JP5236093B2 - 空気調和機 - Google Patents
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Description
前記部屋の温度を検出する赤外線センサと、
前記空気調和機の制御を司る制御部と、
前記吹出口に設けられ、前記吹出口から吹き出される風の左右方向の風向を制御する左右風向制御板とを備え、
前記制御部は、前記左右風向制御板を左右いずれか片側に傾けた状態で冷房又は暖房運転を行うとともに前記赤外線センサにより前記部屋の熱画像データを取得し、取得した熱画像データから前記状態での冷房又は暖房運転により前記部屋の前記片側の壁に温度変化が生じた範囲の面積を求め、求めた面積から前記本体と前記片側の壁との間の距離を推定するものである。
先ず、本実施の形態の概要を説明する。空気調和機(室内機)は、温度検出対象範囲を走査しながら温度を検出する可動式赤外線センサを備え、可動式赤外線センサにより熱源検知を行って人や発熱機器の存在を検知して、快適な制御を行うようにしている。
領域を示す図、図12は床面の1辺が3600mmの正方形(8畳相当)の部屋を2つ並べた16畳相当の部屋の短手方向の壁の中央付近に空気調和機100を設置した部屋空間に対し、3角法にて床面と壁面を展開した図、図13は図12の空気調和機100の据付条件にて熱画像データを取得する際の床面領域25、壁面領域23、床面と壁面との境界線領域24の検知エリア領域を示す図、図10は床面の1辺が3600mmの正方形(8畳相当)の部屋を2つ並べた16畳相当の部屋の長手方向の壁の右側端付近に空気調和機100を設置した部屋空間に対し、3角法にて床面と壁面を展開した図、図15は図10の空気調和機100の据付条件にて熱画像データを取得する際の床面領域28、壁面領域26、床面と壁面との境界線領域27の検知エリア領域を示す図、図16は部屋の据付壁50の中央付近に空気調和機100を据付け、吹出し風29を右側に吹出す場合の斜視図(a)と吹出し風30を左側に吹出す場合の斜視図(b)、図17は部屋の据付壁50の右端付近に空気調和機100を据付け、吹出し風29を右側に吹出す場合の斜視図(a)と吹出し風30を左側に吹出す場合の斜視図(b)、図18は図16(a)の据付・運転条件における部屋の熱画像データを示す図、図19は図16(b)の据付・運転条件における部屋の熱画像データを示す図、図20は図18と図19とを合わせた図、図21は図17(a)の据付・運転条件における部屋の熱画像データを示す図、図22は図17(b)の据付・運転条件における部屋の熱画像データを示す図、図23は図21と図22とを合わせた図、図24は空気調和機100と左右壁との距離Lと面積(画素数)Sとの関係を示す図である。
角と受光素子の数との積が一定になるようにすればよい。
を示す。
する。部屋の右側の壁17以外の部分には、温度変化は現れない。右壁面温度変化分布34は、図18の右壁面温度変化分布32と比較すると、面積が広くなると共に、熱分布の温度も高くなっている。熱分布の温度の違いは、ハッチングの種類を変えて表わしている。
(1)運転起動時に常時行い、ある検知回数を超えたら確定情報として以後は行わない。(2)運転起動時に常時行う。
(3)リモコン又は本体に、据付位置自動判定処理ボタンを設け、この据付位置自動判定処理ボタンが押された場合のみ据付位置自動判定処理が行われる。このケースは、据付時又は移設時に据付業者又は使用者が行う。
理を行う。
(1)冷房又は暖房運転を開始する。
(2)上下フラップ43は水平吹きとする。
(3)左右フラップ44を右側に最大又はそれに近い角度で傾け、可動式赤外線センサ3を走査させて、第1の部屋の熱画像データを取得する(例えば、図18、図21)。
(4)左右フラップ44を左側に最大又はそれに近い角度で傾け、可動式赤外線センサ3を走査させて、第2の部屋の熱画像データを取得する(例えば、図19、図22)。
(5)第1の部屋の熱画像データと、第2の部屋の熱画像データとを比較する(例えば、図20、図23)。そして、その比較結果に基づいて、部屋における空気調和機100の据付位置を判定する。
(1)吹き出し温度の影響による熱分布の面積を左右にて比較し、同じ面積の場合は中央据付けであると判断する。例えば、図20の右壁面温度変化分布32と左壁面温度変化分布31は、面積が等しいので、中央据付けであると判断する。また、図23の右壁面温度変化分布34と左壁面温度変化分布33は、右壁面温度変化分布34の面積が左壁面温度変化分布33の面積よりも広くなっているので、コーナー据付(据付壁50の右端付近に据付)と判断する。
(2)吹き出し温度の影響による熱分布の温度(温度変化)を左右で比較することで、空気調和機100の部屋での据付位置を判断する。例えば、図20の右壁面温度変化分布32と左壁面温度変化分布31は、熱分布の温度(温度変化)が等しいので、中央据付けであると判断する。また、図23の右壁面温度変化分布34と左壁面温度変化分布33は、右壁面温度変化分布34の熱分布の温度(温度変化)が左壁面温度変化分布33の熱分布の温度(温度変化)よりも高いので、コーナー据付(据付壁50の右端付近に据付)と判断する。
(3)吹き出し温度の影響による熱分布の温度(温度変化)と面積との積を左右で比較することで、空気調和機100の部屋での据付位置を判断する。
上記(1)〜(3)のいずれか、若しくは(1)+(2)の条件で、空気調和機100の部屋での据付位置を判断する。
えるようにしてもよい。空気調和機100と左右壁との距離Lが長くなれば、中央よりスイングする側の反対側にスイング角度を広げることができる。
部屋の空気を吸い込む吸込口と調和空気を吹き出す吹出口とを有する略箱状の本体と、
前記本体の前面に所定の俯角で下向きに取り付けられ、温度検出対象の温度を検出する赤外線センサと、
前記赤外線センサにより人や発熱機器の存在を検知して、当該空気調和機の制御を司る制御部と、
前記吹出口に、吹き出し風の左右方向の風向を制御する左右風向制御板と
を備え、
前記制御部は、少なくとも運転起動時に前記赤外線センサにより前記部屋の熱画像データを取得し、
前記制御部は、前記赤外線センサにより前記部屋の熱画像データを取得する場合、前記左右風向制御板を右側に傾けた第1の状態と、左側に傾けた第2の状態との夫々について前記熱画像データを取得し、
前記制御部は、前記熱画像データに基づいて前記本体の前記部屋における据付位置を判断することを特徴とする。
(1)前記熱画像データの熱分布の面積を左右で比較する。
(2)前記熱画像データの熱分布の温度を左右で比較する。
(3)前記熱画像データの熱分布の面積と前記熱画像データの熱分布の温度との積を左右で比較する。
Claims (10)
- 部屋に据え付けられる本体に風の吹出口が形成された空気調和機において、
前記部屋の温度を検出する赤外線センサと、
前記空気調和機の制御を司る制御部と、
前記吹出口に設けられ、前記吹出口から吹き出される風の左右方向の風向を制御する左右風向制御板と
を備え、
前記制御部は、前記左右風向制御板を左右いずれか片側に傾けた状態で冷房又は暖房運転を行うとともに前記赤外線センサにより前記部屋の熱画像データを取得し、取得した熱画像データから前記状態での冷房又は暖房運転により前記部屋の前記片側の壁に温度変化が生じた範囲の面積を求め、求めた面積から前記本体と前記片側の壁との間の距離を推定することを特徴とする空気調和機。 - 前記制御部は、推定した距離に応じて前記左右風向制御板のスイング角度を調整することを特徴とする請求項1の空気調和機。
- 前記制御部は、推定した距離が長いほど、前記左右風向制御板のスイング角度を前記片側の反対側に広げることを特徴とする請求項2の空気調和機。
- 前記制御部は、前記左右風向制御板を右側に傾けた第1の状態と前記左右風向制御板を左側に傾けた第2の状態とのそれぞれで冷房又は暖房運転を行うとともに前記赤外線センサにより前記部屋の熱画像データを取得し、取得した熱画像データから前記第1の状態での冷房又は暖房運転により前記部屋の右側の壁に温度変化が生じた範囲の面積と前記第2の状態での冷房又は暖房運転により前記部屋の左側の壁に温度変化が生じた範囲の面積とを求め、求めた面積から前記本体と前記部屋の左右両側の壁との間の距離を推定することを特徴とする請求項1から3のいずれかの空気調和機。
- 前記制御部は、推定した距離に基づいて前記部屋における前記本体の据付位置を判定することを特徴とする請求項4の空気調和機。
- 前記制御部は、運転起動時に、前記部屋の熱画像データを取得し、取得した熱画像データに基づいて前記部屋における前記本体の据付位置を判定することを特徴とする請求項1から3のいずれかの空気調和機。
- 前記制御部は、前記本体の据付位置を判定した回数が所定の回数を超えると、それ以降、運転起動時に前記本体の据付位置を判定する処理を行わないことを特徴とする請求項6の空気調和機。
- 前記制御部は、リモコン又は前記本体に対して所定の操作がなされた場合に、前記部屋の熱画像データを取得し、取得した熱画像データに基づいて前記部屋における前記本体の据付位置を判定することを特徴とする請求項1から3のいずれかの空気調和機。
- 前記制御部は、前記左右風向制御板を右側に傾けた第1の状態と前記左右風向制御板を左側に傾けた第2の状態とのそれぞれで冷房又は暖房運転を行い、そのときの前記部屋の熱画像データを取得し、取得した熱画像データに基づいて前記部屋における前記本体の据付位置を判定することを特徴とする請求項6から8のいずれかの空気調和機。
- 前記制御部は、判定した据付位置に応じて、前記左右風向制御板のスイング時の向きを設定することを特徴とする請求項5から9のいずれかの空気調和機。
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