JP5281325B2 - Processing machine control device and processing machine control method - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、加工機の制御装置及び加工機の制御方法に係り、詳細には、切り欠き金型を回転自在に装着できるステーションを有し、切り欠き金型(シートセーバー金型)とクランプとの干渉回避の制御を行う加工機の制御装置及びその加工機の制御方法に関する。 The present invention relates to a processing machine control device and a processing machine control method, and more specifically, has a station on which a notch mold can be rotatably mounted, a notch mold (sheet saver mold), a clamp, The present invention relates to a control device for a processing machine that controls interference avoidance and a control method for the processing machine.
従来、パンチングプレスでは、ワークWに対し加工を行う金型と該ワークWを把持するクランプとの干渉はソフトウェア処理により回避している。 Conventionally, in a punching press, interference between a mold for processing a workpiece W and a clamp for gripping the workpiece W is avoided by software processing.
すなわち、タレットディスクに配置された複数の金型の中から選択中の金型を判別して、切り欠き金型(シートセーバー金型)の場合はY軸の干渉対象区域(デッドゾーン)を切り欠き金型用に切り替えることにより通常の金型よりY軸の干渉対象区域を小さく設定している。 That is, the currently selected mold is identified from a plurality of molds arranged on the turret disk, and in the case of a notch mold (sheet saver mold), the Y-axis interference target area (dead zone) is cut. By switching to the notch mold, the Y-axis interference target area is set smaller than that of the normal mold.
例えば、図7に示すように通常の金型(パンチ103、ダイ105)とクランプ101との干渉対象区域107と、切り欠き金型(111、113)とクランプ109の干渉対象区域115とを比較すると、干渉対象領域115がY軸方向に小さく、クランプ109は距離Aだけ切り欠き金型(111、113)に接近している。
For example, as shown in FIG. 7, the
一方、図8に示すように、切り欠き金型(113、115)をオートインデックスステーションで運用した場合、回転角度によっては切り欠き金型(113、115)とクランプ109が干渉する場合(例えばC軸=90°)がある。
On the other hand, as shown in FIG. 8, when the notch molds (113, 115) are operated in the auto index station, depending on the rotation angle, the notch molds (113, 115) and the
ここで、オートインデックスステーションとは、パンチをモータ及び該モータに連動するベルトを介して回転・位置決め自在であるとともに、ダイをモータ及び該モータに連動するベルトを介してパンチと同期して回転・位置決め自在なステーションをいい、この回転軸をC軸と称する。 Here, the auto index station can rotate and position the punch via a motor and a belt linked to the motor, and rotate the die in synchronization with the punch via the motor and a belt linked to the motor. This is a station that can be positioned freely, and this rotation axis is called the C axis.
また、切り欠き金型(シートセーバー金型)とは、金型(板押え:ストリッパープレートを含む)の形状が通常の金型と異なり、クランプとの干渉回避のために切り欠き部があり、通常の金型に比べクランプにより接近することができる金型をいう。 Also, the notch mold (sheet saver mold) is different from the normal mold in the shape of the mold (including the plate holder: stripper plate), and has a notch to avoid interference with the clamp. A mold that can be approached by a clamp compared to a normal mold.
また、特許文献1を参照。
上述のように、切り欠き金型(シートセーバー金型)をオートインデックスステーションで運用した場合、C軸回転角度によっては金型とクランプが干渉してしまうので、クランプの打ち抜き、金型の破損、加工精度の悪化等の問題があった。 As described above, when the notch mold (sheet saver mold) is operated in the auto index station, the mold and the clamp may interfere with each other depending on the rotation angle of the C axis. There were problems such as deterioration of processing accuracy.
請求項1に係る発明は、金型をC軸回りに回転自在に位置決め可能なステーションを有し、前記金型に対してワークの移動位置決めを行うクランプで把持されたワークの加工を行う加工機の制御装置において、前記ステーションに装着された金型がクランプ逃げ部を有する切り欠き金型の場合に、前記切り欠き金型の回転角度に応じて、前記切り欠き金型と前記クランプとの干渉に係る干渉対象区域を設定する干渉対象区域設定手段を備え、前記干渉対象区域設定手段は、前記ステーションに装着された金型が切り欠き金型か否かを判別する金型判別部と、前記切り欠き金型のC軸においてのC軸回転角度を判断するC軸角度判別部と、当該C軸角度判別部の判断を参照して切り欠き金型の干渉対象区域の設定を行うデッドゾーン制御部と、を備えている加工機の制御装置である。
The invention according to
請求項2に係る発明は、前記切り欠き金型を回転する場合は、前記干渉対象区域に基づき、前記切り欠き金型と前記クランプとの干渉を回避する制御を行う回避制御手段を備えた上記加工機の制御装置である。 The invention according to claim 2 includes an avoidance control unit that performs control for avoiding interference between the notch mold and the clamp based on the interference target area when the notch mold is rotated. This is a control device for a processing machine.
請求項3に係る発明は、前記回避制御手段は、ラムを上死点まで上昇させた後に前記切り欠き金型の前記回転角度を変更する処理を行う上記加工機の制御装置である。 The invention according to claim 3 is the control device for the processing machine, wherein the avoidance control means performs a process of changing the rotation angle of the notch mold after raising the ram to the top dead center.
本発明によれば、オートインデックスステーションでの切り欠き金型(シートセーバー金型)の干渉対象区域(デッドゾーン)をC軸の位置決め角度によって切り換え、ある決められたC軸角度では狭い干渉対象区域を選択し、それ以外のC軸角度では広い干渉対象区域を選択するので適正な干渉対象領域を設定することができる。すなわち、オートインデックスステーションによりC軸位置決め角度が変わっても適正な切り欠き金型の干渉対象区域を選択できることにより、加工時間の短縮やクランプの打ち抜き防止ができる効果を奏する。 According to the present invention, the interference target area (dead zone) of the notch mold (sheet saver mold) in the auto index station is switched according to the positioning angle of the C axis, and the narrow interference target area at a predetermined C axis angle. Since a wide interference target area is selected at other C-axis angles, an appropriate interference target region can be set. That is, even if the C-axis positioning angle is changed by the auto index station, it is possible to select an appropriate interference target area of the notch mold, thereby achieving an effect of shortening the machining time and preventing the punch from being punched out.
また、切り欠き金型の干渉対象区域ではC軸が回転することにより切り欠き金型とクランプが干渉する場合があるので、C軸回転の前に一度プレスを上死点まで上昇させてからC軸を回転させる処理とすることで干渉の回避を行うことができる。 In addition, since the notch mold and the clamp may interfere with each other due to the rotation of the C axis in the interference target area of the notch mold, the press is raised to the top dead center once before the C axis rotation. Interference can be avoided by performing the process of rotating the shaft.
図1には、この発明に係る加工機の例としてのNCタレットパンチプレス1の一実施の形態が示されている。このNCタレットパンチプレス1では、フレーム3の中央にギャップ部5を有しており、このギャップ部5において上部フレーム3Uに上部タレット7Uが回転割出し自在に支持されている。また、この上部タレット7Uに対向して、下部フレーム3Lに下部タレット7Lが回転割出し自在に支持されている。なお、上部フレーム3Uの加工位置に対応する場所には、ラムシリンダ9が設けられており、ラム11を下降させて加工を行う。
FIG. 1 shows an embodiment of an NC
上部タレット7Uの径は下部タレット7Lの径に比べて小さく、下部タレット7Lの図1中、右側端部は上部タレット7Uからはみ出している。上部タレット7Uには複数のパンチPが交換自在に設けられており、下部タレット7Lには複数のダイDが交換自在に設けられている。なお、下部タレット7Lの金型交換位置下方には、金型交換時にダイDを持ち上げるためのダイ持ち上げシリンダ13が設けられている。
The diameter of the upper turret 7U is smaller than the diameter of the
また、ギャップ部5には、ワークテーブル15が設けられており、このワークテーブル15の上側にはY軸モータ17およびY軸ボールネジ19によりY軸方向に移動位置決め自在のキャレッジベース21が設けられている。このキャレッジベース21には、ワークWをクランパ23によりクランプして図示しないX軸移動機構によりX軸方向に移動位置決め自在のXキャレッジ25が設けられている。
Further, a work table 15 is provided in the
従って、クランパ23によりクランプされたワークWはワークテーブル15に支持され、Xキャレッジ25によりX軸方向に位置決めされ、Y軸モータ17がY軸ボールネジ19を回転させてキャレッジベース21をY軸方向に移動させて位置決めされる。そして、上部タレット7Uおよび下部タレット7Lを回転させて加工に用いるパンチPおよびダイDを加工位置に割り出し、ラムシリンダ9によりラム11を下降させてワークWを加工する。
Accordingly, the workpiece W clamped by the
加工位置のステーションは、パンチP1をモータ53及び該モータ53に連動するベルト53aを介してC軸に対し回転・位置決め自在であるとともに、ダイD1をモータ55及び該モータ55に連動するベルト55aを介してC軸に対し回転・位置決め自在なオートインデックスステーションを構成している。
The station at the processing position can rotate and position the punch P1 with respect to the C axis via the
一方、図1中タレットパンチプレス1の金型交換位置に隣接して、ツールチェンジャー31およびツールマガジン33を備えたATC装置35が設けられている。
On the other hand, an ATC
ツールチェンジャー31には、上部にパンチP交換用のパンチ用アーム37が設けられており、パンチ用アーム37の先端にはパンチPを把持するためのパンチグリッパ39を備えている。このパンチ用アーム37の下側にはダイD交換用のダイ用アーム41が設けられており、ダイ用アーム41の先端にはダイDを把持するためのダイグリッパ43を備えている。これらパンチ用アーム37およびダイ用アーム41は、モータ45によりネジ部材47を回転させて上下移動され、また、回転される。
The
ツールマガジン33には、複数のパンチPやダイDを収納する収納アーム49が複数段設けられており、モータ51により回転して交換するパンチPおよびダイDを交換位置に割出し可能となっている。
The
上記構成により、パンチPおよびダイDを交換する場合には、上部タレット7Uおよび下部タレット7Lにおける交換前のパンチPおよびダイDを金型交換位置に割り出し、ダイ持ち上げシリンダ13によりエジェクターパイプ(図示しない)を下部タレット7Lの上面まで押し上げておき、それぞれパンチ用アーム37のパンチグリッパ39により上部タレット7UからパンチPを取り出し、ダイ用アーム41のダイグリッパ43により下部タレット7LからダイDを取り出す。
With the above configuration, when exchanging the punch P and the die D, the punch P and the die D before the exchange in the upper turret 7U and the
そして、パンチ用アーム37およびダイ用アーム41を180度回転させ、必要な場合には上下移動して、ツールマガジン33の所定位置に旧パンチPおよびダイDを収納する。
Then, the
また、逆に、パンチ用アーム37およびダイ用アーム41をツールマガジン33側に移動させると共に必要な場合には上下移動させ、パンチグリッパ39およびダイグリッパ43によりツールマガジン33に収納されているパンチPおよびダイDを取り出し、パンチ用アーム37およびダイ用アーム41を180度回転させてパンチPおよびダイDの装着を行う。
Conversely, the
NCタレットパンチプレス1には制御装置61が通信ケーブル59を介して接続されている。制御装置61は、表示部63と、入力部65と、制御部67とを備えている。表示部63は、NCタレットパンチプレス1の運転状況、実行中の加工プログラム等の表示を行う。入力部65は、タッチパネルとして機能し、NCタレットパンチプレス1の操作機能をメニュー表示する。制御部67は、読み込んだ加工プログラムに従いワークWを加工すべくNCタレットパンチプレス1を制御する。
A
図2を参照する。前記制御部67は、プログラム実行部69と、金型判別部71と、C軸角度判別部73とを備えている。
Please refer to FIG. The
また、デッドゾーン制御部75と、XY軸デッドゾーン検出部77と、XY軸制御部79と、C軸制御部81と、プレス制御部83とを備えている。また機械系85は、XY軸87と、C軸89と、プレス部91を含む。
Further, a dead
前記プログラム実行部69は、加工プログラム(NCデータ等)を読み込み該加工プログラムに従いワークWに対し金型加工を実行する。
The
前記金型判別部71は、前記プログラム実行部69の加工プログラムに基づき、オートインデックスステーションが通常の金型又は切り欠き金型(シートセーバー金型)かの判断を行う。本例で、切り欠き金型は、金型の板押さえ・ストリッパープレートの形状が通常の金型と異なり、クランプとの干渉回避のために、切り欠き部があり、通常の金型に比べクランプにより接近することができる金型をいう。
The mold determination unit 71 determines whether the auto index station is a normal mold or a notch mold (sheet saver mold) based on the machining program of the
C軸角度判定部73は、プログラム実行部69の加工プログラムに基づき、C軸において切り欠き金型のブロック終点位置を読みとる。
The C-axis
前記デッドゾーン制御部75は、前記XY軸デッドゾーン検出部77、及びXY軸制御部79の検出情報に基づき、デッドゾーン干渉防止処理を行う。
The dead
前記XY軸デッドゾーン検出部77は、前記XY軸制御部79で求めた位置情報を元にX軸、Y軸の干渉対象区域内(デッドゾーン内)か否かを検出する。
The XY axis dead
すなわち、金型とクランプとが干渉する可能性がある区域である干渉対象区域の設定を金型サイズ別にパラメータとして持ち、その干渉対象区域にクランプのX軸、Y軸が進入する場合はデッドゾーン内として検出する。 That is, the setting of the interference target area, which is an area where the mold and the clamp may interfere, is set as a parameter for each mold size, and the dead zone when the X-axis and Y-axis of the clamp enter the interference target area Detect as inside.
前記XY軸制御部79は、X、Y軸の位置決めの制御を行う。C軸制御部81は、C軸の位置決め制御を行う。すなわち、切り欠き金型の干渉対象区域では金型干渉の為、C軸インターロックを行う。そして、干渉回避後、インターロックを解除する。
The XY
前記プレス制御部83は、プログラム実行部69の加工プログラムの指令に基づき、プレスの制御を行う。そして、デッドゾーン制御部75の指令に基づき切り欠き金型の干渉対象区域でC軸移動しようとした場合はプレス制御部83は一度上死点に上昇させて金型干渉回避する。
The
前記XY軸87は、X、Y軸の位置決めを行う。前記C軸89は、C軸の位置決めを行う。前記プレス91は、パンチ加工を行う。
The
ここで、上記金型判別部71、C軸角度判別部73、デッドゾーン制御部75は干渉対象区域設定手段として機能し、X、Y軸デッドゾーン検出部77、X、Y軸制御部79、C軸制御部81は回避制御手段として機能する。
Here, the mold discriminating unit 71, the C-axis
図3に上記制御部67の動作を示す。
FIG. 3 shows the operation of the
初めに、ステップS01では、制御部67が一連の処理を開始する。
First, in step S01, the
ステップS03では、金型判別部71が、加工位置に割り出された金型は切り欠き金型(シートセーバー金型)か否かの判断を行う。切り欠き金型と判断した場合に処理はステップS05に進む。切り欠き金型ではないと判断した場合に処理はステップS33に進む。ステップS33では、パンチングプレスを行い処理をステップS01に戻す。 In step S03, the mold discriminating unit 71 determines whether or not the mold indexed to the processing position is a notch mold (sheet saver mold). If it is determined that the notch mold is used, the process proceeds to step S05. If it is determined that it is not a notch mold, the process proceeds to step S33. In step S33, a punching press is performed and the process returns to step S01.
ステップS05では、制御部67が、NCタレットパンチプレス1のタレットの対象ステーションがオートインデックス(AI)ステーションか否かの判断を行う。オートインデックスステーションであると判断した場合に処理はステップS07に進む。オートインデックスステーションでないと判断した場合に処理はステップS33に進む。ステップS33では、パンチングプレスを行い処理をステップS01に戻す。
In step S05, the
ステップS07では、金型判別部71が、T変化直後の金型か否かの判断を行う。T変化直後と判断した場合に処理はステップS09に進む。T変化直後でないと判断した場合に処理はステップS11に進む。ここで、T変化直後とは、タレットを回転し異なるステーションを割り出し金型が異なるT番号の金型に変更された直後であることを言う。 In step S07, the mold discriminating unit 71 determines whether the mold is immediately after the T change. If it is determined that T has just changed, the process proceeds to step S09. If it is determined that it is not immediately after T change, the process proceeds to step S11. Here, “immediately after the change of T” means that the turret is rotated, the different stations are indexed and the die is changed to a die having a different T number.
ステップS11では、プレス制御部83が、プレス上昇直後か否かの判断を行う。詳細については後述する。
In step S11, the
ステップS09では、プレス制御部83が、プレスウェイト処理を行う。これによりプレスの動作が停止状態になる。ステップS13では、C軸制御部81がC軸インターロックを行う。これにより、C軸に対しての回転動作が停止される。
In step S09, the
ステップS15では、C軸角度判定部73が、C軸ブロック終点位置の読み出しを行う。本例では、切り欠き金型P1、D1の場合に、図4に示すようにクランプ23と接近可能な場合を0度と予め設定する。一方、図5に示すように、切り欠き金型P1、D1がクランプ23に対し接近が通常の金型と同じ場合は予め90度と設定するものである。
In step S15, the C-axis
ステップS17では、C軸角度判別部73が、C軸に対しブロック終点位置が0度か否かの判断を行う。0度の場合に処理はステップS19に進む。0度ではない場合に処理はステップS21に進む。
In step S17, the C-axis
ステップS19では、デッドゾーン制御部75が、切り欠き金型(シートセーバー金型)の干渉対象区域(デッドゾーン)の設定を行う。
In step S19, the dead
ステップS21では、デッドゾーン制御部75は、通常の金型サイズ別の干渉対象区域(デッドゾーン)の設定を行う。
In step S21, the dead
図4及び図5を参照する。切り欠き金型(シートセーバー金型)のC軸回転角度により、干渉対象区域を異なるように設定している。図4は、C軸回転角度が0度におけるパンチP1、ダイD1より構成される切り欠き金型に対し、設定した干渉対象区域DZ1を示している。図5はC軸回転角度が90度におけるパンチP1、ダイD1より構成される切り欠き金型に対し、設定した干渉対象区域DZ2を示す。 Please refer to FIG. 4 and FIG. Depending on the C-axis rotation angle of the notch mold (sheet saver mold), the interference target area is set differently. FIG. 4 shows a set interference target area DZ1 for a notch die composed of a punch P1 and a die D1 with a C-axis rotation angle of 0 degrees. FIG. 5 shows a set interference target area DZ2 for a notch die composed of a punch P1 and a die D1 with a C-axis rotation angle of 90 degrees.
この結果、図4に示すワークWを把持するクランプ23の端と切り欠き金型P1、D1の中心までの距離A1は、図5に示すワークWを把持するクランプ23の端と切り欠き金型P1、D1の中心までの距離A2より短いのでより接近可能である。
As a result, the distance A1 between the end of the
上述のように、切り欠き金型(シートセーバー金型)に限らず、スロッティング金型等の異形の金型(外形が円形以外の金型)についても干渉対象区域を設定できる。さらに、C軸が任意の角度(0度、90度以外の角度)の場合に対しても干渉対象区域を設定できる。 As described above, the interference target area can be set not only for the notch mold (sheet saver mold) but also for a deformed mold such as a slotting mold (mold whose outer shape is not circular). Furthermore, the interference target area can be set even when the C-axis is an arbitrary angle (an angle other than 0 degrees or 90 degrees).
図6に示すように、パンチP1の外形が円弧R1、R2及び直線L1、L2で囲まれた形状で、C軸回転角度が45度の金型の場合に、ワークWを把持するクランプ23の端と切り欠き金型P1、D1の中心までの距離A3は、角度が90度におけるワークWを把持するクランプ23の端と切り欠き金型の中心までの距離A2と同に設定することで干渉を回避できる。また、パンチP1の外形である円弧R1、R2及び直線L1、L2で囲まれた形状を外側に大きくするためオフセットすることで干渉対象区域を設定することもできる。
As shown in FIG. 6, when the outer shape of the punch P <b> 1 is surrounded by the arcs R <b> 1 and R <b> 2 and the straight lines L <b> 1 and L <b> 2 and the mold has a C axis rotation angle of 45 degrees, The distance A3 between the end and the center of the notch molds P1 and D1 is set to be the same as the distance A2 between the end of the
一方、上述のように干渉対象区域にクランプが入っているかをソフト処理することの他に、非接触式センサでクランプが干渉対象区域に侵入したことを検出することでデッドゾーンに侵入したことを判断することもできる。 On the other hand, in addition to processing whether the clamp is in the interference target area as described above, the non-contact sensor detects that the clamp has entered the interference target area to detect that it has entered the dead zone. It can also be judged.
ステップS23では、C軸制御部81が、C軸インターロックの解除を行う。
In step S23, the C-
ステップS25では、XY軸デッドゾーン検出部77が、クランプが、干渉対象区域内か否かの判断を行う。干渉対象区域外(デッドゾーン外)のとき処理はステップS27に進む。干渉対象区域外でない(デッドゾーン内である)とき処理はステップS29に進む。
In step S25, the XY axis dead
ステップS27では、プレスウェイト解除処理で停止状態が解除され、ステップS33でプレス加工が行われ、これにより、効率の良い加工を行うことができる。 In step S27, the stop state is released by the press weight releasing process, and the press work is performed in step S33, whereby efficient machining can be performed.
ステップS29では、プレス可能か否かの判断を行う。このとき本件タレットパンチプレスは停止状態となっている。そのときのクランプと金型との干渉を目視により確認し、クランプと金型が干渉せずにプレス加工可能であると確認できた場合にはタレットパンチプレスの停止状態を手動で解除することにより、処理はステップS27に進む。 In step S29, it is determined whether or not pressing is possible. At this time, the turret punch press is in a stopped state. By visually checking the interference between the clamp and the mold at that time, and if it is confirmed that the press can be processed without interference between the clamp and the mold, the stop state of the turret punch press is manually released. The process proceeds to step S27.
プレス可能でないと判断したとき処理はステップS31に進む。 When it is determined that pressing is not possible, the process proceeds to step S31.
ステップS27では、プレスウェイト状態を解除する。ステップS31では、再開不可として加工を終了する。 In step S27, the press wait state is released. In step S31, the processing is terminated as resumption is impossible.
ステップS33ではパンチングプレスを実行する。そして、ステップS33でのプレス実行後は、処理をステップS01に戻し、上述の処理を繰りかえす。 In step S33, a punching press is executed. Then, after the press is executed in step S33, the process returns to step S01, and the above-described process is repeated.
一方、上述のステップS11ではプレス上昇直後か否かの判断を行っている。ここで、プレス上昇直後とは、通常はパンチングの効率を良くするためストロークを短くしているが金型回転の際にはクランプとの干渉を回避するため上限に上昇させた状態である。すなわち、以下の処理は、パンチングのストロークが短い状態の為、C軸回転によるクランプと切り欠き金型の干渉を回避する処理である。 On the other hand, in step S11 described above, it is determined whether or not it is immediately after the press is lifted. Here, “immediately after raising the press” is a state in which the stroke is usually shortened in order to improve the punching efficiency, but is raised to the upper limit in order to avoid interference with the clamp during the rotation of the mold. That is, the following process is a process for avoiding the interference between the clamp and the notch mold due to the C-axis rotation because the punching stroke is short.
ステップS35では、XY軸デッドゾーン検出部77が、クランプが、通常の金型サイズ別干渉対象区域内か否かの判断を行う。通常の干渉対象区域内と判断したとき処理はステップS37に進む。通常の干渉対象領域内ではないと判断した場合に処理はステップS41に進む。
In step S35, the XY axis
ステップS37では、プレス制御部83のプレスウェイト制御によりプレスが停止状態になる。ステップS39では、C軸制御部81によりC軸インターロックが行われC軸に対する回転動作が停止される。
In step S37, the press is stopped by the press weight control of the
ステップS41では、C軸制御部81が、C軸移動中信号がON状態か否かの判断を行う。C軸移動中信号がON状態の場合には、デッドゾーン制御部75が干渉回避処理を行うステップS45に進む。C軸移動中信号ON状態でない場合に処理はステップS43に進む。
In step S41, the C-
ステップS43では、C軸インターロックの解除を行う。続いて、処理をステップS25に進める。 In step S43, the C-axis interlock is released. Subsequently, the process proceeds to step S25.
ステップS45では、プレス制御部83がプレス上昇を行う。すなわち、ラムを上死点まで上昇させた後にステップS47でC軸制御部81がインターロックの解除を行い、切り欠き金型のC軸回転角度を変更する処理を行うことができる。これにより、例えば現在は切り欠き金型(シートセーバー金型)の干渉対象区域(デッドゾーン)が設定されていてクランプと金型は干渉しないが、通常の金型サイズ別の干渉対象区域(デッドゾーン)であれば干渉と検出されるようなクランプと金型の関係にある場合に、この切り欠き金型を回転させると回転中にクランプと金型が干渉してしまうことを防止することができる。その後処理はステップS01に戻る。
In step S45, the
ステップS47では、C軸制御部81が、C軸インターロックの解除を行い処理はステップS01に戻る。
In step S47, the C-
なお、この発明は前述の発明の実施の形態に限定されることなく、適宜な変更を行うことにより、その他の態様で実施し得るものである。 The present invention is not limited to the embodiment of the invention described above, and can be implemented in other modes by making appropriate modifications.
1 タレットパンチプレス
3 フレーム
3U 上部フレーム
3L 下部フレーム
5 ギャップ部
7U 上部タレット
7L 下部タレット
11 ラム
13 シリンダ
15 ワークテーブル
17 Y軸モータ
19 Y軸ボールネジ
21 キャレッジベース
23 クランパ
25 Xキャレッジ
27 ポジションシリンダ
29 フォーミングシリンダ
31 ツールチェンジャ
33 ツールマガジン
35 ATC装置
37 パンチ用アーム
41 ダイ用アーム
43 ダイグリッパ
45 モータ
47 ネジ部材
49 収納アーム
51 モータ
61 制御装置
63 表示部
65 入力部
67 制御部
69 プログラム実行部
71 金型判別部
73 C軸角度判別部
75 デッドゾーン制御部
77 X、Y軸デッドゾーン検出部
79 X、Y軸制御部
81 C軸制御部
83 プレス制御部
85 機械系
87 X、Y軸
89 C軸
91 プレス部
P、P1 パンチ
D、D1 ダイ
W ワーク
1 Turret punch press 3
Claims (3)
前記ステーションに装着された金型がクランプ逃げ部を有する切り欠き金型の場合に、前記切り欠き金型の回転角度に応じて、前記切り欠き金型と前記クランプとの干渉に係る干渉対象区域を設定する干渉対象区域設定手段を備え、
前記干渉対象区域設定手段は、前記ステーションに装着された金型が切り欠き金型か否かを判別する金型判別部と、前記切り欠き金型のC軸においてのC軸回転角度を判断するC軸角度判別部と、当該C軸角度判別部の判断を参照して切り欠き金型の干渉対象区域の設定を行うデッドゾーン制御部と、を備えていることを特徴とする加工機の制御装置。 The mold has a rotatably positionable stations C axis, the control unit of the processing machine performing a pressurizing Engineering of gripped workpiece clamp for moving the positioning of the workpiece relative to the die,
When the die mounted on the station is a notch die having a clamp relief portion, an interference target area related to interference between the notch die and the clamp according to a rotation angle of the notch die. comprising a collision target area setting means for setting a,
The interference target area setting means determines a mold discriminating unit for discriminating whether or not a mold mounted on the station is a notch mold, and a C axis rotation angle of the notch mold on the C axis. Control of a processing machine comprising: a C-axis angle determining unit; and a dead zone control unit that sets an interference target area of a notch mold with reference to the determination of the C-axis angle determining unit apparatus.
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