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JP5283575B2 - 画像読取レンズ及び画像読取装置 - Google Patents

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Description

本発明は、イメージスキャナなどの画像読取装置、及び画像読取装置に搭載される画像読取レンズに関するものである。
文書や画像などの原稿画像を読み取って、デジタルな画像データとするコピー機、ファクシミリ、イメージスキャナ等の画像読取装置が普及している。このような画像読取装置では、結像レンズ(以下、画像読取レンズという)を用いて、原稿画像を例えばCCDイメージセンサ上に結像させている。原稿画像に忠実な画像データを得るために、画像読取レンズは、各種収差がバランス良く抑えられ、高い解像力が求められる。さらには、画面周辺部まで高い開口効率が求められる。
また、近年では、画像読取装置のコンパクト化、低コスト化にともなって、画像読取レンズに対してもさらなるコンパクト化、低コスト化が求められている。また、画像読取装置の高速化にともないより明るい(Fナンバーの小さい)画像読取レンズが求められている。
コンパクト化を図った画像読取レンズとしては、4群4枚のテレフォトタイプのものが知られている(例えば、特許文献1を参照)。また、より明るい画像読取レンズを求めたものとしては、4群6枚のガウス型のものが知られている(例えば、特許文献2を参照)。さらに、特許文献3のように画像読取レンズを5群5枚構成として、明るさと小型化等を両立させようとしたものがある。
特開平9−101452号公報 特開平9−113802号公報 特開2000−241701号公報
しかしながら、上記のような特許文献1のような4群4枚の画像読取レンズでは、色収差を十分に補正できず、原稿画像をカラーで読み取るには適さない。また、この構成の画像読取レンズは、より明るいレンズにしようとすると、十分な解像力が得られなくなるといった問題があった。また、特許文献2のような6群4枚の画像読取レンズでは、明るいレンズとすることができる反面、レンズ径をあまり小さくできず、コンパクト化に不利となる。そこで、レンズの上下端をそれぞれカットして、高さを小さくする工夫も提案されているが、偏心の調整を行うためにレンズを回転することができないといった問題が生じてしまう。さらに、特許文献3の5群5枚構成では、コマ収差の補正が不十分であるといった問題があった。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、安価でコンパクトな構成でありながらも、明るく、また画面周辺部まで高い開口効率を維持し、諸収差がバランスよく補正され、高い解像力を有する画像読取レンズ、及びこのような画像読取レンズを備えた画像読取装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の画像読取レンズでは、物体側から順に、物体側に凸面を向けた正の第1レンズ、両凹レンズからなる第2レンズ、両凸レンズからなる第3レンズ、像側に凸面を向けた正の第4レンズ、像側に凸面を向けた負の第5レンズを有し、全系の焦点距離をf,第4レンズの焦点距離をf4とし、第4レンズの像側の面から第5レンズの物体側の面までの光軸上の間隔をD8とし、第jレンズのd線に対するアッベ数をνjとしたときに、
0.109≦D8/f<0.16 ・・・(1)
.77<f4/f<1.81 ・・・(2)
13.5<(ν1+ν3+ν4)/3−(ν2+ν5)/2 ・・・(4)
の条件を満すようにしたものである。
像側に凸面を向けた正の第4レンズは、物体側に凸面を向けた両凸レンズでも、また物体側に凹面または平面を向けたレンズであってもよい。第4レンズを両凸レンズとした場合には、「0.77<f4/f<1.59」を満たすことがより好ましく、第4レンズを物体側に凹面または平面を向けたレンズとした場合には、「1.06<f4/f<1.81」を満たすことがより好ましい。
また、画像読取レンズでは、第jレンズのe線に対する屈折率Njとしたときに、1.55<(N1+N3+N4)/3<1.74の条件(3)を満たすことが好ましい。すなわち、正のレンズの第1,第3,第4レンズの屈折率の平均である「(N1+N3+N4)/3」が上記件を満たすことが好ましい。
また、本発明の画像読取装置では、上記のような画像読取レンズを備えたものである。
本発明によれば、画像読取レンズを安価でコンパクトな構成としながら、高い開口効率を画面周辺部まで維持し、諸収差が十分にそしてバランスよく補正されて高い解像力を得ることができる。また、この画像読取レンズを用いることで、コンパクト化を図りながら、光学性能を犠牲にすることなくまた読み取りの高速化を図ることができる画像読取装置を実現できる。
実施例1の画像読取レンズの構成を示す断面図である。 実施例1の画像読取レンズの球面収差,非点収差,歪曲,倍率色収差を示す収差図である。 実施例1の画像読取レンズの横収差を示す収差図である。 実施例2の画像読取レンズの構成を示す断面図である。 実施例2の画像読取レンズの球面収差,非点収差,歪曲,倍率色収差を示す収差図である。 実施例2の画像読取レンズの横収差を示す収差図である。 実施例3の画像読取レンズの構成を示す断面図である。 実施例3の画像読取レンズの球面収差,非点収差,歪曲,倍率色収差を示す収差図である。 実施例3の画像読取レンズの横収差を示す収差図である。 実施例4の画像読取レンズの構成を示す断面図である。 実施例4の画像読取レンズの球面収差,非点収差,歪曲,倍率色収差を示す収差図である。 実施例4の画像読取レンズの横収差を示す収差図である。 実施例5の画像読取レンズの構成を示す断面図である。 実施例5の画像読取レンズの球面収差,非点収差,歪曲,倍率色収差を示す収差図である。 実施例5の画像読取レンズの横収差を示す収差図である。 参考例の画像読取レンズの構成を示す断面図である。 参考例の画像読取レンズの球面収差,非点収差,歪曲,倍率色収差を示す収差図である。 参考例の画像読取レンズの横収差を示す収差図である。
図1に画像読取装置に用いられる画像読取レンズ11を示す。この画像読取レンズ11は、物体側に所定の間隔で配された原稿画像を、像側に所定の間隔で配されたイメージセンサ上に結像する。
画像読取レンズ11は、物体側から順に、第1レンズL1〜第5レンズL5を配した、5群5枚構成としてある。第1レンズL1は、物体側に凸面を向けた正の屈折力を有するレンズである。第2レンズL2は、両凹レンズであり、第3レンズL3は、両凸レンズとしてある。第4レンズL4は、像側に凸面を向けた正の屈折力を有するレンズとしてある。第5レンズL5は、像側に凸面を向けた負の屈折力のレンズである。
第4レンズL4は、上記のように像側に凸面を向け、正の屈折力を有するのならば、物体側に凸面を向けた両凸レンズであってもよく、物体側に平面を向けた平凸レンズ、または物体側に凹面を向けたメニスカスレンズであってもよい。なお、図1のレンズ構成では、第4レンズL4を両凸レンズとしてある。
上記の画像読取レンズ11は、全系の焦点距離をf,第4レンズL4の焦点距離をf4とし、第4レンズL4の像側の面から第5レンズL5の物体側の面までの光軸上の間隔をD8としたときに、下記の条件式(1),(2)を満たすように構成してある。
0.06<D8/f<0.16 ・・・(1)
0.77<f4/f<1.81 ・・・(2)
条件式(1)は、画像読取レンズ11の全系の焦点距離fに対する第4レンズL4と第5レンズL5との間隔D8の比である値「D8/f」を規定する。値「D8/f」を大きくすると像面湾曲とコマ収差を補正する上で有利となるが、条件式(1)の上限値を上回ると画像読取レンズ11の全長が大きくなってコンパクト化が困難になる。また、値「D8/f」を小さくすると画像読取レンズ11のコンパクト化には有利となるが、条件式(1)の下限値を下回ると、像面湾曲とコマ収差を良好に補正することが困難になる。
条件式(2)は、歪曲に関する条件であり、画像読取レンズ11の全系の焦点距離fに対する第4レンズL4の焦点距離f4の比である値「f4/f」を規定する。値「f4/f」が条件式(2)の上限値を上回ると歪曲が「+」に増大し、また下限値を下回ると歪曲が「−」に増大するので、好ましくない。
なお、図1に示す画像読取レンズ11のように、第4レンズL4を両凸レンズとした場合には、次の条件式(1a),(2a)を満たすようにすることがより好ましい。
0.06<D8/f<0.14 ・・・(1a)
0.77<f4/f<1.59 ・・・(2a)
また、第4レンズL4を物体側に平面または凹面を向けた平凸レンズまたはメニスカスレンズとした場合には、次の条件式(1b),(2b)を満たすようにすることがより好ましい。
0.10<D8/f<0.16 ・・・(1b)
1.06<f4/f<1.81 ・・・(2b)
また、画像読取レンズ11は、j=1,2,・・・5として、第jレンズのe線(波長546.07nm)に対する屈折率Nj,d線(波長587.56nm)に対するアッベ数をνjとしたときに、下記の条件式(3),(4)を満たすように構成することが好ましい。条件式(3),(4)は、いずれか一方を満たすように構成してもよいが、同時に満たすように構成するのがより好ましい。
1.55<(N1+N3+N4)/3<1.74 ・・・(3)
13.5<(ν1+ν3+ν4)/3−(ν2+ν5)/2 ・・・(4)
条件式(3)は、倍率色収差と開口効率に関する条件であり、正のレンズである第1レンズL1の屈折率N1と第3レンズL3の屈折率N3と第4レンズL4の屈折率N4との平均値である値「(N1+N3+N4)/3」を規定する。この値「(N1+N3+N4)/3」が条件式(3)の上限値を上回ると開口効率が小さくなり光量比の低下を招き、下限値を下回ると倍率色収差を良好に補正することが困難になる。
条件式(4)は、軸上色収差に関する条件であり、正のレンズである第1レンズL1,第3レンズL3及び第4レンズL4のアッベ数ν1,ν3,ν4の平均値と、負のレンズである第2レンズL2及び第5レンズL5のアッベ数ν2,ν5の平均値との差である値「(ν1+ν3+ν4)/3−(ν2+ν5)/2」を規定する。この値「(ν1+ν3+ν4)/3−(ν2+ν5)/2」が条件式(4)の下限値を下回ると軸上色収差の良好な補正が困難になる。
画像読取レンズ11を上記のように5群5枚構成とし、また各条件式を満たすことにより、画像読取レンズは、諸収差、特に像面湾曲が適正に補正され、例えば600dpi程度の高い解像力、F5.0以下の明るさであり、しかも最周辺部においてもほぼ100%の開口効率を維持することができ、しかも5群5枚構成によるコンパクト化を図ることができる。
なお、画像読取レンズ11の像側と物体側とを逆にすれば、すなわち、像側から第1レンズL1,第2レンズL2,第3レンズL3,第4レンズL4,第5レンズL5を配置すれば、画像拡大用のレンズとして用いることができる。また、適宜に各レンズL1〜L5のレンズ面の非球面とすることができ、非球面とすることによってより良好な補正をすることができる。
本発明を実施した画像読取レンズの具体的な実施例1〜5と、参考例とを説明する。以下では、実施例1〜5と参考例とにおける各部材や間隔等の符号は共通のものを用いて示す。また、実施例1〜5と参考例とでは、第1レンズL1の物体側のレンズ面から順に、各レンズのレンズ面を面番号i(i=1〜12)を用いてSiで表し、レンズ面Siの曲率半径をRi(mm)で表す。また、隣接するレンズ面Siとレンズ面S(j+1)との光軸上の間隔を面間隔Di(mm)で表す。さらに、各レンズのe線に対する屈折率N、およびd線に対するアッベ数νをそれぞれ示す。
[実施例1]
実施例1は、図1に示す画像読取レンズ11である。すなわち、第1レンズL1〜第5レンズL5を配した5群5枚構成であり、第1レンズL1を物体側に凸面を向けた正の屈折力を有するレンズ、第2レンズL2を両凹レンズ、第3レンズL3及び第4レンズL4を両凸レンズ、第5レンズL5を像側に凸面を向けた負のレンズとしたものである。この実施例1におけるレンズデータを下記表1に示す。また、画像読取レンズ11の全系の焦点距離f(mm)、Fナンバー、画角2ω(°)および結像倍率βを表2に示す。
Figure 0005283575
Figure 0005283575
実施例1の第4レンズL4の焦点距離f4は「40.38(mm)」である。実施例1における上記条件式(1)〜(4)に対応する数値は、表3に示す通りであり、各条件式(1)〜(4)を満たし、また上記条件式(1a),(2a)を満たすものとなっている。
Figure 0005283575
画像読取レンズ11の各種収差を図2及び図3に示す。図2(a)は、球面収差を、図2(b)は、非点収差を、図2(c)は、歪曲(ディストーション)を、図2(d)は、倍率色収差をそれぞれ表している。図2(a)の球面収差図では、e線についてのものを実線で、g線(波長435.84nm)のものを一点鎖線で、C線(波長656.28nm)のものを二点鎖線でそれぞれ示してある。図2(b)の非点収差図では、サジタル像面に対するものを実線で、タンジェンシャル像面に対するものを破線でそれぞれ示してある。図2(d)の倍率色収差図では、e線を基準として、g線についてものを一点鎖線で、C線についてのものを二点鎖線で示してある。
また、図3には横収差を示してあり、図3(a)〜図3(d)は、画角23.8°,17.1°,12.4°,0°(軸上)の場合におけるe線についての横収差を示している。
[実施例2]
図4に示す実施例2の画像読取レンズ12は、物体側から順に第1レンズL1〜第5レンズL5を配した5群5枚構成であり、第1レンズL1を物体側に凸面を向けた正の屈折力を有するレンズ、第2レンズL2を両凹レンズ、第3レンズL3を両凸レンズ、第4レンズL4を物体側に凹面を向け像側に凸面を向けた正のメニスカスレンズ、第5レンズL5を像側に凸面を向けた負のレンズとしたものである。
上記画像読取レンズ12のレンズデータを下記表4に、また画像読取レンズ12の全系の焦点距離f(mm)、Fナンバー、画角2ω(°)および結像倍率βを表5にそれぞれ示す。この実施例2における第4レンズL4の焦点距離f4は「52.70(mm)」である。上記条件式(1)〜(4)に対応する数値は、表6に示す通りであり、各条件式(1)〜 (4)を満たす。また、上記条件式(1b),(2b)を満たすものとなっている。
Figure 0005283575
Figure 0005283575
Figure 0005283575
さらに、画像読取レンズ12の球面収差を図5(a)に、非点収差を図5(b)に、歪曲を図5(c)に、倍率色収差を図5(d)にそれぞれ示し、図6(a)〜図6(d)に画角21.0°,15.0°,10.8°,0°(軸上)の各横収差をそれぞれ示す。
[実施例3]
図7に示す実施例3の画像読取レンズ13は、実施例2と同様な第1レンズL1〜第5レンズL5からなる5群5枚構成であるが、第4レンズL4を物体側に平面を向け像側に凸面を向けた正の平凸レンズとしてある点が異なる。
この画像読取レンズ13のレンズデータを下記表7に、また画像読取レンズ13の全系の焦点距離f(mm)、Fナンバー、画角2ω(°)および結像倍率βを表8にそれぞれ示す。この実施例3の第4レンズL4の焦点距離f4は「70.42(mm)」である。上記条件式(1)〜(4)に対応する数値は、表9に示す通りであり、各条件式(1)〜 (4)を満たす。また上記条件式(1b),(2b)を満たすものとなっている。
Figure 0005283575
Figure 0005283575
Figure 0005283575
さらに、画像読取レンズ13の球面収差を図8(a)に、非点収差を図8(b)に、歪曲を図8(c)に、倍率色収差を図8(d)にそれぞれ示し、図9(a)〜図9(d)に画角18.3°,13.0°,9.4°,0°(軸上)の各横収差をそれぞれ示す。
[実施例4]
図10に示す実施例4の画像読取レンズ14は、実施例1と同様に、第1レンズL1〜第5レンズL5を配した5群5枚構成であり、第4レンズL4を両凸レンズとしたものである。
画像読取レンズ14のレンズデータを下記表10に、また画像読取レンズ14の全系の焦点距離f(mm)、Fナンバー、画角2ω(°)および結像倍率βを表11にそれぞれ示す。この実施例4の第4レンズL4の焦点距離f4は「45.15(mm)」である。上記条件式(1)〜(4)に対応する数値は、表12に示す通りであり、各条件式(1)〜(4)を満たすとともに、条件式(1a),(2a)を満たすものとなっている。
Figure 0005283575
Figure 0005283575
Figure 0005283575
さらに、画像読取レンズ14の球面収差を図11(a)に、非点収差を図11(b)に、歪曲を図11(c)に、倍率色収差を図11(d)にそれぞれ示し、図12(a)〜図12(d)に画角19.8°,14.1°,10.2°,0°(軸上)の横収差をそれぞれ示す。
[実施例5]
図13に示す実施例5の画像読取レンズ15は、実施例1と同様に、第1レンズL1〜第5レンズL5を配した5群5枚構成であり、第4レンズL4を両凸レンズとしたものである。
この画像読取レンズ15のレンズデータを下記表13に、また画像読取レンズ15の全系の焦点距離f(mm)、Fナンバー、画角2ω(°)および結像倍率βを表14にそれぞれ示す。この実施例5の第4レンズL4の焦点距離f4は「52.15(mm)」である。上記条件式(1)〜(4)に対応する数値は、表15に示す通りであり、各条件式(1)〜(4)を満たすとともに、条件式(1a),(2a)を満たすものとなっている。
Figure 0005283575
Figure 0005283575
Figure 0005283575
さらに、画像読取レンズ15の球面収差を図14(a)に、非点収差を図14(b)に、歪曲を図14(c)に、倍率色収差を図14(d)にそれぞれ示し、図15(a)〜図15(d)に画角18.2°,12.9°,9.3°,0°(軸上)の横収差をそれぞれ示す。
参考例
図16に示す参考例の画像読取レンズ16は、実施例1と同様に、第1レンズL1〜第5レンズL5を配した5群5枚構成であり、第4レンズL4を両凸レンズとしたものである。
この画像読取レンズ16のレンズデータを下記表16に、また画像読取レンズ16の全系の焦点距離f(mm)、Fナンバー、画角2ω(°)および結像倍率βを表17にそれぞれ示す。この参考例の第4レンズL4の焦点距離f4は「36.66(mm)」である。上記条件式(1)〜(4)に対応する数値は、表18に示す通りであり、各条件式(1)〜(4)を満たすとともに、条件式(1a),(2a)を満たすものとなっている。
Figure 0005283575
Figure 0005283575
Figure 0005283575
さらに、画像読取レンズ16の球面収差を図17(a)に、非点収差を図17(b)に、歪曲を図17(c)に、倍率色収差を図17(d)にそれぞれ示し、図18(a)〜図18(d)に画角20.9°,15.0°,10.8°,0°(軸上)の横収差をそれぞれ示す。
11〜16 画像読取レンズ
L1 第1レンズ
L2 第2レンズ
L3 第3レンズ
L4 第4レンズ
L5 第5レンズ
L6 第6レンズ

Claims (3)

  1. 物体側から順に、物体側に凸面を向けた正の第1レンズ、両凹レンズからなる第2レンズ、両凸レンズからなる第3レンズ、像側に凸面を向けた正の第4レンズ、像側に凸面を向けた負の第5レンズからなり
    全系の焦点距離をf,第4レンズの焦点距離をf4とし、第4レンズの像側の面から第5レンズの物体側の面までの光軸上の間隔をD8とし、第jレンズのd線に対するアッベ数をνjとしたときに、
    0.109≦D8/f<0.16
    .77<f4/f<1.81
    13.5<(ν1+ν3+ν4)/3−(ν2+ν5)/2
    の条件を満たすことを特徴とする画像読取レンズ。
  2. 第jレンズのe線に対する屈折率Njとしたときに、
    .55<(N1+N3+N4)/3<1.74
    の条件を満たすことを特徴とする請求項1記載の画像読取レンズ。
  3. 請求項1または2記載の画像読取レンズを備えることを特徴とする画像読取装置。
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