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JP5208664B2 - 水車ランナ及び水車 - Google Patents

水車ランナ及び水車 Download PDF

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JP5208664B2 JP2008263088A JP2008263088A JP5208664B2 JP 5208664 B2 JP5208664 B2 JP 5208664B2 JP 2008263088 A JP2008263088 A JP 2008263088A JP 2008263088 A JP2008263088 A JP 2008263088A JP 5208664 B2 JP5208664 B2 JP 5208664B2
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Description

本発明は、ランナベーンの取付角度が調整可能なランナベーン可動式の水車ランナ、及びこの水車ランナを備えた水車に関する。
軸流水車の一種であるカプラン水車では、ランナベーンの取付角度が調整可能なランナベーン可動式の水車ランナを有している。この水車ランナの構造を、図8に示す模式的な構成図を用いて説明する。カプラン水車の水車ランナ90は、ランナボス93に対してランナベーン91の取付角度が調整可能に構成されている。ランナベーン91の支持部であるステム92とランナボス93とで形成される流水面は、ランナベーン91がランナベーン回転軸94回りに回動しても流路が滑らかにつながるように、中心Q、半径Sの同一の球面に形成され、この球面の中心Qを通るようにランナベーン回転軸94が設定されている。このため、ランナベーン回転軸94を中心にランナベーン91を回動してその取付角度を調整しても、ランナボス93とステム92とにおける両流水面は、常に同一の球面上に存在することになり、水の流れを乱すことがない。
このようにして設計された従来のランナベーン可動式の水車ランナ90では、ランナボス93とランナベーン91の羽根95とでコーナー部96(図10)が形成され、ランナベーン91のステム92とランナベーン91の羽根95とでコーナー部97(図10)が形成されている。これらのコーナー部のうち、ランナベーン91のステム92と羽根95とのコーナー部97では、応力集中を避けるために、ステム92の流水面と羽根95の面との間に、滑らかな曲面のフィレット98(図8)が形成されている。
このように、ランナベーン91の取付角度が調整可能な、ランナベーン可動式の水車ランナ90について、特許文献1に記載がある。尚、図8中の符号99は、水車ランナ90が回転する回転軸(ランナ回転軸)を示す。
特開平1−203661号公報
上流から球面形状のランナボス93に沿って流れてきた流体は、図9に示すように、そのランナボス93の凸の湾曲面により外周側に曲げられるとともに増速する。そして、図10に示すように、ランナベーン91の羽根95とランナボス93及びステム92とで形成された前記コーナー部96、97の周辺では、羽根95面に沿って流れる流体がコーナー部96、97へ流れ込むことがあるため、コーナー部96、97での局所的な流れの増速がより顕著になる。その結果、これらのコーナー部96、97、特に羽根95とステム92との間のコーナー部97で摩擦損失が増加し、水車ランナ90の水力効率が低下してしまう。
本発明の目的は、上述の事情を考慮してなされたものであり、ランナベーンの羽根とステムとの間に形成されるコーナー部での局所的な流れの増速を抑制することで、この流速の増加にともない発生する摩擦損失を低減でき、この結果、水力効率を向上させることができる水車ランナ及び水車を提供することにある。
本発明に係る水車ランナは、ランナ回転軸回りに回転自在に設けられ、中心O、半径Roの球面の一部で形成されたランナボス側流水面を備えるランナボスと、このランナボスの周方向に放射状に複数枚配設され、取付角度が調整可能に設けられたランナベーンと、を有する水車ランナであって、上記ランナベーンは、羽根と、この羽根を前記ランナボスに支持するステムとを備えてなり、前記ステムには、前記ランナボス側流水面に連続するステム側流水面が形成され、このステム側流水面上の任意の点をPとしたとき、前記中心Oと前記点Pとを結ぶ線分OPの長さと前記半径Roとの間に、
[数1]
Ro>OP
を満たす前記点Pが前記ランナベーンの負圧面側に設定され、前記ランナベーンの圧力面側において前記羽根と前記ステム側流水面との間に形成されたフィレットの半径Rpと、前記ランナベーンの負圧面側において前記羽根と前記ステム側流水面との間に形成されたフィレットの半径Rsとが、
[数2]
Rp>Rs
を満たすことを特徴とするものである。
また、本発明に係る水車は、本発明の水車ランナを備えることを特徴とするものである。
本発明に係る水車ランナ及び水車によれば、ステム側流水面がランナボス側流水面よりも内側(ランナボス側流水面の中心側)に設定されるので、ランナベーンの羽根とステムとの間に形成されるコーナー部の流路断面積を拡大することができる。このため、前記コーナー部での局所的な流れの増速を抑制でき、この流速の増加にともない発生する摩擦損失を低減でき、この結果、水力効率を向上させることができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を、図面に基づき説明する。但し、本発明は、これらの実施の形態に限定されるものではない。
[A]第1の実施の形態(図1〜図3)
図1は、本発明に係る水車ランナの第1の実施の形態が適用されたカプラン水車の一部を、子午面に沿い模式的に示す構成図である。図2は、図1の水車ランナの一部を、ランナベーン回転軸を含む面に沿い模式的に示す構成図である。
軸流水車の一種であるカプラン水車10は、図1に示すように、流路を構成する静止部であるケーシング11の中央位置に、回転部である水車ランナ12が配置され、ケーシング11における流路の上流側にステーベーン13、流量調整用のガイドベーン14が順次配置され、下流側に吸出し管15が接続されて構成される。
水車ランナ12は、主軸16に取り付けられてランナ回転軸17回りに回転自在に設けられたランナボス18と、このランナボス18の外周面であるランナボス側流水面19に、周方向に放射状に複数枚配設されたランナベーン20と、を有して構成される。
ランナボス側流水面19は、図2にも示すように、中心Oで半径Roの球面の一部として形成される。ケーシング11内を流れる流体は、上記ランナボス側流水面19に沿って流れる。また、ランナボス18に結合された主軸16は、図示しない発電機に連結されている。
ランナベーン20は、羽根21と、この羽根21をランナボス18に支持するステム22とを備えてなり、ランナボス18に対してランナベーン回転軸23回りに回動可能に構成されて、ランナボス18に対する取付角度が調整可能に設けられる。ランナボス18内には、ランナベーン20をランナベーン回転軸23回りに回動させるためのリンク機構(不図示)が収納されている。
このようなカプラン水車10では、図1に示すように、上池からの流体(水)は、ケーシング11の流路を通りステーベーン13で加速され、ガイドベーン14を通って流量が調整されて水車ランナ12のランナベーン20へ至り、この水車ランナ12をランナ回転軸17回りに回転させた後、吸出し管15を経て下池へ流出する。水車ランナ12の回転エネルギーが主軸16を介して発電機へ伝達されて、電気エネルギーに変換される。
この水車ランナ12では、ランナベーン20の取付角度が調整可能に設けられているので、上池と下池の落差や流体の流量の変動に対してランナベーン20の取付角度を調整して適正化することで、広い運転範囲で高効率な発電特性を得ることが可能となる。
さて、図2,図3に示すように、ランナベーン20のステム22には、ランナボス側流水面19と連続するステム側流水面24が形成されている。ランナボス側流水面19に沿って流れた流体は、連続してステム側流水面24に沿って滑らかに流れる。尚、図2においては、ランナボス側流水面19の一部を想像線α(2点鎖線)で示している。
上述のように、ランナベーン20の取付角度が調整可能なランナベーン可動式の水車ランナ12では、ランナベーン回転軸23は、ランナボス側流水面19を形成する球面の中心O通り、このランナベーン回転軸23を中心にランナベーン20が回動できるように、ステム20は円板形状に形成されている。このため、図3に示すように、ステム側流水面24とランナボス側流水面19との境界の形状は円Cとなり、この円Cの中心Aはランナベーン回転軸23上に位置付けられる。
また、ランナボス18とランナベーン20の羽根21との間にコーナー部25が形成され、更に、ランナベーン20のステム22と羽根21との間に、コーナー部25に連続するコーナー部26が形成される。このうち、ステム24と羽根21とのコーナー部26には、応力集中を回避するために、ステム22のステム側流水面24と羽根21の羽根面との間に、適切な半径で滑らかな曲面のフレット27(図2)が形成されている。
更に、ランナベーン20では、ステム側流水面24上の任意の点をPとしたとき、ランナボス側流水面19の球面の中心Oと上記点Pとを結ぶ線分OPの長さと、ランナボス側流水面19の球面の半径Roとの間に、
[数2]
Ro>OP
を満たす点Pが存在するように、ステム22のステム側流水面24が形成される。即ち、ステム側流水面24はランナボス側流水面19よりも、このランナボス側流水面19の中心O側に設定される。
従って、本実施の形態によれば、次の効果(1)を奏する。
(1)ステム側流水面24上の任意の点Pとランナボス側流水面19の球面の中心Oとを結ぶ線分OPの長さと、ランナボス側流水面19の球面の半径Roとの間に、Ro>OPを満たす点Pが存在するようにステム側流水面24が形成されて、このステム側流水面24がランナボス側流水面19よりも、このランナボス側流水面19の中心O側に設定されている。従って、ランナベーン20のステム22と羽根21との間で形成されるコーナー部26の流路断面積を、従来の水車ランナ90(図8)の場合に比べて拡大できるので、このコーナー部26での局所的な流れの増速を抑制でき、この流速の増加に伴い発生する摩擦損失を低減できる。この結果、カプラン水車10の水力効率を向上させることができる。
[B]第2の実施の形態(図4)
図4は、本発明に係る水車ランナの第2の実施の形態の一部を、ランナベーン回転軸を含む面に沿い模式的に示す構成図である。この第2の実施の形態において、前記第1の実施の形態と同様な部分については、同一の符号を付すことにより説明を簡略化し、または省略する。
本実施の形態のカプラン水車30の水車ランナ31が前記第1の実施の形態と異なる点は、ランナベーン32におけるステム33のステム側流水面34の形状である。
つまり、このステム側流水面34は、ランナボス側流水面19との境界に形成された円をCとするとき、この円Cを含み、且つランナ回転軸17に平行で、ランナベーン回転軸23に直交する平面により形成される。これにより、ランナベーン32の羽根21とランナベーン32のステム33とで形成されるコーナー部26の流路断面積が拡大される。
従って、本実施の形態によれば、前記第1の実施の形態の効果(1)と同様な効果を奏するほか、次の効果(2)を奏する。
(2)ランナベーン32におけるステム33のステム側流水面34が、ランナボス側流水面19との境界の円Cを含む平面に形成されたので、ランナベーン32における羽根21とステム33とのコーナー部26における流路断面積の拡大を簡便な方法で実現できる。
[C]第3の実施の形態(図5、図6)
図5は、本発明に係る水車ランナの第3の実施の形態の一部を、ランナベーン回転軸を含む面に沿い模式的に示す構成図である。この第3の実施の形態において、前記第1の実施の形態と同様な部分については、同一の符号を付すことにより説明を簡略化し、または省略する。
本実施の形態のカプラン水車40の水車ランナ41が前記第1の実施の形態と異なる点は、ランナベーン42におけるステム43のステム側流水面44上に設定された、前記第1の実施の形態における任意の点Pが、ランナベーン42の負圧面側にのみ設定されたことである。
通常、水車の流路内では、圧力が低下し飽和蒸気圧以下に達した箇所で、しばしばキャビテーションと呼ばれる現象が発生する。このキャビテーションは振動や騒音、水車効率の低下、壊食など様々な問題を引き起こし、振動が原因となって水車の運転範囲を制限したり、壊食によってランナベーンの損傷が進み、更新の間隔を短縮するなど深刻な事態の原因ともなっている。
ここで、図6に示すように、一般的なカプラン水車100では、ランナボス102に対するランナベーン103の取付角度が調整可能なランナベーン可動式の水車ランナ101の回転場において、ランナボス102からランナベーン103の負圧面へ流体が流れたとき、このランナベーン103の負圧面側で局所的に圧力が低下してキャビテーションが発生することがある。
特に、ランナベーン103の負圧面側において、このランナベーン103の羽根104とランナボス102との間で形成されるコーナー部106、及びランナベーン103の羽根104とステム105との間で形成され、前記コーナー部106に連続するコーナー部107、なかでもコーナー部107の周辺部分にキャビテーションが発生し易い。これは、水車ランナ101の上流側の流れが、ランナボス102の曲面に沿って流れることによる増速作用と、ランナベーン103の羽根104に沿う流れがコーナー部106、107に流入することによる増速作用と、ランナベーン103の羽根104の負圧面側の低圧力による増速作用とが相乗して、局所的に著しい圧力低下が生ずるためと推察される。
図5に示す本実施の形態のカプラン水車40の水車ランナ41では、ランナベーン42の負圧面側のみにおいて、ステム43のステム側流水面44上に設定された任意の点Pと、ランナボス18におけるランナボス側流水面19の球面の中心Oとを結ぶ線分OPが、ランナボス側流水面19の球面の半径Roとの間で
[数3]
Ro>OP
を満たしている。つまり、ステム側流水面44におけるランナベーン42の負圧面側のみがランナボス側流水面19よりも、このランナボス側流水面19の中心O側に設定されて構成されている。
従って、本実施の形態によれば、次の効果(3)及び(4)を奏する。
(3)ランナベーン42の負圧面側において、ステム側流水面44がランナボス側流水面19よりも、このランナボス側流水面19の中心O側に設定されたので、ランナベーン42の負圧面側において、ランナベーン42の羽根21とステム43とで形成されるコーナー部26の流路断面積を拡大できる。このため前記コーナー部26における局所的な流れの増速を抑制でき、この流速の増加に伴い発生する摩擦損失を低減でき、この結果カプラン水車40の水力効率を向上させることができる。
(4)ランナベーン42の負圧面側において、このランナベーン42の羽根21とステム43とで形成されるコーナー部26の流路断面積が拡大されて、このコーナー部26における局所的な流れの増速を抑制できるので、この流速の増加に伴う圧力低下を低減できる。これにより、ランナベーン42の負圧面側におけるキャビテーションの発生を抑制できる。
[D]第4の実施の形態(図7)
図7は、本発明に係る水車ランナの第4の実施の形態の一部を、ランナベーン回転軸を含む面に沿い模式的に示す構成図である。この第4の実施の形態において、前記第1の実施の形態と同様な部分については、同一の符号を付すことにより説明を簡略化し、または省略する。
本実施の形態のカプラン水車50の水車ランナ51が前記第1の実施の形態と異なる点は、ランナベーン52の負圧面側のみにおいて、ステム53のステム側流水面54上の任意の点Pが、前記第3の実施の形態と同様に、Ro>OPを満たすと共に、ランナベーン52の圧力面側のフィレット55と、負圧面側のフィレット56とが所定の形状に設定された点である。
つまり、ランナベーン52の負圧面側のみにおいて、ステム側流水面54上に設定された任意の点Pとランナボス側流水面19の球面の中心Oとを結ぶ線分OPが、ランナボス側流水面19の球面の半径Roとの間で
[数4]
Ro>OP
を満たしている。即ち、ステム側流水面54におけるランナベーン52の負圧面側のみがランナボス側流水面19よりも、このランナボス側流水面19の中心O側に設定されて構成されている。
更に、ランナベーン52の圧力面側において、羽根21とステム側流水面54との間のコーナー部26に形成されたフィレット55の半径Rpと、ランナベーン52の負圧面側において、羽根21とステム側流水面54との間のコーナー部26に形成されたフィレット56の半径Rsとが、
[数5]
Rp>Rs
を満たして構成される。
このときのフィレット56の半径Rsは、ランナベーン52の負圧面側において、羽根21とステム流水面54との間に応力集中が起きず、且つステム53が強度上支障のない最小限の厚みとなるように設定される。そして、ランナベーン52の圧力面側のフィレット55の半径Rpを、ランナベーン52の負圧面側のフィレット56の半径Rsよりも大きく設定することで、ステム53において、ランナベーン52の負圧面側の厚さが薄くなった分を、ランナベーン52の圧力面側の厚さを確保することで補うことが可能となる。
従って、本実施の形態によれば、前記第3の実施の形態の効果(3)及び(4)と同様な効果を奏するほか、次の効果(5)を奏する。
(5)ランナベーン52の圧力面側のフィレット55の半径Rpが、ランナベーン52の負圧面側のフィレット56の半径Rsよりも大きく設定されたことから(Rp>Rs)、ステム53におけるランナベーン52の圧力面側の厚さを十分に保持できるので、ステム53の強度を十分に確保できる。
本発明に係る水車ランナの第1の実施の形態が適用されたカプラン水車の一部を、子午面に沿い模式的に示す構成図。 図1の水車ランナの一部を、ランナベーン回転軸を含む面に沿い模式的に示す構成図。 図2の水車ランナをランナベーン回転軸方向から目視したIII矢視図。 本発明に係る水車ランナの第2の実施の形態の一部を、ランナベーン回転軸を含む面に沿い模式的に示す構成図。 本発明に係る水車ランナの第3の実施の形態の一部を、ランナベーン回転軸を含む面に沿い模式的に示す構成図。 ランナベーンの負圧面において、ランナベーンの羽根とステム、ランナボスとで形成されるコーナー部に発生するキャビテーションを説明する説明図。 本発明に係る水車ランナの第4の実施の形態の一部を、ランナベーン回転軸を含む面に沿い模式的に示す構成図。 従来のカプラン水車の水車ランナの一部を、ランナベーン回転軸を含む面に沿い模式的に示す構成図。 図8の水車ランナにおいて、ランナボスに沿う流れを説明する説明図。 図8の水車ランナにおいて、ランナベーンのステム周辺部の流れを説明する説明図。
符号の説明
10 カプラン水車
12 水車ランナ
17 ランナ回転軸
18 ランナボス
19 ランナボス側流水面
20 ランナベーン
21 羽根
22 ステム
24 ステム側流水面
30 カプラン水車
31 水車ランナ
32 ランナベーン
33 ステム
34 ステム側流水面
40 カプラン水車
41 水車ランナ
42 ランナベーン
43 ステム
44 ステム側流水面
50 カプラン水車
51 水車ランナ
52 ランナベーン
53 ステム
54 ステム側流水面
55、56 フィレット
C 円
O 中心
P 点
OP 線分
Ro、Rp、Rs 半径

Claims (2)

  1. ランナ回転軸回りに回転自在に設けられ、中心O、半径Roの球面の一部で形成されたランナボス側流水面を備えるランナボスと、
    このランナボスの周方向に放射状に複数枚配設され、取付角度が調整可能に設けられたランナベーンと、を有する水車ランナであって、
    上記ランナベーンは、羽根と、この羽根を前記ランナボスに支持するステムとを備えてなり、
    前記ステムには、前記ランナボス側流水面に連続するステム側流水面が形成され、このステム側流水面上の任意の点をPとしたとき、前記中心Oと前記点Pとを結ぶ線分OPの長さと前記半径Roとの間に、
    [数1]
    Ro>OP
    を満たす前記点Pが前記ランナベーンの負圧面側に設定され、
    前記ランナベーンの圧力面側において前記羽根と前記ステム側流水面との間に形成されたフィレットの半径Rpと、前記ランナベーンの負圧面側において前記羽根と前記ステム側流水面との間に形成されたフィレットの半径Rsとが、
    [数2]
    Rp>Rs
    を満たすことを特徴とする水車ランナ。
  2. 請求項1に記載の水車ランナを備えることを特徴とする水車。
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