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JP5269846B2 - エリア解析システム、無線ルータおよびエリア解析サーバ - Google Patents

エリア解析システム、無線ルータおよびエリア解析サーバ Download PDF

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Description

本発明は、複数のWAN側回線の切り替えを行う無線ルータの利用するエリアを解析するエリア解析システム、エリア解析システムを構成する無線ルータおよびエリア解析サーバに関する。
複数のWAN側回線IFを備える無線ルータでは、自動的に最適なWAN側回線を選択して接続する。例えば、無線ルータが携帯電話回線と無線LAN回線に対応できるとき、駅のホームなどの公衆無線LANサービスのサービスエリア内にいるときは公衆無線LAN回線を利用し、そのサービスエリア外に移動したときは携帯電話回線に自動的に切り替わる(特許文献1)。
図8は、従来の無線ルータの構成例を示す。ここでは、無線LAN端末を携帯電話回線または無線LAN回線に接続する無線ルータを示すが、WAN側回線として例えばWiMAX(Worldwide interoperability for microwave access) 回線に接続する機能を有していてもよい。
図8において、無線ルータ10は、WAN側で無線LAN回線に接続するWAN側無線LAN送受信部11と、携帯電話回線に接続するWAN側携帯電話送受信部12を備え、LAN側で無線LAN端末20に接続するLAN側無線LAN送受信部13を備え、LAN側無線LAN送受信部13に接続するWAN側回線の接続切替を行う制御部14を備える。
無線ルータ10の制御部14は、例えばWAN側無線LAN送受信部11で接続可能な無線LAN回線の受信レベルを検出し、当該受信レベルが閾値を超えていれば接続可能な無線LANエリア内と判別し、WAN側無線LAN送受信部11とLAN側無線LAN送受信部13を接続する。これにより、無線LAN端末20は、無線ルータ10、無線LAN回線を介してネットワークに接続される。一方、当該受信レベルが閾値以下であれば無線LANエリア外(携帯電話エリア)と判別し、WAN側携帯電話送受信部12とLAN側無線LAN送受信部13を接続する。これにより、無線LAN端末20は、無線ルータ10、携帯電話回線を介してネットワークに接続される。以上のWAN側回線の選択および切り替えは、WAN側で接続可能な無線LAN回線の受信レベルに応じて、あるいは一方のWAN側回線の切断検出により自動的に行われる。なお、WAN側の無線LAN回線と携帯電話回線の通信品質を比較し、通信品質が良好なWAN側回線に接続するようにしてもよい。
このように、接続可能な無線LANエリア内にいるときはWAN側で無線LAN回線に接続し、無線LANエリア内からエリア外に移動したときは、無線LAN回線の切断検出によりWAN側回線を携帯電話回線に切り替える。また、無線LANエリア外からエリア内にへ移動したときは、無線LAN回線の受信レベル等により無線LANエリア内であることを検出すると、WAN側回線を無線LAN回線に切り替え、携帯電話回線を切断する。無線LAN端末20は、無線ルータ10のWAN側回線の選択機能およびハンドオーバ機能により、無線ルータ10に接続しておくだけで、移動時でも設定変更することなく通信を継続することができる。
なお、無線LAN端末20に無線ルータ10の機能を備え、携帯電話回線と無線LAN回線に接続できる構成であってもよい。
特開2010−021878号公報
複数のWAN側回線に選択接続する無線ルータの回線選択情報は、それを携帯するユーザの利便性を向上するために利用可能である。しかし、このような無線ルータの回線選択情報を通信事業者側で認識することができないため、各WAN側回線のサービスエリアを効果的に設計することができなかった。
本発明は、複数のWAN側回線に選択接続する無線ルータの回線選択情報をネットワーク上で収集し、回線種別ごとの利用状況を解析することができるエリア解析システム、エリア解析システムを構成する無線ルータおよびエリア解析サーバを提供することを目的とする。
第1の発明のエリア解析システムは、複数のWAN側回線から1つを選択して接続する手段と、GPS信号を受信して位置情報を取得する手段と、当該位置情報と、選択したWAN側回線と、そのWAN側回線を利用した通信データ量を含む通信状況を所定の登録周期で通信状況リストとして登録する手段と、当該通信状況リストを所定の周期で複数のWAN側回線の1つを利用して外部のエリア解析サーバに送信する手段とを含む少なくとも1つの無線ルータと、各無線ルータから送信されるそれぞれの通信状況リストに基づき、位置情報に応じた区画およびWAN側回線ごとの通信データ量を積算した区画情報リストを作成する区画情報リスト作成手段を含むエリア解析サーバとを備える。
第1の発明のエリア解析システムにおけるエリア解析サーバの区画情報リスト作成手段は、時系列の位置情報から無線ルータにおける移動速度を算出し、当該移動速度の区分ごとに位置情報に応じた区画およびWAN側回線ごとの通信データ量を積算した区画情報リストを作成する構成である。
第1の発明のエリア解析システムにおいて、複数のWAN側回線は少なくとも無線LAN回線および携帯電話回線を含み、無線ルータは、無線LANエリア内では無線LAN回線に接続し、無線LANエリア外では移動通信回線に接続する構成である。
第2の発明の無線ルータは、複数のWAN側回線から1つを選択して接続する手段と、GPS信号を受信して位置情報を取得する手段と、位置情報と、選択したWAN側回線と、そのWAN側回線を利用した通信データ量を含む通信状況を所定の登録周期で通信状況リストとして登録する手段と、通信状況リストを所定の周期で複数のWAN側回線の1つを利用して外部のエリア解析サーバに送信する手段とを備える。
第2の発明の無線ルータにおいて、複数のWAN側回線は少なくとも無線LAN回線および携帯電話回線を含み、無線ルータは、無線LANエリア内では無線LAN回線に接続し、無線LANエリア外では移動通信回線に接続する構成である。
第3の発明のエリア解析サーバは、第2の発明の無線ルータが送信する通信状況リストを受信するエリア解析サーバであって、各無線ルータから送信されるそれぞれの通信状況リストに基づき、位置情報に応じた区画およびWAN側回線ごとの通信データ量を積算した区画情報リストを作成する区画情報リスト作成手段を備える。
第3の発明のエリア解析サーバにおける区画情報リスト作成手段は、時系列の位置情報から無線ルータにおける移動速度を算出し、当該移動速度の区分ごとに位置情報に応じた区画およびWAN側回線ごとの通信データ量を積算した区画情報リストを作成する構成である。
本発明は、無線ルータにおいて選択されたWAN側回線とそのWAN側回線を利用した通信データ量の情報を各無線ルータからエリア解析サーバに送信し、エリア解析サーバで各無線ルータの位置情報に応じた区画およびWAN側回線ごとの通信データ量を積算した区画情報リストを作成することができる。この区画情報リストは、どのWAN側回線がどの場所でどの程度利用されているかを示すものであり、無線ルータを所持するユーザが実際に利用している通信状況を容易に把握することができる。また、この区画情報リストに基づいて、各区画ごとに効果的な通信設備の増強を図ることが可能である。
本発明のエリア解析システムの構成例を示す図である。 エリア解析システムの無線ルータ10の構成例を示す図である。 通信状況記憶部17の登録される通信状況リストの例を示す図である。 エリア解析サーバ100の構成例を示す図である。 区画情報リストの区画の概念を示す図である。 区画情報リストの登録例を示す図である。 区画情報リストの選択手順を示すフローチャートである。 従来の無線ルータの構成例を示す図である。
図1は、本発明のエリア解析システムの構成例を示す。
図1において、ネットワークと接続した無線LAN基地局AP1,AP2は駅や店舗に設置され、公衆無線LANのサービスを提供している。無線LAN基地局は自宅に設置されている場合もある。携帯電話基地局BSもネットワークに接続されており、公衆無線LANよりも広いエリアを1つの基地局でカバーしている。ユーザは、無線ルータ10と無線LAN端末20を所持し、無線LAN基地局AP1,AP2との通信が可能な無線LANエリアおよび携帯電話基地局BSとの通信が可能な携帯電話エリアを移動する。ネットワークに接続されるエリア解析サーバ100は、無線ルータ10におけるWAN側回線の回線選択情報を収集し、回線種別ごとの利用状況を解析する機能を有する。
図2は、無線ルータ10の構成例を示す。
図2において、WAN側無線LAN送受信部11、WAN側携帯電話送受信部12、LAN側無線LAN送受信部13、WAN側回線の接続切替を行う制御部14は、図8に示す従来の無線ルータ10と同様の機能を有する。
本実施例の無線ルータ10は、現在位置の位置情報を取得する手段として、一定周期(例えば1秒)ごとにGPS(Global Positioning System) 衛星からのGPS信号を受信し、受信地点の緯度、経度の位置情報を算出するGPS信号受信部15と、時刻情報と位置情報を記憶する位置情報記憶部16を備える。GPS信号が受信できない場合など位置情報を算出できない場合は、最後に受信した緯度経度の情報を保持する。
制御部14は、一定周期ごとに利用中のWAN側回線と、通信データ量カウンタ18で計測される当該WAN側回線で送受信した通信データ量を通信状況記憶部17に登録する。ここで、通信状況記憶部17に登録する周期を登録周期とする。通信状況記憶部17に登録される通信状況リストの例を図3に示す。ここでは登録周期を10秒としている。時刻、緯度、経度については位置情報記憶部16に記憶されている情報を利用する。WAN側利用回線については、登録時点で利用している回線を記憶し、10秒間の間にWAN側回線を利用して送受信した通信データ量を記憶する。登録周期の間にWAN側利用回線が切り替わった場合にはその旨が登録される。
無線ルータ10の通信状況記憶部17に登録された通信状況は、通信状況リストとしてネットワークに接続されたエリア解析サーバ100に一定周期で送信する。例えば1日に1回、深夜の時間帯などネットワーク内のデータ量が少ない時間帯に送信する。送信はいずれかのWAN側回線を利用するが、送信するデータが多い場合には、できるだけ無線LAN回線を利用すると短時間での送信が完了する。エリア解析サーバ100へメールで送信する場合には、無線ルータ10にメール送信機能を備えてもよい。
図4は、エリア解析サーバ100の構成例を示す。
図4において、エリア解析サーバ100はネットワークに接続され、各無線ルータ10から送られる通信状況リストを通信部101で受信し、通信状況リスト格納部102に登録する。通信状況リスト格納部102は、各無線ルータ10から一定周期で通信状況リストが送られてくるため大規模な容量を備えておく。エリア解析処理部103は、通信状況リストを読み込み、回線種別ごとの通信状況を解析するための区画情報リストを作成し、区画情報リスト格納部104に格納する。また、区画情報リストを表示する表示部を備えてもよい。
次に、エリア解析処理部103の動作例を示す。エリア解析処理部103では、解析したい回線種別ごとの区画情報リストを作成する。区画情報リストの区画の概念を図5に示し、実際にエリア解析処理部103内で処理する区画情報リストの例を図6に示す。
区画情報リストは、区画の座標(例えば(A,1))、座標の位置を示す緯度経度、各無線ルータから受信した通信データ量の合計を格納する合計通信データ量の各項目で構成される。ここで、区画の座標を示すA,B,C,…は緯度方向、1,2,3…は経度方向を示すものとする。区画の大きさは、解析したい精度に合わせて緯度経度の度単位や50m四方といったように設定することができる。ここでは、緯度経度の小数点以下4桁の数値を用いている。
以下、WAN側回線として携帯電話および無線LANの2種類について、各区画の合計通信データ量を示す区画情報リストを作成する例を示す。例えば、区画情報リスト(携帯電話)、区画情報リスト(無線LAN)とする。なお、例えば携帯電話の区画情報リストが必要な場合は、区画情報リスト(携帯電話)のみを作成することになる。
エリア解析処理部103は、通信状況リスト格納部102から通信状況リストを1つ取得し、通信状況リスト内の各行について以下の手順で区画情報リストの合計通信データ量へ通信データ量を加算していく。まず、WAN側利用回線の項目で携帯電話と無線LANを識別し、区画情報リスト(携帯電話)および区画情報リスト(無線LAN)のどちらにその行の通信データ量を加算するかを決定する。その行の緯度経度から区画情報リスト内の該当する区画を検索する。そして、その区画の通信データ量を加算する。例えば、WAN側利用回線が携帯電話となっており、緯度経度が区画(A,3)に該当した場合、その行の通信データ量は区画情報リスト(携帯電話)の区画(A,3)の合計通信データ量に加算される。通信状況リスト内の各行の通信データ量を順次区画情報リスト(携帯電話)および区画情報リスト(無線LAN)の各区画に加算する。通信状況リスト格納部102には多数の通信状況リストが格納されているので、各リストについて順次同様の処理を行い、通信データ量を区画情報リストに加算していく。すべての通信状況リストについて通信データ量の加算により、区画情報リスト内の各区画での通信データ量の計算が完了する。作業者への表示方法としては、区画情報リストの合計通信データ量を地図上にマッピングして、数値の大小を色の濃淡や記号で識別して表示することで、通信状況マップとして一目で通信データ量が多い場所を作業者は認識することが可能となる。
この区画情報リストから該当するWAN側回線の通信データ量が多い地点がわかり、通信設備の増強などの対応を検討することが可能となる。その後も順次各無線ルータ10から通信状況リストが送られてくるので、その内容を区画情報リストに反映することで、精度が向上させることができる。
なお、無線ルータ10からエリア解析サーバ100への通信状況リストの送信方法としては、FTPやHTTPを利用することもできる。その場合は、それらのプロトコルを無線ルータ10に備えることになる。エリア解析サーバ100への送信は、1日に1回といった形で定期的に送信することも可能であるが、通信状況記憶部17の容量が一定量を超えたら送信するといったことも可能である。
また、携帯電話の事業者別のエリア解析を行うことや、無線LANについても公衆無線LAN事業者別のエリア解析を行うことも可能である。無線ルータ10の通信状況記憶部17に記憶するWAN側利用回線の項目として、通信事業者の識別子も合わせて記憶することで対応可能である。通信事業者の識別は、携帯電話回線であれば、ルータに搭載したSIMカードの情報を利用することができ、無線LANであれば、ESS−IDを利用することが可能である。
実施例2では、無線ルータ10が選択するWAN側回線の種別だけでなく、ユーザの移動手段の種別についても区別して区画情報リストを作成するエリア解析システムについて説明する。移動手段の識別にはユーザの移動速度を参照することとし、移動速度別の区画情報リストの作成を行う。区画情報リストを分けるための移動速度の閾値は予め設定しておく。
以下、WAN側利用回線が携帯電話および無線LANの場合に、移動手段として鉄道に乗車しているか歩行しているかを区別することを想定し、移動速度が閾値以上の場合と、閾値未満の場合に分けて区画情報リストを作成することを示す。また、移動速度の閾値を時速20kmとする。区画情報リストは、WAN側利用回線と移動速度から以下の4種類とする。ここでは、区画情報リスト(携帯電話:高速)、区画情報リスト(携帯電話:低速)、区画情報リスト(無線LAN:高速)、区画情報リスト(無線LAN:低速)とする。区画情報リストは図6に示すものを利用することができる。
無線ルータ10からエリア解析サーバ100へ送られる通信状況リストは、実施例1と同様である。送られてきた通信状況リストは、エリア解析サーバ100の通信状況リスト格納部102に格納される。
エリア解析処理部103では、受信した通信状況リストからリストの各行における移動速度を算出し、4種類の区画情報リストから通信データ量を加算する区画情報リストを選択する。選択手順を図7に示す。
まず、エリア解析処理部103は、通信状況リスト格納部102から1つの通信状況リストを取得し(S1)、各行の移動速度を算出する(S2)。図3に示す通信状況リストでは、登録周期ごとの位置を記録しており、ある行の移動速度については、1つ前の地点の時刻および位置の差分から「移動速度=(位置の差分)÷(時刻の差分)」により算出する。例えば、時刻の間隔が30秒で、前回の位置が北緯35.3236 度、東経139.5548度、今回の位置が北緯35.3240 度、東経139.5552度の場合、移動距離は約40mとなり、40m÷30秒=分速80mと求まり、時速4.8 kmとなる。
次に、算出した移動速度が予め設定した閾値以上であるか否かを比較する(S3)。上記の例の移動速度は閾値の時速20km未満であることから移動速度は「低速」となり、選択する区画情報リストはWAN側利用回線に応じて(S4)、区画情報リスト(携帯電話:低速)または区画情報リスト(無線LAN:低速)となる(S5,S6)。一方、移動速度が閾値以上であれば移動速度は「高速」となり、選択する区画情報リストはWAN側利用回線に応じて(S7)、区画情報リスト(携帯電話:高速)または区画情報リスト(無線LAN:高速)となる(S8,S9)。
それぞれの区画情報リストが選択されたら、通信状況リストの行の緯度経度から区画情報リスト内の該当する区画を検索する。そして、その区画の通信データ量を加算する。通信状況リスト内の各行の通信データ量を順次選択された区画情報リストの各区画に加算する。通信状況リスト格納部102には、各無線ルータごとの通信状況リストが格納されているので、各リストについて順次同様の処理を行い、通信データ量を区画情報リストに加算していく。すべての通信状況リストについて通信データ量の加算により、区画情報リスト内の各エリアでの通信データ量の計算が完了することになる。
10 無線ルータ
11 WAN側無線LAN送受信部
12 WAN側携帯電話送受信部
13 LAN側無線LAN送受信部
14 制御部
15 GPS信号受信部
16 位置情報記憶部
17 通信状況記憶部
18 通信データ量カウンタ
100 エリア解析サーバ
101 通信部
102 通信状況リスト格納部
103 エリア解析処理部
104 区画情報リスト格納部

Claims (7)

  1. 複数のWAN側回線から1つを選択して接続する手段と、GPS信号を受信して位置情報を取得する手段と、当該位置情報と、選択したWAN側回線と、そのWAN側回線を利用した通信データ量を含む通信状況を所定の登録周期で通信状況リストとして登録する手段と、当該通信状況リストを所定の周期で前記複数のWAN側回線の1つを利用して外部のエリア解析サーバに送信する手段とを含む少なくとも1つの無線ルータと、
    前記各無線ルータから送信されるそれぞれの通信状況リストに基づき、前記位置情報に応じた区画およびWAN側回線ごとの前記通信データ量を積算した区画情報リストを作成する区画情報リスト作成手段を含むエリア解析サーバと
    を備えたことを特徴とするエリア解析システム。
  2. 請求項1に記載のエリア解析システムにおいて、
    前記エリア解析サーバの区画情報リスト作成手段は、時系列の前記位置情報から前記無線ルータにおける移動速度を算出し、当該移動速度の区分ごとに前記位置情報に応じた区画およびWAN側回線ごとの前記通信データ量を積算した区画情報リストを作成する構成である
    ことを特徴とするエリア解析システム。
  3. 請求項1に記載のエリア解析システムにおいて、
    前記複数のWAN側回線は少なくとも無線LAN回線および携帯電話回線を含み、前記無線ルータは、無線LANエリア内では無線LAN回線に接続し、無線LANエリア外では移動通信回線に接続する構成である
    ことを特徴とするエリア解析システム。
  4. 複数のWAN側回線から1つを選択して接続する手段と、
    GPS信号を受信して位置情報を取得する手段と、
    前記位置情報と、選択したWAN側回線と、そのWAN側回線を利用した通信データ量を含む通信状況を所定の登録周期で通信状況リストとして登録する手段と、
    前記通信状況リストを所定の周期で前記複数のWAN側回線の1つを利用して外部のエリア解析サーバに送信する手段と
    を備えたことを特徴とする無線ルータ。
  5. 請求項4に記載の無線ルータにおいて、
    前記複数のWAN側回線は少なくとも無線LAN回線および携帯電話回線を含み、前記無線ルータは、無線LANエリア内では無線LAN回線に接続し、無線LANエリア外では移動通信回線に接続する構成である
    ことを特徴とする無線ルータ。
  6. 請求項4に記載の無線ルータが送信する前記通信状況リストを受信するエリア解析サーバであって、
    前記各無線ルータから送信されるそれぞれの通信状況リストに基づき、前記位置情報に応じた区画およびWAN側回線ごとの前記通信データ量を積算した区画情報リストを作成する区画情報リスト作成手段を備えた
    ことを特徴とするエリア解析サーバ。
  7. 請求項6に記載のエリア解析サーバにおいて、
    前記区画情報リスト作成手段は、時系列の前記位置情報から前記無線ルータにおける移動速度を算出し、当該移動速度の区分ごとに前記位置情報に応じた区画およびWAN側回線ごとの前記通信データ量を積算した区画情報リストを作成する構成である
    ことを特徴とするエリア解析サーバ。
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