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JP5264138B2 - 幟旗掲揚装置 - Google Patents

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JP5264138B2 JP2007257905A JP2007257905A JP5264138B2 JP 5264138 B2 JP5264138 B2 JP 5264138B2 JP 2007257905 A JP2007257905 A JP 2007257905A JP 2007257905 A JP2007257905 A JP 2007257905A JP 5264138 B2 JP5264138 B2 JP 5264138B2
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  • Road Signs Or Road Markings (AREA)

Description

本発明は、幟や旗、鯉幟などの幟旗を掲揚する装置に関するものであり、より詳しくは、掲揚している幟旗や昇降用のロープが、強風時であってもポールに巻きつかず、ポールを打撃することもない掲揚装置に関する。
神社の祭事や、各種の宣伝広告用として掲揚される幟旗は、古くはポールの先端にアームを組んだ逆L字形の木製支柱に対して、一側縁と上縁の二辺に適宜間隔をおいて突設した吊り紐を挿通することにより、幟旗を支柱に対して完全に固定した状態で掲揚されていた。その後、耐久性や美観に勝る金属製のポールが用いられるようになり、幟旗の揚げ下ろしの便宜を図ったり、幟旗がポールに巻き付いたりしないような工夫が種々提案されている。
例えば、特許文献1に係る幟掲揚装置では、地上に立設されるポールの上部を水平回転可能とし、この上部から水平なアームを延設することにより、幟旗が風向きに応じて回転することを許容して、幟旗がポールに巻き付くことを防止しながら、滑車を介してアーム内に挿通された昇降用のロープを巻き取ることで幟旗を揚げ、逆にロープを繰り出すことで幟旗を下げるように構成されていた。
また、例えば特許文献2に係る幟旗ポールでは、さらに揚げ下ろし操作用のロープ自体をポール内に格納しつつ、ロープの途中に連結部材を介在させて、該連結部材の上半分と下半分とが相対的に回転自在なものとすることにより、幟旗がポールを軸にして一方向に何回転しても巻き付くことがない構成が提案されている。ポール内に格納された操作用のロープは、従来のロープがそうであったように風に煽られて金属製のポールを叩くことがないので、不快な金属音が生じないという効果もあるとされている。
実開平7−41576号公報 特開平8−86122号公報
確かに、これら従来の幟旗掲揚装置によれば、ロープ操作によって幟旗の揚げ下ろしを可能としながらも、風によって幟旗がポールに巻き付くことや、ロープが不快な金属音を立てることをある程度防止することができる点は評価できたが、前記特許文献1に係る幟掲揚装置では幟旗を掲揚した後にロープを仮固定する係止部はポールの下部に設けられているため、幟旗が同一方向に何度も回転した場合にはロープがポールに巻き付いてしまい、揚げ下ろし操作の妨げになってしまうという欠点があった。この点、ロープの途中に連結部材を介在させた前記特許文献2に係る幟旗ポールであれば、同一方向に何度回転してもロープの巻き付きは生じないが、ロープのほぼ全体がポール内に格納される関係上、メンテナンス等が煩雑になるという新たな欠点があった。
本発明では、簡易な構造でメンテナンス等を容易にしつつ風向きの変化に応じて幟旗の方向を変えることを可能にし、風によって幟旗がポールに巻き付くことや、ロープが不快な金属音を立てることを確実に防止できる幟旗掲揚装置の提供を主な課題とするものである。
前記の課題解決を図るべく、本発明に係る幟旗掲揚装置では、地上から上方へ立設されたポール本体と、該ポール本体の上端において水平回転自在に軸着した回転体と、このポール本体下方においてポール本体を軸にして水平回転自在に遊嵌した回転錘体と、これら回転体及び回転錘体間に張設した無端環状の操作ロープと、この操作ロープに対し幟旗の掲揚状態において幟旗装着部と、回転錘体に掛止される係止部とを設けてなる幟旗掲揚装置とした。無端環状の操作ロープは、回転体上部に設けた笠部の滑車と回転錘体に設けた滑車との間に張設して、回転錘体を吊下げ状態にしている。この回転錘体の吊下げは、操作ロープのほか、回転体上部に設けた笠部と回転錘体との間に支持ロープを張設して、回転錘体を吊下げ状態にしてもよい。操作ロープは回転体及び回転錘体に設けた滑車に掛け回して上下させ、幟旗を昇降させる。
ここで、地上から立設されるポール本体は、ステンレススチール又はアルミニウム合金などの金属製又は強化プラスチック製のパイプからなり、直管でもよいが、先端へ行くほど細くなるテーパ状のポールが風に対して安定するので好ましい。また、その基部は、必ずしも地中に埋設固定したものに限らず、錘付き開脚式のスタンドで仮に設置されるものも含む。こうした仮設タイプの幟旗掲揚装置は、イベント会場等における時限的な設置として、需要が見込まれるものである。
回転体は、ポール本体の上端において水平回転自在に軸着しているが、回転体上部に笠部を設け、この笠部はポール本体を十分カバーする大きさで、かつその外周付近の下面に操作ロープの上滑車が取り付けられた構造である。また、上下に長い幟旗の取り付けに必要な幟旗吊下げアームを回転体又は笠部から延設する場合もある。
この笠部と垂直方向に対向した下方の回転錘体は、ポール本体の下方において水平回転自在にポール本体に遊嵌すると同時に、この回転錘体に操作ロープの下滑車が取り付けられ、また、操作ロープを幟旗が掲揚状態に保つためのフックが取り付けられている。このフックと操作ロープに設けたフック受けとで、操作ロープの係止部を構成している。そして、この操作ロープの滑車間の掛け回しによって、係止部の係脱如何に拘わらず、回転錘体が吊り下げられてポール本体に沿って摺動して一定位置以下に落下しないようになっている。場合により、ポール本体における回転錘体より下方位置にストッパを設けて、地面までの落下を防ぎ、安全性を保ち、かつ幟旗の汚染を防止するようにするとよい。
更に、回転錘体の上方には回転錘体よりも外方に広がる鍔部が一体的に突設してあり、この鍔部の一部を穿孔して導孔を設け、その導孔内を上下する2本の操作ロープが通るように構成してある。
操作ロープは、上述のように、これら回転体に一体となった笠部の上滑車及び回転錘体の下滑車間に張設した無端の環状ロープであり、幟旗の揚げ降ろしの操作に用いる。そして、この下滑車の回転軸にモータを取り付ければ、正逆回転により電動式自動掲揚装置となる。幟旗の掲揚状態において、旗の場合は、幟旗の揚げ降ろしのための操作ロープには、上方に幟旗装着部を設け、下方に回転錘体との掛止部を設けている。係止部は操作ロープを無端に接続するための連結環を係止フック受けと兼用している。操作ロープの材質は、特に限定されないが、天然又は合成繊維製ロープやステンレス製のワイヤロープが好適に用いられる。
ところで、上記笠部はポール本体の上端において回転体により水平回転自在に軸着されているので、この笠部に風受け板を設けると風にはためく幟旗は常に風向きに順応する。風受け板はまた、笠部に設けた幟旗吊下げアームに設けても良い。このようにすると、更に風向きの変化により迅速に反応する。
また、幟旗が幟の場合には、幟の上縁が幟支持バーに取り付けられている。そして、この幟の揚げ降ろしのために必要な吊下げロープは、その一方が笠部から延設した吊下アームを経由して幟支持バーの中間部に取り付けられており、また、片方の吊下げロープは操作ロープに結合されている。この場合、幟のポール本体側には上下に連続したハトメ穴があり、その穴にリングを通して操作ロープと吊下げロープとポール本体とを、そのリングで掛け回し連結されているので、幟は操作ロープの上げ下げにより昇降自在になっている。更に、幟の支持と昇降を確実にするために、回転体上部の幟吊下げアームと下方の回転錐体にも受けアームを設け、前記幟吊下げアーム先端と前記受けアーム先端との間に幟支持ワイヤを張架して幟の外側の縁に上下に連続したハトメの穴を設けてそのハトメ穴に通したリングで幟支持ワイヤを掛け回した構造にしている。
本発明に係る幟旗掲揚装置では、掲揚時の幟旗が比較的短い幟や旗は、ポール本体の上端において水平回転自在に軸着した回転体の笠部と、ポール本体下方において水平回転自在に遊嵌した回転錘体との間を結ぶ操作ロープの上部にのみ取り付けられ、幟旗の下部は単に操作ロープとポール本体を掛け回したリングに支持されているのみであるし、回転錘体も操作ロープや支持ロープで吊り下げられてポール本体に対して自由に水平回転するために、幟旗本体や操作ロープの巻き付きは一切生じない。
また、長尺の幟の場合、幟のポール側は、上下に連続して複数のハトメ穴があり、その穴にリングで操作ロープと吊下げロープとポール本体とを掛け回し連結されているので、幟は操作ロープの上げ下げにより昇降自在になっている。更に、幟の支持を確実にするために、ポールの幟の反対側に幟支持ワイヤを設けて、幟の外側の縁に新たに設けたハトメ穴に通したリングで幟支持ワイヤに掛け回す構造にしているので、これまた、たとえ長尺の幟が風力によって一方向に何回も回転したとしても、回転錘体が同一方向に水平回転するので操作ロープや幟がポール本体に巻き付くことはないし、幟が強風にはためくことがなく、かつ、正確に昇降する。
ここで、回転錘体は、ポール本体上部回転体との間に掛け回した無端の環状操作ロープや支持ロープにより支持されているので、一定位置以下に落下しない。そして、幟旗を取り付けている操作ロープの係止状態が解放されて幟旗がその自重で降下する際にも、また、再び幟旗を掲揚して操作ロープを係止部に仮固定する際にも、ともに容易になり操作性が良好である。
また、回転錘体における係止部より上方位置に鍔部を突設し、その鍔部の一部に穿孔した導孔内をロープが通るよう構成しているので、幟旗がどこまでも降下することがなく、係止部等に絡みつくことがなく、再び掲揚する場合の操作が容易になる。更に、回転体上部に幟旗吊下げアームを設け、回転錘体にも受けアームを設け、前記幟旗吊下げアーム先端と前記受けアーム先端との間に幟支持ワイヤを張架し、これらによって幟を左右から支持すると、長尺の幟の風によるはためきを十分に抑えることができる。
上部回転体の笠部に設けた風受け板により、風にはためく幟旗は常に風向きに順応して見映えがよい。そして上記の構成と相俟って、全体として、強風に対する巻き付き防止対策が万全であり、長尺の幟も短い旗の揚げ降ろし操作がいずれも容易な幟旗掲揚装置となっている。
以下、本発明に係る幟旗掲揚装置につき、図面に従って詳細に説明する。図1は、本発明に係る幟旗掲揚装置の一例を示す側面図である。図2は、図1に示した幟旗掲揚装置における上端笠部近傍の部分拡大側面図である。また、図3は細長い幟に対応した笠部の他の例を示す笠部近傍の部分拡大側面図である。図4は、図1に示した幟旗掲揚装置における下端錘体近傍の部分拡大断面図である。図5は、長尺の幟に好適な本発明に係る幟旗掲揚装置の他の例を示す側面図である。
これらの図において、ポール本体1は、地中に埋設されたコンクリート製基礎Kを用いて地上から上方へ立設されており、このポール本体1の上端においてベアリング等を介して水平回転自在に軸着した回転体2と、このポール本体1下方において水平回転自在に遊嵌した回転錘体3とが設けられている。本例の回転錘体3は、横断面がドーナツ状を呈している二重筒状体であり、その内部に砂等が充填されて、錘体の重量は幟旗4と操作ロープ5及びこれらに付随する部材の合体重量より大となるよう構成され、ポール本体1を回転軸として水平回転自在に遊嵌されている。
これら回転体2及び回転錘体3間に張設した無端の環状をした操作ロープ5と、この操作ロープ5に対し幟旗4の掲揚状態において旗4aの場合は上方に幟旗装着部6と、下方に回転錘体3に掛止される係止部7とを設けている。幟旗装着部6の具体例として、図2のように操作ロープ5に固定した上向きのフックが挙げられる。したがって、幟旗掲揚装置全体は幟旗4が掲揚状態にあっても、降下状態にあっても、常に操作ロープ5は回転錘体3の自重によって緊張状態を保ち、かつポール本体1を軸として水平回転可能であるから、幟旗4がポール本体1や操作ロープ5へ巻き付くことが防止できるのである。回転錘体3の吊下げは、図1にみられるように操作ロープ5に加えて支持ロープ51によっても可能である。両者を併用すると回転錘体3の荷重が分散して操作ロープ5の破断防止に役立つ。
ここで、地上から立設されるポール本体1は、軽量なアルミ合金製のパイプからなり、固定の場合は図1のように基部Kを地中に埋設固定するが、移動式の場合は開脚式スタンドやコンクリートブロックのような基礎ブロックで仮設置される。
回転体2上部の笠部21は、図2に見られるように、幟旗4が国旗のような旗4aの掲揚に適したもので、ポール本体1の上端において水平回転自在に軸着した回転体2と一体となっているが、ポール本体1を十分カバーする大きさの円盤22で、かつその外周付近の下面に操作ロープ5を架け回す上滑車8が取り付けられた構造である。この場合円盤22の上面半径方向に風受け板23が設けられている。また、幟旗4が上下に長い幟4bの場合は、図3に示すように、幟4bを常に広げておくためにその上縁を幟支持バー9によって吊り下げるようにするが、その幟支持バー9の揚げ降ろし用の吊下げロープ10の取り付けに必要な幟旗吊下げアーム11を笠部21の円盤22から延設している。吊下げロープ10は幟旗吊下げアーム11と笠部21下方の滑車8a,8bによって支持され、先端は幟支持バー9に、基端は接点Bで操作ロープ5に接続されている。
この笠部21と垂直方向に対向した下方の回転錘体3は、図4に示すように、ポール本体1の下方基部付近において水平回転自在にポール本体1に遊嵌すると同時に、この回転錘体3の側面に操作ロープ5との係止部7を設けている。係止部7は、この場合、回転錘体3に設けた下向きの外れ止め係止フック31と操作ロープ5に設けた繋ぎリング52とで構成している。繋ぎリング52は操作ロープ5を無端に接続するのにも用いられ、例えば、ねじで取り外し可能なリングを用いて、これに両端を折り返して止め、熱収縮性樹脂パイプを嵌めて加熱密着してアイフックとしたものにすると、摩擦がなくて安定した幟旗の揚げ降ろしができる。そして回転錘体3がポール本体に沿って摺動して一定位置以下に落下しないように、ポール本体1における回転錘体3より下方位置にストッパ13を設けている。
更に、回転錘体3の上方には回転錘体3よりも外方に広がる鍔部14が一体的に突設してあり、この鍔部14の一部に穿孔した導孔15を設け、その導孔15内を操作ロープ5が通るよう構成してある。鍔部14は、幟旗4を降ろした際に受け止めて地上に接触して汚れるのを防止するためであり、導孔15は操作ロープ5のポール本体1への巻き付きを防止するためである。
操作ロープ5は、笠部21の上滑車8及び回転錘体3の下滑車16間に張設した無端の環状ロープであり、幟旗4の揚げ降ろしの操作に用いる。下滑車16の回転軸にモータを取り付ければ、正逆回転により電動式自動掲揚装置となる。前述のように幟旗4の揚げ降ろしのために操作ロープ5に対し幟旗4の掲揚状態において上方の幟旗装着部6と、下方の回転錘体3に掛止される係止部7とを位置固定して設けている。旗の場合は図2に示すように、旗4aと操作ロープ5とが直接結ばれており、幟の場合は図3に示すように幟支持バー9と吊下げロープ10の掛け回しによって、操作ロープ5の下方接点Bによって結ばれている。いずれの場合も操作ロープの正逆転操作で幟旗4の揚げ降ろしができるのである。操作ロープ5の材質は、特に限定されないが、天然又は合成繊維製ロープやステンレス製のワイヤロープが好適に用いられる。
本発明の幟旗掲揚装置は、幟旗のポール本体1への巻き付きを防止するために操作ロープ5と幟旗4が一体となって回転体2と回転錘体3によってポール本体の回りを回転するようにしたことを特徴とするが、この回転をより確実にするために、幟旗がその全長に亘ってポール本体1から離れないようにリング18を設けている。リング18は、幟旗4が国旗のように旗4aが短いときは、国旗の裾にもう一組のリング18を設け、幟4bのように長い場合は適当間隔に複数組のリング18を掛け回すと幟旗4が安定する(図1,図3)。幟4bの場合、吊下げロープ10で支持された幟支持バー9に取り付けられた幟のポール本体側に設けたハトメ41にリング18で操作ロープ5と吊下げロープ10とポール本体1を掛け回して連結されて昇降自在になっている。
更に、幟旗4のポール本体1への絡みつきをより確実に防止するべく、図1に示されるように、旗4aにおけるポール本体1側の下端に設けたハトメ41には、他のリング18と異なり、操作ロープ5の片方のみを挿通した小リング19を設けるとともに、小錘42を垂下しておくとよい。
図5の例は、更に幟4bの支持を確実にするために、回転体2上部の幟旗吊下げアーム11と対向して下方の回転錘体3にも受けアーム17を設け、幟旗吊下げアーム11先端と受けアーム17先端との間に幟支持ワイヤ43を張架した構造としたものである。更に、回転体2上部に幟旗吊下げアーム11を取り付ける支持ポール44を設け、幟旗吊下げアーム11を水平に保持する引っ張りワイヤ45を設けている。回転錘体3に設けた受けアーム17は、幅のある平板にして幟支持ワイヤ43と回転錘体3下方間に取り付けた引っ張りワイヤ46とで水平に支持されている。幟支持ワイヤ43の張力調整にはコイルスプリング又はタンバックル47あるいはこれらの直列組み合わせが好ましい。幟4bの両縁には多数のハトメ41とリング18を取り付け、これらリング18は、図5に示すように、幟4bの左側はポール本体1と操作ロープ5と吊下げロープ10とを一体に掛け回し、その右側は幟支持ワイヤ43に掛け回すと、長尺の幟4bが降下した際に平板状の受けアーム17上へ襞状に収納することができる。この受けアーム17には、その断面を図4に示すように、前記回転錘体3の鍔部14と同様にポール本体1付近の一部を穿孔して導孔15を設け、その導孔15内を操作ロープ5が通るよう構成してある。
ところで、上記笠部21はポール本体1の上端において回転体2と直結して水平回転自在に軸着されているので、この笠部21の円盤22の半径方向に上向きの風受け板23を設けると風にはためく幟旗4は常に風向きに順応する。風受け板23はまた、笠部21に設けた幟旗4の幟旗吊下げアーム11に設けてもよい。このようにすると、更に風向きの変化により迅速に反応する。
本発明に係る幟旗掲揚装置は、以上のような構成にしたことにより、掲揚された幟旗が風向きに応じてポール本体を中心にして左右に何回転しても、幟旗本体や操作ロープはポール本体への巻き付きやロープがポール本体に接触して不快な金属音を立てることを確実に防止する。また、操作ロープの係止状態が解放されて幟旗がその自重で降下する際にも、錘体が地上まで落下しないので、再び幟旗を掲揚して操作ロープを係止部に仮固定する操作が容易になり操作性が良好となっている。
本発明に係る幟旗掲揚装置の一例を示す側面図である。 図1に示した幟旗掲揚装置における上端に設けた笠部近傍の部分拡大側面図である。 細長い幟に対応した笠部の他の例を示す笠部近傍の部分拡大側面図である。 図1に示した幟旗掲揚装置における下端に設けた錘体近傍の部分拡大断面図である。 長尺の幟に好適な本発明に係る幟旗掲揚装置の他の例を示す側面図である。
符号の説明
1 ポール本体
2 回転体
3 回転錘体
4 幟旗
5 操作ロープ
6 幟旗装着部
7 係止部
8 上滑車
9 幟支持バー
10 吊下げロープ
11 幟旗吊下げアーム
12 フック受け
13 ストッパ
14 鍔部
15 導孔
16 下滑車
17 受けアーム
18 リング
19 小リング
21 笠部
22 円盤
23 風受け板
41 幟旗のハトメ
42 小錘
43 幟支持ワイヤ
44 支持ポール
45 引っ張りワイヤ
46 引っ張りワイヤ
47 タンバックル
51 支持ロープ
52 繋ぎリング
K コンクリート製基礎

Claims (5)

  1. 地上から上方へ立設されたポール本体1と、該ポール本体1の上端において水平回転自在に軸着した回転体2と、該ポール本体1下方においてポール本体を軸にして水平回転自在に遊嵌した回転錘体3と、これら回転体2及び回転錘体3間に張設した無端環状の操作ロープ5とからなり、
    該操作ロープ5に対し幟旗4の掲揚状態において上方の幟旗を固定する位置に設けた幟旗装着部6と、その位置で前記操作ロープを固定するための回転錘体3に掛止される下方の係止部7とを設けてなり、
    回転錘体の上方位置に鍔部を突設し、該鍔部の一部に穿孔した導孔15内を操作ロープ5が通るよう構成してなる幟旗掲揚装置。
  2. 操作ロープ5は回転体2上部に設けた笠部21の滑車8と回転錘体3に設けた滑車16との間に張設して、回転錘体3を吊下げ状態にしてなる請求項1記載の幟旗掲揚装置。
  3. 回転錘体3の吊下げは、操作ロープ5のほか、回転体上部に設けた笠部と回転錘体3との間に支持ロープ51を張設して、回転錘体3を吊下げ状態にしてなる請求項2記載の幟旗掲揚装置。
  4. 地上から上方へ立設されたポール本体1と、該ポール本体1の5は上端において水平回転自在に軸着した回転体2と、該ポール本体1下方においてポール本体を軸にして水平回転自在に遊嵌した回転錘体3と、これら回転体2及び回転錘体3間に張設した無端環状の操作ロープ5とからなり、
    該操作ロープ5に対し幟旗4の掲揚状態において幟旗を固定する位置に設けた幟旗装着部6と、その位置で前記操作ロープを固定するための回転錘体3に掛止される係止部7とを設けてなり、
    回転体2上部に支持ポール44を設け、該支持ポール44から幟旗吊下げアーム11を延設し、
    回転錘体3に幅のある平板状の受けアーム17を設け、前記幟旗吊下げアーム11先端と該受けアーム17先端との間に幟支持ワイヤ43を張架し、
    前記幟旗吊下げアーム11と幟旗支持バー9との間は操作ロープ5の中間から掛け回した吊下げロープ10で連結して、操作ロープ5と連動して幟旗4の昇降を可能とし、
    前記受けアーム17の基部に穿孔した導孔15内を操作ロープ5が通るよう構成してなる幟旗掲揚装置。
  5. 笠部21又は笠部21に設けた幟旗吊下げアーム11に風受け板23を設けてなる請求項又は4いずれか記載の幟旗掲揚装置。
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