JP5276922B2 - 現在位置算出装置 - Google Patents
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Description
(2) 請求項2の発明は、請求項1に記載の現在位置算出装置において、データ有無判断手段は、現在の位置がフラグの付与されたいずれかの道路上にあると判断されたとき、フラグが付与されたいずれかの道路のデータとして、ETCゲートに関するデータがあるか否かを判断するともに、または、フラグが付与されたいずれかの道路のデータとして、ETCゲートに関するデータがあるか否かを判断することに代えて、フラグが付与されたいずれかの道路のデータとして、道路の高さに関するデータがあるか否かをさらに判断し、位置特定手段は、データ有無判断手段によりETCゲートに関するデータが存在すると判断され、自車がETCゲートを通過したときは、自車が走行する道路として、ETCゲートのデータを有する道路を特定するか、または、自車の移動データに基づいて高さの変位を算出し、その変位とフラグが付与された道路の高さに関するデータとを照合して、自車の位置がいずれの道路上に存在するかを判定することを特徴とする。
道路地図データは、地図に関する情報であり、地図表示用データ、経路探索用データ、誘導データ(交差点名称・道路名称・方面名称・方向ガイド施設情報など)などから成る。地図表示用データは道路や道路地図の背景を表示するためのデータである。経路探索用データは、道路形状とは直接関係しない分岐情報などから成るデータであり、主に推奨経路を演算(経路探索)する際に用いられる。誘導データは、交差点の名称などから成るデータであり、演算された推奨経路に基づき運転者等に推奨経路を誘導する際に用いられる。
表示モニタ14に表示された現在位置近辺の道路地図に車両の現在位置を重畳的に表示するため、本実施の形態のカーナビゲーション装置1では、以下のような処理によって現在位置を算出している。図3は、現在位置算出処理の動作を示したフローチャートである。車両の不図示のイグニッションキーによりアクセサリーON(ACC ON)になると、カーナビゲーション装置1の電源が入り、図3に示す処理を行うプログラムが定期的に起動される。
(a) 推定現在位置の算出に際して算出された車両の進行方位と道路データのリンクの方位(リンク方位)との差が所定値以下である。
(b) 上述した推定現在位置からリンクに対して垂直に降ろした線分の長さが所定値以下である。
信頼度trstは、算出された車両の進行方位と道路データのリンク方位との差の絶対値(方位差)△θ、および、推定現在位置から候補リンクに対して垂直に降ろした線分の長さ(垂線距離)Lに基づいて算出される。具体的には次のようにして算出される。なお、リンク方位は、図2(b)に示す道路データのリンク列データの記憶領域402から当該リンクの両端に位置するノードの位置座標を読み込んで算出される。
ec=α×△θ+β×L ・・・(1)
(1)式において、αおよびβは係数である。
es=(1−k)×esn−1+k×ec ・・・(2)
ここで、kは重み係数である。累積エラーコストesは、前回の処理で算出された累積エラーコストesn−1を、今回の処理で算出されたエラーコストに反映させた値である。
trst=100/(1+es) ・・・(3)
これにより、実際の車両位置としての信憑性が高くなるほど信頼度trstの値は100に近づき、実際の車両位置としての信憑性が低くなるほど信頼度trstの値は0に近づくこととなる。
このように信頼度trstは、車両が走行することで算出される車両の進行方位および走行距離と、道路データとに基づいて算出される。そのため、たとえば図5(a),(b)に示すように、異なる高さ位置に一般道と高速道路とが延在しているが、一般道と高速道路が平面上で隣接して略同方向に延在していると、ランプを走行して高速道路に進入しても、車両の進行方位の変化量が少ないため、車両の現在位置を表す表示(カーマーク)が一般道上に表示され続けてしまうことがある。逆に、ランプ手前のドライバーのハンドル操作によって車両が左右に揺らぎ、この車両の揺らぎをジャイロセンサ11aが検出することで、一般道を走り続けているにもかかわらず、ランプに進入したものと判断されてランプ上にカーマークが誤表示されてしまうこともある。
一方、図5(a),(b)に示すように道路の高さが異なる一般道と高速道路とが略同方向に延在している場合であっても、ランプ部分については、その傾斜角度が明らかに一般道および高速道路とは異なる。一般的に、建設コストや用地確保の関係からランプ部分の距離を必要以上に長くすることは少ないため、ランプ部分の傾斜角度は大きめとなる。この傾向は、一般的には都市部で顕著である。また、特に都市部では、用地確保の困難性から、以前からからある一般道の上に高架橋を設置して高速道路が設けられていることが多いため、道路の高さが異なる一般道と高速道路とが略同方向に延在していることが多い。したがって、たとえば図5(a),(b)に示すような一般道と高速道路のいずれを走行しているのかを判断する場合には、方位差△θおよび垂線距離Lに基づく信頼度trstから判断するよりも、道路高さ情報と、車両の加速度センサ11bで検出される車両の高さ方向の変位とに基づいて判断した方が、判断精度が高くなる。
(1) 道路高さ情報と車両高さ変位とに基づいて、車両が分岐後のいずれの道路を走行しているのかを判断できるのであれば、道路高さ情報および車両高さ変位のみを考慮して車両が分岐後のいずれの道路を走行しているのかを判断するように構成した。これにより、分岐した道路のいずれの分岐路上に車両が位置しているのかを判断する際の判断精度を向上できるので、車両の現在位置を正しく算出できるようになり、正確な車両の現在位置を乗員に提示できる。
(1) 上述の説明では、走行していると判断されなかった方の道路のリンク上に存在する表示候補点について、累積エラーコストesの値をとりうる最大の値(またはあらかじめ定めた所定値)にセットするように構成したが、本発明はこれに限定されない。たとえば、エラーコスト値ecをとりうる最大の値(またはあらかじめ定めた所定値)にセットするように構成してもよい。この場合には、前回の処理で算出された累積エラーコストesn−1が今回算出する累積エラーコストesに反映されるため、上述した(2)式の重み係数kを一時的に増加させて、前回の処理で算出された累積エラーコストesn−1の反映度合いを引き下げるようにしてもよい。なお、走行していると判断されなかった方の道路のリンク上に存在する表示候補点の信頼度trstの値をたとえば0としてもよく、走行していると判断されなかった方の道路のリンク上に存在する表示候補点を削除してもよい。
(α) カーナビゲーション装置1にETC車載機が接続されており、車両がETCゲートを通過したこと示す情報をカーナビゲーション装置1がETC車載機から受信可能に構成されている。
(β) 道路地図データにETCゲートの設置位置に関する情報が格納されている。
(6) 上述した各実施の形態および変形例は、それぞれ組み合わせてもよい。
100 制御装置 101 CPU
109 地図記憶装置
Claims (2)
- 進行方向前方で道路が分岐しているか否かを、道路の分岐点に到達する前に判断する分岐判断手段と、
前記分岐判断手段により進行方向前方で道路が分岐していることが判断されたとき、分岐する道路のそれぞれにフラグを付与する付与手段と、
現在の位置が前記フラグの付与されたいずれかの道路上にあると判断されたとき、前記フラグが付与されたいずれかの道路のデータとして、ETCゲートに関するデータがあるか否かを判断するデータ有無判断手段と、
前記データ有無判断手段によりETCゲートに関するデータが存在すると判断され、自車が前記ETCゲートを通過したときは、自車が走行する道路として、前記ETCゲートのデータを有する道路を特定する位置特定手段とを有することを特徴とする現在位置算出装置。 - 請求項1に記載の現在位置算出装置において、
前記データ有無判断手段は、現在の位置が前記フラグの付与されたいずれかの道路上にあると判断されたとき、前記フラグが付与されたいずれかの道路のデータとして、ETCゲートに関するデータがあるか否かを判断するともに、または、前記フラグが付与されたいずれかの道路のデータとして、ETCゲートに関するデータがあるか否かを判断することに代えて、前記フラグが付与されたいずれかの道路のデータとして、道路の高さに関するデータがあるか否かをさらに判断し、
前記位置特定手段は、前記データ有無判断手段によりETCゲートに関するデータが存在すると判断され、自車が前記ETCゲートを通過したときは、自車が走行する道路として、前記ETCゲートのデータを有する道路を特定するか、または、自車の移動データに基づいて高さの変位を算出し、その変位と前記フラグが付与された道路の高さに関するデータとを照合して、自車の位置がいずれの道路上に存在するかを判定することを特徴とする現在位置算出装置。
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Family Applications (1)
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