JP5351677B2 - ルーバー - Google Patents
ルーバー Download PDFInfo
- Publication number
- JP5351677B2 JP5351677B2 JP2009211433A JP2009211433A JP5351677B2 JP 5351677 B2 JP5351677 B2 JP 5351677B2 JP 2009211433 A JP2009211433 A JP 2009211433A JP 2009211433 A JP2009211433 A JP 2009211433A JP 5351677 B2 JP5351677 B2 JP 5351677B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- louver
- plate
- liquid supply
- supply pipe
- solar cell
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Blinds (AREA)
- Special Wing (AREA)
Description
このようにルーバー自体が日射により高温となると、ルーバー間を通過する空気も暖められるため、通風による躯体等の冷却効果が低下する場合がある。
また、ルーバーの熱を吸収した冷却液を各種の熱源等として利用すれば、例えば給湯等の消費エネルギーの省力化を図り、二酸化炭素(CO2)排出量の削減を行うことができる。
本実施形態では、図1に示すように、建物等の構造物Tの壁面に沿って配設されたルーバー装置1について説明する。
ルーバー装置1は、日光Sが直接構造物Tに照射することを防止すると同時に、ルーバー10同士の間からの通風Aが可能に構成されている。
板状部12は、箱型のルーバー本体11において、日光Sが照射する側に配設されている。本実施形態では、板状部12の表面に太陽電池モジュール14が設置されており、背面に給液管13が当接した状態で配管されている。
本実施形態の板状部12は、平板状を呈しているが、板状部12の厚みや断面形状等は適宜設定することが可能である。
なお、図2(a)では、上から太陽電池モジュール14の設置状況を示されたルーバー10と、給液管13の配管が示されたルーバー10と、正面から望むルーバー10が示されている。
本実施形態の太陽電池モジュール14は、図2(a)および図3(a)に示すように、複数枚の太陽電池セル14aと、ガラス製のカバー板14bと、バックシート14cと、により構成されている。
支柱20は図示しないブラケットを介して構造物Tに固定されている。なお、支柱20の固定方法は限定されるものではなく、例えば自立していてもよい。
管路21には、図示しない分岐管が接続されており、各ルーバー10に配管された給液管13と管路21とが分岐管を介して接続されている。
例えば、図3(b)に示すルーバー本体11aのように、板状部12と、板状部12の背面に設置された補助板部15と、により構成されていてもよい。この構成では、板状部12の背面に配管された給液管13は、板状部12と補助板部15とにより挟持されている。補助板部15には、給液管13の配置に応じて溝15aが形成されていて、給液管13は、溝15aに収容された状態で、板状部12の背面に配管される。なお、溝15aは、省略してもよい。
例えば、図3(b)に示すように、太陽電池セル14aを2枚のガラス板(カバー板)14bにより挟持してなる太陽電池モジュールであってもよい。
ルーバー本体11の熱を吸収し熱交換器2に送液された冷却液wは、上水との間で熱交換される。熱交換器2で温められた上水は、ボイラー4においてさらに温度を高められた後、風呂水等の生活において使用するお湯として使用される。
タイマー5は、太陽電池モジュール14に接続されていることで、ルーバー10への日光Sの照射量に応じてポンプ3の制御を行う。すなわち、太陽電池モジュール14の発電量に応じてポンプ3の出力が調整されるため、日光Sの照射量が大きい夏場等では、発電量が大きくなり、冷却液wの流量(ポンプ3の出力)が大きくなる。一方、日光Sの照射量が小さい冬場等では、発電量が小さいため、冷却液wの流量(ポンプ3の出力)は小さくなる。
なお、ポンプ3やタイマー5の構成は限定されるものではなく、適宜設定することが可能である。
例えば、本実施形態では、冷却液wを循環させる場合を例示したが、図4(b)に示すように、熱交換器2を省略し、ルーバー本体11の熱を吸収した冷却液wを直接ボイラー4に送液してもよい。
また、使用エネルギーの低減化に伴い、CO2排出量の低減も可能となる。
また、ルーバー本体11が冷却液wにより冷却されるため、太陽電池モジュール14による発電効率が低下することが防止される。
10 ルーバー
11 ルーバー本体
12 板状部
13 給液管
14 太陽電池モジュール
15 補助板部
S 日光
w 冷却液
Claims (5)
- 日光の照射側に配設される板状部を備えるルーバー本体と、
前記板状部の背面側に配管された給液管と、を備えており、
前記給液管には、冷却液が通液されていることを特徴とするルーバー。 - 前記給液管が、前記板状部の背面に当接した状態で配管された金属管であることを特徴とする、請求項1に記載のルーバー。
- 前記板状部の表面に、太陽電池モジュールが配設されていることを特徴とする、請求項1または請求項2に記載のルーバー。
- 前記ルーバー本体が、箱型に形成されており、前記給液管が前記ルーバー本体の内部に配管されていることを特徴とする、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のルーバー。
- 前記ルーバー本体が、前記板状部の背面側に設置された補助板部を備えており、
前記給液管が、前記板状部と前記補助板部とにより挟持されていることを特徴とする、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のルーバー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009211433A JP5351677B2 (ja) | 2009-09-14 | 2009-09-14 | ルーバー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009211433A JP5351677B2 (ja) | 2009-09-14 | 2009-09-14 | ルーバー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011058319A JP2011058319A (ja) | 2011-03-24 |
JP5351677B2 true JP5351677B2 (ja) | 2013-11-27 |
Family
ID=43946249
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009211433A Expired - Fee Related JP5351677B2 (ja) | 2009-09-14 | 2009-09-14 | ルーバー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5351677B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013035160A1 (ja) * | 2011-09-06 | 2013-03-14 | 株式会社日立製作所 | ブラインド及び光発電装置 |
JP5715553B2 (ja) * | 2011-12-14 | 2015-05-07 | 大成建設株式会社 | ルーバーの製造方法 |
JP6064324B2 (ja) * | 2012-01-13 | 2017-01-25 | 株式会社大林組 | ルーバー |
JP6069837B2 (ja) * | 2012-01-13 | 2017-02-01 | 株式会社大林組 | ルーバー |
TWI619874B (zh) * | 2012-07-10 | 2018-04-01 | 聚森股份有限公司 | 百葉窗及其建築用光學組件 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6280990U (ja) * | 1985-11-11 | 1987-05-23 | ||
JPH0328290U (ja) * | 1990-05-10 | 1991-03-20 |
-
2009
- 2009-09-14 JP JP2009211433A patent/JP5351677B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2011058319A (ja) | 2011-03-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5351677B2 (ja) | ルーバー | |
KR20110038302A (ko) | 수처리와 태양에너지 활용이 가능한 온실구조 | |
US20140290915A1 (en) | Methods and systems for temperature regulation of devices and processing thermal energy obtained thereby | |
US20050103327A1 (en) | Passive energy saving system for a building | |
US20160322932A1 (en) | Hybrid solar thermal system | |
KR20110026394A (ko) | 태양광 전열 이용 시스템 | |
JP2009264670A (ja) | 太陽熱集熱器および太陽熱集熱システム | |
KR101256869B1 (ko) | 태양열을 이용한 하이브리드 흡수식 냉난방 시스템 | |
KR101726338B1 (ko) | 건물 일체형 태양광 발전시스템의 냉각시스템 | |
US20140360556A1 (en) | Methods and systems for temperature regulation of roof mounted and solar tracker mounted photovoltaic modules | |
JP2010091226A (ja) | 冷却塔 | |
JP2009300066A (ja) | 太陽電池及びクロスフローファン付き熱交換器 | |
JP5755403B2 (ja) | ルーバー | |
KR20090080322A (ko) | 태양전지 방열 냉각시트 | |
JP2013117327A (ja) | 超軽量型太陽エネルギー利用システム | |
JP2011208836A (ja) | 給湯ユニット | |
JP2012007420A (ja) | 太陽熱吸収パネル、建築物の屋根構造 | |
CN106533358A (zh) | 自动调节循环泵驱动功率的光伏光热综合利用装置及控制方法 | |
ES2303456B1 (es) | Panel solar hibrido fotovoltaico/termico con incremento de eficiencia en sistema fotovoltaico. | |
JP2013179138A (ja) | 太陽光発電装置及びそれを備える太陽光発電システム | |
JP2013253735A (ja) | 太陽光利用装置 | |
JP2013245521A (ja) | 太陽熱集熱ユニットを備えた窓構造 | |
JP5986532B2 (ja) | 建物の床暖房システム | |
JP5725600B2 (ja) | 建物用ルーバーユニット | |
CN216011100U (zh) | 太阳能冷暖生活热水三联供系统 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120124 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20121226 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130611 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130813 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130823 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5351677 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |