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JP5265677B2 - 可変圧縮比エンジンの油圧供給源 - Google Patents

可変圧縮比エンジンの油圧供給源 Download PDF

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JP5265677B2
JP5265677B2 JP2010516540A JP2010516540A JP5265677B2 JP 5265677 B2 JP5265677 B2 JP 5265677B2 JP 2010516540 A JP2010516540 A JP 2010516540A JP 2010516540 A JP2010516540 A JP 2010516540A JP 5265677 B2 JP5265677 B2 JP 5265677B2
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Description

本発明は、圧縮空気オイル蓄圧器と、動作中にエンジンのプレスアクチュエータに印加される圧力が調整されるようにする少なくとも一つのステージを備えるとともにエネルギー消費量の少ないマルチステージ圧力増幅器とを包含する、可変圧縮比エンジン用油圧ユニットに関連する。
同じの出願人の名によるWO 98/51911、WO 00/31377、WO 03/008783は、可変シリンダ容積エンジンの様々な機械的装置を開示している。
同じ出願人の名によるWO 98/51911は、運転中の有効シリンダ容積および/またはその圧縮比を適応させることにより可変速度および負荷で使用される内燃ピストンエンジンの効率を向上させるのに使用される装置を記載していることに気付くだろう。このタイプのエンジンは「可変圧縮比エンジン」の名で当業者に知られているため、以下の文章で使用されるのはこの語である。
同じ出願人の名によるWO 00/31377により、可変圧縮比エンジンの機械的伝動装置は、減摩案内装置と一方で、ピストンとリンクロッドとの間の運動を伝達するリンクロッドに固定されたはめば歯車と他方で協働する伝動部材に下部で固定されたピストンを包含することが分かるだろう。
同じ出願人の名によるWO 03/008783により、可変圧縮比エンジンの機械的伝動装置は、小型ラックにより減摩案内装置と一方で、大型の他のラックにより、リンクロッドに固定されたはめば歯車と他方で協働する伝動部材に下部で固定されたピストンが中で移動する少なくとも一つのシリンダを包含することに気付くだろう。この可変圧縮比エンジンの機械的伝動装置は、また、はめば歯車と協働する少なくとも一つの制御ラックと、クランプ予負荷を印加する伝動部材へピストンを装着する手段と、ラックの歯を強化できる接続手段と、はめば歯車の構造を補強および軽量化する手段とを包含する。
大型ラックとはめば歯車との間に形成される転動面の位置によって大型ラックの一組の歯とはめば歯車の一組の歯との間の最小動作間隙が決定されることに気付くだろう。
FR 2 896 539により、エンジンの音響放出の制御を維持してそのクランクケースの製造公差を広くするため転動面が永続的に相互接触したままにする少なくとも一つのプレスアクチュエータを可変圧縮比エンジンが有することに気付くだろう。
WO 98/51911およびFR 2 896 539により、制御アクチュエータからの漏出を補整して、オイルの圧縮性の影響を低下させることで制御アクチュエータの垂直位置データが維持される際の精度を上昇させることを目的とするとともに、アクチュエータの室における空洞化の現象を回避することを目的とする予負荷圧力を提供するように設計された加圧状態の油圧流体の入口を包含する制御アクチュエータによって、可変圧縮比エンジンを制御するラックの垂直位置が制御されることにも気付くだろう。
可変圧縮比エンジンは、それが有するシリンダと同数のプレスアクチュエータおよび制御アクチュエータを有することに気付くだろう。
同じ出願人の名によるFR 2 896 539のクレームに記載されているように、可変圧縮比エンジンは、一方で、動作に必要とされる油圧をプレスアクチュエータに提供し、他方で、油圧漏出を補整して精度を上昇させるのに必要な油圧を制御アクチュエータに提供するように設計された油圧ユニットを包含している。
同じ出願人の名によるFR 2 896 539により、制御アクチュエータに供給される油圧は、可変圧縮比エンジンの圧縮比を上昇させることを目的とする動作中に制御アクチュエータの移動速度を上昇させるのにも使用されることに気付くだろう。この最後の別な形態によれば、制御アクチュエータのシリンダヘッド内に形成された室によりこのアクチュエータの上部ロッドの上面に油圧が印加される。
同じ出願人の名によるFR 2 896 539では、油圧ユニットは、「主」蓄圧器として知られる第1蓄圧器を包含し、この蓄圧器は、油圧ポンプを介して供給を受けるとともに、高圧状態のオイルの容器を構成する。
同特許によれば、油圧ユニットは、可変圧縮比エンジンの油圧プレスアクチュエータに接続された「従」蓄圧器として知られる第2蓄圧器も包含する。油圧チャージおよびダンプバルブにより、エンジンの動作条件を満たすため従蓄圧器の平均圧力が調整されることに気付くだろう。圧力を上昇させるためチャージバルブは主蓄圧器から従蓄圧器へオイルが移動するようにするのに対して、従蓄圧器の圧力を低下させるためダンプバルブは従蓄圧器から可変圧縮比エンジンの潤滑オイルを含む油溜めへオイルが移動するようにすることが分かるだろう。
やはり同じ出願人の名によるFR 2 896 539により、可変圧縮比エンジンの制御アクチュエータに接続された「漏出補整」蓄圧器として知られる第3蓄圧器を油圧ユニットが包含し、主蓄圧器からのオイルを漏出補整蓄圧器に供給できる油圧膨張器により漏出補整蓄圧器の圧力がほぼ一定に維持されることが分かるだろう。
本発明による油圧ユニットは、同じ出願人の名によるFR 2 896 539に記載された油圧ユニットと関連する、以下を含む一連の問題を解決するように設計されている。
‐ FR 2 896 539に記載された油圧ユニットは三つの蓄圧器を必要とし、これが可変圧縮比エンジンのコスト、重量、サイズを増大させる。
‐ FR 2 896 539に記載されたばね付勢蓄圧器は頑丈で耐久性があるが、剛性が高くて、制御アクチュエータが可変圧縮比エンジンの圧縮比を調整するように移動する時に制御アクチュエータの、またはプレスアクチュエータがエンジンの可動部品の移動に従うように移動する時にプレスアクチュエータの、かなりの圧力変動につながるという短所を持っている。さらに、ばね付勢蓄圧器の剛性を低くするには、そのサイズと重量を上昇させる必要があり、これは、蓄圧器が非常に重くなってエンジンの油溜めに収容することが困難になることを意味する。これが起きた時には、可変圧縮比エンジンの速度および負荷と相関してプレスアクチュエータに印加される圧力を制御するのに特に必要とされる蓄圧器の内圧の変化が、蓄圧器へ導入されなければならない、または蓄圧器から除去されなければならない実質的な圧縮オイルの量のため、かなりのエネルギー損失につながることも指摘される。
‐ FR 2 896 539に記載された、膜によって油圧流体から分離された圧縮ガスを含む圧縮ガス蓄圧器は剛性が低く、これは長所であるが、他方で十分な耐久性がないという短所である。すなわち、当該技術の現状においては、使用されるゴムまたはポリマーの膜は多孔性で急速に劣化し、これは、可変圧縮比エンジンの寿命にわたって確実に使用されることが不可能であることを意味する。
‐ FR 2 896 539によれば、プレスアクチュエータの圧力は二つのバルブにより調整され、一方は、高圧主蓄圧器から従蓄圧器へオイルが移動するようにしてプレスアクチュエータの圧力を上昇させ、他方は、従蓄圧器からエンジンオイル溜めへオイルが移動するようにしてプレスアクチュエータの圧力を低下させる。プレスアクチュエータの圧力を調整するこの方法は、多量のエネルギーを消費し、コストの高い迅速かつ精密な電気バルブを必要とするという短所を持っている。
本発明による油圧ユニットが以下を有するのは、FR 2 896 539に記載された可変圧縮比エンジンの油圧ユニットと関連する様々な問題、特に、ユニットのいくつかの部品の過大なサイズまたは不適切な耐久性および信頼性に関連する問題、不十分なエネルギー効率または制御アクチュエータおよびプレスアクチュエータのユニットに要求される圧力データとこのユニットがこれらアクチュエータへ伝達することのできる実際の圧力との間の過剰に高い不一致に関連する問題を解決するためである。
・ 可変圧縮比エンジンの油溜めの容積を著しく増大させる必要なく、本発明によるユニットが油溜めに完全または部分的に収容されるような、小型のサイズ。
・ 特に、重く剛性でかさばると考えられるばね付勢蓄圧器を含まないことによる、低重量。低重量であることは、可変圧縮比エンジンを軽量化する。
・ 同じ出願人の名によるFR 2 896 539の場合のように三つではなく一つのみの圧力容器。この容器は剛性が低く、一方で、圧縮比の変動と相関した制御アクチュエータの圧力の変動を少なくし、他方で、可変圧縮比エンジンの可動リンク機構および/またはクランクケースの幾何学形状の欠陥から生じるプレスアクチュエータの動程の幅と相関したプレスアクチュエータの圧力の変動を少なくする。
・ 特に、脆くて寿命が短いと考えられる膜を含まない圧縮空気蓄圧器を一つのみ使用することによる、長い寿命。
・ 非常に頑丈で原価が妥当であること。特に、高価であると考えられ、精密な機械、電気、電子部品が組み込まれた高精度の電気バルブを必要としないという点。
本発明による可変圧縮比エンジン用油圧ユニットは、少なくとも一つのステージとエンジンのプレスアクチュエータに印加される出口圧力とを包含して出口圧力が少なくとも一つの電気バルブにより制御されるマルチステージ圧力増幅器の入口に一方で接続されるとともに、エンジンの制御アクチュエータに他方で接続される圧縮空気オイル蓄圧器を包含する。
本発明による可変圧縮比エンジンの油圧ユニットは、主請求項に直接的または間接的に従属する二次請求項に記載され保護される他の本質的特徴を有する。
非限定的な例として挙げられた添付図面に言及しながら以下に示す説明により、本発明、これが提示する特徴、これが提供できる長所を、より良く理解することができるだろう。
可変圧縮比エンジンの主な部品と、このエンジン内での本発明による油圧ユニットの位置とを示す斜視図である。 圧縮空気オイル蓄圧器と、運転状態においてエンジンのプレスアクチュエータに印加される圧力が調整されるようにする少なくとも一つのステージを備えてエネルギー消費量の低いマルチステージ圧力増幅器とを包含する、可変圧縮比エンジン用油圧ユニットの動作図を示す。 本発明による可変圧縮比エンジン用油圧ユニットを構成する様々な要素のレイアウトの一例を示す斜視図である。 上に同じ。 本発明による可変圧縮比エンジン用油圧ユニットを示す下からの図である。 本発明による可変圧縮比エンジン用油圧ユニットの様々な要素を示す分解斜視図である。 本発明による可変圧縮比エンジン用油圧ユニットのマルチステージ圧力増幅器を示す分解斜視図である。 本発明による可変圧縮比エンジン用油圧ユニットのマルチステージ圧力増幅器を示す縦断面図である。 同、横断面図である。 本発明による可変圧縮比エンジン用油圧ユニットの空気ポンプを示す分解斜視図である。 本発明による可変圧縮比エンジン用油圧ユニットの空気ポンプの動作のステップを示す図である。 上に同じ。 上に同じ。 上に同じ。 本発明による可変圧縮比エンジン用油圧ユニットの補給用電気バルブおよび共通補給レールを示す分解斜視図である。 本発明による可変圧縮比エンジン用油圧ユニットの制御アクチュエータの入口圧力を選択するための選択スプールを示す分解斜視図である。 本発明による可変圧縮比エンジン用油圧ユニットの潤滑オイル蓄圧器を示す断面図である。
図1は、伝動装置1によりピストン2が中で移動する少なくとも一つのシリンダ110を包含するエンジンブロック100と、可変圧縮比エンジンの主要可動部品がクランクケース内の位置に保持されるようにする圧力手段とを示す。
機械的伝動装置1は、ピストン2に固定されるとともに、一方で減摩案内装置4と、他方ではめば歯車5と協働する伝動部材3をピストンの下部に包含する。
はめば歯車5は、ピストン2とクランクシャフト9との間の運動を伝達するようにクランクシャフトに接続された接続ロッド6と協働する。はめば歯車5は、伝動部材3の反対の側において、制御ラック7として知られる別のラックと協働し、エンジンブロック100に対する制御ラックの垂直位置は、制御アクチュエータ8を包含する制御装置12により制御され、制御アクチュエータのアクチュエータピストン13は、エンジンブロック100に形成されたアクチュエータシリンダ112内で案内される。
エンジンブロック100にねじ止めされたアクチュエータシリンダヘッド113により、アクチュエータシリンダ112は上部が閉じられている。
減摩案内装置4のローラ40の運動をピストン2の運動と同期化するラック46を包含する支持体41に、エンジンブロック100が固定されている。
様々な自己充足および独立の部品で構成される油圧ユニット200は、エンジンブロック100の内側、車両のエンジン区画のどこかの箇所、車両そのものの中のいずれかに設置される。
好適な実施形態によれば、油圧ユニット200の様々な部品は、エンジンブロック100の油溜め203に全体的または部分的に収容される。
図2乃至6は可変圧縮比エンジン用油圧ユニット200を示し、その様々な部品が、エンジンブロック100の油溜め203に全体的または部分的に収容される。
油圧ユニット200は、エンジンのプレスアクチュエータ170に出口圧力が印加される少なくとも一つのステージを包含するマルチステージ圧力増幅器241の入口に接続された圧縮空気オイル蓄圧器251を包含し、この出口圧力は、少なくとも一つのステージ選択電気バルブ285により制御される。
同様に、油圧ユニット200の圧縮空気オイル蓄圧器251は、エンジンの制御アクチュエータ8に接続されている。
油圧ユニット200は、少なくとも一つの加圧空気容器244の圧力が測定されるようにする少なくとも一つの圧力センサ245を含む加圧空気容器を包含する。
加圧空気容器244は、容器の圧力を低下させる少なくとも一つのエアダンプ電気バルブを包含する。
特定の一実施形態によれば、圧力が一定圧力を超えた時に空気を通過させ、空気容器244の最高圧力を制限するためにそれが行われるダンプチェックバルブにより、この電気ダンプバルブを置き換えてもよい。
可変圧縮比エンジン用油圧ユニット200の加圧空気容器244は、少なくとも一つの温度センサ248を包含する。
油圧ユニット200は、加圧空気容器244により加圧状態に置かれた少なくとも一つのオイルタンク249を包含する。
可変圧縮比エンジン用油圧ユニット200のオイルタンク249は、タンクに含まれるオイルの量が測定されるようにするオイルレベルセンサ250を包含する。
オイルタンク249に含まれるオイルの量の測定は、音響発生器により振動する空気のかたまりの固有振動数のマイクロフォン検出に基づくか、あるいは、導電性が測定される一つ以上の抵抗器に基づくが、これは、オイルに浸漬される程度により誘発される温度に依存する。
オイルタンク249は、タンクの圧力が測定されるようにする少なくとも一つの圧力センサを包含する。
油圧ユニット200のオイルタンク249のオイルレベルセンサ250は、位置センサ253に接続された少なくとも一つのフロート252で構成される。
油圧ユニット200は、可変圧縮比エンジンにより駆動される少なくとも一つの高圧オイルポンプ254を包含し、このオイルポンプ254からユニット200へのオイルの供給は、高圧オイルポンプ電気バルブ255によって制御される。
可変圧縮比エンジン用油圧ユニット200は少なくとも一つの空気ポンプ256を包含し、その出口は加圧空気容器244に接続されている。
空気ポンプ補給用電気バルブ257によりオイルが空気ポンプ256へ誘導されると、高圧オイルポンプ254からのオイルを用いて油圧ユニット200の空気ポンプ256が作動する。
可変圧縮比エンジンの油圧ユニット200は、分離器シリンダ302に収容された分離器ピストン301を包含する回路分離器300を包含する。
回路分離器300は、分離器シリンダ302に収容された分離器ピストン301を包含する。
回路分離器300は、可変圧縮比エンジン潤滑回路に含まれるオイルとオイルタンク249に含まれるオイルとが、エンジンの制御アクチュエータ8に含まれるオイルと混合されることを防止するが、可変圧縮比エンジン潤滑回路に含まれるオイルまたはオイルタンク249に含まれるオイルが、エンジンの制御アクチュエータ8に接続された回路に含まれるオイルに自身の圧力を付与するようにする。
回路分離器300は、分離器ピストンの位置が測定されるようにする少なくとも一つのセンサ303を包含する。
図7乃至9は、可変圧縮比エンジン用油圧ユニット200のマルチステージ圧力増幅器241を示す。
マルチステージ圧力増幅器241は、マルチステージ圧力増幅器ケーシング286と、一方で、少なくとも一つの放圧シリンダ282と協働することで可変圧縮比エンジンの潤滑回路と油圧ユニット200のオイルタンク249のいずれかに接続されるステージを構成するとともに、他方で、エンジンのプレスアクチュエータ170に油圧接続された受圧シリンダ283と協働するマルチステージピストン281を包含する。
油圧ユニット200のマルチステージ圧力増幅器241は、マルチステージピストン281の位置が測定されるようにする少なくとも一つのマルチステージピストン偏向センサ284を包含する。
マルチステージ圧力増幅器241は、それが有するステージと同数のステージ電気バルブ285を包含し、このステージ電気バルブ285の各々は、可変圧縮比エンジンの潤滑回路と、油圧ユニット200の空気容器244により加圧状態に維持されるオイルタンク249のいずれかに、自身のステージが接続されるようにする。
マルチステージ圧力増幅器241のステージ電気バルブ285は、二つの入口の一方または他方がその出口との連通状態に置かれるようにするステージ選択スプール287を包含し、二つの入口が同時に出口との連通状態に置かれることは可能でない。
ステージ電気バルブ285が包含するステージ選択スプール287は、スプールの第1端部をエンジンの潤滑回路の圧力との連通状態に置くことにより一方向に、このスプール287の第2端部に力を加える戻りばね288により他方向に作動する。
マルチステージ圧力増幅器241のステージ電気バルブ285は、二つのコイルにより非同時的に生成される電磁界により動かされる小型ステージ選択電気バルブスプール289を包含し、第1コイルは小型スプール289を押すように機能するのに対して、第2コイルはこれを引くように機能し、小型スプール289は、動程の両端部の一方または他方に達した時の位置にロック装置315によって保持され、この小型スプール289は、ステージ選択スプール287の第1端部がエンジンの潤滑回路の圧力と自由空気のいずれかとの連通状態に置かれるようにする。
ステージ選択スプール287は、自身のステージの放圧シリンダ282を、油圧ユニット200のオイルタンク249に接続された回路と接続するダンプチェックバルブ290と協働し、ダンプチェックバルブ290は、放圧シリンダ282の圧力がこの回路の圧力を一定量超えると、放圧シリンダ282から回路へオイルが進むようにする。
図10乃至14は、ケーシング272に形成された空気ポンプシリンダ259内で移動するピストン258を包含する可変圧縮比エンジン用油圧ユニット200の空気ポンプ256を示す。
空気ポンプピストン258は、戻りばね260によって戻され、空気ポンプシリンダ259とともに、一方に空気室261を、他方にオイル室262を画定する。
空気室261は戻りばね260と反対の側に位置し、油圧ユニット200の外側から空気を引き込むことと、それから加圧空気容器244へ送出することとを交互に行う。
オイル室262は、戻りばね260と同じ側に位置し、空気ポンプピストン258の戻りばね260により、オイルポンプ254から加圧オイルを受け取ることと、それから可変圧縮比エンジン潤滑オイルを含む油溜め203へこれを送出することとを交互に行う。
空気ポンプ256は、ケーシング272に形成された空気ポンプシリンダ259を一方で、オイルタンク249を他方で閉じるシリンダヘッド263を包含し、シリンダヘッド263は、吸気バルブ264と、オイルタンク249へ開口する空気出口チェックバルブ265とを包含する。
空気ポンプ256は、逆転ボール268をシート267から持ち上げるかこれをシート267に嵌着させる2位置逆転シャトル266を包含する。逆転ボール268は、逆転ばね276によってシート267に保持される。逆転ボール268は、空気ポンプ256のピストン258と接触するため空気ポンプシリンダ259に突出する接触ポイント277と協働する。
こうして、逆転シャトル266の第1位置は、オイルポンプ254からのオイルをオイル室262へ流入させ(図11,13,14)、一方、逆転シャトル266の第2位置は、オイルポンプ254からのオイルとオイル室262に含まれるオイルとを可変圧縮比エンジン潤滑オイルの油溜め203へ戻す(図12)。
空気ポンプ256の接触ポイント277がピストン258と接触すると、この接触ポイントは、両端部の一方を介して逆転シャトル266を押し戻すため、オイルポンプ254からのオイルがオイル室262へ流入することになる(図13)。
接触ポイント277と反対の側において、逆転シャトル266は、オイル室262の圧力が後部に加えられる圧力ロッド278と協働する。圧力ロッド278は、他の端部を介して逆転シャトル266が押し戻されるようにするため、オイルポンプ254からのオイルとオイル室262に含まれるオイルとが、可変圧縮比エンジン潤滑オイルを収容する油溜め203へ戻る(図12)。
空気ポンプ256の逆転シャトル266は、ロック装置269により末端位置の一方または他方に保持される。ロック装置269は、ボア273により空気ポンプ256のケーシング内の位置に保持されて、逆転シャトル266に形成された二つの溝部274,275のそれぞれに収容される、ロックばね271により押されるロックボール270で構成される。
空気ポンプ256の吸気バルブ264により流入する空気は、おそらくはオイルから空気を分離するための装置を介して可変圧縮比エンジンのクランクケースまたはエンジンブロック100の内部から、またはそれ自体公知のダクトを介してエンジンの外側から来るものであることに気付くだろう。
空気ポンプ256の吸気バルブ264は、一方で、バルブを開くのに必要な圧力差を低下させるため、他方で空気室261へ流入する空気の量を増加させるため、Oリングシール280と協働する大径ベル279を包含する。
空気ポンプ256の吸気バルブ264は、空気がオイルから分離されるようにする装置を介して、可変圧縮比エンジン潤滑オイルの油溜め203に含まれる空気が空気室261へ流入するようにする。
図15は、補給用電気バルブ243,246,257,314と、可変圧縮比エンジン用油圧ユニット200の共通補給レール304とを示す。
共通補給レール304は、高圧ポンプ254からのオイルの目的地が予め選択されるようにし、このレールは一つの入口と少なくとも一つの出口とを包含する。
共通補給レール304は、それが包含する出口と同数の補給用電気バルブを包含し、電気バルブは一つの入口と一つの出口とを有する。
共通補給レール304の補給用電気バルブ243,246,257,314は、二つのコイルにより非同時的に生成される電磁界により動かされる小型補給スプールで構成され、第1コイルは小型スプールを押すように機能するのに対して、第2コイルはこれを引くように機能し、小型補給スプールは、動程の両端部の一方または他方に達した時の位置にロック装置315によって保持される。
共通補給レール304の補給用電気バルブ243,246,257,314の各々は、電気バルブの出口側に配置された少なくとも一つの逆止チェックバルブ306と協働する。
各逆止チェックバルブ306は、補給用電気バルブ243,246,257,314が、その下流に位置する回路へオイルを供給するようにするが、この回路に含まれるオイルが電気バルブへ戻ることを防止する。
図16は、可変圧縮比エンジン用油圧ユニット200の制御アクチュエータ8の入口圧力を選択するための選択装置307を示す。
選択装置307は、制御アクチュエータ8の入口圧力を選択するための選択スプール308を包含し、この選択スプール308は、二つの入口309の一方または他方がその出口310との連通状態に置かれるようにする2位置スプールである。
第1位置は、エンジンの制御アクチュエータ8に接続された回路が、空気容器244により圧縮された油圧ユニット200のオイルタンク249との圧力連通状態に置かれるようにする。
第2位置は、エンジンの制御アクチュエータ8に接続された回路が、エンジンの潤滑回路との圧力連通状態に置かれるようにする。
選択電気バルブ311が包含する制御アクチュエータ8の入口圧力を選択する選択スプール308は、スプールの第1端部をエンジンの潤滑回路の圧力との連通状態に置くことにより一方向に、スプール308の第2端部に力を加える戻りばね312により他方向に作動する。
選択電気バルブ311は、二つのコイルにより非同時的に生成される電磁界により動かされる小型選択スプール313を包含し、第1コイルは小型スプール313を押すように機能するのに対して、第2コイルはこれを引くように機能し、小型スプール313は、動程の両端部の一方または他方に達した時の位置にロック装置315により保持され、小型スプール313は、制御アクチュエータ8の入口圧力を選択する選択スプール308の第1端部が、エンジンの潤滑回路の圧力と自由空気のいずれかとの連通状態に置かれるようにする。
図17は、可変圧縮比エンジンの油圧ユニット200の潤滑オイル蓄圧器240を示す。
潤滑オイル蓄圧器240は、エンジン潤滑回路において油圧ユニット200の動作により生じる圧力変動の軽減を可能にする。
潤滑オイル蓄圧器240は、蓄圧器シリンダ292内で移動するとともに、蓄圧器シリンダ292が含むオイルに少なくとも一つのばね293によって押圧されている蓄圧器ピストン291で構成される。
油圧ユニット200は、潤滑オイル蓄圧器240に関連して、可変圧縮比エンジンが運転していない時にオイルがオイルタンク249から漏出することを防止するオイル出口ロック解除装置294を包含する。
オイル出口ロック解除装置294は、エンジン潤滑オイルの圧力を受けるロック解除シリンダ296に収容されるロック解除ピストン295で構成される。
ロック解除ボール298をシートから持ち上げるためロック解除ピストン295がロック解除ロッド297を押すと、一方で制御アクチュエータ8に他方でプレスアクチュエータ170に接続された油圧回路に、オイルタンク249の圧力が伝達される。
潤滑オイル蓄圧器240の蓄圧器ピストン291とオイル出口ロック解除装置294のロック解除ピストン295とは、蓄圧器ケーシング299に形成された同一のシリンダに取り付けられている。
空気容器244、オイルタンク249、潤滑オイル蓄圧器240、オイル出口ロック装置294、回路分離器300のすべて、またはそのいくつかが、同一の機械加工部品に形成されていることに気付くだろう。
この同一部品は予め鋳造され、空気ポンプのシリンダヘッド263、空気ポンプ256、マルチステージ増幅器241がねじ止めされる様々な表面を有する。本発明による油圧ユニット200における空気とオイルとの間の接触のため、そして制御アクチュエータ8における空気の蓄積を防止するため、これらのアクチュエータは、図示されていないガス抜き装置を有する。
非限定的な例であるが、このガス抜き装置は、エンジンの圧縮比が低い時に、制御アクチュエータ8の上室に含まれる空気およびオイルを、制御ロッドの上部シールを通りエンジンのクランクケース100へ意図的に漏出させることを可能にする、制御アクチュエータ8の制御ロッドに形成された切除部で構成される。
可変圧縮比エンジンの温度が上昇するにつれて、制御アクチュエータ8に含まれるオイルの膨張によるこのアクチュエータの圧力の過剰な上昇を防止する制御アクチュエータ8の過圧ダンプチェックバルブ(不図示)により、図示されていないこのガス抜き装置を補うかこれを置き換えてもよいことに気付くだろう。
これに関して、アクチュエータの室の圧力が一定値を超えた時に、制御アクチュエータ8に含まれるオイルをこのエンジンの潤滑オイルを含む油溜め203へ流出させるように、ダンプチェックバルブが設計されている。
可変圧縮比エンジンの制御アクチュエータ8に設けられた漏出補整逆止チェックバルブの代わりとなるように、単純なノズルによってこのチェックバルブが置き換えられると好都合であることが分かるだろう。この逆止チェックバルブは、同じ出願人の名による以前の特許出願に記載されている。
油圧ユニットの動作:
特定の一実施形態によれば、油圧ユニット200は以下のように作動する。
本発明による油圧ユニットの空気容器244は、可変圧縮比エンジンの組立中に工場で予め圧縮されている。
空気容器244に含まれる圧力は、油圧ユニット200のオイルタンク249に含まれるオイルに加えられる。可変圧縮比エンジンが始動すると、エンジンの、それ自体公知の潤滑ポンプが回転を始めるため、潤滑オイル蓄圧器240の圧力が上昇し、潤滑オイルは油圧ユニット200のロック解除ピストン295に力を加える。
するとロック解除ピストン295がロック解除ロッド297を押して、それまではばねによりシートに保持されていたロック解除ボール298を持ち上げるが、この作用は、オイルタンク249に含まれる圧力を解放して、一方ではマルチステージ圧力増幅器241の入口に、他方では制御アクチュエータ8の入口圧力を選択する選択スプール308の入口へこれを印加することである。
今説明したロック解除のため、油圧ユニット200は、可変圧縮比エンジンの制御アクチュエータ8およびプレスアクチュエータ170へ所望の油圧を印加するように機能する。
可変圧縮比エンジンの動作点の大部分において、制御アクチュエータ8の入口に高圧が加えられる必要がある。この圧力は、データ位置を維持できる精度を向上させるように制御アクチュエータ8に含まれるオイルの剛性を高めるためと、アクチュエータ8の室の空洞化の危険を回避するためと、可変圧縮比エンジンの圧縮比を向上させる目的でその運動を補助するために必要とされる。
しかし、対照的に制御アクチュエータ8の入口にさらに低い圧力が印加される必要のある、可変圧縮比エンジンのある種の過渡的動作点も存在し、この圧力がエンジンの圧縮潤滑回路の圧力とほぼ等しくなるようにすることが可能である。
このような場合にエンジン制御ユニットECUは、制御アクチュエータ8の入口圧力を選択する選択スプール308に、空気容器244により圧縮された油圧ユニット200のオイルタンク249ではなく今度はエンジンの潤滑回路との連通状態に制御アクチュエータ8を置くことにより選択スプール308が実施できることである、出口圧力を切り換えるため位置を変更することを命令する。
この結果を得るために、本発明による油圧ユニット200の特定の一実施形態によれば、エンジン制御ユニットECUは、選択電気バルブ311のコイルの一方または他方に電圧を適宜印加し、この選択電気バルブ311はこうして、制御アクチュエータ8の入口圧力を選択する選択装置307の制御の第1ステージを構成することに気付くだろう。
この作用は、選択スプール308を所望の位置へ移動させるようにこのスプールの端部にエンジン潤滑オイルにより加えられる圧力を印加するか、これを解除することである。エンジン潤滑オイルにより加えられる力と対向する力をこのスプールに印加するばね312により、選択スプール308が戻されることが分かるだろう。
特定の一実施形態によれば、本発明による油圧ユニット200は、このユニットのオイルタンク249に含まれる空気飽和オイルが、可変圧縮比エンジンの制御アクチュエータ8の回路に含まれるオイルに混入することを防止する分離器ピストン301が組み込まれた回路分離器300を包含することにも気付くだろう。
この場合、油圧ユニット200のオイルタンク249に含まれるオイル、また場合によっては可変圧縮比エンジン潤滑回路に含まれるオイルは、分離器ピストン301の第1面に圧力を加え、このピストンはこの圧力を、制御アクチュエータ8に接続された回路に含まれるオイルへ第2面により完全な液密状態で伝達する。
プレスアクチュエータ170に印加される圧力は、可変圧縮比エンジンの速度および負荷に従って変化する必要がある。これは、エンジンの音響放出を制限するためにプレスアクチュエータ170により加えられる力の増減を必要とする、エンジンの可動リンク機構の部品に印加される力の変動のために、必要となる。
エンジンのプレスアクチュエータ170の室の圧力変動を得るため、マルチステージ増幅器241の様々な入口ステージ(放圧シリンダ282と呼ばれる)は、本発明による油圧ユニット200のエンジン潤滑回路の低圧とオイルタンク249の高圧のいずれかを独立して受けることになる。
マルチステージ増幅器241の様々な入口ステージ(放圧シリンダ282と呼ばれる)は、推進力を組み合わせることによりプレスアクチュエータ170に所望の圧力を提供するように協働し、これらの力の総和は、マルチステージピストン281を介して、エンジンのプレスアクチュエータ170に油圧接続された受圧シリンダ283へ印加される。
各ステージの断面積が次のステージの断面積の2倍に等しいことを保証すると好都合であることに気付くだろう。この戦略を用いると、非限定的な例であるが、4ステージのマルチステージ増幅器241の第1ステージが1cmの断面積を有する場合には、第2ステージは2cmの断面積を有し、第3ステージは4cm、第4ステージは8cmとなる。
この非限定的な構成では、低圧または高圧を受けるか受けないステージを組み合わせることにより、プレスアクチュエータ170へ印加される16の圧力レベルを得ることが可能であり、この圧力レベルの値は、圧力の最小値から最大値を結ぶ直線上に均一に分布される。
この非限定的な例によれば、可変圧縮比エンジンの制御ユニットECUは、16の圧力値のいずれか一つをエンジンのプレスアクチュエータ170へ印加しようとする時に、ステージに印加される低圧と高圧のいずれかを持つ必要のある対応のステージ選択スプール287の位置を制御する電気バルブ285のコイルの一方または他方に電圧を印加する。この作用は、エンジン潤滑オイルによりステージ選択スプール287の端部に加えられる圧力を印加または解除してこれらを所望の位置へ移動させることである。
これに関して、制御アクチュエータ8の入口圧力を選択する選択スプール308の場合のように、ステージ選択スプール287の各々が、ロック装置315により安定する二つの位置を持つステージ選択電気バルブ小型スプール289を作動させる二つのコイルを包含することに気付くだろう。
第1コイルは、ステージ選択電気バルブ小型スプール289を押す機能を、第2コイルはこれを引く機能を備える。第1位置において、小型スプール289は、ステージ選択スプール287が第1位置へ移動してここに留まるように、このスプール287の端部を可変圧縮比エンジンの潤滑圧力との連通状態に置くのに対して、第2位置において、小型スプール289は、ステージ選択スプール287の端部を自由空気との連通状態に置く。
後者の場合、ステージ選択スプール287の他端部へ力を印加するばね288により、ステージ選択スプール287は、小型スプール289の位置に応じて潤滑圧力が印加されるか印加されない端部へ戻る。
ステージ選択スプール287の動作中には、可変圧縮比エンジンの動作により生じる圧力の変動をプレスアクチュエータ170が受けても、対応のステージが短時間だけ再び閉じることにも気付くだろう。
この理由のため、各ステージ選択スプール287は、本発明による油圧ユニット200のオイルタンク249に接続された回路へステージの室を接続するダンプチェックバルブ290と協働する。このダンプチェックバルブ290は、接続されたステージの室の圧力が油圧ユニット200のオイルタンク249の圧力よりも著しく高くなるとすぐに開くように設計されている。
ステージ選択スプール287が作動すると、可変圧縮比エンジン潤滑回路の容積が変化することにも気付くだろう。
制御アクチュエータ8の入口圧力を選択する選択スプール308により制御アクチュエータ8がエンジン潤滑回路との連通状態に置かれて、エンジンの圧縮比を変更するように制御アクチュエータ8が作動する時にも、これが観察される。
これらの容積変動の結果である可変圧縮比エンジンの可動部品の潤滑不良を回避するため、潤滑オイル蓄圧器240はこの容積変動を補整し、これにより、エンジンの正しい潤滑にとって有害となる潤滑圧力の急激な低下または上昇を回避する。
動作についての上記の説明は空気とオイルのいずれの漏出も想定しておらず、これは、本発明による油圧ユニット200の場合には実際に達成できないものである。
このため、本発明による油圧ユニット200は、制御アクチュエータ8の回路であれ、プレスアクチュエータ170の回路であれ、油圧ユニット200の回路で生じる不可避の漏出の結果としての空気またはオイルの欠乏を検出できる、様々なセンサ245,248,250,284,303を有する。
これらのセンサ245,248,250,284,303は、本発明による油圧ユニット200に含まれるオイルおよび空気の補給のための装置と協働する。同じ出願人の名によるFR 2 896 539に記載されたものと同様または同一の高圧オイルポンプ254によってオイルが供給されることに気付くだろう。
この構造により、オイルポンプ254は可変圧縮比エンジンのカムシャフトのいずれか一つにより駆動され、高圧オイルポンプ電気バルブ255により切り換えられて回路を形成する。
空気の補給は、本発明による油圧ユニット200に組み込まれた空気ポンプ256の担当である。可変圧縮比エンジンの制御ユニットECUが、空気圧センサ245を用い、空気温度センサ248を介して制御ユニットへ伝達される空気温度を考慮して、油圧ユニット200の空気容器244の不十分な圧力を検出した場合、制御ユニットECUは油圧ユニット200への空気の補給を命令する。
これを行うため、共通補給レール304に位置する空気ポンプ補給スプール305を持つ空気ポンプ電気バルブ257のコイルの一つに電圧を印加することにより切り換えられて回路を形成するように空気ポンプ256に命令する。
この電圧は空気ポンプ256のオイル供給回路を開き、他の補給回路は閉じたままとなる。制御ユニットECUは、次に、上述したようにカムシャフトの端部に位置する高圧ポンプ254が切り換えられて回路を形成するように命令する。これら二つの連係動作は、油圧ユニット200の空気ポンプ256を作動させる作用を持つ。
空気ポンプ256は以下のように作動する。高圧オイルポンプ254からのオイルが、共通補給レール304を介して、空気ポンプのピストン258の後方に位置する空気ポンプ256のオイル室262へ導入され、このピストンが移動して、空気ポンプ256のピストン258の前方に位置する空気ポンプ256の空気室261に含まれる空気を低速で圧縮する。
ピストン258がその上死点位置に接近すると、空気室261に含まれる空気の圧力が、油圧ユニット200の空気容器244に含まれる空気の圧力より高くなる。そのため、空気は空気出口チェックバルブ265を持ち上げて空気ポンプ256の空気室261から油圧ユニット200の空気容器244へ空気が通過するようにし、空気ポンプ256のピストン258がシリンダヘッド263と接触する点までこれを行う。
空気ポンプ256のピストン258がシリンダヘッド263と接触すると、空気ポンプ256のオイル室262の圧力が急上昇するが、これは、圧力ロッド278により空気ポンプの逆転シャトル266に印加される力を上昇させるとともに、ロック装置269が逆転シャトル266を所定位置に保持できなくなるような状態を発生させるという作用を持つ。
そのため逆転シャトル266が位置を変更し、そのロック装置269がシャトルと嵌合してこの位置に保持する。
その結果、それまでは逆転ボール268により高圧ポンプ254からのオイルを空気ポンプ256のオイル室262に残すようにしていた逆転シャトル266が、この時、逆転ボール268をシート267から離間させたままにし、こうしてオイル室262に含まれるオイルが開放されるため、空気ポンプ256のピストン258の戻りばね260の作用を受けて、可変圧縮比エンジン潤滑オイルを含む油溜め203へ、高圧ポンプ254からのオイルとともに排出される。
この第一の作用は、空気ポンプ256のピストン258をその下死点位置へ戻すことであり、第二の作用は、空気ポンプ256の吸気バルブ264を介して空気ポンプ256の空気室261へ導入される新たな空気チャージをピストン258に吸引させることである。
戻りばね260の作用を受けて空気ポンプ256のピストン258がその下死点位置に近づくと、ピストンが逆転シャトル266の接触ポイント277と接触する。
空気ポンプ256のピストン258の戻りばね260の作用を受けた接触ポイント277は、逆転シャトル266を押し戻すように強制されるため、それが初期位置へ戻り、逆転ボール268が再びシート267に支承されるようにする。
逆転シャトル266のロック装置269は、逆転ボール268がシート267に確実に嵌着したままであり、高圧オイルポンプ254からのオイルが空気ポンプ256のオイル室262に再び残り、本発明の油圧ユニット200の空気容器244へ再び導入されるように、空気ポンプ256の空気室261に現在捕捉されている空気が徐々に圧縮される位置に、シャトルを再び保持する。
空気容器244の空気圧データに達しない限り、可変圧縮比エンジンの制御ユニットECUによって空気ポンプ256のこの循環動作が維持され、このデータ値は、空気圧センサ245を用いて制御ユニットECUにより検出される。
他の漏出を補整するため、本発明による油圧ユニット200は、油圧ユニット200の様々な容器および回路にオイルを補給できる他の装置も有する。
油圧ユニット200のオイルタンク249は、特に、位置センサ253によって垂直位置が測定されるフロート252で構成されるオイルレベルセンサ250を包含することが分かるだろう。
エンジンの制御アクチュエータ8に通常貯蔵されるオイルを見込んで、または制御アクチュエータ8の回路またはプレスアクチュエータ170の回路で失われるオイルを見込んで、オイルタンク249のオイルレベルが低過ぎることを、可変圧縮比エンジンの制御ユニットECUが検出した場合、制御ユニットECUは、油圧ユニット200のオイルタンク249にオイルを補給することを命じる。
これを行うため、制御ユニットECUは、共通補給レール304に設けられた補給スプールを持つオイルタンク249の補給用電気バルブ314のコイルの一つに電圧を印加することにより切り換えられて回路を形成するようにオイルタンク249に命令する。
この電圧は、オイルタンク249にオイルを補給するための回路を開き、他の補給回路は閉じたままである。制御ユニットECUは、次に、高圧オイルポンプ電気バルブ255により、カムシャフトの端部に位置する高圧ポンプ254に上述の回路に切り換えられるように命令する。
これら二つの連係動作は、補給スプールを介してオイルタンク249にオイルを補給するという作用を持ち、スプールは逆止チェックバルブ306と直列に取り付けられている。オイルタンク249のオイルレベルデータに達しておらず、フロート252に関するセンサ253が制御ユニットECUへ所望の値を戻していない限り、可変圧縮比エンジンの制御ユニットECUによってこの補給が維持される。
本発明による油圧ユニット200は、マルチステージ圧力増幅器241のマルチステージピストン281の位置を測定できる位置センサで構成される、マルチステージ圧力増幅器241のマルチステージピストン281の偏向を検知する偏向センサ284を包含することにも気付くだろう。
可変圧縮比エンジンのプレスアクチュエータ170で発生したオイル漏れに続いて、マルチステージピストン281の位置が偏向しており、最高許容位置を越えたことを可変圧縮比エンジンの制御ユニットECUが検出した場合には、本発明による油圧ユニット200のプレスアクチュエータ170へのオイルの補給を制御ユニットECUが命令する。
これを行うため、制御ユニットECUは、共通補給レール304に位置する補給スプールを持つプレスアクチュエータ170の補給用電気バルブ243のコイルの一つに電圧を印加することにより、プレスアクチュエータ170の回路が高圧オイルポンプ254の回路との連通状態に置かれるように命令する。
この電圧はプレスアクチュエータ170の回路にオイルを供給するための回路を開き、他の補給回路は閉じたままである。
次に制御ユニットECUは、カムシャフトの端部に位置する高圧オイルポンプ254に上述の回路へ切り換えられるように命令する。これら二つの連係動作は、対応の補給スプールを介してプレスアクチュエータ170の回路にオイルを補給する作用を有し、このスプールは逆止チェックバルブ306と直列に取り付けられている。マルチステージピストン281の位置データに達しない限り、そしてこのマルチステージピストン281の偏向を検知する偏向センサ284が制御ユニットECUへ所望の値を戻していない限り、可変圧縮比エンジンの制御ユニットECUによってこの補給が維持される。
本発明による油圧ユニット200は、このユニットのオイルタンク249に接続された回路を可変圧縮比エンジンの制御アクチュエータ8に接続された回路から隔離する回路分離器300の分離器ピストン301のための偏向センサ303も包含する。偏向センサ303は、特に、分離器ピストン301に固定されて、回路分離器300の分離器ピストン301の位置を測定できる誘導コイルの中に挿入される金属ロッド318で構成される。
可変圧縮比エンジンの制御ユニットECUが、可変圧縮比エンジンの制御アクチュエータ8で発生したオイル漏れの結果として、分離器ピストン301の位置が偏向していて、制御アクチュエータ8の位置を考慮した最高許容位置を越えたことを検出した場合、この制御ユニットは、エンジンの制御アクチュエータ8の回路へのオイル補給を命令する。
これを行うため、共通補給レール304に配置された補給スプール317を持つ制御アクチュエータ8の補給用電気バルブ246のコイルの一つに電圧を印加することにより、制御アクチュエータ8の回路が高圧オイルポンプ254の回路との連通状態に置かれるように命令する。
この電圧は、制御アクチュエータ8の回路にオイルを供給するための回路を開き、他の補給回路は閉じたままである。次に制御ユニットECUは、カムシャフトの端部に位置する高圧オイルポンプ254に上述した回路に切り換えられるように命令する。
これら二つの連係動作は、補給スプール317を介して制御アクチュエータ8の回路にオイルを補給するという作用を持ち、スプールは、逆止チェックバルブ306と直列に取り付けられている。回路分離器300の分離器ピストン301の位置データに達していない限り、そして分離器ピストン301に関する偏向センサ303が所望の値を制御ユニットECUに戻していない限り、可変圧縮比エンジンの制御ユニットECUによってこの補給が維持される。
さらに、以上の説明は単なる例として挙げられたものであって、本発明の分野をいかなる形でも制限するものではないことと、説明した実施形態の詳細を他の同等物と置き換えても本発明の分野からの逸脱には当たらないことを理解しなければならない。
1 伝動装置
2 ピストン
3 伝動部材
4 減摩案内装置
5 はめば歯車
6 接続ロッド
7 制御ラック
8 制御アクチュエータ
9 クランクシャフト
12 制御装置
13 アクチュエータピストン
41 支持体
40 ローラ
46 ラック
100 エンジンブロック
110 シリンダ
112 アクチュエータシリンダ
113 アクチュエータシリンダヘッド
170 プレスアクチュエータ
200 油圧ユニット
203 油溜め
240 潤滑オイル蓄圧器
241 マルチステージ圧力増幅器
243,246,257,314 補給用電気バルブ
244 加圧空気容器
245 圧力センサ
248 温度センサ
249 オイルタンク
250 オイルレベルセンサ
251 圧縮空気オイル蓄圧器
252 フロート
253 位置センサ
254 高圧オイルポンプ
255 高圧オイルポンプ電気バルブ
256 空気ポンプ
258 ピストン
259 空気ポンプシリンダ
260 戻りばね
261 空気室
262 オイル室
263 シリンダヘッド
264 吸気バルブ
265 空気出口チェックバルブ
266 2位置逆転シャトル
267 シート
268 逆転ボール
269 ロック装置
270 ロックボール
271 ロックばね
272 ケーシング
273 ボア
274,275 溝部
276 逆転ばね
277 接触ポイント
278 圧力ロッド
279 大径ベル
280 Oリングシール
281 マルチステージピストン
282 放圧シリンダ
283 受圧シリンダ
284 マルチステージピストン偏向センサ
285 ステージ選択電気バルブ
286 マルチステージ増幅器ケーシング
287 ステージ選択スプール
288 戻りばね
289 小型ステージ選択電気バルブスプール
290 ダンプチェックバルブ
291 蓄圧器ピストン
292 蓄圧器シリンダ
293 ばね
294 オイル出口ロック解除装置
295 ロック解除ピストン
296 ロック解除シリンダ
297 ロック解除ロッド
298 ロック解除ボール
299 蓄圧器ケーシング
300 回路分離器
301 分離器ピストン
302 分離器シリンダ
303 センサ
304 共通補給レール
305 空気ポンプ補給スプール
306 逆止チェックバルブ
307 選択装置
308 選択スプール
309 入口
310 出口
311 選択電気バルブ
312 戻りばね
313 小型選択スプール
315 ロック装置
316 分離装置
317 補給スプール
318 金属ロッド

Claims (43)

  1. 伝動装置(1)によりピストン(2)が中で移動する少なくとも一つのシリンダ(110)を備えるエンジンブロック(100)と、なかんずく一つ以上のプレスアクチュエータ(170)で構成される圧力手段とを包含するエンジンである可変圧縮比エンジンのための油圧ユニットであって、複数のステージを包含するという特徴と前記エンジンのプレスアクチュエータ(170)に出口圧力が印加されて少なくとも一つのステージ選択電気バルブ(285)により前記出口圧力が制御されるという特徴とを有するマルチステージ圧力増幅器(241)の入口に一方で接続されるとともに、前記エンジンの制御アクチュエータ(8)に他方で接続される圧縮空気によってオイル蓄圧が行われる圧縮空気オイル蓄圧器(251)を1つ包含することを特徴とする、油圧ユニット。
  2. 圧縮空気オイル蓄圧器(251)が、少なくとも一つの加圧空気容器(244)を包含することを特徴とする、請求項1に記載の可変圧縮比エンジン用油圧ユニット。
  3. 加圧空気容器(244)が、前記容器の圧力が測定されるようにする少なくとも一つの圧力センサ(245)を包含することを特徴とする、請求項2に記載の可変圧縮比エンジン用油圧ユニット。
  4. 加圧空気容器(244)が、前記容器の圧力が低下されるようにする少なくとも一つの電気式空気ダンプバルブを包含することを特徴とする、請求項2に記載の可変圧縮比エンジン用油圧ユニット。
  5. 加圧空気容器(244)が、少なくとも一つの温度センサ(248)を包含することを特徴とする、請求項2に記載の可変圧縮比エンジン用油圧ユニット。
  6. 圧縮空気オイル蓄圧器(251)が、加圧空気容器(244)により加圧状態に置かれた少なくとも一つのオイルタンク(249)を包含することを特徴とする、請求項1又は2に記載の可変圧縮比エンジン用油圧ユニット。
  7. オイルタンク(249)が、前記タンクに含まれるオイルの量が測定されるようにするオイルレベルセンサ(250)を包含することを特徴とする、請求項6に記載の可変圧縮比エンジン用油圧ユニット。
  8. オイルタンク(249)が、前記タンクの圧力が測定されるようにする少なくとも一つの圧力センサを包含することを特徴とする、請求項6に記載の可変圧縮比エンジン用油圧ユニット。
  9. オイルレベルセンサ(250)が、位置センサ(253)により垂直位置が測定される少なくとも一つのフロート(252)にあることを特徴とする、請求項7に記載の可変圧縮比エンジン用油圧ユニット。
  10. 可変圧縮比エンジンにより駆動される少なくとも一つの高圧オイルポンプ(254)を包含し、前記オイルポンプ(254)から前記油圧ユニット(200)へのオイルの供給が高圧オイルポンプ電気バルブ(255)により制御されることを特徴とする、請求項1に記載の可変圧縮比エンジン用油圧ユニット。
  11. 加圧空気容器(244)に出口が接続された少なくとも一つの空気ポンプ(256)を包含することを特徴とする、請求項1又は2に記載の可変圧縮比エンジン用油圧ユニット。
  12. 空気ポンプ電気バルブ(257)により前記空気ポンプ(256)へ前記オイルが誘導される時に、高圧オイルポンプ(254)からのオイルを用いて空気ポンプ(256)が作動することを特徴とする、請求項10又は11に記載の可変圧縮比エンジン用油圧ユニット。
  13. 空気ポンプシリンダ(259)の中で移動するピストン(258)であって、戻りばね(260)によって戻されて、一方で空気室(261)を他方でオイル室(262)を空気ポンプシリンダ(259)とで画定するピストン(258)を、空気ポンプ(256)が包含し、空気室(261)が、戻りばね(260)と反対の側に位置するとともに、空気を油圧ユニット(200)の外側から吸引することと、その後で加圧空気容器(244)へ送出することとを交互に行うのに対して、オイル室(262)が、戻りばね(260)と同じ側に位置するとともに、空気ポンプピストン(258)の戻りばね(260)により、加圧状態のオイルをオイルポンプ(254)から受け取ることと、その後で可変圧縮比エンジン潤滑オイルを収容する油溜め(203)へこれを送出することとを交互に行うことを特徴とする、請求項11又は12に記載の可変圧縮比エンジン用油圧ユニット。
  14. 一方で空気ポンプシリンダ(259)を、他方でオイルタンク(249)を閉じるシリンダヘッド(263)を空気ポンプ(256)が包含し、吸気バルブ(264)と、オイルタンク(249)に開口する空気出口チェックバルブ(265)とを前記シリンダヘッド(263)が包含することを特徴とする、請求項11に記載の可変圧縮比エンジン用油圧ユニット。
  15. 逆転ボール(268)をシート(267)から持ち上げるかシート(267)に嵌着させることが可能な2位置逆転シャトル(266)を空気ポンプ(256)が包含し、第1位置において、オイルポンプ(254)からのオイルをオイル室(262)へ流入させ、第2位置において、オイルポンプ(254)からのオイルおよびオイル室(262)に含まれるオイルを可変圧縮比エンジン潤滑オイルの油溜め(203)へ戻すことを特徴とする、請求項11に記載の可変圧縮比エンジン用油圧ユニット。
  16. ロック装置(269)により、2位置逆転シャトル(266)が末端位置の一方または他方に保持されることを特徴とする、請求項15に記載の可変圧縮比エンジン用油圧ユニット。
  17. オイルポンプ(254)からのオイルがオイル室(262)へ流入するようにピストン(258)と接触するとともに両端部の一方を介して逆転シャトル(266)を押し戻すことが可能である接触ポイント(277)を一方で、オイル室(262)の圧力が後部に印加される圧力ロッド(278)を他方で空気ポンプ(256)が包含し、オイルポンプ(254)からのオイルとオイル室(262)に含まれるオイルとが可変圧縮比エンジン潤滑オイルの油溜め(203)へ戻ることができるように前記圧力ロッド(278)が他端部を介して前記逆転シャトル(266)を押し戻すことが可能であることを特徴とする、請求項11又は15に記載の可変圧縮比エンジン用油圧ユニット。
  18. 空気ポンプ(256)が、少なくとも一つの吸気バルブ(264)を包含する、請求項11に記載の可変圧縮比エンジン用油圧ユニット。
  19. 加圧空気容器(244)に開口する少なくとも一つの空気出口チェックバルブ(265)を空気ポンプ(256)が包含することを特徴とする、請求項11に記載の可変圧縮比エンジン用油圧ユニット。
  20. 一方で前記吸気バルブ(264)を開くのに必要な圧力差を低下させるためと、他方で空気室(261)へ流入する空気の量を増加させるためにOリングシール(280)と協働する大径ベル(279)を吸気バルブ(264)が包含することを特徴とする、請求項11又は18に記載の可変圧縮比エンジン用油圧ユニット。
  21. 吸気バルブ(264)が、空気がオイルから分離されるようにする装置(316)を介して、可変圧縮比エンジン潤滑オイルの油溜め(203)に含まれる空気が空気室(261)へ流入するようにすることを特徴とする、請求項11又は18に記載の可変圧縮比エンジン用油圧ユニット。
  22. マルチステージ圧力増幅器(241)が、マルチステージ増幅器ケーシング(286)と、前記ケーシング(286)に形成されて可変圧縮比エンジン潤滑回路と前記ユニットのオイルタンク(249)のいずれかと連通する少なくとも一つの放圧シリンダ(282)と一方で、前記エンジンのプレスアクチュエータ(170)と油圧連通する受圧シリンダ(283)と他方で協働するマルチステージピストン(281)とを包含することを特徴とする、請求項1に記載の可変圧縮比エンジン用油圧ユニット。
  23. マルチステージピストン(281)の位置が測定されるようにする少なくとも一つの偏向センサ(284)をマルチステージ圧力増幅器(241)が包含することを特徴とする、請求項22に記載の可変圧縮比エンジン用油圧ユニット。
  24. マルチステージ圧力増幅器(241)が、自身が包含するステージと同数のステージ電気バルブ(285)を包含し、前記ステージ電気バルブ(285)の各々が、可変圧縮比エンジン潤滑回路と、前記ユニットに属する加圧空気容器(244)により加圧状態に保持されたオイルタンク(249)のいずれかとの連通状態にステージを置くことを特徴とする、請求項1に記載の可変圧縮比エンジン用油圧ユニット。
  25. マルチステージ圧力増幅器(241)のステージ電気バルブ(285)が、前記ステージ電気バルブ(285)の二つの入口の一方または他方が出口との連通状態に置かれるようにするステージ選択スプール(287)を包含し、前記二つの入口が同時に前記出口との連通状態に置かれることが可能ではないことを特徴とする、請求項1又は24に記載の可変圧縮比エンジン用油圧ユニット。
  26. ステージ電気バルブ(285)が包含するステージ選択スプール(287)が、前記スプールの第1端部を前記エンジンの潤滑回路の圧力との連通状態に置くことにより一方向に、前記スプール(287)の第2端部に力を加える戻りばね(288)により他方向に作動することを特徴とする、請求項25に記載の可変圧縮比エンジン用油圧ユニット。
  27. マルチステージ圧力増幅器(241)のステージ電気バルブ(285)が、二つのコイルにより非同時的に生成される電磁界により移動する小型ステージ選択電気バルブスプール(289)を包含し、第1コイルが前記小型スプール(289)を押すように、第2コイルが引くように機能し、前記小型スプール(289)が、動程の両端部の一方または他方に達した時の位置にロック装置(315)によって保持され、前記小型スプール(289)が、ステージ選択スプール(287)の第1端部が、前記エンジンの潤滑回路の圧力と自由空気のいずれかとの連通状態に置かれるようにすることを特徴とする、請求項26に記載の可変圧縮比エンジン用油圧ユニット。
  28. ステージ選択スプール(287)が、自身のステージの放圧シリンダ(282)を油圧ユニット(200)のオイルタンク(249)に接続された回路と接続するダンプチェックバルブ(290)と協働し、前記ダンプチェックバルブ(290)が、前記放圧シリンダ(282)の圧力が前記回路の圧力を一定量超えた時に前記放圧シリンダ(282)から前記回路へオイルが進むようにすることを特徴とする、請求項26に記載の可変圧縮比エンジン用油圧ユニット。
  29. 前記エンジンの潤滑回路において前記油圧ユニット(200)の動作により生じる圧力の変動を軽減するための潤滑オイル蓄圧器(240)を包含することを特徴とする、請求項1に記載の可変圧縮比エンジン用油圧ユニット。
  30. 潤滑オイル蓄圧器(240)が、蓄圧器シリンダ(292)内で移動するとともに、少なくとも一つのばね(293)により前記シリンダが含むオイルに押圧された状態にある蓄圧器ピストン(291)で構成されることを特徴とする、請求項29に記載の可変圧縮比エンジン用油圧ユニット。
  31. 前記エンジンが運転していない時にオイルがオイルタンク(249)から流出するのを防止するオイル出口ロック解除装置(294)を包含することを特徴とする、請求項1に記載の可変圧縮比エンジン用油圧ユニット。
  32. オイル出口ロック解除装置(294)が、前記エンジンの潤滑オイルの圧力を受けるロック解除シリンダ(296)に収容されたロック解除ピストン(295)で構成され、前記ロック解除ピストン(295)が、ロック解除ボール(298)をシートから持ち上げるようにロック解除ロッド(297)を押圧することができるため、一方で制御アクチュエータ(8)に、他方でプレスアクチュエータ(170)に接続された油圧回路へ、オイルタンク(249)の圧力が伝達されることを特徴とする、請求項31に記載の可変圧縮比エンジン用油圧ユニット。
  33. 潤滑オイル蓄圧器(240)の蓄圧器ピストン(291)とオイル出口ロック解除装置(294)のロック解除ピストン(295)とが、同一のシリンダに取り付けられることを特徴とする、請求項30又は32に記載の可変圧縮比エンジン用油圧ユニット。
  34. 分離器シリンダ(302)に収容された分離器ピストン(301)を包含する回路分離器(300)を包含し、前記回路分離器(300)が、可変圧縮比エンジン潤滑回路に含まれるオイルおよびオイルタンク(249)に含まれるオイルが前記エンジンの制御アクチュエータ(8)に含まれるオイルと混合するのを防止するが、可変圧縮比エンジン潤滑回路に含まれるオイルまたはオイルタンク(249)に含まれるオイルが、前記エンジンの制御アクチュエータ(8)に接続された回路に含まれるオイルへ自身の圧力を付与するようにすることを特徴とする、請求項1に記載の可変圧縮比エンジン用油圧ユニット。
  35. 回路分離器(300)が、分離器ピストン(301)の位置が測定されるようにする少なくとも一つの偏向センサ(303)を包含することを特徴とする、請求項34に記載の可変圧縮比エンジン用油圧ユニット。
  36. 高圧オイルポンプ(254)からのオイルの目的地が予め選択されるようにする共通補給レール(304)を包含し、前記レールが一つの入口と少なくとも一つの出口とを有することを特徴とする、請求項1に記載の可変圧縮比エンジン用油圧ユニット。
  37. 共通補給レール(304)が、包含する出口と同数の補給用電気バルブ(243,246,257,314)を包含して、前記補給用電気バルブ(243,246,257,314)が一つの入口と一つの出口とを有することを特徴とする、請求項36に記載の可変圧縮比エンジン用油圧ユニット。
  38. 共通補給レール(304)の補給用電気バルブ(243,246,257,314)が、二つのコイルにより非同時的に生成される電磁界により移動する小型補給スプール(305,317)を包含し、第1コイルが前記小型スプールを押すように、第2コイルが前記小型スプールを引くように機能し、前記小型スプールが、動程の両端部の一方または他方に達した時の位置にロック装置(315)により維持されることを特徴とする、請求項37に記載の可変圧縮比エンジン用油圧ユニット。
  39. 共通補給レール(304)の補給用電気バルブ(243,246,257,314)の各々が、前記電気バルブの出口側に置かれた少なくとも一つの逆止チェックバルブ(306)と協働し、前記チェックバルブが、前記電気バルブの下流に位置する回路へ前記電気バルブがオイルを供給するようにするが、前記回路に含まれる前記オイルが、前記補給用電気バルブ(243,246,257,314)へ戻るのを防止することを特徴とする、請求項37に記載の可変圧縮比エンジン用油圧ユニット。
  40. 制御アクチュエータ(8)の入口圧力を選択するための装置(307)を包含し、前記選択装置(307)が選択スプール(308)を包含することを特徴とする、請求項1に記載の可変圧縮比エンジン用油圧ユニット。
  41. 制御アクチュエータ(8)の入口圧力を選択する選択スプール(308)が、二つの入口(309)の一方または他方が出口(310)との連通状態に置かれるようにする2位置スプールであり、第1位置が、エンジンの制御アクチュエータ(8)に接続された回路が、空気容器(244)により加圧状態に置かれた油圧ユニット(200)のオイルタンク(249)との圧力連通状態に置かれるようにし、第2位置が、エンジンの制御アクチュエータ(8)に接続された回路が、前記エンジンの潤滑回路との圧力連通状態に置かれるようにすることを特徴とする、請求項40に記載の可変圧縮比エンジン用油圧ユニット。
  42. 選択電気バルブ(311)が包含する制御アクチュエータ(8)の入口圧力を選択する選択スプール(308)が、前記スプールの第1端部を前記エンジンの潤滑回路の圧力との連通状態に置くことにより一方向に、前記スプール(308)の第2端部に力を加える戻りばね(312)により他方向に作動することを特徴とする、請求項40に記載の可変圧縮比エンジン用油圧ユニット。
  43. 選択電気バルブ(311)が、二つのコイルにより非同時的に生成される電磁界により移動する小型選択スプール(313)を包含し、第1コイルが前記小型スプール(313)を押すように機能するのに対して、第2コイルが前記小型スプールを引くように機能し、前記小型スプール(313)が、動程の両端部の一方または他方に達した時の位置にロック装置(315)により保持され、前記小型スプール(313)が、制御アクチュエータ(8)の入口圧力を選択する選択スプール(308)の第1端部が、前記エンジンの潤滑回路の圧力と自由空気のいずれかとの連通状態に置かれるようにすることを特徴とする、請求項42に記載の可変圧縮比エンジン用油圧ユニット。
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