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JP5296809B2 - 可変利得増幅器およびそれを備えた高周波信号受信装置 - Google Patents

可変利得増幅器およびそれを備えた高周波信号受信装置 Download PDF

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Description

本発明は、無線通信システムなどに用いられる、受信信号を所望の利得で増幅する可変利得増幅器に関する。
近年、携帯電話端末には電話機能以外にデジタルテレビ、FMラジオ、ブルートゥース(登録商標)、無線LAN、GPSといった複数の無線システムが混在している。そこで、無線通信機器とそれを構成するモジュールの小型化、低価格化に対する高い要求を満たすために、これまで集積化されていなかった高性能な回路システムも無線通信チップ中に集積化されている。アンテナで受信した高周波信号を増幅する可変利得増幅器はその一つである。
無線通信機器において、可変利得増幅器は、アンテナから入力された受信信号を可能な限り雑音を加えずに増幅し、後段の回路に伝えるために用いられる。可変利得増幅器は、信頼性の高い無線通信を実現するためにほとんどの無線通信機器に組み込まれている。
無線通信機器と基地局との距離が長ければアンテナで受信した高周波信号の強度は微弱になり、可変利得増幅器は利得を上げる。逆に、端末と基地局との距離が短ければ受信信号強度が強すぎるので、受信器の出力が飽和しないように可変利得増幅器の利得は0dB未満に設定される。受信信号を復調するためには、可変利得増幅器の低雑音性と線形性を可能な限り高めなければいけない。
急速に普及している移動体向け地上波デジタルテレビ(ISDB-T、いわゆるワンセグ)は、広帯域の無線通信帯域を使用するという特徴を有する。このようなワンセグ受信用のICは、携帯電話端末に組み込まれている場合が多い。このため、アンテナとワンセグチューナとの間に高周波フィルタを設けても、帯域内外のさまざまな妨害波がアンテナと端末内輻射によってチューナに入力されてしまう。さらに、通信品質を高めるために、受信チャンネルや電波状況に応じて可変利得増幅器の利得を動的に切り替える必要性もある。また、ワンセグ受信用ICの実装面積と製造コストを削減するために、近年、可変利得増幅器を含むフロントエンド(アナログ回路)からOFDM復調部を含むバックエンド(デジタル回路)までが1チップ内に集積化されてきている。したがって、製造ばらつきの大きいCMOS微細プロセスを用いて、低価格かつ低面積で従来よりもさらに性能の高い可変利得増幅器を実現する必要がある。
従来の可変利得増幅器は、主として電源および負荷抵抗に複数個並列接続されたカスコード段トランジスタを選択的にオン/オフ制御することで、増幅用トランジスタに流れる電流を一定に保ちつつ、その利得を増減させている(例えば、特許文献1参照)。
特開2007―259297号公報
従来の可変利得増幅器は、利得の可変化のためにカレントステアリング方式を採用しているため、利得を切り替えると負荷抵抗を流れるDC電流が増減し、その結果出力DC電圧が変動する。そのため、低電圧で動作させようとすると線形性が劣化する。また、利得を切り替えるためにカスコード増幅器を切り替えると増幅段のトランジスタが切り替わり、可変利得増幅器の入力インピーダンスが所望値よりずれてしまい、アンテナからの受信信号を無損失で受けられなくなる。
また、従来の可変利得増幅器において信号増幅に用いられているバイポーラトランジスタのgmは、同じバイアス電流条件下のMOSトランジスタのgmの4倍程度である。したがって、バイポーラトランジスタに代えてMOSトランジスタで同じ回路トポロジーを構成すると、MOSトランジスタに元の16倍もの電流を流す必要があり、消費電力が増大する。また、従来の可変利得増幅器は、その構成上、カスコード増幅器の段数を増すにつれ、信号出力端における寄生容量が大きくなる。そのために、カスコード増幅器の段数増加に伴って周波数特性が著しく劣化してしまう。
上記問題に鑑み、本発明は、入力信号の強度に応じて利得を変化させても、低雑音性および線形性の劣化が少ない可変利得増幅器を実現することを課題とする。さらに、利得を変化させても入力インピーダンスを所望の値に維持し、また、低電圧で動作させても高い線形性を有する可変利得増幅器を実現することを課題とする。
本発明の第1の態様に係る可変利得増幅器は、2個のトランジスタで構成されたカスコード増幅器が1個でまたは複数個並列接続されて構成され、入力端どうしが容量を介して接続された複数のカスコード増幅部と、2個のトランジスタで構成されたカスコード電流源が複数個並列接続されて構成されたカスコード電流源部と、前記複数のカスコード増幅部の出力端および前記カスコード電流源部の出力端が共通に接続された負荷回路と、前記複数のカスコード増幅部のいずれか一つが動作するように、かつ、前記負荷回路に流れる電流が一定となるように、前記カスコード増幅器におけるカスコードトランジスタおよび前記カスコード電流源におけるカスコードトランジスタのオン/オフ制御をする制御回路とを備えている。
また、本発明の第2の態様に係る可変利得増幅器は、2個のトランジスタで構成されたカスコード増幅器が複数個並列接続されて構成されたカスコード増幅部と、2個のトランジスタで構成されたカスコード電流源が複数個並列接続されて構成されたカスコード電流源部と、前記カスコード増幅部の出力端および前記カスコード電流源部の出力端が共通に接続された負荷回路と、前記負荷回路に流れる電流が一定となるように、前記カスコード増幅器におけるカスコードトランジスタおよび前記カスコード電流源におけるカスコードトランジスタのオン/オフ制御をする制御回路とを備えている。
これら態様によると、負荷回路に流れる電流が一定のまま利得が変化するため、出力信号のリンギングや低電圧動作時の線形性劣化が抑制される。また、信号出力端に接続されるトランジスタが従来よりも少ないため、信号出力端の寄生容量が減り、広帯域に亘って利得および雑音指数の劣化を抑制することができる。
好ましくは、第1の態様に係る可変利得増幅器は、当該可変利得増幅器の入力端と前記複数のカスコード増幅部のいずれか一つの入力端との間に接続されたDCカット容量と、当該可変利得増幅器の入力端とグランドとの間に接続されたオン/オフ切り替え可能な減衰回路と、前記複数のカスコード増幅部のそれぞれの入出力端間に接続されたオン/オフ切り替え可能な複数のフィードバック回路とを備えているものとする。そして、前記制御回路は、前記複数のカスコード増幅部のうち前記DCカット容量が接続された初段のカスコード増幅部を動作させる場合、前記減衰回路をオフ制御するとともに前記初段のカスコード増幅部の入出力端間に接続されたフィードバック回路をオン制御し、それ以外の後段のカスコード増幅部を動作させる場合、前記減衰回路および前記後段のカスコード増幅部の入出力端間に接続されたフィードバック回路をオン制御するものとする。
あるいは、第1の態様に係る可変利得増幅器は、前記複数のカスコード増幅部のうち外部のDCカット容量が接続される初段のカスコード増幅部の入力端とグランドとの間に設けられたオン/オフ切り替え可能な減衰回路と、前記初段のカスコード増幅部の入力端に接続されたオン/オフ切り替え可能なバイアス回路と、前記複数のカスコード増幅部のそれぞれの入出力端間に接続されたオン/オフ切り替え可能な複数のフィードバック回路とを備えているものとする。そして、前記制御回路は、前記初段のカスコード増幅部を動作させる場合、前記減衰回路をオフ制御するとともに前記バイアス回路および前記初段のカスコード増幅部の入出力端間に接続されたフィードバック回路をオン制御し、それ以外の後段のカスコード増幅部を動作させる場合、前記減衰回路および前記後段のカスコード増幅部の入出力端間に接続されたフィードバック回路をオン制御するとともに前記バイアス回路をオフ制御するものとする。
これらによると、可変利得増幅器の入力インピーダンスを所望の値にまで小さくすることができ、アンテナや信号伝送路などとの間でインピーダンスマッチングをし易くなる。また、カスコード増幅部を切り替えても入力インピーダンスを所望の値に維持することができる。
本発明によると、可変利得増幅器の利得を広範囲に亘って変化させることができ、また、利得を変化させても低雑音性および線形性を良好に保つことができる。さらに、利得を変化させても可変利得増幅器の入力インピーダンスを所望の値に維持することができ、また、低電圧で動作させても高い線形性を実現することができる。
図1は、第1の実施形態に係る可変利得増幅器の構成図である。 図2は、第2の実施形態に係る可変利得増幅器の構成図である。 図3は、フィードバック回路の構成図である。 図4は、第3の実施形態に係る可変利得増幅器の構成図である。 図5は、第4の実施形態に係る可変利得増幅器の構成図である。 図6は、高周波信号受信装置の構成図である。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら説明する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係る可変利得増幅器の構成を示す。カスコード増幅部10は、並列接続された3個のカスコード増幅器11n(nは1から3までの各整数)で構成される。各カスコード増幅器11nは、NMOSトランジスタM1nおよびNMOSカスコードトランジスタMC1nで構成される。カスコード増幅部10の入力端は、DCカット容量C1を介して可変利得増幅器の信号入力端RFINに接続されている。また、トランジスタM1nのゲートにはバイアス抵抗Rbを介してバイアス電圧Vbが印加されている。ここで、トランジスタのサイズをチャネル幅/チャネル長で定義すると、トランジスタM12およびトランジスタM13のサイズ比ならびにカスコードトランジスタMC12およびカスコードトランジスタMC13のサイズ比はいずれも2:1にされている。
カスコード電流源部20は、並列接続された2個のカスコード電流源21m(mは2から3までの各整数)で構成される。各カスコード電流源21mは、NMOSトランジスタM2mおよびNMOSカスコードトランジスタMC2mで構成される。NMOSトランジスタM2mのゲートにはバイアス電圧Vbが印加されている。トランジスタM22およびカスコードトランジスタMC22のサイズは、それぞれ、トランジスタM12およびカスコードトランジスタMC12のサイズと等しくされている。また、トランジスタM23およびカスコードトランジスタMC23のサイズは、それぞれ、トランジスタM13およびカスコードトランジスタMC13のサイズと等しくされている。
カスコード増幅部10の出力端およびカスコード電流源部20の出力端は負荷回路30に共通に接続されている。負荷回路30は抵抗RLで構成される。カスコード増幅部10の出力端、カスコード電流源部20の出力端、および負荷回路30の接続点が可変利得増幅器の信号出力端RFOUTとなる。
制御回路40は、カスコードトランジスタMC1nおよびカスコードトランジスタMC2mのゲート電圧を個別に制御してこれらカスコードトランジスタのオン/オフ制御をする。具体的には、制御回路40は、カスコードトランジスタのゲートにグランド電位を印加することで当該カスコードトランジスタをオフ制御する。一方、制御回路40は、カスコードトランジスタのゲートに所定の電圧を印加することで当該カスコードトランジスタをオン制御する。なお、オン制御に係るゲート電圧はどのカスコードトランジスタでも同じ値である。
次に本実施形態に係る可変利得増幅器の動作を説明する。信号入力端RFINに入力された高周波信号は、DCカット容量C1によってそのDC成分がカットされ、バイアス電圧VbでバイアスされたトランジスタM1nのゲートに入力される。可変利得増幅器の利得を最大にする場合、制御回路40は、カスコードトランジスタMC1nをすべてオン制御するとともにカスコードトランジスタMC2mをすべてオフ制御する。
利得を最大から一段階下げる場合、制御回路40は、カスコードトランジスタMC13をオフ制御するとともにカスコードトランジスタMC23をオン制御する。これらカスコードトランジスタのサイズは同一であり、さらにトランジスタM13およびトランジスタM23も同一サイズであることから、利得を切り替えても負荷回路30に流れるDC電流は変化しない。したがって、利得切り替え時に信号出力端RFOUTの電圧が変動しないため、出力信号のリンギングや低電圧動作時の線形性の劣化が抑えられる。また、本実施形態に係る可変利得増幅器は従来のものと比較して信号出力端RFOUTに接続されたトランジスタの個数が少ないため、寄生容量を小さくすることができる。その結果、広帯域に亘って利得および雑音指数の劣化を少なくすることができる。
利得をもう一段下げる場合、制御回路40は、カスコードトランジスタMC12をオフ制御するとともにカスコードトランジスタMC22をオン制御する。そして、利得を最小にする場合、制御回路40は、カスコードトランジスタMC1mをオフ制御するとともにカスコードトランジスタMC2mをオン制御する。なお、カスコードトランジスタMC11は利得が切り替わっても常にオンさせておき、可変利得増幅器のパワーダウン時にのみオフさせるとよい。
以上、本実施形態によると、可変利得増幅器の利得切り替え時に信号出力端の電圧が変動しないため、出力信号のリンギングや低電圧動作時の線形性劣化を抑えることができる。なお、上記説明したトランジスタおよびカスコードトランジスタをすべてPMOSで構成してもよい。この場合、負荷回路30はグランドに接続する。また、トランジスタM1nおよびトランジスタM2mはバイポーラトランジスタで構成してもよい。また、カスコード増幅器11nおよびカスコード電流源21mの並列接続数を増やすことで、より細かな利得切り替えやより広い可変利得範囲を実現することができる。
(第2の実施形態)
一般に、可変利得増幅器は、アンテナから入力される信号強度の強弱にかかわらず、可能な限り無損失で受信信号を取り込まなければいけない。したがって、可変利得増幅器の入力インピーダンスは、アンテナの特性インピーダンス(テレビの場合は通常50Ωか75Ωである)と同じ値になることが望ましい。
図2は、第2の実施形態に係る可変利得増幅器の構成を示す。本実施形態に係る可変利得増幅器は、利得切り替え時における入力インピーダンスの変動が小さくなるように構成されている。以下、第1の実施形態と異なる点についてのみ説明する。
本実施形態に係る可変利得増幅器は、3個のカスコード増幅部10A、10Bおよび10Cを備えている。カスコード増幅部10Bおよび10Cは、図1に示したカスコード増幅部10と同じ構成である。カスコード増幅部10Aは、NMOSトランジスタM1およびNMOSカスコードトランジスタMC1で構成された1個のカスコード増幅器で構成されている。カスコードトランジスタMC1は制御回路40によってオン/オフ制御される。トランジスタM1のサイズは、図1に示したトランジスタM1nの合計サイズと等しい。また、カスコードトランジスタMC1のサイズは、図1に示したカスコードトランジスタMC1nの合計サイズと等しい。
カスコード増幅部10Aの入力端とカスコード増幅部10Bの入力端とは信号減衰用の容量C2を介して接続されている。また、カスコード増幅部10Bの入力端とカスコード増幅部10Cの入力端とは信号減衰用の容量C3を介して接続されている。そして、容量C3とグランドとの間には信号減衰用の容量C4が接続されている。
3個のカスコード増幅部10A〜10Cの出力端およびカスコード電流源部20の出力端は負荷回路30’に共通に接続されている。負荷回路30’は、直列接続された抵抗RLおよびインダクタLで構成される。インダクタLにより可変利得増幅器の利得が広帯域化する。
可変利得増幅器の信号入力端RFINには減衰回路50が接続されている。減衰回路50は、直列接続された抵抗R0および制御回路40によって制御されるスイッチ51で構成される。スイッチ51は、例えばトランスファーゲートで実現することができる。
カスコード増幅部10A〜10Cの入出力端間には、それぞれ、フィードバック回路60A、60B、および60Cが接続されている。フィードバック回路60Aは、直列接続された抵抗61A、DCカット用の容量62A、および制御回路40によって制御されるスイッチ63で構成される。フィードバック回路60Bおよび60Cもまたフィードバック回路60Aと同様の構成をしている。スイッチ63は、例えばトランスファーゲートで実現することができる
制御回路40は、可変利得増幅器の利得が所望の値になるように3個のカスコード増幅部10A〜10Cのうち一つだけを選択して動作させる。また、負荷回路30’に流れるDC電流が一定となるように、カスコード増幅器におけるカスコードトランジスタおよびカスコード電流源におけるカスコードトランジスタのオン/オフ制御をする。
次に本実施形態に係る可変利得増幅器の動作を説明する。可変利得増幅器の利得を最大にする場合、制御回路40は、カスコード増幅部10A(初段のカスコード増幅器)におけるカスコードトランジスタMC1およびカスコード増幅部10Aに接続されたフィードバック回路60Aのみをオン制御し、その他のカスコードトランジスタ、フィードバック回路60Bおよび60C、および減衰回路50をオフ制御する。カスコード電流源部20のカスコードトランジスタがすべてオフすることで、電源から負荷回路30’を介してカスコード増幅部10Aに全電流が流れる。
利得を最大に設定するのは受信信号が最小受信感度と同程度に微弱な時である。この場合、可変利得増幅器の雑音指数を可能な限り最小にすることが望ましい。したがって、カスコード増幅部10Aを2個のトランジスタ、すなわち、1個のカスコード増幅器で構成することで、トランジスタのレイアウト面積を小さく抑え、寄生容量や寄生抵抗を小さくすることができる。
ここで、抵抗RLの抵抗値をRL、抵抗61Aの抵抗値をRf1、トランジスタM1の相互コンダクタンスをgmとすると、最大利得時の可変利得増幅器の入力インピーダンスZinは次式のように近似できる。なお、リアクタンス成分は無視している。
Figure 0005296809
上式より、可変利得増幅器の入力インピーダンスは、トランジスタM1のサイズとバイアス電流、さらに負荷抵抗値、フィードバック抵抗値で決まると言える。抵抗フィードバックにより、可変利得増幅器の入力インピーダンスはMOSトランジスタのゲートインピーダンスよりも小さくなる。その効果を利用して、全帯域において可変利得増幅器の入力インピーダンスがアンテナの特性インピーダンスと同程度となるように設計することが好ましい。
また、全帯域において利得が可能な限り一定で、雑音指数は最小となるように素子サイズや動作状態を設計することが好ましい。最大利得動作時の可変利得増幅器の利得Gは、上と同じ条件で次式のように近似できる。
Figure 0005296809
上式より、可変利得増幅器の利得もまた、トランジスタM1のサイズとバイアス電流、さらに負荷抵抗値、フィードバック抵抗値で決まると言える。したがって、入力インピーダンスと利得の最適化を図ることが可能である。
利得を最大から1段階下げる場合、制御回路40は、カスコード増幅部10Bにおけるすべてのカスコードトランジスタおよびカスコード増幅部10Bに接続されたフィードバック回路60Bをオン制御し、その他のカスコードトランジスタ、フィードバック回路60Aおよび60Cをオフ制御する。信号入力端RFINに入力された高周波信号は、DCカット容量C1および容量C2によってDCカットおよび減衰した後、カスコード増幅部10Bに入力される。
ここで問題となるのは、利得と雑音指数を所望の値に設定すると、入力インピーダンスがアンテナの特性インピーダンスよりも大きくなってしまうことである。その結果、入力信号がアンテナ側に反射され、損失してしまう。そこで、制御回路40は、カスコード増幅部10A以外を動作させる場合には減衰回路50をオン制御する。なお、可変利得増幅器の入力インピーダンスは、減衰回路50における抵抗R0の抵抗値に支配される。したがって、カスコード増幅部10A以外を動作させる場合における可変利得増幅器の入力インピーダンスがアンテナの特性インピーダンスと同程度となるように、抵抗R0および抵抗61A〜61Cの抵抗値を決定することが好ましい。
さらに利得を下げる場合、制御回路40は、カスコード増幅部10Bにおけるカスコードトランジスタおよびカスコード電流源部20におけるカスコードトランジスタを適宜オン/オフ制御する。この詳細については第1の実施形態で説明したとおりである。
以上、本実施形態によると、可変利得増幅器が最大利得で動作する場合に雑音指数を低くすることができる。また、抵抗フィードバックにより利得帯域が広帯域化されるとともに、入力インピーダンスをアンテナの特性インピーダンスと同程度に小さくすることができる。また、入力信号強度に合わせて動作させるカスコード増幅部を切り替えても、可変利得増幅器の入力インピーダンスを所望の値に維持することができ、また、入力信号を十分に減衰させることができるため可変利得増幅器の線形性劣化を抑えることができる。
なお、上記のフィードバック回路60A〜60Cに代えて、図3に示したような、カスコード増幅部の出力を受けるバッファ回路64および制御回路40に制御されるスイッチ63を直列接続して構成したフィードバック回路60’を用いてもよい。フィードバック回路60’もまた可変利得増幅器の入力インピーダンスをアンテナの特性インピーダンスと同程度に小さくすることができる。
(第3の実施形態)
通常、CMOSプロセスの容量とシリコン基板との間には大きな寄生容量が存在するため、基板の抵抗成分が高周波信号のS/N特性を劣化させる。すなわち、図2に示したDCカット容量C1を集積回路中に設けると、利得最大時の雑音指数が劣化してしまう。DCカット容量C1は集積回路の外部に設けることが好ましい。
図4は、第3の実施形態に係る可変利得増幅器の構成を示す。本実施形態に係る可変利得増幅器は、図2に示した可変利得増幅器の各構成要素のうちDCカット容量C1以外を集積回路100に設け、DCカット容量C1を集積回路100の外部に設けた構成をしている。DCカット容量C1は、ボード上やモジュール中、またはパッケージ中にあってもかまわない。
単にDCカット容量C1を外部に設けた構成では、スイッチ51がオンしたときに、カスコード増幅部10Aの入力端に接続されたバイアス抵抗Rbおよび抵抗R0を介してリーク電流が流れてしまう。特に高温での動作時には、スイッチ51を構成するトランジスタの閾値が低下し、オン抵抗も低下してしまうので、望ましくないリーク電流が増加してしまう。そこで、抵抗Rbに直列にスイッチ71を挿入する。すなわち、バイアス回路70は、直列接続された抵抗Rbと制御回路40によって制御されるスイッチ71で構成される。制御回路40は、スイッチ51をオン制御する場合、スイッチ71をオフ制御する。これにより、リーク電流が抑制される。
以上、本実施形態によると、Q値の高いDCカット容量C1を用いて入力信号のS/N特性の劣化を抑制することができる。
(第4の実施形態)
MOSトランジスタのgmは、同じバイアス電流条件下でのバイポーラトランジスタのgmと比較すると小さい。そのため、上記の各実施形態に係る可変利得増幅器だけで、消費電流を極力抑えつつ、所望の可変利得範囲(一般的に40dB程度である)を線形性や雑音指数の劣化なしに実現することは困難である。
図5は、第4の実施形態に係る可変利得増幅器の構成を示す。本実施形態に係る可変利得増幅器は、フィードバック回路を有する図4に示したような可変利得増幅器と、フィードバック回路のない図1に示したような可変利得増幅器とをカスケード接続した構成をしている。好ましくは、前段の可変利得増幅器の利得切り替え幅は大きくし、後段の可変利得増幅器の利得切り替え幅は小さくする。これにより、利得を広範囲に切り替えても雑音特性、線形性、入力インピーダンスの劣化を抑制することができる。
(高周波信号受信装置の実施形態)
図6は、高周波信号受信装置の一実施形態を示す。高周波信号受信装置は、例えば、ワンセグチューナ、UWB(Ultra Wide Band)通信装置などである。アンテナ101で受信した高周波信号は、マッチング回路102を介して可変利得低雑音増幅器103に入力される。可変利得低雑音増幅器103で増幅された信号は、高周波電力検波回路104およびミキサ105に供給される。ミキサ105は、可変利得低雑音増幅器103の出力とローカル信号発生器106から出力されるローカル信号とを混合して、入力信号を中間周波数(IF)にダウンコンバージョンする。ミキサ105の出力は、IFバンドパスフィルタ107を介して可変利得IF増幅器108に供給される。可変利得IF増幅器108で増幅された信号は、A/D変換器109およびIF電力検波回路110に供給される。A/D変換器109は、入力された信号をデジタル信号に変換する。デジタル信号プロセッサ111は、A/D変換器109のデジタル出力を復調する。
制御回路112は、高周波電力検波回路104およびIF電力検波回路110のそれぞれの検波結果に基づいて、可変利得低雑音増幅器103および可変利得IF増幅器108のそれぞれの利得を切り替える。例えば、最小受信感度レベルであった受信信号の電力レベルが高くなった場合、制御回路112は、A/D変換器109の入力信号が歪まないように、可変利得IF増幅器110の利得を下げてから可変利得低雑音増幅器103の利得を下げるように最適制御を行う。逆に、例えば、許容最大入力レベルであった受信信号の電力レベルが低くなった場合、制御回路112は、可変利得低雑音増幅器103の利得を、A/D変換器109の入力信号が歪まないレベルにまで上げてから可変利得IF増幅器110の利得を上げるように最適制御を行う。
上記の高周波信号受信装置において、可変利得低雑音増幅器103および制御回路112からなる部分に上記の各実施形態に係る可変利得増幅器を適用することができる。これにより、低電圧で動作する高性能の高周波信号受信装置を実現することができる。
本発明に係る可変利得増幅器は、可変利得範囲が広く、また、利得を変化させても低雑音性および線形性を良好に保つことができるため、地上波デジタルテレビチューナやケーブルテレビチューナ等の通信装置に有用である。
10 カスコード増幅部
10A カスコード増幅部
10B カスコード増幅部
10C カスコード増幅部
11n カスコード増幅器
20 カスコード電流源部
21m カスコード電流源
30 負荷回路
30’ 負荷回路
40 制御回路
50 減衰回路
60A フィードバック回路
60B フィードバック回路
60C フィードバック回路
60’ フィードバック回路
70 バイアス回路
C1 DCカット容量

Claims (10)

  1. 2個のトランジスタで構成されたカスコード増幅器が1個でまたは複数個並列接続されて構成され、入力端どうしが容量を介して接続された複数のカスコード増幅部と、
    2個のトランジスタで構成されたカスコード電流源が複数個並列接続されて構成されたカスコード電流源部と、
    前記複数のカスコード増幅部の出力端および前記カスコード電流源部の出力端が共通に接続された負荷回路と、
    前記複数のカスコード増幅部のいずれか一つが動作するように、かつ、前記負荷回路に流れる電流が一定となるように、前記カスコード増幅器におけるカスコードトランジスタおよび前記カスコード電流源におけるカスコードトランジスタのオン/オフ制御をする制御回路とを備えている
    ことを特徴とする可変利得増幅器。
  2. 請求項1の可変利得増幅器において、
    当該可変利得増幅器の入力端と前記複数のカスコード増幅部のいずれか一つの入力端との間に接続されたDCカット容量と、
    当該可変利得増幅器の入力端とグランドとの間に接続されたオン/オフ切り替え可能な減衰回路と、
    前記複数のカスコード増幅部のそれぞれの入出力端間に接続されたオン/オフ切り替え可能な複数のフィードバック回路とを備え、
    前記制御回路は、前記複数のカスコード増幅部のうち前記DCカット容量が接続された初段のカスコード増幅部を動作させる場合、前記減衰回路をオフ制御するとともに前記初段のカスコード増幅部の入出力端間に接続されたフィードバック回路をオン制御し、それ以外の後段のカスコード増幅部を動作させる場合、前記減衰回路および前記後段のカスコード増幅部の入出力端間に接続されたフィードバック回路をオン制御するものである
    ことを特徴とする可変利得増幅器。
  3. 請求項1の可変利得増幅器において、
    前記複数のカスコード増幅部のうち外部のDCカット容量が接続される初段のカスコード増幅部の入力端とグランドとの間に設けられたオン/オフ切り替え可能な減衰回路と、
    前記初段のカスコード増幅部の入力端に接続されたオン/オフ切り替え可能なバイアス回路と、
    前記複数のカスコード増幅部のそれぞれの入出力端間に接続されたオン/オフ切り替え可能な複数のフィードバック回路とを備え、
    前記制御回路は、前記初段のカスコード増幅部を動作させる場合、前記減衰回路をオフ制御するとともに前記バイアス回路および前記初段のカスコード増幅部の入出力端間に接続されたフィードバック回路をオン制御し、それ以外の後段のカスコード増幅部を動作させる場合、前記減衰回路および前記後段のカスコード増幅部の入出力端間に接続されたフィードバック回路をオン制御するとともに前記バイアス回路をオフ制御するものである
    ことを特徴とする可変利得増幅器。
  4. 請求項2および3のいずれか一つの可変利得増幅器において、
    前記複数のフィードバック回路は、それぞれ、抵抗、容量、および前記制御回路に制御されるスイッチが直列接続されたものである
    ことを特徴とする可変利得増幅器。
  5. 請求項2および3のいずれか一つの可変利得増幅器において、
    前記複数のフィードバック回路は、それぞれ、前記カスコード増幅部の出力を受けるバッファ回路および前記制御回路に制御されるスイッチが直列接続されたものである
    ことを特徴とする可変利得増幅器。
  6. 請求項1から3のいずれか一つの可変利得増幅器において、
    前記負荷回路は、1個の抵抗からなる、または直列接続された抵抗およびインダクタからなる
    ことを特徴とする可変利得増幅器。
  7. 請求項2および3のいずれか一つの可変利得増幅器において、
    前記減衰回路は、抵抗および前記制御回路に制御されるスイッチが直列接続されたものである
    ことを特徴とする可変利得増幅器。
  8. 請求項3の可変利得増幅器において、
    前記バイアス回路は、抵抗および前記制御回路に制御されるスイッチが直列接続されたものである
    ことを特徴とする可変利得増幅器。
  9. 2個のトランジスタで構成されたカスコード増幅器が複数個並列接続されて構成されたカスコード増幅部と、
    2個のトランジスタで構成されたカスコード電流源が複数個並列接続されて構成されたカスコード電流源部と、
    前記カスコード増幅部の出力端および前記カスコード電流源部の出力端が共通に接続された負荷回路と、
    前記負荷回路に流れる電流が一定となるように、前記カスコード増幅器におけるカスコードトランジスタおよび前記カスコード電流源におけるカスコードトランジスタのオン/オフ制御をする制御回路とを備えている
    ことを特徴とする可変利得増幅器。
  10. 請求項1および9のいずれか一つの可変利得増幅器を備えている
    ことを特徴とする高周波信号受信装置。
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