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JP5220950B1 - 分離液噴射ノズル付き遠心分離機 - Google Patents

分離液噴射ノズル付き遠心分離機 Download PDF

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JP5220950B1 JP2012242548A JP2012242548A JP5220950B1 JP 5220950 B1 JP5220950 B1 JP 5220950B1 JP 2012242548 A JP2012242548 A JP 2012242548A JP 2012242548 A JP2012242548 A JP 2012242548A JP 5220950 B1 JP5220950 B1 JP 5220950B1
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Abstract

【課題】ボウルの回転駆動のための消費エネルギーを節減することができるとともに、処理原液中の固形分が、噴射ノズルを介して液体回収系に排出されてしまうという問題、及び、処理条件を変更した場合に、排出される固形分の含水率に悪影響を与えてしまうという問題を回避することができる分離液噴射ノズル付き遠心分離機を提供する。
【解決手段】フロントハブ8における各液体排出口6の半径方向外側の位置に、ダム7の溢流縁部7aの上を溢流してボウル2内から排出された分離液を回収する分離液噴射装置9を取り付けた。この分離液噴射装置9は、回収した分離液を内部において一時的に貯留する分離液貯留室12を有するとともに、側部9aに、ボウル2の回転方向と反対の方向へ向かって開口し、分離液貯留室12内の分離液を外部へ噴射する噴射ノズル10が配置されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、処理原液を液体と固形分とに分離するデカンタ型の遠心分離機に関し、特に、ボウルの回転駆動のための補助力を生じさせることができる分離液噴射ノズルを備えたデカンタ型遠心分離機に関する。
固液の分離に用いられるデカンタ型遠心分離機1は、図8に示すように、中空のボウル2と、その内部においてボウル2と同軸的に配置されたスクリューコンベア3とを有し、これらを高速で回転させることにより、フィードチューブ4を介してボウル2内に導入された処理原液を、遠心力により液体(液相)と固形分(固相)とに分離し、それらを液体回収系と固形分回収系とに個別に排出するように構成されている。
より具体的には、高速で回転するボウル2内に処理原液が導入されると、遠心力の作用により、密度の大きい固形分(固体)は、ボウル2の内周面に近い位置に沈降し、密度の小さい液体は、沈降した固形分よりも半径方向内側に位置し、外側の固相と内側の液相とに分離した状態になる。そして、ボウル2に対して所定の差速をもって回転するスクリューコンベア3により、沈降した固形分が、ボウル2の一方の端部(図8において左側の端部)に形成されている固形分排出口5へ向かって搬送され、ここからボウル2外(固形分回収系)へ排出される。一方、液体(分離液)は、ボウル2の反対側の端部(図8において右側の端部)に形成されている液体排出口6からボウル2外(液体回収系)へ排出される。尚、液体排出口6には、液面高さを規定するダム7が配置されており、分離液は、このダム7の溢流縁部の上(半径方向内側)を溢流して排出されることになる。
ところで、この種のデカンタ型遠心分離機1は、ボウル2及びスクリューコンベア3を高速で回転させるために、非常に大きな駆動エネルギー(電力)を必要とする。このため、消費エネルギーを節減できるように、従来より様々な工夫がされている。
例えば、US2004/0072667A1や、US2004/0072668A1には、ダム、或いは、その近傍に、ボウルの内外を連通させる貫通孔を形成するとともに、噴射ノズルを、この貫通孔からボウルの外側へ突出するように、かつ、ボウルの回転方向と反対の方向へ向かって開口するように取り付け、ボウル内の分離液を、ダムの溢流縁部の上から溢流させるだけでなく、この噴射ノズルからも排出させるように構成した遠心分離機が開示されている。これらの遠心分離機においては、噴射ノズルからボウル内の分離液を噴射する際に生じる反力を、ボウルの回転駆動のための補助力として利用することができ、これにより、ボウルの回転駆動のための消費エネルギーを節減することができる。
また、特表2010−525945号公報には、液体排出口に対しダムを取り付ける代わりに、ボウルの回転方向と反対の方向へ向かって開口する排出開口部(36)を形成したケーシング(33)を液体排出口に取り付け、排出開口部(36)に配置された堰プレート(45)(ダム)の溢流縁部(39)の上を溢流する分離液を、ボウルの回転方向と反対の方向へ向かって排出させるように構成した遠心分離機が開示されている。この遠心分離機は、回転する分離液のエネルギーを排出開口部で再度得ることができ、その結果、分離液を回転方向に対して逆方向に排出するとき、10〜15%の範囲の動力が得られると説明されている。
US2004/0072667A1 US2004/0072668A1 特表2010−525945号公報
しかしながら、特許文献1、2に記載されているようなデカンタ型遠心分離機においては、ボウルの回転駆動のための消費エネルギーを節減できる一方で、処理原液中の固形分が、噴射ノズルを介して、液体回収系に排出されてしまうという問題があるほか、処理条件を変更した場合に固形分排出口から排出される固形分の含水率に悪影響を与えてしまうという問題がある。
この点について具体的に説明すると、デカンタ型遠心分離機を用いて処理原液に対する固液の分離を連続的に実施しようとする場合、即ち、処理原液をボウル内に連続的に導入し、分離液と固形分とを連続的に排出させようとする場合、図9においてグラデーションで示すように、ボウル2内の分離液20中には、ある程度の割合で固形分が分布することになり、その濃度は、液面(二点鎖線Lの位置)付近においては極めて低いが、液面から深くなるに従って(液面から離れて固相21との界面22に近づいていくに従って)、次第に大きくなっていくことになる。
特許文献1、2に記載されているような遠心分離機においては、ボウル2内から分離液20を噴射ノズルへ流下させる貫通孔23a(或いは貫通孔23b)が、ダム7の溢流縁部7a(ボウル2内における分離液20の液面高さを規定する)よりも半径方向外側に形成されているため、液面よりも半径方向外側に位置する分離液20、即ち、液面付近の分離液よりも、固形分濃度の大きい分離液20が、貫通孔23a(或いは貫通孔23b)を通ってボウル2外へ流出することになる。その結果、処理原液中の固形分が、液体回収系に排出されてしまうことになる。
また、ボウル2内の分離液20を、ダム7の溢流縁部7aよりも半径方向外側に形成された貫通孔23a(或いは貫通孔23b)から流出させる構造になっていると、最初に設定した遠心力や処理量を変更して運転した場合に、ボウル2内の液面Lが低下し、その結果、固形分排出口5から排出される固形分の含水率の値が目標範囲から外れてしまうという問題が生じる可能性がある。
一方、特許文献3に記載されている遠心分離機においては、分離液が排出される排出開口部(36)が、大きな開口面積を有しており(ボウル内の分離液の最高液面高さの上方の位置まで半径方向内側に延びている)、分離液が噴射されるようには構成されていないため、十分な回転補助力を得ることが期待できないという問題がある。
尚、特許文献3には、分離液を噴射させることが可能な穴(37)が、堰プレート(45)に形成されているが、この穴(37)は、堰プレート(45)の溢流縁部(39)よりも半径方向外側に形成されているため、特許文献1、2の遠心分離機と同様に、処理原液中の固形分が、液体回収系に排出されてしまうという問題や、排出される固形分の含水率に悪影響を与えてしまうといった問題がある。
本発明は、上記のような従来技術における課題を解決しようとするものであって、ボウルの回転駆動のための消費エネルギーを節減することができるとともに、処理原液中の固形分が、噴射ノズルを介して液体回収系に排出されてしまうという問題、及び、処理条件を変更した場合に、排出される固形分の含水率に悪影響を与えてしまうという問題を回避することができる分離液噴射ノズル付き遠心分離機を提供することを目的とする。
本発明に係る分離液噴射ノズル付き遠心分離機は、中空のボウルと、その内部においてボウルと同軸的に配置されたスクリューコンベアとを有し、これらを回転させることにより、ボウル内に導入された処理原液を、遠心力により液体と固形分とに分離し、ボウルに対して差速をもって回転するスクリューコンベアにより、分離した固形分を、ボウルの一方の端部に形成されている固形分排出口へ向かって搬送してボウル外へ排出するとともに、分離した液体を、ボウルの反対側の端部を構成するフロントハブに複数形成されている液体排出口からボウル外へ排出するように構成され、各液体排出口には、ボウル内の液面高さを規定するダムが配置され、フロントハブにおける液体排出口の半径方向外側の位置に、ダムの溢流縁部の上を溢流してボウル内から排出された分離液を回収する分離液噴射装置が取り付けられ、分離液噴射装置は、回収した分離液を内部において一時的に貯留する分離液貯留室を有するとともに、いずれかの側部或いは底部に、ボウルの回転方向と反対の方向へ向かって開口し、分離液貯留室内の分離液を外部へ噴射する噴射ノズルが配置されていることを特徴としている。
尚、分離液貯留室内に貯留される分離液の過剰分を外部へ放出する放出口が、分離液噴射装置における噴射ノズルよりも半径方向内側の位置に形成されていることが好ましく、また、放出口の下縁が、ダムの溢流縁部よりも半径方向外側に位置するように構成されていることが好ましい。更に、噴射ノズルが、ダムの溢流縁部から、フロントハブの外周までの距離の50%の位置よりも半径方向外側の位置に配置されていることが好ましい。
本発明に係る分離液噴射ノズル付き遠心分離機は、各液体排出口から、ダムの溢流縁部の上を溢流してボウル外へ連続的に排出される分離液が、各液体排出口の半径方向外側に配置される分離液噴射装置によって回収され、ボウルの回転方向と反対方向へ向かって開口する噴射ノズルから同方向へ噴射され、その際に生じる反力を、ボウルの回転駆動のための補助力として利用することができ、これにより、ボウルの回転駆動のための消費エネルギーを節減することができ、かつ、固形分濃度が極めて低い分離液が噴射ノズルから噴射されるように構成されているため、処理原液中の固形分が、液体回収系に排出されてしまうという問題を好適に回避することができる。
また、本発明に係る分離液噴射ノズル付き遠心分離機は、ダムの溢流縁部を越えてボウル内から流出した分離液を回収して噴射するように構成されているため、処理条件を変更した場合でもボウル内において液面の低下が生じることはなく、このため、固形分排出口から排出される固形分の含水率の値が目標範囲から外れてしまうというような問題を好適に回避することができる。
また、分離液噴射装置における噴射ノズルよりも半径方向内側の位置に、分離液の放出口を形成し、更に、その下縁が、ダムの溢流縁部よりも半径方向外側に位置するように構成した場合には、分離液貯留室内に貯留される分離液の液面高さが上昇してしまった場合でも、過剰分を装置外へ放出することができ、分離液貯留室内における分離液の液面高さを、ダムの溢流縁部よりも半径方向外側の位置に制限することができる。
図1は、本発明に係る分離液噴射ノズル付き遠心分離機(第一実施形態)を構成するボウル2の液体排出側の端部の正面図である。 図2は、本発明に係る分離液噴射ノズル付き遠心分離機(第一実施形態)を構成するボウル2の液体排出側の端部の斜視図である。 図3は、図1に示すX−X線によるボウル2の下半部の断面図である。 図4は、図1〜図3に示す分離液噴射装置9の断面斜視図である。 図5は、本発明に係る分離液噴射ノズル付き遠心分離機(第二実施形態)を構成するボウル2の液体排出側の端部の正面図である。 図6は、本発明に係る分離液噴射ノズル付き遠心分離機(第三実施形態)を構成するボウル2の液体排出側の端部の正面図である。 図7は、本発明に係る分離液噴射ノズル付き遠心分離機(第三実施形態)を構成するボウル2の液体排出側の端部の切欠斜視図である。 図8は、デカンタ型遠心分離機1の一般的な構造を示す図である。 図9は、従来のデカンタ型遠心分離機におけるボウル2の構造の一例を示す図である。
以下、本発明を実施するための形態について説明する。本発明に係る分離液噴射ノズル付き遠心分離機(第一実施形態)は、図1〜図4に示すように、ボウル2の液体排出側端部を形成するフロントハブ8に、ボウル2内の分離液を排出するための複数(本実施形態においては四つ)の液体排出口6が、ボウル2の中心軸線周りに等間隔、等半径の位置にそれぞれ配置されている。
これらの液体排出口6には、ボウル2内における液面高さを規定するダム(ダム7)がそれぞれ配置されており、ボウル2内の分離液は、これらのダム7の溢流縁部7aの上(半径方向内側)を溢流して排出されることになる。尚、図1及び図3に表示されている二点鎖線Lは、ダム7によって規定されるボウル2内の分離液の液面位置を示している。また、ダム7は、フロントハブ8に対して着脱自在なように構成されており、溢流縁部7aの位置や形状等が異なる複数種類のダム7を準備しておき、処理対象物の性状、処理量、遠心力などの運転条件に応じて、適切なダム7を取り付けることにより、ボウル2内における液面高さを適宜設定し、変更できるようになっている。
また、フロントハブ8には、図1の左半部に示すような外観形状、及び、右半部に示すような断面形状を呈する分離液噴射装置9が、各液体排出口6の近傍にそれぞれ一つずつ取り付けられている。これらの分離液噴射装置9は、ダム7の溢流縁部7aの上を溢流してボウル2内から排出される分離液を回収できるように、各液体排出口6の半径方向外側に配置されるとともに、回収した分離液を内部において一時的に貯留する分離液貯留室12を有している。
そして、分離液噴射装置9の側部9a(ボウル2の回転方向後方側の側部)には、貫通孔を介して分離液貯留室12内と連通するとともにボウル2の回転方向と反対方向へ向かって開口し、分離液貯留室12内の分離液を外部へ噴射する噴射ノズル10が取り付けられている。尚、本実施形態の遠心分離機においては、ボウル2が、図1において時計回り方向に回転するように構成されているため、噴射ノズル10は、図1において反時計回り方向へ向かって開口している。尚、本実施形態においては、噴射ノズル10は、ボウル2の回転方向後方側の側部9aに形成された貫通孔と連通するように取り付けられているが、ボウル2の回転方向と反対方向へ向かって開口している限り、正面側の側部9b(フロントハブ8と平行な側部)、或いは、底部9c等に形成された貫通孔と連通するように取り付けるように構成してもよい。
以上に説明したような構成にかかる本実施形態の遠心分離機において、高速で回転するボウル2内に処理原液を連続的に導入して固液分離処理を実行すると、ボウル2内における液面付近の分離液(固形分濃度が極めて低い分離液)が、各液体排出口6から、ダム7の溢流縁部7aの上を溢流してボウル2外へ連続的に排出され、それらの分離液は、各液体排出口6の半径方向外側に配置される分離液噴射装置9によって回収され、分離液貯留室12内に一時的に貯留される。
そして、分離液貯留室12内に貯留された分離液は、ボウル2の回転方向と反対方向へ向かって開口する噴射ノズル10から、同方向へ噴射されて液体回収系へ排出される。このとき、噴射ノズル10から分離液を噴射することによって生じる反力を、ボウル2の回転駆動のための補助力として利用することができ、これにより、ボウル2の回転駆動のための消費エネルギーを節減することができる。
尚、上述したように、特許文献1、2に記載されているような従来の遠心分離機においては、ボウル内から分離液を噴射ノズルへ流下させる貫通孔が、ダムの溢流縁部よりも半径方向外側に形成されているため、ボウル内において液面よりも半径方向外側に位置する、固形分濃度が比較的大きい分離液が、噴射ノズルを通ってボウル外へ流出することになり、処理原液中の固形分が、液体回収系に排出されてしまうという問題があったが、本実施形態においては、ダム7の溢流縁部7aの上を溢流してボウル2外へ排出される、固形分濃度が極めて低い分離液を、ボウル2外において一旦回収し、これをボウル2の回転方向と反対方向へ向かって噴射することによってボウル2の回転補助力を得る構成となっているため、そのような問題を好適に回避することができる。
また、本実施形態の遠心分離機においては、噴射ノズル10が、フロントハブ8の外周8aに近接した位置に配置されているため、噴射ノズル10から噴射された分離液が、ボウル2の回転方向と反対方向側に隣接する分離液噴射装置9に衝突して、ボウル2における回転エネルギーの損失が発生するという問題を好適に回避することができる。
更に、噴射ノズル10は、溢流縁部7aから、フロントハブ8の外周8aまでの距離の50%の位置(図1において破線Kで示す位置)よりも半径方向外側の位置に配置されており、これにより、ボウル2から排出されて分離液貯留室12内に一時的に貯留された分離液に対して、より大きな遠心力(ダム7の溢流縁部7aから溢流した直後の分離液に対して作用する遠心力よりも大きな遠心力)が作用することになり、この大きな遠心力によって、噴射ノズル10から噴射される分離液の流速を増大することができ、その結果、より大きな反力(ボウル2の回転駆動のための補助力)を得ることができ、ボウル2の回転駆動のための消費エネルギーを効果的に節減することができる。
尚、本実施形態においては、噴射ノズル10は、分離液噴射装置9の本体に対して着脱自在なように構成されている。従って、開口径が異なる複数種類の噴射ノズル10を準備しておき、処理量、分離液の排出量、遠心力などの運転条件に応じて、適切な開口径の噴射ノズル10を取り付けることにより、分離液貯留室12内に貯留される分離液の液面高さを一定に維持しながら、噴射ノズル10から分離液を定量的に安定して噴射させることができる。
また、本実施形態においては、分離液噴射装置9における噴射ノズル10の上方(半径方向内側)に、分離液の放出口11aが形成されており、この放出口11aは、下縁11bが、ダム7の溢流縁部7aよりも半径方向外側に位置するように構成されている。従って、処理量の変更等に起因して、ボウル2からの分離液の排出量が、噴射ノズル10からの噴射量を大きく上回り、分離液貯留室12内に貯留される分離液の液面高さが上昇してしまった場合でも、過剰分を放出口11aから装置外へ放出することにより、分離液貯留室12内における分離液の液面高さを、放出口11aの下縁11bの位置(即ち、ダム7の溢流縁部7aよりも半径方向外側の位置)に制限することができる。
仮に、分離液貯留室12内における分離液の液面高さが、ダム7の溢流縁部7aの位置まで上昇してしまった場合、ボウル2内における液面高さを規定するというダム7の機能が損なわれてしまうことになるが、本実施形態においては、上記のような構成に係る放出口11aが形成されているため、そのような問題を好適に回避することができる。
尚、放出口11aの大きさ、及び、下縁11bの位置は、枠板11を、開口の大きさ或いは形成位置が異なるものと取り替えることにより、フロントハブ8に取り付けられるダム7の条件等に応じて適宜変更することができる。
また、本実施形態においては、分離液噴射装置9の側部のうち、ボウル2の回転方向の後方側の側部9aに、噴射ノズル10と、放出口11aを有する枠板11とが取り付けられており、放出口11aが、噴射ノズル10と同様に、ボウル2の回転方向と反対方向に向かって開口するように構成されているが、放出口11aは、必ずしもこの方向に向かって開口していなくともよく、例えば、図5に示す遠心分離機(本発明の第二実施形態)のように、フロントハブ8と平行な、正面側の側部9bに貫通孔を形成するとともに枠板11を取り付け、ボウル2の回転軸線と同一の方向へ向かって放出口11aが開口するように構成してもよい。
尚、この場合、ダム7の溢流縁部7aの上(半径方向内側)を溢流してボウル2内から排出される分離液が、そのまま(分離液貯留室12内に貯留されることなく)放出口11aから分離液噴射装置9の外へ放出されることを回避するために、放出口11aが、液体排出口6よりも、ボウル2の回転方向前方側へずれた位置において開口するように構成することが好ましい。
また、図1〜図4に示す第一実施形態に係る遠心分離機、及び、図5に示す第二実施形態に係る遠心分離機はいずれも、分離液噴射装置9が、各液体排出口6にそれぞれ一つずつ取り付けられているが、必ずしも液体排出口6と分離液噴射装置9とが、1対1の対応関係になっていなくともよく、図6、図7に示す遠心分離機(本発明の第三実施形態)のように、単一の分離液貯留室12を有する単一の分離液噴射装置9によって、すべての(或いは複数の)液体排出口6がカバーされるように構成してもよい。この場合、例えば、図6、図7に示すように、分離液噴射装置9をリング状に構成することにより、回転時における空気抵抗を減じることができ、消費エネルギーをより一層節減することができる。
尚、本発明の上記各実施形態の遠心分離機において、ボウル2のフロントハブ8に取り付けられている分離液噴射装置9は、既存の遠心分離機に対しても、後付けで無理なく取り付けることができる。従って、この分離液噴射装置9は、既存の遠心分離機に対する省エネルギー化対策の一つとして適用することができる。
1:遠心分離機、
2:ボウル、
3:スクリューコンベア、
4:フィードチューブ、
5:固形分排出口、
6:液体排出口、
7:ダム、
7a:溢流縁部、
8:フロントハブ、
8a:外周、
9:分離液噴射装置、
9a,9b:側部、
9c:底部、
10:噴射ノズル、
11:枠板、
11a:放出口、
11b:下縁、
12:分離液貯留室、
20:分離液、
21:固相、
22:界面、
23a,23b:貫通穴

Claims (4)

  1. 中空のボウルと、その内部においてボウルと同軸的に配置されたスクリューコンベアとを有し、これらを回転させることにより、ボウル内に導入された処理原液を、遠心力により液体と固形分とに分離し、ボウルに対して差速をもって回転するスクリューコンベアにより、分離した固形分を、ボウルの一方の端部に形成されている固形分排出口へ向かって搬送してボウル外へ排出するとともに、分離した液体を、ボウルの反対側の端部を構成するフロントハブに複数形成されている液体排出口からボウル外へ排出するように構成された遠心分離機において、
    各液体排出口には、ボウル内の液面高さを規定するダムが配置され、
    液体排出口の半径方向外側の位置において、ダムの溢流縁部の上を溢流してボウル内から排出された分離液を回収する分離液噴射装置が、フロントハブに取り付けられ、
    分離液噴射装置は、回収した分離液を内部において一時的に貯留する分離液貯留室を有するとともに、いずれかの側部或いは底部に、ボウルの回転方向と反対の方向へ向かって開口し、分離液貯留室内の分離液を外部へ噴射する噴射ノズルが配置されていることを特徴とする分離液噴射ノズル付き遠心分離機。
  2. 分離液貯留室内に貯留される分離液の過剰分を外部へ放出する放出口が、分離液噴射装置における噴射ノズルよりも半径方向内側の位置に形成されていることを特徴とする、請求項1に記載の分離液噴射ノズル付き遠心分離機。
  3. 放出口の下縁が、ダムの溢流縁部よりも半径方向外側に位置するように構成されていることを特徴とする、請求項2に記載の分離液噴射ノズル付き遠心分離機。
  4. 噴射ノズルが、ダムの溢流縁部から、フロントハブの外周までの距離の50%の位置よりも半径方向外側の位置に配置されていることを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の分離液噴射ノズル付き遠心分離機。
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