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JP5269559B2 - 可分割商品陳列台 - Google Patents

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JP5269559B2
JP5269559B2 JP2008302167A JP2008302167A JP5269559B2 JP 5269559 B2 JP5269559 B2 JP 5269559B2 JP 2008302167 A JP2008302167 A JP 2008302167A JP 2008302167 A JP2008302167 A JP 2008302167A JP 5269559 B2 JP5269559 B2 JP 5269559B2
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Description

本発明は、平板状の基材に複数の商品を展示し、これを販売店の店頭に吊り下げたり、棚に載置したりするなどして、商品を展示する商品陳列台に関する。
従来の商品陳列台は、単一の基材に、商品を複数挿入して展示する商品受け部を一定数設置している(例えば、特許文献1参照。)。
実開平5−37171号公報
商品は、色、柄、香り、味などを変化させ、一連の商品として販売されることが多い。例えば、菓子類、化粧品、日用雑貨品などである。そして、一連の商品は、特定商品発売時にバラエティー商品全てを揃えて同時発売開始される場合があり、あるいは、一部商品を先行販売し、先行商品の売行きを判断して、バラエティー商品の追加、削減が行われることもある。
これら一連の商品は、単一の商品陳列台上に展示されていれば、顧客の商品選択にあたり便利であり、また、販売側では一連の商品全体として顧客吸引力がより一層強まる効果が期待できる。
従来の商品陳列台は、商品受け部の数が一定であるため、後からバリエーションの商品を追加することができない。例えば、発売当初4色の外装で始めたライターに、後日他の四色の外装を加えた場合に、元の商品陳列台に合計8色のライターを追加することは不可能である。
この場合、発売当初などより使用している商品陳列台に、商品受け部を取り付けた追加基材を付着することも考えられるが、粘着テープ止めなどでは、基材の折れ曲がりも発生し、美観を損ねるものに成り易い。
そこで、本発明は一連商品の追加、バリエーションの追加あるいはこれらの減少に対応して、展示商品群数の増減が容易な商品陳列台を得ることを課題とする。
本発明のその他の課題は、本発明の説明により明らかになる。
以下に課題を解決する手段を説明する。理解を容易にするために、本発明の実施態様に対応する符号を付けて説明するが、本発明は当該実施態様に限定されるものではない。
本発明の一の態様にかかる可分割商品陳列台は、
第一商品陳列台(1)と第二商品陳列台(4)からなる可分割商品陳列台(8)であって、
第一商品陳列台(1)は、平板の第一表基材(11)と第一表基材の裏面(13)に形成され第一表基材の上下方向(92)を長手方向とする管状の第一補強部材(142)を有し、第一補強部材の下方部分は第一受容管(152)であり、
第二商品陳列台(4)は、平板の第二表基材(41)と第二表基材の裏面(43)に形成され第二表基材の上下方向(92)を長手方向とする第二補強部材(442)を有し、第二補強部材が第二表基材の上辺(47)よりも上方に延伸されていて、前記延伸部分である第二差込み部(462)を形成し、
第一受容管(152)に第二差込み部(462)を挿嵌して第一商品陳列台(1)と第二商品陳列台(4)が連結される。
本発明の好ましい実施態様にあって、本発明にかかる可分割商品陳列台は、
第一補強部材は第一裏基材(21)を折り曲げて形成される中空三角柱状であり、
第一裏基材(21)は、第一貼付け部(22)と、第一貼付け部から横方向に順に第一折り曲げ線(232)、第一外面壁部(242)、第二折り曲げ線(252)、第一内面壁部(262)、第三折り曲げ線(272)、第一底面壁部(282)と第一底面壁端辺(292)を有し、
第一貼付け部(22)を第一表基材の裏面(13)に貼付け、第一折り曲げ線、第二折り曲げ線と第三折り曲げ線を折り曲げて、第一底面壁端辺(292)を第一折り曲げ線(232)に当接して第一貼付け部(22)に第一底面壁部(282)を貼付けることにより第一補強部材(142)を形成したものであり、
第二補強部材は第二裏基材(51)を折り曲げて形成される中空三角柱状であり、
第二裏基材(51)は、第二貼付け部(52)と、第二貼付け部より横方向に順に第四折り曲げ線(532)、第二外面壁部(542)、第五折り曲げ線(552)、第二内面壁部(562)、第六折り曲げ線(572)、第二底面壁部(582)と第二底面壁端辺(592)を有し、
第二貼付け部(52)を第二表基材の裏面(43)に貼付け、第四折り曲げ線、第五折り曲げ線と第六折り曲げ線を折り曲げて、第二底面壁端辺(592)を第四折り曲げ線(532)に当接して第二貼付け部(52)に第二底面壁部(582)を貼付けることにより、第二補強部材(442)を形成したものであってもよい。
本好ましい実施態様によれば、主として第一裏基材と第二裏基材の切断と各々の折り曲げ線の予備形成によって、第一受容管である第一補強部材の内側断面である三角形の大きさと形状及び、第二差込み部である第二補強部材の外側断面の大きさと形状が決定される。このため、製作が容易で、不良品発生が抑制される可分割商品陳列台となる。上記の作用は、厚紙を用いて可分割商品陳列台を製作した場合に、特に著しい作用となって現れる。
本発明の他の好ましい実施態様にあって、本発明にかかる可分割商品陳列台は、
第一商品陳列台は、2の第一補強部材を有し、
第一補強部材は第一裏基材を折り曲げて形成される三角柱状であり、
第一裏基材は、第一貼付け部と、第一貼付け部の左右方向にそれぞれに順に第一折り曲げ線、第一外面壁部、第二折り曲げ線、第一内面壁部、第三折り曲げ線、第一底面壁部と第一底面壁端辺を有し、
第一貼付け部を第一表基材の裏面に貼付け、各々の第一折り曲げ線、第二折り曲げ線と第三折り曲げ線を折り曲げて、第一底面壁端辺を第一折り曲げ線に当接して第一貼付け部に第一底面壁部を貼付けることにより2の第一補強部材を形成したものであり、
第二商品陳列台は、2の第二補強部材を有し、
第二補強部材は第二裏基材を折り曲げて形成される三角柱状であり、
第二裏基材は、第二貼付け部と、第二貼付け部の左右方向にそれぞれに順に第四折り曲げ線、第二外面壁部、第五折り曲げ線、第二内面壁部、第六折り曲げ線、第二底面壁部と第二底面壁端辺を有し、
第二貼付け部を第二表基材の裏面に貼付け、各々の第四折り曲げ線、第五折り曲げ線と第六折り曲げ線を折り曲げて、第二底面壁端辺を第四折り曲げ線に当接して第二貼付け部に第二底面壁部を貼付けることにより、2の第二補強部材を形成したものであってもよい。
本好ましい実施態様によれば、主として第一裏基材と第二裏基材の切断と各々の折り曲げ線の予備形成によって、一対の第一受容管の間隔が決定され、及び、一対の第二差込み部の間隔が決定されるとともに、上記と同様に、第一受容管の内側断面である三角形の大きさと形状及び、第二差込み部の外側断面の大きさと形状が決定される。このため、より一層、製作が容易で、不良品発生が抑制される可分割商品陳列台となる。上記の作用は、厚紙を用いて可分割商品陳列台を製作した場合に、特に著しい作用となって現れる。
本発明のさらに他の好ましい実施態様にあって、本発明にかかる可分割商品陳列台は、
第一表基材と第二表基材は同一厚さの板状体で作られ、
第一裏基材と第二裏基材は同一厚さの板状体で作られていて、かつ、第二表基材と第二貼付け部の間に、第一裏基材と同一厚さの板状体で製作した2の調整板を重ねて貼付けたものであってもよい。
本好ましい実施態様によれば、同一素材を各々の裏基材と調整板の素材に使用するという容易な手段により、可分割商品陳列台において、第一商品陳列台と第二商品陳列台の表面が一致する。
本発明のさらにその他の好ましい実施態様にあって、本発明にかかる可分割商品陳列台は、
第一補強部材の下端面と第一表基材の裏面が作る角度が30度以上80度以下であり、
第二差込み部の上端面と第二表基材の裏面を延長した平面が作る角度が30度以上80度以下であってもよい。
本好ましい実施態様によれば、第一受容管と第二差込み部の挿嵌操作が容易となり、第一商品陳列台と第二商品陳列台の接続が容易となる。
本発明のその他の好ましい実施態様にあって、本発明にかかる可分割商品陳列台は、
第一表基材、第一裏基材、第二表基材と第二裏基材のいずれもが紙素材で作られていてもよい。
本好ましい実施態様によれば、可分割商品陳列台は素材面からも一層環境にやさしいものとなる。同時に販売店にあっても不用品の分別廃棄が容易となる効果がある。
以上説明した本発明、本発明の好ましい実施態様、これらに含まれる構成要素は可能な限り組み合わせて実施することができる。
本発明の可分割商品陳列台は、その他の構成とともに、第一受容管に第二差込み部を挿嵌して第一商品陳列台と第二商品陳列台が連結されるので、展示商品群数の増減に応じて、容易に陳列台の商品展示手段を増減できる。ひいては商品陳列台の一部分の新規製作(または廃棄)となり、全体の作り直しが減少するので環境にやさしい商品陳列台となる。
また、本発明の可分割商品陳列台は、その他の構成とともに、第一補強部材の一部分を第一受容管として活用し、第二補強部材を延伸して第二差込み部としている。第一と第二の補強部材は、従来から、商品陳列台の構成部分として付属しているものであるから、格別の手段を付加することなく、連結と分割が行えるものである。同時に、第一と第二の補強部材は、文字通り補強のための部材であり堅牢かつ耐久性があるから、これを連結手段に用いる可分割商品陳列台は、堅牢でかつ耐久性に富む。
以下、図面を参照して本発明の実施例にかかる可分割商品陳列台をさらに説明する。本発明の実施例に記載した部材や部分の寸法、材質、形状、その相対位置などは、とくに特定的な記載のない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではなく、単なる説明例にすぎない。
図1は第一の可分割商品陳列台8を裏面側から見た分解斜視図である。図2は第一の可分割商品陳列台8の側面説明図であり、図3は脚部67を開いて自立状態にある第一の可分割商品陳列台8の側面説明図である。
図4は第一の可分割商品陳列台8と長尺の第一商品陳列台2の正面図である。図5は第二の可分割商品陳列台9の正面図である。
図6は第一表基材11の平面図であり、図7は第一裏基材21の平面図である。図8は第二表基材41の平面図である。図9は第二裏基材51の平面図である。
図10は閂板66の平面図であり、図11は調節板61の平面図である。図12は第一受容管と第二差込み部の高さの関係を説明するための模式図である。図12は模式説明図であり、実施例に現れる断面や端面などを図示したものではない。図13は第一受容管の下端と第二差込み部の上端を説明する断面図である。
図1などを参照して、本発明にかかる可分割商品陳列台である第一の可分割商品陳列台8は短尺の第一商品陳列台1と第二商品陳列台4から構成される。
第一商品陳列台1は、平板の第一表基材11と第一表基材の裏面13に形成された管状の第一補強部材142を有している。
第一補強部材142は長手の部材であり、第一表基材11の上下方向を長手方向として設けられている。図1及び図6、7、8、9と13中に矢印92で示す方向が、第一表基材11(及び後に説明する第二表基材)の上下方向であり、上を矢93で示している。
第一補強部材142の下方部分は第一受容管152である。
第二商品陳列台4は、平板の第二表基材41と第二表基材の裏面43に形成された第二補強部材442を有している。第二補強部材442は長手の部材であり、第二表基材の上下方向を長手方向として設けられている。
第二補強部材442は第二表基材41の上辺47よりも上方に延伸されている。すなわち、第二表基材の裏面に載置されている部分の断面形状を保って、素材に切れ目なく、上方向に突出している。延伸部分は第二差込み部462を形成している。
第一補強部材142と第二補強部材442は、従来、第一表基材13や第二表基材41の反り止めや、重量などに由来する変形を防止する目的で使用されている。従来、補強部材は重量や材料の削減などの理由で、管状部材が用いられている。すなわち、断面の形状が、三角、四角、半円、半楕円などであり、中空である。本発明にかかる第一補強部材はこのような従来の管状部材を用いることができる。特に、断面が三角形の管状部材が好ましい。
第二補強部材は必ずしも中空である必要はない。このため、断面の中央部が中空のあるいは中央部も素材が詰まった三角、四角、半円、半楕円などであってもよい。もっとも、断面の中央部が中空であることが好ましい。
また、第二補強部材が第一補強部材の中に挿嵌されればよいので、第一補強部材の内面断面と第二補強部材の外面断面の形状が一致しなくてもよい。もっとも、挿嵌状態の堅牢さの観点から、第一補強部材の内面断面と第二補強部材の外面断面の形状が一致し、かつ密接状態に挿嵌される相互の大きさであることが特に好ましい。
可分割商品陳列台8を構成する第一表基材11と第二表基材41は、紙板や合成樹脂板などで作られる。第一補強部材142、第二補強部材442と脚部67などは、紙板、合成樹脂板やアルミニウムなどの金属板などで作られる。全てを紙素材で作ると環境にやさしく、かつ、販売店での廃棄が容易になる。
図2などを参照して、第一の可分割商品陳列台8は第二裏基材51を貫通する棒受け穴72と第二表基材41を貫通する棒受け穴39の重なり部分に、保持棒71のフックを固定する。保持棒71は可分割商品陳列台8の表面側に突出する。商品73のケース上部に空いた穴を保持棒71に通して、商品を吊り下げ状態で展示する。本実施例では、一の保持棒に3個の商品が吊り下げられる。
図3などを参照して、第一の可分割商品陳列台8は脚部67を脚折り曲げ線671で折り曲げて、固定板貫通穴672に脚固定板68を係止して、脚部67を開いて固定することができる。この状態で第一の可分割商品陳列台8は自立する。図示しないが、長尺の第一商品陳列台2も同様な脚部と脚固定機構を備えており、自立が可能である。
また、第一の可分割商品陳列台8や第一商品陳列台2は、補強部材の上部に吊り下げ紐受け穴91を有し、この受け穴91に吊り下げ紐を通して、紐により懸垂が可能である。
図4、図5などを参照して、第一の可分割商品陳列台8は、POP領域36と4個の吊り下げ棒72を有する。このため、通常、4種類の商品が展示可能である。また、長尺の第一商品陳列台2は、POP領域37と4個の吊り下げ棒72を有する。このため、通常、4種類の商品が展示可能である。
図4のように、可分割商品陳列台8と第一商品陳列台2を横に並べて店頭に陳列することができる。さらに、第一商品陳列台2と第二商品陳列台4を連結して、第二の可分割商品陳列台9とすることができる。このようにすれば、8種の商品を単一の商品陳列台上に展示することができる。そしてPOP領域の重複が無くなる。必ずしも全ての商品陳列台を廃棄することなく、商品種類の増大に対応することができる。
以下に、第一受容管(または第一補強部材)と第二差込み部(または第二補強部材)の構成などについて説明する。具体的には、短尺の第一商品陳列部材1と第二商品陳列台4について説明する。短尺の第一商品陳列部材1に関する第一受容管などの構造は、長尺の第一商品陳列部材2に関する第一受容管などの構造と同様である。
図6は第一表基材11の平面図であり、図7は第一裏基材21の平面図である。図7(及び図9)中に示した矢印94は左右方向を示し、右を矢95で示している。
第一裏基材21から作られる第一商品陳列台1は、左第一補強部材141と右第一補強部材142の2つの補強部材を有している。すなわち、左第一受容管151と右第一受容管152を有することになる。
第一裏基材21は、中央部にある第一貼付け部22の左側に、中央部から左方向に順に、左第一折り曲げ線231、左第一外面壁部241、左第二折り曲げ線251、左第一内面壁部261、左第三折り曲げ線271、左第一底面壁部281と左第一底面壁端辺291を有している。
第一貼付け部22の一方表面を第一表基材11の裏面に貼付け、左第一折り曲げ線231、左第二折り曲げ線251と左第三折り曲げ線271を折り曲げて、左第一底面壁端辺291を左第一折り曲げ線231に当接しつつ第一貼付け部22の他方表面に左第一底面壁部を貼付ける。これにより左第一補強部材141が形成される。折り曲げと貼付けの状態に関しては、図12の左側図示を参照できる。
また、第一裏基材21は、中央部にある第一貼付け部22の右側に、中央部から右方向に順に、右第一折り曲げ線232、右第一外面壁部242、右第二折り曲げ線252、右第一内面壁部262、右第三折り曲げ線272、右第一底面壁部282と右第一底面壁端辺292を有している。
第一貼付け部22の一方表面を第一表基材の裏面に貼付けた後、左側と同様に、右第一折り曲げ線232、右第二折り曲げ線252と右第三折り曲げ線272を折り曲げて、右第一底面壁端辺292を右第一折り曲げ線232に当接しつつ第一貼付け部の他方表面に第一底面壁部を貼付ける。これにより右第一補強部材142が形成される。
以上のように、第一底面壁端辺を第一折り曲げ線に当接し貼り付けるだけの比較的容易な組み立て操作で、内面断面大きさが一定した第一補強部材を製作することができる。また、左第一補強部材と右第一補強部材間の間隔は、第一貼付け部22の間隔に依存するので、製作作業時に当該間隔が組み立て誤差を持つことがない。
脚部67は第一表基材11に貼り付けることなく遊離状態に保持される。
図8は第二表基材41の平面図であり、図9は第二裏基材51の平面図である。
第二裏基材51から作られる第二商品陳列台4は、左第二補強部材441と右第二補強部材442の2つの補強部材を有している。すなわち、左第二差込み部461と右第二差込み部462を有することになる。
第二裏基材51は、中央部にある第二貼付け部52の左側に、中央部から左方向に順に、左第四折り曲げ線531、左第二外面壁部541、左第五折り曲げ線551、左第二内面壁部561、左第六折り曲げ線571、左第二底面壁部581と左第二底面壁端辺591を有している。
第二貼付け部52の一方表面を第二表基材41の裏面43に貼付け、左第四折り曲げ線531、左第五折り曲げ線551と左第六折り曲げ線571を折り曲げて、左第二底面壁端辺591を左第四折り曲げ線531に当接しつつ第二貼付け部52の他方表面に左第二底面壁部581を貼付ける。これにより左第二補強部材441が形成される。折り曲げと貼付けの状態に関しては、図12の右側図示を参照できる。
また、第二裏基材51は、中央部にある第二貼付け部52の右側に、中央部から右方向に順に右第四折り曲げ線532、右第二外面壁部542、右第五折り曲げ線552、右第二内面壁部562、右第六折り曲げ線572、右第二底面壁部582と右第二底面壁端辺592を有している。
第二貼付け部52の一方表面を第二表基材の裏面43に貼付けた後、左側と同様に、右第四折り曲げ線532、右第五折り曲げ線551と右第六折り曲げ線572を折り曲げて、右第二底面壁端辺592を右第四折り曲げ線532に当接しつつ第二貼付け部52の他方表面に右第二底面壁部582を貼付ける。これにより右第二補強部材442が形成される。
以上のように、第二底面壁端辺を第四折り曲げ線に当接し貼り付けるだけの比較的容易な組み立て操作で、外面断面大きさが一定した第二補強部材を製作することができる。また、左第二補強部材と右第二補強部材間の間隔は、第二貼付け部52の間隔に依存するので、製作作業時に当該間隔が組み立て誤差を持つことがない。
図12などを参照して、第一受容管と第二差込み部の高さの関係を説明する。図12左側に図示した三角形32は第一受容管の内側断面である。第二差込み部の底面が載る面は第一底面壁部282の表面33となる。
第一表基材11の表面12と第二差込み部が載る面との間隔は矢印30で示す距離となる。すなわち、第一表面基材11の厚さと、第一裏基材2枚分の厚さの合計値である。
一方、図12右側に、第二差込み部の外側断面を仮想三角形62で示している。第一受容管に第二差込み部が挿嵌されると、第二貼付け部52の下面526が断面三角形32の底辺と接することになる。
第二表面基材41の表面42と下面526の間隔は矢印60で示す距離となる。すなわち、第二表基材41の厚さと、調整板61が2枚分の厚さの合計値である。
換言すれば、第一表基材と第二表基材が同一厚さの板状体で作られ、第一裏基材と第二裏基材は同一厚さの板状体で作られていて、かつ、第二表基材と第二貼付け部の間に、第一裏基材と同一厚さの板状体で製作した2の調整板を重ねて貼付けると、可分割商品陳列台8の表面が面一となる。
本実施例にかかる調整板61の平面形状を図11に示している。調整板61は第一裏基材21と同一素材の厚紙から切り出して製作した。
図13などを参照して、第一補強部材の下端18の端面186と第一表基材11の裏面13が作る角度d1は、通常30度以上80度以下であり、より好ましくは45度以上70度以下である。ここで角度d1は2つの平面が作る2つの交角のうちで角度の値が小さいほうの角度を意味する。
第二差込み部の上端48の端面486と第二表基材41の裏面43を延長した平面が作る角度d2は、通常30度以上80度以下であり、より好ましくは45度以上70度以下である。ここで角度d2は2つの平面が作る2つの交角のうちで角度の値が小さいほうの角度を意味する。
d1とd2が上記の範囲にあると、第一受容管と第二差込み部の挿嵌が容易となる。また、第一商品陳列台に脚を付けて自立させる場合(例えば長尺の第一商品陳列台2の場合)には、d1を80度以下にすれば、後ろに傾いた状態での自立状態となる。そして、前向きに倒れることが防がれる。
本実施例において、挿嵌により連結した可分割商品陳列台8は、閂機構により固着している。第一受容管には閂穴341と342を設けている。第二差込み部には閂受け641、642を設けている。
また、第二裏基材51には閂保持板65を設け、閂保持板65は閂折り曲げ線651を境にして回動する。閂保持板65には、さらに閂板66が貼付けられる。
第一受容管に第二差込み部を挿嵌して第一表基材と第二表基材が突き当たる位置は、閂穴と閂受けが一致する位置である。この状態で、閂保持板を回動し、閂板の左右端部を閂穴に押し込む。これにより、挿嵌状態が固定される。
以上説明した本発明はその要旨を変更することなく種々に変形して実施できる。例えば、商品陳列の機構は保持棒に限られるものではなく、例えば、箱状の商品受け部を設けたものであってもよい。第一商品陳列台に商品を陳列してもよいし、また、第二商品陳列台にPOP領域を設けてもよい。
さらに3以上の商品陳列台を同様に連結してもよい。例えば3の商品陳列台を連結する場合に、中央に配置される商品陳列台は、上下の両端部に2の受容管を備えてもよく、2の差込み部を備えてもよく、単一の受容管と単一の差込み部を備えてもよい。
第一の可分割商品陳列台8の裏面側から見た分解斜視図である。 第一の可分割商品陳列台8の側面説明図である。 脚部67を開いて自立状態にある第一の可分割商品陳列台8の側面説明図である。 第一の可分割商品陳列台8と長尺第一商品陳列台2の正面図である。 第二の可分割商品陳列台9の正面図である。 第一表基材11の平面図である。 第一裏基材21の平面図である。 第二表基材41の平面図である。 第二裏基材51の平面図である。 閂板66の平面図である。 調節板61の平面図である。 第一受容管と第二差込み部の高さの関係を説明するための模式図である。 第一受容管の下端と第二差込み部の上端を説明する断面図である。
符号の説明
1 短尺の第一商品陳列台
2 長尺の第一商品陳列台
4 第二商品陳列台
8 第一の可分割商品陳列台
9 第二の可分割商品陳列台
11 第一表基材
21 第一裏基材
41 第二裏基材
51 第二裏基材
71 保持棒
73 商品
141 左第一補強部材
142 右第一補強部材
151 左第一受容管
152 右第一受容管
441 左第二補強部材
442 右第二補強部材
461 左第二差込み部
462 右第二差込み部

Claims (6)

  1. 第一商品陳列台と第二商品陳列台からなる可分割商品陳列台であって、
    第一商品陳列台は、平板の第一表基材と第一表基材の裏面に形成され第一表基材の上下方向を長手方向とする管状の第一補強部材を有し、第一補強部材の下方部分は第一受容管であり、
    第二商品陳列台は、平板の第二表基材と第二表基材の裏面に形成され第二表基材の上下方向を長手方向とする第二補強部材を有し、第二補強部材が第二表基材の上辺よりも上方に延伸されていて、前記延伸部分である第二差込み部を形成し、
    第一受容管に第二差込み部を挿嵌して第一商品陳列台と第二商品陳列台が連結される可分割商品陳列台。
  2. 第一補強部材は第一裏基材を折り曲げて形成される中空三角柱状であり、
    第一裏基材は、第一貼付け部と、第一貼付け部から横方向に順に第一折り曲げ線、第一外面壁部、第二折り曲げ線、第一内面壁部、第三折り曲げ線、第一底面壁部と第一底面壁端辺を有し、
    第一貼付け部を第一表基材の裏面に貼付け、第一折り曲げ線、第二折り曲げ線と第三折り曲げ線を折り曲げて、第一底面壁端辺を第一折り曲げ線に当接して第一貼付け部に第一底面壁部を貼付けることにより第一補強部材を形成したものであり、
    第二補強部材は第二裏基材を折り曲げて形成される中空三角柱状であり、
    第二裏基材は、第二貼付け部と、第二貼付け部より横方向に順に第四折り曲げ線、第二外面壁部、第五折り曲げ線、第二内面壁部、第六折り曲げ線、第二底面壁部と第二底面壁端辺を有し、
    第二貼付け部を第二表基材の裏面に貼付け、第四折り曲げ線、第五折り曲げ線と第六折り曲げ線を折り曲げて、第二底面壁端辺を第四折り曲げ線に当接して第二貼付け部に第二底面壁部を貼付けることにより、第二補強部材を形成したものであることを特徴とする請求項1に記載した可分割商品陳列台。
  3. 第一商品陳列台は、2の第一補強部材を有し、
    第一補強部材は第一裏基材を折り曲げて形成される三角柱状であり、
    第一裏基材は、第一貼付け部と、第一貼付け部の左右方向にそれぞれに順に第一折り曲げ線、第一外面壁部、第二折り曲げ線、第一内面壁部、第三折り曲げ線、第一底面壁部と第一底面壁端辺を有し、
    第一貼付け部を第一表基材の裏面に貼付け、各々の第一折り曲げ線、第二折り曲げ線と第三折り曲げ線を折り曲げて、第一底面壁端辺を第一折り曲げ線に当接して第一貼付け部に第一底面壁部を貼付けることにより2の第一補強部材を形成したものであり、
    第二商品陳列台は、2の第二補強部材を有し、
    第二補強部材は第二裏基材を折り曲げて形成される三角柱状であり、
    第二裏基材は、第二貼付け部と、第二貼付け部の左右方向にそれぞれに順に第四折り曲げ線、第二外面壁部、第五折り曲げ線、第二内面壁部、第六折り曲げ線、第二底面壁部と第二底面壁端辺を有し、
    第二貼付け部を第二表基材の裏面に貼付け、各々の第四折り曲げ線、第五折り曲げ線と第六折り曲げ線を折り曲げて、第二底面壁端辺を第四折り曲げ線に当接して第二貼付け部に第二底面壁部を貼付けることにより、2の第二補強部材を形成したものであることを特徴とする請求項1に記載した可分割商品陳列台。
  4. 第一表基材と第二表基材は同一厚さの板状体で作られ、
    第一裏基材と第二裏基材は同一厚さの板状体で作られていて、かつ、第二表基材と第二貼付け部の間に、第一裏基材と同一厚さの板状体で製作した2の調整板を重ねて貼付けたことを特徴とする請求項2乃至3いずれかに記載した可分割商品陳列台。
  5. 第一補強部材の下端面と第一表基材の裏面が作る角度が30度以上80度以下であり、
    第二差込み部の上端面と第二表基材の裏面を延長した平面が作る角度が30度以上80度以下であることを特徴とする請求項1乃至4いずれかに記載した可分割商品陳列台。
  6. 第一表基材、第一裏基材、第二表基材と第二裏基材のいずれもが紙素材で作られていることを特徴とする請求項1乃至5いずれかに記載した可分割商品陳列台。
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