JP5213730B2 - 調整方法 - Google Patents
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Description
ダミー硝材DLMの厚さLgに対して、第1の光源102からの波長λ1の光による第1の干渉信号と第2の光源104からの波長λ2の光による第2の干渉信号との位相差が0となるための空間層ALの厚さLaは、以下の式2で与えられる。
従って、第1の光源102からの光の波長がλ1からλ1’、第2の光源104からの光の波長がλ2からλ2’に変化した場合、第1の干渉信号と第2の干渉信号との位相差を0にするための空気層ALの厚さLaの変化ΔLaは、以下の式3で与えられる。換言すれば、光源の交換などに起因して光源から射出される光の波長が変化した場合、干渉計1における原点(原点位置)は、以下の式3に従って変動(移動)することになる。
なお、光源からの光の波長は、一般的に、既知であり、また、波長計で測定することも可能である。従って、式3を参照するに、aLgがわかれば、光源からの光の波長が変化した場合の原点の移動量を算出することができ、かかる原点の移動量を用いて原点(原点位置)を補正(調整)することが可能である。
従って、aLgは、以下の式5に従って決定することができる。
また、第1の干渉信号と第2の干渉信号における等位相点の差(即ち、La’−La)をDとし、aLaをパラメータの値Pとすると、以下の式6で表される。
従って、第1の光源102からの光の波長がλ1からλ1’、第2の光源104からの光の波長がλ2からλ2’に変化した場合における原点の移動量Bは、以下の式7で表される。
図3を参照して、干渉計1における原点の検出動作(即ち、原点の決定動作)について説明する。但し、ここでは、第2の干渉信号の振幅が基準以上であり、且つ、第1の干渉信号と第2の干渉信号との位相差が0となる位置を干渉計1における原点として検出しているものとする。そして、第1の光源102からの光の波長がλ1からλ1’、第2の光源104からの光の波長がλ2からλ2’に変化した場合の原点の検出動作について詳細に説明する。また、かかる検出動作は、制御部124が干渉計1の各部を統括的に制御することで実行される。
なお、光源からの光の波長は、一般的に、既知であり、また、波長計で測定することも可能である。従って、式8を参照するに、光源からの光の波長が変化した場合の原点の移動量を算出することができ、かかる原点の移動量を用いて原点(原点位置)を補正(調整)することが可能である。
102 第1の光源
104 第2の光源
106 ダイクロミックミラー
108 偏光ビームスプリッタ
110 1/4波長板
112 ターゲットミラー
114 1/4波長板
116 リファレンスミラー
118 ダイクロミックミラー
120及び122 検出部
124 制御部
Claims (4)
- 第1の干渉性を有して第1の波長の光を射出する第1の光源と、前記第1の干渉性よりも低い第2の干渉性を有して前記第1の波長と異なる第2の波長の光を射出する第2の光源とを備え、前記第2の光源からの光による第2の干渉信号の振幅が基準以上であり、且つ、前記第1の光源からの光による第1の干渉信号と前記第2の光源からの光による第2の干渉信号との位相差が0となる位置を原点とする干渉計の調整方法であって、
前記第1の波長がλ1、前記第2の波長がλ2である場合における原点に対する前記第2の干渉信号の振幅が最大となる位置の相対位置Dを求めて、パラメータの値PをP=D/λ2(λ2−λ1)の式に従って算出する第1の算出ステップと、
前記第1の算出ステップで算出されたパラメータの値Pに基づいて、前記第1の波長がλ1からλ1’、前記第2の波長がλ2からλ2’に変化した場合における前記原点の移動量BをB=P・(λ1・λ2−λ1’・λ2’)の式に従って算出する第2の算出ステップと、
前記第2の算出ステップで算出された前記原点の移動量Bに基づいて、前記第1の波長がλ1’、前記第2の波長がλ2’である場合における原点を決定する決定ステップと、
を有することを特徴とする調整方法。 - 前記決定ステップでは、前記第1の波長がλ1’、前記第2の波長がλ2’である場合における前記第1の光源からの光による第1の干渉信号と前記第2の光源からの光による第2の干渉信号との位相差が0となる位置を求め、当該位置から前記移動量Bを引いた位置を原点として決定することを特徴とする請求項1に記載の調整方法。
- 第1の干渉性を有して第1の波長の光を射出する第1の光源と、前記第1の干渉性よりも低い第2の干渉性を有して前記第1の波長と異なる第2の波長の光を射出する第2の光源とを備え、初回に原点を決定する場合には、前記第2の光源からの光による干渉信号の振幅が基準以上であり、且つ、前記第1の光源からの光による第1の干渉信号と前記第2の光源からの光による第2の干渉信号との位相差が0となる位置を原点とすると共に、当該原点における前記第1の光源からの光による第1の干渉信号の位相Zを求め、初回以降に原点を決定する場合には、前記第1の光源からの光による第1の干渉信号が位相Zを有する位置のうち前記第1の光源からの光による第1の干渉信号と前記第2の光源からの光による第2の干渉信号との位相差が0となる位置に最も近い位置を原点とする干渉計の調整方法であって、
前記第1の波長がλ1、前記第2の波長がλ2である場合における原点に対する前記第2の干渉信号の振幅が最大となる位置の相対位置Dを求めて、パラメータの値PをP=D/λ2(λ2−λ1)の式に従って算出する第1の算出ステップと、
前記第1の算出ステップで算出されたパラメータの値Pに基づいて、前記第1の波長がλ1からλ1’、前記第2の波長がλ2からλ2’に変化した場合における前記原点の移動量BをB=P・(λ1・λ2−λ1’・λ2’)の式に従って算出する第2の算出ステップと、
前記第1の波長がλ1からλ1’、前記第2の波長がλ2からλ2’に変化した場合において、前記初回以降に原点を決定する場合に、
前記第2の算出ステップで算出された前記原点の移動量Bに基づいて、前記第1の光源からの光による第1の干渉信号と前記第2の光源からの光による第2の干渉信号との位相差が0となる位置を補正する補正ステップと、
前記第1の光源からの光による第1の干渉信号が位相Zを有する位置のうち前記補正ステップで補正された位置に最も近い位置を前記第1の波長がλ1’、前記第2の波長がλ2’である場合における原点として決定する決定ステップと、
を有することを特徴とする調整方法。 - 前記決定ステップでは、前記第1の算出ステップで算出されたパラメータの値Pに基づいて、補正量EをE=P・(λ1’−λ1)・(λ1’−λ2)の式に従って算出し、前記第1の光源からの光による第1の干渉信号が位相Z+Eを有する位置のうち前記補正ステップで補正された位置に最も近い位置を前記第1の波長がλ1’、前記第2の波長がλ2’である場合における原点として決定することを特徴とする請求項3に記載の調整方法。
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