以下、本発明の一実施形態について図面に基づき詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るコンピュータネットワークの全体構成図である。図1に示すように、インターネットなどのコンピュータネットワーク18には、いずれもコンピュータを中心に構成された仮想商店街システム10(10−1〜10−n)、コミュニケーションシステム12、店舗端末14(14−1〜14−m)、購入ユーザ端末16(16−1〜16−l)、が接続されている。そして、仮想商店街システム10、コミュニケーションシステム12、店舗端末14、購入ユーザ端末16は互いに通信可能になっている。
仮想商店街システム10は、例えば、仮想商店街のポータルとして機能するコンピュータシステムである。本実施形態では、例えば、複数の企業によって、それぞれ異なる仮想商店街が運営されている。そして、本実施形態では、仮想商店街と仮想商店街システム10とは1対1で対応付けられる。そして、第1の仮想商店街システム10−1、第2の仮想商店街システム10−2、・・・、第nの仮想商店街システム10−nは、互いに異なる企業により管理されている。また、仮想商店街システム10は、店舗端末14や購入ユーザ端末16から受け付ける処理要求に基づく処理を実行する。また、本実施形態では、仮想商店街システム10は、コミュニケーションシステム12が提供するコミュニケーションサービスにおけるコメントの投稿を支援するコメント投稿支援システムとしても機能する。
コミュニケーションシステム12は、例えば、コメントの投稿を受け付けて、そのコメントを公衆に公開するコミュニケーションサービスを提供するためのサーバ等のコンピュータシステムである。コミュニケーションシステム12は、仮想商店街を運営する1又は複数の企業によって管理されるシステムであってもよいし、仮想商店街を運営する企業以外の企業によって管理されるシステムであってもよい。コミュニケーションシステム12は、例えば、Twitter(登録商標)サービス又はFacebook(登録商標)サービス等のソーシャル・ネットワーキング・サービスを提供するサーバ等のコンピュータシステムである。
コミュニケーションシステム12によって提供されるコミュニケーションサービスでは、原則として、投稿者は相手を特定しないでコメントを投稿する。そして、コメントの閲覧者が閲覧するコメントを選ぶ。例えば、コミュニケーションシステム12のユーザは、自らが興味を持っている分野に関するコメントを投稿したり、他のユーザによって投稿された同分野に関するコメントを選んで閲覧したりすることによって、同分野に関するコミュニケーションを図ることができる。
仮想商店街システム10、コミュニケーションシステム12は、それぞれ、例えば、自装置にインストールされるプログラムに従って動作するCPU等のプログラム制御デバイスである制御部、ROMやRAM等の記憶素子やハードディスクドライブなどである記憶部、ネットワークボードなどの通信インタフェースである通信部、を含んで構成されている。これらの要素は、バスを介して接続される。仮想商店街システム10、及び、コミュニケーションシステム12の記憶部には、自装置の制御部によって実行されるプログラムが記憶される。また、仮想商店街システム10、及び、コミュニケーションシステム12の記憶部は、自装置のワークメモリとしても動作する。
店舗端末14は、仮想商店街に出店する店舗の関係者(例えば、店長)であるユーザ(以下、店舗ユーザと呼ぶ。)が利用するコンピュータである。店舗端末14は、仮想商店街で販売する商品やサービスの情報等を仮想商店街システム10に登録するために用いられる。例えば、店舗端末14では、仮想商店街システム10から提供される専用画面が表示される。店舗の関係者は、この専用画面において、商品やサービスの基本情報や商品やサービスの販売方法に関する情報等を入力できるようになっている。
購入ユーザ端末16は、コミュニケーションシステム12に投稿されたコメントを閲覧したり、仮想商店街システム10を通じて商品やサービスを購入したりするユーザ(以下、購入ユーザと呼ぶ。)によって操作されるコンピュータである。
店舗端末14や購入ユーザ端末16は、例えば、パーソナルコンピュータ、携帯電話機、携帯情報端末(PDA)、スマートフォン、などである。店舗端末14や購入ユーザ端末16は、例えば、CPU等の制御装置、ROMやRAM等の記憶素子やハードディスクドライブ等の記憶装置、ディスプレイ等の出力装置、マウス、キーボード、タッチパッド、ボタン等の入力装置、ネットワークボード等の通信装置を備えている。また、本実施形態に係る店舗端末14や購入ユーザ端末16には、ウェブブラウザ及び電子メールクライアントが予めインストールされており、これらのアプリケーションプログラムが実行される。店舗端末14や購入ユーザ端末16は、ウェブブラウザを通じて仮想商店街システム10やコミュニケーションシステム12が提供する各種サービスを受け、また、電子メールクライアントを通じて仮想商店街システム10やコミュニケーションシステム12から送信される電子メールを受信する。
本実施形態では、コミュニケーションシステム12を利用可能な店舗ユーザが、この店舗ユーザが利用する店舗端末14から、コミュニケーションシステム12にログインすると、この店舗ユーザが利用する店舗端末14のディスプレイに、ブラウザを介して、図2に例示するコメント投稿ページ20が表示される。コメント投稿ページ20には、投稿されたコメントの一覧が表示されるコメント一覧表示部22、コメント入力フィールド24、投稿ボタン26、が含まれている。コメント一覧表示部22には、コミュニケーションシステム12にコメントを投稿するユーザの、コミュニケーションシステム12におけるID(図2の例では、「dzz21」、「cyy21」、「bxx714RT156」。)や名称(図2の例では、「dzz」、「cyy」、「bxx RT店」。)とともに、ユーザによって投稿されたコメント(図2の例では、「散歩中。」、「今日は寒い。」、「ffりんご大量入荷」。)が表示されている。ここで、店舗ユーザがコメント入力フィールド24にコメント(例えば、「ddぶどうが入荷しました。 http://rt.jp/axx253/m001/」というコメント)を入力して、投稿ボタン26をクリックすると、このコメントが所与の条件を満たさない場合(例えば、後述する共通ブラックリストデータや、個別ホワイトリストデータに基づいて、このコメントの投稿が許可されないと判定される場合)は、コメントが投稿できない旨が店舗端末14のディスプレイに表示される。一方、このコメントが所与の条件を満たす場合(例えば、後述する共通ブラックリストデータや、個別ホワイトリストデータに基づいて、このコメントの投稿が許可されると判定される場合)には、図3に例示する、このコメントの投稿が反映されたコメント投稿ページ20が店舗端末14のディスプレイに表示される。このとき、図3に例示するように、ディスプレイには、店舗ユーザにより投稿されたコメントが含まれるコメント投稿ページ20が表示されることとなる。また、コメント投稿ページ20には、コメントとともに、投稿者である店舗ユーザのコミュニケーションシステム12におけるID(例えば、後述するコミュニケーション店舗ID)である「axx253RT156」及び名称(例えば、後述するコミュニケーション店舗名データ)である「axx RT店」も表示される。
図4は、本実施形態に係る仮想商店街システム10で実現される機能のうち、コメント投稿支援機能に関連する機能の一例を示す機能ブロック図である。なお、本実施形態に係る仮想商店街システム10では、図4に示す機能以外の機能も実現されている。
本実施形態に係る仮想商店街システム10は、データ記憶部30、登録管理部32、コメント受付部34、データ取得部36、コメント投稿可否判定部38、投稿コメント履歴データ管理部40、コメント出力部42、おすすめコメント一覧ページ管理部44、おすすめコメント決定部46、を含んで構成される。データ記憶部30は、仮想商店街システム10の記憶部を主として実現される。その他の要素は、仮想商店街システム10の制御部を主として実現される。
これらの要素は、コンピュータである仮想商店街システム10にインストールされたプログラムを、仮想商店街システム10の制御部で実行することにより実現されている。なお、このプログラムは、例えば、CD−ROM、DVD−ROMなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体を介して、あるいは、インターネットなどの通信ネットワークを介して仮想商店街システム10に供給される。
本実施形態では、予め、図5に例示するパートナー管理データ50が、コミュニケーションシステム12が備える記憶装置に記憶されている。パートナー管理データ50は、例えば、コミュニケーションシステム12と連携する仮想商店街を運営する企業(以下、パートナー企業と呼ぶ。)を管理するためのデータである。本実施形態では、パートナー管理データ50には、例えば、パートナー企業の識別子であるパートナーID、パートナーの名称を示すパートナー名データ、パートナー企業を認証するパスワードを示すパスワードデータ、パートナー企業のメールアドレスを示すメールアドレスデータ、などが含まれている。図5には、パートナーIDの値が「RT156」であるパートナー管理データ50と、パートナーIDの値が「AA357」であるパートナー管理データ50と、が示されている。そして、本実施形態では、第1の仮想商店街システム10−1に対応する仮想商店街を運営するパートナー企業に対応するパートナー管理データ50は、パートナーIDの値が「RT156」であるパートナー管理データ50であることとする。
本実施形態では、予め、第1の仮想商店街システム10−1のデータ記憶部30に、パートナーIDの値が「RT156」であるパートナー管理データ50、共通ブラックリストデータ、図6に例示する仮想商店街アカウントデータ52、図7に例示する商品・サービス管理データ54、図8に例示するテンプレートデータ56が記憶されている。
共通ブラックリストデータは、コメントに含まれている場合にコメントの投稿が許可されないと判定されるアドレス(例えば、URL)のリスト(ブラックリスト)を示すデータである。共通ブラックリストデータに示されているアドレスは、具体的には、例えば、他の仮想商店街システム10(例えば、第2の仮想商店街システム10−2)に配置されているWebページのURLなどである。例えば、店舗ユーザがコミュニケーションシステム12に投稿したコメントに含まれるURLがブラックリストに含まれている場合は、コメントが投稿できない旨が店舗端末14のディスプレイに表示される。
図6に例示する仮想商店街アカウントデータ52は、第1の仮想商店街システム10−1に対応する仮想商店街に出店する店舗の店舗ユーザが、第1の仮想商店街システム10−1が提供するサービス(例えば、販売する商品やサービスの登録など)を利用するためのアカウントデータである。本実施形態では、仮想商店街アカウントデータ52には、例えば、第1の仮想商店街システム10−1が提供するサービスにおける、仮想商店街に出店されている店舗の識別子である仮想商店街店舗ID、第1の仮想商店街システム10−1のパートナーID(ここでは、「RT156」)、店舗ユーザが第1の仮想商店街システム10−1にログインするためのパスワードを示すパスワードデータ、店舗の第1の仮想商店街システム10−1における名称を示す仮想商店街店舗名データ、店舗ユーザのメールアドレスを示すメールアドレスデータ、個別ホワイトリストデータ、などが含まれている。個別ホワイトリストデータは、例えば、ブラックリストに含まれるアドレスであるが、コメントに含まれていてもコメントの投稿が許可されると判定されるアドレス(例えば、URL)のリスト(ホワイトリスト)を示すデータである。本実施形態では、店舗ユーザ毎に異なるホワイトリストを設定することが可能となっている。図6には、仮想商店街店舗IDの値が「axx253」である仮想商店街アカウントデータ52と、仮想商店街店舗IDの値が「bxx714」である仮想商店街アカウントデータ52と、が示されている。
本実施形態では、店舗端末14が、ウェブブラウザを通じて第1の仮想商店街システム10−1にアクセスし、仮想商店街店舗ID及びパスワードを第1の仮想商店街システム10−1に送信し、第1の仮想商店街システム10−1がログイン処理(認証処理)を実行した後に、この店舗端末14が第1の仮想商店街システム10−1に配置されているWebページにアクセスすると、店舗端末14のディスプレイにそのWebページが表示される。なお、店舗端末14が第1の仮想商店街システム10−1に仮想商店街店舗ID及びパスワードを送信した後は、第1の仮想商店街システム10−1は、例えば、クッキーを参照することにより店舗端末14を利用する店舗ユーザに対応する仮想商店街店舗IDを特定することができるようになっている。
図7に例示する商品・サービス管理データ54は、例えば、第1の仮想商店街システム10−1の専用画面を介して、店舗ユーザが、商品やサービスの基本情報や商品やサービスの販売方法に関する情報を入力することにより登録される、店舗ユーザが出店する店舗により販売される商品やサービスに関するデータである。本実施形態では、商品・サービス管理データ54には、例えば、商品やサービスの識別子である商品・サービスID、この商品やサービスを取り扱う店舗の仮想商店街店舗ID、商品やサービスの名称を示す商品・サービス名データ、商品やサービスのカテゴリを示すカテゴリデータ、商品やサービスの画像のファイル名や保存場所等を示す画像管理データ、第1の仮想商店街システム10−1に配置されている、この商品やサービスを紹介する紹介ページのアドレス(例えば、URL)を示す紹介URLデータ、商品の通常価格を示す単価データ、商品又はサービスの提供可能な残り数(在庫数)を示す在庫数データ、などが含まれている。商品・サービス管理データ54には、例えば、上述のデータの他に、キャッチコピーのデータや、商品やサービスを説明する説明文のデータなどが含まれていてもよい。図7には、商品・サービスIDの値が「m001」である商品・サービス管理データ54と、商品・サービスIDの値が「m002」である商品・サービス管理データ54と、商品・サービスIDの値が「m111」である商品・サービス管理データ54が示されている。本実施形態では、第1の仮想商店街システム10−1の専用画面を介して、店舗ユーザは、商品・サービス管理データ54に対して更新や削除等の処理を実行することができるようになっている。本実施形態では、第1の仮想商店街システム10−1は、商品やサービスが販売された際に、在庫数データが示す在庫数をその商品やサービスを販売した数だけ減算する。
図8に例示するテンプレートデータ56は、詳細については後述するおすすめコメントの決定の基礎となるデータである。本実施形態では、テンプレートデータ56には、例えば、テンプレートデータ56の識別子であるテンプレートID、親テンプレートID、テンプレート内容データ、などが含まれている。親テンプレートID、テンプレート内容データの詳細については後述する。
本実施形態では、商品・サービス管理データ54の新規登録・更新・削除等が行われると、図9に例示する商品・サービス更新履歴データ58が第1の仮想商店街システム10−1のデータ記憶部30に逐次記憶されることとなる。図9に例示する商品・サービス更新履歴データ58は、第1の仮想商店街システム10−1のデータ記憶部30に記憶されている商品・サービス管理データ54に対して新規登録・更新・削除等の処理が行われた際に生成される、商品・サービス管理データ54の更新履歴を示すデータである。本実施形態では、商品・サービス更新履歴データ58には、例えば、商品・サービス更新履歴データ58の識別子である商品・サービス更新履歴ID、新規登録・更新・削除等の処理が行われた商品・サービス管理データ54の商品・サービスID、新規登録・更新・削除の処理が行われた項目(図9の例では「単価」)を示す更新項目データ、新規登録・更新・削除の処理が行われた商品・サービス管理データ54の項目の更新前の値を示す更新前値データ、新規登録・更新・削除の処理が行われた商品・サービス管理データ54の項目の更新後の値を示す更新後値データ、商品・サービス管理データ54に対して新規登録・更新・削除等の処理が行われた日時を示す更新日時データ、などが含まれている。図9には、商品・サービス更新履歴IDの値が「03741」である商品・サービス更新履歴データ58が示されている。
本実施形態では、第1の仮想商店街システム10−1が、後述するコミュニケーションアカウントデータ登録処理を実行することで、第1の仮想商店街システム10−1のデータ記憶部30に、図10に例示するコミュニケーションアカウントデータ60が記憶される。コミュニケーションアカウントデータ60は、例えば、店舗ユーザがコミュニケーションサービスを利用するためのアカウントデータである。本実施形態では、コミュニケーションアカウントデータ60には、例えば、コミュニケーションシステム12における、仮想商店街に出店されている店舗の識別子であるコミュニケーション店舗ID、この店舗に対応する仮想商店街アカウントデータ52の仮想商店街店舗ID、この店舗のコミュニケーションシステム12における名称を示すコミュニケーション店舗名データ、この店舗が出店されている仮想商店街に対応する仮想商店街システム10(本実施形態では、第1の仮想商店街システム10−1)のパートナーID(ここでは、「RT156」)、店舗ユーザがコミュニケーションシステム12にログインするためのパスワードを示すパスワードデータ、などが含まれている。図10には、コミュニケーション店舗IDの値が「axx253RT156」であるコミュニケーションアカウントデータ60と、コミュニケーション店舗IDの値が「bxx714RT156」であるコミュニケーションアカウントデータ60と、が示されている。本実施形態では、後述するように、第1の仮想商店街システム10−1のデータ記憶部30に記憶されるコミュニケーションアカウントデータ60は、コミュニケーションシステム12が備える記憶装置にも記憶されることとなる。
また、本実施形態では、コミュニケーションアカウントデータ60において、いずれかのパートナーIDと関連付けて管理されているユーザによりコミュニケーションシステム12に投稿されたコメントについては、そのコメントに対応付けられる、図11に例示する投稿コメント履歴データ62が投稿されたコメントのログとして第1の仮想商店街システム10−1のデータ記憶部30に記憶されることとなる。本実施形態では、投稿コメント履歴データ62には、例えば、投稿コメント履歴データ62の識別子である投稿コメント履歴データID、投稿されたコメントの内容を表す投稿コメント内容データ、コメントを投稿した店舗ユーザのコミュニケーション店舗ID、投稿されたコメントに対応付けられる商品又はサービスの商品・サービスID、投稿されたコメントに対応付けられる商品やサービスの名称を示す商品・サービス名データ、コメントが投稿された日時を示すコメント投稿日時データ、などが含まれている。なお、投稿コメント履歴データ62には、商品・サービスIDの値や商品・サービス名データの値が含まれないものがあっても構わない。図11には、投稿コメント履歴データIDの値が「0123」である投稿コメント履歴データ62が示されている。
ここで、本実施形態で行われる、仮想商店街店舗IDの値が「axx253」である仮想商店街アカウントデータ52に対応する店舗の店舗ユーザによる、上述のコミュニケーションアカウントデータ登録処理の流れの一例を、図12に例示するフロー図を参照しながら説明する。本処理例では、予め、店舗端末14が第1の仮想商店街システム10−1に仮想商店街店舗ID「axx253」及びパスワード「xxxxx」を送信し、第1の仮想商店街システム10−1がログイン処理(認証処理)を実行しており、店舗端末14のディスプレイに、図13に例示するトップページ64が表示されていることとする。トップページ64には、図14に例示するコミュニケーションアカウント登録ページ66へのリンク(図13では、「コミュニケーションアカウント登録」という文字列で表示されているリンク。)が含まれている。
まず、店舗ユーザが、コミュニケーションアカウント登録ページ66へのリンクをクリックすると、店舗端末14が、第1の仮想商店街システム10−1にコミュニケーションアカウント登録ページ66の出力要求を送信する(S101)。すると、第1の仮想商店街システム10−1の登録管理部32が、この店舗ユーザの仮想商店街アカウントデータ52に基づいて、図14に例示する、コミュニケーションアカウント登録ページ66を生成する(S102)。図14に示すように、コミュニケーションアカウント登録ページ66には、「店舗名」、「ID」、「パスワード」、「メールアドレス」、「サービス利用規約」、を見出しとするフィールド、及び、アカウント登録ボタン68が含まれている。
本実施形態では、S102に示す処理で、登録管理部32は、第1の仮想商店街システム10−1にログインしている店舗ユーザに対応する仮想商店街アカウントデータ52、及び、この仮想商店街アカウントデータ52に含まれるパートナーIDを含むパートナー管理データ50を、データ記憶部30から取得する。そして、登録管理部32は、取得した仮想商店街アカウントデータ52に含まれる仮想商店街店舗名データが示す店舗名「axx」、1文字分の空白文字(スペース)、取得したパートナー管理データ50に含まれるパートナー名データが示す名称「RT」、「店」を表す文字又は文字列、を連結した文字列である「axx RT店」という文字列を、コミュニケーションアカウント登録ページ66内の店舗名のフィールドに配置する。そして、登録管理部32は、取得した仮想商店街アカウントデータ52に含まれる仮想商店街店舗ID「axx253」と、取得した仮想商店街アカウントデータ52に含まれるパートナーID「RT156」とを連結した文字列である「axx253RT156」という文字列を、コミュニケーションアカウント登録ページ66内のIDのフィールドに配置する。そして、登録管理部32は、取得した仮想商店街アカウントデータ52に含まれるパスワードデータが示すパスワード「xxxxx」を、コミュニケーションアカウント登録ページ66内のパスワードのフィールドに配置する。そして、登録管理部32は、取得した仮想商店街アカウントデータ52に含まれるメールアドレスデータが示すメールアドレス「axx@rt.jp」を、コミュニケーションアカウント登録ページ66内のメールアドレスのフィールドに配置する。そして、所定のサービス利用規約の文章をコミュニケーションアカウント登録ページ66内のサービス利用規約のフィールドに配置する。このようにして、コミュニケーションアカウント登録ページ66が生成される。
そして、第1の仮想商店街システム10−1の登録管理部32は、S102に示す処理で生成されたコミュニケーションアカウント登録ページ66を、店舗端末14に送信する。そして、店舗端末14は、コミュニケーションアカウント登録ページ66を受信する(S103)。そして、店舗端末14は、コミュニケーションアカウント登録ページ66を、ウェブブラウザを介してディスプレイに表示出力する(S104)。そして、店舗ユーザが、コミュニケーションアカウント登録ページ66内のアカウント登録ボタン68をクリックすると、店舗端末14が、コミュニケーションアカウントの登録要求を第1の仮想商店街システム10−1に送信する。そして、第1の仮想商店街システム10−1の登録管理部32が、コミュニケーションアカウントの登録要求を受信する(S105)。そして、第1の仮想商店街システム10−1の登録管理部32は、受信したアカウント登録要求に応じて、コミュニケーションアカウントデータ60を生成する(S106)。このとき、登録管理部32は、コミュニケーションアカウント登録ページ66内のIDのフィールドに配置された値「axx253RT156」をコミュニケーションアカウントデータ60に含まれるコミュニケーション店舗IDの値として設定し、この店舗ユーザに対応する仮想商店街アカウントデータ52に含まれる仮想商店街店舗IDの値「axx253」をコミュニケーションアカウントデータ60に含まれる仮想商店街店舗IDの値として設定し、コミュニケーションアカウント登録ページ66内の店舗名のフィールドに配置された値「axx RT店」をコミュニケーションアカウントデータ60に含まれるコミュニケーション店舗名データの値として設定し、この店舗ユーザに対応する仮想商店街アカウントデータ52に含まれるパートナーIDの値「RT156」をコミュニケーションアカウントデータ60に含まれるパートナーIDの値として設定し、コミュニケーションアカウント登録ページ66内のパスワードのフィールドに配置された値「xxxxx」をコミュニケーションアカウントデータ60に含まれるパスワードデータの値として設定する。このようにして、本実施形態では、対応するコミュニケーションアカウントデータ60が存在しなかった、仮想商店街店舗IDの値が「axx253」である仮想商店街アカウントデータ52に対応する、コミュニケーションIDの値が「axx253RT156」であるコミュニケーションアカウントデータ60が新規に作成されることとなる。
第1の仮想商店街システム10−1の登録管理部32は、S106に示す処理で生成したコミュニケーションアカウントデータ60を、コミュニケーションシステム12に送信する。そして、コミュニケーションシステム12は、コミュニケーションアカウントデータ60を受信する(S107)。そして、コミュニケーションシステム12は、受信したコミュニケーションアカウントデータ60を、コミュニケーションシステム12が備える記憶装置に記憶させる(記憶装置に出力する)(S108)。そして、コミュニケーションシステム12は、コミュニケーションアカウントデータ60の登録完了通知を第1の仮想商店街システム10−1に送信する。そして、第1の仮想商店街システム10−1は、登録完了通知を受信する(S109)。
そして、第1の仮想商店街システム10−1の登録管理部32は、S106に示す処理で生成したコミュニケーションアカウントデータ60を、第1の仮想商店街システム10−1のデータ記憶部30に記憶させる(第1の仮想商店街システム10−1のデータ記憶部30に出力する)(S110)。そして、第1の仮想商店街システム10−1の登録管理部32は、登録完了ページ(図示せず)を、店舗端末14に送信する。そして、店舗端末14は、登録完了ページを受信する(S111)。そして、店舗端末14は、受信した登録完了ページをディスプレイに表示出力する(S112)。
このようにして、第1の仮想商店街システム10−1及びコミュニケーションシステム12に、コミュニケーション店舗ID「axx253RT156」を含むコミュニケーションアカウントデータ60が記憶されることとなる。また、本実施形態では、仮想商店街アカウントデータ52に含まれるデータの値に基づいて、コミュニケーションアカウント登録ページ66に配置される値や、コミュニケーションアカウントデータ60に含まれるデータの値が決定されるので、店舗ユーザは、コミュニケーションアカウントデータ60を登録するための手間が軽減されることとなる。なお、上述の処理例に示す処理の開始時点において、店舗名、ID、パスワード、メールアドレス、それぞれの値は既に決定済であり、店舗ユーザがコミュニケーションアカウント登録ページ66でこれらの値を入力する必要がない。そのため、上述のS102に示す処理で、第1の仮想商店街システム10−1の登録管理部32が、サービス利用規約の文章とアカウント登録ボタン68だけが配置された(店舗名、ID、パスワード、メールアドレスが配置されていない)コミュニケーションアカウント登録ページ66を生成するようにしてもよい。そして、サービス利用規約の内容を確認したユーザがアカウント登録ボタン68をクリックすると、コミュニケーションIDの値が「axx253RT156」であるコミュニケーションアカウントデータ60が新規に作成されるようにしてもよい。なお、コミュニケーションアカウント登録ページ66において、店舗ユーザが店舗名等のデータを変更することができるようになっていても構わない。そして、この場合に、第1の仮想商店街システム10−1は、編集後の値をコミュニケーションアカウントデータ60の値として設定するようにしても構わない。
本実施形態では、店舗端末14が、ウェブブラウザを通じてコミュニケーションシステム12−1にアクセスし、上述の処理によりコミュニケーションアカウントデータ60が登録された店舗ユーザのコミュニケーション店舗IDとパスワードとの組合せをコミュニケーションシステム12に送信し、コミュニケーションシステム12がログイン処理(認証処理)を実行した後に、この店舗端末14がコミュニケーションシステム12に配置されているWebページにアクセスすると、店舗端末14のディスプレイにそのWebページが表示される。このように、コミュニケーションアカウントデータ60が登録された店舗ユーザは、コミュニケーションシステム12へのログインが可能となり、コミュニケーションシステム12が提供する各種サービス(例えば、コメントの投稿など)を利用することができることとなる。なお、コミュニケーション店舗ID及びパスワードを送信した後は、仮想商店街システム10は、例えば、クッキーを参照することにより店舗端末14を利用する店舗ユーザに対応するコミュニケーション店舗IDを特定することができるようになっている。
ここで、本実施形態で行われる、コミュニケーション店舗IDの値が「axx253RT156」である仮想商店街アカウントデータ52に対応する店舗の店舗ユーザによる、コミュニケーションシステム12へのコメント投稿処理の流れの一例を、図15に例示するフロー図を参照しながら説明する。
本処理例では、予め、コミュニケーションシステム12が備える記憶装置に、コミュニケーションシステム12におけるユーザID(本実施形態では、例えば、コミュニケーション店舗ID)、及び、投稿日時に関連付けられた、コミュニケーションシステム12に投稿されたコメントや、店舗ユーザに関連するユーザのユーザIDのリストが記憶されていることとする。また、コミュニケーションシステム12が備える記憶装置に記憶されているコメントの少なくとも一部には、所定の情報(アイコンや画像等)とともにコメントを表示させることを示すフラグが関連付けられていることとする。
そして、本処理例では、予め、店舗端末14がコミュニケーションシステム12にコミュニケーション店舗ID「axx253RT156」及びパスワード「xxxxx」を送信することにより、コミュニケーションシステム12がログイン処理(認証処理)を実行しており、店舗端末14のディスプレイに、図2に例示するコメント投稿ページ20が表示されていることとする。このとき、コミュニケーションシステム12は、図2に示すように、コメント一覧表示部22に、コミュニケーションシステム12が備える記憶装置に記憶されているコメントのうち、リストにユーザIDが含まれるユーザにより投稿されたコメントが新しい順に上から下に配置され、コメント一覧表示部22の上に、コメント入力フィールド24、及び、投稿ボタン26が配置されたコメント投稿ページ20を生成する。また、コミュニケーションシステム12は、所定の情報とともにコメントを表示させることを示すフラグに関連付けて記憶されているコメントについては、そのコメントの右側に、表示すべき情報を配置する。図2の例では、コメント投稿ページ20に含まれる一部のコメントについては、その右側に、丸印の中にRTの文字列が配置されたアイコンが配置されている。
まず、コミュニケーション店舗ID「axx253RT156」に対応する店舗ユーザが、第1の仮想商店街システム10−1で販売している商品「ddぶどう」に関するコメント(例えば、「ddぶどうが入荷しました。 http://rt.jp/axx253/m001/」というコメント)をコメント入力フィールド24に入力して、投稿ボタン26をクリックすると、店舗端末14が、コミュニケーションシステム12に、このコメントを送信する。そして、コミュニケーションシステム12が、このコメントを受信する(S201)。そして、コミュニケーションシステム12は、このコメントの投稿者が、コミュニケーションアカウントデータ60において、いずれかのパートナーIDと関連付けて管理されているユーザであるか否かを判断する(S202)。本処理例では、コミュニケーション店舗IDの値が「axx253RT156」である仮想商店街アカウントデータ52に対応する店舗の店舗ユーザがコメントを投稿するため、コメントの投稿者が、コミュニケーションアカウントデータ60において、パートナーIDと関連付けて管理されているユーザではないと判断されることはあり得ない。仮に、コメントの投稿者が、コミュニケーションアカウントデータ60において、パートナーIDと関連付けて管理されているユーザではないと判断された場合は(S202:N)、S201に示す処理で店舗端末14から受信したコメントをコミュニケーションシステム12が備える記憶装置に記憶させる(記憶装置に出力する)(S203)。そして、コミュニケーションシステム12は、記憶装置に記憶されたコメントに基づいて、コメント投稿ページ20を更新する(更新後のコメント投稿ページ20を生成する)(S204)。そして、コミュニケーションシステム12は、更新後のコメント投稿ページ20を店舗端末14に送信する。そして、店舗端末14は、更新後のコメント投稿ページ20を受信する(S205)。そして、店舗端末14は、受信したコメント投稿ページ20をディスプレイに表示出力する(S206)。
S202に示す処理において、コメントの投稿者が、コミュニケーションアカウントデータ60において、いずれかのパートナーIDと関連付けて管理されているユーザであると判断された場合は(S202:Y)、コミュニケーションシステム12は、S201に示す処理で受信したコメントを、コメントの投稿者である店舗ユーザのユーザID(すなわち、コミュニケーション店舗ID)に関連付けて、投稿者に関連付けられているパートナーIDに対応する仮想商店街システム10(本処理例では、第1の仮想商店街システム10−1)に送信する。そして、第1の仮想商店街システム10−1のコメント受付部34が、このコメントを受信する(S207)。そして、第1の仮想商店街システム10−1のデータ取得部36が、コミュニケーションアカウントデータ60において、S207に示す処理で受信したコメントに関連付けられているコミュニケーション店舗ID(ここでは、「axx253RT156」)に対応付けられている仮想商店街店舗ID(ここでは、「axx253」)を特定する(S208)。そして、第1の仮想商店街システム10−1のデータ取得部36が、S208に示す処理で特定された仮想商店街店舗IDを含む仮想商店街アカウントデータ52、及び、S208に示す処理で特定された仮想商店街店舗IDを含む商品・サービス管理データ54を取得する(S209)。
そして、第1の仮想商店街システム10−1のコメント投稿可否判定部38が、S207に示す処理で受信したコメントと、S209に示す処理で取得したデータと、に基づいて、このコメントを投稿することを許可するか否かを判定する(S210)。本処理例では、コメント投稿可否判定部38は、例えば、S207に示す処理で受信したコメントにURLが含まれる場合に、このURLが、共通ブラックリストデータが示すリストに含まれるURLに該当し、かつ、この店舗ユーザの個別ホワイトリストデータが示すリストに含まれるURLに該当しない場合には、このコメントを投稿することを許可しないと判定し、S207に示す処理で受信したコメントに含まれるURLが、共通ブラックリストデータが示すリストに含まれるURLに該当しない、あるいは、この店舗ユーザの個別ホワイトリストデータが示すリストに含まれるURLに該当する場合には、このコメントを投稿することを許可すると判定する。
また、本処理例では、第1の仮想商店街システム10−1のコメント投稿可否判定部38は、S207に示す処理で受信したコメントに公知のURL短縮サービスにより短縮されたURLが含まれる場合に、その短縮されるURLに基づいて復号ロジック(復号アルゴリズム)を特定して、その復号ロジックにより短縮されたURLを復号してもよい。そして、第1の仮想商店街システム10−1のコメント投稿可否判定部38は、復号されたURLに基づいて、コメントを投稿することを許可するか否かを判定してもよい。また、第1の仮想商店街システム10−1のコメント投稿可否判定部38は、S207に示す処理で受信したコメントに、公知のURL短縮サービスにより短縮されたURLが含まれており、このURLがWebページへのリンクでもある場合に、リンク先のWebページにアクセスすることにより、このWebページのURLを取得してもよい。そして、第1の仮想商店街システム10−1のコメント投稿可否判定部38は、このURLに基づいてコメントを投稿することを許可するか否かを判定してもよい。
許可しないと判定した場合は(S210:N)、第1の仮想商店街システム10−1のコメント出力部42が、コメントが投稿できない旨の通知指示をコミュニケーションシステム12に送信する。そして、コミュニケーションシステム12は、この通知指示を受信する(S211)。そして、コミュニケーションシステム12は、コメントが投稿できない旨の通知を店舗端末14に送信する。そして、店舗端末14は、この通知を受信する(S212)。そして、店舗端末14は、コメントが投稿できない旨をディスプレイに表示出力する(S213)。
S210に示す処理で、許可すると判定された場合は(S210:Y)、第1の仮想商店街システム10−1の投稿コメント履歴データ管理部40が、例えば、S209に示す処理で取得した商品・サービス管理データ54のうち、含まれる紹介URLデータが示す文字列が、S207に示す処理で受信したコメント(ここでは、「ddぶどうが入荷しました。 http://rt.jp/axx253/m001/」)の少なくとも一部と合致する商品・サービス管理データ54(ここでは、商品・サービス名データの値が「ddぶどう」である、商品・サービスIDの値が「m001」である商品・サービス管理データ54)を特定する(S214)。そして、第1の仮想商店街システム10−1の投稿コメント履歴データ管理部40が、新規の投稿コメント履歴データID(例えば、「0123」)、S207に示す処理で受信したコメントの内容(ここでは、「ddぶどうが入荷しました。 http://rt.jp/axx253/m001/」)を表す投稿コメント内容データ、S214に示す処理で特定された商品・サービス管理データ54に含まれる商品・サービスID(例えば、「m001」)、S214に示す処理で特定された商品・サービス管理データ54に含まれる商品・サービス名データ(例えば、「ddぶどう」)、コメントが投稿された日時を示す投稿日時データ(例えば、「2010/10/11 09:30:11」)を含む投稿コメント履歴データ62を生成する(S215)。そして、第1の仮想商店街システム10−1の投稿コメント履歴データ管理部40が、S215に示す処理で生成された投稿コメント履歴データ62を第1の仮想商店街システム10−1のデータ記憶部30に記憶させる(第1の仮想商店街システム10−1のデータ記憶部30に出力する)(S216)。
そして、第1の仮想商店街システム10−1のコメント出力部42が、S207に示す処理で受信したコメントに含まれるURLを、そのURLが表す文字列が表示文字列である、そのURLが示すページへのリンク(ハイパーリンク)に変換した上で、そのコメントを、第1の仮想商店街システム10−1に対応する情報(例えば、丸印の中にRTの文字列が配置されたアイコンや画像等)とともにコメントを表示させることを示すフラグ(以下、アイコン付加フラグと呼ぶ。)に関連付けて、コミュニケーションシステム12に出力する。そして、コミュニケーションシステム12がこのコメントを受信する(S217)。
そして、コミュニケーションシステム12は、S217に示す処理で第1の仮想商店街システム10−1から受信したコメント(アイコン付加フラグに関連付けられているコメント)に、このコメントの投稿者のコミュニケーション店舗ID、及び、投稿日時をさらに関連付けた上で、コミュニケーションシステム12が備える記憶装置に記憶させる(記憶装置に出力する)(S218)。そして、コミュニケーションシステム12は、記憶装置に記憶されたコメントに基づいて、コメント投稿ページ20を更新する(図3に例示するコメント投稿ページ20を生成する。)(S219)。そして、コミュニケーションシステム12は、図3に例示する、更新されたコメント投稿ページ20を店舗端末14に送信する。そして、店舗端末14は、図3に例示する、更新されたコメント投稿ページ20を受信する(S220)。そして、店舗端末14は、図3に例示する、更新されたコメント投稿ページ20をディスプレイに表示出力する(S221)。
このようにして、店舗ユーザがコミュニケーションシステム12にコメントを投稿すると、そのコメントに基づいて生成される投稿コメント履歴データ62が、第1の仮想商店街システム10−1のデータ記憶部30に記憶されることとなる。また、本実施形態では、コミュニケーションシステム12が第1の仮想商店街システム10−1から受信したコメントについては、アイコン付加フラグが関連付けられて記憶されるので、コメント投稿ページ20において、コメントの右側にアイコン付加フラグに対応するアイコンが配置されることとなる。
なお、投稿コメント履歴データ62に含まれる商品・サービスIDの値や商品・サービス名データの値の特定は上述の処理例に示す方法には限定されない。例えば、上述のS214に示す処理において、第1の仮想商店街システム10−1の投稿コメント履歴データ管理部40が、S209に示す処理で取得した商品・サービス管理データ54のうち、含まれる商品・サービス名データが示す文字列が、S207に示す処理で受信したコメント(ここでは、「ddぶどうが入荷しました。 http://rt.jp/axx253/m001/」)の少なくとも一部と合致する商品・サービス管理データ54を特定するようにしてもよい。また、第1の仮想商店街システム10−1の投稿コメント履歴データ管理部40は、上述のS214に示す処理において、S209に示す処理で取得した商品・サービス管理データ54のうち、含まれる商品・サービス名データが示す文字列が、S207に示す処理で受信したコメント(ここでは、「ddぶどうが入荷しました。 http://rt.jp/axx253/m001/」)の少なくとも一部と合致する商品・サービス管理データ54が複数存在する場合に、所定の基準に従って、(例えば、商品・サービス管理データ54の更新が最も遅く行われた、商品・サービス管理データ54の更新回数が最も多い)商品・サービス管理データ54を特定するようにしてもよい。
また、上述の処理例の、S217に示す処理において、第1の仮想商店街システム10−1のコメント出力部42は、S207に示す処理で受信したコメントにURLが含まれる場合は、コメントに含まれるURLを、そのURLが短縮されたURLが示すページへのリンクに変換した上で、コミュニケーションシステム12にコメントを出力してもよい。第1の仮想商店街システム10−1のコメント出力部42は、例えば、公知のURL短縮サービスを実行することにより上述の変換を行う。そして、変換後のリンクは、短縮されたURLが表す文字列が表示文字列となっている。また、短縮されたURLが示すページは、例えば、公知のURL短縮サービスに配置されているページである。なお、本実施形態では、URL短縮サービスは、短縮されたURLに関連付けられた、店舗端末14や購入ユーザ端末16からの要求を受け付けると、その要求に応じて、短縮前のURLが示すページへのリダイレクト指示を出力する。そのため、ユーザが、店舗端末14や購入ユーザ端末16のWebブラウザにおいて、短縮されたURLにより表されたリンクをクリックすると、短縮前のURLが示すページがWebブラウザに表示出力されることとなる。
また、上述の処理例の、S217に示す処理において、第1の仮想商店街システム10−1のコメント出力部42は、S207に示す処理で受信したコメントに含まれるURLと、それに続く文字列との間(例えば、http://で始まる一連の半角英数字列とそれに続く仮名文字列との間)に空白文字(スペース)が存在しない場合に(一般的に、このような場合は、コミュニケーションシステム12において、この文字列もURLの一部として誤認識される可能性が高い。)、URLが誤認識される可能性がある旨を店舗端末14に通知するようにしてもよい。また、例えば、第1の仮想商店街システム10−1のコメント出力部42は、URLの最後に、例えば、辞書に登録されているような単語や日本語が含まれている場合に、そのURLのリンク先のWebページが存在しないことを確認して、リンク先のWebページが存在しない場合に、URLが誤認識される可能性がある旨を店舗端末14に通知するようにしてもよい。
また、例えば、第1の仮想商店街システム10−1のコメント出力部42は、S207に示す処理で受信したコメントに、所定の文字数(例えば、20文字)にURLを短縮するサービスにより短縮されるURLが含まれており、URLとして認識される文字列が、その所定の文字数(例えば、20文字)を超える場合に、URLが誤認識される可能性がある旨を店舗端末14に通知するようにしてもよい。このとき、例えば、第1の仮想商店街システム10−1のコメント出力部42は、URLとそれに続く文字列との間に空白文字を設けたほうがよいなどといった、修正を促すコメントや、投稿可能なコメントの候補(例えば、URLとそれに続く文字列との間に空白文字を設けたコメント)を併せて店舗端末14に通知するようにしてもよい。そして、URLが誤認識される可能性がある旨や修正を促すコメントや投稿可能なコメントの候補を受信した店舗端末14は、その内容をディスプレイに表示出力するようにしてもよい。
また、上述の処理例の、S217に示す処理において、第1の仮想商店街システム10−1のコメント出力部42は、S207に示す処理で受信したコメントに含まれるURLと、それに続く文字列との間に空白文字(スペース)が存在しない場合に、URLとそれに続く文字列との間に空白文字が配置されるようコメントを変更するようにしてもよい。
購入ユーザは、購入ユーザ端末16を用いてコミュニケーションシステム12が提供するコメント投稿ページ20にアクセスすることにより、店舗ユーザにより投稿されたコメントを閲覧することができる。そして、このコメントに含まれるURL(このURLは、上述のように、リンクでもある)をクリックすると、購入ユーザ端末16は、そのコメントにより紹介されている、第1の仮想商店街システム10−1に配置されている商品やサービスのWebページを取得して、ブラウザを介してディスプレイに表示出力する。そのため、本実施形態によって、第1の仮想商店街システム10−1を利用した商品やサービスの購入が促進されることが期待される。また、本実施形態では、店舗ユーザは、自分が販売する商品やサービスに関するコメントをコミュニケーションシステム12に投稿するだけで、そのコメントに、その店舗ユーザに応じた編集がされた上で(例えば、コメントに、その商品やサービスに関する情報が付加された上で、)コミュニケーションシステム12に投稿されるので、店舗ユーザはコメントに含まれる情報を容易に充実化させることができる。また、本実施形態では、コミュニケーションシステム12が仮想商店街システム10から受信したコメントは、アイコン付加フラグに関連付けられてコミュニケーションシステム12に記憶され、コメント投稿ページ20において、コメントの右側にアイコン付加フラグに対応するアイコンが配置されることとなる。そのため、アイコンが右側に配置されているコメントが、仮想商店街が認めた公式のアカウントを有するユーザから投稿されたコメントであることを、コメント投稿ページ20を閲覧するユーザに認知してもらうことができることとなる。
本実施形態では、店舗端末14が第1の仮想商店街システム10−1に仮想商店街店舗ID「axx253」及びパスワード「xxxxx」を送信し、第1の仮想商店街システム10−1がログイン処理(認証処理)を実行すると、店舗端末14のディスプレイに、図13に例示する第1の仮想商店街システム10−1のトップページ64が表示される。トップページ64には、図16に例示するおすすめコメント一覧ページ70へのリンク(図13では、「おすすめコメント一覧表示」という文字列で表示されているリンク。)が含まれている。ここで、店舗ユーザが、おすすめコメント一覧ページ70へのリンクをクリックすると、店舗端末14のディスプレイに、図16に例示するおすすめコメント一覧ページ70が表示出力される。
ここで、本実施形態で行われる、仮想商店街店舗IDの値が「axx253」である仮想商店街アカウントデータ52に対応する店舗の店舗ユーザによる、おすすめコメント一覧ページ70の表示出力処理の流れの一例を、図17に例示するフロー図を参照しながら説明する。
まず、上述のように、店舗ユーザが、店舗端末14からおすすめコメント一覧ページ70の出力要求を第1の仮想商店街システム10−1に送信する。すると、第1の仮想商店街システム10−1のおすすめコメント一覧ページ管理部44が、この出力要求を受信する(S301)。そして、第1の仮想商店街システム10−1のおすすめコメント決定部46が、S301に示す処理で受け付けた表示要求に応じて、データ記憶部30に記憶されているデータ(例えば、商品・サービス管理データ54、商品・サービス更新履歴データ58、投稿コメント履歴データ62、テンプレートデータ56、など)に基づいて、店舗ユーザにおすすめする(レコメンドする)コメント(以下、おすすめコメントと呼ぶ。)を決定する(S302)。
ここで、本処理例におけるS302に示す処理の一具体例を説明する。まず、おすすめコメント決定部46が、例えば、コミュニケーションアカウントデータ60に基づいて、仮想商店街店舗IDの値「axx253」に対応するコミュニケーション店舗IDを「ax253RT156」と特定する。そして、おすすめコメント決定部46は、商品・サービス管理データ54に基づいて、仮想商店街店舗IDの値が「axx253」である店舗ユーザが提供する商品・サービスの商品・サービスIDの値が「m001」及び「m002」であるということを特定する。
そして、おすすめコメント決定部46は、商品・サービス更新履歴データ58と投稿コメント履歴データ62とに基づいて、商品・サービスIDの値が「m001」である商品についての最新のコメントの内容が「ddぶどうが入荷しました。 http://rt.jp/axx253/m001/」であるということ、及び、そのコメントの投稿後に、商品・サービスIDの値が「m001」である商品・サービス管理データに更新があった(ステータスの変化があった)ということを特定する。
そして、おすすめコメント決定部46は、テンプレート内容データに上述のコメントの一部が含まれている、テンプレートIDの値が「001」であるテンプレートデータ56を親のテンプレートデータ56として特定する。そして、おすすめコメント決定部46は、親テンプレートIDの値が「001」であるテンプレートデータ56(図8の例では、テンプレートIDの値が「002」であるテンプレートデータ56)を、子のテンプレートデータ56として特定する。そして、おすすめコメント決定部46は、親のテンプレートデータ56における変数(山括弧<>で囲まれている部分に相当)を特定する。おすすめコメント決定部46は、具体的には、例えば、テンプレート内容データの値「<1>が入荷しました。<2>」と、最新のコメントの内容「ddぶどうが入荷しました。 http://rt.jp/axx253/m001/」と、を比較して、変数<1>が「ddぶどう」に、変数<2>が、「 http://rt.jp/axx253/m001/」に対応するということを特定する。そして、おすすめコメント決定部46は、子のテンプレートデータ56のテンプレート内容データが示すに、上述の変数<1>、変数<2>の値を代入することで、「ddぶどう絶賛販売中。 http://rt.jp/axx253/m001/」というコメントを、商品・サービスIDの値が「m001」である商品についてのおすすめコメントとして決定する。
そして、おすすめコメント決定部46は、投稿コメント履歴データ62に基づいて、商品・サービスIDの値が「m002」である商品についてはコメントがまだ投稿されていないということを特定する。そして、おすすめコメント決定部46は、商品・サービスIDの値が「m002」である商品についてはコメントがまだ投稿されていないということに基づいて、所定の規則に従って生成されたコメント(例えば、商品名、「が入荷しました。」、空白文字(スペース)、紹介URLを連結した文字列であるコメント)を、商品・サービスIDの値が「m002」である商品についてのおすすめコメントとして決定する。このように、本実施形態では、おすすめコメント決定部46は、コメントがまだ投稿されていない商品について、デフォルトとして予め設定されているテンプレートデータ56(ここでは、テンプレートIDの値が「001」であるテンプレートデータ56)の変数<1>に商品名、変数<2>に紹介URLを代入することにより生成されたコメントをおすすめコメントとして決定する。
なお、おすすめコメント決定部46は、店舗ユーザが提供する商品又はサービスについての最新のコメントが存在している場合であっても、そのコメントの内容に基づいて親のテンプレートデータ56が特定されなかった(例えば、テンプレート内容データに上述のコメントの一部が含まれているテンプレートデータ56が存在しなかった)場合に、所定の規則に従って生成されるコメント(例えば、上述のように、テンプレートIDの値が「001」であるテンプレートデータ56(あるいは、テンプレートIDの値が「002」であるであるテンプレートデータ56)について、変数<1>に商品名、変数<2>に紹介URLを代入することにより生成されるコメント等)をおすすめコメントとして決定するようにしてもよい。また、適用されるテンプレートデータ56の候補が複数存在する場合に、おすすめコメント決定部46が、ユーザ端末16からテンプレートデータ56の選択を受け付けるようにしてもよい。そして、おすすめコメント決定部46は、ユーザにより選択されたテンプレートデータ56に基づいて生成されるコメントをおすすめコメントとして決定するようにしてもよい。
以上のようにして、本処理例では、S302に示す処理で、商品・サービスIDの値が「m001」である商品についてのおすすめコメントが、「ddぶどう絶賛販売中。 http://rt.jp/axx253/m001/」と決定され、商品・サービスIDの値が「m002」である商品についてのおすすめコメントが、「eeオレンジ入荷しました。 http://rt.jp/axx253/m002/」と決定される。
このように、本実施形態では、投稿コメント履歴データ62にユーザにより提供される商品又はサービスに対応付けられるコメントが含まれる際に、そのコメントの一部を変更したコメントがおすすめコメントとして決定される。また、テンプレートIDの値が「001」であるテンプレートデータ56に含まれるテンプレート内容データが表す文字列と投稿済のコメントとの違いが、テンプレートIDの値が「002」であるテンプレートデータ56に含まれるテンプレート内容データが表す文字列に反映されたコメントがおすすめコメントとして決定される。
そして、第1の仮想商店街システム10−1のおすすめコメント一覧ページ管理部44は、S302に示す処理で決定されたおすすめコメントが含まれる、図16に例示するおすすめコメント一覧ページ70を生成する(S303)。
本実施形態では、おすすめコメント一覧ページ70には、例えば、商品・サービス管理データ54の商品・サービス名データの値が配置される「商品名」、商品・サービス管理データ54の在庫数データの値が配置される「在庫数」、商品・サービス管理データ54の単価データの値が配置される「単価」、商品・サービス管理データ54の紹介URLデータの値が配置される「紹介URL」、S302に示す処理で特定された商品・サービスに関する最新のコメントの内容が配置される「投稿済みコメント内容」、S302に示す処理で特定された商品・サービスに関する最新のコメントの投稿日時が配置される「投稿日時」、最新のコメントが投稿された時点以後に、対応する商品・サービス管理データ54に更新があったか否か(ステータスの変化があったか否か)を示す文字列(例えば、あった場合は「あり」、なかった場合は「なし」)が配置される「ステータス変化」、S302に示す処理で決定されたおすすめコメントの内容が配置される「おすすめコメント」、といったフィールドが含まれている。なお、おすすめコメントが配置されているフィールドは、コメント投稿ページ20内のコメント入力フィールド24のように、ユーザが記述されている内容を編集可能なテキストボックスになっている。また、おすすめコメント一覧ページ70には、それぞれのおすすめコメントに対応付けられる投稿ボタン26も配置されている。図16の例では、投稿ボタン26は、対応付けられるおすすめコメントの右側に配置されている。また、本実施形態では、投稿ボタン26には、対応する商品・サービスIDの値が関連付けられている。
図16には、商品「ddぶどう」、「eeオレンジ」それぞれについての、上述の情報が配置されたおすすめコメント一覧ページ70が示されている。
そして、第1の仮想商店街システム10−1のおすすめコメント一覧ページ管理部44が、おすすめコメント一覧ページ70を店舗端末14に送信する。そして、店舗端末14は、おすすめコメント一覧ページ70を受信する(S304)。そして、店舗端末14は、受信したおすすめコメント一覧ページ70をディスプレイに表示出力する(S305)。
このようにして、本実施形態では、ユーザにより提供される商品又はサービスに対応付けられるコメントが投稿コメント履歴データ62に含まれるか否かに応じたおすすめコメントが、ユーザに提供されることとなる。本実施形態では、具体的には、例えば、店舗ユーザによって投稿されたコメントに対応付けられた商品又はサービス(上述の例では、商品・サービスIDの値が「m001」である商品)については、既にその商品又はサービスについてはコメントが投稿済みであるということに基づいておすすめコメントが決定する。一方、店舗ユーザによって投稿されたコメントに対応付けられていない商品又はサービス(上述の例では、商品・サービスIDの値が「m002」である商品)については、既にその商品又はサービスについてはコメントが未投稿であるということに基づいておすすめコメントが決定される。
例えば、店舗ユーザが、商品やサービスの販売を開始する際に、その商品やサービスに関するコメントをコミュニケーションサービスに投稿し、販売開始から1ヶ月間その商品やサービスに関するコメントをコミュニケーションサービスにまったく投稿していないような場合に、その商品やサービスに関するコメントの投稿がレコメンドされれば、商品やサービスを提供するユーザにとって便利である。
また、例えば、店舗ユーザにより商品やサービスが複数提供されており、ユーザが提供する商品やサービスの一部に関するコメントがコミュニーションサービスに投稿されている場合に、ユーザが提供する残りの商品やサービスについてのコメントの投稿がレコメンドされれば、商品やサービスを提供するユーザにとって便利である。
本実施形態では、上述のように、商品やサービスを提供するユーザによる、その商品やサービスに関するコミュニーションサービスへのコメントの投稿の有無に基づく、商品やサービスを提供するユーザへのコメントのレコメンデーションが可能となるので、商品やサービスを提供するユーザが同じ商品について何度もコメントをコミュニケーションサービスに投稿してしまったり、ある商品やサービスについてはまったくコメントを投稿していないといったような事態が発生するおそれが低減することとなり、店舗ユーザにとってのコミュニケーションサービスの利便性が向上する。
そして、本実施形態では、おすすめコメント一覧ページ管理部44、及び、おすすめコメント決定部46が、全体として、ユーザにより提供される商品又はサービスに対応付けられるコメントが投稿コメント履歴データ62に含まれるか否かに応じたおすすめコメントをユーザに提供するコメント提供部として機能することとなる。
また、本実施形態では、ユーザは、提供する商品やサービスに対応付けられるコメントが投稿されているかいないかを、おすすめコメント一覧ページ70を閲覧することにより知ることができる。
ここで、店舗ユーザが、おすすめコメント一覧ページ70に配置されているおすすめコメントのうち、投稿しようと思ったコメントに対応する投稿ボタン26をクリックすると、その投稿ボタン26に対応付けられているおすすめコメントがコミュニケーションシステム12に投稿される。なお、上述のように、おすすめコメントが配置されているフィールドは、記述されている内容を編集可能なテキストボックスになっているので、店舗ユーザは、おすすめコメント一覧ページ管理部44によって配置されたおすすめコメントを編集(修正)してから、投稿ボタン26をクリックすることで、編集(修正)されたコメントをコミュニケーションシステム12に投稿することができるようになっている。
ここで、店舗ユーザが、図16に示すおすすめコメント一覧ページ70内に配置されている、最も上の投稿ボタン26(対応するおすすめコメントは、「ddぶどう絶賛販売中。 http://rt.jp/axx253/m001/」)をクリックした際の、本実施形態で行われるコメント投稿処理の流れの一例を、図18に例示するフロー図を参照しながら説明する。本処理例では、店舗ユーザが、上述の登録処理に引き続き、コメント投稿処理を実行することを想定しているため、仮想商店街店舗ID「axx253」に対応する店舗ユーザの、第1の仮想商店街システム10−1によるログイン処理(認証処理)は既に実行されていることとする。
まず、店舗端末14が、第1の仮想商店街システム10−1に、「ddぶどうが入荷しました。 http://rt.jp/axx253/m001/」というコメントを、クリックされた投稿ボタン26に関連付けられている商品・サービスIDの値「m001」、及び、このコメントに対応する商品名「ddぶどう」に関連付けて送信する。そして、第1の仮想商店街システム10−1のコメント受付部34が、このコメントを受信する(S401)。第1の仮想商店街システム10−1のコメント投稿可否判定部38が、このコメントの投稿者である店舗ユーザの仮想商店街店舗IDを含む仮想商店街アカウントデータ52、及び、このコメントの投稿者である店舗ユーザの仮想商店街店舗IDを含む商品・サービス管理データ54を取得する(S402)。
そして、第1の仮想商店街システム10−1のコメント投稿可否判定部38が、S401に示す処理で受信したコメントと、S402に示す処理で取得したデータと、に基づいて、このコメントを投稿することを許可するか否かを判定する(S403)。本処理例では、コメント投稿可否判定部38は、例えば、S401に示す処理で受信したコメントにURLが含まれる場合に、このURLが、共通ブラックリストデータが示すリストに含まれるURLに該当し、かつ、この店舗ユーザの個別ホワイトリストデータが示すリストに含まれるURLに該当しない場合には、このコメントを投稿することを許可しないと判定し、S401に示す処理で受信したコメントに含まれるURLが、共通ブラックリストデータが示すリストに含まれるURLに該当しない、あるいは、この店舗ユーザの個別ホワイトリストデータが示すリストに含まれるURLに該当する場合には、このコメントを投稿することを許可すると判定する。
また、本処理例では、第1の仮想商店街システム10−1のコメント投稿可否判定部38は、S401に示す処理で受信したコメントに公知のURL短縮サービスにより短縮されたURLが含まれる場合に、その短縮されるURLに基づいて復号ロジック(復号アルゴリズム)を特定して、その復号ロジックにより短縮されたURLを復号してもよい。そして、第1の仮想商店街システム10−1のコメント投稿可否判定部38は、復号されたURLに基づいて、コメントを投稿することを許可するか否かを判定してもよい。また、第1の仮想商店街システム10−1のコメント投稿可否判定部38は、S401に示す処理で受信したコメントに、公知のURL短縮サービスにより短縮されたURLが含まれており、このURLがWebページへのリンクでもある場合に、リンク先のWebページにアクセスすることにより、このWebページのURLを取得してもよい。そして、第1の仮想商店街システム10−1のコメント投稿可否判定部38は、このURLに基づいてコメントを投稿することを許可するか否かを判定してもよい。
許可しないと判定した場合は(S403:N)、第1の仮想商店街システム10−1のコメント出力部42が、コメントが投稿できない旨の通知を店舗端末14に送信する。そして、店舗端末14は、この通知を受信する(S404)。そして、店舗端末14は、コメントが投稿できない旨をディスプレイに表示出力する(S405)。
S403に示す処理で、許可すると判定された場合は(S403:Y)、第1の仮想商店街システム10−1のコメント出力部42が、コメントの投稿者である店舗ユーザの仮想商店街店舗ID(ここでは、「axx253」)が含まれるコミュニケーションアカウントデータ60に基づいて、この店舗ユーザのコミュニケーション店舗ID(ここでは、「axx253RT156」)を特定する(S406)。そして、第1の仮想商店街システム10−1の投稿コメント履歴データ管理部40が、例えば、S401に示す処理で受信したコメントに関連付けられている商品・サービスIDの値「m001」を特定する(S407)。そして、第1の仮想商店街システム10−1の投稿コメント履歴データ管理部40が、新規の投稿コメント履歴データID、S401に示す処理で受信したコメントの内容(ここでは、「ddぶどう絶賛販売中。 http://rt.jp/axx253/m001/」)を表す投稿コメント内容データ、S401に示す処理で受信したコメントに関連付けられている商品・サービスID(ここでは、「m001」)、S401に示す処理で受信したコメントに関連付けられている商品名の値(ここでは、「ddぶどう」)を示す商品・サービス名データ、S401に示す処理で受信したコメントの投稿日時を示す投稿日時データ(例えば、「2011/1/7 10:00:14」)、を含む投稿コメント履歴データ62を生成する(S408)。そして、第1の仮想商店街システム10−1の投稿コメント履歴データ管理部40が、S408に示す処理で生成された投稿コメント履歴データ62を第1の仮想商店街システム10−1のデータ記憶部30に記憶させる(第1の仮想商店街システム10−1のデータ記憶部30に出力する)(S409)。
そして、第1の仮想商店街システム10−1のコメント出力部42が、S401に示す処理で受信したコメントを、S406に示す処理で特定されたコミュニケーション店舗ID、投稿日時、及び、第1の仮想商店街システム10−1に対応する情報(例えば、丸印の中にRTの文字列が配置されたアイコンや画像等)とともにコメントを表示させることを示すフラグ(以下、アイコン付加フラグと呼ぶ。)に関連付けて、コミュニケーションシステム12に送信する。そして、コミュニケーションシステム12がこのコメントを受信する(S410)。なお、本処理例では、S410に示す処理において、S401に示す処理で受信したコメントにURLが含まれる場合は、第1の仮想商店街システム10−1のコメント出力部42は、そのURLを、そのURLが表す文字列が表示文字列である、そのURLが示すページへのリンク(ハイパーリンク)に変換した上で、コミュニケーションシステム12に出力する。
そして、コミュニケーションシステム12は、S410に示す処理で第1の仮想商店街システム10−1から受信したコメントを、コミュニケーション店舗ID、投稿日時、及び、アイコン付加フラグに関連付けて、コミュニケーションシステム12が備える記憶装置に記憶させる(記憶装置に出力する)(S411)。そして、コミュニケーションシステム12は、コメントの登録が終了したことを示す通知を第1の仮想商店街システム10−1に送信する。そして、第1の仮想商店街システム10−1が、この通知を受信する(S412)。
そして、第1の仮想商店街システム10−1が、コメントの登録が終了したことを示す通知を店舗端末14に送信する。そして、店舗端末14は、この通知を受信する(S413)。そして、店舗端末14は、コメントの登録が終了した旨をディスプレイに表示出力する(S414)。このようにして、本処理例では、複数のおすすめコメントのうちから、店舗ユーザにより選択されたコメントがコミュニケーションシステム12に投稿されることとなる。
なお、S404に示す処理において、第1の仮想商店街システム10−1のコメント出力部42が、コメントが投稿できない理由を表す情報とともにコメントが投稿できない旨の通知指示を店舗端末14に送信してもよい。そして、S405に示す処理において、店舗端末14が、コメントが投稿できない旨をコメントが投稿できない理由を表す情報とともにディスプレイに表示出力するようにしてもよい。また、S413に示す処理において、第1の仮想商店街システム10−1が、コメントの一覧が表示されるページの取得要求を店舗端末14に送信するようにしてもよい。この場合は、店舗端末14は、この要求に応じて、コミュニケーションシステム12から、コメントの一覧が表示されるページを取得して、ディスプレイに表示出力する。
また、S410に示す処理において、S401に示す処理で受信したコメントにURLが含まれる場合は、第1の仮想商店街システム10−1のコメント出力部42は、公知のURL短縮サービスを実行することにより生成される、短縮されたURLが表す文字列が表示文字列である、その短縮されたURLが示すページ(URL短縮サービスに配置されているページ)へのリンク(ハイパーリンク)に変換した上で、第1の仮想商店街システム10−1のコメント出力部42がコミュニケーションシステム12にコメントを送信するようにしてもよい。
本実施形態では、コミュニケーションシステム12が備える記憶装置に、コミュニケーションシステム12におけるユーザID(本実施形態では、例えば、コミュニケーション店舗ID)、及び、投稿日時に関連付けられた、コミュニケーションシステム12に投稿されたコメント(上述の処理で投稿されたコメントも含む。)、コミュニケーションシステム12を利用可能なユーザそれぞれについての、そのユーザに関連するユーザのユーザIDのリスト(以下、ユーザIDリストと呼ぶ。)、などが記憶される。また、これらのコメントの少なくとも一部には、所定の情報(アイコンや画像等)とともにコメントを表示させることを示すフラグが関連付けられている。
そして、本実施形態では、コミュニケーションシステム12は、店舗端末14や購入ユーザ端末16からの要求に応じて、コミュニケーションシステム12が備える記憶装置に記憶されているコメントに基づいて、おすすめコメント「ddぶどう絶賛販売中。 http://rt.jp/axx253/m001/」、おすすめコメントを投稿した店舗ユーザのコミュニケーション店舗ID「axx253RT156」、おすすめコメントを投稿した店舗ユーザのコミュニケーション店舗名データが示す名称「axx RT店」が、コメント入力フィールド24や投稿ボタン26とともに配置された、コメント投稿ページ20を生成し、要求元の端末に送信する。なお、このコメント投稿ページ20のおすすめコメントの右側には、丸印の中にRTの文字列が配置されたアイコンが配置されることとなる。そして、コメント投稿ページ20を受信した端末は、コメント投稿ページ20をディスプレイに表示出力する。
そして、購入ユーザが、おすすめコメントに含まれるURL(このURLは、上述のように、リンクでもある)をクリックすると、購入ユーザ端末16は、そのおすすめコメントにより紹介されている、第1の仮想商店街システム10−1に配置されている商品やサービスのWebページを取得して、ブラウザを介してディスプレイに表示出力する。そのため、本実施形態によって、第1の仮想商店街システム10−1を利用した商品やサービスの購入が促進されることが期待される。
また、本実施形態では、コミュニケーションシステム12が仮想商店街システム10から受信したコメントは、アイコン付加フラグに関連付けられてコミュニケーションシステム12に記憶され、コメント投稿ページ20において、コメントの右側にアイコン付加フラグに対応するアイコンが配置されることとなる。そのため、アイコンが右側に配置されているコメントが、仮想商店街が認めた公式のアカウントを有するユーザから投稿されたコメントであることを、コメント投稿ページ20を閲覧するユーザに認知してもらうことができることとなる。
なお、本発明は上述の実施形態に限定されるものではない。
例えば、データ記憶部30に、所定の条件に関連付けられた、親テンプレートIDの値が共通する複数のテンプレートデータ56が記憶されていてもよい。例えば、親テンプレートIDの値が「001」であり、テンプレート内容データの値が「<1>絶賛販売中。<2>」であり、「最新のコメント投稿日時からの経過時間が1ヶ月」という条件に関連付けられているテンプレートデータ56が記憶されていてもよい。そして、例えば、おすすめコメント決定部46が、上述のS302に示す処理において、例えば、投稿コメント履歴データ62に基づいて、仮想商店街店舗IDの値「axx253」に対応付けられる店舗ユーザによる、商品・サービスIDの値が「m001」である商品についての最新のコメントの投稿日時よりも1ヶ月が経過しているか否かを確認するようにしてもよい。
そして、そうである場合に、おすすめコメント決定部46は、例えば、「ddぶどう絶賛販売中。 http://rt.jp/axx253/m001/」というコメントを、商品・サービスIDの値が「m001」である商品についてのおすすめコメントとして決定するようにしてもよい。一方、そうでない場合に、おすすめコメント決定部46は、例えば、商品・サービスIDの値が「m001」である商品についてのおすすめコメントはないと決定するようにしてもよい。そして、この場合は、例えば、第1の仮想商店街システム10−1のおすすめコメント一覧ページ管理部44が、上述のS303に示す処理において、商品名「ddぶどう」に対応するおすすめコメント及び投稿ボタン26が配置されていないおすすめコメント一覧ページ70を生成するようにしてもよい。
以上のように、第1の仮想商店街システム10−1は、ユーザによって投稿された、そのユーザが提供する商品やサービスに対応付けられるコメント(ユーザが提供する商品やサービスに対応付けられるコメントが複数存在する場合は、例えば、そのうちの直近のコメント)の投稿日時からの経過時間に応じて、そのコメントに応じたコメントをユーザに提供するか否かを切り替えるようにしてもよい。
また、例えば、第1の仮想商店街システム10−1は、ユーザによって投稿された、そのユーザが提供する商品やサービスに対応付けられるコメントの投稿日時から所定の時間(例えば、1ヶ月)が経過した際に、投稿ボタン26及びおすすめコメントが含まれる電子メールを店舗端末14に送信するようにしてもよい。そして、ユーザが、店舗端末14にインストールされている電子メールクライアントを介してこの電子メールを受信するようにしてもよい。そして、ユーザが、電子メールクライアントの画面に表示される、受信した電子メールに含まれる投稿ボタン26をクリックすると、投稿ボタン26に関連付けられたおすすめコメントが、コミュニケーションシステム12に投稿されるようになっていてもよい。
また、例えば、データ記憶部30に、それぞれ異なる条件に関連付けられた、親テンプレートIDの値が共通する複数のテンプレートデータ56が記憶されていてもよい。例えば、データ記憶部30に、親テンプレートIDの値が「001」であり、テンプレート内容データの値が「<1>の価格が安くなりました。<2>」であり、「単価が、最新のコメント投稿日時から安い」という条件に関連付けられているテンプレートデータ56と、親テンプレートIDの値が「001」であり、テンプレート内容データの値が「<1>絶賛販売中。<2>」であり、「単価が、最新のコメント投稿日時よりも高い、又は、最新のコメント投稿日時と同じ」という条件に関連付けられているテンプレートデータ56が記憶されていてもよい。
そして、おすすめコメント決定部46が、上述のS302に示す処理において、例えば、商品・サービス更新履歴データ58及び投稿コメント履歴データ62に基づいて、商品又はサービスの単価がコメント投稿日時より安くなっているか否かを確認してもよい。
そして、そうである場合に、例えば、「ddぶどうの価格が安くなりました。 http://rt.jp/axx253/m001/」というコメントを、商品・サービスIDの値が「m001」である商品についてのおすすめコメントとして決定するようにしてもよい。一方、そうでない場合に、例えば、「ddぶどう絶賛販売中。 http://rt.jp/axx253/m001/」というコメントを、商品・サービスIDの値が「m001」である商品についてのおすすめコメントとして決定するようにしてもよい。
図9には、一例として、商品・サービスIDの値が「m001」である商品の単価が安くなったことを示す商品・サービス更新履歴データ58が示されている。そして、この商品・サービス更新履歴データ58に含まれる更新日時データが示す日時が、仮想商店街店舗IDの値が「axx253」である仮想商店街アカウントデータ52に対応する店舗の店舗ユーザによる最新のコメントの投稿日時よりも後である。このような場合に、おすすめコメント決定部46は、「ddぶどうの価格が安くなりました。 http://rt.jp/axx253/m001/」というコメントを、商品・サービスIDの値が「m001」である商品についてのおすすめコメントとして決定するようにしてもよい。
以上のように、第1の仮想商店街システム10−1は、ユーザによって投稿された、そのユーザが提供する商品やサービスに対応付けられるコメント(ユーザが提供する商品やサービスに対応付けられるコメントが投稿されてから、その商品やサービスの提供状況が変化している(例えば、売り切れた、タイムセールが終了した、価格が変動した、など)場合に、その変化に応じたコメントをユーザに提供するようにしてもよい。
また、1つの投稿コメント履歴データ62が、商品・サービスIDと商品・サービス名データとの組合せを複数含んでいてもよい。すなわち、上述のS214に示す処理において、第1の仮想商店街システム10−1の投稿コメント履歴データ管理部40が、S207に示す処理で受信したコメントに対応する複数の商品・サービス管理データ54を特定するようにしてもよい。この場合、第1の仮想商店街システム10−1は、このような投稿コメント履歴データ62を、複数の商品やサービスのコメントの履歴として取り扱うようにしてもよい。また、1つの投稿コメント履歴データ62が、商品・サービスIDと商品・サービス名データとの組合せの代わりにカテゴリデータを含んでいてもよい。この場合、第1の仮想商店街システム10−1は、このような投稿コメント履歴データ62を、カテゴリデータが示すカテゴリに属する商品やサービス(例えば、投稿コメント履歴データ62に含まれているカテゴリデータの値が、商品・サービス管理データ54に含まれるカテゴリデータの値と一致する商品やサービス)のコメントの履歴として取り扱うようにしてもよい。
また、例えば、おすすめコメント決定部46は、複数の投稿済みのコメントに基づいて、おすすめコメントを決定するようにしてもよい。また、例えば、おすすめコメント一覧ページ管理部44は、商品やサービスに対応付けられる投稿済のコメントが複数配置されたおすすめコメント一覧ページ70を生成するようにしてもよい。
また、例えば、おすすめコメント決定部46は、投稿コメント履歴データ62に含まれるコメントの履歴に基づいて、例えば、公知のキーワード認識技術を用いて、投稿済のコメントの一部を置換(例えば、「入荷」という文字列が含まれる場合には、その文字列を「絶賛販売中」に置換)したコメントをおすすめコメントとして決定するようにしてもよい。
また、例えば、仮想商店街システム10は、上述のS403に示すような、コメント投稿可否判定部38によるコメントの投稿の可否の制御の際に、受信したコメントに含まれる文字列を解析して、所定の文字列が含まれる(例えば、他者を誹謗中傷するような言葉が含まれている)と判定される場合に、コメントが投稿できない旨を通知するようにしてもよい。また、例えば、仮想商店街システム10は、全店舗ユーザに適用されるホワイトリストや、個別の店舗ユーザに適用されるブラックリストに基づいて、コメントの投稿の可否の制御を行ってもよい。
また、例えば、仮想商店街システム10は、上述のS403に示すような、コメント投稿可否判定部38によるコメントの投稿の可否の制御をしなくてもよい。また、この場合に、例えば、仮想商店街システム10は、上述のS410に示す処理において、S401に示す処理で受信したコメントに含まれるURLが、共通ブラックリストデータが示すリストに含まれるURLに該当し、かつ、この店舗ユーザの個別ホワイトリストデータが示すリストに含まれるURLに該当しない場合には、そのURLを、そのURLが示すページへのリンク(ハイパーリンク)に変換する(すなわちURLを短縮しない)ようにしてもよい。このとき、例えば、コメントに含まれるURLを表す文字列が上述のリンクの表示文字列として設定される。S401に示す処理で受信したコメントに含まれるURLが、共通ブラックリストデータが示すリストに含まれるURLに該当しない、あるいは、この店舗ユーザの個別ホワイトリストデータが示すリストに含まれるURLに該当する場合には、コメントに含まれるURLを、そのURLが短縮されたURLが示すページへのリンクに変換するようにしてもよい。仮想商店街システム10は、例えば、公知のURL短縮サービスを実行することにより上述の変換を行う。このとき、例えば、変換後のリンクは、短縮されたURLが表す文字列が表示文字列となっている。また、短縮されたURLが示すページは、例えば、公知のURL短縮サービスに配置されているページである。
また、例えば、仮想商店街システム10は、仮想商店街システム10に配置されている店舗のWebページに、その店舗の店舗ユーザがコミュニケーションシステム12に投稿したコメントを一覧で表示するようにしてもよい。また、仮想商店街システム10が、仮想商店街システム10の管理者から受け付ける操作に応じて、この管理者により設定されたコメントを、仮想商店街システム10のデータ記憶部30に記憶されているコミュニケーションアカウントデータ60それぞれに対応する店舗ユーザにより投稿されたコメントとして、コミュニケーションシステム12に投稿するようにしてもよい。この場合に、第1の仮想商店街システム10−1からコミュニケーションシステム12に送信される、店舗ユーザ自身により投稿されたコメントに関連付けられるアイコン付加フラグと、第1の仮想商店街システム10−1の管理者により投稿されたコメントに関連付けられるアイコン付加フラグが、異なっていてもよい。こうすれば、コメント投稿ページ20において、店舗ユーザ自身により投稿されたコメントと、第1の仮想商店街システム10−1の管理者により投稿されたコメントとは、互いに異なるアイコンや画像がコメントに付加されることとなる。
また、コミュニケーションアカウントデータ60により、コミュニケーション店舗IDと仮想商店街店舗IDとが対応付けられている必要はない。例えば、仮想商店街システム10−1に、仮想商店街アカウントデータ52もコミュニケーションアカウントデータ60も識別可能なデータ(共通IDなど)が記憶されていてもよい。そして、コメントに関連付けられている識別情報に基づいて、仮想商店街アカウントデータ52もコミュニケーションアカウントデータ60も特定するようにしてもよい。
また、例えば、上述の、コメントに含まれるURLを、そのURLが示すページ、又は、URL短縮サービスに配置されているページへのリンクに変換する処理を、第1の仮想商店街システム10−1ではなく、コミュニケーションシステム12が実行するようにしてもよい。
また、例えば、おすすめコメント一覧ページ管理部44が、おすすめコメント一覧ページ70を生成する際に、おすすめコメントに含まれるURLを、公知のURL短縮サービスを実行することにより生成される、短縮されたURLが表す文字列が表示文字列である、その短縮されたURLが示すページ(URL短縮サービスに配置されているページ)へのリンク(ハイパーリンク)に変換するようにしてもよい。
なお、本発明は、Twitter(登録商標)サービスにその応用が限定されるものではなく、ブログ等の投稿されたコメントを他者に公開するコミュニケーションサービス一般に対しても応用可能である。
また、仮想商店街システム10、コミュニケーションシステム12、店舗端末14、及び、購入ユーザ端末16の役割分担は上述の実施形態には限定されない。また、上記の具体的な数値や文字列、及び、図面中の具体的な数値や文字列は例示であり、これらの数値や文字列には限定されない。