JP5284431B2 - 二次元コードを復号化する装置、二次元コードを復号化する装置の制御方法、およびプログラム - Google Patents
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Description
コード、二次元コード、電子透かし)を出力用紙に印字する事が行われてきている。
や商品の管理等に利用している。
紙を画像形成装置にかければよい。しかし、上記出力用紙上の符号画像部分が汚れてしま
っていたとすると、符号画像から元データを取り出す(抽出する)ことができない複写物
が得られることになる。
に不満を持つであろう。
ものである。
がつく、または、符号画像を汚してしまうなどから符号画像から元データを取り出せなく
なった場合に、原稿画像データから符号画像を削除することができる。また、上記の場合
に、配布先ユーザに対して元データを取り出せなくなった複写物を配布しなくて済む。さ
らに、配布者が符号画像の削除パターンを選択可能であるため、符号画像を取り扱うこと
が可能な画像形成装置の利便性をさらに向上させることが可能である。
(実施形態1)
<印字システム(図1)>
続いて、実施形態1について図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明の実施形態
に係る印字システムの構成を示すブロック図である。このシステムではホストコンピュー
タ(PC)40及び3台の画像形成装置10、20、30がLAN50に接続されている
が、本発明における印字システムにおいては、これらの接続数に限られることはない。ま
た、本実施形態では接続方法としてLANを適用しているが、これに限られることはない
。例えば、WAN(公衆回線)などの任意のネットワーク、USBなどのシリアル伝送方
式、セントロニクスやSCSIなどのパラレル伝送方式なども適用可能である。
している。このPC40はLAN50やWANを介してFTPやSMBプロトコルを用い
ファイルを送受信したり電子メールを送受信したりすることができる。またPC40から
画像形成装置10、20、30に対して、プリンタドライバを介した印字命令を行うこと
が可能となっている。
0はプリント機能のみの画像形成装置であり、画像形成装置10や画像形成装置20が有
するスキャナ部を有していない。以下では、説明の簡単のために、画像形成装置10、2
0のうちの画像形成装置10に注目して、その構成を詳細に説明する。
プリンタ14、ユーザインターフェース(UI)である操作部12、コントローラユニッ
ト(Controller Unit)11からなる。コントローラユニット11は、ス
キャナ13およびプリンタ14に接続して画像形成装置10全体の動作制御を司る。
プリンタ24、ユーザインターフェース(UI)である操作部22、コントローラユニッ
ト(Controller Unit)21からなる。コントローラユニット21は、ス
キャナ23およびプリンタ24に接続して画像形成装置20全体の動作制御を司る。
(UI)である操作部32、これら全てに接続して画像形成装置30全体の動作制御を司
るコントローラユニット(Controller Unit)31から構成される。
画像形成装置10の外観を図2に示す。スキャナ13は、原稿上の画像を露光走査して
得られた反射光をCCDに入力することで画像の情報を電気信号に変換する。スキャナ部
はさらに電気信号をR、G、B各色からなる輝度信号に変換し、当該輝度信号を画像デー
タとしてコントローラユニット11に対して出力する。
から読み取り開始を指示すると、コントローラユニット11からスキャナ13に原稿読み
取り指示が与えられる。スキャナ13は、この指示を受けると原稿フィーダ201のトレ
イ202から原稿を1枚ずつフィードして、原稿の読み取り動作を行う。なお、原稿の読
み取り方法は原稿フィーダ201による自動送り方式ではなく、原稿を不図示のガラス面
上に載置し露光部を移動させることで原稿の走査を行う方法であってもよい。
る画像形成デバイスである。なお、本実施形態において画像形成方式は感光体ドラムや感
光体ベルトを用いた電子写真方式となっているが、本発明はこれに限られることはない。
例えば、微少ノズルアレイからインクを吐出して用紙上に印字するインクジェット方式な
どでも適用可能である。また、プリンタ14には、異なる用紙サイズ又は異なる用紙向き
を選択可能とする複数の用紙カセット203、204、205が設けられている。排紙ト
レイ206には後処理を行わない印字後の用紙が排出される。後処理部207は、後処理
を行う印字後の用紙が排出される。後処理として、排出された用紙に対してホチキス止め
やパンチ穴開け、裁断などを行う。
図3は、画像形成装置10のコントローラユニット11の構成をより詳細に説明するた
めのブロック図である。
一方ではLAN50やWAN331を介してPC40や外部の装置などと接続されている
。これにより画像データやデバイス情報の入出力が可能となっている。
デバイスとのアクセスを統括的に制御すると共に、コントローラ内部で行われる各種処理
についても統括的に制御する。RAM302は、CPU301が動作するためのシステム
ワークメモリであり、かつ画像データを一時記憶するためのメモリでもある。このRAM
302は、記憶した内容を電源off後も保持しておくSRAM及び電源off後には記
憶した内容が消去されてしまうDRAMにより構成されている。ROM303には装置の
ブートプログラムなどが格納されている。HDD304はハードディスクドライブであり
、システムソフトウェアや画像データを格納することが可能となっている。
フェース部である。この操作部I/F305は、操作部12に表示するための画像データ
をシステムバス310から受取り操作部12に出力すると共に、操作部12から入力され
た情報をシステムバス310へと出力する。
力を行う。モデム307はWAN331及びシステムバス310に接続しており、情報の
入出力を行う。2値画像回転部308は送信前の画像データの方向を変換する。2値画像
圧縮・伸張部309は、送信前の画像データの解像度を所定の解像度や相手能力に合わせ
た解像度に変換する。なお圧縮及び伸張にあたってはJBIG、MMR、MR、MHなど
の方式が用いられる。画像バス330は画像データをやり取りするための伝送路であり、
PCIバス又はIEEE1394で構成されている。
た画像データに対して、補正、加工、及び編集を行う。なお、スキャナ画像処理部312
は、受取った画像データがカラー原稿か白黒原稿か、文字原稿か写真原稿かなどを判定す
る。そして、その判定結果を画像データに付随させる。こうした付随情報を属性データと
称する。このスキャナ画像処理部312で行われる処理の詳細については後述する。
単位に分割する。なお、この32画素×32画素の画像データをタイルデータと称する。
図4は、このタイルデータを概念的に表している。原稿(読み取り前の紙媒体)において
、このタイルデータに対応する領域をタイル画像と称する。なおタイルデータには、その
32画素×32画素のブロックにおける平均輝度情報やタイル画像の原稿上の座標位置が
ヘッダ情報として付加されている。さらに圧縮部313は、複数のタイルデータからなる
画像データを圧縮する。伸張部316は、複数のタイルデータからなる画像データを伸張
した後にラスタ展開してプリンタ画像処理部315に送る。
像データに付随させられている属性データを参照しながら画像データに画像処理を施す。
画像処理後の画像データは、プリンタI/F314を介してプリンタ14に出力される。
このプリンタ画像処理部315で行われる処理の詳細については後述する。
示すような処理部により構成される。
圧縮する。回転部320は受取った画像データを回転する。変倍部321は受取った画像
データに対し解像度変換処理(例えば600dpiから200dpi)を行う。色空間変
換部322は受取った画像データの色空間を変換する。この色空間変換部322は、マト
リクス又はテーブルを用いて公知の下地飛ばし処理を行ったり、公知のLOG変換処理(
RGB→CMY)を行ったり、公知の出力色補正処理(CMY→CMYK)を行ったりす
ることができる。2値多値変換部323は受取った2階調の画像データを256階調の画
像データに変換する。逆に多値2値変換部324は受取った256階調の画像データを誤
差拡散処理などの手法により2階調の画像データに変換する。
、2つの画像データを合成する際には、合成対象の画素同士が持つ輝度値の平均値を合成
輝度値とする方法や、輝度レベルで明るい方の画素の輝度値を合成後の画素の輝度値とす
る方法が適用される。また、暗い方を合成後の画素とする方法の利用も可能である。さら
に合成対象の画素同士の論理和演算、論理積演算、排他的論理和演算などで合成後の輝度
値を決定する方法なども適用可能である。これらの合成方法はいずれも周知の手法である
。間引き部326は受取った画像データの画素を間引くことで解像度変換を行い、1/2
,1/4,1/8などの画像データを生成する。移動部325は受取った画像データに余
白部分をつけたり余白部分を削除したりする。
データを元に生成された中間データを受取り、ビットマップデータ(多値)を生成する。
図5にスキャナ画像処理部312の内部構成を示す。
。この輝度信号は、マスキング処理部501によりCCDのフィルタ色に依存しない標準
的な輝度信号に変換される。
理部は、受取った画像データに対して、例えば7×7のマトリクスを用いた演算処理を行
う。ところで、複写機や復号機では、図7における原稿選択タブ704の押し下げにより
コピーモードとして文字モードや写真モードや文字/写真モードを選択することができる
。ここでユーザにより文字モードが選択された場合には、フィルタ処理部502は文字用
のフィルタを画像データ全体にかける。また、写真モードが選択された場合には、写真用
のフィルタを画像データ全体にかける。また、文字/写真モードが選択された場合には、
後述の文字写真判定信号(属性データの一部)に応じて画素ごとに適応的にフィルタを切
り替える。つまり、画素ごとに写真用のフィルタをかけるか文字用のフィルタをかけるか
が決定される。なお、写真用のフィルタには高周波成分のみ平滑化が行われるような係数
が設定されている。これは、画像のざらつきを目立たせないためである。また、文字用の
フィルタには強めのエッジ強調を行うような係数が設定されている。これは、文字のシャ
ープさを出すためである。
ンプリングする。より詳細に説明すると、主走査方向、副走査方向にそれぞれ指定した開
始点から終了点で囲まれた矩形領域内の輝度データを、主走査方向、副走査方向に一定の
ピッチでサンプリングする。そして、サンプリング結果を元にヒストグラムデータを生成
する。生成されたヒストグラムデータは、下地飛ばし処理を行う際に下地レベルを推測す
るために用いられる。入力側ガンマ補正部504は、テーブル等を利用して非線形特性を
持つ輝度データに変換する。
か無彩色であるかを判定し、その判定結果をカラーモノクロ判定信号(属性データの一部
)として画像データに付随させる。
網点を構成する画素なのか、網点中の文字を構成する画素なのか、ベタ画像を構成する画
素なのかを各画素の画素値と各画素の周辺画素の画素値とに基づいて判定する。なお、ど
れにもあてはまらない画素は、白領域を構成している画素である。そして、その判定結果
を文字写真判定信号(属性データの一部)として画像データに付随させる。
タが存在する場合には、その存在を検知する。そして、検知された符号画像データを復号
化して情報を取出す。
図6にプリンタ画像処理315においてなされる処理の流れを示す。
いて画像データの下地色を飛ばす(除去する)。モノクロ生成部602はカラーデータを
モノクロデータに変換する。Log変換部603は輝度濃度変換を行う。このLog変換
部603は、例えば、RGB入力された画像データを、CMYの画像データに変換する。
出力色補正部604は出力色補正を行う。例えばCMY入力された画像データを、テーブ
ルやマトリックスを用いてCMYKの画像データに変換する。出力側ガンマ補正部605
は、この出力側ガンマ補正部605に入力される信号値と、複写出力後の反射濃度値とが
比例するように補正を行う。符号画像合成部607は、後述する<符号化処理>により生
成された符号画像データと、(原稿)画像データとを合成する。中間調補正部606は、
出力するプリンタ部の階調数に合わせて中間調処理を行う。例えば、受取った高階調の画
像データに対し2値化や32値化などを行う。
受取った画像データに各処理を施さずに出力させることも可能となっている。このような
、ある処理部において処理を施さずにデータを通過させることを、以下では「処理部をス
ルーさせる」と表現することにする。
CPU301は、所定の情報(この所定の情報には、例えば、機器番号や印字時間情報
やユーザID情報、文書などが含まれる)の符号化処理を行って符号画像データを生成す
べく制御することが可能となっている。
や電子透かし技術により生成された電子透かし画像のことを示す。
プリンタ画像処理部315内の符号画像合成部607に送信すべく制御することが可能と
なっている。
ログラムを実行することによって行われる。
コントローラユニット11の説明は以上である。
図7は画像形成装置10における初期画面700である。領域701は、画像形成装置
10がコピーできる状態にあるか否かを示し、かつ設定したコピー部数を示す。原稿選択
タブ704は原稿のタイプを選択するためのタブであり、このタブが押し下げられると文
字、写真、文字/写真モードの3種類の選択メニューをポップアップ表示される。応用モ
ードタブ705は各種画像編集処理を設定するためのタブである。後処理タブ706は各
種フィニッシングに関わる設定を行うためのタブである。両面設定タブ707は両面読込
み及び両面印字に関する設定を行うためのタブである。読み取りモードタブ702は原稿
の読み取りモードを選択するためのタブである。このタブが押し下げられるとカラー/ブ
ラック/自動(ACS)の3種類の選択メニューがポップアップ表示される。なお、カラ
ーが選択された場合にはカラーコピーが、ブラックが選択された場合にはモノクロコピー
が行われる。また、ACSが選択された場合には、上述したモノクロカラー判定信号によ
りコピーモードが決定される。
ード設定画面800を示す。例えば、応用モード設定画面800には、綴じ代設定タブ8
01、枠消し設定タブ802、製本設定タブ803、ネガポジ設定タブ804、鏡像設定
タブ805がある。綴じ代設定タブ801は、原稿画像を出力時に上下左右のいずれかに
移動させて出力用紙に印字する。また、枠消し設定タブ802は、原稿画像に対して枠を
指定して枠外の領域にある画素を白画素にする。そして、製本設定タブ803は、原稿画
像を製本出力する。そして、ネガポジ設定タブ804は、原稿画像に対して白黒反転し、
鏡像設定タブ805は、原稿画像を左右逆転し鏡像印字する。
ネガポジ出力するかしないかを選択できる。初期値はネガポジしないよう設定されている
。鏡像設定タブ805を押下すると不図示の鏡像ON/OFF画面が表示され、鏡像出力
するかしないかを選択できる。初期値は鏡像しないよう設定されている。ここで、符号画
像印字タブ806は原稿画像に対して新規に符号画像を合成するモードにかかわる設定を
行うものである。新規に符号画像に変換する情報はPC40や画像形成装置内のHDD3
04に格納されている文書ファイルや不図示の仮想キーボードから入力した文字列などな
んでもよいものとする。本発明における、符号画像が印字されている原稿を作成するため
のひとつの例である。
理にかかわるフローチャートである。
てスキャナI/F311を介してスキャナ画像処理部312に送るように制御する。スキ
ャナ画像処理部312は、この画像データに対して図5に示す処理を行い、新たな画像デ
ータと共に属性データを生成する。また、この属性データを画像データに付随させる。さ
らに、S10002で、スキャナ画像処理部312内の復号部507は、符号画像データ
が存在する場合には、その存在を検知する。
の左上隅を原点とし、主操作方向をx軸、副走査方向をy軸としている。図12に示され
ているように、符号画像データ領域1202は、矩形領域(X0、X1,Y0、Y1で囲
まれた領域)であり、符号画像検知マーク1203〜1207を、復号部507が検知す
ることで判定されるものである。符号画像データの上下左右は1205と1206のよう
に連続して存在する符号画像検知マークを検知することで判定される(左上と判断する)
。そして、符号画像データ領域1202にはメタデータ領域1208と非メタデータ領域
1209が含まれている。非メタデータ領域1209は符号画像データ内の四隅の符号画
像検知マーク1203〜1205、1207で囲まれた点線領域内であり、メタデータ領
域1208はそれ以外の領域である。
CPU301は、S10003に移行して、検知した符号画像データの原稿画像内の領域
を判定しRAMに格納しておく。
号化する。このS10004で、メタデータ領域の復号化が成功した場合は、CPU30
1は復号後のメタデータを不図示のデータバスを用いてRAM302に送り、S1000
5に進む。また、このS10004で、メタデータ領域の復号化が失敗した場合は、S1
0006に進む。
。非メタデータ領域の復号化が成功した場合は、CPU301は復号後の非メタデータ(
文書データや文字コードなどさまざま)を不図示のデータバスを用いてRAM302に送
り、S10011に進む。非メタデータ領域の復号化が失敗した場合は、S10006に
進む。S10011では、CPU301は、復号後のメタデータと非メタデータを再符号
化して符号画像を生成し、当該生成された再符号画像データをプリンタ画像処理部315
内の符号画像合成部607に送信すべく制御し、S10012へ進む。
すジョブ実行選択画面でユーザに警告するとともにユーザに後処理の方法の選択を促す。
ブ継続指示がなされた場合にはS10008へ進み、ジョブ中止指示がなされた場合はS
10014に進み、ジョブを中止する。
9に進み、削除するよう指示がなされなかった場合はS10012に進む。
いサイズの白画像を生成する。ラスタ展開後の画像(画像処理が行われた後の原稿画像)
から符号画像を削除するために、このように白画像を生成するのである。そして、S10
010にて、当該白画像に対して、必要に応じて後処理を行い、後処理後の画像データを
後処理画像データとしてプリンタ画像処理部315内の符号画像合成部607に送信すべ
く制御し、S10012に進む。白画像に対する後処理については図12を用いて後述す
る。
成された画像データを32画素×32画素のブロック単位に分割しタイルデータを生成す
る。さらに圧縮部313は、この複数のタイルデータからなる前述のスキャナ画像処理後
の画像データを圧縮する。CPU301は、圧縮部313で圧縮後の画像データをRAM
302に送って格納するよう制御する。なお、スキャナ画像処理後の画像データは必要に
応じて画像変換部317に送られ画像処理が施された上で再びRAM302に送られ格納
される。S10013では、CPU301は、RAM302に格納されている圧縮後の画
像データを伸張部316に送るように制御する。さらに、このステップで、伸張部316
は、この圧縮後の画像データを伸張する。さらに伸張部316は、伸張後の複数のタイル
データからなる画像データをラスタ展開する。ラスタ展開後の画像データはプリンタ画像
処理部315に送られる。プリンタ画像処理部315は、ラスタ展開後の画像データに付
随されている属性データに応じた画像データ編集を行う。この処理は図6に示されている
処理である。
010で生成された後処理画像データと、ラスタ展開後の画像データとが合成される。
より詳細には、出力側ガンマ補正部605から出力されてきた画像データと、S1001
1で生成された符号画像データ、もしくはS10010で生成された後処理画像データと
を符号画像合成部607が合成する。なお、この符号画像合成部607は、S10011
で生成された符号画像データ、又は、S10010で生成された後処理画像データを、原
稿画像データの上に上書き合成する。即ち、S10011で生成された符号画像データ、
又は、S10010で生成された後処理画像データの領域においては、原稿画像データが
消えるように合成するのである。
リンタ部の階調数に合わせて中間調処理を行う。中間調処理後の合成画像データはプリン
タI/F314を介してプリンタ14に送られ、プリンタ14が合成画像データを出力用
紙上に印字する。
。ジョブ継続ボタン1001が押下されると、CPU301は符号画像データの領域に対
する後処理を施さずに印字を継続するよう制御する(即ち、S10008からS1001
2へ直接、移行する)。
くはメタデータ符号化ボタン1004もしくはメタデータテキスト化ボタン1005のど
れかを選択可能である。ただし、メタデータ符号化ボタン1004もしくはメタデータテ
キスト化ボタン1005は、図9のS10004でメタデータ領域の復号化が成功してい
なければ選択できないようにグレーアウト化されて表示される。なお、この制御は、CP
Uによって行われる。
キスト化ボタン1005のどれかをユーザが選択すると、当該選択を受付けて、CPU3
01は図9のS10010で後処理を行う。また、ジョブ中止ボタン1006がユーザに
より押下されると、当該押下を受付けてCPU301は印字処理を中止するよう制御する
。図10の例では、非メタデータが文書ファイルであり、メタデータは文書ファイルのU
RLを意味するものであることを想定している。そのために、メタデータ符号化ボタン1
004ならびにメタデータテキスト化ボタン1005の文言をユーザが理解しやすいよう
にしているが、これは、あくまで一例であり、本実施形態を限定するものではない。
る。
ボタン1003が押下されたかどうかを判定し、白抜きボタン1003が押下された場合
は、後処理を施さずにフローを抜ける。ただし、S10009で生成した白画像データを
後処理画像データとしてステップS10012に出力する。
では、CPU301は図10に示されているメタデータ符号化ボタン1004が押下され
たかどうかを判定する。そして、メタデータ符号化ボタン1004が押下された場合はS
10103へ進み、メタデータ符号化ボタン1004が押下されていない場合はS101
04へ進む。
化後のメタデータを対象として、RAM302に格納されたプログラムを実行することで
、メタデータだけを復号化した符号画像データを生成する。そして、この符号画像データ
を後処理画像データとして出力する。
号化後のメタデータを対象として、RAM302に格納されたプログラムを実行すること
で、メタデータのテキスト画像データを生成する。そして、このテキスト画像データを後
処理画像データとしてS10012に出力する。
ボタン1003が押下された場合の結果である。そして、図14は図10に示されている
メタデータ符号化ボタン1004が押下された場合の結果であり、図15は図10に示さ
れているメタデータテキスト化ボタン1005が押下された場合の結果である。
態に係る画像形成装置に入力されたとき、原稿画像データ内に符号画像が含まれていると
判定された場合に、符号画像を復号化して元データを抽出することができる。こここで、
元データとは、非メタデータとメタデータを包含するデータである。また、ここでは、符
号画像を復号化することを符号画像復号化という。
原稿画像の非メタデータ領域に印刷されている。ここで、メタデータ領域において、メタ
データの二次元コードに含まれる各ドッドは大きく、原稿画像の汚れに対して、非常に耐
性強く印刷されている。一方、非メタデータ領域において、非メタデータの二次元符号に
含まれる各ドットは小さく、原稿画像の汚れに対して、非常に耐性弱く印刷されている。
号化が可能であるが、非メタデータ領域は、少しでも汚れてしまうと、非メタデータ領域
上の画像の復号化が不可能となる。
えるコンテンツデータである。例えば、音楽データであったり、Excelデータであっ
たりする。このメタデータは、非常にデータ量が多い。
、少ないデータ量のデータである。このようにメタデータは、少ないデータ量のデータで
あり、かつ、重要なデータであるため、メタデータは耐性強く印刷されているのである。
さらに本発明は、複数の機器(例えばコンピュータ、インターフェース機器、リーダ、
プリンタなど)から構成されるシステムに適用することも、一つの機器からなる装置(画
像形成装置、プリンタ、ファクシミリ装置など)に適用することも可能である。
グラムコードを記憶した記憶媒体から、システムあるいは装置のコンピュータ(またはC
PUやMPU)が、そのプログラムコードを読出し実行することによっても達成される。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が上述した実施形態の機能を
実現することになる。そのため、このプログラムコード及びプログラムコードを記憶した
記憶媒体も本発明の一つを構成することになる。
)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、
磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いることができる。
施形態の機能が実現される。これに加えて、そのプログラムコードの指示に基づきコンピ
ュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部また
は全部を行い、その処理によって上述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる。
その後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニット
に備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって上述した実
施形態の機能が実現される。
11 コントローラユニット
12 操作部
13 スキャナ
14 プリンタ
20 画像形成装置
21 コントローラユニット
22 操作部
23 スキャナ
24 プリンタ
30 画像形成装置
31 コントローラユニット
32 操作部
33 プリンタ
40 PC
50 LAN
201 原稿フィーダ
202 トレイ
203 用紙カセット
204 用紙カセット
205 用紙カセット
206 排紙トレイ
207 後処理部
301 CPU
302 RAM
303 ROM
304 HDD
305 操作部I/F
306 ネットワークI/F306
307 モデム
308 2値画像回転部
309 2値画像圧縮・伸張部
310 システムバス
311 スキャナI/F
312 スキャナ画像処理部
313 圧縮部
314 プリンタI/F
315 プリンタ画像処理部
316 伸張部
317 画像変換部
318 伸張部
319 圧縮部
320 回転部
321 変倍部
322 色空間変換部
323 2値多値変換部
324 多値2値変換部
325 移動部
326 間引き部
327 合成部
328 RIP
329 圧縮部
501 マスキング処理部
502 フィルタ処理部
503 ヒストグラム生成部
504 入力側ガンマ補正部
505 カラーモノクロ判定部
506 文字写真判定部
507 復号部
601 下地飛ばし処理部
602 モノクロ生成部
603 Log変換部
604 出力色補正部
605 出力側ガンマ補正部
606 中間調補正部
607 符号画像合成部
700 初期画面
701 領域
702 読み取りモードタブ
704 タブ
705 タブ
706 タブ
707 タブ
800 応用モード設定画面
801 タブ
802 タブ
803 タブ
804 タブ
805 タブ
806 タブ
1000 ジョブ実行選択画面
1001 ジョブ継続ボタン
1002 ジョブ継続ボタン
1003 白抜きボタン
1004 メタデータ符号化ボタン
1005 メタデータテキスト化ボタン
1006 ジョブ中止ボタン
1201 原稿画像
1202 符号画像データ領域
1203 符号画像検知マーク
1204 符号画像検知マーク
1205 符号画像検知マーク
1206 符号画像検知マーク
1207 符号画像検知マーク
1208 メタデータ領域
1209 非メタデータ領域
Claims (27)
- 第1の領域と第2の領域とを含む二次元コードを復号化することで、当該二次元コードに含まれる情報を得る復号化手段と、
前記復号化手段で得られた前記二次元コードに含まれる情報のうちの少なくとも一部を含む情報を符号化することで、当該少なくとも一部を含む情報を含む二次元コードを得る符号化手段と、
を備え、
前記復号化手段は、前記第1の領域を復号化した後、前記第2の領域を復号化し、
前記第1の領域は、前記第2の領域よりも耐性の強い領域である
ことを特徴とする装置。 - 第1の領域と第2の領域とを含む二次元コードを復号化することで、当該二次元コードに含まれる情報を得る復号化手段と、
前記復号化手段で得られた前記二次元コードに含まれる情報のうちの少なくとも一部を含む情報を符号化することで、当該少なくとも一部を含む情報を含む二次元コードを得る符号化手段と、
を備え、
前記復号化手段における前記第2の領域の復号化は、前記第1の領域の復号化の終了後に終了し、
前記第1の領域は、前記第2の領域よりも耐性の強い領域である
ことを特徴とする装置。 - 第1の領域と第2の領域とを含む二次元コードを復号化することで、当該二次元コードに含まれる情報を得る復号化手段と、
前記復号化手段で得られた前記二次元コードに含まれる情報のうちの少なくとも一部を含む情報を符号化することで、当該少なくとも一部を含む情報を含む二次元コードを得る符号化手段と、
を備え、
前記復号化手段における前記第2の領域の復号化は、前記第1の領域の復号化の開始後に開始し、
前記第1の領域は、前記第2の領域よりも耐性の強い領域である
ことを特徴とする装置。 - スキャン画像における第1の領域と第2の領域とを含む二次元コードを復号化することで、当該二次元コードに含まれる情報を得る復号化手段と、
前記復号化手段で得られた前記二次元コードに含まれる情報のうちの少なくとも一部を含む情報を符号化することで、当該少なくとも一部を含む情報を含む二次元コードを得る符号化手段と、
前記符号化手段で得られた二次元コードと前記スキャン画像とを合成する合成手段と、
前記合成手段で得られた画像を印刷する印刷手段と、
を備え、
前記復号化手段における前記第2の領域の復号化は、前記第1の領域の復号化の終了後に終了し、
前記第1の領域は、前記第2の領域よりも耐性の強い領域である
ことを特徴とする装置。 - スキャン画像における第1の領域と第2の領域とを含む二次元コードを復号化することで、当該二次元コードに含まれる情報を得る復号化手段と、
前記復号化手段で得られた前記二次元コードに含まれる情報のうちの少なくとも一部を含む情報を符号化することで、当該少なくとも一部を含む情報を含む二次元コードを得る符号化手段と、
前記符号化手段で得られた二次元コードと前記スキャン画像とを合成する合成手段と、
前記合成手段で得られた画像を印刷する印刷手段と、
を備え、
前記復号化手段における前記第2の領域の復号化は、前記第1の領域の復号化の開始後に開始し、
前記第1の領域は、前記第2の領域よりも耐性の強い領域である
ことを特徴とする装置。 - 前記合成手段で得られる前記画像は、前記スキャン画像に含まれていた前記二次元コードを含まないことを特徴とする請求項4又は5に記載の装置。
- 前記復号化手段は、前記第1の領域の復号化に失敗した場合に、前記第2の領域の復号化をしないことを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の装置。
- 前記第1の領域に含まれる情報の量は、前記第2の領域に含まれる情報の量よりも少ないことを特徴とする請求項1乃至7の何れか1項に記載の装置。
- 前記第1の領域には、前記第2の領域に関する情報が含まれることを特徴とする請求項1乃至8の何れか1項に記載の装置。
- 前記第1の領域は、前記第2の領域よりも耐性の強い領域であるとは、前記第1の領域は、前記第2の領域よりも汚れに対して耐性の強い領域であるという意味であることを特徴とする請求項1乃至9の何れか1項に記載の装置。
- 前記第1の領域は、前記第2の領域よりも耐性の強い領域であるとは、前記第1の領域の方が、前記第2の領域よりも、汚れても復号化に成功する可能性が高い領域であるという意味であることを特徴とする請求項1乃至10の何れか1項に記載の装置。
- 前記第1の領域は、前記第2の領域よりも耐性の強い領域であるとは、前記第1の領域と前記第2の領域とに同じ汚れが発生した時に、前記第1の領域の方が前記第2の領域よりも復号化が成功する可能性が高いという意味であることを特徴とする請求項1乃至11の何れか1項に記載の装置。
- 前記第1の領域は、前記第2の領域よりも耐性の強い領域であるとは、失敗させる汚れの限界量が、前記第2の領域よりも前記第1の領域の方が大きいという意味であることを特徴とする請求項1乃至12の何れか1項に記載の装置。
- 第1の領域と第2の領域とを含む二次元コードを復号化することで、当該二次元コードに含まれる情報を得る復号化ステップと、
前記復号化ステップで得られた前記二次元コードに含まれる情報のうちの少なくとも一部を含む情報を符号化することで、当該少なくとも一部を含む情報を含む二次元コードを得る符号化ステップと、
を含み、
前記復号化ステップは、前記第1の領域を復号化した後、前記第2の領域を復号化し、
前記第1の領域は、前記第2の領域よりも耐性の強い領域である
ことを特徴とする方法。 - 第1の領域と第2の領域とを含む二次元コードを復号化することで、当該二次元コードに含まれる情報を得る復号化ステップと、
前記復号化ステップで得られた前記二次元コードに含まれる情報のうちの少なくとも一部を含む情報を符号化することで、当該少なくとも一部を含む情報を含む二次元コードを得る符号化ステップと、
を含み、
前記復号化ステップにおける前記第2の領域の復号化は、前記第1の領域の復号化の終了後に終了し、
前記第1の領域は、前記第2の領域よりも耐性の強い領域である
ことを特徴とする方法。 - 第1の領域と第2の領域とを含む二次元コードを復号化することで、当該二次元コードに含まれる情報を得る復号化ステップと、
前記復号化ステップで得られた前記二次元コードに含まれる情報のうちの少なくとも一部を含む情報を符号化することで、当該少なくとも一部を含む情報を含む二次元コードを得る符号化ステップと、
を含み、
前記復号化ステップにおける前記第2の領域の復号化は、前記第1の領域の復号化の開始後に開始し、
前記第1の領域は、前記第2の領域よりも耐性の強い領域である
ことを特徴とする方法。 - スキャン画像における第1の領域と第2の領域とを含む二次元コードを復号化することで、当該二次元コードに含まれる情報を得る復号化ステップと、
前記復号化ステップで得られた前記二次元コードに含まれる情報のうちの少なくとも一部を含む情報を符号化することで、当該少なくとも一部を含む情報を含む二次元コードを得る符号化ステップと、
前記符号化ステップで得られた二次元コードと前記スキャン画像とを合成する合成ステップと、
前記合成ステップで得られた画像を印刷する印刷ステップと、
を含み、
前記復号化ステップにおける前記第2の領域の復号化は、前記第1の領域の復号化の終了後に終了し、
前記第1の領域は、前記第2の領域よりも耐性の強い領域である
ことを特徴とする方法。 - スキャン画像における第1の領域と第2の領域とを含む二次元コードを復号化することで、当該二次元コードに含まれる情報を得る復号化ステップと、
前記復号化ステップで得られた前記二次元コードに含まれる情報のうちの少なくとも一部を含む情報を符号化することで、当該少なくとも一部を含む情報を含む二次元コードを得る符号化ステップと、
前記符号化ステップで得られた二次元コードと前記スキャン画像とを合成する合成ステップと、
前記合成ステップで得られた画像を印刷する印刷ステップと、
を含み、
前記復号化ステップにおける前記第2の領域の復号化は、前記第1の領域の復号化の開始後に開始し、
前記第1の領域は、前記第2の領域よりも耐性の強い領域である
ことを特徴とする方法。 - 前記合成ステップで得られる前記画像は、前記スキャン画像に含まれていた前記二次元コードを含まないことを特徴とする請求項17又は18に記載の方法。
- 前記復号化ステップでは、前記耐性の強い領域の復号化に失敗した場合に、前記耐性の弱い領域の復号化をしないことを特徴とする請求項14乃至19の何れか1項に記載の方法。
- 前記第1の領域に含まれる情報の量は、前記第2の領域に含まれる情報の量よりも少ないことを特徴とする請求項14乃至20の何れか1項に記載の方法。
- 前記第1の領域には、前記第2の領域に関する情報が含まれることを特徴とする請求項14乃至21の何れか1項に記載の方法。
- 前記第1の領域は、前記第2の領域よりも耐性の強い領域であるとは、前記第1の領域は、前記第2の領域よりも汚れに対して耐性の強い領域であるという意味であることを特徴とする請求項14乃至22の何れか1項に記載の方法。
- 前記第1の領域は、前記第2の領域よりも耐性の強い領域であるとは、前記第1の領域の方が、前記第2の領域よりも、汚れても復号化に成功する可能性が高い領域であるという意味であることを特徴とする請求項14乃至23の何れか1項に記載の方法。
- 前記第1の領域は、前記第2の領域よりも耐性の強い領域であるとは、前記第1の領域と前記第2の領域とに同じ汚れが発生した時に、前記第1の領域の方が前記第2の領域よりも復号化が成功する可能性が高いという意味であることを特徴とする請求項14乃至24の何れか1項に記載の方法。
- 前記第1の領域は、前記第2の領域よりも耐性の強い領域であるとは、失敗させる汚れの限界量が、前記第2の領域よりも前記第1の領域の方が大きいという意味であることを特徴とする請求項14乃至25の何れか1項に記載の方法。
- 請求項14乃至26の何れか1項に記載の方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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