JP5276786B2 - 歯形形成フィルムとそれを用いた人工歯冠の形成方法 - Google Patents
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Description
できるだけ装着違和感のない原状回復のための型採り作業が実施される。
つまり、治療すべき歯根上に人工歯冠を取り付けるために形成した歯台を基にして歯科医等が医院での歯科治療として原状回復のための資料となる型を取る。
型は、隣接する歯との関係など多面的に数多いほうが良いが、通常は最小限必要な型採りになる。
インレー治療の場合を一般的に概説すると、図10に示す従来法の工程説明図のように表面がひどく損なった虫歯では、患部を削って穴を形成した後、ワックスを充填し、当該ワックスがある程度硬化したら、上面部を軽く上部歯の型を押圧処理してそのまま歯より取出して型を得る。
この型を使用して鋳造して金属に置換している。
この手法は歯科技工士といえども新人や経験が浅い者には難しく、このために噛み合わせがしっくりしないことも起こり得る。
又、削出量は1個では微量でも、多数本の処理をしている実情では相当量の高価な金属等をその場で廃棄していることになる。
そしてその歯冠を用いて歯科医が実際に微調整で微細な削出修正をして被覆治療するという治療工程を経て行われている。ここでも相当量の高価な金属等をその場で廃棄していることになる。
そのため、個々の歯科技工士の技術能力、技術傾向によってその加工面の切削品質が大きく左右されるという課題がある。
このような状況から、過不足のない必要な形状条件を満たして、高価な人工歯冠材料(金、銀、レジン、パラジウム)を可能な限り無駄に使用しないことも要請されていた。
つまり、あらかじめ上面部咬合部の上面部形状のみをパターン化乃至定型化、類型化した歯冠ワックスパターンである。
1、歯根上に形成された歯台の形状とは直接関連性の低い咬合部のみを分離することで、非常に加工が難しい上面部咬合部をあらかじめパターン化乃至定型化、類型化しておいたものを利用することが可能となり、肉厚やおよその品質均一化にも寄与し、咬合部に費やす加工工程を軽減し、更にそのコストを見てみると確かに削減されるものである。
2、歯台にしっかりと固定する役割がある人工歯冠用型の側周部は個別に後から非定型的に加工工程を設けることで対応する。
この対応では加工工程に熟練を要する。
3、咬合部をパターン化乃至定型化、類型化することで、切削量を減少でき高価な人工歯冠用材の無駄が若干少なくなり材料コストを下げることができる。
主に以上の点で有用である。
つまり、
1、人工歯冠用型を作成するときに、咬合部上面部のみを型採って作成する人工歯冠用型では、歯台模型との間にソフトワックスを充填して、変形を防止しながら対向する歯型を噛み合わせて修正しながら保型するため、ソフトワックス自体も完成した人工歯冠の肉厚外形を形成する要素になっている。
また、上面部咬合部のみの形状をパターン化しているだけであるので、側周部の接合工程が必要となるが、この側周部の形成作業に熟練差があらわれ、ソフトワックスの容量に一定性がなく、また側周部の形成は、結局咬合部上面部の修正を伴い歯科医、歯科技工士等の作業を思いのほか増大させ、煩雑であり、咬合部の加工に匹敵する作業量、技術力要請、それに伴うコスト高を残していた。
2、咬合部と側周部との連結はその連結作業の熟練度でよってはやはり厚くなり思いのほか厚手に人工歯冠用型材を用いることがあり、結果的に人工歯冠用材料の削減は思うようにすすまず、よって人工歯冠の肉厚も総合的にやや厚いものとなることが多かった。
1、人工歯冠の表面及び側周縁の推作パターンを類型化して一括形成した歯形形成フィルムの開発を課題として、人工歯冠作成工程の簡素化、特に歯科技工士による人工歯冠用型の形成に必要な加工工程を大幅に簡素化し、人工歯冠用材の使用量を人工歯冠としての必要十分な機能を損なうことなく削減すること。
2、虫歯等の歯形回復の施術をするときに被回復部分は不存在部分の表面を推作する作業であるので、歯科技工士や歯科医が自己の感性に基づき手作業で行うことが多いが、この表面の形態削出形成を補助し容易にすることである。
裏面を開口して上面部とその周囲に沿って縁部を形成した蓋形の薄いフィルムであって、実歯の形状を基にパターン化された凹凸歯形を内部上面部及び縁部内面部に連続して形成している。
薄いフィルムは極めて薄い蓋形で、その内面に類型化された凹凸歯形パターンを蓋形の内部面に形成しているので、これを作業工程中に歯冠材料型に印記することで、所定の作業を省力できる。
フィルムは肉薄でシリコンやポリエチレンフィルムで作成され、レジン、陶材などの人工歯冠材、歯冠形成材とは、剥離する素材である。
上歯の大きな凹凸形状と薄いフィルムの内面の細かな内面形状が、一緒に同時に印記されることになる。
細かな形状が、上歯と調整されて印記できるので、修正が少なくなる。
作業経済性が向上し、高価な歯冠材料を節約できることになる。
歯形形成フィルムは、内部の凸凹形状が潰れないように保型性のある歯型パターンを有しつつも、0.1mm〜0.5mmというように極めて薄く形成されている。
0.1mm〜0,5mmの肉厚でも、形状転記は可能である。
前記カバー内部の凹凸模様は歯の頂面の微細な凹凸形状を形成し、これに続いて外周縁内側面に連続するように形成され、やがて滑らか下降してゆく形状である。
歯形形成フィルムは、基本歯模型に樹脂素材を噴霧して形成する静電噴霧堆積法や、塗布感想剥離法、型によるプレス成型法などで作成できる。
本発明の形成方法は、インレー治療を例として説明すれば、
A:インレー(虫歯)を削って咬合部に穴を形成する。
B:当該穴にレジンを充填して直接穴うめをする。
C:レジンが軟いうちに前記歯形形成フィルムを被せる。蓋形の歯形形成フィルム内部にレジンが充填されて、内部の凹凸歯形がレジンに印記される。
D:そして上歯を噛み合わせあるいは上から押圧する。このときの整合性は被冠することで、治療対象歯の全周囲をみることができるので、従来にはない整合性が得られる。
E:印記の確認後に光照射してレジンを硬化させ、レジンが固まったら前記フィルムを廃棄する。
F:レジンの表面に凸凹状の表面形状及び側周面が前記歯形形成フィルムから転写印記される。
この形成方法は、レジンだけではなく、口内で硬化する金属・合金・硬化樹脂などに応用できる。
A:インレー(虫歯)を削ってワックスを充填する。
B:ワックスが軟いうちに前記歯形形成フィルムを被せる。その上から対向する歯を噛み合わせる。対向する歯の押圧力は、歯形形成フィルムを介してワックスに伝達されかつ歯形形成フィルムの内面に形成した微細な表面形状が印記される。
C:ワックス表面に対向する歯と合致する形状で、かつ凸凹状の表面形状が前記フィルムから転写印記され、縁部に続く面となるワックスパターンを作る。
D:そのワックスパターンを鋳造して、レジン・金属に置換する。
E:ワックスパターンを置換したレジン・金属を歯に装填接着する。
F:レジンの表面に凸凹状の表面形状が転写印記されているものを最終的に微調整修正する。歯形回復完了となる。
薄いフィルムに歯形を形成するという新たな治療材料の発明を前提として、上述記載の人工歯冠の形成方法が提供できる。
このことは歯科技工士と比較して人工歯冠の加工に専門性が高いとはいえない補助者の作業には有益であるし、人工歯冠の加工工程を減少するものであり、安定した商品の提供に貢献する。
加えてそもそも人的作業工程全体が減少するので、人工歯冠製造コストを下げることができる。
削って形成した穴に穴うめとして用いる歯冠材料とその上部の内部材料があれば、人工歯冠を形成可能であるので、余分な肉厚や削り屑などは出にくく高価な歯冠材料の節約を図ることができる。
硬化時間や強度上の要請や、保型性の要請を損ねることなく適用できる。
正確に咬合部上面部や側周面が形成できるので、もともと表面を滑らかにして、完成度を高く作成することが可能となる。修正も少なくなり無駄な歯冠材料を付けたり削る無駄がなくなる。
無駄がなくなることで、非常に貴重で高価な人工歯冠材料の使用量を減らすことができる。
本発明は、歯の修復部分の表面の加工作業において、何度も試行し、実験製造したなかで、達成されたものである。
蓋形とは、浅い「∩」状で、少なくとも上面部(1a)周囲に縁部(1b)を有する形状である。
上面部(1a)とその周囲に沿って形成した浅い縁部(1b)でその裏面を開口したかたちの薄いフィルムになる。
そして、実歯の形状を基にパターン化された繊細な凹凸歯形(2)を内部上面部及び縁部内面に連続して形成している。
歯形形成フィルム(1)は、使い捨てであり、素材は、シリコン又はポリエチレンで作成された肉薄のフィルムである。
前記歯形形成フィルム(1)は、その上面部(1a)と、その周囲に垂下形成した縁部(1b)とは、同じ素材、同じ肉厚で作ることもできるし、或いは異なる肉厚又は異なる素材で形成することも提案している。
1mmの同じ肉厚で作成するときは、保型性のある素材で作成され、均等な厚みのため内面と同じような凹凸が外面にも現れる。しかし、外面の凹凸は、微細な模様形状を形成していない。
蓋形の歯形形成フィルム(1)の内面の形状が不可欠で繊細な凹凸歯形(2)になる。
歯形形成フィルム(1)の中に型材や歯冠材を充填したときに余分な型材等が排出されるように縁部(1b)が肉薄にするとか柔軟性が高い素材を用いている。
又、全体として光透過性が必要な場合は、全体が透明素材のように、その光透過性を維持しながら上面部(1a)と縁部(1b)が柔軟弾性や膨張度が異なる材料も含む意味である。
均等な厚みにしたときは、内面に凹凸歯形(2)を形成しているので表面にも凹凸歯形が表現される。
本発明では、均等な厚みであることは必須ではなく、扱い易さから図1、図2のような外表面は平坦にする形態になる。
大きさは、ひとつの歯の上面を覆う大きさで、標準は直径約8mmの略円形又は略楕円形である。
歯の種類や年齢に対応して必要であれば多数多様の寸法や形状に作成できる。
これを可能としたのは、柔軟性と弾力性・可塑性を適度にそなえたシリコンやポリエチレンを歯形形成フィルムの素材として採用し、肉薄にしたことが大きな要因である。
この透過性の観点からも、歯形形成フィルム(1)の素材は透明なシリコンやポリエチレンが望ましい。
図1はシリコンを材質とする歯形形成フィルム(1)の実施例1を示す断面図である。略蓋形の形状で、上面部(1a)とこれに続く縁部(1b)が形成されていて、内部上面部には、微細な歯の表面模様(歯形形状)が形成され、特に内部上面部には凹凸や浅溝等の凹凸歯形(2)があり、これに続いて縁部内面部が浅溝等の形状(3)を形成して設けられている。
ひとつの歯の上面を覆う大きさの蓋形で、図中Xは、ひとつの歯の直径(大きさ)に該当する。フィルムの厚さは、0,1mmで、縁部の高さは0,3mmである。
実施例2では、上面部(1a)を肉厚と硬度のあるシリコン合成ゴムとし、縁部(1b)を伸縮性の高いシリコン合成ゴムとして作成した。
図3は実施例1の歯形形成フィルム(1)の斜視図である。
図4は、実施例1又は実施例2を、その歯形形成フィルム(1)の多種多様な寸法形状のものを連結した商品ツリーである。
図4は歯形形成フィルム(1)を実際に商品化する際の状態の一例になり、例えば成年男子一人用に使用される商品形態例である。
上記のような形態を採用したのは、患者は、通常、1カ所の虫歯治療ということはなく、大概数カ所に治療を必要とする場合が多いので、成年男子用として最も治療の必要が多い該当歯に対応できる歯形形成フィルム(1)を連結したツリーとしたものである。
内面の歯形(2)(3)は、該当個所の歯に応じて定型化乃至パターン化、類型化している。
1、奥歯にあるインレー(歯の中心に穴状の虫歯)(10)を削って除去し、咬合部に必要限度の穴(11)を形成する。
2、当該穴(11)に人工歯冠充填剤であるレジン(12)を充填して直接穴うめをする。
3、レジン(12)が軟いうちに、その上に本発明の前記実施例1又は実施例2の構成の歯形形成フィルム(1)を被せる。
歯形形成フィルム(1)の大きさは、治療歯よりは少し大きな径で覆う寸法のものである。
4、そして上歯を噛み合わせあるいは上から押圧する。このときに歯形形成フィルム(1)は極めて薄いので、上歯の噛合い形状の全体凹凸が、歯形形成フィルム(1)を介してレジンに印記され、かつ歯形形成フィルム(1)の上面部内部のパターン化された微細な凹凸歯形(2)が印記される。
レジンが縁部(1b)に及ぶ場合は、咬合部上面部から側周部に連続する湾曲部分の微細な形状(3)が縁部内面に印記される。
そして、レジン(12)の表面(13)に凸凹状の表面形状が前記歯形形成フィルム(1)の上面部内部と実際の上歯の形状が微細な間隙(フィルムの肉厚分)をもって、転写印記されて形成される。
5、光硬化性物質であるレジン(12)には、口内で光照射してレジン(12)を硬化させ、レジン(12)が固まったら前記歯形形成フィルム(1)を剥がし廃棄する。
6、レジン(12)の表面(13)は、凸凹状の表面形状が前記歯形形成フィルム(1)から転写印記され、かつ上歯とは微細な間隙をもって、インレー内で硬化状態(14)となる。
7、最後に視認しながら患者の感触を確認し若干の修正をして人工歯冠の作成方法を完了し、治療を完結する。
このように、歯形形成フィルム(1)を使用した人工歯冠の形成方法では、被治療対象歯の復元を容易にするとともに、加工や修正を簡素化できる。
1、インレー(虫歯)(10)を削って穴を作りワックスを充填する。
2、ワックスが軟いうちに前記歯形形成フィルム(1)を被せる。
歯形形成フィルム(1)の縁部が、伸縮性ある素材或いは肉薄であると載置して指で押すように巻きつけるとしっかりと張り付きインレー(10)とその周囲を覆うように被さる。
歯形形成フィルム(1)から、ワックスの上面部やそこから続く側周縁部に微細な歯形凹凸が印記される。
このときに、ワックスが溶解状態であるときは、上からの押圧が伝達しにくく微細な形状が消失するので、半硬化時点で上歯又は上歯型で上から押圧して適切なパターンの歯形凹凸を印記する。
3、ワックス表面に、凸凹状の表面形状が前記歯形形成フィルム(1)から転写印記されかつ硬化したワックスパターンを作る。
4、そのワックスパターンを鋳造して、レジン・金属に置換する。
5、ワックスパターンを置換したレジン・金属を歯に装填接着する。
6、表面に凸凹状の表面形状が転写印記された人工歯冠を装填接着後に若干の調整をして歯形の回復が完了する。
歯形形成フィルム(1)を、使用して歯冠を作成する工程を、図に基づき工程順に説明する。型材に被せて作成する歯形回復の基本的な形成方法である。
なおこの回復に当たっては、予め治療する歯のワックスパターンを準備するか凹型を採ってある。
2、1で削った歯の表面にワックスを被せて凸型を取り、その凸型と準備していたワックスパターンを使って型材を作り、或いはその凸型と予め採取している凹型を被せ合わせて空隙を作り型材を作成する。
このとき、ある程度硬化した段階で、その型材に上部から本発明の前記構成の歯形形成フィルムを(1)を被せる。歯形形成フィルム(1)の大きさは、治療歯よりは少し大きな径で覆う寸法のものである。
3、次に、上歯を噛み合わせあるいは上から押圧する。上歯の型を上から押して人工歯冠用型材を作成する。
このときに歯形形成フィルム(1)は極めて薄いので、上歯の噛み合い形状が、歯形形成フィルム(1)を介してワックスに印記され、かつ歯形形成フィルム(1)の上面部内部のパターン化された凹凸歯形(2)が印記され、また、咬合部上面部から側周部に連続する湾曲部分の形状(3)も印記される。
ワックスの表面に凸凹状の表面形状が前記歯形形成フィルム(1)の上面部内部と実際の上歯の形状が微細な間隙(フィルムの肉厚分)をもって、転写印記されたワックスパターン形成される。
4、前記ワックスパターンを鋳造して、レジン・金属に置換する。
5、表面に凸凹状の表面形状が転写印記された人工歯冠(15)を、歯に装填接着する。最後に視認しながら若干の修正をして歯形の回復が完了する。
人工歯冠(15)は、歯台に嵌合する形状で、上部表面(2a)を微細な凹凸歯形(2)を有しながら上歯と整合する形に作成され、縁部の表面(2b)側周表面(2c)に
歯形形成フィルム(1)の内面形状を印記している。
歯科医療の基幹ともいえる、虫歯治療では人工歯冠作成にかかるコストが最も多く、この切削によるロスの削減こそが歯科医療のコスト削減に即繋がるものであるといえる。
本発明はフィルムの歯形を定型化乃至パターン化、類型化することで、作業コストを下げるのみならず、作業性に優れた歯形を有する歯形形成フィルムを提供することで、装填後の人口歯冠の凹凸の修正を少なくし、非常に高価な人工歯冠材料の無駄をなくすことができるものである。
近年人工歯冠の材料はレジン等も用いられているが、金、銀などの金属同様高価であることに変わりはなく、その使用材料の訂正削減は大きな技術的成果である。
1a 上面部
1b 縁部
2 凸凹歯形(上部内面)
2a 上部表面
2b 縁部の表面
2c 側周表面
3 縁部内面の形状
10 虫歯インレー
11 インレー削出穴
12 レジン
13 印記された歯形
13a 硬化レジン
14 凸凹歯形が印記されたワックス型
15 凸凹歯形が印記された鋳造レジン
20 ワックス又は上面部未処理ワックス型
21 置換後の金属等
22 完成歯冠
Claims (4)
- ひとつの歯上面を覆う大きさの蓋形の薄いフィルムであって、パターン化された繊細な凹凸歯形を内部上面部及び縁部内面部に連続して形成したことを特徴とする歯形形成フィルム。
- 裏面を開口して上面部とその周囲に沿って浅い縁部を垂下形成した蓋形の薄いフィルムであって、内部面に実歯の形状を基にパターン化された凹凸歯形を内部上面部及び縁部内面に連続して形成し、前記実歯の形状を基にパターン化された凹凸歯形は、大小、浅深、子供用、大人用で類型化して作成され、シリコン又はポリエチレンで作成されたことを特徴とする歯形形成フィルム。
- 前記薄いフィルムは、その上面部とその周囲に沿って形成した縁部とが、異なる肉厚又は異なる素材で形成したことを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載の歯形形成フィルム。
- 前記薄いフィルムは、光透過性素材で形成したことを特徴とする請求項1又は請求項2又は請求項3のいずれかに記載の歯形形成フィルム。
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