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JP5207213B2 - オートフォーカス装置 - Google Patents

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JP5207213B2
JP5207213B2 JP2008235949A JP2008235949A JP5207213B2 JP 5207213 B2 JP5207213 B2 JP 5207213B2 JP 2008235949 A JP2008235949 A JP 2008235949A JP 2008235949 A JP2008235949 A JP 2008235949A JP 5207213 B2 JP5207213 B2 JP 5207213B2
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Description

本発明は、観察対象物と対物レンズ間の相対距離を調整することにより対物レンズの焦点が観察対象物に合う合焦状態を得るオートフォーカス装置に関する。
一般に顕微鏡用のオートフォーカスにはパッシブ方式とアクティブ方式が知られている。パッシブ方式は画像のコントラスト値などから焦点の最適位置を求めるものであるが、画像処理を介して制御を行うため、高速化に適していない。より高速に適したオートフォーカスとしてアクティブ方式があるが、これらは観察対象物にレーザ光等を照射して、その戻り光の位置や形などの情報を用いて位置情報を得る。主な方式として特開2005-10665号公報、特開2007-148161号公報に記載されているようなナイフエッジ方式があるが、この方式は対物レンズに照射するレーザ光の半分を遮蔽することにより、対象物の位置に応じて戻り光の位置が変化することで対象物の位置情報を得るものである。また、特開2007-271978号公報、特開2008-46327号公報に開示されているような非点収差方式が知られている。これは戻り光の光路にシリンドリカルレンズを挿入し、対象物の位置に応じて検出器上のビームの形が変化することを計測して、対象物の位置を知るものである。
また、変位計を用いるオートフォーカスとしては、特開平5−323179号公報に開示されているようなものが知られている。この例では、対物レンズと同軸に、もしくは別の位置に変位計を設けてワークの高さ情報を検出し、オートフォーカスを行っている。
特開2005−10665号公報 特開2007−148161号公報 特開2007−271978号公報 特開2008−046327号公報 特開H05−323179号公報
しかしながら、前述のアクティブ方式の対象物の位置検出方式は、いずれも対物レンズを通して情報を取得しているために、光軸方向に極めて限られた範囲の焦点の情報を得ているに過ぎない。従って目標対象物の焦点情報を得るためには、光軸方向に対象物か対物レンズを走査する必要が生じる。また、一度前記の走査を行って目標とする焦点位置を発見して、それに対して追従動作をかけることが行われるが、これらの焦点位置検出方式が検出している領域が極めて小さいために、この範囲にゴミなどの微弱な外乱があるだけで、対象物の位置を安定して検出できなくなるという欠点がある。さらに、薄いガラスのように光軸方向に複数の面を有する対象物にオートフォーカスをかけようとした場合に、走査範囲によっては焦点を合わせたい面とは違う面に焦点を合わせてしまうことがある。さらに、これらの方式では、焦点位置の検出精度が対物レンズに依存するため、低倍の対物レンズを用いた場合には、焦点を精度良く検出することができなかった。
また、変位計を用いたオートフォーカス方式も、ただ単順に対象物の高さを計測するだけでは、薄いガラスの向こうに観察対象があるウェルプレートなどに用いることはできない。
本発明の目的は、高精度かつ高速に合焦状態を得ることができるオートフォーカス装置を提供することにある。
本発明のオートフォーカス装置は、観察対象物と対物レンズ間の相対距離を調整することにより前記対物レンズの焦点が前記観察対象物に合う合焦状態を得るオートフォーカス装置において、前記相対距離を、三角測量変位計を用いた三角測量方式により計測する計測手段と、前記計測手段による計測結果に応じて、前記合焦状態が得られるように前記相対距離を制御する制御手段と、を備え、前記計測手段は前記観察対象物の手前に存在する透明体の裏面の位置を前記計測結果として計測し、前記制御手段は、前記計測手段による前記計測結果に応じて、前記相対距離を制御し、前記三角測量変位計の測定位置と前記対物レンズの焦点とが、前記対物レンズの光軸と直交する方向にオフセットしており、前記透明体はアレイ状に複数のウェルが配列されたウェルプレートであり、前記オフセットのオフセット量が、前記ウェルプレートにおける前記ウェル間の距離の整数倍であることを特徴とする。
このオートフォーカス装置によれば、三角測量変位計を用いた三角測量方式により相対距離を計測し、その計測結果に応じて合焦状態が得られるように相対距離を制御するので、高精度かつ高速に合焦状態を得ることができる。
前記計測手段により計測された前記ウェルについての前記計測結果を記憶する記憶手段と、前記オフセット量だけ前記ウェルプレートを相対的に駆動することで、前記対物レンズを前記記憶手段における記憶対象とされた当該ウェルに対向させる駆動手段と、を備え、前記制御手段は、前記記憶手段に記憶された前記計測結果に応じて前記相対距離を制御することにより、当該ウェルについての合焦状態を得てもよい。
前記ウェルプレートにおける特定のウェルについて前記対物レンズによる前記観察対象物の観察が行われている間に、当該特定のウェルから前記オフセット量だけオフセットしたウェルについて予め前記計測手段による計測を前記観察と並行して実行し、前記記憶手段は当該計測結果を記憶してもよい。
前記オフセット量だけ前記ウェルプレートを相対的に駆動させる駆動時に同期して、前記相対距離の制御を行ってもよい。
前記オフセット量が可変とされていてもよい。
前記オフセット量をゼロとすることが可能であってもよい。
前記三角測量変位計は投光光学系および受光光学系を備え、前記投光光学系の光軸と前記受光光学系の光軸とのなす角度の二等分線と、前記対物レンズの光軸とが平行となってもよい。
前記三角測量変位計の測定範囲内に、前記合焦状態における前記対物レンズの焦点が位置してもよい。
前記三角測量変位計は前記透明体の表面および前記裏面からの信号を検出し、前記計測手段は、検出されたこれらの信号および前記透明体の屈折率を用いて前記透明体の裏面の位置を計測してもよい。
前記観察対象物と前記対物レンズの焦点の相対位置関係を前記計測手段と独立して検出する相対位置検出手段を備えてもよい。
前記相対位置検出手段は、前記対物レンズを通して撮影した画像に基づいて前記相対位置関係を検出してもよい。
前記相対位置検出手段は、前記対物レンズを通して投影したレーザ光を用いて前記相対位置関係を検出してもよい。
前記相対位置検出手段により検出された前記相対位置関係に基づいて、前記計測手段を校正する校正手段を備えてもよい。
前記制御手段は、前記相対位置検出手段により検出された前記相対位置関係または前記計測手段による前記計測結果のいずれかを選択的に用いて、前記合焦状態が得られるように前記相対距離を制御してもよい。
複数の前記対物レンズの中から特定の対物レンズを選択するレンズ選択手段と、前記選択手段による前記対物レンズの交換時に前記対物レンズから前記三角測量変位計を退避させる退避手段と、を備えてもよい。
本発明のオートフォーカス装置によれば、三角測量変位計を用いた三角測量方式により相対距離を計測し、その計測結果に応じて合焦状態が得られるように相対距離を制御するので、高精度かつ高速に合焦状態を得ることができる。
以下、本発明によるオートフォーカス装置の実施形態について説明する。
本発明によるオートフォーカス装置は顕微鏡システムのオートフォーカスに関し、特に多数のウェルを有するウェルプレートの顕微鏡画像を高速に観察するような顕微鏡システムに適する。ただし、本発明の適用範囲は上記のものに限定されず、通常の顕微鏡システムや、工業用の顕微鏡システムにも適用可能である。
以下、図1〜図6を参照して実施例1のオートフォーカス装置について説明する。
図1は、本実施例のオートフォーカス装置の構成を示すブロック図、図2はウェルプレートの構造を示す斜視図である。
図2に示すように、観察対象物を収容するウェルプレート1は、細胞を入れるウェル1aと呼ばれる微小容器がアレイ状に配列されて構成されており、その一つ一つの薬剤などの条件を変えることにより、効率的に実験ができるようになっている。また、このウェルプレート1の底面は透明なガラスプレート1bから構成され、図1に示すように、ウェル1aはガラスプレート1bを介して対物レンズ3によって下面から観察可能とされている。
また、このウェルプレート1は、XYテーブル2によって、対物レンズ3の光軸方向(図1において上下方向)に対して垂直な平面内で移動可能とされている。
対物レンズ3は、Zステージ4によってその光軸方向(図1において上下方向)に微動が可能とされ、ウェルプレート1との相対位置が可変とされている。さらに対物レンズ3は顕微鏡鏡筒5に光学的に接続されており、顕微鏡鏡筒5には高感度カメラ6と観察対象物を照明する光源7が接続されている。
また、対物レンズ3と顕微鏡鏡筒5を接続する光路途中にはダイクロイックミラー8が設置されている。このダイクロイックミラー8は顕微鏡観察に影響を与えない近赤外レーザを反射するように構成されている。さらにこのダイクロイックミラー8は光学的にフォーカスセンサ9に接続されている。
フォーカスセンサ9は、近赤外レーザを発し、かつその戻り光を図示しない光学系によってディテクタに導き、光の位置や形状が対象物との位置関係に応じて変化することを検出して出力する。
また、対物レンズ3近傍には、三角測量変位計10が配置されている。
図3は、三角測量変位計10の形状を示す斜視図である。
図1および図3に示すように、三角測量変位計10はレーザ投光ユニット11と受光ユニット12によって構成されている。また、図1に示すように、投光ユニット11の光軸11aと受光ユニット12の光軸12aの成す角度の二等分線と、対物レンズ3の光軸がほぼ一致するように配置されている。このとき、三角測量変位計10の測定範囲内に、対物レンズ3の焦点がくるように配置されている。
図1に示すように、XYテーブル2、Zステージ4、高感度カメラ6、フォーカスセンサ9および受光ユニット12は、点線で示す制御配線によってコントローラ14と接続されている。また、後述する三角測量変位計10の位置出力と対物レンズ3の位置の対応関係がコントローラ14に格納されており、コントローラ14は、この対応関係を用いて、三角測量変位計10の信号に基づくフォーカシング動作を実行する。
三角測量変位計10およびコントローラ14は、本発明における計測手段を、フォーカスセンサ9およびコントローラ14は、本発明における相対位置検出手段を、コントローラ14は、本発明における制御手段、校正手段および記憶手段を、それぞれ構成する。
次に、本実施例のオートフォーカス装置の動作について説明する。
図4は三角測量変位計10の動作原理を示す図である。
図4に示すように、投光ユニット11のレーザ光源11aからのレーザ光は投光光学系11bを介して対象物20に照射され、対象物20からの光は受光ユニット12の受光光学系12aを介してディテクタ12bに導かれる。対象物20が近くにある場合を実線で、遠くにある場合を点線で示すように、対象物20との距離に応じてディテクタ12bでの結像位置が異なるため、対象物20との距離に応じた信号を出力可能になっている。
従来の対物レンズを通したフォーカスセンサのスポット径はミクロンオーダであり、スポット径はごく小さい。これに対し、三角測量変位計10では投影するレーザ光のスポット径は数10μmから数100μmと大きいため、外乱に強いという特徴がある。
図5は、ウェルプレート1の位置を計測する様子を示す図である。
コントローラ14によってXYテーブル2が駆動され、ウェルプレート1の中の一つのウェル1aが対物レンズ3の光軸下に位置決めされる。この状態で、三角測量変位計10がウェル1aの位置を計測する。
図6は、計測時にディテクタ12bにより得られる位置出力を示す図である。
ウェル1aの底面は薄板ガラスであるガラスプレート1bで構成されているため(図5)、三角測量変位計10のディテクタ12b(図4)により、図6に示すようにガラスプレート1bの表面1c(図5)からの大きい出力とガラスプレート1bの裏面1d(図5)からの小さい出力の二つの位置出力が得られる。このうち、表面1cに基づく位置出力により、表面1cの位置は正確に計測できる。しかし、裏面1dから反射される光線は、ガラスプレート1b内を経由しているので、正確な裏面1dの位置を知るには補正が必要である。
補正では、コントローラ14において、2つの出力から、ガラスを通ることによる屈折率の補正などを行い、ガラスの厚みを算出し、正確にガラスの裏面位置を算出する。具体的には、表面1cおよび裏面1dに基づく2つの信号と、投光ユニット11の光軸11aとガラスプレート1bのなす角度、受光ユニット12の光軸12aとガラスプレート1bのなす角度、およびガラスプレート1bを構成するガラスの屈折率を用いて、ガラスプレート1bの厚みを算出し、表面1cの位置と算出したガラスプレート1bの厚みから正確な裏面11dの位置を算出する。
このように、三角測量変位計10を用いることにより、対物レンズ3の焦点を光軸方向に走査することなく、ガラスプレート1bの裏面1dの位置を得ることできる。また、対物レンズを通す方式と異なり、対物レンズの倍率に依存することなく、常時、精度の良好な計測が可能となる。このデータを用いて、コントローラ14は、対物レンズ3の焦点がウェルプレート底面を構成するガラスプレート1bの裏面1dの数μm先にある細胞の位置にくるように、Zステージ4を駆動する。
この状態で、顕微鏡光筒5は光源7からの光を、対物レンズ3を介して観察対象の細胞に照射し、細胞からの蛍光などの光をダイクロイックミラー8や図示しないフィルタを介して高感度カメラ6に結像させる。コントローラ14はフォーカスの合った画像を保存すると共に、XYテーブル2を駆動して次のウェルへと移動する。この一連の動作を繰り返すことによって、高速にウェルごとのフォーカスの合った画像を取得することができる。
また、長時間使用による熱膨張の影響などで、三角測量変位計10と対物レンズ3の位置関係にずれが生じる場合がある。このような場合には、三角測量変位計10の信号に応じて対物レンズ3を駆動しても、フォーカスが合わなくなってくることが考えられる。この場合にもう一つのフォーカスセンサ9を用いる。フォーカスセンサ9の信号によって焦点をウェルプレート1のガラス表面にフォーカスさせると共に、この時のZステージ4の位置信号をコントローラ14で記憶することにより、再度、三角測量変位計10の信号と対物レンズ3の位置の対応を取ることができるようになり、三角測量変位計10の校正動作が完了する。校正により三角測量変位計10の位置出力と対物レンズ3の位置の対応関係が更新され、コントローラ14に格納される。
このような校正動作は頻繁に行う必要が無く、例えばウェルプレートの計測を何枚か行うごとに校正を行うようにすれば良い。また、高倍率の対物レンズによっては、その対物レンズの鏡筒本体によって、三角測量変位計10の光軸を遮ってしまうものがある。このような場合には、三角測量変位計10に基づくフォーカシングに代えて、フォーカスセンサ9に基づくフォーカシングを行うなど、状況に応じて使いわけることが可能である。
上記実施例では、Zステージ4で対物レンズ3を光軸方向に駆動しているが、対物レンズ3を駆動する代わりにウェルプレート1を動かしても良い。また、顕微鏡は蛍光顕微鏡に限らず、明視野観察、位相差観察でも良い。さらに、顕微鏡は共焦点顕微鏡を用いても良い。
また、フォーカスセンサ9としてレーザ投影式のものを記載したが、これに限らず、例えば顕微鏡画像の輝度値を元にフォーカス信号を抽出するものでも良い。
また、ウェルプレートの位置が大きく変わった場合に対物レンズ3と三角測量変位計10を一体的に対物レンズの光軸方向に動作させる粗動ステージを追加しても良い。
以上のように、本実施例のオートフォーカス装置によれば、対物レンズの近傍に三角測量変位計を設け、常時ウェルプレートの位置を三角測量変位計で計測しながら、フォーカスを合わせるので、対物レンズあるいはウェルプレートを光軸方向に走査することなく、ウェルプレート底面にあるガラスの裏面の位置を計測でき、オートフォーカス動作を高速にできる。また、レーザ光を照射するスポット径が大きいので、従来よりも外乱に強いオートフォーカスを提供できる。さらに対物レンズの倍率に依存することなく、常時高精度でフォーカス位置を調整できる。例えば、低倍の対物レンズであっても、高精度なオートフォーカスを実現できる。
また、三角測量変位計の投光光学系の光軸と受光光学系の光軸の成す角度の二等分線と、対物レンズの光軸とを概ね一致させたので、三角測量変位計による計測位置と対物レンズの観察位置を同位置に構成でき、精度良いオートフォーカスが可能である。また、投光光学系からの光がウェルプレートで正反射して受光光学系に入る構成となるので、検出信号が大きく安定した計測が可能である。
また、三角測量変位計の測定範囲内部に、対物レンズの焦点が位置するように構成したので、三角測量変位計でウェルプレートの位置を計測しながら対物レンズのフォーカスを調整できるので、高速かつ高精度にオートフォーカスが可能である。
また、三角測量変位計によってウェルプレート底面のガラスの表面からの信号、裏面からの信号を検出し、これらの信号とガラスの屈折率とを用いて、透明体の裏面の位置を算出しているため、より正確に裏面の位置を求めることができる。このように、対象物を透明体越しに観察する場合であっても、安定した位置合わせが可能となる。
また、三角測量変位計の他にウェルプレートと対物レンズの焦点の相対位置関係を判別するフォーカスセンサ9を別途、設けたので、対物レンズなどの特性に応じて、三角測量変位計の計測結果またはフォーカスセンサ9の計測結果のいずれかを選択的に使いわけることが可能になる。また、フォーカスセンサ9の信号を用いて、三角測量変位計の信号と対物レンズの焦点位置の校正を行うことが可能になる。
以下、図7を参照して実施例2のオートフォーカス装置について、実施例1との相違点について説明する。本実施例では三角測量変位計10による計測位置が対物レンズの光軸からオフセットした例を示す。図7において、実施例1と同一要素には同一符合を付し、その詳細説明は省略する。また、実施例1と同一構成部分についての説明は省略する。
図7は、顕微鏡鏡筒方向からウェルプレート方向を見た場合の対物レンズ3および三角測量変位計10の平面図である。図7に示すウェルプレート1Aは96穴のもので、ウェルW1〜W96が横方向に12列、縦方向に8行に並んだレイアウトになっており、ウェルW1〜W96間のピッチは9mmである。
一方、図7に示すように、対物レンズ3の光軸中心3aと、三角測量変位計10の計測点10aはLだけオフセットしている。ここで、LはウェルW1〜W96間のピッチ9mmと等しい。また、投光ユニット11および受光ユニット12の光軸11aおよび光軸12aが作る垂直面内において、光軸11aおよび光軸12aの成す角度の二等分線が対物レンズ3の光軸3aと平行な位置関係になるように構成されている。また、三角測量変位計10は移動ステージ13によって、対物レンズ3の光軸3aに対するオフセット量が矢印Pの方向に可変となっている。
観察時には、図7に示すように、XYテーブル2(図1)によってウェルプレート1を順次、矢印Qの方向に移動することにより、図7において左上のウェルW1から観察を開始し、順に隣接する右側のウェルW2,ウェルW3,・・・に観察対象を切り替える。
まず三角測量変位計10の観察位置10aの上に、ウェルW1の底面が位置決めされる。ここで三角測量変位計10はウェルW1の底面にあるガラスの表面および裏面の位置を実施例1と同様に計測し、計測値をコントローラ14に記憶する。
さらにウェルプレート1ピッチLだけ左に移動させると同時に、コントローラ14に記憶された上記計測値に基づいて対物レンズ3をZステージ4で駆動を行ってフォーカスする。
ここで対物レンズ3はウェルW1の細胞にフォーカスされて画像を撮影すると同時に、三角測量変位計10は次のウェルW2の底面の計測を同時に行い、計測値をコントローラ14に記憶する。次に、ウェルプレート1が1ピッチ分駆動されると同時に、対物レンズ3はウェルW2の細胞にフォーカスされる。この状態で画像を撮影すると同時に、三角測量変位計10は次のウェルW3の底面の計測を同時に行い、計測値をコントローラ14に記憶する。このような動作を順次繰り返すことによって、ウェルプレートの1行分のウェルW1〜ウェルW12のフォーカス動作と観察動作を行う。第1行の観察を終えた後は、1行下のウェルに移り、再度左方向のウェルW13からフォーカスと観察を開始する。このようにして、1枚のウェルプレートの観察を行う。
本実施例でLが9mmの例を示したが、これに限らずLを9mmの倍数としてもよい。また、ピッチの細かい384穴のウェルプレートに対応して、Lをウェル間ピッチである4.5mmの倍数としても構わない。さらにピッチの細かい1526穴のウェルプレートに対応してLをウェル間ピッチである2.25mmの倍数としても構わない。
また、対物レンズによっては三角測量変位計10の光軸を遮ることがあるので、ステージ13を駆動して最適なLになるように三角測量変位計10を移動させればよい。また、ステージ13を駆動して実施例1のように対物レンズ3の光軸上に三角測量変位計10の測定点を移動させても構わない。
また、本実施例でも実施例1のフォーカスセンサ9と同様の、あるいはそれに代わるフォーカスセンサを用いて、三角測量変位計10の校正動作を行うことが好ましい。この動作を行う場合、実施例1の動作の他にオフセットしていることを考慮して、対応する位置データを用いて校正を行うことによって精度よく校正が実現できる。すなわち、同一位置での計測値を比較して構成できるように、例えば、三角測量変位計10による計測後に、オフセット量Lだけ計測対象物の移動等を行い、フォーカスセンサによる計測を行えばよい。
以上のように、実施例2のオートフォーカス装置によれば、変位計の測定位置と、対物レンズの焦点がオフセットするように構成し、オフセット量をウェル間距離の整数倍にしている。そして、変位計が観察を行うウェルの位置情報を先行して計測して、ウェルの移動と同時に、その計測信号を用いて対物レンズを移動させるので、非常に高速にオートフォーカスが可能になる。
また、投光光学系の光軸と受光光学系の光軸の成す角度の二等分線と対物レンズの光軸を概ね平行にしたので、投光光学系からの光がウェルでほぼ全反射して受光光学系へ入るので、信号強度が大きくなり安定して計測ができる。
また、変位計の測定位置と、上記対物レンズの焦点がオフセットする量を可変に構成したので対物レンズやウェルプレートの状況に応じて最適な構成とすることができる。
その他、実施例2のオートフォーカス装置は、実施例1と同様の利点を有する。
以下、図8を参照して実施例3のオートフォーカス装置について説明する。本実施例は、実施例2のオートフォーカス装置において、対物レンズを複数有する例を示す。図8において、実施例2と同一要素には同一符合を付し、その詳細説明は省略する。また、実施例2と同一構成部分についての説明は省略する。
図8はウェルプレート側から見た対物レンズ付近の構成である。
図8に示すように、4本の対物レンズ31、32、33、34が搭載された十文字型のレボルバ30が、回転軸35に対して回転自在に取り付けられている。ここで対物レンズを交換する際には、移動ステージ13によって変位センサをS方向に退避させてから、レボルバ30を図示しない回転アクチュエータによってR方向に回転させる。これによって複数の対物レンズを使用できるという効果がある。
ここで回転軸35と観察中の対物レンズの光軸は平行でも良いが、好ましくは回転軸35は光軸に対して10度程度の角度を成して、観察中の対物レンズ31以外の対物レンズはウェルプレートから距離が離れるような一般的な顕微鏡のレボルバ構成をとることが望ましい。
以下、図9を参照して実施例4のオートフォーカス装置について説明する。本実施例は、実施例3のオートフォーカス装置に対し、対物レンズの交換方法が直線移動となっている。対物レンズを複数有する例を示す。図8において、実施例2と同一要素には同一符合を付し、その詳細説明は省略する。また、実施例2と同一構成部分についての説明は省略する。
図9はウェルプレート側からみた図である。対物レンズ35、36、37は対物レンズ台38上に直線状に配置されており、移動ステージ39によってT方向に移動可能になっている。対物レンズを交換する際には、移動ステージ13により、変位計10をU方向へと退避させる。図9は、対物レンズ36が使用されている状態を示している。
対物レンズの配列方法は、図9のように直線状の配列に限らず、図10のように対物レンズ35、36、37を円弧状の対物台40に配置し、円弧方向(V方向)に移動することによって交換しても構わない。図10は、対物レンズ36が使用されている状態を示している。
以上説明したように、本発明のオートフォーカス装置によれば、三角測量変位計を用いた三角測量方式により相対距離を計測し、その計測結果に応じて合焦状態が得られるように相対距離を制御するので、高精度かつ高速に合焦状態を得ることができる。
本発明の適用範囲は上記実施形態に限定されることはない。本発明は、観察対象物と対物レンズ間の相対距離を調整することにより対物レンズの焦点が観察対象物に合う合焦状態を得るオートフォーカス装置に対し、広く適用することができる。
実施例1のオートフォーカス装置の構成を示すブロック図。 ウェルプレートの構造を示す斜視図。 三角測量変位計の形状を示す斜視図。 三角測量変位計の動作原理を示す図。 ウェルプレートの位置を計測する様子を示す図。 計測時にディテクタにより得られる位置出力を示す図。 実施例2のオートフォーカス装置を示す平面図。 実施例3のオートフォーカス装置を示す図。 実施例4のオートフォーカス装置を示す図。 対物レンズ円弧方向に移動させる例を示す図。
符号の説明
9 フォーカスセンサ(相対位置検出手段)
10 三角測量変位計(計測手段)
14 コントローラ(計測手段、相対位置検出手段、校正手段)

Claims (15)

  1. 観察対象物と対物レンズ間の相対距離を調整することにより前記対物レンズの焦点が前記観察対象物に合う合焦状態を得るオートフォーカス装置において、
    前記相対距離を、三角測量変位計を用いた三角測量方式により計測する計測手段と、
    前記計測手段による計測結果に応じて、前記合焦状態が得られるように前記相対距離を制御する制御手段と、
    を備え
    前記計測手段は前記観察対象物の手前に存在する透明体の裏面の位置を前記計測結果として計測し、
    前記制御手段は、前記計測手段による前記計測結果に応じて、前記相対距離を制御し、
    前記三角測量変位計の測定位置と前記対物レンズの焦点とが、前記対物レンズの光軸と直交する方向にオフセットしており、
    前記透明体はアレイ状に複数のウェルが配列されたウェルプレートであり、前記オフセットのオフセット量が、前記ウェルプレートにおける前記ウェル間の距離の整数倍であることを特徴とするオートフォーカス装置。
  2. 前記計測手段により計測された前記ウェルについての前記計測結果を記憶する記憶手段と、
    前記オフセット量だけ前記ウェルプレートを相対的に駆動することで、前記対物レンズを前記記憶手段における記憶対象とされた当該ウェルに対向させる駆動手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、前記記憶手段に記憶された前記計測結果に応じて前記相対距離を制御することにより、当該ウェルについての合焦状態を得ることを特徴とする請求項1に記載のオートフォーカス装置。
  3. 前記ウェルプレートにおける特定のウェルについて前記対物レンズによる前記観察対象物の観察が行われている間に、当該特定のウェルから前記オフセット量だけオフセットしたウェルについて予め前記計測手段による計測を前記観察と並行して実行し、
    前記記憶手段は当該計測結果を記憶することを特徴とする請求項2に記載のオートフォーカス装置。
  4. 前記オフセット量だけ前記ウェルプレートを相対的に駆動させる駆動時に同期して、前記相対距離の制御を行うことを特徴とする請求項3に記載のオートフォーカス装置。
  5. 前記オフセット量が可変とされていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のオートフォーカス装置。
  6. 前記オフセット量をゼロとすることが可能であることを特徴とする請求項5に記載のオートフォーカス装置。
  7. 前記三角測量変位計は投光光学系および受光光学系を備え、
    前記投光光学系の光軸と前記受光光学系の光軸とのなす角度の二等分線と、前記対物レンズの光軸とが平行となることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のオートフォーカス装置。
  8. 前記三角測量変位計の測定範囲内に、前記合焦状態における前記対物レンズの焦点が位置することを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載のオートフォーカス装置。
  9. 前記三角測量変位計は前記透明体の表面および前記裏面からの信号を検出し、前記計測手段は、検出されたこれらの信号および前記透明体の屈折率を用いて前記透明体の裏面の位置を計測することを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載のオートフォーカス装置。
  10. 前記観察対象物と前記対物レンズの焦点の相対位置関係を前記計測手段と独立して検出する相対位置検出手段を備えることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載のオートフォーカス装置。
  11. 前記相対位置検出手段は、前記対物レンズを通して撮影した画像に基づいて前記相対位置関係を検出することを特徴とする請求項10に記載のオートフォーカス装置。
  12. 前記相対位置検出手段は、前記対物レンズを通して投影したレーザ光を用いて前記相対位置関係を検出することを特徴とする請求項11に記載のオートフォーカス装置。
  13. 前記相対位置検出手段により検出された前記相対位置関係に基づいて、前記計測手段を校正する校正手段を備えることを特徴とする請求項10〜12のいずれか1項に記載のオートフォーカス装置。
  14. 前記制御手段は、前記相対位置検出手段により検出された前記相対位置関係または前記計測手段による前記計測結果のいずれかを選択的に用いて、前記合焦状態が得られるように前記相対距離を制御することを特徴とする請求項10〜13のいずれか1項に記載のオートフォーカス装置。
  15. 複数の前記対物レンズの中から特定の対物レンズを選択するレンズ選択手段と、
    前記選択手段による前記対物レンズの交換時に前記対物レンズから前記三角測量変位計を退避させる退避手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1〜14のいずれか1項に記載のオートフォーカス装置。
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