JP5262992B2 - 内燃機関の制御装置 - Google Patents
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Description
本発明を適用するエンジン(内燃機関)の概略構成を図1を参照して説明する。なお、図1にはエンジンの1気筒の構成のみを示している。
ECU100は、図2に示すように、CPU101、ROM102、RAM103及びバックアップRAM104などを備えている。
この例のエンジン1、つまり、ブローバイガス還流システムを備えた過給機付きエンジンにおいては、上述したように、クランク室1gからのブローバイガスがインタークーラ55内に流入し、そのブローバイガス中のオイルミストがインタークーラ55によって冷却されて液化される。これによってインタークーラ55内に液化したオイルが次第に溜まっていく。そして、インタークーラ55内に溜まったオイル滞留量が多くなって、オイルが吸気通路11を通じてエンジン1の燃焼室1dに一気に流れ込むと、オイルハンマー(油撃)を引き起こす可能性がある。
目標空気量(新規空気量)を算出する。具体的には、エンジン回転数センサ25の出力信号から得られるエンジン回転数NE及び燃料噴射量Q(指令値)に基づいて、EGRマップを参照して目標EGR率(EGR率=[EGR量/(EGR量+吸入空気量(新規空気量)](%))を算出し、その算出した目標EGR率から目標空気量Gtを算出する。
現在のエンジン回転数NE及び燃料噴射量Q(指令値)に基づいて、図4のオイル溜まり量算出マップを参照して、単位時間当たりのオイル溜まり量A[mg/sec]を算出する。
エアフロメータ22の出力信号からインタークーラ55内を通過する空気量(以下、I/C通過空気量ともいう)を算出し、その算出したI/C通過空気量(新規空気量)に基づいて、図5のオイル持ち去り量算出マップを参照して、単位時間当たりのオイル持ち去り量B[mg/sec]を算出する。
インタークーラ55内に溜まったオイル滞留量Cを算出する。具体的には、ステップST102で算出したオイル溜まり量A[mg/sec]と、ステップST103で算出したオイル持ち去り量B[mg/sec]とを用いて、それらの収支から、インタークーラ55内に溜まるオイル滞留量C[mg]を、演算式[(C←C(前回値)+(A−B)×t) t:1制御周期の時間(例えば10ms)]に基づいて算出する。
水温センサ21の出力信号から得られる水温Tw[℃]、及び、ステップST104で算出したオイル滞留量C[mg]を用いて、図6のマップを参照して目標空気量オイル溜まり補正係数αを算出する。
現在のエンジン回転数NE及び燃料噴射量Q(指令値)に基づいて、図7のマップを参照して、目標空気量オイル溜まり補正量D[kg/h]を算出する。その算出した目標空気量オイル溜まり補正量Dと、ステップST105で算出した目標空気量オイル溜まり補正係数αとを乗算し、その乗算値(α×D)を、ステップST101で算出した目標空気量に加算して、目標空気量(新規空気量)Gtを増量補正する(Gt+(α×D))。この補正後の目標空気量(Gt+(α×D))に基づいてEGRバルブ62の開度が制御される。
以上の例において、インタークーラ55の冷却効率は外気温によって変化し、インタークーラ55内で液化するオイルミスト量が変化するので、この点を考慮して、図3のステップST102にて算出するオイル溜まり量Aを、外気温に応じて補正するようにしてもよい。また、車速によりインタークーラ55の冷却効率が変化する点を考慮して、車速に応じてオイル溜まり量Aを補正するようにしてもよい。さらに、エンジン1のエンジンオイルの劣化(走行距離や運転時間に起因する劣化)によりオイル粘度が変化するので、この点を考慮して、オイル劣化度合いに応じてオイル溜まり量Aを補正するようにしてもよい。
1d 燃焼室
1e ブローバイガス流路
1f シリンダヘッド室
1g クランク室
10 ブローバイガス通路
11 吸気通路
12 排気通路
5 ターボチャージャ
51 タービンホイール
52 コンプレッサインペラ
55 インタークーラ
6 EGR装置
61 EGR通路
62 EGRバルブ
22 エアフロメータ
25 エンジン回転数センサ
100 ECU
Claims (4)
- 吸気通路に空気を冷却するインタークーラが設けられているとともに、燃焼室からクランク室へ漏出したブローバイガスを、ブローバイガス通路を通じて前記インタークーラの上流側の吸気通路に戻すブローバイガス還流システムを備えた内燃機関に適用される制御装置であって、
前記インタークーラ内に溜まったオイルの滞留量に応じて当該インタークーラ内を通過する空気量を制御することを特徴とする内燃機関の制御装置。 - 請求項1記載の内燃機関の制御装置において、
前記インタークーラ内のオイル滞留量が多い場合は少ない場合と比較して、インタークーラ内を通過する空気量を多くすることを特徴とする内燃機関の制御装置。 - 請求項1または2記載の内燃機関の制御装置において、
前記内燃機関の運転状態に基づいて前記インタークーラ内に溜まるオイルの溜まり量を算出するオイル溜まり量算出手段と、前記インタークーラ内を通過する空気量に基づいて当該インタークーラ内のオイルが外部に持ち去られる量を算出するオイル持ち去り量算出手段とを備え、前記各算出手段にて算出されるオイル溜まり量とオイル持ち去り量とから前記インタークーラ内に溜まったオイル滞留量を算出し、前記オイル滞留量に応じて当該インタークーラ内を通過する空気量を制御することを特徴とする内燃機関の制御装置。 - 請求項1〜3のいずれか1つに記載の内燃機関の制御装置において、
前記内燃機関には、排気通路に排出される排気ガスの一部を前記インタークーラの下流側の吸気通路に還流する排気ガス還流通路と、前記排気ガス還流通路に設けられ、前記排気通路から前記吸気通路に環流する排気ガスの量を調整する排気ガス環流量制御バルブとを備えた排気ガス再循環装置が搭載されており、前記インタークーラ内のオイル滞留量に応じて、前記排気ガス環流量制御バルブの開度を制御して前記インタークーラ内を通過する空気量を制御することを特徴とする内燃機関の制御装置。
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