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JP5206206B2 - 燃料電池システム - Google Patents

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JP5206206B2 JP2008200146A JP2008200146A JP5206206B2 JP 5206206 B2 JP5206206 B2 JP 5206206B2 JP 2008200146 A JP2008200146 A JP 2008200146A JP 2008200146 A JP2008200146 A JP 2008200146A JP 5206206 B2 JP5206206 B2 JP 5206206B2
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Description

本発明は、燃料電池システムに係り、詳しくは燃料電池の燃料極に供給される燃料ガスあるいは酸化剤極に供給される酸化ガスの加湿を行うための加湿構造に関するものである。
近年、環境に優しい電気自動車として、固体高分子型の燃料電池システムを搭載したものが開発されつつある。上記の燃料電池システムに用いられる燃料電池は、多数の発電セルを積層して構成されている。各発電セルは、水素イオン伝導性の固体高分子電解質膜の両面に対し、白金触媒を担持したアノード側及びカソード側のカーボン電極を積層するとともに、両カーボン電極の表面に反応ガスをそれぞれ供給するためのラスカットメタルよりなるガス通路形成部材をそれぞれ積層し、両ガス通路形成部材の表面に平板状のセパレータをそれぞれ積層して構成されている。
前記アノード電極に燃料ガスとして水素ガスが供給され、カソード電極に酸化ガスとして空気(酸素ガス)が供給される。そして、アノード電極側では、水素ガスがイオン化されて固体高分子電解質膜を透過して、カソード電極に移動し、該カソード電極側では水素イオンが酸素と反応して水が生成され、この生成水の一部はカソード電極側から前記固体高分子電解質膜を透過してアノード電極側に浸透水として流入する。アノード電極の電子は外部負荷を通ってカソード電極に移動される。これらの一連の電気化学反応によって電気エネルギーが取り出される。
燃料電池においては、前記固体高分子電解質膜が乾燥すると、水素イオンの透過率が低下し、エネルギー変換効率、つまり発電効率が低下する。このため、固体高分子電解質膜に水分を供給する必要があり、燃料ガス及び酸化ガスなどの供給ガスを加湿して、電解質膜へ水分を供給し、発電効率を維持させるためのユニット化された加湿装置が設けられている。
上記の燃料電池用加湿装置として特許文献1に開示されたものが提案されている。この加湿装置を図7及び図8に基づいて説明する。燃料電池60の酸化剤極側の入口には、スーパーチャージャー61によって加圧された外気が酸化ガスとして酸化ガス配管62を通して供給されるようになっている。外気(酸素)は燃料電池60内で酸化剤として用いられた後、生成水とともに酸化オフガスとして酸化剤極側の出口から酸化オフガス配管63を通して排気されるようになっている。前記酸化ガス配管62及び酸化オフガス配管63の途中には、酸化ガスを加湿するためのユニット化された加湿装置64が接続されている。
上記加湿装置64は、図8に示すように、ハウジング65の内部に加湿器66が収容されている。この加湿器66は横円筒状をなすケーシング67と、該ケーシング67の内部に平行に収容された多数本(一本のみ太く描いて図示)の中空糸68とにより構成されている。前記各中空糸68の両端開口には、前記酸化オフガス配管63が接続されている。前記ケーシング67には二箇所に開口部69a,69bが形成されている。前記ハウジング65には前記一方の開口部69aに対応して空洞部70が区画形成され、他方の開口部69bに対応して空洞部71が区画形成されている。前記空洞部70,71には、前記酸化ガス配管62が接続されている。前記ケーシング67の内周面と前記各中空糸68の外周面との間には、前記空洞部70,71に前記開口部69a,69bを通して連通された酸化ガスの通路72が形成されている。
さらに、前記ハウジング65の中央部には、前記加湿器66のケーシング67を加熱するための加熱室73が形成されている。該加熱室73には、燃料電池60の内部を冷却するための冷却液循環配管74が接続されている。前記燃料電池60からハウジング65に至る酸化オフガス配管63の外周付近には、加熱室75を形成するケーシング76が配設されている。燃料電池60に接続された冷却液循環配管74は前記加熱室75にも接続されている。そして、燃料電池60の冷却により例えば120℃に加熱された冷却液をまず前記加熱室75に導いて、酸化オフガス配管63内を流れる酸化オフガス及び生成水を加熱する。その後、冷却液循環配管74から加熱室73に冷却液が供給され、加熱された冷却液により加湿器66のケーシング67の内部の通路72が加熱され、該通路72内の加熱された酸化ガスにより中空糸68が加熱される。そして、中空糸68の内部を流れる生成水がさらに加熱されて、該生成水が水蒸気となる。この水蒸気が中空糸68を浸透して通路72に移動され、該通路72内の酸化ガスが水蒸気によって加湿され、加湿された酸化ガスが酸化ガス配管62によって燃料電池60に供給される。
特開2001−216981号公報
ところが、上記従来の加湿装置64は、発電中に燃料電池60の冷却により加熱された冷却液を利用して、前記中空糸68内の生成水を加熱して水蒸気にすることができるので、加熱専用の機器を用いる必要がないという利点がある反面、次のような問題があった。即ち、ハウジング65の内部に加湿器66を収容し、ハウジング65に空洞部70,71及び加熱室73を形成し、加湿器66のケーシング67に開口部69a,69bを設け、ケーシング67の内部に酸化ガス通路72を形成し、さらに、加熱室75を形成するためのケーシング76を設けている。このため、加湿装置全体の構造が非常に複雑となって、部品点数が多くなり、製造及び組付作業が面倒で、設備コストの低減を図ることができないという問題があった。
従来の加湿装置においては、ケーシング67の外周側に加熱室73を設けるとともに、ケーシング67の内周面と中空糸68の外周面との間に通路72を設けているので、加熱室73内の加熱された冷却水によって中空糸68の内部の水を間接的に加熱することになる。従って、前記加熱室75が無ければ、中空糸68内の生成水を加熱して水蒸気にする効率が低下し、適正な加湿を行うことができない虞がある。
本発明は、上記従来の技術に存する問題点を解消して、燃料電池の燃料極又は酸化剤極に供給される供給ガスの加湿のための設備コストを低減することができるとともに、供給ガスの加湿を適正に行うことができる燃料電池システムを提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、燃料極と酸化剤極とを備えた燃料電池の前記燃料極の入口に燃料ガスを供給する燃料ガス配管を接続し、燃料極の出口に燃料オフガス配管を接続し、前記酸化剤極の入口に酸化ガスを供給する酸化ガス配管を接続し、酸化剤極の出口に酸化オフガス配管を接続し、前記燃料電池内の冷却用ジャケットの入口と出口に冷却液を循環させる冷却液循環配管を接続し、該冷却液循環配管に燃料電池内で加熱された冷却液を冷却する熱交換器を設けた燃料電池システムにおいて、前記酸化ガス配管及び前記酸化オフガス配管のそれぞれの管壁に対向する開口を形成するとともに、両開口により連通孔を形成し、該連通孔に水蒸気透過膜を配設し、前記冷却用ジャケットの出口から前記熱交換器に至る間の冷却液アウト配管の外周面と前記酸化オフガス配管の外周面とを面接触させて、前記冷却液アウト配管内の加熱された冷却液の熱を利用して、前記酸化オフガス配管内の水を加熱して水蒸気を生成する加熱部を形成し、前記燃料ガス配管及び前記燃料オフガス配管のそれぞれの管壁に対向する開口を形成するとともに、両開口により連通孔を形成し、該連通孔に水蒸気透過膜を配設し、前記冷却用ジャケットの出口から前記熱交換器に至る間の冷却液アウト配管の外周面と前記燃料オフガス配管の外周面とを面接触させて、前記冷却液アウト配管内の加熱された冷却液の熱を利用して、前記燃料オフガス配管内の水を加熱して水蒸気を生成する加熱部を形成したことを要旨とする。
請求項に記載の発明は、請求項1において、前記水蒸気透過膜と対応する前記酸化ガス配管の管壁と、前記熱交換器から前記冷却用ジャケットの入口に至る間の冷却液イン配管の管壁とを面接触させて前記酸化ガス配管内の酸化ガスを冷却する冷却部を形成したことを要旨とする。
請求項に記載の発明は、請求項において、前記冷却液イン配管には、前記冷却部を迂回するように冷却液バイパス配管が並列に接続され、該冷却液バイパス配管の上流端と冷却液イン配管との接続部には、冷却液の流路の切換弁が設けられ、前記酸化ガス配管にはその内部の温度を測定するための温度センサが設けられ、該温度センサの測定値が基準値以上になった場合に、制御コントローラから前記切換弁に切換信号が出力されて、冷却液の流路がバイパス配管から冷却部の冷却液イン配管に切り換えられるように構成されていることを要旨とする。
請求項に記載の発明は、請求項において、前記水蒸気透過膜と対応する前記燃料ガス配管の管壁と、前記熱交換器から前記冷却用ジャケットの入口に至る間の冷却液イン配管の管壁とを面接触させて前記燃料ガス配管内の燃料ガスを冷却する冷却部を形成したことを要旨とする。
請求項に記載の発明は、請求項において、前記冷却液イン配管には、前記冷却部を迂回するように冷却液バイパス配管が並列に接続され、該冷却液バイパス配管の上流端と冷却液イン配管との接続部には、冷却液の流路の切換弁が設けられ、前記燃料ガス配管にはその内部の温度を測定するための温度センサが設けられ、該温度センサの測定値が基準値以上になった場合に、制御コントローラから前記切換弁に切換信号が出力されて、冷却液の流路がバイパス配管から冷却部の冷却液イン配管に切り換えられるように構成されていることを要旨とする。
請求項に記載の発明は、請求項1において、配管の面接触部の断面形状は、蛇行状に形成されていることを要旨とする。
請求項に記載の発明は、請求項1〜のいずれか一項において、配管の面接触部には、熱伝導を促進するための薄肉部が設けられていることを要旨とする。
請求項に記載の発明は、燃料極と酸化剤極とを備えた燃料電池の前記燃料極の入口に燃料ガスを供給する燃料ガス配管を接続し、燃料極の出口に燃料オフガス配管を接続し、前記酸化剤極の入口に酸化ガスを供給する酸化ガス配管を接続し、酸化剤極の出口に酸化オフガス配管を接続し、前記燃料電池内の冷却用ジャケットの入口と出口に冷却液を循環させる冷却液循環配管を接続し、該冷却液循環配管に燃料電池内で加熱された冷却液を冷却する熱交換器を設けた燃料電池システムにおいて、前記燃料ガス配管及び前記燃料オフガス配管のそれぞれ管壁に対向する開口を形成するとともに、両開口により連通孔を形成し、該連通孔に水蒸気透過膜を配設し、前記冷却用ジャケットの出口から前記熱交換器に至る間の冷却液アウト配管の外周面と、前記燃料オフガス配管の外周面とを面接触させて、冷却液アウト配管内の加熱された冷却液の熱によって前記燃料オフガス配管内の水を加熱して水蒸気を生成する加熱部を形成したことを要旨とする。
(作用)
請求項1記載の発明は、冷却液アウト配管内の加熱された冷却液の熱が冷却液アウト配管と酸化オフガス配管との加熱部(面接触部)を通して、該酸化オフガス配管内の水に効率よく伝達されて、水蒸気が生成される。この水蒸気が水蒸気透過膜を透過して、酸化ガス配管に流入し、酸化ガスの加湿が適正に行われる。
請求項1記載の発明は、酸化ガス配管及び酸化オフガス配管に開口部を設け、両開口部により連通孔を形成し、この連通孔に水蒸気透過膜を配設するという構成のため、加湿構造を簡素化することができる。さらに、加熱部の構造として、酸化オフガス配管の外周面に冷却液アウト配管の外周面を面接触させているので、専用の加熱手段を省略することができるとともに、加熱部の構造を簡素化することができる。
本発明によれば、燃料電池の燃料極又は酸化剤極に供給される供給ガスの加湿のための設備コストを低減することができるとともに、供給ガスの加湿を適正に行うことができる。
以下、本発明を具体化した燃料電池システムの一実施形態を図1〜図3にしたがって説明する。
図1に示す燃料電池11の内部には燃料極12、酸化剤極13及び両極12,13間に介在された固体電解質膜14などにより構成された多数枚の発電セルが積層されている。この発電セルは図1において、一つのみ簡略化して表されている。前記燃料極12の入口12aには、水素ガスを燃料として供給するための水素ガス供給系15が接続されている。前記酸化剤極13の入口13aには、酸化ガスとして酸素ガスを含む空気を供給するための空気供給系23が接続されている。そして、燃料電池11内の各発電セルに供給された水素ガスと酸素ガスとが化学的に反応して発電が行われるようになっている。
前記水素ガス供給系15は、高圧の水素ガスを供給するための水素ガスボンベ16から燃料ガス配管17及び従来周知の加湿器18を通して前記燃料極12に加湿された水素ガスを供給するようになっている。前記燃料極12の出口12bには、電池反応に用いられなかった水素ガス及び窒素ガスなどの燃料オフガスを外部に排出するための燃料オフガス配管19が接続されている。該燃料オフガス配管19には、燃料オフガスに含まれる水素ガスを分離する水素分離器20が接続されている。該水素分離器20により分離された水素ガスは、水素ガス循環配管21及び該配管21に接続されたポンプ22によって、前記加湿器18の上流側の燃料ガス配管17に還元されるようになっている。
前記空気供給系23は、空気を圧縮して供給するポンプ24と、該ポンプ24によって供給された空気を前記酸化剤極13の入口13aに供給するための酸化ガス配管25とによ構成されている。前記酸化剤極13の出口13bには電池反応に用いられなかった酸化ガスを酸化オフガスとして外部に排出するための酸化オフガス配管26が接続されている。前記水素分離器20の下流側の燃料オフガス配管19には、水素希釈装置27が接続され、該水素希釈装置27には前記酸化オフガス配管26が接続されている。そして、前記水素分離器20によって分離されなかった水素ガスを水素希釈装置27の内部に導き、この水素ガスを酸化オフガス配管26から水素希釈装置27内に供給された酸化オフガスによって希釈して、燃料オフガス配管19から大気へ排出するようになっている。
次に、前記燃料電池11の運転時に燃料電池11の発電セルを冷却して、発電を適正に行うようにした冷却回路について説明する。
前記燃料電池11の内部には、積層された発電セルを覆うように冷却用ジャケット31が形成されている。この冷却用ジャケット31の入口31aと出口31bには、冷却液を循環させる冷却液循環配管32が接続されている。前記冷却液循環配管32にはポンプ33が接続されている。この実施形態では、前記冷却液として水にエチレングリコールを含有させたLLC(ロングライフクーラント)が用いられている。前記ポンプ33の上流側の冷却液循環配管32には、前記燃料電池11の冷却によって例えば100〜120℃に加熱された冷却液を例えば20〜30℃に冷却するための熱交換器34が接続されている。この熱交換器34は冷却液循環配管32に接続されたラジエータ35と、このラジエータ35に空気を吹き付けて冷却液を冷却するための送風ファン36とによって構成されている。
この実施形態では前記熱交換器34から冷却用ジャケット31の入口31aに至る冷却液循環配管32を冷却液イン配管32aといい、冷却用ジャケット31の出口31bから前記熱交換器34に至る冷却液循環配管32を冷却液アウト配管32bという。
次に、この実施形態の要部の構成について説明する。
前記酸化ガス配管25は大半が円筒状のパイプによって形成され、その前記酸化剤極13の入口13a寄りの中間部には図2及び図3に示すように扁平4角筒状の角パイプ37が直列に接続されている。前記角パイプ37の両端開口部は蓋板38によってそれぞれ閉塞され、両蓋板38には前記酸化ガス配管25を接続するためのボス部39が形成されている。
前記酸化剤極13の出口13bから前記水素希釈装置27に至る酸化オフガス配管26の大半も円筒状のパイプによって形成され、その中間部には図2及び図3に示すように扁平4角筒状の角パイプ40が直列に接続されている。前記角パイプ40の両端開口部は蓋板38によってそれぞれ閉塞され、両蓋板38には前記酸化ガス配管25を接続するためのボス部39が形成されている。前記角パイプ37の底板37aの下面には前記角パイプ40の上板40aの上面が面接触されている。前記角パイプ37の底板37aには、平面視四角形状の開口37bが形成され、前記角パイプ40の上板40aにも前記開口37bと同形の開口40bが形成され、両開口37b,40bによって、角パイプ37の内部と角パイプ40の内部を連通する連通路41が形成されている。この連通路41には水蒸気透過膜42が配設されている。この水蒸気透過膜42の外周縁は前記角パイプ37の底板37aと角パイプ40の上板40aとの間に挟着されている。
前記冷却用ジャケット31の出口31bから前記ラジエータ35に至る冷却液アウト配管32bの大半も円筒状のパイプによって形成され、その中間部には図2及び図3に示すように扁平4角筒状の角パイプ43が直列に接続されている。前記角パイプ43の両端開口部は蓋板38によってそれぞれ閉塞され、両蓋板38には前記冷却液アウト配管32bを接続するためのボス部39が形成されている。前記角パイプ40の底板40cの下面には前記角パイプ43の上板43aの上面が面接触されている。
この実施形態においては、前記角パイプ40と角パイプ43との面接触部によって、加熱部44が形成されている。該加熱部44は、前記角パイプ40の内部を流れる酸化オフガス及び生成水を、燃料電池11の冷却によって加熱された角パイプ43内を流れる高温(例えば120℃)の冷却液によって加熱して水蒸気を生成する機能を有している。生成された水蒸気は、前記水蒸気透過膜42を透過して角パイプ37内の酸化ガスに混入され、酸化ガスの加湿に用いられる。
前記ポンプ33から前記冷却用ジャケット31の入口31aに到る冷却液イン配管32aも大半は円筒状のパイプによって形成され、その中間部には図2及び図3に示すように扁平4角筒状の角パイプ45が直列に接続されている。前記角パイプ45の両端開口部は蓋板38によってそれぞれ閉塞され、両蓋板38には前記冷却液イン配管32aを接続するためのボス部39が形成されている。前記角パイプ45の底板45aの下面は前記角パイプ37の上板37cの上面に面接触されている。
この実施形態においては、前記角パイプ37と角パイプ45との面接触部によって、冷却部46が形成されている。該冷却部46は、前記熱交換器34によって所定温度(例えば20〜30℃)に冷却された前記角パイプ37内を流れる冷却液によって、角パイプ37内を流れる例えば40〜50℃の酸化ガス及び水蒸気を適正温度(例えば20〜30℃)に冷却して、酸化ガスの温度を適正に保持する機能を備えている。
次に、前記のように構成した燃料電池システムの動作について説明する。
図1において、図示しないに制御コントローラからの制御信号によって、燃料電池システムが起動されると、水素ガスボンベ16から水素ガスが燃料ガス配管17を介して加湿器18に供給され、加湿器18によって加湿された水素ガスが燃料電池11の燃料極12側に供給される。一方、空気供給系23を構成するポンプ24によって、空気が酸化ガス配管25を介して燃料電池11の酸化剤極13側に供給される。そして、燃料電池11の内部にスタックされた発電セルによって水素ガスと空気中に含まれる酸素ガスとが反応して発電が行われる。発電された電力は図示しないインバータによって、直流から交流に変換され、例えば、自動車の走行用モータなどの駆動に用いられる。
燃料電池11による発電中は、燃料電池11の燃料極12側の出口12bから前記燃料オフガス配管19に窒素ガス、水素ガスなどの燃料オフガス及び浸透水が排出される。一方、酸化剤極13側の出口13bから酸素ガス、窒素ガスなどの酸化オフガス及び生成水が酸化オフガス配管26に排出される。そして、水素分離器20によって分離された水素は、空気供給系23において水素ガス循環配管21を通して燃料ガス配管17に還流され発電に利用される。前記水素分離器20によって大半の水素ガスの分離された燃料オフガスと浸透水は、酸化オフガス配管26を通して水素希釈装置27に供給される。この水素希釈装置27内において水素ガスと水素ガス以外の他の窒素ガスなどの他のガスとの混合が行われて、水素ガスが希釈され、燃料オフガス配管19から大気中に放出される。
又、燃料電池11による発電中は、ポンプ33によって冷却液循環配管32内の冷却液が燃料電池11の冷却用ジャケット31に循環供給され、燃料電池11内の発電セルが冷却され、適正な発電が行われる。
前記酸化剤極13の出口13bに接続された酸化オフガス配管26には前述したように酸素ガス、窒素ガスなどの酸化オフガス及び生成水が供給される。一方、燃料電池11の冷却に用いられた冷却液は、燃料電池11内で加熱された後、冷却液アウト配管32b内に排出され、角パイプ43に流れる。この角パイプ43内の加熱された冷却液によって、前記角パイプ40内の生成水が加熱されて水蒸気が生成される。このようにして、生成された水蒸気は水蒸気透過膜42を透過して角パイプ37内に流入する。このため、角パイプ37内の酸化ガスが水蒸気によって加湿され、加湿された酸化ガスが酸化剤極13に供給される。
前記角パイプ43内において前記角パイプ40内の生成水の加熱に用いられた冷却液の温度は加熱部44における熱交換によって低下するが、冷却液としての適正な温度に低下することはない。角パイプ43から出た冷却液は、熱交換器34のラジエータ35に流入されて送風ファン36によって冷却され、ポンプ33により前記冷却液イン配管32aから角パイプ45に供給される。このため、角パイプ45内を流れる冷却液によって前記酸化ガス配管25の角パイプ37内の酸化ガス及び水蒸気が冷却され、酸化ガス及び水蒸気が適正温度に保持され、燃料電池11の発電効率が適正に維持される。
上記実施形態の燃料電池システムによれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)上記実施形態では、図2に示すように、酸化ガス配管25、酸化オフガス配管26及び冷却液アウト配管32bに対し、角パイプ37,40,43を連結し、それらを互いに面接触させた。又、角パイプ37,40の面接触部に開口37b,40bによって連通路41を設け、該連通路41に水蒸気透過膜42を配設した。そして、角パイプ40,43の外周面を面接触させることによって加熱部44を形成した。このため、燃料電池11の冷却用ジャケット31から冷却液アウト配管32bに排出される加熱された冷却液によって、角パイプ40内の生成水を加熱させて水蒸気を生成し、この水蒸気を前記水蒸気透過膜42を透過させて角パイプ37内に導くことができ、角パイプ37内の酸化ガスを適正に加湿することができる。又、角パイプ37内の酸化ガスを加湿するための専用の加熱手段を不要にすることができるとともに、ユニット化された構造が複雑な加湿装置を不要にして、構造を簡素化して、部品点数を低減し、製造及び組付作業を容易に行い、設備コストを低減することができる。
(2)上記実施形態では、角パイプ40の下面に角パイプ43の上面を面接触したので、伝熱面積を広く設定することができ、角パイプ43内の加熱された冷却液の熱を、角パイプ40内の生成水に効率よく伝達して、生成水から水蒸気を効率的に生成することができ、加湿効率を向上することができる。
(3)上記実施形態では、角パイプ37の上面に対し角パイプ45の下面を面接触させて冷却部46を形成したので、角パイプ37内の酸化ガス及び水蒸気を冷却液によって適正温度に冷却することができ、前記燃料電池11の酸化剤極13に供給される酸化ガスの温度を適正化して、発電効率を適正に維持することができる。
次に、この発明の別の実施形態を図4及び図5に基づいて順次説明する。
図4に示す実施形態は、図1に示す水素ガス供給系15の加湿器18に代えて、図2に示す空気供給系23の加湿構造と同様の加湿構造を適用したものである。即ち、前記燃料ガス配管17の中間部に前記角パイプ37と同様の角パイプ37Aが直列に接続され、前記燃料電池11から水素分離器20に至る燃料オフガス配管19の中間部に前記角パイプ40と同様の角パイプ40Aが直列に連結されている。前記角パイプ40Aと前記角パイプ43とによって、加熱部44Aが形成されている。前記角パイプ37Aと角パイプ45とによって、冷却部46Aが形成されている。その他の構成は空気供給系23側の加湿構造と同様である。
上記実施形態においては、角パイプ43内の加熱された冷却液によって、燃料オフガス配管19から角パイプ40Aに流入した燃料オフガス及び浸透水が加熱される。浸透水は水蒸気となって、水蒸気透過膜42を上方に透過して、角パイプ37Aの燃料ガスに混合され、燃料ガスが加湿される。角パイプ45内の冷却液によって角パイプ37A内の燃料ガス及び水蒸気が適正温度に冷却され、発電効率が適正に維持される。
上記の水素ガス供給系15の燃料ガスの加湿構造も、空気供給系23の酸化ガスの加湿構造と同様に、角パイプ37A内の燃料ガスを加湿するための専用の加熱手段を不要にすることができるとともに、ユニット化された構造が複雑な加湿装置を不要にして、構造を簡素化して、部品点数を低減し、製造及び組付作業を容易に行い、設備コストを低減することができる。
次に、図5に示す別の実施形態について説明する。
この実施形態においては、前記角パイプ45と並列にバイパス配管32cを接続するとともに、バイパス配管32cの上流側の冷却液イン配管32aとの接続部に電磁切換弁51を設けている。前記冷却液イン配管32a及びバイパス配管32cには、逆止弁52,53が接続されている。前記電磁切換弁51を前記角パイプ37(又は角パイプ37A)内に配設された温度センサ54の検出信号に基づいて、制御コントローラ55から前記電磁切換弁51に切換信号が出力されるように構成されている。その他の構成は前述した本実施形態と同様である。
上記実施形態においては、前記温度センサ54によって前記角パイプ37(角パイプ37A)内の酸化ガス(燃料ガス)及び水蒸気の温度が検出される。そして、温度の検出値が前記制御コントローラ55の記憶媒体に予め記憶された基準値(設定温度)よりも高くなった場合に、制御コントローラ55から切換信号が出されて、前記電磁切換弁51が作動されて、冷却液の流路がバイパス配管32cから角パイプ45に切り換えられる。従って、角パイプ37(角パイプ37A)内の酸化ガス(燃料ガス)及び水蒸気の温度が低い場合には、その冷却が行われないので、燃料電池11の酸化剤極13(燃料極12)に対し、より適正な温度の酸化ガス(燃料ガス)及び水蒸気の供給を行うことができる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・ 図6(a)に示すように、角パイプ40(40A)と角パイプ43との面接触部の横断面形状を波形状に形成しても良い。図6(b)に示すように、角パイプ40(40A)の底板に放熱用のフィン56を複数箇所に立設してもよい。図6(b)に示すように、角パイプ43の上板に開口部43bを形成し、加熱部44を角パイプ40の底板40cによって形成してもよい。この場合には底板40cが薄肉部となり、熱伝導が促進され、角パイプ40内の水の加熱を効率的に行うことができる。
・ 図6(c)(d)(e)に示すように、角パイプ37、角パイプ40、角パイプ43の横断面形状を伝熱面積が広くなるように適宜形状に変更してもよい。
上述した各実施形態においては、角パイプ43内の熱エネルギーの伝熱面積を広くして角パイプ40(40A)内の生成水(浸透水)を効率よく加熱して水蒸気を生成することができる。
・ 燃料電池システムの水素ガス供給系15側のみに図4に示す加湿構造を用いてもよい。
この発明の燃料電池システムを具体化した1実施形態を示す略体回路図。 燃料電池システムの要部構成を示す斜視図。 燃料電池システムの要部構成を示す縦断面図。 この発明の燃料電池システムの別の実施形態を示す要部構成を示す斜視図。 この発明の燃料電池システムの別の実施形態を示す略体回路図。 (a)〜(e)は、それぞれこの発明の別の実施形態を示す要部の横断面図。 従来の燃料電池システムの略体回路図。 従来の燃料電池システムの加湿装置を示す拡大縦断面図。
符号の説明
11…燃料電池、12…燃料極、12a,13a,31a…入口、12b,13b,31b…出口、13…酸化剤極、17…燃料ガス配管、19…燃料オフガス配管、21…配管、25…酸化ガス配管、26…酸化オフガス配管、31…冷却用ジャケット、32…冷却液循環配管、32a…冷却液イン配管、32b…冷却液アウト配管、32c…バイパス配管、34…熱交換器、37b,40b…開口、42…水蒸気透過膜、44,44A…加熱部、46,46A…冷却部、54…温度センサ、55…制御コントローラ。

Claims (8)

  1. 燃料極と酸化剤極とを備えた燃料電池の前記燃料極の入口に燃料ガスを供給する燃料ガス配管を接続し、燃料極の出口に燃料オフガス配管を接続し、前記酸化剤極の入口に酸化ガスを供給する酸化ガス配管を接続し、酸化剤極の出口に酸化オフガス配管を接続し、前記燃料電池内の冷却用ジャケットの入口と出口に冷却液を循環させる冷却液循環配管を接続し、該冷却液循環配管に燃料電池内で加熱された冷却液を冷却する熱交換器を設けた燃料電池システムにおいて、
    前記酸化ガス配管及び前記酸化オフガス配管のそれぞれの管壁に対向する開口を形成するとともに、両開口により連通孔を形成し、該連通孔に水蒸気透過膜を配設し、前記冷却用ジャケットの出口から前記熱交換器に至る間の冷却液アウト配管の外周面と前記酸化オフガス配管の外周面とを面接触させて、前記冷却液アウト配管内の加熱された冷却液の熱を利用して、前記酸化オフガス配管内の水を加熱して水蒸気を生成する加熱部を形成し
    前記燃料ガス配管及び前記燃料オフガス配管のそれぞれの管壁に対向する開口を形成するとともに、両開口により連通孔を形成し、該連通孔に水蒸気透過膜を配設し、前記冷却用ジャケットの出口から前記熱交換器に至る間の冷却液アウト配管の外周面と前記燃料オフガス配管の外周面とを面接触させて、前記冷却液アウト配管内の加熱された冷却液の熱を利用して、前記燃料オフガス配管内の水を加熱して水蒸気を生成する加熱部を形成したことを特徴とする燃料電池システム。
  2. 請求項1において、前記水蒸気透過膜と対応する前記酸化ガス配管の管壁と、前記熱交換器から前記冷却用ジャケットの入口に至る間の冷却液イン配管の管壁とを面接触させて前記酸化ガス配管内の酸化ガスを冷却する冷却部を形成したことを特徴とする燃料電池システム。
  3. 請求項において、前記冷却液イン配管には、前記冷却部を迂回するように冷却液バイパス配管が並列に接続され、該冷却液バイパス配管の上流端と冷却液イン配管との接続部には、冷却液の流路の切換弁が設けられ、前記酸化ガス配管にはその内部の温度を測定するための温度センサが設けられ、該温度センサの測定値が基準値以上になった場合に、制御コントローラから前記切換弁に切換信号が出力されて、冷却液の流路がバイパス配管から冷却部の冷却液イン配管に切り換えられるように構成されていることを特徴とする燃料電池システム。
  4. 請求項において、前記水蒸気透過膜と対応する前記燃料ガス配管の管壁と、前記熱交換器から前記冷却用ジャケットの入口に至る間の冷却液イン配管の管壁とを面接触させて前記燃料ガス配管内の燃料ガスを冷却する冷却部を形成したことを特徴とする燃料電池システム。
  5. 請求項において、前記冷却液イン配管には、前記冷却部を迂回するように冷却液バイパス配管が並列に接続され、該冷却液バイパス配管の上流端と冷却液イン配管との接続部には、冷却液の流路の切換弁が設けられ、前記燃料ガス配管にはその内部の温度を測定するための温度センサが設けられ、該温度センサの測定値が基準値以上になった場合に、制御コントローラから前記切換弁に切換信号が出力されて、冷却液の流路がバイパス配管から冷却部の冷却液イン配管に切り換えられるように構成されていることを特徴とする燃料電池システム。
  6. 請求項1において、配管の面接触部の断面形状は、蛇行状に形成されていることを特徴とする燃料電池システム。
  7. 請求項1〜のいずれか一項において、配管の面接触部には、熱伝導を促進するための薄肉部が設けられていることを特徴とする燃料電池システム。
  8. 燃料極と酸化剤極とを備えた燃料電池の前記燃料極の入口に燃料ガスを供給する燃料ガス配管を接続し、燃料極の出口に燃料オフガス配管を接続し、前記酸化剤極の入口に酸化ガスを供給する酸化ガス配管を接続し、酸化剤極の出口に酸化オフガス配管を接続し、前記燃料電池内の冷却用ジャケットの入口と出口に冷却液を循環させる冷却液循環配管を接続し、該冷却液循環配管に燃料電池内で加熱された冷却液を冷却する熱交換器を設けた燃料電池システムにおいて、
    前記燃料ガス配管及び前記燃料オフガス配管のそれぞれ管壁に対向する開口を形成するとともに、両開口により連通孔を形成し、該連通孔に水蒸気透過膜を配設し、前記冷却用ジャケットの出口から前記熱交換器に至る間の冷却液アウト配管の外周面と、前記燃料オフガス配管の外周面とを面接触させて、冷却液アウト配管内の加熱された冷却液の熱によって前記燃料オフガス配管内の水を加熱して水蒸気を生成する加熱部を形成したことを特徴とする燃料電池システム。
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