字列を構成している文字が表意文字である場合、上記文字の属性として、上記文字列を構成している文字に対する親しみ易さの度合を示す親密度を特定し、
    上記読取困難性判定手段は、表示対象の文字列を構成している文字の中に、上記文字属性判別手段により特定された親密度が所定の親密度より低い文字が含まれていなければ、表示対象の文字列は読み取りが容易な文字列であると判定し、表示対象の文字列を構成している文字の中に、上記文字属性判別手段により特定された親密度が所定の親密度より低い文字が含まれていれば、表示対象の文字列は読み取りが困難な文字列であると判定することを特徴とする文字情報表示装置。
  3. 表示対象の文字列を構成している文字の文字コードを入力する文字コード入力手段と、上記文字コード入力手段により入力された文字コードから表示対象の文字列を構成している文字を特定して、上記文字の属性を判別する文字属性判別手段と、上記文字属性判別手段により判別された文字の属性を勘案して、表示対象の文字列が、読み取りが容易な文字列であるのか、読み取りが困難な文字列であるのかを判定する読取困難性判定手段と、上記読取困難性判定手段により読み取りが容易な文字列であると判定された場合、表示対象の文字列の表示時間を基準の表示時間に設定し、上記読取困難性判定手段により読み取りが困難な文字列であると判定された場合、表示対象の文字列の表示時間を基準の表示時間より長い時間に設定する表示時間設定手段と、上記表示時間設定手段により設定された表示時間中、表示対象の文字列を表示する文字列表示手段とを備え、
    上記文字属性判別手段は、表示対象の文字列を構成している文字が表音文字である場合、上記文字の属性として、上記文字列を構成している文字の個数を特定するとともに、上記文字列に対する親しみ易さの度合を示す親密度を特定し、
    上記読取困難性判定手段は、上記文字属性判別手段により特定された個数が所定の個数より少なく、かつ、上記文字属性判別手段により特定された親密度が所定の親密度より高ければ、表示対象の文字列は読み取りが容易な文字列であると判定し、上記文字属性判別手段により特定された個数が所定の個数より多い場合、あるいは、上記文字属性判別手段により特定された親密度が所定の親密度より低い場合、表示対象の文字列は読み取りが困難な文字列であると判定することを特徴とする文字情報表示装置。
  4. 表示対象の文字列を構成している文字の文字コードを入力する文字コード入力手段と、上記文字コード入力手段により入力された文字コードから表示対象の文字列を構成している文字を特定して、上記文字の属性を判別する文字属性判別手段と、上記文字属性判別手段により判別された文字の属性を勘案して、表示対象の文字列が、読み取りが容易な文字列であるのか、読み取りが困難な文字列であるのかを判定する読取困難性判定手段と、上記読取困難性判定手段により読み取りが容易な文字列であると判定された場合、表示対象の文字列の表示時間を基準の表示時間に設定し、上記読取困難性判定手段により読み取りが困難な文字列であると判定された場合、表示対象の文字列の表示時間を基準の表示時間より長い時間に設定する表示時間設定手段と、上記表示時間設定手段により設定された表示時間中、表示対象の文字列を表示する文字列表示手段とを備え、
    上記文字属性判別手段は、表示対象の文字列を構成している文字が表音文字である場合、上記文字の属性として、上記文字列を構成している文字の個数を特定するとともに、上記文字列に対する視覚的な複雑度を特定し、
    上記読取困難性判定手段は、上記文字属性判別手段により特定された個数が所定の個数より少なく、かつ、上記文字属性判別手段により特定された複雑度が所定の複雑度より低ければ、表示対象の文字列は読み取りが容易な文字列であると判定し、上記文字属性判別手段により特定された個数が所定の個数より多い場合、あるいは、上記文字属性判別手段により特定された複雑度が所定の複雑度より高い場合、表示対象の文字列は読み取りが困難な文字列であると判定することを特徴とする文字情報表示装置。
  5. 表示対象の文字列を多言語で表示する場合、文字コード入力手段が各言語の文字列を構成している文字の文字コードを入力し、
    文字列表示手段が各言語の文字列を順番に表示することを特徴とする請求項1から請求項のうちのいずれか1項記載の文字情報表示装置。
  6. 文字列表示手段は、読取困難性判定手段の判定結果に応じて文字列の表示形態を切り換えることを特徴とする請求項記載の文字情報表示装置。
  7. 文字列表示手段は、読取困難性判定手段により読み取りが困難な文字列であると判定された場合、2つの言語の文字列を併記表示することを特徴とする請求項記載の文字情報表示装置。
  8. 文字列表示手段は、文字列の表示を切り換える際、現在表示中の文字列から次表示の文字列に徐々に移り変わるアニメーション表示を用いることを特徴とする請求項記載の文字情報表示装置。
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