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JP5213089B2 - アルキルアミノピリジン類の製造方法。 - Google Patents

アルキルアミノピリジン類の製造方法。 Download PDF

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JP5213089B2
JP5213089B2 JP2004122773A JP2004122773A JP5213089B2 JP 5213089 B2 JP5213089 B2 JP 5213089B2 JP 2004122773 A JP2004122773 A JP 2004122773A JP 2004122773 A JP2004122773 A JP 2004122773A JP 5213089 B2 JP5213089 B2 JP 5213089B2
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Description

本発明は、医農薬原料及び中間体として有用なアルキルアミノピリジン類の製造方法に関する。
従来、アルキルアミノピリジン類の製造方法としては、アルキルニトロピリジン類を水素還元して製造する方法(例えば特許文献1又は2参照)が知られている。
WO9806720 A1 US6492529 B1
しかしながらこの方法は、変異原性を有する恐れのあるアルキルニトロピリジン類を原料として使用するため、工業的に実施するには安全性の面で大きな問題がある。
本発明は、変異原性を示さない化合物を出発原料とし、工業的に安全に種々のアルキルアミノピリジン類を得ることができる製造方法を提供することを課題とする。
本発明は、式(1):
Figure 0005213089
(式中、R、R及びRはそれぞれ同じであっても異なっていても良く、水素原子又はアルキル基を表す。)で示されるピリジンカルボキシアミド類(以下、ピリジンカルボキシアミド類(1)という。)と式(2):
Figure 0005213089
(式中、Rは置換されていてもよいアルキル基を表す。)で示されるカルボン酸類(以下、カルボン酸類(2)という。)とを、過硫酸類及び銀触媒の存在下で反応させて、式(3):
Figure 0005213089
(式中、R、R、R及びRは、上記と同一の意味を表す。)で示されるアルキルピリジンカルボキシアミド類(以下、アルキルピリジンカルボキシアミド類(3)という。)を得、該アルキルピリジンカルボキシアミド類(3)をアルカリ存在下、ハロゲン化物又は次亜ハロゲン化酸と反応させることを特徴とする式(4):
Figure 0005213089
(式中、R、R、R及びRは、上記と同一の意味を表す。)で示されるアルキルアミノピリジン類(以下、アルキルアミノピリジン類(4)という。)の製造方法に関する。
本発明の方法によって、アルキルアミノピリジン類(4)が安全に製造できるので、本発明方法は工業的利用可能性大なるものである。
以下、本発明を詳細に説明する。
初めに、ピリジンカルボキシアミド類(1)とカルボン酸類(2)とを、過硫酸類及び銀触媒の存在下で反応させて、アルキルピリジンカルボキシアミド類(3)を得る工程について説明する。
ピリジンカルボキシアミド類(1)の式中、R、R及びRはそれぞれ同じであっても異なっていても良く、水素原子又はアルキル基を表す。
アルキル基としては、例えば、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、イソブチル基、sec−ブチル基、tert−ブチル基、n−ペンチル基、1−メチルブチル基、2−メチルブチル基、3−メチルブチル基、1−エチルプロピル基、1,1−ジメチルプロピル基、1,2−ジメチルプロピル基、2,2−ジメチルプロピル基、n−ヘキシル基、1−メチルペンチル基、2−メチルペンチル基、3−メチルペンチル基、4−メチルペンチル基、1,1−ジメチルブチル基、2,2−ジメチルブチル基、3,3−ジメチルブチル基、1,2−ジメチルブチル基、1,3−ジメチルブチル基、2,3−ジメチルブチル基、1−エチルブチル基、2−エチルブチル基、n−ヘプチル基、1−メチルヘキシル基、2−メチルヘキシル基、3−メチルヘキシル基、4−メチルヘキシル基、5−メチルヘキシル基、1,1−ジメチルヘキシル基、2,2−ジメチルヘキシル基、3,3−ジメチルヘキシル基、4,4−ジメチルヘキシル基、1−エチルヘキシル基、2−エチルヘキシル基、3−エチルヘキシル基、n−オクチル基又はシクロヘキシル基等の直鎖状、分枝鎖状もしくは環状の炭素数1〜8のアルキル基等が挙げられる。
かかるピリジンカルボキシアミド類(1)としては、例えば、ニコチンアミド、2−メチルニコチンアミド、4−メチルニコチンアミド、5−メチルニコチンアミド、2−エチルニコチンアミド、4−エチルニコチンアミド、5−エチルニコチンアミド、2−n−プロピルニコチンアミド、4−n−プロピルニコチンアミド、5−n−プロピルニコチンアミド、2−イソプロピルニコチンアミド、4−イソプロピルニコチンアミド、5−イソプロピルニコチンアミド、2−n−ブチルニコチンアミド、4−n−ブチルニコチンアミド、5−n−ブチルニコチンアミド、2−sec−ブチルニコチンアミド、4−sec−ブチルニコチンアミド、5−sec−ブチルニコチンアミド、2−tert−ブチルニコチンアミド、4−tert−ブチルニコチンアミド、5−tert−ブチルニコチンアミド、2−n−ペンチルニコチンアミド、4−n−ペンチルニコチンアミド、5−n−ペンチルニコチンアミド、2−n−ヘキシルニコチンアミド、4−n−ヘキシルニコチンアミド、5−n−ヘキシルニコチンアミド、2−n−ヘプチルニコチンアミド、4−n−ヘプチルニコチンアミド、5−n−ヘプチルニコチンアミド、2−n−オクチルニコチンアミド、4−n−オクチルニコチンアミド、5−n−オクチルニコチンアミド、2−シクロヘキシルニコチンアミド、4−シクロヘキシルニコチンアミド、5−シクロヘキシルニコチンアミド、2,4−ジメチルニコチンアミド、2,5−ジメチルニコチンアミド、4,5−ジメチルニコチンアミド、2,4−ジエチルニコチンアミド、2,5−ジエチルニコチンアミド、4,5−ジエチルニコチンアミド、2,4−ジ−n−プロピルニコチンアミド、2,5−ジ−n−プロピルニコチンアミド、4,5−ジ−n−プロピルニコチンアミド、2,4,5−トリメチルニコチンアミド、2,4,5−トリエチルニコチンアミド又は2,4,5−トリ−n−プロピルニコチンアミド等が挙げられる。
かかるピリジンカルボキシアミド類(1)は、塩酸塩、硫酸塩、硝酸塩等の酸付加塩を用いても良いし、フリー体を用いても良い。
カルボン酸類(2)の式中、Rは置換されていても良いアルキル基を表す。
置換されていても良いアルキル基としては、一つ又は二つ以上の水素原子が、メトキシ基、エトキシ基等のアルコキシ基、フェニル基、ナフチル基等のアリール基、フッ素原子、塩素原子等のハロゲン原子、水酸基、シアノ基等の置換基で置換されていても良い、直鎖状、分枝鎖状もしくは環状の炭素数1〜8のアルキル基等が挙げられる。具体的には、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、イソブチル基、sec−ブチル基、tert−ブチル基、n−ペンチル基、1−メチルブチル基、2−メチルブチル基、3−メチルブチル基、1−エチルプロピル基、1,1−ジメチルプロピル基、1,2−ジメチルプロピル基、2,2−ジメチルプロピル基、n−ヘキシル基、1−メチルペンチル基、2−メチルペンチル基、3−メチルペンチル基、4−メチルペンチル基、1,1−ジメチルブチル基、2,2−ジメチルブチル基、3,3−ジメチルブチル基、1,2−ジメチルブチル基、1,3−ジメチルブチル基、2,3−ジメチルブチル基、1−エチルブチル基、2−エチルブチル基、n−ヘプチル基、1−メチルヘキシル基、2−メチルヘキシル基、3−メチルヘキシル基、4−メチルヘキシル基、5−メチルヘキシル基、1,1−ジメチルヘキシル基、2,2−ジメチルヘキシル基、3,3−ジメチルヘキシル基、4,4−ジメチルヘキシル基、1−エチルヘキシル基、2−エチルヘキシル基、3−エチルヘキシル基、n−オクチル基、シクロヘキシル基メトキシメチル基、トリフルオロメチル基、ベンジル基又は2−メトキシエチル基等が挙げられる。
かかるカルボン酸類(2)としては、例えば、酢酸、プロピオン酸、酪酸、イソ酪酸、ピバル酸、2−メチル酪酸、3−メチル酪酸、2−エチル酪酸、2,2−ジメチル酪酸、2,3−ジメチル酪酸、3,3−ジメチル酪酸、tert−ブチル酢酸、吉草酸、イソ吉草酸、2−メチル吉草酸、3−メチル吉草酸、4−メチル吉草酸、2−エチル吉草酸、3−エチル吉草酸、カプロン酸、エナント酸、カプリル酸、シクロヘキシル酢酸、フェニル酢酸、フェノキシ酢酸、クロロ酢酸、ブロモ酢酸、シアノ酢酸又はグリコール酸等が挙げられる。
カルボン酸類(2)の使用量は、ピリジンカルボキシアミド類(1)1モルに対して、通常1〜5モル倍、好ましくは1〜3モル倍である。
本工程は、通常溶媒中で、ピリジンカルボキシアミド類(1)とカルボン酸類(2)とを接触、混合させることにより実施される。
溶媒としては、例えば、アセトニトリル等の有機溶媒、硫酸、塩酸又は硝酸等の酸性溶媒等の単独もしくは混合溶媒が挙げられる。溶媒の使用量は特に制限されないが、容積効率や反応液の性状等を考慮すると、ピリジンカルボキシアミド類(1)1重量部に対して、通常1〜50重量部、好ましくは2〜10重量部である。
かかる反応温度は、通常、室温から還流温度の範囲であり、好ましくは50〜100℃の範囲であり、より好ましくは60〜80℃の範囲である。
本発明で用いられる過硫酸類としては、例えば過硫酸、過硫酸アンモニウム、過硫酸ナトリウム又は過硫酸カリウム等が挙げられる。これらは、1種単独で使用しても良いし、2種以上を併用しても良い。過硫酸類の使用量としては、カルボン酸類(2)1モルに対して、通常1モル倍以上であり、その上限は特にないが、経済的な面も考慮すると、実用的には3モル倍以下である。
本発明で用いられる銀触媒としては、例えば硝酸銀、硫酸銀又は塩化銀等が挙げられる。その使用量としては、特に制限されるものではないが、ピリジンカルボキシアミド類(1)1モルに対して、0.005〜2モル倍、好ましくは0.01〜0.2モル倍である。
本発明においては、ピリジンカルボキシアミド類(1)、カルボン酸類(2)、銀触媒及び溶媒を混合した反応液に、過硫酸類を連続的に供給することが好ましい。過硫酸類を連続的に供給する時間としては特に制限されないが、通常30分〜10時間程度が効率的である。過硫酸類を連続的に供給する手段としては特に制限はなく、公知の手段をいずれも採用することができる。具体的には、過硫酸類の水溶液を反応液にポンプ等で供給する方法、過硫酸類の結晶をそのまま反応液に投入する方法等が挙げられる。
反応圧としては、一定の温度に保持した内容物の蒸気圧以上であれば十分であるが、好ましくは0.1〜0.5MPa程度の範囲である。
反応終了後、例えば反応液をアンモニア等で中和後、有機溶媒で抽出し濃縮することにより、アルキルピリジンカルボキシアミド類(3)を取り出すことができる。取り出したアルキルピリジンカルボキシアミド類(3)は、例えば、カラムクロマトグラフィー又は再結晶等の通常の精製手段により単離、精製することができる。
かくして得られるアルキルピリジンカルボキシアミド類(3)は、例えば、6−メチルピリジン−3−カルボキシアミド、6−エチルピリジン−3−カルボキシアミド、6−n−プロピルピリジン−3−カルボキシアミド、6−イソプロピルピリジン−3−カルボキシアミド、6−n−ブチルピリジン−3−カルボキシアミド、6−イソブチルピリジン−3−カルボキシアミド、6−sec−ブチルピリジン−3−カルボキシアミド、6−tert−ブチルピリジン−3−カルボキシアミド、6−n−ペンチルピリジン−3−カルボキシアミド、6−(1−メチルブチル)ピリジン−3−カルボキシアミド、6−(2−メチルブチル)ピリジン−3−カルボキシアミド、6−(3−メチルブチル)ピリジン−3−カルボキシアミド、6−(1−エチルプロピル)ピリジン−3−カルボキシアミド、6−(1,1−ジメチルプロピル)ピリジン−3−カルボキシアミド、6−(1,2−ジメチルプロピル)ピリジン−3−カルボキシアミド、6−(2,2−ジメチルプロピル)ピリジン−3−カルボキシアミド、6−n−ヘキシルピリジン−3−カルボキシアミド、6−(1−メチルペンチル)ピリジン−3−カルボキシアミド、6−(2−メチルペンチル)ピリジン−3−カルボキシアミド、6−(3−メチルペンチル)ピリジン−3−カルボキシアミド、6−(4−メチルペンチル)ピリジン−3−カルボキシアミド、6−(1,1−ジメチルブチル)ピリジン−3−カルボキシアミド、6−(2,2−ジメチルブチル)ピリジン−3−カルボキシアミド、6−(3,3−ジメチルブチル)ピリジン−3−カルボキシアミド、6−(1,2−ジメチルブチル)ピリジン−3−カルボキシアミド、6−(1,3−ジメチルブチル)ピリジン−3−カルボキシアミド、6−(2,3−ジメチルブチル)ピリジン−3−カルボキシアミド、6−(1−エチルブチル)ピリジン−3−カルボキシアミド、6−(2−エチルブチル)ピリジン−3−カルボキシアミド、6−(3−エチルブチル)ピリジン−3−カルボキシアミド、6−n−ヘプチルピリジン−3−カルボキシアミド、6−(1−メチルヘキシル)ピリジン−3−カルボキシアミド、6−(2−メチルヘキシル)ピリジン−3−カルボキシアミド、6−(3−メチルヘキシル)ピリジン−3−カルボキシアミド、6−(4−メチルヘキシル)ピリジン−3−カルボキシアミド、6−(5−メチルヘキシル)ピリジン−3−カルボキシアミド、6−(1,1−ジメチルヘキシル)ピリジン−3−カルボキシアミド、6−(2,2−ジメチルヘキシル)ピリジン−3−カルボキシアミド、6−(3,3−ジメチルヘキシル)ピリジン−3−カルボキシアミド、6−(4,4−ジメチルヘキシル)ピリジン−3−カルボキシアミド、6−(1−エチルヘキシル)ピリジン−3−カルボキシアミド、6−(2−エチルヘキシル)ピリジン−3−カルボキシアミド、6−(3−エチルヘキシル)ピリジン−3−カルボキシアミド、6−n−オクチルピリジン−3−カルボキシアミド、2,6−ジメチルピリジン−3−カルボキシアミド、4,6−ジメチルピリジン−3−カルボキシアミド、5,6−ジメチルピリジン−3−カルボキシアミド、2−エチル−6−メチルピリジン−3−カルボキシアミド、4−エチル−6−メチルピリジン−3−カルボキシアミド、5−エチル−6−メチルピリジン−3−カルボキシアミド、6−メチル−2−n−プロピルピリジン−3−カルボキシアミド、6−メチル−4−n−プロピルピリジン−3−カルボキシアミド、6−メチル−5−n−プロピルピリジン−3−カルボキシアミド、6−メチル−2−イソプロピルピリジン−3−カルボキシアミド、6−メチル−4−イソプロピルピリジン−3−カルボキシアミド、6−メチル−5−イソプロピルピリジン−3−カルボキシアミド、2−n−ブチル−6−メチルピリジン−3−カルボキシアミド、4−n−ブチル−6−メチルピリジン−3−カルボキシアミド、5−n−ブチル−6−メチルピリジン−3−カルボキシアミド、2−sec−ブチル−6−メチルピリジン−3−カルボキシアミド、4−sec−ブチル−6−メチルピリジン−3−カルボキシアミド、5−sec−ブチル−6−メチルピリジン−3−カルボキシアミド、2−tert−ブチル−6−メチルピリジン−3−カルボキシアミド、4−tert−ブチル−6−メチルピリジン−3−カルボキシアミド、5−tert−ブチル−6−メチルピリジン−3−カルボキシアミド、2,4,6−トリメチルピリジン−3−カルボキシアミド、2,5,6−トリメチルピリジン−3−カルボキシアミド、4,5,6−トリメチルピリジン−3−カルボキシアミド、2,4,5、6−テトラメチルピリジン−3−カルボキシアミド、6−シクロヘキシルピリジン−3−カルボキシアミド、6−ベンジルピリジン−3−カルボキシアミド、6−フェノキシメチルピリジン−3−カルボキシアミド、6−クロロメチルピリジン−3−カルボキシアミド、6−ブロモメチルピリジン−3−カルボキシアミド、6−シアノメチルピリジン−3−カルボキシアミド、6−ヒドロキシメチルピリジン−3−カルボキシアミド又は6−ベンジル−3−ピリジンカルボキシアミド等が挙げられる。
次に上記で得られたアルキルピリジンカルボキシアミド類(3)をアルカリ存在下、ハロゲン化物又は次亜ハロゲン化酸と反応させて、アルキルアミノピリジン類(4)を製造する工程について説明する。
本工程は、上記で得られたアルキルピリジンカルボキシアミド類(3)のカルボキシアミド基をアミノ基に変換する工程であり、上記で得られたアルキルピリジンカルボキシアミド類(3)をクロマトグラフィー又は再結晶等により精製してから用いても良いし、未精製のまま用いても良い。
アルキルピリジンカルボキシアミド類(3)のカルボキシアミド基をアミノ基に変換する方法としては、例えば、アルカリ存在下でアルキルピリジンカルボキシアミド類(3)と次亜塩素酸ナトリウムもしくは塩素を反応させる方法等の公知のアミド化合物からアミノ化合物を得る方法が挙げられる。
用いられるアルカリとしては、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム又は水酸化カルシウム等の水酸化物塩が挙げられる。その使用量は、アルキルピリジンカルボキシアミド(3)1モルに対して、通常1〜10モル倍、好ましくは1〜3モル倍である。
かかる溶媒は、反応に不活性のものであれば特に制限されず、またその使用量も特に制限されないが、具体的には水等が挙げられる。
次亜ハロゲン化酸としては、次亜塩素酸ナトリウム又は次亜塩素酸カリウム等が挙げられる。その使用量は、アルキルピリジンカルボキシアミド類(3)1モルに対して、通常1〜10モル倍、好ましくは1〜3モル倍である。
ハロゲン化物としては、フッ素、塩素、臭素又はヨウ素等が挙げられる。その使用量は、アルキルピリジンカルボキシアミド類(3)1モルに対して、通常1〜10モル倍、好ましくは1〜3モル倍である。
反応温度は、通常、−30〜100℃の範囲であり、好ましくは60〜100℃の範囲である。
反応終了後、例えば反応液を有機溶媒等で抽出し濃縮処理することにより、アルキルアミノピリジン類(4)を取り出すことができる。取り出したアルキルアミノピリジン類(4)は、例えば、蒸留、カラムクロマトグラフィー又は再結晶等の通常の精製手段により単離、精製することができる。
かくして得られるアルキルアミノピリジン類(4)として具体的には、3−アミノ−6−メチルピリジン、3−アミノ−6−エチルピリジン、3−アミノ−6−n−プロピルピリジン、3−アミノ−6−イソプロピルピリジン、3−アミノ−6−n−ブチルピリジン、3−アミノ−6−sec−ブチルピリジン、3−アミノ−6−tert−ブチルピリジン、3−アミノ−6−n−ペンチルピリジン、3−アミノ−6−(1−メチルブチル)ピリジン、3−アミノ−6−(2−メチルブチル)ピリジン、3−アミノ−6−(3−メチルブチル)ピリジン、3−アミノ−6−(1−エチルプロピル)ピリジン、3−アミノ−6−(1,1―ジメチルプロピル)ピリジン、3−アミノ−6−(1,2−ジメチルプロピル)ピリジン、3−アミノ−6−(2,2−ジメチルプロピル)ピリジン、3−アミノ−6−n−ヘキシルピリジン、3−アミノ−6−(1−メチルペンチル)ピリジン、3−アミノ−6−(2−メチルペンチル)ピリジン、3−アミノ−6−(3−メチルペンチル)ピリジン、3−アミノ−6−(4−メチルペンチル)ピリジン、3−アミノ−6−(1,1−ジメチルブチル)ピリジン、3−アミノ−6−(2,2−ジメチルブチル)ピリジン、3−アミノ−6−(3,3−ジメチルブチル)ピリジン、3−アミノ−6−(1,2−ジメチルブチル)ピリジン、3−アミノ−6−(1,3−ジメチルブチル)ピリジン、3−アミノ−6−(2,3−ジメチルブチル)ピリジン、3−アミノ−6−(1−エチルブチル)ピリジン、3−アミノ−6−(2−エチルブチル)ピリジン、3−アミノ−6−(3−エチルブチル)ピリジン、3−アミノ−6−n−ヘプチルピリジン、3−アミノ−6−(1−メチルヘキシル)ピリジン、3−アミノ−6−(2−メチルヘキシル)ピリジン、3−アミノ−6−(3−メチルヘキシル)ピリジン、3−アミノ−6−(4−メチルヘキシル)ピリジン、3−アミノ−6−(5−メチルヘキシル)ピリジン、3−アミノ−6−(1,1−ジメチルヘキシル)ピリジン、3−アミノ−6−(2,2−ジメチルヘキシル)ピリジン、3−アミノ−6−(3,3−ジメチルヘキシル)ピリジン、3−アミノ−6−(4,4−ジメチルヘキシル)ピリジン、3−アミノ−6−(1−エチルヘキシル)ピリジン、3−アミノ−6−(2−エチルヘキシル)ピリジン、3−アミノ−6−(3−エチルヘキシル)ピリジン、3−アミノ−6−n−オクチルピリジン、3−アミノ−2,6−ジメチルピリジン、3−アミノ−4,6−ジメチルピリジン、3−アミノ−5,6−ジメチルピリジン、3−アミノ−2−エチル−6−メチルピリジン、3−アミノ−4−エチル−6−メチルピリジン、3−アミノ−5−エチル−6−メチルピリジン、3−アミノ−6−メチル−2−n−プロピルピリジン、3−アミノ−6−メチル−4−n−プロピルピリジン、3−アミノ−6−メチル−5−n−プロピルピリジン、3−アミノ−6−メチル−2−イソプロピルピリジン、3−アミノ−6−メチル−4−イソプロピルピリジン、3−アミノ−6−メチル−5−イソプロピルピリジン、3−アミノ−2−n−ブチル−6−メチルピリジン、3−アミノ−4−n−ブチル−6−メチルピリジン、3−アミノ−5−n−ブチル−6−メチルピリジン、3−アミノ−2−sec−ブチル−6−メチルピリジン、3−アミノ−4−sec−ブチル−6−メチルピリジン、3−アミノ−5−sec−ブチル−6−メチルピリジン、3−アミノ−2−tert−ブチル−6−メチルピリジン、3−アミノ−4−tert−ブチル−6−メチルピリジン、3−アミノ−5−tert−ブチル−6−メチルピリジン、3−アミノ−2,4,6−トリメチルピリジン、3−アミノ−2,5,6−トリメチルピリジン、4,5,6−トリメチルピリジン−3−カルボキシアミド、3−アミノ−2,4,5、6−テトラメチルピリジン、3−アミノ−6−シクロヘキシルピリジン、3−アミノ−6−ベンジルピリジン、3−アミノ−6−フェノキシメチルピリジン、3−アミノ−6−クロロメチルピリジン、3−アミノ−6−ブロモメチルピリジン、3−アミノ−6−シアノメチルピリジン又は3−アミノ−6−ヒドロキシメチルピリジン等が挙げられる。
以下に実施例を示し、本発明をより具体的に説明するが、本発明はこれら実施例により限定されるものではない。なお、質量分析は質量分析計QP5050A(株式会社島津製作所製)を使用した電子衝撃イオン化(EI)法又は化学イオン化(CI)法を、融点は自動融点測定器FP80(メトラー株式会社製)を、H−NMR及び13C−NMRは核磁気共鳴(NMR)分光計DPX400(ブルカー株式会社製)を、それぞれ使用して測定した。
実施例1
6−(1−エチルプロピル)ピリジン−3−カルボキシアミドの製造
ニコチンアミド20.00g(163.8ミリモル)、2−エチル酪酸20.93g(180.2ミリモル)、硝酸銀(I)0.28g(1.6ミリモル)及び20%硫酸水溶液79.83gの混合物に、40%過硫酸アンモニウム水溶液104.85g(180.1ミリモル)を70〜74℃で1時間かけて滴下した。滴下終了後、同温度でさらに2時間攪拌して反応させた。反応終了後、得られた反応混合物を室温まで冷却し、25%アンモニア水でpH9とした後、酢酸エチル60gで3回抽出、飽和食塩水60gで1回洗浄し、得られたオイル層をエバポレーターで濃縮して、濃縮物16.44gを得た。得られた濃縮物15.45gをシリカゲルクロマトグラフィー(溶離液 酢酸エチル)で精製し、クロマト精製物9.40gを得、このうち8.12gをトルエン/酢酸エチル=1/1(重量/重量)から再結晶後、さらに酢酸エチルで再結晶し、6−(1−エチルプロピル)ピリジン−3−カルボキシアミド4.17gを収率17.5%で得た(融点113.4〜113.6℃)。以下に、6−(1−エチルプロピル)ピリジン−3−カルボキシアミドのスペクトルデータを示す。
MASS m/z 192(M・)
H−NMR(CDCl)δ ppm:0.77(t,J=7.4Hz,6H),1.72(m,4H),2.62(m,1H),7.21(d,J=8.1Hz,1H),8.08(dd,J=8.1,2.3Hz,1H),8.97(d,J=2.3Hz,1H)
13C−NMR(CDCl)δ ppm:12.05,28.12,51.55,122.68,126.58,135.52,147.90,167.85,169.29
実施例2
3−アミノ−6−(1−エチルプロピル)ピリジンの製造
5%水酸化ナトリウム水溶液18.23g(22.79ミリモル)、12.75%次亜塩素酸ナトリウム水溶液10.03g(17.18ミリモル)の混合物に、実施例1で得られた6−(1−エチルプロピル)ピリジン−3−カルボキシアミド3.00g(15.59ミリモル)を0〜2℃、20分で分割添加した。この反応液を同温度で20分間攪拌した後、80℃でさらに2時間攪拌して反応させた。得られた反応混合物を室温まで冷却した後、トルエン9gで3回抽出、飽和食塩水9gで洗浄し、得られたオイル層をエバポレーターで濃縮して、濃縮物2.55gを得た。得られた濃縮物2.49gを蒸留し、3−アミノ−6−(1−エチルプロピル)ピリジン2.22gを収率88.0%で得た。以下に、3−アミノ−6−(1−エチルプロピル)ピリジンのスペクトルデータを示す。
MASS m/z 164(M・)
H−NMR(CDCl)δ ppm:0.76(t,J=7.4Hz,6H),1.60−1.68(m,4H),2.42(m,1H),3.56(brs,2H),6.87(d,J=8.2Hz,1H),6.94(dd,J=8.2,2.7Hz,1H),8.07(d,J=2.7Hz,1H)
13C−NMR(CDCl)δ ppm:12.14,28.35,50.46,122.32,122.54,136.95,140.00,155.24
実施例3
6−(1,1−ジメチルプロピル)ピリジン−3−カルボキシアミドの製造
ニコチンアミド20.00g(163.8ミリモル)、2,2−ジメチル酪酸20.93g(180.2ミリモル)、硝酸銀(I)0.28g(1.6ミリモル)及び20%硫酸水溶液79.83gの混合物に、40%過硫酸アンモニウム水溶液104.84g(180.1ミリモル)を70〜74℃で1時間かけて滴下した。滴下終了後、同温度でさらに2時間攪拌して反応させた。反応終了後、得られた反応混合物を室温まで冷却し、25%アンモニア水でpH9とした後、酢酸エチル60gで3回抽出、飽和食塩水60gで1回洗浄し、得られたオイル層をエバポレーターで濃縮して、濃縮物26.00gを得た。得られた濃縮物23.90gを水/エタノール=3.8/1(重量/重量)から再結晶し、結晶13.84gを得た。さらに得られた結晶8.78gを水/エタノール=3.8/1(重量/重量)から再結晶し、6−(1,1−ジメチルプロピル)ピリジン−3−カルボキシアミド7.85gを収率41.9%で得た(融点118.0〜118.3℃)。以下に、6−(1,1−ジメチルプロピル)ピリジン−3−カルボキシアミドのスペクトルデータを示す。
MASS m/z 192(M・)
H−NMR(CDCl)δ ppm:0.68(t,J=7.5Hz,3H),1.35(s,6H),1.76(q,J=7.5Hz,2H),6.17(brs,2H),7.39(dd,J=8.3,0.7Hz,1H),8.09(dd,J=8.3,2.4Hz,1H),8.97(dd,J=2.4,0.7Hz,1H)
13C−NMR(CDCl)δ ppm:9.05,27.25,35.74,41.13,120.02,125.90,135.55,147.19,167.77,172.32
実施例4
3−アミノ−6−(1,1−ジメチルプロピル)ピリジンの製造
実施例3で得られた6−(1,1−ジメチルプロピル)ピリジン−3−カルボキシアミド3.00gに対し、実施例2と同様の操作を行い、3−アミノ−6−(1,1−ジメチルプロピル)ピリジン2.16gを収率89.1%で得た(融点31.9〜32.5℃)。以下に、3−アミノ−6−(1,1−ジメチルプロピル)ピリジンのスペクトルデータを示す。
MASS m/z 164(M・)
H−NMR(CDCl)δ ppm:0.67(t,J=7.4Hz,3H),1.68(q,J=7.4Hz,6H),3.59(brs,2H),6.93(dd,J=8.4,2.8Hz,1H),7.07(d,J=8.4Hz,1H),8.08(d,J=2.8Hz,1H)
13C−NMR(CDCl)δ ppm:9.11,27.55,35.90,39.66,120.01,122.11,136.34,139.55,158.36
実施例5
6−(2,2−ジメチルプロピル)ピリジン−3−カルボキシアミドの製造
ニコチンアミド20.00g(163.8ミリモル)、tert−ブチル酢酸20.93g(180.2ミリモル)、硝酸銀(I)0.28g(1.6ミリモル)及び20%硫酸水溶液79.83gの混合物に、40%過硫酸アンモニウム水溶液105.16g(180.6ミリモル)を70〜74℃で1時間かけて滴下した。滴下終了後、同温度でさらに2時間攪拌して反応させた。反応終了後、得られた反応混合物を室温まで冷却し、25%アンモニア水でpH9とした後、酢酸エチル60gで3回抽出、飽和食塩水60gで1回洗浄し、得られたオイル層をエバポレーターで濃縮して、濃縮物20.41gを得た。得られた濃縮物18.84gに対して、酢酸エチル56.52g、水56.52gを加え溶解させた後、濃硫酸でpH1とし、水層とオイル層を分液した。得られた水層を25%アンモニア水でpH9とし、酢酸エチル50.00gと水34.76gを加えた後、ろ過、洗浄、乾燥し、結晶2.28gを得た。得られた結晶2.07gを水/アセトニトリル=1/1(重量/重量)6.21gで懸濁洗浄、ろ過、乾燥して、6−(2,2−ジメチルプロピル)ピリジン−3−カルボキシアミド1.50gを収率7.8%で得た(融点189.3〜189.6℃)。以下に、6−(2,2−ジメチルプロピル)ピリジン−3−カルボキシアミドのスペクトルデータを示す。
MASS m/z 193(MH
H−NMR(CDOD)δ ppm:0.95(s,9H),2.76(s,2H),7.38(d,J=8.1Hz,1H),8.18(dd,J=8.1,2.3Hz,1H),8.94(d,J=2.3Hz,1H)
13C−NMR(CDOD)δ ppm:29.95,33.12,52.13,126.19,128.83,136.92,148.67,164.50,170.06
実施例6
3−アミノ−6−(2,2−ジメチルプロピル)ピリジンの製造
実施例5で得られた6−(2,2−ジメチルプロピル)ピリジン−3−カルボキシアミド1.00gに対し、実施例2と同様の操作を行い、3−アミノ−6−(2,2−ジメチルプロピル)ピリジン0.81gを収率93.7%で得た(融点55.3〜55.7℃)。以下に、3−アミノ−6−(2,2−ジメチルプロピル)ピリジンのスペクトルデータを示す。
MASS m/z 164(M・)
H−NMR(CDCl)δ ppm:0.92(s,9H),2.57(s,2H),3.60(brs,2H),6.88−6.93(m,2H),8.04(d,J=1.5Hz,1H)
13C−NMR(CDCl)δ ppm:29.48,31.95,51.04,121.84,124.57,136.43,140.06,150.28
実施例7
6−ベンジルピリジン−3−カルボキシアミドの製造
ニコチンアミド20.00g(163.8ミリモル)、フェニル酢酸24.78g(180.2ミリモル)、硝酸銀(I)0.28g(1.6ミリモル)及び20%硫酸水溶液79.83gの混合物に、40%過硫酸アンモニウム水溶液104.70g(179.9ミリモル)を70〜77℃で1時間かけて滴下した。滴下終了後、同温度でさらに2時間攪拌して反応させた。反応終了後、得られた反応混合物を室温まで冷却し、25%アンモニア水でpH9とした後、酢酸エチル60gで3回抽出、飽和食塩水60gで1回洗浄し、得られたオイル層をエバポレーターで濃縮して、濃縮物30.69gを得た。得られた濃縮物をシリカゲルクロマトグラフィー(溶離液 メタノール)で精製し、クロマト精製物22.33gを得、さらにアセトニトリル44.66gで懸濁洗浄、ろ過、洗浄、乾燥し、結晶6.11gを得た。得られた結晶5.93gをさらに水/アセトニトリル=1/1(重量/重量)11.86gで懸濁洗浄、ろ過、洗浄、乾燥し、6−ベンジルピリジン−3−カルボキシアミド3.89gを収率12.3%で得た(融点183.0〜184.0℃)。以下に、6−ベンジルピリジン−3−カルボキシアミドのスペクトルデータを示す。
MASS m/z 212(M・)
H−NMR(CDOD)δ ppm:4.18(s,2H),7.18−7.30(m,5H),7.35(d,J=8.1Hz,1H),8.16(dd,J=8.1,2.2Hz,1H),8.93(d,J=2.2Hz,1H)
13C−NMR(CDOD)δ ppm:44.81,124.56,127.72,129.02,129.76,130.08,137.90,140.06,149.22,165.50,169.88
実施例8
3−アミノ−6−ベンジルピリジンの製造
実施例7で得られた6−ベンジルピリジン−3−カルボキシアミド3.00gに対し、実施例2と同様の操作を行い、3−アミノ−6−ベンジルピリジン1.12gを収率44.2%で得た。以下に、3−アミノ−6−ベンジルピリジンのスペクトルデータを示す。
MASS m/z 184(M・)
H−NMR(CDCl)δ ppm:3.57(brs,2H),4.04(s,2H),6.89(d,J=1.6Hz,2H),7.17−7.30(m,5H),8.04(t,J=1.6Hz,1H)
13C−NMR(CDCl)δ ppm:43.67,122.62,123.13,126.12,128.47,128.93,136.85,140.36,151.03

Claims (1)

  1. 式(1):
    Figure 0005213089
    (式中、R、R及びRは水素原子を表す。)で示されるピリジンカルボキシアミド類と式(2):
    Figure 0005213089
    (式中、R2,2−ジメチルプロピル基、1−エチルプロピル基、1,1−ジメチルプロピル基又はベンジル基を表す。)で示されるカルボン酸類とを、過硫酸類及び銀触媒の存在下で反応させて、式(3):
    Figure 0005213089
    (式中、R、R、R及びRは、上記と同一の意味を表す。)で示されるアルキルピリジンカルボキシアミド類を得、該式(3)で示されるアルキルピリジンカルボキシアミド類をアルカリ存在下、ハロゲン化物又は次亜ハロゲン化酸と反応させることを特徴とする式(4):
    Figure 0005213089
    (式中、R、R、R及びRは、上記と同一の意味を表す。)で示されるアルキルアミノピリジン類の製造方法。
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