JP5272459B2 - 多目的シンク - Google Patents
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Description
しかしながら、浴室でペットの洗浄を行うと、臭いが付いたり抜け毛が詰まり易く、また、洗浄を行う者にとってもしゃがんだ姿勢等を保持するのが辛く、水滴の飛散によってびしょ濡れになってしまうといった問題があった。
カウンター部2は、平面視矩形状で、多目的シンクの全体的な平面サイズ(投影面積)に略相当する大きさをなし、所定の厚みをもって形成されている。
カウンター部2は、下方の台座6および脚部7によって、使用者が立った姿勢(あるいは座った姿勢)でペットの洗浄作業等を行い易いような高さ位置に固設支持されている。また、足元部分には、棚板8が設けられ、各種の道具類(タオル、洗剤、石鹸、ドライヤー、ブラシなど)を保管できるようになっている。棚板8に替えて、開閉扉付きの収納キャビネット等を付設する構成としてもよい。
さらに、カウンター部2の左右および奥側の外周縁部には、洗浄作業時における汚水の周囲への飛散を防止するための板状の立上り壁9が立設形成されている。
図2〜図3に示すように、シンク部3の底面10には排水口12が穿設されており、排水管13の一端と連通されている。排水管13は、多目的シンク1が設置される建物等の下水配管(図示せず)に接続されている。
よって、例えば図2に示す如く、シンク部3を、手前側に向かって漸次拡開した形状(略タマゴ型またはビーンズ型)に構成することで、ペットの安心感が向上し、作業効率等も良好となる。
水吐出部4は、水吐出手段としてのハンドシャワー20と、水吐出手段を開栓ないし閉栓し、水吐出量や水温等を調節する操作手段としての給水栓21と、からなり、これらが空きスペースSに集合して配設されている。ハンドシャワー20は、普通吐水に切り替えられるものであってもよい。
なお、ハンドシャワー20下端部は、図3に示すように、送水管25と連通するフレキシブルホース26に接続されており、ハンドシャワー20を引き出し、フレキシブルホース26を伸縮させながら、ハンドシャワー20を所望の位置に移動して使用できるようになっている。また、ハンドシャワー20を空きスペースSにおける所定の位置に係止したままで、シンク部3内方に向けて水または温水を吐出させて使用することもでき、この場合には、使用者は両手を自由に使ってペット等の洗浄作業を行える。
水はね防止カバー32は、カウンター部2の前面2aから連続して設けられており、上縁が円弧を描くとともに、手前側に向かって緩やかに湾曲して膨らんだ球面状をなしている。このような水はね防止カバー32を設けることにより、スムーズな洗浄作業を妨げることなく、手前側への汚水の飛散を防止することができる。水はね防止カバー32を、カウンター部2とは別体に構成し、カウンター部2の前面ないしシンク部3の手前側内側面に取り外し可能に装着するようにしてもよい。
図4(a)(b)に示す変形例は、上収納部42と下収納部43とを付設した多目的シンク41である。この変形例では、奥板45と左右の側板46、46によって平面視コの字型の構造体が形成されており、この構造体の内部空間上部に上収納部42、内部空間下部に下収納部43が配置されるとともに、下収納部43の上部にカウンター部2およびシンク部3が設けられている。
例えば、シンク部3の形状は完全な楕円形である必要はなく、機能面ないしデザイン面等の要求に応じて、楕円形を基調とした様々な形状のものに変形してよい。また、上記楕円形の長軸は、カウンター部2の対角線L上にぴったりと一致していなくてもよく、本発明の作用効果を奏し得る範囲内で、両者のズレが許容される。
2 カウンター部
3 シンク部
4 水吐出部
10 底面
17 凸起
20 ハンドシャワー
21 給水栓
32 水はね防止カバー
L 対角線
S 空きスペース
Claims (1)
- 平面視矩形状のカウンター部と、
平面視略楕円形状をなし、長軸が該カウンター部の一の対角線に沿うようにして、該カウンター部に斜めに配設されるシンク部と、
該カウンター部の手前側、かつ該シンク部以外の左端又は右端の空きスペースに、集合して配設される水吐出部と、
シンク部の底面に排水口とを備え、
水吐出部と排水口とを前後に同一直線状に並設した構成とし、
該水吐出部が、ハンドシャワーおよび給水栓からなり、
該シンク部が、手前側に向かって漸次拡開した形状となされており、
該カウンター部の手前側に、水はね防止カバーが起立して形成されており、
該シンク部の底面に、排水口を除いて全面に滑り止めのための凸起が多数形成されており、
シンク部の底面は、水が留まらず排水口に向かって流れる程度の勾配を有する水平なものであることを特徴とする多目的シンク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008066760A JP5272459B2 (ja) | 2008-03-14 | 2008-03-14 | 多目的シンク |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008066760A JP5272459B2 (ja) | 2008-03-14 | 2008-03-14 | 多目的シンク |
Publications (2)
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JP2009221725A JP2009221725A (ja) | 2009-10-01 |
JP5272459B2 true JP5272459B2 (ja) | 2013-08-28 |
Family
ID=41238781
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2008066760A Active JP5272459B2 (ja) | 2008-03-14 | 2008-03-14 | 多目的シンク |
Country Status (1)
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2008
- 2008-03-14 JP JP2008066760A patent/JP5272459B2/ja active Active
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