JP5294572B2 - 分析装置および分析方法 - Google Patents
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Description
本発明は、例えば、以下を提供する:
(項目1)
腫瘍マーカーとして機能するCA19−9の検体中の含有量を測定するCA19−9検
査を行なう測定手段と、該測定手段による測定結果にもとづく検査結果を出力する出力手
段とを備えた分析装置において、
CA19−9検査対象である検体におけるルイス抗原検査結果がLe(a−b−)であ
った場合、該検体における前記CA19−9検査は無効であると判断して前記測定手段に
該検体に対する前記CA19−9検査を行なわせないように制御する制御手段を備えたこ
とを特徴とする分析装置。
(項目2)
腫瘍マーカーとして機能するCA19−9の検体中の含有量を測定するCA19−9検
査を行なう測定手段と、該測定手段による測定結果にもとづく検査結果を出力する出力手
段とを備えた分析装置において、
CA19−9検査対象である検体におけるルイス抗原検査結果がLe(a−b−)であ
った場合、該検体における前記CA19−9検査は無効であると判断して既に行なわれた
該検体における前記CA19−9検査結果が無効である旨を前記出力手段に出力させる制
御手段を備えたことを特徴とする分析装置。
(項目3)
前記測定手段は、前記CA19−9検査とともに前記ルイス抗原検査を行なうことがで
き、
前記制御手段は、前記測定手段による前記CA19−9検査結果が陰性であったとき、
前記測定手段に対して前記CA19−9が陰性であった検体における前記ルイス抗原検査
を行なわせ、該CA19−9が陰性であった検体におけるルイス抗原検査結果がLe(a
−b−)であった場合に該検体におけるCA19−9検査は無効であると判断することを
特徴とする項目2に記載の分析装置。
(項目4)
当該分析装置における検査依頼項目を入力する入力手段をさらに備え、
前記制御手段は、前記入力手段によって前記CA19−9検査依頼が入力された場合、
前記測定手段に、前記CA19−9検査対象である検体に対し前記CA19−9検査とと
もに前記ルイス抗原検査を行なわせることを特徴とする項目1または2に記載の分析装
置。
(項目5)
前記制御手段は、前記入力手段によって前記CA19−9検査依頼が入力された場合、
前記測定手段に対して、前記CA19−9検査対象である検体に対し前記CA19−9検
査の前に前記ルイス抗原検査を行なわせ、該CA19−9検査対象である検体におけるル
イス抗原検査結果がLe(a−b−)であった場合は前記測定手段に対して該検体に対す
る前記CA19−9検査を行なわせないことを特徴とする項目4に記載の分析装置。
(項目6)
前記制御手段は、前記CA19−9検査対象である検体において前記ルイス抗原検査結
果がLe(a−b−)であることが予め判明していた場合、前記測定手段に、該CA19
−9検査対象である検体に対し前記CA19−9検査を行なわせないことを特徴とする請
求項1に記載の分析装置。
(項目7)
前記制御手段は、前記CA19−9検査対象である検体において前記ルイス抗原検査結
果がLe(a−b−)であった場合、前記測定手段に、該CA19−9検査対象である検
体に対し前記CA19−9検査の代替となる他の検査を行なわせることを特徴とする請求
項1〜6のいずれか一つに記載の分析装置。
(項目8)
前記制御手段は、前記CA19−9検査対象である検体に対し前記CA19−9検査の
代替となる他の検査を前記測定手段に行なわせる前に、前記出力手段に、該代替となる他
の検査の実行を推奨する情報を出力させることを特徴とする項目7に記載の分析装置。
(項目9)
当該分析装置においては、前記ルイス抗原検査結果がLe(a+b+)であった場合、
Le(a+b−)であった場合、Le(a−b+)であった場合、または、Le(a−b
−)であった場合のそれぞれに対応させて、前記CA19−9の測定可能範囲における上
下限値、再検査実施基準となるパニック値、検出対象である腫瘍の有無の判断基準となる
カットオフ値、および、正常であると考えられる基準範囲の上下限値が設定されており、
各設定値のうち前記CA19−9検査対象である検体における前記ルイス抗原検査結果
に対応した前記測定可能範囲の上下限値、パニック値、カットオフ値および基準範囲の上
下限値を用いて該検体を陽性または陰性のいずれかに判定する判定手段をさらに備えたこ
とを特徴とする項目1〜8のいずれか一つに記載の分析装置。
(項目10)
前記制御手段は、前記ルイス抗原検査結果がLe(a−b−)である複数の検体におけ
る前記CA19−9の測定値を集計し、該集計結果が予め設定された精度管理用閾値を超
えた場合に前記CA19−9検査の検査精度が保持されていないと判断することを特徴と
する項目1〜9のいずれか一つに記載の分析装置。
(項目11)
前記制御手段は、前記ルイス抗原検査結果がLe(a−b−)である検体における前記
CA19−9の測定値が予め設定された異常判定値を超えた場合に、前記CA19−9検
査に関する処理に異常があると判断し、
前記出力手段は、前記CA19−9検査に関する処理に異常がある旨を示す警告を出力
することを特徴とする項目1〜10のいずれか一つに記載の分析装置。
(項目12)
当該分析装置は、前記CA19−9検査と前記ルイス抗原検査とを並行して実行可能で
あることを特徴とする項目1〜11のいずれか一つに記載の分析装置。
(項目13)
腫瘍マーカーとして機能するCA19−9の検体中の含有量を測定するCA19−9検
査を行なう分析方法において、
CA19−9検査対象である検体におけるルイス抗原検査結果がLe(a−b−)であ
った場合、該検体における前記CA19−9検査は無効であると判断して該検体に対する
CA19−9測定を行わせないように制御する制御ステップを含むことを特徴とする分析
方法。
(項目14)
腫瘍マーカーとして機能するCA19−9の検体中の含有量を測定するCA19−9検
査を行なう分析方法において、
CA19−9検査対象である検体におけるルイス抗原検査結果がLe(a−b−)であ
った場合、該検体における前記CA19−9検査は無効であると判断して既に行なわれた
該検体における前記CA19−9検査結果が無効である旨を出力させるように制御する制
御ステップを含むことを特徴とする分析方法。
(項目15)
前記制御ステップは、
前記CA19−9検査結果が陰性であったとき、前記測定手段に対して前記CA19−
9が陰性であった検体における前記ルイス抗原検査を行なうルイス抗原検査ステップと、
該CA19−9が陰性であった検体におけるルイス抗原検査結果がLe(a−b−)で
あった場合に該検体におけるCA19−9検査は無効であると判断する判断ステップと、
を含むことを特徴とする項目14に記載の分析方法。
(項目16)
検査依頼項目を入力する入力ステップを含み、
前記制御ステップは、
前記入力ステップにおいて前記CA19−9検査依頼が入力された場合、
前記CA19−9検査対象である検体に対し前記CA19−9検査を行なうCA19−
9検査ステップと、
前記CA19−9検査対象である検体に対し前記ルイス抗原検査を行なうルイス抗原検
査ステップと、
を含むことを特徴とする項目13または14に記載の分析方法。
(項目17)
前記ルイス抗原検査ステップは、前記CA19−9検査ステップの前に行なわれ、
前記制御ステップは、ルイス抗原検査ステップにおける該CA19−9検査対象である
検体の検査結果がLe(a−b−)であった場合、該検体に対する前記CA19−9検査
ステップを行なわないことを特徴とする項目16に記載の分析方法。
(項目18)
前記制御ステップは、前記CA19−9検査対象である検体において前記ルイス抗原検
査結果がLe(a−b−)であることが予め判明していた場合、該CA19−9検査対象
である検体に対し前記CA19−9検査を行なわせないように制御することを特徴とする
項目13に記載の分析方法。
(項目19)
前記制御ステップは、
前記CA19−9検査対象である検体において前記ルイス抗原検査結果がLe(a−b
−)であった場合、該CA19−9検査対象である検体に対し前記CA19−9検査の代
替となる他の検査を行なわせる代替検査ステップを含むことを特徴とする項目13〜1
8のいずれか一つに記載の分析方法。
(項目20)
前記制御ステップは、
前記代替検査ステップの前に、該代替となる他の検査の実行を推奨する情報を出力させ
る推奨情報出力ステップを含むことを特徴とする項目19に記載の分析方法。
(項目21)
前記ルイス抗原検査結果がLe(a+b+)であった場合、Le(a+b−)であった
場合、Le(a−b+)であった場合、または、Le(a−b−)であった場合のそれぞ
れに対応させて、前記CA19−9の測定可能範囲における上下限値、再検査実施基準と
なるパニック値、検出対象である腫瘍の有無の判断基準となるカットオフ値、および、正
常であると考えられる基準範囲の上下限値が設定されており、
各設定値のうち前記CA19−9検査対象である検体における前記ルイス抗原検査結果
に対応した前記測定可能範囲の上下限値、パニック値、カットオフ値および基準範囲の上
下限値を用いて該検体を陽性または陰性のいずれかに判定する判定ステップをさらに含む
ことを特徴とする項目13〜20のいずれか一つに記載の分析方法。
(項目22)
前記ルイス抗原検査結果がLe(a−b−)である複数の検体における前記CA19−
9の測定値を集計し、該集計結果が予め設定された精度管理用閾値を超えた場合に前記C
A19−9検査の検査精度が保持されていないと判断する精度管理ステップをさらに含む
ことを特徴とする項目13〜21のいずれか一つに記載の分析方法。
(項目23)
前記ルイス抗原検査結果がLe(a−b−)である検体における前記CA19−9の測
定値が予め設定された異常判定値を超えた場合に、前記CA19−9検査に関する処理に
異常があると判断する異常判断ステップと、
前記異常判断ステップにおいて前記CA19−9検査に関する処理に異常があると判断
された場合、前記CA19−9検査に関する処理に異常がある旨を示す警告を出力する異
常出力ステップと、
をさらに含むことを特徴とする項目13〜22のいずれか一つに記載の分析方法。
2 測定機構
4,204 制御機構
21 検体移送部
21a 検体容器
21b 検体ラック
22 チップ格納部
23 検体分注部
24 免疫反応テーブル
24a 外周ライン
24b 中周ライン
24c 内周ライン
25 BFテーブル
25b 集磁機構
26 第1試薬庫
26a 第1試薬容器
27 第2試薬庫
27a 第2試薬容器
27b 基質液容器
28 第1試薬分注部
29 第2試薬分注部
30 酵素反応テーブル
31 測光部
32 第1反応管移送部
33 第2反応管移送部
41,241 制御部
42 判断部
43,243 処理制御部
44 入力部
45,245 分析部
46 記憶部
47 出力部
48 表示部
49 送受信部
Claims (27)
- 化学発光酵素免疫測定法を用いて腫瘍マーカーとして機能するCA19−9の検体中の含有量を測定するCA19−9検査を行なう測定手段と、該測定手段による測定結果にもとづく検査結果を出力する出力手段と、化学発光酵素免疫測定法を用いてルイス抗原の該検体中の含有量を測定するルイス抗原検査を行なう測定手段とを備えた分析装置において、
CA19−9検査対象である検体におけるルイス抗原検査結果がLe(a−b−)であった場合、該検体における前記CA19−9検査は無効であると判断して前記測定手段に該検体に対する前記CA19−9検査を行なわせないように制御する制御手段を備えたことを特徴とする分析装置。 - 化学発光酵素免疫測定法を用いて腫瘍マーカーとして機能するCA19−9の検体中の含有量を測定するCA19−9検査を行なう測定手段と、該測定手段による測定結果にもとづく検査結果を出力する出力手段と、化学発光酵素免疫測定法を用いてルイス抗原の該検体中の含有量を測定するルイス抗原検査を行なう測定手段とを備えた分析装置において、
CA19−9検査対象である検体におけるルイス抗原検査結果がLe(a−b−)であった場合、該検体における前記CA19−9検査は無効であると判断して既に行なわれた該検体における前記CA19−9検査結果が無効である旨を前記出力手段に出力させる制御手段を備えたことを特徴とする分析装置。 - ラテックス比濁法を用いて腫瘍マーカーとして機能するCA19−9の検体中の含有量を測定するCA19−9検査を行なう測定手段と、該測定手段による測定結果にもとづく検査結果を出力する出力手段と、ラテックス比濁法を用いてルイス抗原の該検体中の含有量を測定するルイス抗原検査を行なう測定手段とを備えた分析装置において、
CA19−9検査対象である検体におけるルイス抗原検査結果がLe(a−b−)であった場合、該検体における前記CA19−9検査は無効であると判断して前記測定手段に該検体に対する前記CA19−9検査を行なわせないように制御する制御手段を備えたことを特徴とする分析装置。 - ラテックス比濁法を用いて腫瘍マーカーとして機能するCA19−9の検体中の含有量を測定するCA19−9検査を行なう測定手段と、該測定手段による測定結果にもとづく検査結果を出力する出力手段と、ラテックス比濁法を用いてルイス抗原の該検体中の含有量を測定するルイス抗原検査を行なう測定手段とを備えた分析装置において、
CA19−9検査対象である検体におけるルイス抗原検査結果がLe(a−b−)であった場合、該検体における前記CA19−9検査は無効であると判断して既に行なわれた該検体における前記CA19−9検査結果が無効である旨を前記出力手段に出力させる制御手段を備えたことを特徴とする分析装置。 - 前記測定手段は、前記CA19−9検査とともに前記ルイス抗原検査を行なうことができ、
前記制御手段は、前記測定手段による前記CA19−9検査結果が陰性であったとき、前記測定手段に対して前記CA19−9が陰性であった検体における前記ルイス抗原検査を行なわせ、該CA19−9が陰性であった検体におけるルイス抗原検査結果がLe(a−b−)であった場合に該検体におけるCA19−9検査は無効であると判断することを特徴とする請求項2または4に記載の分析装置。 - 当該分析装置における検査依頼項目を入力する入力手段をさらに備え、
前記制御手段は、前記入力手段によって前記CA19−9検査依頼が入力された場合、前記測定手段に、前記CA19−9検査対象である検体に対し前記CA19−9検査とともに前記ルイス抗原検査を行なわせることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の分析装置。 - 前記制御手段は、前記入力手段によって前記CA19−9検査依頼が入力された場合、前記測定手段に対して、前記CA19−9検査対象である検体に対し前記CA19−9検査の前に前記ルイス抗原検査を行なわせ、該CA19−9検査対象である検体におけるルイス抗原検査結果がLe(a−b−)であった場合は前記測定手段に対して該検体に対する前記CA19−9検査を行なわせないことを特徴とする請求項6に記載の分析装置。
- 前記制御手段は、前記CA19−9検査対象である検体において前記ルイス抗原検査結果がLe(a−b−)であることが予め判明していた場合、前記測定手段に、該CA19−9検査対象である検体に対し前記CA19−9検査を行なわせないことを特徴とする請求項1または3に記載の分析装置。
- 前記制御手段は、前記CA19−9検査対象である検体において前記ルイス抗原検査結果がLe(a−b−)であった場合、前記測定手段に、該CA19−9検査対象である検体に対し前記CA19−9検査の代替となる他の検査を行なわせることを特徴とする請求項1〜8のいずれか一つに記載の分析装置。
- 前記制御手段は、前記CA19−9検査対象である検体に対し前記CA19−9検査の代替となる他の検査を前記測定手段に行なわせる前に、前記出力手段に、該代替となる他の検査の実行を推奨する情報を出力させることを特徴とする請求項9に記載の分析装置。
- 当該分析装置においては、前記ルイス抗原検査結果がLe(a+b+)であった場合、Le(a+b−)であった場合、Le(a−b+)であった場合、または、Le(a−b−)であった場合のそれぞれに対応させて、前記CA19−9の測定可能範囲における上下限値、再検査実施基準となるパニック値、検出対象である腫瘍の有無の判断基準となるカットオフ値、および、正常であると考えられる基準範囲の上下限値が設定されており、
各設定値のうち前記CA19−9検査対象である検体における前記ルイス抗原検査結果に対応した前記測定可能範囲の上下限値、パニック値、カットオフ値および基準範囲の上下限値を用いて該検体を陽性または陰性のいずれかに判定する判定手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1〜10のいずれか一つに記載の分析装置。 - 前記制御手段は、前記ルイス抗原検査結果がLe(a−b−)である複数の検体における前記CA19−9の測定値を集計し、該集計結果が予め設定された精度管理用閾値を超えた場合に前記CA19−9検査の検査精度が保持されていないと判断することを特徴とする請求項1〜11のいずれか一つに記載の分析装置。
- 前記制御手段は、前記ルイス抗原検査結果がLe(a−b−)である検体における前記CA19−9の測定値が予め設定された異常判定値を超えた場合に、前記CA19−9検査に関する処理に異常があると判断し、
前記出力手段は、前記CA19−9検査に関する処理に異常がある旨を示す警告を出力することを特徴とする請求項1〜12のいずれか一つに記載の分析装置。 - 当該分析装置は、前記CA19−9検査と前記ルイス抗原検査とを並行して実行可能であることを特徴とする請求項1〜13のいずれか一つに記載の分析装置。
- 化学発光酵素免疫測定法を用いて腫瘍マーカーとして機能するCA19−9の検体中の含有量を測定するCA19−9検査、および、化学発光酵素免疫測定法を用いてルイス抗原の該検体中の含有量を測定するルイス抗原検査を、同一装置において行なう分析方法において、
CA19−9検査対象である検体におけるルイス抗原検査結果がLe(a−b−)であった場合、該検体における前記CA19−9検査は無効であると判断して該検体に対するCA19−9測定を行わせないように制御する制御ステップを含むことを特徴とする分析方法。 - 化学発光酵素免疫測定法を用いて腫瘍マーカーとして機能するCA19−9の検体中の含有量を測定するCA19−9検査、および、化学発光酵素免疫測定法を用いてルイス抗原の該検体中の含有量を測定するルイス抗原検査を、同一装置において行なう分析方法において、
CA19−9検査対象である検体におけるルイス抗原検査結果がLe(a−b−)であった場合、該検体における前記CA19−9検査は無効であると判断して既に行なわれた該検体における前記CA19−9検査結果が無効である旨を出力させるように制御する制御ステップを含むことを特徴とする分析方法。 - ラテックス比濁法を用いて腫瘍マーカーとして機能するCA19−9の検体中の含有量を測定するCA19−9検査、および、ラテックス比濁法を用いてルイス抗原の該検体中の含有量を測定するルイス抗原検査を、同一装置において行なう分析方法において、
CA19−9検査対象である検体におけるルイス抗原検査結果がLe(a−b−)であった場合、該検体における前記CA19−9検査は無効であると判断して該検体に対するCA19−9測定を行わせないように制御する制御ステップを含むことを特徴とする分析方法。 - ラテックス比濁法を用いて腫瘍マーカーとして機能するCA19−9の検体中の含有量を測定するCA19−9検査、および、ラテックス比濁法を用いてルイス抗原の該検体中の含有量を測定するルイス抗原検査を、同一装置において行なう分析方法において、
CA19−9検査対象である検体におけるルイス抗原検査結果がLe(a−b−)であった場合、該検体における前記CA19−9検査は無効であると判断して既に行なわれた該検体における前記CA19−9検査結果が無効である旨を出力させるように制御する制御ステップを含むことを特徴とする分析方法。 - 前記制御ステップは、
前記CA19−9検査結果が陰性であったとき、前記測定手段に対して前記CA19−9が陰性であった検体における前記ルイス抗原検査を行なうルイス抗原検査ステップと、
該CA19−9が陰性であった検体におけるルイス抗原検査結果がLe(a−b−)であった場合に該検体におけるCA19−9検査は無効であると判断する判断ステップと、
を含むことを特徴とする請求項16または18に記載の分析方法。 - 検査依頼項目を入力する入力ステップを含み、
前記制御ステップは、
前記入力ステップにおいて前記CA19−9検査依頼が入力された場合、
前記CA19−9検査対象である検体に対し前記CA19−9検査を行なうCA19−9検査ステップと、
前記CA19−9検査対象である検体に対し前記ルイス抗原検査を行なうルイス抗原検査ステップと、
を含むことを特徴とする請求項15〜18のいずれか一項に記載の分析方法。 - 前記ルイス抗原検査ステップは、前記CA19−9検査ステップの前に行なわれ、
前記制御ステップは、ルイス抗原検査ステップにおける該CA19−9検査対象である検体の検査結果がLe(a−b−)であった場合、該検体に対する前記CA19−9検査ステップを行なわないことを特徴とする請求項20に記載の分析方法。 - 前記制御ステップは、前記CA19−9検査対象である検体において前記ルイス抗原検査結果がLe(a−b−)であることが予め判明していた場合、該CA19−9検査対象である検体に対し前記CA19−9検査を行なわせないように制御することを特徴とする請求項15または17に記載の分析方法。
- 前記制御ステップは、
前記CA19−9検査対象である検体において前記ルイス抗原検査結果がLe(a−b−)であった場合、該CA19−9検査対象である検体に対し前記CA19−9検査の代替となる他の検査を行なわせる代替検査ステップを含むことを特徴とする請求項15〜22のいずれか一つに記載の分析方法。 - 前記制御ステップは、
前記代替検査ステップの前に、該代替となる他の検査の実行を推奨する情報を出力させる推奨情報出力ステップを含むことを特徴とする請求項23に記載の分析方法。 - 前記ルイス抗原検査結果がLe(a+b+)であった場合、Le(a+b−)であった場合、Le(a−b+)であった場合、または、Le(a−b−)であった場合のそれぞれに対応させて、前記CA19−9の測定可能範囲における上下限値、再検査実施基準となるパニック値、検出対象である腫瘍の有無の判断基準となるカットオフ値、および、正常であると考えられる基準範囲の上下限値が設定されており、
各設定値のうち前記CA19−9検査対象である検体における前記ルイス抗原検査結果に対応した前記測定可能範囲の上下限値、パニック値、カットオフ値および基準範囲の上下限値を用いて該検体を陽性または陰性のいずれかに判定する判定ステップをさらに含むことを特徴とする請求項15〜24のいずれか一つに記載の分析方法。 - 前記ルイス抗原検査結果がLe(a−b−)である複数の検体における前記CA19−9の測定値を集計し、該集計結果が予め設定された精度管理用閾値を超えた場合に前記CA19−9検査の検査精度が保持されていないと判断する精度管理ステップをさらに含むことを特徴とする請求項15〜25のいずれか一つに記載の分析方法。
- 前記ルイス抗原検査結果がLe(a−b−)である検体における前記CA19−9の測定値が予め設定された異常判定値を超えた場合に、前記CA19−9検査に関する処理に異常があると判断する異常判断ステップと、
前記異常判断ステップにおいて前記CA19−9検査に関する処理に異常があると判断された場合、前記CA19−9検査に関する処理に異常がある旨を示す警告を出力する異常出力ステップと、
をさらに含むことを特徴とする請求項15〜26のいずれか一つに記載の分析方法。
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