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JP5224804B2 - 撮像装置 - Google Patents

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JP5224804B2 JP2007336570A JP2007336570A JP5224804B2 JP 5224804 B2 JP5224804 B2 JP 5224804B2 JP 2007336570 A JP2007336570 A JP 2007336570A JP 2007336570 A JP2007336570 A JP 2007336570A JP 5224804 B2 JP5224804 B2 JP 5224804B2
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Description

本発明は、撮像装置に関する。
近年、デジタル機器の製造技術、及び情報処理技術の急速な発展に伴い、高性能で低価格なデジタル機器が容易に手に入るようになり、種々のデジタル機器が広く一般に普及してきた。その中でも、デジタルスチルカメラは、広く一般に普及したデジタル機器の1つである。デジタルスチルカメラを含め、撮像機能を搭載したデジタル機器(以下、撮像装置)には、被写体を照明するための照明手段としてフラッシュが搭載されているものが多い。また、最近の撮像装置には、動画像を撮影する動画撮影機能が搭載されている。
しかしながら、こうした撮像装置が搭載するフラッシュ等の照明手段は、大光量であるが、継続的に被写体を照明する手段ではないため、動画像の撮影に適さないという問題がある。そこで、動画撮影に際して継続的に光を発光することが可能な照明手段、及びその制御手段に関して精力的に研究開発が進められている。照明手段としては、例えば、動画像の複数フレームに跨って被写体を照明することが可能なLED(Light Emitting Diode)等が注目されている。このLEDは、輝度が高く、消費電力が低いという特徴がある。しかし、照明手段にLEDを用いたとしても、照明手段は、依然として多くの電力量を消費してしまう。そのため、照明手段の点灯/消灯を好適に制御して撮像装置を省電力化する技術の開発にも、依然として大きな注目が集まっている。
これらの技術に関し、例えば、下記の特許文献1には、撮像装置、及びカメラ付き携帯電話に係る技術が記載されている。この技術は、被写体を照明する照射手段の点灯に関し、利用者による操作キーの操作に応じて照明手段を点灯させる点に特徴がある。また、同文献には、照明手段が点灯された後でカメラが自動的に露出を上げる前に照明手段を消灯する技術が記載されている。
他の例として、下記の特許文献2には、照明装置を用いる撮像機器の制御方法に係る技術が記載されている。この技術は、その撮像機器を使用する使用者が操作釦を選択操作することで、撮像装置、表示装置、及び照明装置の動作が制御される点に特徴がある。特に、操作釦が入力されると撮像装置の動作と照明装置の点灯とが制御される点に特徴がある。尚、同文献には、照明の必要性に関して、使用者が自ら判断するものである旨が記載されている。
さらに他の例として、下記の特許文献3には、撮影用照明装置、カメラシステム、及びカメラに係る技術が記載されている。この技術は、被写体に向けて照射光を発する電流制御型の発光手段を制御する方法に関し、主要被写体までの距離情報を検出して、当該距離情報、露光時間、絞り値、及び撮影感度に基づいて算出された光量で発光するように発光手段を制御する点に特徴がある。尚、同文献には、発光手段に供給される駆動電流を制御する技術についても記載されている。
特開2003−309765号公報 特開2003−348440号公報 特開2005−165204号公報
しかしながら、上記の特許文献1、2に記載の技術を用いても、利用者が点灯/消灯するか否かを自身の感覚で判断して手動操作によって点灯/消灯を切り替えねばならず、動画撮影に照明が必要な状況に限って照明光を点灯するといった制御が困難である。特に、被写体が高照度である状況を自動的に検知して消灯することが難しい。また、上記の特許文献3に記載の技術は、主要被写体との間の距離を考慮した光量制御ができるものの、被写体の照度判定に応じて消灯又は光量を低減することは困難である。そのため、上記の技術を組み合わせても、被写体の照度を自動的に反映して照明制御することが難しく、さらに、自己の照明手段による照明と外光による照明とを区別して照度判定し、その結果に応じて消灯又は光量制御することはとりわけ困難である。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、外光による照度を区別して照明が不要な状況を検知し、その検知結果に基づいて照明を制御することが可能な、新規かつ改良された撮像装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、被写体の反射光強度を検出する撮像素子と、前記撮像素子により連続的に複数回の前記反射光強度が検出される間、前記被写体を照明し続けることが可能な発光部と、前記撮像素子により検出された反射光強度に応じて前記被写体の輝度レベルを検出する測光部と、前記発光部により照射される光量を制御する光量制御部とを備えており、前記光量制御部は、少なくとも1回、前記撮像素子により反射光強度が検出される間、前記発光部により異なる光量で照射させ、当該異なる光量で照明された前記被写体の輝度レベルに基づいて前記発光部の光量を低減又は零にすることを特徴とする、撮像装置が提供される。
また、前記撮像装置は、前記異なる照射光量で照明された前記被写体の輝度レベルを利用して、前記被写体の全反射光から前記照明による反射成分を除いた反射光量を算出する反射光量算出部をさらに備えていてもよく、当該光量制御部は、前記反射光量算出部により算出された反射光量に基づいて前記発光部の光量を低減又は零にするように制御する。
また、前記撮像装置は、前記撮像素子により連続的に複数回検出された反射光強度に対応する輝度レベルに基づいて形成される画像フレームを連続的に表示する動画再生部をさらに備えていてもよく、当該動画再生部は、前記異なる照射光量で照明された前記被写体の輝度レベルに対応する画像フレームを表示しないように再生する。
また、前記撮像装置は、前記画像フレームが各々記録される複数のメモリ領域が設けられたフレームメモリと、前記複数のメモリ領域に所定の順番で前記画像フレームを記録するフレーム記録部とをさらに備えていてもよく、当該フレーム記録部は、前記所定の順番に従って前記異なる照射光量で撮影された画像フレームが記録された前記メモリ領域に対して次に撮影された画像フレームを上書きし、前記動画再生部は、前記各メモリ領域に記録された画像フレームを前記所定の順番で表示する。
上記の構成を採用することにより、自己が照明した照度と外光による照度とを区別して照明の必要性を判断し、必要無い場合に照明を消灯したり、或いは、照明量を低減させることが可能になる。さらに、動画像を表示する際に、照度の判定に利用したフレームを表示しないように制御することで、異なる照明量で照明されたフレームが混入して生じるチラつきを防止することが可能になる。その制御に際し、フレームメモリに設けられた複数のメモリ領域の中にフレームを所定順序で書込みつつ、照明量の異なるフレームが記録されたメモリ領域のみを上書き処理するため、所定順序で読み出して表示することで、異なる照明量のフレームを表示しないように制御することが容易になる。
以上説明したように本発明によれば、外光による照度を区別して照明が不要な状況を検知し、その検知結果に基づいて照明を制御することが可能になる。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
<実施形態>
本発明の一実施形態について説明する。本実施形態は、動画像の撮影に際して被写体の照度を判定し、高照度の場合に照明光を消灯又は低光量制御して省電力化を図る技術に関する。特に、自己の照明手段による照度と外光による照度とを区別して照度判定する技術に特徴がある。以下では、この特徴部分を中心に説明する。
[撮像装置100の機能構成]
まず、図1を参照しながら、本実施形態に係る撮像装置100の機能構成について説明する。図1は、本実施形態に係る撮像装置100の機能構成を示す説明図である。
図1に示すように、撮像装置100は、主に、CCD(charge coupled device)102と、CDS/AMP部104と、A/D変換部106と、画像入力制御部108と、バス110と、測光部112と、画像信号処理部114と、記録媒体制御部116と、記録媒体118と、タイミングジェネレータ120と、照明光量制御部122と、光源124と、CPU(central processing unit)126と、シャッター128と、メモリ132と、圧縮処理部134と、ビデオエンコーダ136と、画像表示部138と、動画シーケンサ202と、動画メモリ204とにより構成される。
(CCD102)
CCD102は、入射した光を電気信号に変換する複数の光電変換素子により形成される。例えば、CCD102は、結像光学系を経由して入射した光を受光すると、素子毎に受光強度に応じた電気信号を出力する。つまり、CCD102は、撮像素子の一例である。従って、撮像装置100は、CCD102に代えて、例えば、CMOS(complementary metal oxide semiconductor)等の他の撮像素子を備えていてもよい。
また、図2に示すように、CCD102は、複数のイメージエリアに分割された撮像面を有する。図2は、本実施形態に係るイメージエリアの分割構成例を示す説明図である。図2の例では、この撮像面は、64個のイメージエリアに分割されている。また、説明の都合上、各イメージエリアには、0〜63の番号を付した。以下の説明において、i番目のイメージエリアをエリアiと呼ぶ場合がある。
また、CCD102には、図2の太線で示したような注目領域が設定される。注目領域は、CCD102の中央部分に設けられてもよいし、その他の部分に設けられてもよい。例えば、撮像装置100が被写体の特徴的な部分を検出する機能を有している場合、注目領域は、その特徴的な部分に設定されてもよい。図2の例では、注目領域は、エリア27、28、35、36が含まれる領域に設定されている。以下の説明において、注目領域がCCD102の中央部に設定されているものと仮定する。CCD102の各イメージエリアから出力される電気信号は、CDS/AMP部104に入力される。
(CDS/AMP部104)
再び図1を参照する。CDS/AMP部104は、相関二重サンプリング(CDS;Correlated Double Sampling)回路、及び増幅器(AMP;AMPlifier)により構成される。CDS/AMP部104は、CCD102から入力された電気信号の低周波ノイズ成分を除去し、低周波ノイズ成分が除去された電気信号を所定のレベルまで増幅する手段である。CDS/AMP部104により入力された電気信号は、A/D変換部106に入力される。
(A/D変換部106)
A/D変換部106は、アナログ信号をデジタル信号に変換するアナログ−デジタル変換器の一例である。A/D変換部106は、CDS/AMP部104により入力された電気信号をデジタル信号に変換する。A/D変換部106により変換して得られたデジタル信号は画像入力制御部108に入力される。
(画像入力制御部108)
画像入力制御部108は、A/D変換部106により変換されたデジタル信号から画像信号を生成する手段である。画像入力制御部108は、A/D変換部106により入力されたデジタル信号を画像処理が可能な形式(以下、画像信号)に変換して出力する。画像入力制御部108により出力された画像信号は画像信号処理部114に入力される。
(バス110)
バス110は、信号の伝送経路であり、撮像装置100の各構成要素を接続するための手段である。バス110は、例えば、画像入力制御部108、測光部112、画像信号処理部114、記録媒体制御部116、タイミングジェネレータ120、CPU126、テーブル格納部130、メモリ132、圧縮処理部134、ビデオエンコーダ136、動画シーケンサ202、及び動画メモリ204を相互に接続し、一の構成要素から他の構成要素に信号を伝送することができる。
(測光部112)
測光部112は、CCD102が有する各イメージエリアの輝度レベル(以下、輝度信号と呼ぶ場合がある。)を測定する手段である。輝度レベルは、各イメージエリアから出力された電気信号に基づいて測定される。また、測光部112は、各イメージエリアから出力された電気信号に対し、色毎に重み付けをして輝度レベルを算出することができる。この場合、測光部112は、図3に示すような機能構成になる。
図3に示すように、測光部112は、複数の乗算器1122、1124、1126と、加算器1128と、積算部1130とにより構成される。乗算器1122は、赤色(R)の画素から出力された信号強度Rに重み係数Cr(=0.3)を乗算し、加算器1128に入力する。乗算器1124は、緑色(G)の画素から出力された信号強度Gに重み係数Cg(=0.6)を乗算し、加算器1128に入力する。乗算器1126は、青色(B)の画素から出力された信号強度Bに重み係数Cb(=0.1)を乗算し、加算器1128に入力する。
加算器1128は、複数の乗算器1122、1124、1126から入力された重み付け後の信号強度を加算して輝度信号Yを算出し、積算部1130に入力する。積算部1130は、加算器1128から入力された輝度信号Yを一部又は全部のイメージエリアに関して積算し、一部又は全部のイメージエリアに関する輝度レベルを出力する。つまり、測光部112は、式(1)に従ってイメージエリア毎に輝度信号Yを算出する。例えば、測光部112は、注目領域の輝度レベルと、注目領域以外の領域(以下、残余領域)の輝度レベルとを算出することができる。
Figure 0005224804

(画像信号処理部114)
再び図1を参照する。画像信号処理部114は、画像入力制御部108により入力されたイメージエリア毎の画像信号を合成して画像データを生成する手段である。画像信号処理部114により生成された画像データは、メモリ132又は動画メモリ204に格納される。また、画像信号処理部114は、メモリ132又は動画メモリ204に蓄積された画像データをフレームとする動画データを生成することもできる。尚、画像信号処理部114は、圧縮処理部134、ビデオエンコーダ136、及び動画シーケンサ202等の構成要素と協働して動画データを生成する。例えば、画像信号処理部114は、画像データを動画シーケンサ202に入力し、後述する動画シーケンサ202により動画データを生成してもよい。
ところで、複数のデータ格納領域を有する動画メモリ204を利用する場合、画像信号処理部114は、そのデータ格納領域に所定の順序でフレームを記録する。例えば、動画メモリ204が2つのデータ格納領域(A面/B面)を有する場合、画像信号処理部114は、A面とB面とに交互にフレームを書き込む。但し、画像信号処理部114は、照度判定に利用するために異なる光量で照明された被写体のフレームに関し、そのフレームの次のフレームを書き込む際、データ格納領域を移動せず、次のフレームを上書きする。
(記録媒体制御部116、記録媒体118)
記録媒体制御部116は、記録媒体118にデータを書き込み、或いは、記録媒体118に記録されたデータを読み出すための手段である。一方、記録媒体118は、データが記録される手段である。例えば、記録媒体118は、撮像装置100に内蔵された記憶装置であってもよいし、或いは、撮像装置100から取り外し可能なリムーバブル記録メディアであってもよい。記録媒体118は、例えば、光学式記録媒体(CD、DVD等)、光磁気記憶媒体、磁気記憶媒体、又は半導体記憶媒体等の記憶手段である。
(タイミングジェネレータ120)
タイミングジェネレータ120は、CCD102の各画素による露光期間や電荷の読み出しタイミングを制御すると共に、CDS/AMP部104によるノイズ低減回路を制御する手段である。そのため、タイミングジェネレータ120は、CCD102、CDS/AMP部104の各々に対してタイミング信号を入力する。さらに、タイミングジェネレータ120は、照明光量制御部122、動画シーケンサ202に対し、CCD102から電荷を読み出す際の垂直同期信号を入力する。
(照明光量制御部122、光源124)
照明光量制御部122は、光源124から発光される照明光の光量を制御する手段である。つまり、照明光量制御部122は、光量制御部の一例である。照明光量制御部122は、後述するCPU126の総合照度判定機能、及び外光照度判定機能による判定結果に応じて光源124の消灯又はその光量を低減させる。このとき、照明光量制御部122は、光源124が消灯又は所定光量に達するまで段階的に光量を低減させてもよい。但し、照明光量制御部122は、タイミングジェネレータ120により入力された垂直同期信号に同期して段階的に光量を低減させることができる。
また、照明光量制御部122は、総合照度判定、及び外光照度判定に利用するため、異なる光量で照明された被写体の照度を少なくとも1フレーム分だけ低減させることがある。その際、照明光量制御部122は、タイミングジェネレータ120により入力された垂直同期信号に同期して光源124の光量を1フレーム分づつ低減させる。尚、そのフレームに関する光量は、後述するCPU126の照明光量算出機能により算出される。
一方、光源124は、静止画又は動画が撮影される際に被写体を照明するための手段であり、発光部の一例である。光源124は、例えば、赤色、緑色、青色等の複数の光源により構成される。但し、光源124は、輝度や色彩等が異なる複数の光源を組み合わせて構成されていてもよいし、或いは、1色の白色光源とカラーフィルタとにより構成されていてもよい。光源124は、例えば、LED等の発光素子により実現される。
ここで、図4を参照しながら、照明光量制御部122、及び光源124により構成される照明光量制御手段の回路構成について説明する。図4は、本実施形態に係る照明光量制御手段の回路構成を示す説明図である。
図4に示すように、照明光量制御部122は、主に、電源端子1222と、同期信号入力端子1224と、制御信号入力端子1226と、同期回路1228と、電流制限回路1230と、接地端子1232とにより構成される。光源124は、電源端子1222と電流制限回路1230との間に接続される。電源端子1222には電力が供給される。制御信号入力端子1226にはCPU126から制御信号が入力される。接地端子1232は接地されている。
光源124には、一端に電源端子1222が接続されており、電源端子1222から電力が供給される。また、光源124には、他端に電流制限回路1230が接続されており、この電流制限回路1230により電流量が制限される。電流制限回路1230には、同期回路1228が接続されており、この同期回路1228から入力される制御信号に応じて流れる電流量が制御される。また、電流制限回路1230は、接地端子1232に接続されている。
図5に電流制限回路1230に入力される制御信号と光源124の発光量との関係を説明するためのグラフを示す。図5は、本実施形態に係る制御信号の強度と発光量との関係を示す説明図である。図5に示すように、電流制限回路1230に入力される制御信号(DA出力)の強度が所定値を超えると、光源124の発光量が線形に増加することが分かる。図5のように、電流制限回路1230と光源124とが直列に接続されることで、同期回路1228から入力される制御信号により、光源124の発光量が制御される。
再び図4を参照する。同期回路1228は、一端が電流制限回路1230に接続され、他端が制御信号入力端子1226に接続されている。また、同期回路1228には、同期信号入力端子1224から垂直同期信号が入力される。この垂直同期信号は、タイミングジェネレータ120から入力される垂直同期信号である。同期回路1228は、CPU126から入力された制御信号をタイミングジェネレータ120から入力される垂直同期信号に同期させて電流制限回路1230に入力する。
図6に同期回路1228による信号同期方法を説明するための説明図を示す。図6は、本実施形態に係る信号同期方法を示す説明図である。図6には、タイミングジェネレータ120から入力される垂直同期信号と、CPU126から入力される制御信号と、同期回路1228により同期された後の制御信号とが示されている。
図6に示すように、通常、CPU126から入力される制御信号は、その強度が変化するタイミングが垂直同期信号に同期していない。この垂直同期信号は、CCD102の上から下へと電荷を読み出すタイミングを示したものである。そのため、読み出し開始位置(A)間で照明光量が変化すると、その照明光量の変化に応じて画像の途中で輝度レベルが変化してしまい、例えば、下半分だけが明るい画像になってしまう。そのため、CPU126から入力される制御信号の光量変更タイミングを垂直同期信号の電荷読み出しタイミングに同期させる必要がある。そこで、同期回路1228は、制御信号の光量変更タイミングを垂直同期信号に同期させ、図6に示すような同期後の制御信号を電流制限回路1230に入力する。
(CPU126)
再び図1を参照する。CPU126は、中央処理手段であり、所定の記憶手段(メモリ132、記録媒体118等)に格納された制御プログラムや処理プログラム等に基づいて撮像装置100の各構成要素の制御や演算処理等を実行する手段である。例えば、CPU126は、フォーカス制御や露出制御のため、駆動手段(非図示)に制御信号を入力して結像光学系の動作を制御することができる。また、CPU126は、シャッター128や調整用ダイヤル等の操作手段(非図示)によるユーザ操作に応じて撮像装置100の各構成要素を制御することができる。さらに、CPU126は、所定の記憶手段に記録されたプログラムに基づき、総合照度判定機能、外光照度判定機能、及び照明光量算出機能を有する。これらの機能については、後段において詳述する。
(シャッター128)
シャッター128は、文字通り、ユーザが撮像装置100に撮影タイミングを通知するためのシャッター手段である。シャッター128は、ユーザの操作インターフェースの一例である。シャッター128による操作は、例えば、CPU126に伝達される。
(メモリ132)
メモリ132は、CPU126の動作を規定する制御又は処理用のプログラムが格納されたり、或いは、CPU126による演算処理の際にキャッシュメモリとして利用される記憶手段である。また、メモリ132には、画像入力制御部108により生成された画像信号や画像信号処理部114により生成された画像データ等が格納される。また、光源124の光量と、その光量で撮影された被写体の測光値とが関連付けて記録される。
動画が撮影される場合、メモリ132には、時分割で撮影された動画フレーム(画像データ)が一時的に格納され、その動画フレームに基づいて画像信号処理部114により生成された動画データが格納される。但し、動画フレームが動画メモリ204に直接書き込まれる場合、メモリ132には、動画フレームが格納されない場合もある。また、メモリ132が動画メモリ204よりも高速な読み出し/書込み特性を有する場合等において、メモリ132がキャッシュメモリとして利用される場合もある。メモリ132は、例えば、SDRAM(Synchronous DRAM)等の半導体記憶素子である。
ところで、メモリ132は、2以上のデータ格納領域を有するリングバッファにより構成されていてもよい。リングバッファとは、複数のデータ格納領域がリング状に構成されているデータメモリである。例えば、データ格納領域の数(バッファ数)がBF(=10)であり、各データ格納領域に対して順番にバッファリングナンバーnが割り当てられている。このとき、リングバッファには、バッファリングナンバーnに従って順番にデータが格納される。但し、バッファリングナンバーn=BFの次にデータが格納されるデータ格納領域は、再び最初のバッファリングナンバーn=0に戻る。つまり、リングバッファは、リング状に構成されており、最後のデータ格納領域に達した後、古いデータから上書きされる構造になっている。
(圧縮処理部134)
圧縮処理部134は、画像データや動画データを符号化し、そのデータ量を圧縮する手段である。圧縮処理部134は、メモリ132又は動画メモリ204から読み出した画像データ又は動画データ、或いは、画像信号処理部114により入力された画像データ又は動画データを圧縮する。画像データが入力された場合、圧縮処理部134は、例えば、JPEGやLZW等の圧縮形式で画像データを圧縮する。また、動画データが入力された場合、圧縮処理部134は、例えば、各動画フレームについて符号化すると共に、動画フレーム間の差分符号化等を施して動画データを圧縮する。
(ビデオエンコーダ136、画像表示部138)
ビデオエンコーダ136は、入力された画像データを画像表示部138の出力形式に変換する手段である。ビデオエンコーダ136は、例えば、メモリ132又は動画メモリ204等に記録されているライブビュー画像データや各種設定画面の画像データ、或いは、記録媒体118等に記録された画像データ等を読み出して変換することができる。そして、ビデオエンコーダ136により変換された画像データは、画像表示部138に入力される。画像表示部138は、ビデオエンコーダ136から入力された画像データを表示する手段である。画像表示部138は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)やELD(Electro Luminescence Display)等のディスプレイ装置である。
(動画シーケンサ202)
動画シーケンサ202は、動画メモリ204から動画フレームの読み出す際、或いは、画像信号処理部114から取得した画像データを動画メモリ204に書き込む際に、その読み出し/書き込みを制御する手段である。特に、動画シーケンサ202は、動画メモリ204が有する複数のデータ格納領域の中で、どのデータ格納領域にアクセスするかを管理する機能を有している。そのため、動画シーケンサ202は、実質的に動画データの再生制御手段としての機能を有していると言える。従って、動画シーケンサ202は、フレーム記録部、及び動画再生部の一例である。
動画像を再生する際、動画シーケンサ202は、動画メモリ204の各データ格納領域から所定の順番で動画フレームを読み出してビデオエンコーダ136に入力する。例えば、動画メモリ204に2つのデータ格納領域(A面/B面)が設けられている場合、動画シーケンサ202は、A面に動画フレームを書き込みながら、B面に格納された動画データをビデオエンコーダ136に入力して画像表示部138に表示させる。次いで、動画シーケンサ202は、B面に動画フレームを書き込みながら、A面に格納された動画データをビデオエンコーダ136に入力して画像表示部138に表示させる。この処理を繰り返すことにより、動画シーケンサ202は、撮像された動画像をその場で画像表示部138に表示することができる。
このとき、動画シーケンサ202は、動画フレームを格納する面を更新せず、古い動画フレームを新しい動画フレームで上書きすることもできる。その場合、古い動画フレームが格納された面と異なる他の面に格納された動画フレームが続けて表示され、古い動画フレームが再生されずに消去されることになる。この原理を利用し、動画シーケンサ202は、照度判定に際して異なる光量で照明された被写体の動画フレームだけを消去することができる。このような方法を利用することで、動画フレームの消去のために余計な処理ステップを増加させる必要が無くなる。
(動画メモリ204)
動画メモリ204は、所謂VRAM(Video RAM)と呼ばれる動画フレームを格納する手段である。動画メモリ204には、複数のデータ格納領域が設けられている。各データ格納領域には、1フレーム単位で動画フレームが格納される。動画メモリ204の各データ格納領域には、所定の順序で動画フレームが格納される。
例えば、動画メモリ204に2つのデータ格納領域(A面/B面)が設けられている場合、そのデータ格納領域に交互に動画フレームが格納される。また、2つのデータ格納領域に格納された動画フレームは、動画シーケンサ202等により交互に読み出され、動画像として画像表示部138に表示される。例えば、1番目の動画フレームがA面に記録された後、その次の2番目の動画フレームがB面に記録され、3番目の動画フレームが再びA面に記録されるという具合である。上記の構成を用いると、例えば、2番目の動画フレームを書き込む間に、1番目の動画フレームを読み込んで表示することができる。また、動画フレームを書き込む際に、データ格納領域を更新せずに古い動画フレームを上書きすることで、その古い動画フレームが表示されないようにすることができる。
以上、本実施形態に係る撮像装置100の機能構成について説明した。但し、撮像装置100の機能構成の中で、CPU126が有する機能の一部に関する説明を省略した。また、この省略した機能構成に関係し、照明光量制御部122の一部機能についても、詳細な説明を省略した。そこで、これらの省略した機能について、以下で詳細に説明する。
[動画逆光補正処理]
まず、図7を参照しながら、本実施形態に係る動画照明処理の流れについて説明する。図7は、本実施形態に係る動画照明処理の流れを示す説明図である。この動画照明処理には、被写体の照度を判定する処理に関し、特に、自己の光源124による照明の効果と、外光による照明の効果とを区別して照度判定するステップを含んでいる点に特徴を有する処理である。
図7に示すように、撮像装置100は、光源124による照明がOFF(消灯)の状態にある(S102)。次いで、撮像装置100は、バッファリングナンバーn(=0)、バッファ数BF(=10)、照明光量の初期値(=0)、及び外光光量測定用のカウンタPLC(=initNo)を設定する(S104)。次いで、撮像装置100は、測光部112により輝度信号Yを積算する(S106)。次いで、撮像装置100は、現時点のバッファリングナンバーCNにバッファリングナンバーnを設定する(S108)。
次いで、撮像装置100は、各イメージエリア(エリア0〜エリア63)の輝度値を算出し、バッファリングナンバーnに対応する配列Y[n][0]〜Y[n][63]に格納する(S110)。次いで、撮像装置100は、照明光量の値をバッファリングナンバーnに対応する配列L[n]に格納する(S112)。次いで、撮像装置100は、CPU126の総合照度判定機能により総合照度を判定し、高照度であるか、或いは、低照度であるかを判定する(S114)。総合照度が高照度であると判定した場合、撮像装置100は、ステップS122の処理に進行する。一方、総合照度が低照度であると判定した場合、撮像装置100は、ステップS116の処理に進行する。尚、この総合照度判定処理については後段において詳述する。
ステップS116において、撮像装置100は、CPU126の外光照度判定機能により外光照度を判定し、光源124を点灯すべきか、或いは、消灯すべきかを判定する(S116)。光源124を点灯すべきであると判定した場合、撮像装置100は、ステップS118の処理に進行する。一方、光源124を消灯すべきであると判定した場合、撮像装置100は、ステップS122の処理に進行する。尚、この外光照度判定処理については後段において詳述する。
ステップS118において、撮像装置100は、CPU126の照明光量算出機能により、照明光量を算出する(S118)。この照明光量算出処理については後段において詳述する。次いで、撮像装置100は、照明光量を設定し、その照明光量で光源124を点灯する(S120)。一方、ステップS122において、撮像装置100は、照明光量を0に設定する(S122)。次いで、撮像装置100は、照明光量を設定し、光源124を消灯する(S124)。
ステップS126において、撮像装置100は、バッファリングナンバーnとバッファ数BFとを比較し、n<BFであるか否かを判定する(S126)。n<BFである場合、撮像装置100は、ステップS128の処理に進行する。一方、n<BFでない場合、撮像装置100は、ステップS130の処理に進行する。ステップS128において、撮像装置100は、バッファリングナンバーnを1だけインクリメントする(n=n+1)(S128)。一方、ステップS130において、撮像装置100は、バッファリングナンバーnを0に設定する(n=0)(S130)。
ステップS126において、撮像装置100は、外光光量測定用カウンタPLCが0以上であるか否かを判定する(S132)。つまり、撮像装置は、PLC<0であるか否かを判定する(S132)。PLC<0である場合、撮像装置100は、ステップS134の処理に進行する。一方、PLC<0でない場合、撮像装置100は、ステップS136の処理に進行する。
ステップS134において、撮像装置100は、外光光量測定用カウンタPLCに対し、その値から1減算した値(PLC−1)を設定する(S134)。一方、ステップS136において、撮像装置100は、外光光量測定用カウンタPLCに対し、初期値initNoを設定する(S136)。
ステップS138において、撮像装置100は、シャッター128のON/OFFを判定する(S138)。シャッター128がONの場合、撮像装置100は、動画照明処理S100を終了する。一方、シャッター128がOFFの場合、撮像装置100は、ステップS106の処理に進行する。尚、上記の処理は、シャッター128が押下(ON)された時点で効果を発揮する。それまでは、スルー画像が表示されている。
以上、本実施形態に係る動画照明処理の流れについて説明した。以下では、上記の動画照明処理S100の総合照度判定処理S114、外光照度判定処理S116、照明光量算出処理S118について、より詳細に説明する。尚、これらの処理は、主に、CPU126が有する総合照度判定機能、外光照度判定機能、照明光量算出機能により実現される。
(総合照度判定処理S114について)
まず、図8を参照しながら、本実施形態に係る逆光判定処理S114について説明する。図8は、本実施形態に係る総合照度判定処理S114の流れを示す説明図である。この処理は、主に、CPU126の総合照度判定機能により実行される。尚、総合照度とは、自己照明による影響、及び外光による影響を全て含む被写体の照度を意味している。
尚、リングバッファ平均測光値Yravは、例えば、下記の式(2)により表現される。但し、式(2)に含まれる平均測光値Yaaは、CCD102の全てのイメージエリアに関する測光値Yの平均であり、下記の式(3)のように表現される。従って、リングバッファ平均測光値Yravは、CCD102の全イメージエリアで検出された測光値について、リングバッファに格納された全てのフレームに関する平均を取った値である。
Figure 0005224804
…(2)
Figure 0005224804
…(3)
図8に示すように、ステップS202において、撮像装置100は、リングバッファ平均測光値Yravと低照度判定閾値Aとを比較し、Yrav<Aであるか否かを判定する(S202)。Yrav<Aである場合、撮像装置100は、ステップS208の処理に進行する。一方、Yrav<Aでない場合、撮像装置100は、ステップS204の処理に進行する。
ステップS204において、撮像装置100は、リングバッファ平均測光値Yravと高照度判定閾値Bとを比較し、Yrav>Bであるか否かを判定する(S204)。Yrav>Bである場合、撮像装置100は、ステップS206の処理に進行する。一方、Yrav>Bでない場合、撮像装置100は、ステップS210の処理に進行する。
ステップS206において、撮像装置100は、総合照度判定の結果を示す変数Rbに高照度状態を示す0を代入する(S206)。一方、ステップS208において、撮像装置100は、総合照度判定の結果を示す変数Rbに低照度状態を示す1を代入する(S208)。ステップS210において、撮像装置100は、総合照度判定の結果として変数Rbの値を出力する(S210)。
以上、本実施形態に係る総合照度判定処理S114の詳細について説明した。上記の通り、総合照度が低照度判定閾値Aを下回る場合に低照度であると判定され、総合照度が高照度判定閾値Bを上回る場合に高照度であると判定される。
(照明判定処理S116について)
次に、図9を参照しながら、本実施形態に係る外光照明判定処理S116について説明する。図9は、本実施形態に係る外光照明判定処理S116の流れを示す説明図である。この処理は、主に、CPU126の外光照明判定機能により実行される。
図9に示すように、撮像装置100は、現在のバッファリングナンバーCNが0であるか否かを判定する(S302)。つまり、撮像装置100は、CN−1<0であるか否かを判定する(S302)。CN−1<0である場合、撮像装置100は、ステップS306の処理に進行する。一方、CN−1<0でない場合、撮像装置100は、ステップS304の処理に進行する。
ステップS304において、撮像装置100は、比較ポインタCCに対し、バッファ数BFから1減算した値(BF−1)を代入する(S304)。一方、ステップS306において、撮像装置100は、比較ポインタCCに対し、現在のバッファリングナンバーCNから1減算した値(CN−1)を代入する(S306)。これらのステップは、現在のバッファリングナンバーCNの前段に位置するバッファリングナンバーを比較ポインタCCに代入する処理である。
ステップS308において、撮像装置100は、現在のバッファリングナンバーCNに対応する照明光量バッファL[CN]と、比較ポインタCCに対応する照明光量バッファL[CC]とを比較し、L[CN]=L[CC]であるか否かを判定する(S308)。L[CN]=L[CC]である場合、撮像装置100は、ステップS318の処理に進行する。一方、L[CN]=L[CC]でない場合、撮像装置100は、ステップS310の処理に進行する。
ステップS310において、撮像装置100は、変数Sに対し、外光の影響により得られる測光値fを代入する(S310)。但し、測光値fは、現在のバッファリングナンバーCN及び比較ポインタCCに各々対応する照明光量バッファL[CN]及びL[CC]と、平均測光値Yaa[CN]及びYaa[CC]とを引数にして得られる演算出力であり、下記の式(4)により表現される。
Figure 0005224804
…(4)
次いで、撮像装置100は、変数Sと測光値判定閾値Cとを比較し、S<Cであるか否かを判定する(S312)。S<Cである場合、撮像装置100は、ステップS314の処理に進行する。一方、S<Cでない場合、撮像装置100は、ステップS316の処理に進行する。
ステップS314において、撮像装置100は、外光照明判定の結果を示す変数Rbに低照度の状態を示す1を代入する(S314)。一方、ステップS316において、撮像装置100は、外光照明判定の結果を示す変数Rbに高照度の状態を示す0を代入する(S316)。ステップS318において、撮像装置100は、外光照明判定結果を示す変数Rbの値を出力する(S318)。尚、撮像装置100は、上記の処理結果を受け、Rb=0の状態を消灯可能な状態と判断し、Rb=1の状態を点灯すべき状態と判断する。
以上、本実施形態に係る外光照明判定処理S116の流れについて説明した。上記の通り、撮像装置100は、異なる光量で照明された被写体の測光値に基づいて外光照明の影響による照度を判定している。例えば、外光の影響により得られる測光値S(又はf)が所定の測光値判定閾値CCよりも大きい場合に高照度であると判定している。
(照明光量算出処理S118について)
次に、図10を参照しながら、本実施形態に係る照明光量算出処理S118について説明する。図10は、本実施形態に係る照明光量算出処理S118の流れを示す説明図である。この処理は、主に、CPU126の照明光量算出機能により実行される。
図10に示すように、撮像装置100は、バッファリングナンバーnを0に設定する(S402)。次いで、撮像装置100は、現在のバッファリングナンバーCNに対応する照明光量バッファL[CN]が0であるか否かを判定する(S404)。照明光量バッファL[CN]=0である場合、撮像装置100は、ステップS406の処理に進行する。一方、L[CN]=0でない場合、撮像装置100は、ステップS408の処理に進行する。
ステップS408において、撮像装置100は、現在のバッファリングナンバーCNが0であるか否かを判定する(S408)。つまり、撮像装置100は、CN−1<0であるか否かを判定する(S408)。CN−1<0である場合、撮像装置100は、ステップS412の処理に進行する。一方、CN−1<0でない場合、撮像装置100は、ステップS410の処理に進行する。
ステップS410において、撮像装置100は、変数Dに現在のバッファリングナンバーCNから1減算した値(CN−1)を代入する(S410)。一方、ステップS412において、撮像装置100は、変数Dにバッファ数BFから1減算した値(BF−1)を代入する(S412)。つまり、変数Dは、現在のバッファリングナンバーCNの前にデータが格納されたデータ格納領域を表すバッファリングナンバーである。
ステップS414において、撮像装置100は、照明光量を示す変数LIGHTに対し、現在のバッファリングナンバーCNに対応する平均測光値Yaa[CN]と、変数Dに対応する平均測光値Yaa[D]との差分に重み付けした値(Yaa[CN]−Yaa[D])×compを加算して変数LIGHTに代入する(S414)。ここで、照明光量係数compは、例えば、所定の定数値である。
次いで、撮像装置100は、外光光量測定用カウンタPLCと外光検出タイミングTとを比較し、PLC=Tであるか否かを判定する(S416)。PLC=Tである場合、撮像装置100は、ステップS418の処理に進行する。一方、PLC=Tでない場合、撮像装置100は、ステップS430の処理に進行する。但し、外光検出タイミングTは、外光照度が高照度であると判定されたタイミングを示す。従って、外光光量測定用カウンタPLCが外光検出タイミングTに一致した場合、外光照度が高い場合の処理が進められる。
ステップS418において、撮像装置100は、照明光量を示す変数LIGHTと所定値Defとを比較し、LIGHT<DIFであるか否かを判定する(S418)。LIGHT<Defである場合、撮像装置100は、ステップS422の処理に進行する。一方、LIGHT<Defでない場合、撮像装置100は、ステップS420の処理に進行する。この所定値Defは、光量(LIGHT)の判定基準値を表す定数であり、例えば、(MAX+MIN)/2程度の値に設定される。
ステップS420において、撮像装置100は、照明光量を示す変数LIGHTに対し、変数LIGHTから所定値DIFだけ減算した値(LIGHT−DIF)を代入する(S420)。一方、ステップS422において、撮像装置100は、照明光量を示す変数LIGHTに対し、変数LIGHTに所定値DIFだけ加算した値(LIGHT+DIF)を代入する(S422)。この所定値DIFは、1フレーム期間分だけ異なった光量で発光させる際の光量差分値である。つまり、照度判定のために変化させる光量を表した定数値である。
ステップS424において、撮像装置100は、現在のバッファリングナンバーCNが0であるか否かを判定する(S424)。つまり、撮像装置100は、CN−1<0であるか否かを判定する(S424)。CN−1<0である場合、撮像装置100は、ステップS428の処理に進行する。一方、CN−1<0でない場合、撮像装置100は、ステップS426の処理に進行する。
ステップS430において、撮像装置100は、照明光量を示す変数LIGHTと照明光量上限値MAXとを比較し、LIGHT>MAXであるか否かを判定する(S430)。LIGHT>MAXである場合、撮像装置100は、ステップS432の処理に進行する。一方、LIGHT>MAXでない場合、撮像装置100は、ステップS434の処理に進行する。
ステップS432において、撮像装置100は、照明光量を示す変数LIGHTに照明光量上限値MAXを代入する(S432)。一方、ステップS434において、撮像装置100は、照明光量を示す変数LIGHTと照明光量の下限値MINとを比較し、LIGHT<MINであるか否かを判定する(S434)。LIGHT<MINである場合、撮像装置100は、ステップS436の処理に進行する。一方、LIGHT<MINでない場合、撮像装置100は、ステップS438の処理に進行する。
ステップS436において、撮像装置100は、照明光量を示す変数LIGHTに照明光量下限値MINを代入する(S436)。ステップS438において、撮像装置100は、照明光量を示す変数LIGHTの値を出力する(S438)。尚、照明光量を示す変数LIGHTは、図5に示したDA値に相当する。
以上、本実施形態に係る照明光量算出処理S118の流れについて説明した。上記の通り、リングバッファ上で隣接する中央測光値の差分に応じた照明光量が設定される。
(動画シーケンサ202による処理について)
ここで、図11を参照しながら、本実施形態に係る動画シーケンサ202による処理について説明を加える。図11は、本実施形態に係る動画シーケンサ202による処理の流れを示す説明図である。既に述べた通り、動画シーケンサ202は、動画メモリ204が有するデータ格納領域(A面/B面)を切り替えながら、読み出し/書き込み処理をする。ここでは、これらの処理について、より具体的に説明する。
図11に示すように、動画シーケンサ202は、外光光量測定用カウンタPLCと外光検出タイミングTとを比較し、PLC=Tであるか否かを判定する(S502)。PLC=Tである場合、動画シーケンサ202は、ステップS506の処理に進行する。一方、PLC=Tでない場合、動画シーケンサ202は、ステップS504の処理に進行する。
ステップS506において、動画シーケンサ202は、次にフレームを書き込むデータ格納領域TM(以下、次フレームの転送先TM)を変更せずに維持する(S506)。さらに、動画シーケンサ202は、次にフレームを読み出すデータ格納領域DP(以下、次の再生面DP)を変更せずに維持する(S508)。
一方、ステップS504において、動画シーケンサ202は、現在、表示しているフレームが格納されたデータ格納領域(以下、表示面)がA面であるか、或いは、B面であるかを判定する(S504)。表示面がA面である場合、動画シーケンサ202は、ステップS510の処理に進行する。一方、表示面がB面である場合、動画シーケンサ202は、ステップS514の処理に進行する。
ステップS510において、動画シーケンサ202は、次フレームの転送先TMをB面に設定する(S510)。さらに、動画シーケンサ202は、次の再生面DPをA面に設定する。一方、ステップS514において、動画シーケンサ202は、次フレームの転送先TMをA面に設定する(S514)。さらに、動画シーケンサ202は、次の再生面DpをB面に設定する(S516)。
以上、動画シーケンサ202の処理について、動画メモリ204が2つのデータ格納領域(A面/B面)を有する場合を例に挙げて具体的に説明した。上記の通り、外光光量測定用カウンタPLCが外光検出タイミングTに一致した場合に、動画メモリ204のデータ格納領域が更新されないため、照度検出に利用するために異なる光量で照明した被写体のフレームが表示されないように制御される。
[まとめ]
以上説明した通り、本実施形態に係る撮像装置100は、被写体の照度を判定する機能を有し、特に、光源124による照明の効果と、外光による照明の効果とを区別して照度判定して、その判定結果に応じて光源124の消灯又はその光量を低減させることができる。この撮像装置100の機能構成を纏めると、次の通りである。
撮像装置100は、照明手段として、照明光を被写体に投光する光源124を有する。また、撮像装置100は、画像転送手段として、CCD102を介して得られた画像データを動画メモリ204に格納する動画シーケンサ202を有する。さらに、撮像装置100は、測光手段として、CCD102が有するイメージエリア毎に輝度レベルを測定する測光部112を有する。そして、撮像装置100は、照明光量制御手段として、光源124が発光する光量を制御する照明光量制御部122を有する。
また、撮像装置100は、測光部112により測定された測光値と、その測光値に対応する光源124の光量とが関連付けられて記録されるメモリ132を有する。さらに、撮像装置100は、動画表示手段として、CCD102から垂直同期信号に同期して所定周期で読み出される画像信号に対応する画像データを表示する画像表示部138を有する。
例えば、撮像装置100は、光源124により被写体を継続的に照明しつつ、画像表示部138に継続的に動画像を表示する。その際、撮像装置100は、照明光量制御部122により、少なくとも1フレーム分の期間だけ光源124の照明光量を変更することができる。そのため、撮像装置100は、光源124の照明光量を変更して撮影されたフレームと、そのフレームの前後に撮影された他のフレームとを比較し、外光が被写体に反射して得られる測光値を算出することができる。例えば、照明光量が異なるフレーム間で測光値を比較した上で、その比較結果に応じて光源124の消灯又はその光量を低減させる。
また、撮像装置100は、複数の動画フレームが格納される動画メモリ204を有する。この動画メモリ204には、1フレーム単位で動画フレームが格納されるデータ格納領域が設けられている。そのため、動画シーケンサ202は、画像表示部138に表示されていない動画フレームに対応するデータ格納領域に新たな動画フレームを記録し、他のデータ格納領域に格納された動画フレームを画像表示部138に表示させることで、スルームービーを表示することができる。
このように、動画シーケンサ202は、動画メモリ204のデータ格納領域を交互又は所定順序で切り替えることができる。また、動画シーケンサ202は、照度判定のために異なる光量で撮影されたフレームのデータ格納領域に対し、次のフレームが上書きされるように、そのタイミングでデータ格納領域を切り替えないように制御することもできる。
ところで、撮像装置100は、所定光量で光源124を発光させた際に観測される測光値1と、この所定光量よりも少ない光量で光源124を発光させた際に観測される測光値2とを比較することができる。さらに、撮像装置100は、上記の所定光量よりも多い光量で光源124を発光させた際に観測される測光値3と、上記の測光値1とを比較することができる。そして、撮像装置100は、測光値1、測光値2、測光値3が、測光値3≦測光値1、或いは、測光値1≦測光値2の関係を満たす場合に照明光による効果が低いと判定し、光源124を消灯させる。
次に、上記の撮像装置100による照度判定処理の流れについて簡単に纏める。通常、撮像装置100は、動画像(スルー画像)を表示しながら、ユーザによるシャッター128の押下を待機している。撮像装置100は、動画メモリ204が有する複数のデータ格納領域(面)に対し、スルー画像の各フレームを所定の順番で記録する。例えば、動画メモリ204が2面のデータ格納領域を有している場合、撮像装置100は、フレーム単位で書込み領域と読み出し領域とを切り替えながら、繰り返しフレームを表示することでスルー画像を形成する。
このスルー画像の形成処理に並列して、撮像装置100は、CCD102の所定領域について、RGB信号から輝度信号Yを生成し、所定の分割領域毎にピクセル単位で積算して1フレーム分の測光値を算出する。撮像装置100は、フレーム単位の測光値をメモリ132に設けられたリングバッファに格納すると共に、リングバッファ内の平均測光値を監視する。ちなみに、スルー画像が暗くなると、測光値が小さくなる。そのため、スルー画像が目視し難い輝度レベルに1つの閾値(第1閾値)が設定される。そして、この閾値と測光値とが比較され、この閾値を測光値が超えた場合に照明が開始される。
照明が点灯された後、撮像装置100は、CPU126の総合照明判定機能、及び外光照明判定機能により、所定のタイミング又は所定周期で、照明を点灯し続けるか、或いは、消灯すべきかを判定することができる。例えば、照明光を点灯した状態で観測される測光値が所定の閾値(第2閾値)よりも十分に大きい場合に照明光が消灯される。第1閾値と第2閾値との間には、例えば、第1閾値<第2閾値の関係が存在する。この設定は、照明光が点灯/消灯を繰り返してしまう現象(所謂、ハンチング)を防止するためである。
しかしながら、照明光による被写体からの反射光量は、撮像装置100と被写体との間の距離や被写体の反射率に依存してしまう。そのため、第2閾値は、十分に大きな値に設定されねばならない。このような設定にすると、点灯期間が長くなり、撮像装置100の電力を大きく消費してしまうことになる。そこで、照明光を含まない外光のみの反射光量を消灯判定に利用する必要がある。
既に述べた通り、照明点灯下における被写体の反射光には、大きく分けて、照明光の反射光と、外光の反射光とが含まれる。外光の反射光が十分に大きな状況では、光源124により被写体を照明する必要がないため、撮像装置100は、光源124を消灯することができる。そこで、照明点灯下で得られる測光値から、照明反射により得られる測光値と、外光反射により得られる測光値とを分離する必要がある。
しかしながら、1つの測光値から、これらの測光値を分離することは出来ない。そこで、動画撮影の中で、1つのフレームについて照明光量を変更し、そのフレームから得られる測光値と、その前後のフレームから得られる測光値とを比較演算して照明光の寄与量を算出すればよい。尚、照明光量を変更して撮影されたフレームの次以降のフレームは、元の照明光量で撮影される。
こうした観点から、撮像装置100は、上記の寄与量を減じて算出される外光反射量に基づいて光源124を消灯(又は光量低減)すべきか否かを判断しているのである。さらに、撮像装置100は、上記の寄与量が所定の基準値に比べて小さい場合に、照明が非有効な状況であると判断し、光源124を消灯(又は光量低減)するように構成されている。一方で、照明光量を変更すると、その変更に伴って動画像の明るさも変動してしまう。この場合、動画像中に異なる明るさのフレームが混入することになり、当然、動画像にチラつきが発生する。そこで、撮像装置100は、照明光の光量を変更したフレームを画像表示部138に表示しないように構成されているのである。
以上の機能構成、及び処理により、光源124の光量が好適に制御され、撮像装置100の省電力化が図れる。また、動画像にチラつきが発生するといった、この制御に係る悪影響を未然に防止することができる。さらに、ハンチングの発生を防止できる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
上記の実施形態の説明において、図中には明示しなかったが、撮像装置100には、入射光をCCD102に結像されるための結像光学系がCCD102の前段に設けられていてもよい。結像光学系は、主に、レンズユニットと、ズーム機構と、フォーカス機構と、絞り機構と、レンズを取り付けるための筒状の鏡胴とにより構成される。フォーカス機構は、フォーカスレンズ等により形成される。絞り機構は、開口の大きさを変化させることで光束の方向や範囲を調整する手段である。また、ズーム機構、フォーカス機構、及び絞り機構は、別途設けられたモータドライバにより駆動される。結像光学系には、例えば、単焦点レンズやズームレンズ等が利用される。
本発明の一実施形態に係る撮像装置の機能構成を示す説明図である。 同実施形態に係るイメージエリアの構成例を示す説明図である。 同実施形態に係る測光部の機能構成例を示す説明図である。 同実施形態に係る照明光量制御部の回路構成例を示す説明図である。 制御信号の出力強度と発光量との関係を示す説明図である。 同実施形態に係る信号同期方法を示す説明図である。 同実施形態に係る動画照明処理の流れを示す説明図である。 同実施形態に係る総合照明判定処理の流れを示す説明図である。 同実施形態に係る外光照明判別処理の流れを示す説明図である。 同実施形態に係る照明光量算出処理の流れを示す説明図である。 同実施形態に係る動画シーケンサの処理の流れを示す説明図である。
符号の説明
100 撮像装置
102 CCD
104 CDS/AMP部
106 A/D変換部
108 画像入力制御部
110 バス
112 測光部
114 画像信号処理部
116 記録媒体制御部
118 記録媒体
120 タイミングジェネレータ
122 照明光量制御部
124 光源
126 CPU
128 シャッター
130 テーブル格納部
132 メモリ
134 圧縮処理部
136 ビデオエンコーダ
138 画像表示部
202 動画シーケンサ
204 動画メモリ
1122、1124、1126 乗算器
1128 加算器
1130 積算部
1222 電源端子
1224 同期信号入力端子
1226 制御信号入力端子
1228 同期回路
1230 電流制限回路
1232 接地端子

Claims (4)

  1. 被写体の反射光強度を検出する撮像素子と、
    前記撮像素子により連続的に複数回の前記反射光強度が検出される間、前記被写体を照明し続けることが可能な発光部と、
    前記撮像素子により検出された反射光強度に応じて前記被写体の輝度レベルを検出する測光部と、
    前記発光部により照射される光量を制御するものであって、少なくとも1回、前記撮像素子により反射光強度が検出される間、前記発光部が異なる光量で照射するように制御する光量制御部と、
    前記異なる照射光量で照射した前記被写体の輝度レベルを用いて、前記被写体の反射光量から前記発光部による反射光量を除いた反射光量を算出する反射光量算出部と、
    を備え、
    前記光量制御部は、前記反射光量算出部により算出された反射光量に基づいて前記発光部の光量を低減又は零にすることを特徴とする、撮像装置。
  2. 前記光量制御は、前記被写体の輝度レベルが、所定値以上の場合には前記発光部の光量を減少させ、前記所定値未満の場合には前記発光部の光量を増大させることで、前記発光部に前記異なる光量で照射させることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記撮像素子により連続的に複数回検出された反射光強度に対応する輝度レベルに基づいて形成される画像フレームを連続的に表示する動画再生部をさらに備え、
    前記動画再生部は、前記異なる照射光量で照明された前記被写体の輝度レベルに対応する画像フレームを表示しないことを特徴とする、請求項1または2に記載の撮像装置。
  4. 前記画像フレームが各々記録される複数のメモリ領域が設けられたフレームメモリと、
    前記複数のメモリ領域に所定の順番で前記画像フレームを記録するフレーム記録部と、
    をさらに備え、
    前記フレーム記録部は、前記所定の順番に従って前記異なる照射光量で撮影された画像フレームが記録された前記メモリ領域に対して次に撮影された画像フレームを上書きし、
    前記動画再生部は、前記各メモリ領域に記録された画像フレームを前記所定の順番で表示することを特徴とする、請求項3に記載の撮像装置。
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